大学1年生の貯金ってどのくらい?不安になったときのおすすめの対処法

大学1年生の貯金ってどのくらい?不安になったときのおすすめの対処法

はじめに

大学生のみなさん、貯金はしていますか。

大学生の平均貯金額に足りなかったとしても、あくまで目安であり、無理をしてまで貯金をする必要はありません。

ただ、大学生はある程度の出費も考えられますし、旅行や留学などでまとまったお金が必要になるケースもあります。

そんなときには、普段の生活習慣をあらためるだけでも、出費を抑えられ、貯金もできるようになるでしょう。

大学生がお金に不安を感じたときの対処方法など、今回はご紹介します。

この記事を読めば、大学1年生が貯金するための方法やコツがわかります。

ぜひ、無理せず貯金をしていき、有意義な経験を積んでみてください。

大学生の平均貯金 

大学生は、何かと出費も多く、将来を見据えて貯金をする人も多くいます。

「学生生活実態調査の概要報告」によると、大学生の平均貯金額は以下のように報告されました。

大学生1ヶ月の平均収入:自宅生が62,820円、下宿生が122,250円
1ヶ月の平均貯金:自宅生が19,610円、下宿生が12,990円
1年間の平均貯金額:自宅生が235,320円、下宿生が155,880円

統計によれば、月に2万円ほどの貯金をしていることがわかります。

ただ、過去と比べると貯金額は減る傾向にあり、学生の財布事情は厳しくなっているといえるでしょう。

周りと比較する必要はない 

大学生の貯金の平均を知っておけば、自分の収支について目安にもなるのでよいことです。

ただ、どのくらい稼いでいるか、何にいくら払っているのかなどは個人差があります。

人によってこれから先必要な金額はわかってくるので、無理して平均に合わせる必要はありません。

なかには、留学のために貯金をしている学生もいれば、親からの仕送りを返済するためにバイトの給料から貯金に回す学生もいるでしょう。

平均貯金額はあくまで目安として、自分なりの貯金方法を決めてみてください。

貯金する目的 

大学生は、貯金する目的を決めることも大切です。

もし、目的なしで貯金すれば、お金を使った方がよい経験を得られるシーンでも、払うのを渋って機会を逃す可能性もあるからです。

また、節約が苦になるようでは貯金の意味もありません。

なんのために貯金するのか、目的をはっきりさせることも必要です。

これから考えられるまとまった出費

貯金する目的を決めるとしても、欲しいものを得る以外では、目的を考えるのは難しいでしょう。

もし貯金の目的を決めるのなら、どんなシーンでどれくらいの出費が発生するかの確認も大切です。

以下にこれからの大学生活で発生する可能性のある、まとまった出費についてご紹介します。

旅行 

大学生は友達が多い場合、夏休みに複数人で旅行する可能性もあります。

もし貯金が足りなければ、せっかくの貴重な体験を逃すことになるでしょう。

社会人になってからは自由時間も一気に減ってしまうため、大学生のうちでないとなかなか旅行もできません。

また、大学卒業後は、卒業旅行をする可能性もあります。

親に卒業旅行の資金を出してもらうのには抵抗がある人も多いですが、貯金があれば不安もなくなります。

旅行先での貴重な経験は、就活での体験談としても使える要素です。

そのため友達から急に誘われても行けるように、貯金をしておくのがおすすめです。

教習所 

大学生は、車の運転免許を取るのにも最適な時期です。

自由時間が多いためお金さえあれば、すぐにでも免許が取れるでしょう。

ただ教習所に通うには、まとまったお金が必要です。

親が出してくれる学生もいるかもしれないですが、できれば自分の貯金でまかなうようにしましょう。

成人式 

大学生は、ちょうど成人式を迎える時期なので、特に女子大学生がかける金額は高い傾向にあります。

成人式に使う着物の費用などで、合計で20万円ぐらいは予算として考えておきましょう。

ただ、一生に残る思い出でもあるので、普段から貯金をして後悔のない選択をしてみてください。

一人暮らし 

大学生は一人暮らしを始める方も多いでしょう。

親からの仕送りがあるかないかでも変わりますが、一人暮らしはお金が溜まりにくい傾向にあります。

これから一人暮らしを始めたいなら、家電や家具を少しでも安く抑える工夫が必要です。

節約術については、たとえば以下のようなことが考えられます。

  • 洗濯はまとめて行い、水道費を節約する
  • 洗剤やシャンプーなどは詰め替えできるものを使う
  • お茶はできるだけ自分で作ってペットボトルを買わない

普段の何気ない行動が節約につながるので、一人暮らしでも貯金をしたいなら生活習慣の見直しをしてみましょう。

留学 

もし海外に留学を考えているなら、時間とお金に余裕のある学生時代がおすすめです。

費用をしっかり調べて、資金も多めに準備しましょう。

若いうちに留学をするメリットは、英語力が早く身につくからです。

ただ若いうちといっても中学生の頃に留学をすれば、進学に影響が出ます。

その点大学生であれば、受験勉強なども必要もないので、気兼ねなく海外の生活に浸れるでしょう。

留学に最適な年齢は20~25歳といわれているため、大学生はまさに適齢期です。

脱毛 

特に女性は、若いうちに脱毛を済ませたい人も多いでしょう。

もし脱毛をするなら、お金と時間に余裕がある大学1年生の時期にするのがおすすめです。

ただ美容脱毛か医療脱毛かでかなり金額にも差があり、一括払いか分割払いかでも合計費用が違う点には注意しましょう。

大学生のときであれば、脱毛費用も学割がきくので、より安く利用できます。

しかし、脱毛費用は高いため、口コミやサイトでしっかりと調べ、比較検討することも必要です。

環境設備 

大学生では、パソコンやイヤホン、椅子など、環境設備に関する出費も多くなります。

たとえば、オンライン授業がメインなら作業効率の上がるものを用意したくなるでしょう。

どれも料金は高めなので、普段から貯金するなどして、お金を準備する必要があります。

特にパソコンは授業で使うレポート作りや、資料の作成には欠かせないアイテムです。

ほとんどの大学でパソコンは設置されていますが、好きな時間に利用できないのは欠点でしょう。

作業効率を上げるのはもちろん、環境をよくするためにも設備は整えておきましょう。

貯金する方法 

大学生が貯金をしたいなら、以下のようなことを試してみるのがおすすめです。

  • 普段からお金を管理する
  • 支出を計算し、収入を把握するために家計簿をつける
  • 無駄な出費を削る

無駄な出費を削れば貯金もでき、本当に欲しいものを買えるでしょう。

まずは簡単なことから試してみて、自分にあった節約方法を見つけてください。

お金の管理をする 

多くの大学生が、「バイトをしているのに生活がカツカツ!」と悩んでいます。

貯金はおろか生活費を工面するのも大変という学生も多いでしょう。

ただお金の管理がうまくいけば、収支のバランスもよくなり、貯金にもお金を回せるようになります。

まずは今、自分がどのくらい稼いでいるのか、また何にどのくらい使っているのかなど、現状を把握しておきましょう。

支出を計算する 

大学生が効果的に貯金をしたいなら、支出を計算するのが早道です。

まずは先月の食費や交際費、交通費、洋服代、勉強代など、自分がよく使う項目に分けるようにしましょう。

もし計画的に貯金をしたいなら、支出額を計算したうえで、1日にいくら貯金できるかを決めるのがポイントです。

仕送り額などは定額で手に入る現金でもあるため、それも考慮して支出額を導き出しましょう。

仕送りがない場合は、アルバイト代なども計算し、出費が目に見えるようにすることが大切です。

今月の収入を把握する 

大学生でもバイトをしているなら、時給も簡単に計算できます。

ただ、病気などでバイトができない状況も考えておきましょう。

そのため毎日の時給を計算して、どのくらいの金額(仕送りなど)が入ってくるのかを把握することが大切です。

収入がわかれば、赤字にならないように遊びの予定を調整する、欲しいものを我慢するなど、余分な出費も防げるからです。

収入が把握できれば、多くの学生は使いすぎていると気づくでしょう。

出費も大切ですが、いくら手元に入るか計算するのも貯金のためには必要です。

どこにお金を使いたいのか決める 

大学生が貯金をしたいなら、友達と遊ぶため、趣味のグッズを集めるため、洋服代に使うためなど、自分が何にお金を使うべきかを決めましょう。

大学生は社会人一歩手前の時期であり、お金の管理は必須の能力です。

学生のうちから副業やバイトなどで社会経験を積む人も多いでしょう。

ただ一方で、サークルの飲み会やギャンブルにはまって散財してしまう人もいます。

もしお金の使い道に困ったときには、健康のためにお金を使う、交際費に使うなど、少しでも将来のためになるものへ使うようにしてください。

無駄な出費を削る 

貯金をしたいなら、出費のなかでも優先度が低いものは抑えるように工夫しましょう。

自分がお金を使ったときに、一定の満足感がないものには出費をしないことも大切です。

実践することは簡単で、実家暮らしなら食事は家で食べる、服は今月買いすぎたから来月は買わないなど、無駄な出費を削るようにします。

もし一人暮らしなら、自炊にしてランチ代を節約するだけでも違います。

削れる部分はなるべく削ることで、出費も抑えられ、貯金もできるようになるでしょう。

稼ぐ方法 

無駄な出費が抑えられたら、次は、バイトをするなどして収入を増やせば貯金もできるようになります。

バイトで稼ぐには、シフトを増やす、バイトを掛け持ちする、時給が高いバイトをする、まかないつきのバイトを探すなどがあります。

特に、まかないつきのバイトは食費を削れるのでおすすめです。

シフトを増やす 

もし、やることもなくゴロゴロしている時間があるなら、バイトで稼ぐ時間にあててみましょう。

すでにバイトをしているなら、シフトを多めにして頑張ってみるのも1つの方法です。

ただ、学業に差し支えのない程度のシフトを組むことも忘れないでください。

バイトを掛け持ちする 

バイト代を稼ぐなら、シフトを増やすのが近道です。

ただバイト先によっては、あまりシフトを入れられない可能性もあります。

そんなときには、バイトを掛け持ちして頑張ってみましょう。

たとえば、早朝のコンビニと夜の居酒屋を掛け持ちすれば、深夜代金で高収入も得ることも可能です。

高時給のバイトをする 

大学生でお金を貯めたいなら、スキルを活かした家庭教師や塾の講師などのバイトもおすすめです。

高時給のバイトなら、働く時間を増やさずとも貯金に回せる金額は多くなります。

もしくは学業に差しさわりがないような深夜バイトにするなど、高時給のバイトを探してみましょう。

まかないのあるバイトをする 

一人暮らしの大学生なら、食費を削れるまかないつきのバイトもおすすめです。

特に、個人経営の店でバイトをすれば、まかないも出やすいでしょう。

自炊が苦手な人ほど食費は痛い出費になるので、まかないつきのバイトは一石二鳥のバイトです。

副業を始める 

昨今では、大学生でも副業を始める人が多くなっています。

大学生活が終わり社会人になっても、副業があれば収入に余裕がもてるでしょう。

パソコン1つでできる在宅など仕事はたくさんあるので、自分にあった副業も見つけてみてください。

まとめ

大学生の平均貯金額や貯金をする方法など、ご紹介してみました。

ただ貯金額が平均額に足りなかったとしても、周りとは収入も支出も違います。

そのため、周りと比較する必要はありません。

また貯金する目的が見当たらないなら、無理に貯金する必要もないでしょう。

大切なのは、自分がなんのために貯金するのかを考えることです。

ただ、いざ留学や旅行などでまとまったお金が必要になることを考えた場合、日々の貯金は大切です。

ぜひ、貯金の方法を参考にして、貯めたお金を有意義に使ってみてください。

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