はじめに
「大学4年生はどう過ごせばいいの?」
「大学4年生になるにあたって心構えを知りたい」
上記のように最後の大学生生活を有意義に過ごしたいと考える学生は多いでしょう。
本章では、これから大学4年生になる学生向けに、過ごし方のポイントを解説します。
何も考えずに過ごすとあっという間の1年間になります。
社会人になるために必要な準備を進めつつ、思い出に残る学生生活にしてください。
社会人になったときの1週間を想像する
まずは社会人になったとき、現在と比べてどのような1週間になるのかを具体的に想像してみましょう。
朝の通勤ラッシュの時間に電車や車などで移動し、決まった時間で業務を行います。
定時で帰る日もあれば、残業をする日もあるでしょう。
その繰り返しで月曜から金曜までをこなし、土日は休みとなります。
定年を迎えるまで基本的にはこの繰り返しの日々が始まることになるのです。
大学生と社会人の時間の違い
1週間だけでなく、さらに細かく具体的に掘り下げてみましょう。
大学生と社会人では時間の違いが顕著にあらわれます。
個人差はありますが、一般的には社会人のほうが時間に余裕もなく忙しいものです。
たとえば社会人は、毎日決まった時間に会社へ行かなければなりません。
ときには早出などの可能性もありえますので、比べるまでもなく社会人のほうが大変です。
それ以外の時間帯に関しても、トータルで時間に余裕がないのは社会人です。
大学4年生の就活について知りたい方はこちら!
この記事を読む前に、まだ内定を獲得できていない、内定を持っているが納得内定ではない、という方は、大学4年生向けの就活方法について解説している記事があるのでそちらを読んでください。
大学4年生になると、就活はどれだけ早く始められるかがポイントになります。
まだ内定を獲得できていない、という方は急ぎましょう。
もう納得内定を獲得できている、という大学4年生の方は、この記事をぜひ読み進めてください。
大学4年生の過ごし方ポイント
大学4年生は順当に単位がとれていれば暇な時間が著しく増加します。
今まで忙しくしていたために、まとまった時間がいきなりできてもどのように過ごせばいいかわからない方も少なくありません。
そんなときに、以下のことを意識してスケジュールを組んでみましょう。
少しでも興味のある事にチャレンジ
あなたの中にある「小さな好奇心」を見逃さず、行動してください。
興味のあることを見つけるには、今までの生活で「つい時間を忘れて取り組んでしまったこと」を書き出すのがおすすめです。
また、図書館で普段は手に取らない分野の雑誌を眺めたり、地域のボランティア活動を体験したりすることも、新しい興味を見つけるきっかけになります。
将来や仕事に役立つかどうかで選ぶのではなく、あなたが純粋に面白いと思えることに触れてください。
あなたの感性が豊かになり、面接で人間味のある対話ができます。
社会人になると週5日、1日8時間勤務することになります。
時間を自由に使えるのは学生の特権です。
前から挑戦したいと思っていたこと、興味のある分野などに一歩踏み出してみましょう。
まとまった時間を活かす
まとまった時間を活かすのも有効です。
社会人になると数週間単位の休みを取ることは難しくなるからです。
時間のかかる趣味や過ごし方に没頭しましょう。
具体的には、日本一周のような長期の旅行や専門的なプログラミング学習、あるいは一本の長編小説をじっくり書き上げるといった活動が挙げられます。
「1つのことに長時間向き合った経験」は、自分の限界を知る機会になり、大きな自信につながります。
就活対策には見えない行動であっても、まわり回って面接で役立つかもしれません。
さらに、社会人になってからも欠かせない素質となります。
仕事で挫けそうな時や悩んだ時にあなたを支えてくれます。
習慣を作るきっかけに
習慣を作るきっかけになるのが大学4年生です。
毎日15分の読書や決まった時間の運動、日記をつけるといった「良い習慣」を身につけてください。
習慣化することで、モチベーションに左右されず行動できる「自己管理能力」が養われるからです。
社会人になると、忙しい中でも学び続けたり体調を管理したりする力が求められます。
習慣を作った経験があればあなたの武器になります。
さらに、規律を持って生活できる人は職場でも信頼されやすく、責任ある仕事を任されるでしょう。
コツコツと取り組んだ経験がない人は、大学生のうちに挑戦してください。
習慣を作るには時間がかかります。
早い段階から少しずつ始めることをおすすめします。
大学生だからできることを考えよう
大学4年生の暇な時間を有効活用するための方法ですが、まずはやりたくてもできなかったことをあげてみましょう。
そのなかで社会人になってからもできることは含めずに後回しです。
たとえば時間に余裕がたくさんある大学生の場合ですが、平日の昼間から友人と出かけたり、食事をしたりできるのは大学生のうちだけです。
自宅でゴロゴロしながら映画を見たり、スマホでゲームをしたりということは、大学生でなくてもできることなので後回しにしましょう。
大学4年生がやっておくべきこと
社会人になってからでは、なかなか気軽にできないものはたくさんあります。
大学4年生のときには、そういったものを優先的に行うことで有意義な時間となるでしょう。
そこで代表的な10個のやっておくべきことをご紹介いたします。
お金の勉強
学生のうちにお金の勉強を始めることは大切です。
正しい知識を身につけることで、入社後の給与管理や将来の資産形成において、大きな失敗を防げるからです。
たとえば、金融庁が作成した「高校生のための金融リテラシー講座」がおすすめです。
高校生のためとなっていますが、大学生が読んでも参考になります。
1人暮らしに憧れがあったり、クレジットカードを作ろうと考えたりしている人は一読してください。
金銭トラブルを回避でき、充実したライフプランを作成できます。
社会人になるとお金の知識は当たり前のものとして認識されます。
知らない間にお金を失ったり、損をしたりしないためにも大学生のうちにお金の知識を身につけておきましょう。
詳しくはこちらをご覧ください。
資格の勉強
時間がある人は資格の勉強もおすすめです。
志望業界に合わせて以下の資格を学習することで、スムーズに業務が覚えられます。

資格の勉強は一朝一夕では終わりません。
少しずつ勉強を始め、正しい知識を身につけるようにしてください。
また、資格名を履歴書に記載することで、入社意欲や熱意のアピールも可能です。
読書
社会人になると時間に余裕がなくなってしまいます。
その反面、成長し続けなければいけないという面があります。
何かしらの手段でインプットをする必要も出てきますが、読書はとても有効な手段です。
通勤時間や休憩時間などのちょっとしたスキマ時間でもできることなので、大学4年生の自由な時間で読書の習慣をつけておくのがおすすめです。
読書によって身についた知識は誰にも奪えない財産となります。
学びも非常にたくさんありますので、習慣づけることが大切です。
自動車免許取得
自動車免許を取得していなければ、この機会に取得してしまうのも有意義な時間の使い方といえるでしょう。
教習所へ通う、あるいは合宿で短期取得するという2種類の取得方法があります。
どちらにしても、社会人になってからでは時間の捻出が難しくなってしまいます。
自由な時間がある状態のときに取得してしまうとよいでしょう。
特に地方など車社会の環境に身を置いている場合には必須となりますし、電車移動などで十分な環境であったとしても自動車免許は無駄になりません。
興味があることの勉強
勉強は仕事に関係するものだけではありません。
純粋に興味があることに関して、しっかり深掘りすることもまた勉強となります。
資格取得などの具体的な目標があるわけでなく、単なる興味や知的好奇心が同期である場合は吸収力も非常に高くなるでしょう。
趣味になりますが、それもまた何かの場面で活かせる知識になるかもしれません。
能動的に勉強することは素晴らしいことですので、気持ちのおもむくままに勉強するとよいでしょう。
留学
海外に長期間滞在して、現地の言葉や文化を学ぶというのが留学の目的となります。
社会人になってからでは休日を利用した旅行が精一杯になるでしょう。
今のうちに留学をして、海外の多様な価値観や雰囲気を味わっておくといいでしょう。
留学経験がその後の社会人生活において活かせる場面があるかもしれません。
長期間の滞在ということが、旅行では味わうことのできない発見につながることもあります。
大学によっては費用を負担してくれる制度もありますので、もし制度がある場合には活用しましょう。
旅行
国内外に、気ままに旅行するというのもいいでしょう。
基本的に土日や祝日などのピーク時期になると旅費も高くなってしまいますが、大学生であればもっとも旅費が安くなる平日でも問題ありません。
また家庭をもっていない状態であれば、旅行先でも自由です。
1人きりでも良いですし、友人とでもかまいませんので、旅行を味わうというのもいい経験になります。
特に、社会人になってからでは難しくなる10日間などの長期旅行は今だけしか味わえません。
バイト・インターン
内定先とは別に、これまでに一度は働いてみたいと思っていながら実現できていないこともあるのではないでしょうか。
もしあるようでしたら、バイトで短期間だけでもその願望を実現するチャンスです。
社会人になってからでは、よりいっそう実現するのが難しくなってしまいます。
ラストチャンスのような感覚でチャレンジしてみるのもいいでしょう。
また、内定先で一足先にインターンという形で働き始めるというのも手です。
社会人経験をいち早く積めますし、正式に働き始めてからの動きも速くなります。
副業
ビジネスに興味がある人は副業がおすすめです。
社会人になる前からお金を稼ぐ経験ができるからです。
アルバイト以外の収入を得てみたい人は、以下の副業を参考にしてください。

大学生のうちはお金に余裕のない人も多いでしょう。
そこで、パソコン1台あれば始められるものを選びました。
ただし、就活や卒業論文など、大学生活の本分を優先できるよう、無理のない範囲でスケジュールを組むことが大切です。
副業がメインにならないよう注意してください。
遊ぶ
時間に自由のある今だからこそ、遊びに時間を費やせます。
友人に関しても予定を合わせやすい今だからこそ、気軽に集まれますし、翌日のことを気にせず、延々と楽しい時間をすごせるのです。
社会人になると、予定を合わせるというだけで大変さが格段にアップしてしまいます。
特に平日となると、仕事終わりの時間もバラバラになってしまうため、時間が合わなくなります。
そうなる前に、今のうちに楽しい思い出作りをしておくといいのではないでしょうか。
大学4年生必見!新卒の離職状況
納得のいく社会人生活を送るためには、あなたに合った企業を選ぶことが大切です。
厚生労働省が発表した最新データでは、大卒者の約3割(33.8%)が就職後3年以内に離職しています。
とくに宿泊・飲食業などは50%を超えました。
一方、製造業やインフラ産業、大規模企業では比較的低い傾向にあります。
つまり、就職先は知名度だけで選ばず、仕事内容や勤務形態が自分に合うかを事前に確かめることが重要です。
残りの大学生生活で自己分析を深め、働く姿を具体化してください。
あらかじめ想像しておくことで、入社後のミスマッチを防げます。
公的なデータを賢く使い、納得感のある一歩を踏み出しましょう。
詳しくはこちらをご覧ください。
大学4年生が内定後に不安になった場合
大学4年生が内定後に不安になった場合、以下の3つを試してください。
- 家族・友人に相談する
- 内定先の企業に相談する
- 就活エージェントに相談する
内定は獲得して終わりではありません。
無事に入社日を迎え、勤務を継続することが大切です。
もし、内定を獲得したものの不安に襲われた学生は本章を参考にしてください。
周囲の力を借りることで解決の糸口が見つかるかもしれません。
家族・友人に相談する
まずは、あなたのことをよく知る身近な人に話を聴いてもらいましょう。
自分の考えていることを口に出すことで、頭の中が整理され、何に対して不安を感じているのかが明確になるからです。
不安や悩みは曖昧な状態では対策できません。
さらに、理解できない状態が続くと心身にも悪影響です。
信頼できる人に思い切って相談してみましょう。
「知らない人に話すのは緊張する」「相手の顔がわからないのは不安だ」と感じる人は家族や友人に就活の悩みを打ち明けてください。
あなたの性格や特性を考慮したうえでのアドバイスがもらえるでしょう。
もし、直接的な解決策が見つからなくとも、気持ちが落ち着く可能性があります。
内定先の企業に相談する
会社の実情に関わる不安がある場合、勇気を出して採用担当者に連絡を取ってみるのが効果的です。
入社前に面談の機会を設けてもらったり、配属先の先輩社員と話す場を作ってもらったりすることで、勝手な想像による不安を事実で解消できます。
企業側にとっても、新入社員が納得感を持って入社してくれることは大きなメリットであるため、親身に対応してくれるケースがほとんどです。
ただし、企業には普段の業務があります。
すぐに対応してくれるかは不明です。
そのため、早い段階から相談し、時間を作ってもらうようにしてください。
入社後の姿を想像することで、直接的な解決につながるでしょう。
就活エージェントに相談する
第三者の専門的なアドバイスが欲しいときは、就活エージェントを活用しましょう。
数多くの学生を支援してきたプロの目線から、今の不安が一時的なものなのか、それとも真剣に向き合うべきものなのかを客観的に判断してもらえます。
プロの知見を借りることで、自分では気づかなかった「その企業を選んだ本来の理由」を再確認することが可能です。
就活エージェントの利用は無料となっている企業が多くあります。
まずは、一度相談してみることをおすすめします。
とくに、志望企業や業界に強いエージェントを選んでください。
豊富なスキルと経験を持った人に相談できるからです。
身近な人や就職先には言えない悩みも第三者であれば話しやすい場合があります。
外部のサービスも積極的に活用してください。
内定を辞退したくなった場合
キャリアプランを再考した結果、内定を辞退するのは問題ありません。
ただし「決断したらできるだけ早く、かつ電話で誠実に伝えること」が大切です。
内定辞退は決して法律違反ではありませんが、企業側はあなたを迎え入れる準備を進めているため、礼儀正しい対応が求められます。
メールだけで済ませず、まずは電話で採用担当者に直接話すのがマナーです。
「検討を重ねた結果、自身のキャリアプランを再考し、別の道に進む決意をいたしました」と、結論から丁寧に伝えましょう。
電話で話すことで、誠意が伝わりやすくなり、相手企業とのトラブルを防ぐことにもつながります。
電話が終わった後、あらためて「先ほどはお電話にて失礼いたしました」と添えて、辞退の旨をメールで送ってください。
メールを残すことで、言った・言わないの行き違いを防ぎ、企業側も社内手続きをスムーズに進めることが可能です。
内定を辞退する場合、選考を通じて評価してくれたことや時間を割いてくれたことへの謝意を言葉にしてください。
社会に出た後、別の形で企業や担当者と関わる可能性もあるからです。
内定を伝える際、最後まで丁寧な対応を心がけてください。
まとめ
何も考えずにダラダラとすごすこともできますが、せっかくの自由な時間を浪費してしまうのはもったいないことです。
社会人になってから後悔をしても手遅れです。
今のうちに真剣に考えたうえで、最大限活用する手段を考えてみてはいかがでしょうか。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート











