2年生の後期はインターンに参加するべき?メリットとおすすめを紹介!

2年生の後期はインターンに参加するべき?メリットとおすすめを紹介!

はじめに

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就活のひとつとして、長期インターンを組み込む学生も増えています。

多くのメリットがある長期インターンですが、とくに2年生の時期に参加するのがいいという考え方もあります。

実際のところ、2年生のうちにインターン経験をするのはどういったメリットがあるのでしょうか。

当然のことながらデメリットもあるので、双方を知って参考にしたいものです。

ここでは、2年生で長期インターンをすることの長短と、おすすめのインターン探しについて紹介します。

【2年生の長期インターン】後期からインターンに参加するのはあり

インターンに参加するためにはもちろんのことですが、時間がいります。

講義やサークルで多忙な学生にとって、なかなかインターンに踏み込む時間が取れないのは正直なところでしょう。

とはいえ、何とか時間を作ってインターン体験したいと考える学生も少なくありません。

2年生の後期であれば学校にも慣れて授業も落ち着いてきて、取り巻く環境も安定してくる頃です。

このタイミングで長期インターンをするのは賢明です。

長期インターンて何するの?

インターンには、短期と長期があります。

長期インターンの概要としては、有休で3ヶ月以上企業で働く形になります。

社員と同じような業務を任せられることが多いです。

短期インターンと違い長い間業務に携わるので、そこで学べることはたくさんあります。

じっくり企業研究をしたい人にも、おすすめのインターン活動といえるでしょう。

ただし、3ヶ月以上の契約になるので、時間的に余裕がある学生でないと厳しいです。

▽長期インターンについて詳しくはこちらをご覧ください▽

【2年生の長期インターン】長期インターンに参加した方がいい理由

大学生活4年間の中で、1年生の間は、勉学にもサークルやアルバイトにも体が慣れるまで大変です。

そして3年4年となると、卒論もありますし、内定に向けての採用試験もどんどん入ってくるでしょう。

そうなるともっとも時間があるのが、やはり2年生の間になります。

長期インターンは3ヶ月以上になるので、2年生の時期であれば、それだけの時間を費やすことも可能ではないでしょうか。

さらにインターンに参加することは、就職活動の準備にもつながります。

まだやりたいことや業界が明確には決まっていない人はなおのこと、インターン体験をして、実際に職場を見て気付くこともあるはずです。

時間的に余裕があることと、就職準備のひとつとして、2年生の時期に長期インターンを取り入れるのはおすすめの策といえます。

2年生は企業としても嬉しい

3ヶ月という長期にわたってインターンを行う企業としても、腰を据えてじっくり仕事に向き合ってくれる学生はありがたい存在です。

中にはインターン契約をしたものの、スケジュール調整が不十分で休んでしまう学生も見られます。

しかし、それは企業にとっても本当のところ困る話です。

参加したからにはきちんと責任をもって、休まずに業務に没頭することが参加者としてのマナーです。

2年生は時間も作りやすく、モチベーション高くインターンに没頭できます。

そうしたやる気のある学生がコミットしてくれるのは、やはり企業としても嬉しく安心できるのです。

どうせなら、学生側も企業側も、中途半端ではないインターンにしたいものです。

就職に有利になる

インターンは長い時期ほど、業務知識やスキルが身につきます。

また、社会人としてのマナーや常識も学べますし、実際そこで働く社会人と知り合えて、就活のアドバイスをもらえることもあります。

社会に出て働くとはこういうことなんだと、イメージも湧きやすいでしょう。

もちろん、企業について情報だけで知るよりも、実際に現場に出てわかることも多いはずです。

身をもって企業研究ができるのは、大きなメリットといえます。

受ける企業を決めるきっかけになる可能性も高いです。

さらに、インターン参加をした学生について、興味を抱いてくれる人事担当者もいるのではないでしょうか。

いずれにせよ、長期インターンは、さまざまな点において就職にプラスになることは間違いありません。

【2年生の長期インターン】長期インターンに参加するメリット

具体的に、2年生で長期インターンに参加することで得られるメリットについて見ていきます。

長期インターンをしようかどうか悩んでいる学生は、以下に述べるメリットと、自分が重きを置く部分が重なるかどうかに基づいて決断しましょう。

長期インターンは無償ではありませんし、就活の面接の場でも、プラスに活かすことができます。

上手に活用することで、充実した時間をもてるはずです。

稼げる

学生時代にアルバイトをする学生は多いです。

アルバイトの時間を割いてまで長期インターンに参加するのが、収入面でもったいないと思う学生もいるかもしれません。

とくに一人暮らしの学生にとっては、アルバイト代は重要でしょう。

しかしながら、長期インターンは、場合によっては、アルバイト代よりも給料が高い所もあります。

仕事のスキルや業界の知識などを学びながら収入にもなることは、非常に魅力的ではないでしょうか。

就活で話せるエピソードになる

就活では、ガクチカなどで長期インターンについて話すことができます。

そもそも長期インターンに参加する学生というのは、全体で見てもわずかです。

面接では、人事担当者は大勢の就活生を相手にします。

その中でいかにインパクトをもってもらえるかも、面接クリアの重要ポイントです。

長期インターンに参加したということは、その意欲や積極性、時間の使い方などさまざまな面において高評価につながるはずです。

企業研究もできているので、自信をもって答えることができるのもメリットといえます。

とくに今のコロナ渦の中で、就活は大変シビアな状況です。

その中でインターン参加の体験は、ほかの就活生と差を付けることができるでしょう。

【2年生の長期インターン】長期インターンに参加するデメリット

3ヶ月以上のインターン体験は、デメリットがあることも否めません。

大切なことは、メリットもデメリットも把握した上で、冷静にどうするか決めることです。

長期インターンに参加することで、どういったマイナス面があるのでしょうか。

しっかりとデメリットとも向き合い、それでも参加したい意欲があるならば、ぜひとも応募してみるといいでしょう。

忙しくなる

2年生は時間に余裕があるといえども、ほかの学年と同様に大学の授業はありますし、試験やアルバイトやサークル活動とやることは山積みでしょう。

その中で3ヶ月間、企業の業務に携わるということは、やはり多忙になります。

しっかりとスケジュール管理ができる人でなければ、なかなか難しいものです。

体調を崩さないようにしなければなりません。

長期インターンによって、生活が目まぐるしくバタバタするだろう覚悟は必須です。

内定をもらえるまでたくさん応募しなければならない

実は長期インターンの内定率は、かなり低いとされています。

応募すれば、誰しも簡単に受かるわけではないのです。

そもそも長期インターンに参加したいと考える学生は、能動的で成長意欲も強く優秀な生徒である場合が多いです。

やる気があるからこそ積極的に行動するわけで、いうなれば長期インターンの採用試験は、優秀な学生の戦いになります。

ライバルが多くなるので、自然と採用率も低くなってしまいます。

内定をもらうためには、何社も応募しなければならない可能性が高いでしょう。

忙しい時間を割いて、いくつも応募するのも大変です。

すぐに内定をもらえるのではないと覚悟して、諦めずにエントリーし続ける必要があります。

【2年生の長期インターン】おすすめの探し方

長期インターン先を効率よく探すためには、就職サポートサイトやエージェント、ビジネスSNSなどを上手に活用するといいでしょう。

大学内の就職課や企業のホームページを見て探す方法もありますが、就職情報サイトなどは、たくさんのインターン求人をまとめて見ることができて便利です。

就活市場や infraなどが、一般的によく活用されています。

以下に詳細について掲載するので参考にしてください。

就活市場インターン

学生応援メディアとしても人気が高い就活市場では、長期インターンのサポートもしています。

ただ求人掲載だけでなく、就活市場エージェントが個別で相談し、その人に合ったインターンシップの情報提供をしていく形です。

学生の中には長期インターンに興味はあるものの、どこに応募すればいいのか悩んでいる人も多いです。

そうした悩みを抱える学生にとっても、就活市場のインターン探しは、親切で助かる存在といえるでしょう。

就活市場のインターンについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

就活市場インターン

infraインターン

infraインターンで検索すれば、長期インターンシップの求人がたくさん見つかります。

さらに実践型の有給インターンシップなど具体的な内容もわかるので、条件を絞って自分がやりたいインターンを探すことができるでしょう。

細かい勤務条件も載っていますし、インターン無料相談会など、役立つサポートもあります。

掲載されているインターン求人の質が高いというクチコミもあり、高く支持されている情報サイトです。

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やりがいや職場環境に重きを置いたアピール方法での求人がほかとは少し違う、新しい形の採用広報ツールです。

給与などの記載はしておらず、仕事内容や自社の魅力について明記されています。

長期インターン募集をしている企業も見つけやすく、学生はその会社の中身から求人選びができるでしょう。

スタートアップから大手企業まで、学生インターンの募集情報が数多く載せてあります。

【2年生の長期インターン】長期インターンで経験できる職種

社員と同じ業務を行うことが多い長期インターンでは、さまざまな職種体験ができます。

自身が興味を抱いている職種に関わることができるインターンを探すことで、スキルを習得できるチャンスも生まれるでしょう。

営業職をはじめマーケティングや企画、事務職など業務は多種多様です。

契約期間が長いので、ある程度の知識は身につくはずです。

▽長期インターンの職種詳細は、こちらをご覧ください▽
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営業

長期インターンで行う営業業務としては、アポ取りや同行などが挙げられます。

アポ取りは電話ですることが多く、いわゆるテレアポにも似ています。

取引先や新規客に都合のいい日を決めてもらい、営業マンが商談にスムーズに行ける状態を作る仕事です。

同行は先輩社員について、個人宅や法人を回ります。

商談の様子を見ることもできますし、プレゼン方法やトークなど、参考になることが多々あるでしょう。

営業は、ニーズ見込み客を絞ったり、顧客のアフターフォローをしたりする仕事もあります。

書類制作や契約書準備といった仕事を任せられる可能性も出てきます。

マーケティング・広報

マーケティングの業務は、どの企業でも重要で不可欠です。

長期インターンにおいては、まずはその会社の商品やサービスについて正しい知識を得て、顧客ニーズを把握することが欠かせません。

そこから客がその商品に購買意欲をもつようなアイデアや広報をしていくことになります。

具体的には、PR宣伝やイベント企画を組むといった方法のほか、Webマーケティングに力を入れている会社もあります。

企業によってやり方は異なりますが、将来どんな会社に勤めても役立つスキルや知識が学べることでしょう。

事務

パソコン作業やデスクワーク、書類作成や受付業務など、一口に事務職といえども、非常に幅が広いです。

長期インターンでの事務職は、パソコンスキルが上達するほか、電話対応のマナーが身につくなどのメリットがあります。

事務のインターンで任される仕事は企業によってさまざまですが、社員が働きやすい環境作りにつながる仕事であることは相違ないはずです。

書類制作はミスなく務めるなど、自身で目標をもって携わるといいでしょう。

求人内容で、パソコンワークや電話対応などどういった業務内容なのかをよく確かめておくことが大切です。

【2年生の長期インターン】長期インターンに参加する際の注意点

時間も割いて長期インターンに参加するからには、しっかりと企業を見極めて応募したいものです。

中には無償で働かされる会社もあるので、慎重なインターン選びをしましょう。

また、スケジュール的に無理をしないことも大事です。

参加してよかったと思えるように、応募の際の気を付けるべき点について解説します。

せっかくの経験なので、後悔ではなく、満足度の高い長期インターンにしていくことが重要です。

給料を払わない企業

3ヶ月その企業にて働くことになりますが、中には給料以上のハードな仕事をさせられる所もあります。

もっとひどい所になると、学生をコマのように扱って、結局は給与を払わない企業もあるようです。

給与面については、インターンの求人内容をしっかりと事前チェックしておく必要があります。

短期インターンの場合は無償の所もありますが、長期インターンでは有償であることが基本となっています。

しかしながら例外もあるので、要注意です。

とくに大好きなブランドの会社の場合、そこで働けることに気持ちが高ぶって、実際の給与面などをよく見ずに応募してしまうケースが見られます。

応募の際は冷静に、知名度やブランド名だけで選ばないようにしなければなりません。

留年してしまう学生もいる

3ヶ月企業にて働くことに、大学の授業よりも、充実感や楽しみを感じてしまう学生もいます。

長期インターンに参加するのはいいことですが、本業は学業です。

そちらがおろそかになってしまうと、下手をすると単位が足りなくなります。

長期インターンに必死になったために留年ということになると、結局就活の面接ではマイナスに取られてしまいます。

社会人になれば嫌でも働くことになるので、学生のうちは、あくまでも学業優先で頑張りましょう。

また、初めから時間的に無理があると感じるならば、長期インターンはほかのアクティビティの妨げになる可能性があります。

スケジュール調整できなさそうであれば、短期インターンにしておくなど無理は禁物です。

社会人の基準ができてしまう

「一社目に勤めた会社が仕事や企業を見る目の基準になる」と、よくいわれます。

長期インターンは、正式な就職ではありません。

しかしながら、社会人として社員と同じ仕事を3ヶ月以上することになるので、そこに務めた感覚になってしまいがちです。

インターン先での働き方や基準が実際に就職した先と異なる場合に、そのギャップに苦しむ可能性もあります。

長期インターン先は、あくまでも学生時代のインターンでしかないことを、頭に入れておきましょう。

もちろん、インターン先が就職先になるなら問題ありません。

けれどもそうなる可能性は高くはないので、混同してしまわない意識が大切です。

おわりに

企業研究やスキルアップ、収入を得ることもできる長期インターンは、面接でも大いに評価されます。

就職準備としても役立つこと満載ですが、多忙になってしまうことは否めません。

スケジュール管理に自信のない人は、よく考えて参加を決めましょう。

3ヶ月以上という期間をプラスにできるかできないかは、その人次第です。

よりよい就職先を決めるための、ひとつの道しるべにもなるのではないでしょうか。

上手にインターン情報サイトなども活用して、賢くスムーズに自分に合うインターン先を見つけることができれば何よりです。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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