【例文付き】新卒市役所職員志望が履歴書の志望動機と自己PR を書くポイントを解説!

【市役所職員志望の履歴書】はじめに

就職活動を始める学生のなかには、市役所職員といった地方公務員を志望している方も多いことでしょう。

人気の地方公務員には、安定して働ける環境・福利厚生の充実度・やりがいなど、就職先として魅力的な要素が盛りだくさんです。

しかし、民間企業と同じように就活を進めてよいのか、迷ってしまう場面に直面することもあります。

特に就活の第一歩となる履歴書の書き方については、何をアピールするべきかわかりにくいかもしれません。

実は、市役所職員を目指すならば、押さえておきたい履歴書の書き方があります。

市役所職員として採用されるためには、履歴書においても、一般的な企業とは少し違う要素が必要とされるのです。

そこで今回は、新卒で市役所職員を目指す場合に大切になる、志望動機と自己PRのポイントを詳しく見てみましょう。

【市役所職員志望の履歴書】履歴書の項目

市役所職員を志望する場合、どのような書式の履歴書を使用すればよいか迷うかもしれません。

基本的には、一般企業に応募する際に使う履歴書と同じもので問題ないです。

具体的な記入項目として必要なのは、「個人情報」「資格・学歴」「志望動機」「自己PR」などです。

まず、氏名・住所・連絡先電話番号・メールアドレスといった応募者の個人情報は、正確に記載しましょう。

また、資格や学歴といった今までの経歴は、誇張することなくありのままに書いてください。

さらに、志望動機・自己PRの欄も、応募先である市役所のニーズをとらえながら書きましょう。

新卒におすすめのテンプレート

提出する履歴書の書式について、応募先である市役所から指定がない場合は、市販のものを使用してください。

その際、新卒用と書かれたものや、大学生協で販売している大学指定のものを使うとよいでしょう。

コンビニや100円ショップなどで手軽に買える履歴書ですが、そうした市販のものは「JIS規格」のものが一般的です。

このJIS規格の履歴書や転職者向けの履歴書は、職歴欄に大きなスペースを割いているケースが多く見られます。

今までの経歴をアピールするには効果的な書式ですが、職歴の少ない新卒が使用すると、空欄が目立ってしまうでしょう。

また、市販の履歴書以外に、インターネット上にあるテンプレートをダウンロードして使う方法も、選択肢の1つです。

その際には、志望動機・自己PR・趣味特技といった、新卒が内容で勝負できる欄が大きな履歴書を選ぶようにしましょう。

手書きかパソコンか

書式選び同様に迷いがちなのは、履歴書を手書きにするかパソコン入力にするかという点です。

応募先の市役所から特に指定がない場合、どうしていいかわからず困ってしまう部分であるかもしれません。

一般的に、アピールできる経歴の少ない新卒が就活で使う履歴書は、手書きのほうが無難だとされています。

これは、誠実さ・字のきれいさ・丁寧さといった部分から、応募者の性格を見ているからです。

しかし、近年では、新卒であってもパソコンで履歴書を作成するケースが一般的になりました。

加えて、手書きとパソコンのどちらでも差はないといわれています。

そのため、手書きに自信がある場合は手書きがおすすめです。

ただ、手書きに自信がなくマイナスイメージを与えてしまわないか心配な方は、パソコンで作成してもよいでしょう。

パソコンでの作成が不利になるか心配な場合には、応募先に問い合わせてみてください。

応募先の呼び方

志望動機や自己PRを書く場合、応募先に敬称を使うケースがあります。

一般の会社であれば、「貴社」と書きますが、市役所の場合、それは不適切です。

市役所は会社ではないため、「社」ではなく「所・市役所」を使い、「貴所・貴市役所」と書いてください。

また、面接の際などの話し言葉でも、「御社」ではなく「御所・御市役所」と言います。

さらに、就業した暁には、自分が所属する市役所を呼ぶ場合もありますが、その際には「弊所」という謙譲語を使いましょう。

【市役所職員志望の履歴書】志望動機の書き方

使用する履歴書の書式や書き方が決まったら、志望動機についてよく考えてみましょう。

履歴書の志望動機欄では、理論的な文章展開や、説得力のある内容が必要となります。

志望動機欄でアピールしたいのは、仕事に対する熱意と、それを伝えるための文章力です。

この両方がそろわなければ、採用担当者に届く志望動機にはなりません。

文章力が伝わる志望動機の構成の方法と、内容で熱意が伝えられるポイントをしっかり押さえて、印象に残る履歴書を作りましょう。

志望動機の構成

履歴書の志望動機の文章構成には、PREP(プレップ)法を使用するのがおすすめです。

PREP法とは、Point(結論)・Reason(理由)・Example(具体例)・Point(結論)の頭文字を取ったもので、文章を展開していく手法のことを指します。

志望動機では、応募先市役所で働きたいという結論→なぜ働きたいのかという理由→理由を裏づける具体的なエピソード→終わりの結論という流れで文章を組み立てましょう。

結論を冒頭と末尾に置くと何を伝えたいのかが明確になるため、相手が内容をイメージしやすく、印象にも残ります。

また、働きたいという自分の気持ちだけではなく、その理由を裏づける具体的な経験やエピソードを盛り込めば、動機に深みや説得力が増すでしょう。

志望動機を書くポイント

志望動機欄には、「仕事を通して、将来どのような人間となることを目指すのか」といった先のキャリアを見通した展望や、「市職員になりたいと決意したエピソード」を書きましょう。

「自分がその職務にどのように貢献できるのか」といった適性・熱意のアピールや、「ほかの自治体と比較して魅力ややりがいを感じた点」といった具体的な要素も盛り込むと、志望動機に説得力をもたせられます。

特に、公務員の場合には、「人の役に立ちたい」という熱意の伝わる文章が必要です。

具体的な動機としては、「○○市が生まれ故郷であり、愛着がある」といった地元ならではのものがよいです。

また、「○○市のこの政策に魅力を感じている」「○○市が抱えるこのような問題を解決したい」といった、地元出身者ではなくても熱意が伝わるものをあげられるとよいでしょう。

一部の業務に絞ったアピールをしない

志望動機を書く際に、気をつけたいポイントもあります。

「○○に取り組みたい」というように、特定の業務のみに視点を絞った動機は、危険かもしれません。

なぜならば、一般的な市職員は、3~5年程度で市内の役所や事務所などを異動することになるケースが多いからです。

そのため、面談の際に「ほかの業務に配属されたらどうするのか」といった指摘を受ける可能性もあります。

したがって志望動機には、限られた一部の業務に対するアピールではなく、市役所の一員として市にいかに貢献したいのかといった、どの職務にも共通して求められる部分を出すとよいでしょう。

まずは、「市民が過ごしやすい街づくりをしたい」といった広い視野での熱意をアピールし、そのうえで、「なかでも道路計画に興味をもっている」というように特定の業務へ言及するのがおすすめです。

自己中心的な理由は書かない

また、志望動機のメイン理由として、自己中心的な理由を書くのは避けたほうがよいでしょう。

「安定した収入や終身雇用が約束されている」といった条件面や、「仕事が楽そうだから」といったやる気の見えないうしろ向きの理由はマイナスでしかありません。

公務員というのは、あくまでも社会全体の奉仕者であり、市民に対するサービスをする職務です。

災害時や非常時には、職域を超えた奉仕精神が求められることもあるでしょう。

その部分の認識に欠ける人材だと、問題を起こす人材と見なされるおそれもあり、採用に至るのは難しいといえます。

志望動機の例文

実際に、市役所へ就職を志望する場合の志望動機の例文を見てみましょう。

「私が○○市職員を志望するのは、大学で身につけた土木工学の知識を活かして、生まれ故郷である○○市の未来の街づくりの一端を担いたいと考えているからです。

学生時代には、地域の災害復旧ボランティアに参加し、○○市の職員様の献身的な職務を間近で拝見する機会にも恵まれました。

このような経験を通じて生まれたのが、故郷へのさらなる愛着と、市職員という仕事への強いあこがれです。

また、○○市には、○○政策など、魅力あふれる先進的な取り組みがあり、この分野の推進に自分の土木知識を役立てられると確信しております。

こうした自分の経験・情熱・知識をもって、かけがえのない地域のために、市職員として貢献していきたいです。」

以上のように、自分だけの特別な理由・エピソードを取り入れて、魅力ある志望動機を書いてみてください。

さらには、「○○政策」といった具体的な特色に言及することで、その自治体に対する理解の深さも示せるでしょう。

【市役所職員志望の履歴書】自己PRの書き方

市役所職員を志望する新卒として、自分の何をアピールするべきかについて知りたいなら、志望先の市役所が何を求めているかを理解するのが一番の近道です。

一般企業に就職するならば、ほかの応募者と差別化をはかり、ときには奇抜な方法で自己アピールをするケースも珍しくありません。

しかし、市役所などの地方公務員に求められるのは、そうした個性ではなく、協調性や安定性でしょう。

そうした自分のよさが伝わるような自己PRを書くためには、志望動機と同じように、理論的な構成力とポイントを押さえた文章力が大切です。

自己PRの構成

自己PRを書く場合の構成は、結論(アピールポイントとなる自分の長所)→具体的なエピソード→まとめ(その長所を市職員としてどう活かせるか)といった形がおすすめです。

まず、自分の強みとなる長所を冒頭にもってくることで、何を伝えたいのかを明確にしましょう。

つぎに、その長所が発揮されたエピソードや、その長所によってどんなよい影響が生まれたかといったエピソードを盛り込みます。

大学生活やプライベートな時間を思い出して、自分の長所が見えた瞬間を文章にしてみてください。

具体的なエピソードを添えることで、独りよがりな自己PR文ではなく、具体性や客観性をもたせながらよい部分がアピールできるでしょう。

最後に、市役所職員として、自分の長所をどう活かせるかをまとめます。

長所とそれを活かす職務への熱意の両方を伝えられるまとめ方が理想的です。

自己PRの書くポイント

市役所職員志望の新卒が自己PRを書く際における最大のポイントは、真面目さが伝わるようにすることです。

市役所への採用を目指すならば、自己PRとは個性を表現する場ではなく、公務員への適性を表現する場であると考えましょう。

公務員採用選考の場では、一般企業で歓迎されるようなほかの人よりも目立つ自己PRや個性的な自己PRは、敬遠される可能性があります。

アピールすべきポイントとしては、安定して職務を遂行できる「真面目さ」「勤勉さ」が第一です。

また、「忍耐力」「協調性」「コミュニケーション能力」も重視されるポイントでしょう。

これらは、さまざまな場面で市民と関わる際に必要な要素であり、上司や先輩などと円滑に仕事を進めるためにも、無視できないポイントになります。

どのような場面で、こうした自分の長所を活かせるのか考えながら書いてみましょう。

自己PRの例文

実際に、市役所へ就職を志望する場合に使える、自己PRの例文を見てみましょう。

「私は、常にチームワークを第一に考え、周りと協同して作業することを得意としています。

中学から大学まで野球部に所属しており、仲間とのコミュニケーションを大切に練習に励んできました。

野球部では、全員が試合に出られるわけではないため、部員のなかにはどうしても壁が生まれる場合もあります。

しかし、たとえ自分が試合に出られないとしても、率先して出場メンバーのために準備を整えて、応援体制を整えるよう心がけてきました。

こうした細やかなコミュニケーションの積み重ねこそが、全員の心を1つにして、チームをまとめる一助となったと感じています。

私のコミュニケーション能力や協調性は、貴所の業務においても大いに役立てられるものです。

いかなる場面においてもさまざまな方と協力関係を築き、協調性を大切に職務へあたりたいと思います。」

以上のように、自分の最大の強みを冒頭でアピールして、魅力ある自己PRを書いてみてください。

その強みが見えた瞬間のエピソードを添えることで、具体的な人物像をイメージしてもらえます。

【市役所職員志望の履歴書】履歴書作成時の注意点

市役所職員を志望する新卒ならば、志望動機と自己PR以外にも、気をつけたいポイントがあります。

履歴書は採用を左右する大切な書類です。

その書き方や扱い方にあなたの人となりがあらわれます。

採用担当者は、記載内容だけでなく細かな部分にも目を光らせていると考えましょう。

特におろそかになりやすいのが、年号・誤字脱字・部分修正といった点です。

こうした細かな部分をしっかり仕上げれば、公務員への適性があるというアピールもできるでしょう。

年号を統一する

履歴書内には、日付を書く欄がいくつかあります。

履歴書上部の日付欄・学歴職歴欄・資格免許欄のほかに、志望動機や自己PR欄に具体的な日付を入れる場合もあるでしょう。

こうした履歴書に必要なすべての年号は、採用担当者が見やすいように統一してください。

西暦か和暦かは自由です。

しかし、書類内で西暦と和暦が混在している状態は避けます。

西暦と和暦を混在させるのはマナー違反とされているだけでなく、ルーズな印象を与えてしまいます。

また、履歴書以外にも、面接カードなどのほかの提出書類に書く日付でも、年号を統一させましょう。

誤字脱字に注意

就活時で使用する履歴書において、誤字脱字はご法度です。

特に市役所職員に応募するならば、細心の注意を払ってください。

市役所の業務とは、わずかな1文字のミスが、市民の生活に大きな影響を及ぼすこともあるほど、責任の大きな仕事です。

そのため、その責任の重さの認識とミスを見逃さない注意深さが、履歴書にも求められます。

履歴書に誤字脱字のミスがあれば、仕事上でも同じようなミスを犯すという印象を与えかねません。

細やかさを兼ね備え、間違いなく業務をこなせるというアピールのためにも、複数回丁寧にチェックして誤字脱字を防ぎましょう。

修正テープや修正ペンは使わない

もしも、履歴書に年号の混在や誤字脱字を見つけたら、新しい用紙に書き直してください。

たとえわずかであっても、修正テープや修正ペンで部分的に訂正するのは厳禁です。

修正が数ミリであっても、採用担当者にはすぐにわかってしまいます。

履歴書の一部書き換えが禁止されているのは、その修正が本人の手によるものなのか、第三者による改ざんなのかを判別できないためです。

履歴書の書き損じを予防するためには、薄く下書きしてもよいでしょう。

また、ミスのない履歴書をお手本として、時間に余裕のあるときに何通か作り置きしておけば、いざというときに焦らないで済みます。

【市役所職員志望の履歴書】まとめ

市役所職員を志望するならば、まずは、履歴書を完璧に仕上げましょう。

細やかさと丁寧さが求められる履歴書作りは、市役所職員の適性試験の第一歩だと考えてください。

採用担当者は、履歴書の内容はもちろん、どれだけ丁寧に作られたものかを見ているのです。

さらに、志望動機や自己PRでは、その市役所が求める人材に自分がマッチするアピールポイントを考えましょう。

用紙選びや、地方公務員ならではの志望動機や自己PRの書き方から、間違えやすい注意点まで、細部にまで気を使って、採用につながる履歴書を作り上げてください。

また、郵送することの多い履歴書ですが、場合によっては面接時に持参して手渡すケースもあるでしょう。

こうした場合の注意点について、詳しくは別の記事を執筆しましたので参考にしてください。

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