ガクチカで嘘はバレる!?自信がない経験を魅力的に伝えるテクニックを徹底解説

ガクチカで嘘はバレる!?自信がない経験を魅力的に伝えるテクニックを徹底解説

「ガクチカは話の内容を盛ってもよいの?」
「内定が決まってからガクチカの嘘がバレたらどうなるの?」

このように、ガクチカを作成する際に沢山の疑問や不安があるのではないでしょうか。

本記事では、ガクチカを作成する際に嘘をついてはいけない理由や面接官に興味を持たせるガクチカの作成のコツについて紹介しています。

ガクチカについて詳しく知りたいと思っている人は、是非この記事をチェックしてみてください。

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【ガクチカの嘘】ガクチカで嘘をついてもばれない?

ガクチカで嘘をついても、ペナルティがなかったり、内定をゲットできたりするかという点は、ガクチカを作成するにあたって気になるポイントでしょう。

結論から言うと、ガクチカでついた嘘はばれます。

しかし、基本的にはガクチカに書いてある内容を調べたり、調査のような形をとる企業は少ないといえます。

ではなぜガクチカの嘘がばれてしまうのでしょうか。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒エージェント本部幹部)

柴田貴司
(就活市場監修者)

ガクチカで嘘をつくことは、面接での深掘り質問や矛盾の発覚により、高確率でばれてしまいます。たとえ即座に見抜かれなくても、入社後に期待される能力とのギャップが生じ、信頼を失う可能性があります。自分の経験を正直に伝え、どのように成長したかを具体的に語ることが、企業に評価されるポイントです。

【ガクチカの嘘】ガクチカで嘘をつくのがダメな理由

ガクチカで嘘をつくのがダメな理由
  • 信頼を損なう
  • 深掘りに対応できない
  • 倫理観を疑われる

ガクチカの嘘は、バレないと思ってその場をやり過ごそうとしてもそうはいきません。

企業の面接官は、これまで多くの就活生と面談を重ねてきた経験から、「嘘っぽい言い方」や「話を盛る」といった行動に敏感だと言えます。

同様に履歴書への嘘の記述も内定取り消しになりかねないのでやめましょう。

採用されても内容によっては会社に損害を与えてしまう場合もあり、また多くの方々に迷惑をかけるため嘘はやめましょう。

信頼を損なう

ガクチカで嘘をついた結果、嘘だと発覚すれば、面接官から信頼を失うことになります。

当然、選考通過は絶望的となり、その企業への就職の道は一気に閉ざされてしまいます。

ガクチカが嘘のものだとわかれば、総合的に信頼を損なうため、志望動機や自己PRなどほかのアピールも嘘だと疑われる可能性もあるでしょう。

「ガクチカで嘘をついただけ」という場合でも、その影響は大きいと言わざるを得ません。

面接官は、多くの就活生と対面してさまざまなアピールを聞いてきているため、経験上嘘を見破るスキルも高い傾向にあります。

バレずに嘘をつきとおすことは困難なので、ガクチカで嘘をつくことにはメリットがありません。

信頼を失えば、自分で自分の首を絞めることになるため、ガクチカでは必ず事実を伝えるように心がけましょう。

深掘りに対応できない

ガクチカで嘘をつくことがNGな理由は、嘘をついていると、深掘り質問に対応できないからです。

嘘のエピソードは想像上のものであるため、あらかじめ用意した回答の範囲でしか考えていないものです。

そのため、深掘り質問で想定外のことを聞かれれば、すぐに対応できないことは明らかでしょう。

結果、しどろもどろになったり矛盾したことを伝えてしまったりして、嘘だとバレてしまいます。

嘘をつく際は、何度も繰り返し嘘を重ねなければならないため、対応できる範囲には限界が来ます。

ガクチカは特に深掘りされやすい質問項目といえるため、ほかの質問項目よりも、嘘をついているとバレやすい傾向にあります。

自分の実体験に基づく質問だからこそ、詳しく説明できるように備えるためにも、嘘で塗り固めることは避けましょう。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

面接ではガクチカの内容を深掘りされるため、嘘のエピソードでは対応が難しくなります。想定外の質問に対して具体的に答えられず、不自然な受け答えが疑念を生む原因となります。自信を持って話せるよう、正直な経験を伝えることが大切です。

倫理観を疑われる

ガクチカで嘘をつくことがNGになる理由は、人として倫理観を疑われるためです。

面接という大事な場面で平気で嘘をつく行為は、「誠実さに欠ける」「モラルがない」と思われても仕方がないでしょう。

社会人の一人として働く際は、業界・職種問わず、真面目さや誠実さは誰にでも求められるものです。

誠実に業務に取り組めない人は、組織を乱す可能性があるため、企業からは自社に適した人材とは判断されません。

「この人とは倫理観が合わない」と判断され、不採用につながることは間違いないでしょう。

万が一嘘をつき通した状態で採用されたとしても、どこかで嘘をついたことがバレれば、誠実さが足りないという評価を受けてしまいます。

長期的な評価に悪影響が出ることは間違いないため、やはりガクチカで噓をつく行為は、適切な行為とはいえません。

【ガクチカの嘘】嘘を書くリスクとデメリット

嘘を書くリスクとデメリット
  • 面接中の深掘りでバレてしまう
  • 不安やストレスの増大
  • 内定取消しになる可能性がある
  • 入社後に不一致を感じてしまう

ガクチカで嘘をつくことは、一時的なメリットがあるように思えても、長期的に大きなリスクを伴います。面接での発覚、不安やストレスの増大、内定取消し、入社後のギャップなど、デメリットは計り知れません。

面接中の深掘りでバレてしまう

ガクチカを書く際は特に問題なくても、その後に必ず行われる面接では基本的にESに書いてある内容を深掘りしていくという流れになっています。

大前提、面接官は面接を経験していく中で嘘をつく学生の特徴は理解しているため見抜くことができるといわれています。

面接時、嘘の内容を深掘りされたときにぎこちない返答や、自信のなさそうな発言をしてしまうとその時点で嘘がバレてしまい不採用は間違いないしょう。

不安やストレスの増大

仮に嘘をうまくついた場合、その嘘を維持するためにさらに嘘を重ねて常にバレるかどうか心配しなければならないため、精神的な負担がかなり大きくなります。

それはただ面接の場を凌げばいいわけではありません。

採用され働くことになったときには、職場で気が抜けることなく常にバレないか心配をしながら過ごすことになり結果的に自分にかなり大きなストレスとなるため、嘘をつくことはやめておきましょう。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

嘘をつくことで一時的に選考を通過できても、その後の不安やストレスは計り知れません。常に嘘がバレないか気を張り続けることで、仕事に集中できず、本来の力を発揮できなくなる可能性もあります。自分らしさを大切にし、誠実なアピールを心がけましょう。

内定取消しになる可能性がある

虚偽の経歴や事実を選考で伝えることは、内定取消しのリスクを招くので絶対にやめましょう。

採用プロセスでは、企業が応募者を評価し、その信頼性をもとに雇用を決定します。

しかし、経歴やガクチカで嘘をつくと、その信頼が根本から揺らぎ、企業側は内定を取り消す権利を行使することがあります。

実際に、経歴詐称が発覚して社会的な問題に発展したケースも少なくありません。

例えば、学歴や職歴を偽ること、資格の取得状況を誤って申告すること、または過去の業務実績を大幅に誇張することは、経歴詐称として認識されます。

これらの虚偽が採用後に明らかになれば、企業内での信用を失うだけでなく、最悪の場合、法的措置を取られる可能性もありますので、覚えておきましょう。

入社後に不一致を感じてしまう

万が一嘘をついたことがばれずに採用され働くことになったとしても、入社後に企業と本当の自分との間にずれが生じる可能性が高いです。

それは、選考時にアピールした嘘の自分や企業が求める人物像との間にギャップが生まれるからです。企業が求める性格やスキルに合わせて嘘のアピールをすることによって、社風や人間関係、仕事の進め方において自分とはあっていないと感じてしまいます。

長期的に見た際に企業との不一致は大きな問題となり、早期に転職を考え始めることにも繋がりかねません。

そのような事態に陥ると企業側にも迷惑が掛かり、自分もまた1から仕事を探すという手間が増えてしまいます。

【ガクチカの嘘】正直でいることの重要性

正直でいることの重要性
  • 信頼関係の構築
  • 矛盾を防ぐ
  • 正しいマッチング

就活において自分をより良く見せたいということは自然な感情ですが、正直でいることの重要性を忘れてはいけません。

正直に事実を話すことによってどのようなメリットがもたらされるのか確認していきましょう。

信頼関係の構築

選考をするのにおいて絶対に念頭に入れておかなければいけないのは、「これから一緒に働いていく仲間を探している」ということです。

企業はスキルや実績以外にも、人柄や価値観が自社の社風やチームに合うかどうかを確認しています。

その判断のために、選考の場はお互いを知り信頼関係を築くための重要なプロセスの一つなのです。正直に自分の経験や価値観を伝えることで、企業側はより深く自分を理解し、適切に評価することができます。

信頼関係は、選考段階での誠実なやり取りを通じて生まれるものです。

正直でいることは、企業と自分の双方にとって、良い関係を構築をするための第一歩になります。

矛盾を防ぐ

就職活動では履歴書、適性検査、面接を通して自分をアピールする機会があります。

これらを正直に話すことによって、自分の考えや行動に一貫性が生まれ選考過程での矛盾を防ぐことができます。

自分の経験や特性をありのまま伝えることは、企業側に信頼感を与えるだけでなく、自分に納得感のある評価を得ることができます。

これにより、企業は本当の自分を理解し、最適なポジションでの活躍を期待することができます。

一方で、話を盛ったり嘘をついたりすると、一貫性を欠く内容が目立ち、信頼を損ねるリスクが高まります。

余計な矛盾を無くすことは、自分を正しく理解してもらい、企業からの信頼を勝ち取るためにかかせないのです。

正しいマッチング

正直でいることは、企業と自分自身の相性を正確に見極める上で欠かせません。

選考の場は、企業が応募者を知るだけでなく、応募者が企業を理解するための重要なプロセスでもあります。

正直なアピールは、企業側にとって信頼感を与え、採用後に安心して働ける環境を選ぶ手助けとなります。

自分の強みや価値観を偽りなく伝えることで、企業との相性を正しく評価してもらうことができ、最終的にはお互いにとって最適な関係を築くことができます。

虚偽の内容を伝えることで採用後にミスマッチが発覚し、長期的に働く環境に影響を及ぼす可能性があります。

ミスマッチが生じるリスクを避け、自分の無理なくキャリアを積める自分に合った職場を見つけるためにも、正直でいることが大切です。

小玉 彩華

就活アドバイザー: 小玉 彩華

選考は企業と応募者が相互理解を深める大切なプロセスです。正直に自分を伝えることで、入社後も違和感なく働ける環境を選ぶことができます。自分に合った職場を見つけるためにも、誠実なアピールを心がけましょう。

【ガクチカの嘘】ガクチカの嘘がバレてしまう理由

ガクチカの嘘がバレてしまう理由
  • 具体的な質問に対応できない
  • 行動や価値観の一貫性がない
  • 面接官の経験値による違和感
  • 適性検査の結果との不一致

ガクチカで嘘をつくことは絶対に避けるべきです。

一見魅力的なエピソードを作り出すことで面接官に好印象を与えることができるように見えますが、嘘は簡単に見抜かれてしまいます。

特に選考という場では面接官は深掘りや矛盾点の確認、具体性の欠如を通じて真実を追及します。

ここでは、ガクチカの嘘がバレてしまう主な理由について解説します。

1. 具体的な質問に対応できない

面接官は応募者が提示するガクチカのエピソードに対し、詳細な背景や具体的な行動を深掘りして確認します。

この際、嘘のエピソードは自分の経験に基づいていないため、突っ込まれると整合性を保てず、曖昧な回答になりがちです。

また、質問が進むにつれて矛盾が生じたり、返答に時間がかかることで違和感を与えます。

さらに、具体的なデータや成果物を求められると、証明できないことが明らかになります。

信頼性を欠いた話は面接官に「この応募者は正直ではない」という印象を与え、信頼を損ないます。

その結果、選考に悪影響を及ぼす可能性が非常に高いです。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒エージェント本部幹部)

柴田貴司
(就活市場監修者)

面接官はガクチカのエピソードを深掘りし、応募者の考え方や行動を確認します。嘘のエピソードでは具体的な質問に対応できず、不自然な受け答えが疑念を生む原因となります。信頼を築くためにも、正直な経験をもとに話すことが重要です。

2. 行動や価値観の一貫性がない

面接官は応募者の過去の経験や価値観を通じて、企業に合った人材かを判断します。

しかし、嘘のエピソードは、自分の行動や価値観と一致していないことが多く、矛盾が露呈しやすいです。

例えば、ある質問では「チームワークが得意」と答えたにもかかわらず、ガクチカの内容では一人での成功体験を強調している場合、不自然さを感じさせます。

また、他の質問で話した経験や学歴、スキルとの間に食い違いがあれば、面接官はエピソードの真実性を疑います。

価値観や行動の一貫性がない回答は、応募者自身の人間性を疑わせる要因となり、不合格につながる可能性が高まります。

3. 面接官の経験値による違和感

面接官は日々多くの応募者を面接しており、過去の経験から成功事例や努力のプロセスを熟知しています。

そのため、非現実的な話や曖昧なエピソードには違和感を抱きやすいです。

例えば、「半年で大規模なプロジェクトを成功させた」という話が、現実的な努力や具体的な行動を伴わずに語られると、信憑性を疑われます。

特に業界に詳しい面接官の場合、専門的な知識や一般的な取り組み方と照らし合わせて矛盾を指摘されることがあります。

面接官は、応募者が語るエピソードを慎重に分析し、表面的な話の裏にある信憑性を見抜く力を持っています。

結果として、不自然な嘘は簡単に暴かれてしまうでしょう。

4. 適性検査の結果との不一致

適性検査では性格や価値観、行動傾向などが詳細に評価されます。

例えばガクチカで困難な状況を乗り越えたという嘘のアピールをしていても、適性検査でストレスやプレッシャーなどに耐性が無いと示されることで話の現実性が薄れます。

適性検査で応募者の本質が浮き彫りになるため、企業側はこの矛盾を嘘や過度な自己アピールだと判断し、信頼性に欠けると見なす可能性があります。

このような結果の不一致があると、採用後に実際の業務でのパフォーマンスに対する不安が高まり、最終的には企業側が採用を見送る原因となることがあります。

したがって、選考時には自分の強みや経験を正直に伝え、過剰な自己アピールや虚偽を避けることが重要です。

【ガクチカの嘘】絶対にNGな嘘の内容

絶対にNGな嘘の内容
  • 資格や実績
  • 学歴やアルバイトの経歴
  • 学校の出席日数や成績

ガクチカで嘘をついてはいけませんが、その中でもとくに注意したい項目があります。

まず資格や実績といった、これから仕事をしていくために必要なものです。職種によっては仕事ができなくなるため企業全体に迷惑をかけてしまいます。

学歴やアルバイトの経歴も嘘はいけません。これは卒業証明を調べればすぐ分かるため、リスクが高い上にバレたときの対処も厳しいものになるでしょう。

同様に学校の出席日数や成績も、成績証明書を調べればすぐに分かるものなので嘘はやめましょう。

資格や実績

資格は証明となる免状の提示を求められると嘘がバレてしまい、実績は話の内容から経験していないことがバレやすいのでやめましょう。

資格や実績の嘘はバレたときのリスクが高く、周りにも迷惑をかけてしまいます。

企業が求める人材と自分の能力を照らし合わせて正直にガクチカをアピールしましょう。

学歴やアルバイトの経歴

学歴は卒業証明を調べれば嘘だと分かり、アルバイトも経歴をアルバイト先に問われたら嘘がバレてしまいます。

学歴や経歴を偽っても企業に損害がなければ罪に問われる可能性はありませんが、バレた場合には処分を受けるリスクがあります。

学校の出席日数や成績

学校の出席日数や成績は、卒業証明書を調べれば嘘がバレてしまいます。

優秀な人材を選別するために学校の成績を対象にする企業もあるでしょう。

しかし、自分に都合のよい嘘の発言や履歴書への嘘の記述は、卒業証明書を調べると詳細が明らかになってしまいます。

【ガクチカの嘘】許容される可能性がある嘘の内容

許容される可能性がある嘘の内容
  • 誇張された表現
  • 統計的なデータの推測
  • 曖昧な言い換え

基本的には嘘をついてはいけませんが、書く内容や項目によって許容させる場面があります。

これは悪意があるわけではなく、アピールするために必要で大きな影響はないものが多いです。

それでは具体的な内容を確認していきましょう。

誇張された表現

ガクチカでは、誇張された表現に関しては、ある程度は許容される傾向にあります。

まず、「誇張」であれば程度にはよるものの、完全に嘘だといえるわけではないからです。

完全なでっち上げの場合は論外ですが、多少の誇張・脚色であれば、「もしかしたら少し大げさに言っているかも?」と思われてもそこまで評価には影響しないということです。

なお、ある程度許容される誇張表現は「過度ではない範囲で魅力的に見せる表現の工夫」の範囲で、経験の内容を多少変えていることを指します。

たとえば、以下のような表現が挙げられます。

誇張:部活のリーダーとしてメンバーを指導
事実:リーダーではなく補佐的な役割でメンバーを指導

この場合、役割の部分を誇張していることになりますが、メンバーを指導して何らかの成果を出していることは変わりません。

誇張した部分を強調しすぎなければ、誇張を疑われたとしても、ある程度は許容される可能性があります。

統計的なデータの推測

ガクチカでは、推測の範囲で統計的なデータを用いる場合も、一定の水準までは許容される可能性があります。

これはつまり、「厳密な数字は不明であるものの、現実に則した範囲でおおよその数字を予測したデータを伝えること」を指します。

「そのデータに信憑性はあるのか?」「その数字は本当なのか?」と疑問を持たれる可能性はありますが、その他の部分に説得力があれば特にとがめられないということです。

たとえば、以下のような表現があります。

予測:イベントに100人以上が参加した
事実:実際には何人参加したかわからず、おおよそ80~120人くらいのため、100人を下回っている可能性もある

重要なのは、先ほども触れたとおりガクチカの取り組み内容について嘘をついていないことです。

取り組み内容で説得力と信憑性のあるアピールができれば、データが多少アバウトでも、見逃してもらえる可能性は高いです。

曖昧な言い換え

ガクチカでは、曖昧な言い換え表現であれば、多少嘘でも許容される可能性があります。

これはつまり、正確な表現が難しいケースにおいて、ポジティブな表現に置き換えることを指します。

ある程度許容される理由は、あくまで「物は言いよう」の範囲の言い換えであり、ガクチカの核の部分には影響しないからです。

そのため、取り組み内容で重大な嘘をついていなければ、曖昧な言い換え表現は評価に影響しないと考えられます。

例としては、以下のようなケースが挙げられます。

言い換え:課題解決の機会が多かった
事実:課題が多かった

これは、事実をポジティブな言い回しに変更しているため、あくまで「物は言いよう」の範囲での言い換えといえます。

さまざまな受け取り方ができる曖昧な範囲での言い換えであれば、「噓かも」と思われても、やり過ぎなければ許容される可能性は高いでしょう。

【ガクチカの嘘】自信がない経験を魅力的に伝えるテクニック3選

自信がない経験しかない…と不安に思っている方も多いのではないでしょうか?

「すごい経験がないから…」と嘘のエピソードを作りたくなる気持ちも分かります。

しかし、ガクチカで嘘は禁物! 経験に自信がないからといって、諦める必要はありません。

ちょっとした工夫と視点を変えることで、あなたの経験は輝きを増し、面接官の心を掴むことができるはずです。

魅力的に伝えるテクニック3選
  1. 企業が求めている人材を確認する
  2. 小さな成功体験を拾い上げる
  3. 第三者視点でエピソードを振り返る

1:企業が求めている人材を確認する

企業研究で求めている人材を把握してガクチカを作成しましょう。

企業は優れた人材を求めていますが、重要なのは企業に必要な知識や能力を持った人材であることです。

そのためには企業をよく研究し、自分のガクチカで活かせる部分を強くアピールしましょう。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒エージェント本部幹部)

柴田貴司
(就活市場監修者)

企業が求める人材像を理解することで、自分の経験をより効果的にアピールできます。ただし、無理に合わせるのではなく、自分の強みと企業のニーズがどのように重なるかを意識することが大切です。企業研究を深め、自分に合ったアピールを心がけましょう。

2:小さな成功体験を拾い上げる

多くの人は、面接で話すべき大きな成功体験を求めがちですが、実際には小さな成功体験や日常的な行動にも価値があります。

例えば、学校やアルバイトでの「他者をサポートした」「作業の効率化を意識して行動した」など、一見すると目立たない経験でも、具体的なエピソードを語ることでその意義を伝えることができます。

小さな成功体験の中には、問題解決能力や協力性、工夫を凝らした行動など、企業が求めるスキルを反映させる要素が多く含まれています。

これらを掘り下げて語ることで、面接官に「自分の行動や考え方を見直し、より良くするために努力している人物だ」と印象付けることができます。

大きな成功体験がないと感じても、普段の行動の中に必ず価値ある話は見つかるので、焦らず自分の経験を見つめ直してみましょう。

3:第三者視点でエピソードを振り返る

自分では「当たり前のこと」と思ってしまうような経験も、他者にとっては印象深いエピソードとなり得ます。

自分のガクチカを振り返る際、面接官や友人、家族の視点でその経験を考えてみましょう。

「他の人がどんな印象を持つだろうか?」「そのエピソードはどんな価値を伝えているのか?」という視点で自分の行動や成果を見つめ直すと、意外な発見があります。

例えば、他者に助けを求められた際にサポートした経験が、周囲の信頼を得る力や協力性を示すエピソードとして価値があることに気づくかもしれません。

第三者の視点を取り入れることで、自分の経験に新たな意味を見出し、より深い印象を面接官に与えることができます。

【ガクチカの嘘】嘘をつきたくなったときの対処法

嘘をついてしまうのは、自分に自信がないから、という背景が潜んでいることも多いです。

ガクチカで嘘をついてうまくごまかせたと思っていても、その嘘に気づく採用担当者もいるでしょう。

また、嘘をついて入社できたとしても、自分の能力とのミスマッチから、企業で活躍できない可能性もあります。

そのようなことを防ぐためにも、嘘をつく前にやらなければならないことを確認しましょう。

自分の人間性や価値観を知り、自らを受け入れ自信が持てると、自然と嘘をつく必要はなくなります。

ここでは具体的に4つ紹介します。参考にしてみてください。

嘘をつきたくなったときの対処法4選
  1. 自分のことを見つめ直す
  2. 情報を整理して自分像を理解する
  3. ガクチカを深掘りして印象深いものにする
  4. 新たにガクチカを作る

1:自分のことを見つめ直す

企業とのマッチングや、自分自身の将来を考えることが重要な就活では、まず自分のことを見つめ直すことが大切です。

自分史やモチベーショングラフを作って可視化することで、これまでどんな経験をしてきたかや、どんな価値観を持ち続けているのかを確認することができます。

学生時代だけではなく、子供の頃からのでき事を書き出すことで、より深く自分を知ることができるでしょう。

また、よかったことに目が行きがちですが、失敗したでき事もなぜそうなってしまったのか、そしてどう対処したのかを確認することが重要なため、出来事全てを書き出して作りましょう。

さらに、そのでき事に至った過程をそれぞれ具体的に掘り下げていき、自己分析を行います。

自分の長所や短所、どんなことでモチベーションが上がるのかを知ることができ、自分の人間性や価値観を確認することができるでしょう。

2:身近な人に自分の特徴を聞く

自己分析を行っても、主観では気づけない部分もあるでしょう。

身近な人から客観的に自分の特徴を聞くことで、自分では気づかなかった能力や、頑張ってきたことを知ることができる可能性もあります。

小玉 彩華

就活アドバイザー: 小玉 彩華

自分では気づかない強みや特徴を知るために、身近な人の意見を聞くのは有効な方法です。客観的な視点を取り入れることで、より自分らしいガクチカを作成できます。周囲のフィードバックを活かし、自分の魅力を最大限に伝えましょう。

3:情報を整理して自分像を理解する

自分のことを見つめ直し、身近な人から客観的な自分の特徴を聞いたら、それらの情報を整理してみましょう。

そうすることで共通することが浮かび上がり、自分像をよりしっかりと理解することができます。

主観的に見た特徴と客観的に見た特徴が一致する内容は、自分自身の間違いのない特徴と言えるため、アピールポイントになるでしょう。

4:ガクチカを深掘りして印象深いものにする

面接官に興味を持ってもらえるよう、自分の魅力を表現できる内容にしましょう。

事実を伝えることは大切ですが、シンプルすぎるアピールでは面接官に強い印象を与えることはできません。

発言に説得力を持たせるために、経験したことを掘り下げるよう努力しましょう。

【ガクチカの嘘】嘘をつかれていると思われないための対策

嘘をつかれていると思われないための対策
  • エピソードの具体性を高める
  • 深掘り質問の対策をしておく
  • ESと面接の矛盾に注意する

ガクチカにおいて、嘘をついていると思われることは信頼を損ね、選考において大きなマイナスとなります。

採用担当者は応募者のエピソードの真実性を深掘り質問や面接で確認しますので、具体的で一貫性のある回答を心掛けることが重要です。

ここでは、嘘をついていると疑われないための具体的な対策を3つ解説します。

エピソードの具体性を高める

エピソードをできるだけ具体的に説明することで、面接官に真実味を感じさせることができます。

そのためには、固有名詞や数字を取り入れるのが効果的です。

例えば、「大学のサークル活動でリーダーを務めました」という漠然とした表現は避けましょう。

たとえば、「週に2回のミーティングで、新たに効率的なタスク管理ツールを導入し、メンバーの業務量を30%削減しました」という具体的な内容を述べると、説得力が格段に増します。

また、行動の背景や結果についても詳しく説明することで、採用担当者がそのエピソードをより具体的にイメージできるようになります。

当然ですが事実をもとに構成したエピソードであれば、面接官の深掘り質問にも自信を持って対応できるようになります。

深掘り質問の対策をしておく

面接ではガクチカのエピソードに対して深掘り質問がされることが多く、その場でスムーズに回答できないと、嘘のエピソードを書いたのではないかと疑われることがあります。

そのため、深掘り質問への対策を事前に行っておくことが重要です。

例えば、「なぜその活動に取り組んだのか」「具体的にどのような行動を取ったのか」といった質問に対して、しっかりと説明できる準備をしておきましょう。

深掘り質問への対策としては、自分のエピソードをいくつかの観点から分析し、面接官がどのような疑問を抱く可能性があるかを想定しておくことが大切です。

また、第三者に自分のエピソードを説明し、質問をしてもらう練習を繰り返すことで、予期せぬ質問にも対応できるようにしておくとより万全です。

ESと面接の矛盾に注意する

エントリーシート(ES)の回答と面接での回答に矛盾が生じると、採用担当者から「どちらかが嘘なのではないか」と疑われることがあります。

そのため、ESに記載する内容と面接で話す内容を一貫させることが重要です。

例えば、ESで「個人で達成した」と記載した成果を、面接では「チームで取り組んだ」と話すと、一貫性がなく信頼を損ねます。

矛盾を防ぐために、ESに記載する内容を面接で詳しく説明できるよう準備しておきましょう。

具体的には、ESの記載内容を読み返し、エピソードの流れや細部について再確認することが必要です。

また、面接練習を通じて、ESの内容と照らし合わせながら話す練習を行うと良いでしょう。

【ガクチカの嘘】効果的にアピールできる構成

効果的にアピールできる構成
  • 結論
  • 理由
  • 具体例
  • 結論

続いて、あなたの魅力が分かりやすく伝わる、簡潔で作成しやすいおすすめのガクチカの構成を紹介します。

以下の構成はあなたがどのような経験をしていたとしても、どのような企業を受けるとしても活用しやすい構成です。

つまり、テンプレートのようなものなので、この記事でマスターしてしまえば、今後ガクチカを作成するにあたっての時間を短縮できますし、クオリティも上がります。

ぜひ、この記事で使えるようになっておいてください。

結論

何と言っても、とにかく最初は結論から始めることが大切です。

これはガクチカに限ったことではなく、自己PRや志望動機など、何においても、まずは結論ファーストで述べると覚えておきましょう。

限られた時間、もしくは文字数であなたの魅力をアピールするためには最初に結論を述べて、相手にその結論を念頭に置いて読んでもらう、または話を聞いてもらう必要があります。

あなたは何について話すのか、どのような経験を積んできたのかを明確にして、相手が話を理解しやすくすることが大切です。

とにかく結論から述べるようにしましょう。

「私が学生時代に力を入れたことは〇〇です。」などと一言で述べて、あなたがこの先どのような話を展開していくのか想像できるようにしてください。

理由

結論を述べた後は、その経験に取り組み始めた理由を説明しましょう。

動機や背景を明確にすることで、エピソードに説得力を持たせられます。

なぜその活動に力を入れたのか、どのような課題があったのかといった部分を具体的に伝えることで、面接官がより興味を持ち、引き込まれます。

「店舗の売上が低迷しており、現場の雰囲気が暗くなっていたため、売上向上に取り組みました。」

「メンバー間の意見がまとまらず、活動が停滞していたためリーダーに名乗り出ました。」

といったように、具体的な動機を述べることで、ストーリーの流れがスムーズになります。

あなたの考え方や価値観が伝わりやすい言い方を心がけましょう。

ただし、理由の部分にあまり文字数を割きすぎると、より重要な部分である具体例にたどり着けなくなってしまうため、長々と述べる必要はありません。

具体例

理由を述べた後は、具体的なエピソードを詳しく説明しましょう。

実際にどのような取り組みを行い、どのような困難があったのかを伝えることが大切です。

困難を乗り越えたエピソードを加えることで、話に説得力を持たせられます。

例えば、アルバイトでの売上向上の話をするならば「店舗の売上を改善するために、まずお客様の購買行動を分析しました。売れ筋商品が特定の時間帯に集中していることに気づき、その時間に合わせてキャンペーンを提案しました」といったように、具体的な行動を細かく説明することで、面接官がイメージしやすい内容となります。

エピソードを話す際は相手が想像しやすいよう、あなたの取り組みの工夫や成長の様子がうかがえるように書くことが重要です。

面接官はあなたがガクチカに取り組んだ際にその場に居合わせていたわけではないため、その場の状況が浮かぶような説明を心がけましょう。

結論

最後にもう一度結論を述べて、話を締めくくることが大切です。

最初に述べた結論を再確認し、その経験を通じて何を学んだのか、どのような力を身につけたのかを伝えて、面接官に強い印象を与えましょう。

「この経験を通じて、問題解決をするためには現状分析し、戦略的に行動することが重要だと学びました」「チームの意見をまとめることの難しさを実感しましたが、丁寧なコミュニケーションを続ければ協力し合うことができると学びました」といった形で、学びや成長を伝えることを心がけてください。

また「入社後、どのようにその能力を活かせるか」を説明することも重要です。

企業の採用担当者は入社後に活躍してくれる人材を採用したいと思っているため、企業研究を徹底的に行い、その企業が求めている人物像に自分が合致していることを強調すれば、さらに強いアピールとなることでしょう。

【ガクチカの嘘】嘘をつかずにアピールできる例文3選

ここまで紹介してきた内容を踏まえた上で、就活生の魅力が伝わりやすい代表的な経験を題材にした例文を3つ作成しました。

以下のような経験は「大会で優勝」や「学年トップ」などといった輝かしいものではありませんが、企業にとっては魅力的に映る可能性が高いものです。

以下のような方法でアピールすれば、あなたが唯一無二の経験をしていなくても、十分アピールになるため、ぜひ参考にしてみてください。

部活

例文

私が学生時代に力を入れたことは部活動でチーム戦略の分析と戦術を立案することです。

実力が伴わず、レギュラーとして出場できませんでしたが、分析や戦術の立案を担いました。

試合の動画を徹底的に分析し、対戦相手の戦術の傾向を把握しながらミーティングで戦術提案なども行い、相手チームの弱点などを詳細に記録しました。

また、練習試合ごとにデータを更新し、対策を立て直し、試合ごとに戦術をブラッシュアップしました。

その結果、チームは創部以来初めての県大会準決勝にまで進出できました。

この経験を通じて、客観的に状況を分析し、最適な戦略を考える力を身につけることができました。

入社後はこの分析力と戦略的思考を活かし、データをもとに最適な施策を立案し、業務改善や売上向上に貢献する所存です。

アルバイト

例文

私が学生時代に力を入れたことはアルバイト先で新人教育を改善することです。

新人スタッフの定着率が低いことが課題であったため、1日の流れを簡潔にまとめたマニュアルを作成し、実践的なロールプレイング形式で接客や調理の流れを学べるように工夫しました。

また、定期的にフォローアップを行い、質問しやすい環境を整えました。

その結果、新人が定着するようになり、私が担当した新人のうち、5人中4人が今でも同じアルバイト先で働いています。

この経験を通して、何かを伝える際には相手の視点に立ち、分かりやすさを心がけることが重要だと実感しました。

入社後はこの経験を活かし、業務マニュアルや教育プログラムをさらにブラッシュアップすることで、新人教育や業務フローの最適化に貢献する所存です。

サークル

例文

私が学生時代に力を入れたことはサークルのイベント運営のためにスポンサーを獲得することです。

スポンサーを増やし、資金を充実させ、より大規模なイベントの開催を目指し、企業向けの提案資料を作成し、イベントの目的や集客、企業にとってのメリットを明確にして、興味を持ってもらえる工夫をしました。

当初はなかなか契約に結びつきませんでしたが、企業ごとに提案内容を調整し、広告や協賛特典を具体的に示した結果、4社のスポンサーを獲得できました。

この経験を通じて、相手にとって魅力的な提案を考え、交渉を成功させるスキルを身につけました。

入社後はこの提案力と交渉力を活かし、相手のメリットを提示する営業スタイルで多くの契約を獲得し、貴社のさらなる売上向上に貢献する所存です。

【ガクチカの嘘】ガクチカがうまく書けないときは?

以上の内容を踏まえても

「自分が何をアピールすればいいのかわからない」

「たいしたエピソードではないけれど嘘をつかずにこのまま出しても大丈夫なのか」

と悩むこともあるかもしれません。

そこでおすすめするのは、就活エージェントの活用です。

無料で利用でき、プロのエージェントから人事目線でのアドバイスを受けられるので、選考の通過率をグッとあげられます。

また、ガクチカだけでなく模擬面接やES添削など、就活に関する対策を網羅的に行うことが可能です。

ぜひ積極的に活用してみてください。

まとめ

内定をもらうためには、ガクチカのエピソードの凄さが重要ではなく、目標達成への原動力や、その過程で起きたことに対する学びを糧にできたかなどが重要です。

大したエピソードがないからといって話を盛ったり、本来の能力以上にアピールしたりして嘘をつかないようにしましょう。

この記事で紹介した企業が知りたい情報や、嘘をつく前にやることを把握し、自分を見つめ直すことで気づかなかったアピールポイントを見つけ出せる可能性もあります。

本記事を参考に、企業に嘘をつかず自分の考え方や人柄をアピールして、内定をもらいましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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