徹底解説!日本と海外インターンの違い

徹底解説!日本と海外インターンの違い

このコロナ禍で登校する回数が減っている皆さん、今ご自宅で何をしていますか?

自粛期間に暇を持て余して色々と初めて見たものの、対面授業の再開はまだ先、バイトのシフトも減らされ...

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更には就活で必要な経験と知見を得る機会も減り、友人らと遊びに出かけるための収入も減らされてしまっているのではないでしょうか?

そんなあなたに、一般的なインターンよりも比べ物にならないくらいの経験を積む事で、ライバルとの差別化を図ると同時に、バイト並みの収入を得る事のできる海外インターンの紹介です!

【日本と海外インターンの違い】常時ではできない経験を今

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「講義も全部オンラインなら今後登校する必要ないじゃん」

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「一限が辛いからキャンパスに近い物件にしたのに...」

このコロナ禍でリモート参加が一般的になっている今、場所やロケーションと言った壁がもう存在しないのではないかと薄々感じていませんか?

だからこそ、今まで簡単に手の届かなかった海外経験が容易になっています。

本来ならば多額の留学資金を必要とする海外経験ですが、この時節においてどの国に行っても自宅に閉じこもっていることには変わりありません。

同時に、現在多くの企業がリモート業務を取り入れ、さらには義務化しています。更には、多くの業務が永久的にリモートで行えることが証明され、Googleやマイクロソフトと言った企業では、今後従業員に半永久的にリモート勤務の選択肢を与えることになっています。

この世界的パンデミックで社会が変わった今だからこそ、今まで限られた人間にしか参加権のなかった海外でのインターンに誰でも参加出来る状態になっているのです!

さらにこの海外インターンは、就活生が両立することに苦労しているバイト、インターン、学業、OB訪問といった人脈構築、さらに留学経験といった全ての良い要素を、一度にカバーできる唯一の機会と言っても過言ではありません。

あなたの就職活動の選択肢の一つに、今だからこそできる海外インターンを入れてみませんか?

【日本と海外インターンの違い】海外と日本におけるインターンの成す意味の違い

皆さんがインターンと聞いて真っ先に思い浮かべるのは、数日間や長くて1週間の短期インターンのことだと思います。

さらに最近になって

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「バイトで何時間も費やすのなら、就職に役立つことをしたい」

という就活生が増えてきています。そこで注目されているのが、長期インターンです。

日本では、まだ馴染みのない長期インターンですが、そもそも海外でインターンというと長期インターンのことを指しており、短期インターン自体が日本特有の文化なのです。

時給1000円弱で単純労働を繰り返すよりも、就職希望の業界の業務を実践しつつ、バイト以上の給与がもらえる長期インターンの方が就活に有利になり、圧倒的に良いと思いませんか?

新卒のための展覧会である日本のインターン

多くの企業がインターンを実施するなか、その多くが数日や長くて1週間という短期のものがほとんどです。

合計30時間にも満たない参加時間の中、ほとんどのインターンが企業説明や同年代の就活生とのディスカッションで終わってしまいます。この短い時間の経験で皆さんは、

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その業界で働いている自分を想像できるでしょうか?

入社後の日常を把握することができるでしょうか?

その業種自体が自分に向いているかどうかわかるでしょうか?

この様な1ヶ月にも満たない短期インターンは、インターンというよりも企業説明会や職業体験会と呼んだ方が正しいです。

また同年代の就活生とのみ行う共同作業は、実際に社内で行う業務とは程遠い事がほとんどです。

数多くの短期インターンに参加した生徒よりも、実践経験を積み即戦力になれる生徒の方を企業としても選びたがりますし、これらに気付き始めた就活生の多くは、より実践的な経験を積める機会を求め始めています。

そう言った生徒たちの注目を現在集めているのが長期インターンという選択肢です。

海外にはバイトはない!その代わりにインターン!

そもそもバイトという物自体日本でしか通じない造語であることを皆さんはご存知でしょうか?

ドイツ語である Arbeit が語源とされており、外国の方にバイトやアルバイトと言って通じることはまずありません。

基本海外ではパートとバイトには違いがなく、海外で就活を行う際もこれらは同様とみなされます。また、日本国内ではESや履歴書にバイト経験を書くことはあまり主流とされず、一方で短期インターンで得た経験を強調しがちです。

しかし考えてみてください。

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実際毎週何時間も通い、長期に渡って従事したバイト先と、一枚のESと数回の面接で合格し参加した合計数時間の短期インターン

確実に前者のバイト方が皆さんの中では大事な経験になっているのではないでしょうか?

ならば、バイト並みに時間と労力を費やし、そしてそれ相応の報酬と経験を得る事のできる長期インターンを自然と選ぶはずです。

ほぼ研修期間な海外インターン

この長期インターンというシステムが古くから根付いているのが海外、特に米国やヨーロッパといった西洋諸国です。

もちろん新卒向けもありますが、新卒だけに制限している物は少ないです。

転職を考えている20代向けといったものも多くあり、即戦力になるための経験や、自分の今後のキャリアを考えるために必要な実践経験を積むための機会というのが、長期でしか実施されない海外インターンの真髄になります。

例を挙げると国連や政府関係といった特殊な職種でのインターンは、新卒ももちろん応募できますが、「あれば尚歓迎」の項目に修士以上の学位、または3年以上の社会人経験と言った物が多くあります。

これらを見てわかる通り海外インターンの多くは、「どの様な業界に入ろうか迷っている新卒向け」というよりも「ある程度自分の今後のキャリアプランが出来上がっている個人向け」に実施される体験研修期間といったイメージです。

これだけ初心者お断りと言った雰囲気を醸し出している海外インターンですが、その分参加した際に得る経験とスキルは国内の短期インターンと比べ物になりません。

簡単な指導の直後には、即戦力としての活躍が期待され、と同時にそれに必要な資材も提供してくれます。

特にベンチャー企業などでは、他部署への提案や社員への業務指示など、正社員さながらの発言権と活動権を与えられる事がほとんどです。

もちろん、同年代である「こともある」他インターン生との共同作業も求められますが、短期インターンではまず経験する事のない、他部署、上司、さらには部下との連携と言った正社員さながらの経験を積めるのも海外インターンの魅力です。

【日本と海外インターンの違い】海外インターンの特徴

ここまでで、そもそも日本と海外のインターンと意味するものが違うということを理解していただけたと思います。

そのため、多くの海外インターンは特殊なスキルや専門的な知識を必要とする職種での募集がほとんどです。

また、即戦力を求めているという点ではベンチャーやスタートアップ企業でのインターンは頻繁に募集されており、大企業よりも採用条件が比較的ゆるくなっています。

また海外インターンなので、英語力があることは大前提となっています。

しかしながら、多くのベンチャーは英語を第二ヶ国語として学んだ個人が立ち上げた物が多く、最低限の意思疎通ができれば参加可能な物が多いです。

>少しでも英語に自信がある方は、迷わず応募してみましょう。

積極的にインターンを受け入れている職種や業界

  • 投資銀行、コンサル、ベンチャー企業、研究職、エンジニア職、専門職、クリエイティブ職など

インターンを比較的実施していない職種や業界

  • メーカー、官公庁、事務職、医療系、総合職、人事職など

例外のケース

一方で、日本国内から応募する皆さんだからこそ応募できる例外のケースがいくつかあります。

海外ビジネスの日本展開・進出のサポートや日本国内の顧客宛の営業と言ったものです。

実際、デジタル化が遅れている日本を大きな未開拓市場として見ているIT系ベンチャーは数多くあり、その様な企業のある意味現地法人の様な役割を果たしてもらう人材を探している所も多く見かけます。

【日本と海外インターンの違い】採用プロセス・応募する際の注意点

インターンの採用プロセスと聞くと何を思い浮かべますか?

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「企業説明会参加後に初めてもらえるES提出先リンク、その後の書類審査、玉手箱といったWebテスト、その後ようやく面接にたどり着き...」

応募するだけでも一苦労です。

しかし、海外インターンに応募する際は、ベンチャーや大手に関係なく、大抵の場合がこの様な長いプロセスを踏まなくていいのです!

貴社のことは知ってて当たり前!

まず企業の規模に関係なく、海外インターンの多くの求人は公式サイトやLinkedin(後述)から直接応募します。

感覚としては、イベント経由で応募する日本のインターンよりも、求人に直接応募するバイトと同じ感覚です。

しかし企業説明会などが実施されない代わりに、応募先の企業の事をある程度熟知していることが前提です。

また大学の専攻が業務と関係あったり、授業や課外活動で関連のある経験を積んでいることが大前提となります。

なので、面接内容も志望動機はもちろんのことですが、応募先企業の競合相手との対策戦略を教えてくださいと言ったより実務に近い質問を問われる事があります。

「この業界が気になるから応募してみよう!」という感覚ではなく、「この業界での経験を積みたい!」という心構えとそれをアピールすることが大事です。

ES不要!

外資系に応募する際に「履歴書またはレジュメ」という表記を見た事はありませんか?

多くの海外インターンの場合、ESの代わりにレジュメの提出が必須となります。

さらに倍率の高いインターンや、場合によってはカバーレターという志望動機文が必要になります。

レジュメとは、海外でいう履歴書にあたる書類になりますが、内容と提出目的は大きく異なります。

履歴書は自分の職歴や学歴を客観的にまとめた、ある程度の形式が決まっている書類です。

一方で、レジュメとは簡単にいうと履歴書の経歴部分に、自己PRを含む事が前提とされている形式に制限のない自由な履歴書と言った感じになります。

ESと違い、レジュメとカバーレターはどのポジションや企業にも使い回すことができるので、一枚作っておくと良いでしょう!

レジュメの作り方は、下記の記事で詳しく解説しています!

商談と同じ?対等な関係

海外企業は即戦力としてあなたをインターンとして雇用します。

なので、給与や勤務時間の交渉、さらには配属部署の変更と言った事も可能です。

もちろん応募先の企業にもよりますが、リモート勤務を許可している企業の多くは労働時間の交渉に応じてくれるはずです。

また和英翻訳や日本市場でのノウハウと言った、応募先の企業であなたしか持っていないスキルがある場合、給与の交渉などできる可能性が高確率であります。

【日本と海外インターンの違い】今後のキャリアにつながる強さ

日本国内でインターンに参加した場合の多くは、短期である故に企業側から認識してもらうこと自体が難しいです。

また多くの場合がインターン生同士での交流であったりと、企業側vs就活生といった場面を多く見かけます。

しかし、ここまでの解説で海外インターンの多くは一戦力として皆さんを採用します。

そのため、自然と社内のコミュニティに溶け込む事ができ、1人の戦友や同僚して扱われる事がほとんどです。

その結果、インターン終了後も続く人間関係を築き、今後の自分のキャリアプランを構築するにあたって、貴重な意見を聞く事のできる先輩と知り合う貴重な機会でもあります。

メンター制とは?

海外インターンの多くがメンター制というシステムを設けています。

大手企業からすでに内定をもらった就活生の方ならご存知かもしれませんが、最終選考あたりから入社までの間をサポートしてくれる先輩社員の様なものです。

海外インターンではインターン生に即戦力としての技量を要求するので、正社員内定に関係なくインターンの時点で先輩社員をメンターとして紹介されます。

一方で社員数の少ないベンチャーなどでは、メンターがCEOや役員クラスであることが大半です。

そのため、海外インターン参加後に正規雇用として契約を延長することも珍しくはないです。

さらに別社が第一志望だった場合だとしても、インターンを募集する海外企業はあくまでも実践経験を積むための機会だということを理解していますし、転職が当たり前の海外市場です。

なので、他社への推薦状や更には関連企業への人材紹介といった形で、今後の就職活動を個人的な好意でサポートしてくれる事が多いです。

Linkedin とは?

皆様はLinkedinをご存知でしょうか?

簡単にいうと職業用SNSと言った感じで、日本特有の名刺交換文化の代わりに、海外で主に利用されているサービスです。

求人はもちろんのこと、共通の知人を通してヘッドハンティングや意見交換、さらには商談を進めたり、外資系のみならず海外での活動を計画している方は登録必須なサービスとなっています。

プロフェッショナルやミッドキャリアの世界での人脈構築、意見交換や転職をメインとしているSNSですが、もちろん就活生も愛用しています。

ここに登録し、メンターやインターン先の社員と友人になっておくことで、共通の知り合いという項目があるだけで、今後の人脈構築や就職活動がより簡単になってきます。

この記事をここまで読んでくださった方で、海外での活躍や外資系での就職を考えている方は、とりあえずLinkedinだけでも登録してみてください。就職活動の幅が広がります。

LinkedInの登録は下から!

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【日本と海外インターンの違い】まとめ比較図

 

国内

海外

期間

短期(長くて1週間)

長期(最低でも1.5ヶ月)

出社

必要な時有

完全リモート

給与

あり

ない場合もある

経験

不要

ある程度必要

ない場合は関連知識

採用プロセス

企業説明会、ES提出、Webテスト、面接

レジュメ提出、面接

業界

大抵の企業がインターン実施

限られた職種

ベンチャーが多め

まとめ

今だからこそできる海外インターン、いかがでしたでしょうか?

長期インターンが注目を浴び始めている今、日本国内の企業が実施している件数が少ないのが現状です。

そんな今だからこそ、リモートが主流になり可能となった海外インターンでライバルとの差を思いっきり引き伸ばすのはどうでしょうか?

もちろん上記で説明した就職活動中だからこそ役立つスキルを数多く身につける事ができます。

しかし海外インターンだからこそ得る事のできる唯一無二の経験は、他国や他人種の人々と坩堝の中で異文化交流をしながら働く事です。

グローバル化が進む現代において、より必要とされるこの経験を今なら自宅のコンピューターからする事ができます。

是非皆さんも、各自が自粛期間中にどういった活動をしていたか注目される今、海外インターンを検討してみてはいかがでしょうか?

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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