新卒向け!これで受かる履歴書の志望動機の書き方7選

はじめに 

履歴書の志望動機欄には何を書いたらいいのか、頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。

特に新卒で履歴書を書き慣れていないという場合は、書き方に戸惑うかもしれません。

志望動機欄はスペースが限られていますので、志望動機は必要な情報のみを簡潔に書く必要があります。

ここでは履歴書に志望動機を書く際のポイントについて解説します。

書き方だけでなく、志望動機の内容や志望動機事例もあわせてご紹介しますので、履歴書を作成する際の参考にしてください。

履歴書に志望動機を書く際の3つのポイント

履歴書に志望動機を書くには、コツがあります。

コツを知っているのと知っていないのとでは、書きやすさや、書く内容が変わってきます。

志望動機を書くポイントは複数ありますが、主なものは「PREP法を使用して志望動機は作る」「文字数は200~300文字程度にする」「すべての情報を書く必要はない」の3つです。

各ポイントについて細かく解説します。

PREP法を使用して志望動機は作る

PREP法とは、書き方の1つで、伝えたいことを明確に伝える方法として、ビジネスで広く使われています。

PREP法は、「Point(結論)」「Reason(理由)」「Example(具体例)」「Point(結論)」の頭文字をそれぞれつなげた造語で、この流れにそって書きます。

PREP法を用いることで、要点を伝え、相手の記憶に残りやすいというメリットが生まれます。

たとえば志望動機をPREP法で作成するなら、企業を志望することが結論になります。

続いて、なぜその企業を志望するのかという理由を述べます。

さらに、志望するきっかけとなったエピソードを具体例として挙げ、最後に将来のビジョンを伝えて締めくくります。

文字数は200~300文字程度にする

履歴書の志望動機欄は、それほど大きくなく、およそ300文字で埋まってしまうサイズです。

そのため、志望動機の文字数は、200~300文字で収まるように考えましょう。

もし志望先から文字の指定があった場合は、そちらに従います。

履歴書の文字数指定には、「以内」と「程度」の2種類あります。

たとえば300文字以内と言われた場合は、300文字を超えないようにしましょう。

300文字程度と指定された場合は、300文字くらいという意味になりますので、最低でも8割、オーバーしても2割程度にまとめれば、問題ありません。

300文字程度と言われたら、280~360文字の間に収めるようにしましょう。

ただし、履歴書の志望動機欄は300文字以上になると収まらないことも考えられますので、注意が必要です。

すべての情報を書く必要はない

志望動機は、必要な情報を簡潔に伝えることが原則です。

伝えたいことがたくさん出てきても、すべての情報を書く必要はありません。

企業の採用担当者が、パッと見たときに、志望動機は何かがわかればよいのです。

書きたいことがたくさん出てきたら、本当に必要な情報かどうか検討し、伝えたいことをスリム化していきましょう。

志望動機の内容を考える4つのポイント

志望動機を書く前に、何を書くか情報を整理する必要があります。

情報を整理するには、これから紹介する4つのポイント「その会社でなくてはいけない理由を伝える」「求める人物像を把握する」「将来なりたい姿を明確にする」「条件面の志望動機は使用しない」を考慮して考えると、うまくいきます。

各ポイントについて詳しく解説します。

その会社でなくてはいけない理由を伝える

企業が志望動機を聞くのは、なぜ自社を選んだのかという理由を知りたがっているからです。

そのため、会社を選んだ理由は、志望動機に必ず盛り込む必要のある情報です。

と言っても「給料がよいから」など、他の会社にも使いまわしできそうな理由では、インパクトを与えることはできません。

限られたスペースの中で、企業の採用担当者に興味を持ってもらうためには、「数ある企業の中から、なぜこの会社でなければダメなのか」というレベルの志望動機を書く必要があります。

そのためには、企業について理解を深めることが不可欠です。

企業のホームページには、社風や経営理念、歴史など、企業を知るための情報が掲載されています。

競合会社と比較して、ほかにはない企業の魅力や特長を見つけましょう。

サービスや商品を実際に使ったり、店舗に足を運んだりして理解を深めると、その企業だけが持つよさが見えてきます。

求める人物像を把握する

企業が求人をしているのは、誰でもよいから人を集めたいというわけではありません、幅広く募集することで、求める人材を見つけるためです。

書類選考や面接をするのも、求める人材かどうかを見極めようというのが目的になります。

志望動機は、企業に志望者の人となりを伝える手段の1つです。

そのため、志望動機には、企業が求めている人材であることを盛り込む必要があります。

企業の求人案件には、求める人材についての記載がありますので、見落とさないようにチェックしておきましょう。

求める人材を把握したら、自分の強みや長所とすり合わせて、アピールポイントを絞り込む作業に入ります。

たとえば新規事業を開拓する営業スタッフを募集しているとしたら、行動力や積極性などがアピールポイントになるでしょう。

将来なりたい姿を明確にする

将来のビジョンは、企業の採用担当者に、入社後企業で活躍するイメージを持ってもらいやすくする効果が期待できます。

担当者はイメージをもとに、企業が求める人材かどうか見極めようとします。

企業を志望する理由や、自分がふさわしい人材であることを述べたら、情熱や強みをどのように活かして企業に貢献していきたいか、志望動機に書きましょう。

条件面の志望動機は使用しない

条件というのは、たとえば給料や休み、福利厚生などのことを言います。

社員にとって給料や休みといった条件は重要ですが、志望動機に記入することは、できるだけ避けるのが無難です。

条件を強調してしまうと、条件が目的で選んでいるだけだと見なされてしまい、よい印象を与えられません。

志望動機は、その企業が持つ強みや特長によるものが賢明です。

志望動機例

志望動機を書くコツや考え方はわかりましたが、実際にどのように書けばいいのか、例文が知りたいという人も少なくありません。

ここでは、志望動機の例文を3つご紹介します。

書き方の流れを掴み、実際に志望動機を書く際の参考にしてください。

あくまでも例文ですので、そのままコピーして使わずに、自分の言葉で書いたほうが効果的です。

例文①

トイレタリー業界で長年人々の生活向上に貢献し続けている貴社を志望します。

貴社は創業以来数々のヒット商品を世に送り出し、毎日の生活を便利に過ごすことを提案してきました。

私は昔から貴社の商品に親しみ、今度は生活を豊かにする商品を提供する側になりたいと考えるようになりました。

私は大学時代経済学を学び、夢中になったのは、SNSを活用したマーケティング効果についての研究でした。

所属していたイベントサークルで、SNSを活用して参加者を募集したところ、何もしなかったときの3倍以上の人を集めることに成功しました。

この経験を通してマーケティングを活用して企画することに魅力を感じ、貴社では企画職として人の役に立つ商品開発に尽力したいと考えております。

例文②

私は地元に密着した事業を展開している貴社に就職を志望します。

地元の中小企業と真摯に向き合い、金融を通して地域の発展に取り組む貴社の姿勢に深く感銘を受け、私も地域を支えたいと強く考えるようになったことが、志望する理由です。

私の家は、祖父の代から続く事業を営んでおりまして、貴社との付き合いも長くなります。

営業の方は物腰が柔らかくとても親切で、祖父と父はいつも感謝の気持ちを口に出していました。

私は学生時代ファストフード店でアルバイトをした経験があります。

私は人と接するのが好きで、初対面の人にも恥ずかしがらず笑顔で対応できます。

また、大学では経済学部で地域活性化の研究に励み、金融や地域活性に対する知識を身につけています。

貴社に入社後は、一人でも多くのお客様の役に立ち、地域の活性化に貢献していきたいと考えております。

例文③

私はデザイン業界で目覚ましい活躍をしている貴社を志望します。

貴社のインターンシップに参加したとき、社員の方々が、いきいきと仕事をされているのを見かけ、貴社で働きたいと本気で考えるようになりました。

貴社は上司と部下に関係なく、スタッフ全員が自由にアイデアや意見を伝える環境が整っています。

社員からよいアイデアが出たら、それをそのまま仕事に反映させているなど柔軟性も高く、自由な創作活動を推奨する社風にも共感を覚えています。

私は大学でデザインを学び、サークルではチラシやロゴの作成を経験しました。

また、サークルではメンバーのまとめ役をする機会が多く、コミュニケーション力があると周囲からよく言われています。

貴社ではさまざまな分野でのデザインを手掛けていますが、入社後はデザインのスキルと知識をより深く身につけ、お客様の満足のいくデザインを造り出していきたいと考えております。

志望動機のNG例

志望動機で避けたほうがよいと言われることはたくさんあります。

志望動機欄がはみ出ないように気をつける、文字数が指定されている場合はルールを守る、その企業でなければならない理由を盛り込むなど、考え方は複数ありますが、実際にNG例をチェックすることで、失敗するリスクを避けられます。

NGな志望動機例を3つご紹介します。

例文のほかに改善ポイントについても紹介していますので、例文とポイントを参考にしながら、NGな志望動機例の書き方とはどんなものかについて把握しておくとよいでしょう。

例文①

私が貴社を志望しますのは、不動産業界の中でも急成長しているからです。

私は不動産に興味があり、物件の賃貸や売買の仕事に就きたいと考えております。

貴社はここ数年物件を増やし、県内にさまざまなタイプの物件を取り扱っている点に将来の可能性を感じました。

他の不動産会社のことはよくわかりませんが、就職するなら貴社と考えております。

もし採用いただけましたら、必要なスキルと知識を身につけていく所存です。

改善ポイント

企業に対して就職を志望する熱意は感じられますが、なぜその企業でなければならないのかという理由が述べられていません。

物件を幅広く手掛けている不動産会社はほかにもたくさんありますし、「急成長を遂げているから」では、理由としては弱い部分があります。

その不動産会社が持つ強みや魅力について深く理解し、あえてその不動産会社を選ぶ理由を述べると、説得力が増します。

競合会社について調べずに、その不動産会社を志望しているということですが、企業の採用担当者は、「業界についてあまり調べていない」と、受け止める可能性が高くなります。

競合会社には興味がないほどその不動産会社がよかったとしても、企業研究と業界研究は必ず済ませておきましょう。

企業研究は、その会社しか持っていない強みを見つけるまで続けることがポイントです。

例文②

私は貴社を志望しますのは、給与面で待遇がよく、安心して仕事ができると考えたからです。

これまで数十社を以上の企業について調べてきましたが、賞与が少なかったり、手当があまりつかなかったりするところが多く、就職しても大丈夫かと不安を感じてばかりいました。

しかし貴社は基本給がどこの会社よりも高めで、資格手当など、細かな手当がたくさんあることに魅力を感じました。

インターンシップの際に、社員の方に質問したときも、待遇がよいと評価されていて、貴社でますます働いてみたいと考えるようになりました。

入社後は安定した環境のもと、与えられた業務に取り組んでいきたいと考えております。

改善ポイント

社員にとって給与や福利厚生などの条件は、気になるところですが、条件ばかりをアピールしてしまうと、「条件で動く人間だ」と思われてしまうかもしれません。

どうしても条件面を志望動機にしたいと言うのなら、言い方を変えることが得策です。

たとえば「前職は、残業が多く自分の時間が持てずにキャリアアップが難しかったことから、勤務時間が決まっていて、必要な手当を支給してくれる貴社を選びました。

貴社は社員の育成にも積極的で、資格手当や資格制度も充実しています。

空いた時間で資格勉強をして、キャリアアップしていきたいと考えております」とすると、条件だけではなく、キャリアアップも視野に入っていることを伝えられます。

例文③

私はゲーム業界で、ヒット商品を誕生させ続けている貴社を志望します。

私は子どもの頃から貴社のファンで、発売されたほとんどのゲームに挑戦しました。

現在でもファンであることは変わらず、ゲームを買う方から造る方に回りたいと考えたのが、志望する理由です。

貴社でゲーム開発の現場に参加したり、開発の過程を見たりしながら、仕事を覚えていきたいと考えております。

改善ポイント

志望動機を、「ゲームが好きだから」とし、志望動機のはじめから終わりまで商品や会社を称賛する言葉で終わっています。

商品が好きで入社を志望するというのは珍しくありませんが、だからといって仕事を任せられるというわけではありません。

ゲーム開発会社と言っても、企画や宣伝、マーケティングなど、さまざまな部門があります。

すべての分野をマルチでこなせるという人はほとんどいません。

会社に就職することによって、どんな仕事に就きたいのか、具体的に説明しましょう。

たとえば「ゲーム好きが講じて、独学でプログラミングの勉強を始めました。未だ時間はかかりますが、アプリを作ることもできるようになりました。このまま勉強を続けて必要なスキルと知識を得て、ゲーム制作の一員として、多くの人が喜ぶ作品を作りたいと考えております」という風に、具体的にどんな仕事に就きたいかを書き忘れないようにしましょう。

これまでの経験をどうやって活かしていきたいのか、将来のビジョンを伝えることで、採用担当者は、何が得意な人かを知り、会社が求めている人材かどうか、見極めるようになります。

まとめ

履歴書の志望動機の書き方について紹介しました。

志望動機は、その会社を志望する理由を、限られたスペースの中で伝える必要があります。

その企業でなければならない理由など、深く掘り下げて志望動機を書くことが大切です。

そのためには、事前の情報収集が不可欠ですが、十分に調べてから志望動機を書くようにしましょう。

企業や業界について詳しく調べ、志望動機のほか、企業が求めている人材についても忘れずに把握するようにします。

志望動機の事例については、成功例と失敗例あわせて7つご紹介しました。

失敗例については、改善ポイントも解説しましたが、ポイントを押さえることで、失敗しない志望動機が書けるようになるでしょう。

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