大学生でクレジットカードを使うことは危険なのか?クレカ3枚持ち大学生が徹底解説!

大学生でクレジットカードを使うことは危険なのか?クレカ3枚持ち大学生が徹底解説!

はじめに

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クレジットカードは正しく使えばまったく危険なものではないですし、ポイントも上手に貯めることができればお得で節約にもなります。

そのまま現金を出してもポイントは付きませんが、クレジットカードで支払っただけでポイントが付きます。

さらに学生の場合は学生専用カードというものがあり、在学時限定で利用ができ大学に通っていれば利用可能性です。

社会人の特典よりも優遇されていることも多く、海外ショッピングがよりお得になる場合やポイントの還元率が高いものもあります。

スーパーやコンビニに行ってもクレジットカードが使え、逆に言うとほとんどのお店で利用ができキャッシュレスの時代でもあるため1枚はあると便利です。

 

【大学生のクレジットカード事情】60%の大学生はクレジットカードを持っている

クレジットカードを作ろか悩んでいる方は、周りの大学生はどの程度持っているのか気になっているのではないでしょうか。

実は日本クレジットカード協会の調査結果では、約60%の過半数の大学生はクレジットカードを所持していると明らかになっています。

特に大学3年生なると、所持する方が増えていて買い物などで活用しているようです。

今はキャッシュレスの時代でもあり、社会人になる前にクレジットカードを作る方も多いようです。

【大学生のクレジットカード事情】クレジットカードの機能を解説

クレジットカードで買い物ができることはわかっていても、初めて持つ場合どんな機能がついているのかいまいちわからないかもしれません。

機能としてはカードを利用した翌月移行に、自分が指定している口座からの引き落としとなります。

そのため買い物をした時にすぐ支払うのではなく、少し経った後にお金が必要になります。

クレジットカード・デビットカード・プリペイドカードの違い

クレジットカードに似たもので、デビットカードやプリペイドカードというものもあります。

お店での使い方は似ているのですが、仕組みに大きな違いがあるのです。

ここからは、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードそれぞれの特徴について詳しく紹介していくのでぜひ参考にしてみてください。

クレジットカード

その場でお金を支払うことなく後払いできるカードを、クレジットカードと言います。

最近ではキャッシュレスが主流になってきているので、スーパーやデパート、ドラッグストアなどで使えることは知っているでしょう。

このほかにも、ネットでの買い物、光熱費、場合によっては家賃、税金などさまざまな支払いに利用できます。

欲しいものがあり財布を見ても現金がほとんど入っていなくてピンチという時にも、カードの上限額までは買い物できるためわざわざ銀行でお金を下す手間も省けます。

カード会社の特典によりますが、大抵のカードでは100円につき1ポイント以上貯まる仕組みになっているため、支払いに利用していると、結構なポイント数が貯まるのも特徴です。

デビットカード

スーパーやドラッグストアなどで利用する際、クレジットカードとまったく同じような使い方をします。

ただクレジットカードの場合は後払いでしたが、デビットカードでは即時引き落としになります。

あらかじめ銀行口座と紐づけされているため、利用をしたらその銀行口座からすぐに引き落とされるという仕組みになっているのです。

もし銀行口座に残高がない状態の場合は、デビットカードで買い物ができません。

あらかじめ使う可能性があるお金は紐づけされている銀行口座にお金を入れておいた方が、安心です。

デビットカードの場合クレジットカードと違いその場ですぐお金が引き落としになるため、残高を超えてまで使えない分使いすぎも防げます。

プリペイドカード

プリペイドカードもクレジットカードやデビットカードと同じように利用ができ、最近ではキャッシュレスの時代になりさまざまなお店で使えます。

事前にプリメイドカードにお金をチャージしておき、その分だけが使える仕組みになっています。

スマートフォンやWebサイトなどから簡単にチャージできるものや、お店に行ってレジなどでチャージできるものなどさまざまです。

前払いした中でお金を使うようになりますので、こちらも使いすぎてしまう心配がありません。

事前に自分が使う分を予想し、その金額をチャージするようになります。

万が一予想を超える金額を利用したい時には、プリペイドカードに再度入金が必要です。

支払い方法

クレジットカードには支払い方法もいくつかあり、その時の状態に応じて選べます。

大きいものを購入した時に一気に支払いができないと思った時にも、一括ではなく分割にするなど選択肢があるのです。

こちらでは、一括払い、分割払い、リボ払いについて詳しく説明していきます。

支払い方法によっては当初の購入金額よりも全体的な支払いが高くなってしまう場合もありますので、気を付けるようにしましょう。

一括払い

クレジットカードを利用して購入した商品の代金を、すべて1回で支払うことを一括払いと言います。

本来購入した時に現金で支払うところを後にしてもらっていますが、翌月以降の請求で一括払いの請求が来ます。

その分を考慮しないでお金がいっぱいあると思って前の月に使ってしまうと、その後翌月の支払いが大変です。

計画的に利用しないと、お小遣いやアルバイト代以上の請求になってしまうこともあります。

特に支払いの時に分割などと指定していない時には、一括払いになっています。

ほとんどのお店で「一括払いでよろしいでしょうか」と聞いてくれるため安心です。

一括払いでは後払いになるものの、手数料が一切かかりません。

さらにポイントが貯まり、利用した金額も明細などで把握できるため家計簿代わりにもなります。

分割払い

複数回に分けて支払いをすることを、分割払いと言います。

おこづかいの中などで簡単に支払いができそうな場合は一括でも問題ありませんが、結構大きなものを購入してしまうと一度に支払うのは大変です。

そのような時には、翌月だけでなくその次の月以降にも分けて支払いができます。

どうしても一気に支払いするのが難しそうだと感じてしまった時には、分割払いをしましょう。

その際2回までであれば手数料なしで支払いができますので、2回がおすすめです。

3回以上の場合は手数料かかることがほとんどで、余計なお金がかかってしまいます。

時期によりますが、数ヶ月後までお金を貯めてボーナス一括払いも利用してみましょう。

分割で3回以上で手数料を支払うよりも、ボーナス払いまでに3ヶ月以上ある場合そこまでにお金を貯めボーナス一括払いをすれば手数料がかかりません。

リボ払い

分割払いに似たように感じられるかもしれませんが、細かく見ていくと別物です。

分割払いの場合は購入金額をそのまま2回や3回に分けそこに手数料がかかりますが、リボ払いの場合は支払いの金額が一定になるため購入金額をどの程度買ったのかどうかは関係ありません。

たとえば、10万円の商品を購入しても20万円分買ったとしても、リボ払いで毎月1万円ずつ支払うと決めていればそれ以上は払う必要がないのです。

しかし、必ず手数料がかかってきますので、毎月1万円全額を支払えるわけではありません。

商品代金に充当できるのは7,000円分で残りの3,000円分は手数料で取られます。

さらにリボ払いは無理なく支払える金額になっているため、返済も長い間続くことになります。

【大学生のクレジットカード事情】クレジットカードは便利な道具

使い方さえ間違わなければ借金地獄を見ることもないですし、逆にポイントも貯まり得をします。

クレジットカードは賢く使えば便利な道具で、Webで明細が見られるようにしておけば確認したい時にすぐ「ログインをして自分がどの程度使っているのか把握できます。

家計簿をわざわざ付けなくても、どのような出費があったのか簡単にわかり便利です。

インターネットショッピングで手数料がかからない

欲しいものがあった時、インターネットショッピングを利用する方も多いのではないでしょうか。

わざわざお店まで買いに行く必要がないですし、自宅から遠いショップでもインターネットであれば気軽に商品を見て購入ができます。

ただ、支払い方法はさまざまあり、中には手数料がかかる場合も多いです。

特に代金引換や銀行振り込みなどは手数料が発生することが多く、お店で購入するよりも余計なお金を支払わなければなりません。

インターネットショッピングでクレジットカードを使えば手数料を取られることもなく、サクサクと購入できます。

コンビニ支払いのように後からどこかに行って支払う手間もないため楽です。

その場でキャッシュがなくても使える

欲しいものがありすぐにでも買いたいのに、財布の中を見たらお金が入っていないということはないでしょうか。

財布の中にお金がなくクレジットカードもなければ、どこかにおろしに行き、また戻ってくるかあきらめなければいけません。

その場で財布にお金が入っていなくても、クレジットカードがあれば気軽に買い物ができます。

現金で支払っているうちに小銭が溜まりやすい場合、財布が重くて困ってしまうこともあるでしょう。

クレジットカードでは1円や10円を硬貨でやり取りしなくても良いため、財布の中もスッキリさせておけます。

お金が入っていると思っていてレジに並びなかった場合も、クレジットカードが使えるお店であればそのまま支払いができ恥をかかなくて済みます。

購入金額に応じてポイントが貯まる

クレジットカードの魅力は、お金が財布に入っていない時にも欲しいものがATMに行くことなく購入できる点です。

さらに、購入金額に応じて、ポイントまでもらえお得です。

100円につき1ポイントであったとしても、公共料金や賃貸業者にもよりますが、家賃なども支払対象になる場合があり、結構貯まります。

月に50,000円前後利用した場合、毎月最低でも500ポイントずつ貯まり、年間にすると6,000ポイントも貯まるのです。

もしすべてを現金や銀行口座払いにしていたらこの6,000ポイントは貯まることがないため、大変お得です。

1ポイント1円として利用できるため、6,000円分得できます。

もし学生の特典があり100円につき1ポイントではなく、2ポイントや3ポイントの場合、倍々で貯まります。

荷物が少なくなる

クレジットカードは重たいものではないですし、支払えるお店も増えていますので現金がなくても困りません。

それでも万が一のために少し現金を準備したとしても、最低限入れておけばいいためそんなに小銭も必要なく助かるでしょう。

お札は紙なためそこまで財布を重くしなくても、硬貨が結構入っていれば荷物も多くなります。

クレジットカードを持ち歩き利用するようになったら、財布が軽くなり荷物が少なくなるのを実感できるでしょう。

今はコンビニやスーパーだけでなく、個人店などでもキャッシュレスの時代になり、クレジットカードが使えるお店がほとんどです。

近場のお店でカード払いができるとわかっていれば、財布にクレジットカードのみを入れて買い物にも行けます。

クレジットカードの特典を得ることができる

クレジットカードはどこの会社で作るかでも、特典内容が変わってきます。

ショッピングサイトのクレジットカードであれば、その会社のサイトで購入した時には通常の○倍でポイントを付けることやキャンペーンの時にもプラスでポイントを付与してくれます。

もともとどこで買い物をしてもポイントの還元率を上げてくれている会社もあり、思った以上に貯まりやすいところもあるのです。

多いのがカード会社のポイントモールを活用すると、2倍以上のポイント還元になります。

よく利用するショッピングモールがないかサイトで確かめ、あればカード会社のサイトを経由して利用するようにしましょう。

海外で利用した時に安心な、海外保険が付いているものも多いです。

【大学生のクレジットカード事情】知識がないと危険な部分もあるので気を付けよう

財布の中に現金が入っていなくても商品やサービスをクレジットカードで購入できてしまうため便利ではありますが、逆に無計画に使ってしまうと後から支払いができなくなってしまいます。

何でも買える魔法のカードではなく、必ず購入した後には使ったお金を支払わなければいけないということを覚えておかなければいきません。

大学生の場合アルバイト収入が主なため、不安定で支払いが滞る可能性もあることは覚えておきましょう。

リボ払いは手を出すな

リボ払いは一見利用する側にとって優しいもので、便利に感じてしまうでしょう。

毎月一定の金額を支払えばいいため、翌月以降のお金の準備も楽です。

もし前月は5万円使い今月は10万円使っても、枠の上限までであれば買い物ができますし毎月の支払いは1万円など少ない金額を返済すれば問題ありません。

しかし、支払う時には楽に感じてしまいますが、実はかなりの手数料が取られています。

さらに、支払いの期間が長くなればなるほど手数料も高く取られてしまうため、ポイントの還元以上にお金がかかってしまうのです。

計画的に買い物はするようにし、大きいものを購入する時には2回の分割かできる限り一括払いで購入するようにしましょう。

リボ払いは便利ですが、本当にどうしようもない時以外は使わないようにしましょう。

キャッシングは借金です

クレジットカードを申し込みした時に、ショッピング枠だけでなくキャッシング枠が付くこともあります。

学生の場合は10万円の枠などそんなに大きすぎる金額にはならないのですが、お金が簡単に借りられるため足りない時には借りるクセをつけてしまうと大変です。

金利も年利で計算され、数万円借りるつもりでも返済が難しくなりすぐに返せないと結構な利息が付きます。

ひと昔前のように法外な利息で返さなければいけないことはありませんが、それでも10万円までの借り入れであれば上限20%も取られてしまうため大きいです。

貯金や予備のお金を貯めるようにし、キャッシングも利用しないようにしましょう。

使いすぎてしまうおそれがある

クレジットカードの上限は、学生の場合50万円や100万円など付くことはありません。

だいたい10万円前後にはなりますが、それでも貯金と勘違いをして使いすぎてしまう可能性が十分あります。

お金を支払っていないため、実感がなく支払いの金額も増えていきます。

自分の中では2万から3万円しか使っていない気分でも、すでに6万円前後使っていたということも考えられるのです。

しっかりと毎回Webの明細などを確認しておかないと、知らない間に使いすぎてしまうかもしれません。

もし限度額まですべて使い切ってしまうと、その支払いが終わるまでもクレジットカードは使えなくなります。

使いすぎてしまわないように、しっかりと把握しながら利用しましょう。

支払いを忘れてしまうおそれがある

使ってからすぐに引き落とされるわけではないため、支払いを忘れてしまう可能性もあります。

必ずクレジットカードの引き落としはいつか把握して、前日までには請求金額を入れておくようにしましょう。

支払いが遅れてしまうと、「この人は約束を守らない人」と思われてしまい新規で他のカードを作りにくくなってしまう可能性があります。

利用履歴にも遅れたということでキズが付いてしまうので、支払いには神経を使いましょう。

できれば貯金のうちの20万円など多めに引き落としの口座に入れておくと、万が一期日までに入金を忘れてしまっても貯金分から引かれるため安心です。

その際すぐに引き落とし分を口座に入れれば、貯金も維持できます。

【大学生のクレジットカード事情】プリペイドカード・デビットカードがおすすめ

クレジットカードの場合使いすぎや支払いの遅れによる信用情報のキズも心配なため、不安な場合はプリペイドカードやデビットカードがおすすめです。

支払える能力以上に使うことができないため、使いすぎて支払いが大変になることもありません。

これらもクレジットカードと同じように使える場合が多く、ネット通販の支払いもできまし、会社によって100円に1ポイントなど貯まる場合もあります。

プリペイドカード

自分で今月はこの金額を使うと決めたら、その分だけを入金して使えるのがプリペイドカードです。

前払いをすることで利用できるため、自分が思っていた以上の金額を使い後から多額の請求が来ることは一切ありません。

今はキャッシュレスの時代ということもあり、プリペイドカードが利用できるコンビニやドラッグストアなども多く困りません。

使い切り型のクオカードや図書カードのようなものもあれば、チャージ型のプリペイドカードもあります。

クオカードなどは残高がなくなればそれで終わりですが、チャージ型のプリペイドカードは入金をすれば何回でも使用できるためまるでクレジットカードのように支払いができます。

デビットカード

銀行口座にお金を入れている分しか使えないため、残高がなくなればそれ以上使えなくなります。

プリペイドカード同様翌月に前月の請求が来ることもないため、安心して利用できます。

引き落としになるタイミングは、買い物をした即時になりますのでその点も安心です。

デビットカードもクレジットカードのようにポイントが付くタイプも多く、探せば100ポイントに1ポイント付くものもあります。

現金を引きとしたい時には、ATMで簡単にお金を出せますので楽です。

クレジットカードの場合キャッシングになり現金を引き出すと利息がかかりますが、デビットカードはもともと自分の貯金なため年率の利息など一切かかりません。

まとめ

クレジットカードを1枚は持っていると、財布の中も軽くなり買い物も大変楽になります。

さらに現金を持ち合わせていない時でも、クレジットカード1枚で限度額までいくらでも購入できます。

利用する時には計画的に利用しないと、翌月の支払日に引き落としの時が来るので返済が苦しくなるなど危険です。

どうしようもない時には、分割払いやリボ払いもあります。

分割払いは2回までは無利息ですが、3回以上やリボ払いでは利息が大きくかかってくるため利用しないほうが無難です。

もしかしたらクレジットカードではお金の管理が難しいかもしれないと感じるのであれば、事前に入金した分しか利用できないプリペイドカードやデビットカードがおすすめです。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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