「春から大学生だけど、1年生のうちにやるべきことって何?」
「せっかく大学に入ったなら色々と遊びたいけれど、最低限こなすべきことを知りたい」
「『楽単』『落単』ってよく聞くけど、何のことなのか分からない」
このような疑問や悩みを抱える高校生・大学1年生の方は多いことでしょう。
この記事では大学1年生のうちにやるべきことや効果的な時間の使い方、おすすめの活動10選についてはもちろん、「楽単」「落単」についても詳しく解説していきます。
ぜひ本記事を参考に大学1年生のうちにこなすべきことに取り組み、学生生活を楽しみながら就活をはじめとした将来への万全な対策をしてください。
- 大学1年でやるべきこと
- 大学1年時の時間の使い方
- 大学1年におすすめの活動10選
- 楽単と落単について
- 大学1年でやるべきことを知りたい人
- 大学1年時の時間の使い方を知りたい人
- 大学1年におすすめの活動を知りたい人
- 楽単と落単について知りたい人
【大学1年生でやるべきことは?】高校時代と同じ過ごし方ではもったいない!
この記事を見に来ている人は将来の就活のことを考えて1年生のうちから行動を起こしたいと考えていることでしょう。
長いようで短い4年間という歳月の中で、早い段階で対策をしておくことは就活においても確実に役に立ちます。
しかし一方で、4年間の学生生活の中でその全てを就活に費やしてしまうというのももったいない話です。
そこで本記事では「就活への不安を解消したい」「大学生活を充実させたい」という思いの両方を叶えられるようなアドバイスをしていきたいと思います。
【大学1年でやるべきことは?】時間の使い方
大学生になると時間の使い方がこれまでとは違ってきます。
高校生のときまでは、学校に行けば決まった時間割があり、放課後や土日は部活の仲間と時間を共有していたはずです。
家庭によっては門限や就寝時間を決められていた人もいるでしょう。
つまり、時間の使い方は教師や顧問、親など、自分以外の人から決められることが普通だったのです。
しかし大学では、時間をどう使うかは自分次第なのです。
- 時間割
- サークル
- アルバイト
時間割
大学では生徒が自分で時間割を決めます。
単位数なども考慮しなくてはなりませんが、基本的には受けてみたい授業や、都合のいい時間帯の授業などを自由に選んで履修登録することができます。
学校で決められた時間割で、かつ一日中授業のある高校生活と比べて、自由度は格段に上がるといって良いでしょう。
【要注意】楽単と落単
好きな授業を取れると言っても、簡単な授業ばかり選んで必修科目を残しておくのはおすすめできません。
就活をしなければならない時期に必修の単位が残ってしまい、就活に十分な時間を割くことができなくなってしまいます。
大変かもしれませんが、なるべく必修科目を先に受講しておき、後から余裕を持って好きな授業を受けられるようにしましょう。
また、「楽単」とはいわゆる比較的少ない労力で単位を取得できる授業で、出席を点数に全く含めないレポートのみで評価する授業などもあります。
一方で「落単」とは成績が不十分であり、合格単位を取得できなかった状態、つまり単位を落とすことを指します。
単位を落とす理由は基本的に欠席が規定の回数より多くなってしまった、もしくはテストで点を取れない、レポートの期限を守れないなどです。
自己管理次第で何とでもなるものが多いので、大学生になったばかりとはいえ、気を緩めないようにしましょう。
サークル
所属する団体にもよりますが、ほとんどのサークルは、基本的には出られる日のみ参加すればよいことになっているものが多く、中には活動日が決められていない団体もあります。
活動日は毎日参加しなくてはならず、休む際も毎回連絡を入れなければならない高校の部活と比べて自由度が高く、時間の使い方が一人一人に委ねられる形になっています。
サークルはガクチカにもなる!
サークルは「学生時代に力を入れたこと」として就活で話ができます。
「就活のことも考えると、サークルなんてしている暇はないのでは?」と思う人も多いかもしれません。
しかし、毎日活動があってアルバイトもする暇がないようなサークルでもない限り、特に問題はないでしょう。
主に学生時代に力を入れたことの内容はサークルバイトインターンが多いです。
サークルで何かしらの活動を行い、学びを得てさまざまな人の価値感に触れられる経験をしておけば、志望動機や自己PRを書く際も非常に楽になります。
むしろ1年生の間は比較的時間があるので、サークルに費やせる時間も多いはずです。
1年生の間こそサークルに所属しておくべきと言えるでしょう。
アルバイト
アルバイトの方法も高校時代と比べて非常に増えます。
一般的な飲食店や小売店などでアルバイトをするのはもちろんのこと、空きコマにPCを使ってアルバイトをしたりするのも良いでしょう。
高校生の時代は許されなかった、深夜や早朝に働いたりすることもできるので、お金の稼ぎ方が高校生の頃に比べて増えます。
また、カフェや塾講師のアルバイトをする大学生は多いので、この2つについて話しておきます。
カフェは時給が安いことが多いですが、バイトに大学生が多いため、他の大学の人々と知り合うことができます。
また、おしゃれな雰囲気のお店が多いので、雰囲気のあるお店で働きたいという方にぴったりです。
塾講師は時給が高く、やりがいが大きいです。
受験勉強などの指導をするのは人の人生や将来に関わるキャリアに関わってくることなので、非常にやりがいは大きいでしょう。
特に大学1年生は受験勉強してから日数がそこまで経っていないため、自信を持って教えられるはずです。
【大学1年でやるべきことは?】大学4年間はあっという間
大学生活は「人生の夏休み」といわれていることをご存じでしょうか。
高校生のときにイメージする学生といえば、1日数時間授業に出て、あとはアルバイトや遊びに明け暮れているというものだった人もいるはずです。
「大人」として扱われることも多くなるため、教師や親からの厳しい監視からも解放され、大学生活を満喫している人が多いのは事実でしょう。
しかし実質、自由に使える時間が多いのは1、2年生のときだけです。
大学3年からは就活も始まるため、忙しくて遊んでいる時間はほとんどなくなります。
そのときになって後悔しないように、大学1年生がやるべきことをご紹介しましょう。
【大学1年でやるべきことは?】大学1年におすすめの活動10選!
自由な時間の多い大学1年生。
正直何をしたらいいかわからない...という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、時間のある大学1年生におすすめの活動を10個紹介します!
ただしこれらの活動は前提として学業を疎かにしない上で挑戦するようにしましょう。
学業に精神的または時間的余裕があり、これから何をやろうか迷っている人は是非参考にしてみてください。
- アルバイト
- 色々な人と繋がりを持つ
- ワクワクすることを探す
- 学割サービスの利用
- 運転免許の取得
- 英語学習
- インプットする習慣
- アウトプットする習慣
- 自己分析
- 資格取得
1.アルバイト
アルバイトでの職業経験は非常に強いガクチカになり得ます。
アルバイトは雇用形態こそ正社員ではありませんが、お金をもらって仕事をするということに変わりはありませんし、責任も伴います。
つまり大変なことや苦労することもありますが、それをどのように工夫して乗り越えたかについて話すことができます。
アルバイト経験を積むことで、自己PRや志望動機において、大きく他の志望者と差をつけられることでしょう。
2.色々な人と繋がりを持つ
高校までと比べて大学ではたくさんの人と出会うことになります。
学生数自体も高校などと比べて格段に増えますし、部活やサークル、またアルバイトなど、自分が身を置く団体の数も増えるため、その分出会う人の数も大きく増えます。
色々な価値観の人と出会って自分の視野を広げたり、共通の趣味や同じ目標を持つ人と出会ったり、大学生のうちに人間関係を大きく広げておくことをおすすめします。
3.ワクワクすることを探す
時間に余裕がある大学1年生のうちに、好きなことに没頭するのは大切なことです。
しかし実際には「何がやりたいのかわからない」「このままでは将来が不安...」という人も多いでしょう。
そんなときは、自分にとってワクワクすることを探してみてください。
それを突き詰めていけば、そのまま仕事になるかもしれません。
ワクワクすることを仕事にできれば、仕事に対するモチベーションも上がり、毎日が楽しくなるのではないでしょうか。
4.学割サービスの利用
実店舗だけでなく、Amazon、YouTube、Apple Musicなどの各種サブスクリプションサービスでも、学生割引システムが導入されているところはたくさんあります。
自分が普段よく利用するものであれば、学割をぜひ利用するようにしましょう。
サブスクリプションサービスなどは、学割期間が終わって一般料金になった後だと加入のハードルが高くなるということもありますので、まだ学割を利用していないという方は、自分が利用しているサービスに学割システムが導入されているか確認してみましょう。
5.運転免許の取得
運転免許があると遠くまで移動できるようになり、就活にも役立つことがあります。
時間がある大学生のうちに取得しておいたほうがよいでしょう。
社会人になってからだと、教習所に通ったり合宿に参加したりするのは難しくなります。
6.英語学習
英語学習は大学1年生の時に取り組んでおきたいことの筆頭と言えます。
TOEICなど、1人で勉強できるものはもちろんのこと、留学についても興味のある方にはおすすめできます。
しかし留学に行くと、一定の期間大学に通えなくなるので、留年してしまわないよう、事前に単位数や留学先での交換単位数などを計算しておく必要があります。
特に教育学部以外に在籍していて、教職を取っている人はかなり取得単位数が多いです。
4年間での卒業を目指しつつ、教職教員免許も取り、さらに留学に行くとなるとかなり厳しいかもしれません。
ただし4年以内での卒業にこだわっていない場合は、1年休学したりするのも視野に入れて留学に行くのは良いことでしょう。
学生として扱われるうちはお金の免除などがありますし、1年間留学などで卒業が遅れたところで新卒であることに変わりはないです。
就活に影響することもありませんし、むしろ英語が話せるならば、受ける企業の選択肢は大幅に広がることでしょう。
7.インプットする習慣
時間に余裕がある1年生のうちに、さまざまな知識をインプット(読む・聞く・見る)することもおすすめです。
大学の授業では学べないこと、自分の興味があることなど、どんな知識でも良いので、なにかの専門家になるつもりで情報や知識を取り込んでいきましょう。
社会人になった時にインプットした情報が活かせるかもしれません。
8.アウトプットする習慣
情報をインプットしたら次はアウトプット(書く、話す)することも大切です。
アウトプットすることで、取り込んだ情報が知識として定着しやすくなります。
またアウトプットすることで、インプットした情報がどれだけ身についているかをチェックすることもできます。
インプットだけで終わらず、アウトプットもセットで行うようにしていきましょう。
9.自己分析
就活の際には自己分析が重要なポイントになります。
早いうちに今までの人生を振り返り、自分史マップを作っておくとよいでしょう。
より効率的に自己分析をするためには、人生を可視化してみることが必要です。
そのなかには、自分が頑張ってきたことや自分と関わってきた人、自分の身に起きたことなど、面接の際に話せるエピソードがきっとあります。
1年生の間に自己分析をしっかりとしておくのも大切なことです。
例えば1年生の時にした自己分析と就活を行うにあたってもう一度する自己分析の間で、以前短所だと考えていたものを克服できていたりすると自分の自信にもなります。
また、そのエピソードを話すことができれば、採用担当からも高い評価を受けることができるでしょう。
やりたい仕事を見つけるうえでのきっかけにもなるかもしれませんので、詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
10.資格取得
自由な時間の多い大学1年のうちに、就活に有利な資格を取得しておくことをおすすめします。
一般的に就活に有利だと言われている資格は、TOEICだと600点以上、簿記だと2級、またMOS(Microsoft Office Specialist)と呼ばれる、ExcelやWordなどのマイクロソフトのオフィスソフトをどれだけ使いこなせるかという資格もあります。
【大学1年でやるべきことは?】自分で考えて動こう
高校生までは何事に関しても受け身で動いていたはずです。
「親に言われたから」「先生に指示されたから」ではなく、大学生になってからは自分で考えて動く癖をつけましょう。
社会人になってからはすべて自分の責任で動く必要があるので、その練習だと思ってください。
- 向こうからやってくるものはない
- 目的は?
- 道を踏み外さないように注意
向こうからやってくるものはない
「大学1年生のうちにしかできないことをしたい」と考えているなら、それがなんなのか自分で探してみる必要があります。
さまざまな業界の仕事をしてみたいなら複数のアルバイトを経験し、人との出会いを増やしたいならサークル活動に力を入れるのもよいでしょう。
就職に向けて、大学1、2年生から参加可能なインターンを探してみたり、資格取得のために勉強してみたりするのもおすすめです。
どれも向こうからやってくるものではなく、自分で探して見つけるものだということを忘れないようにしましょう。
目的は?
何かを始めるときは、明確な目的が必要です。
目的もなくただ単に「みんながやっていたから」という理由だけで物事を始めてしまうと、結果的に何も見出せずに終わってしまう可能性があります。
自分がなんのためにそれを頑張っていたのかがわからず、時間の無駄になってしまうのです。
「趣味を突き詰めて最終的には資格を取りたい」「アルバイトをたくさん経験して本当にやりたい仕事を見つけたい」など、目的を決めてから始めたほうがよいでしょう。
道を踏み外さないように注意
大学生になるとさまざまな誘惑や危険なことに出会う可能性があります。
ギャンブル、借金、犯罪行為など、自分の身を滅ぼすきっかけになるものには絶対に近づかないようにしましょう。
時間に余裕のある、大学1年。
色々なことに挑戦するのは良いことですが、道を踏み外さないように注意しましょう。
【大学1年生でやるべきことは?】まとめ
大学1年生のうちにやるべきことはいろいろありますが、何をやるにしても目的を明確にしておくことが大切です。
どんなことでも就活やその先の将来につながっていると考え、自分が本当にやりたいことを探してみるのがおすすめです。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート