就活を始めるのが遅くても大丈夫!ESや面接に臨む前にするべきこと2選

就活を始めるのが遅くても大丈夫!ESや面接に臨む前にするべきこと2選

はじめに

就職活動を始める時期は通年採用の開始を皮切りに年々早くなっており、大学2年生から始めるという学生も中にはいるそうです。

そんな中でも、何から手を付ければよいか分からず、就職活動のスタートが遅れてしまったという人も少なくないのではないでしょうか。

就活サイトに登録したところで満足してしまったり、自己分析という言葉は聞いたことがあっても実際に何をすればよいか分からない人もいるでしょう。しかし、焦って対策をしないままESや面接に臨んでも良い結果は得られません。

本記事では、ESや面接を受ける前にするべきことを2つ紹介していきます。

必要なポイントを踏まえて、いち早く内定をゲットしましょう!

就活準備の始め方

では就職活動を始める前に具体的に何をすればよいのでしょうか。

それは「自己分析」「企業研究」です。

ESを提出したり、面接を受ける前に、受ける企業を決めなければなりません。上記の2つはその際にとても重要な役割を担います。

なぜ自己分析と企業研究が必要なのか

自己分析を行う目的

  • 企業を選ぶ際の軸を作るため

企業研究を行う目的

  • 企業と自分の相性を確かめるため

就職活動の最終的なゴールは、自分とマッチした会社から内定をもらうことです。就職活動をしているときは内定をもらうこと自体をゴールに設定しがちですが、大学を卒業した後に働くことを考えて自分と相性の良い企業を探すことが大切です。

いくら条件が良かったとしても、会社との相性が悪ければ働き続けることは難しいでしょう。

企業と自分の価値観の不一致を避けるためには、どちらについても理解が大事になってきます。

そのために、「自己分析」と「企業研究」を行うことが必要なのです。

自己分析のやり方

自己分析とは、自分の経験などを通して自己を分析し、自分の長所・短所や思考のパターン、目指すゴールなどを理解することです。

自分のそれまでの経験がどのように価値観の形成に影響しているかを整理することで、自分という存在の言語化をはかります。

これは企業を決めるときだけではなく、ESや面接を行う際の自己PRや学生時代のエピソードを決めるときにも役にたちます。後になってからも把握できるように、携帯のメモ機能やword文書にまとめておくと良いでしょう。

無料でできる診断をやってみよう

「自己分析 診断」と検索すると、無料で自己分析ができるサイトを見つけることができます。まずはいくつか診断して、自分の傾向をおおまかにつかみましょう。

多くの診断はいくつかの分類に分かれているため、今後の指針として役に立ちます。複数の診断を試して、自分を形容するワードを把握しましょう。

マインドマップを作ろう

マインドマップは思考を具現化する方法の1つです。

まず画用紙やコピー用紙などのある程度大きさのある紙を用意します。中心にテーマ(自己分析の場合は自分)を書き、その周りに気の枝を伸ばすようにキーワードを書いていきます。中心から離れていくほど具体的に細分化した単語を書きます。この時のポイントは文章ではなく短い単語を書くことです。

普段言葉にしない自分の価値観や思考、好みを自由に書き出すことで、思いもよらない自分の長所や得意なことが分かるかもしれません。

モチベーショングラフを書こう

マインドマップを書いて自分のおおまかな考えがわかったところで、次はモチベーションマップを用いて自分の価値観のルーツを辿っていきましょう。

モチベーショングラフとは、自分の過去の印象に残っている出来事をグラフにするものです。就活の際は主に高校時代からのことを話すことが多いため、高校・大学を時期に設定して書くのが一般的です。代表的な出来事とともに当時の心情を+や-を用いて可視化します。

ポイントは、その時の事実や感情を書くだけでなく、結果として何を得たのかを考えることです。その結果をマインドマップと照らし合わせると自己理解が深まります。

受ける業界の絞り方

自己分析を行い、自分の特性ややりたいことがぼんやりとわかってきたところで、どんな業界、どの企業を受けるのかを決めていきましょう。

業界を決める方法は主に二つあります。

  1. 好きな事で決める
  2. 適性で決める。

好きなことを仕事にしたい

好きなことが明確で、かつ仕事にしたいと思っている人はまず、自分の志望する業界の採用期間を調べましょう。業界によって主な採用時期がかなり変動します。時期によっては既に採用期間が終わっている場合もありますので、注意しましょう。

企業によっては秋採用も行っている場合があるため、一度募集を締め切ってしまっている場合でもリサーチを続けることが大切です。将来を決める重大な岐路に立っているのですから、悔いの残らないようにしっかりと情報を集めましょう。

好きなことが分からない

自分のやりたいことがわからない場合は、自分の適性で業界を決めるのも良いでしょう。

自分と合う業界を探すのには、適職診断が有効です。その結果の中から気になった業界の説明会を聞いてみるのが手っ取り早いです。合同説明会がある場合は、多くの企業を一日で知ることができます。

もし既に気になる業界の説明会が終了している場合は、とにかく検索をして情報をたくさん集めましょう。就活は情報戦と言っても過言ではないほど情報が重要となってきます。

企業分析のやり方

おおまかな業界が決まったら次は企業分析に移っていきます。ひとくちに同じ業界と言っても、社風や商品など会社ごとに特徴があります。自分と合う企業を選ぶ上で企業分析は非常に大事になってきますので、しっかりと行うことが大切です。

まずは検索してみよう

多くの企業はホームページを作成しているため、まずは企業名で検索をして社訓や社会的な役割を調べましょう。また、まとめサイトなどで企業ごとの特徴を比較しているものもありますので、参考にするのも有効な手段です。検索する場合は「企業名A 企業名B 違い」など、気になる企業をピックアップしてみましょう。

また、これらはESを書いたり面接を受ける上でも役に立ちますので、しっかりとメモを取ることをお勧めします。

OG・OB訪問

企業ごとの違いが分かったところで、気になった企業にOB・OG訪問をしましょう。文面や人づてでは分からないことも先輩方の生の声を聞くことでわかることが多いです。

現在は新型コロナウィルスの拡大により、オンライン上でも受け付けている企業も多くありますので、就活サイトや学校のキャリアセンターに問い合わせてみましょう。

まとめ

自己分析や企業研究を通して受けたい企業が分かったら、それをもとに実際にES作成や面接を始めてみましょう!

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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