長期インターンはメリットが満載!長期インターンと短期インターンの違いとは?

長期インターンはメリットが満載!長期インターンと短期インターンの違いとは?

はじめに

就活生に人気のインターンには、大きく分けて長期インターンと短期インターンがあります。

気軽にチャレンジしやすく、さまざまな業種や企業を経験できるのは短期インターンですが、1つの企業に長期間にわたってインターンとして業務を経験する長期インターンには、就活生にとって多くのメリットがあるといわれています。

長期インターンと短期インターンは何が違うのかや、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

短期インターンと長期インターンの違いとは?

短期インターンと長期インターンの違いはさまざまありますが、まずは期間が違います。

一般的に短期インターンというと、1日体験や2日から3日程度のセミナー的なイベントから、1週間から10日の業務経験、夏休み1ヶ月といったインターンを指します。

1ヶ月を超えてくると長期インターンに分類されることが多くなりますが、数ヶ月から長いケースでは大学1年からスタートして数年にわたってインターンを続けるケースもあります。

短期、長期でどういう特徴があるか、期間以外の面を見ていきましょう。

短期インターンは企業について学べる

短期インターンは就活をしていくうえで、どんな仕事なのか、どんな職種なのかを知りたい方や、どの企業に入社したいかや、どの企業にエントリーするか迷っているときなどに利用する人が多いです。

短いものでは1日、長くても1ヶ月程度の経験となりますが、説明会などとは異なり、企業の内部に入り、実際に社員の方と接しながら、業務の疑似体験や簡単な業務に取り組めます。

短期間なので本格的な業務体験というわけにはいきません。

インターン用に用意されたプログラムであったり、ワークショップやシミュレーション的な体験であったりすることも少なくありません。

ですが、企業の業務の特徴を学ぶことができ、企業の雰囲気や社風、社員の雰囲気などを垣間見ることができるのがメリットです。

長期インターンはビジネスを学べる

長期インターンに参加する人は早い段階から、やりたい仕事があったり、進みたい業種や職種が決まっていたりする方、入社したい企業が決まっていたりする方が少なくありません。

そのため、早い方では大学1年に夏休み頃からスタートし、就活が始まる大学3年の終わり頃まで続けたり、卒業までずっと続けたりして、そのまま就職する方もいます。

参加した当初は簡単な業務からスタートしても、次第に社員と同等の業務に取り組ませてもらえる企業が少なくありません。

企業を知り、企業の事業内容や業務を理解できるのはもちろんですが、その業界や業種、職種についての理解も深めることができます。

長期で行うほど、ビジネスとは何たるかを知ることができ、学生気分から抜け出せるのがメリットです。

長期インターンに参加するべき人の3つの特徴

ビジネスについて学べる長期インターンは、将来的なメリットも多い一方で、長期にわたって拘束されるので、サークルや部活動、アルバイトなどに時間が割きにくいなど、大学生活を謳歌したい方にとっては制約が生まれます。

それでもなお、長期インターンにチャレンジするメリットを感じるなら、ぜひともチャレンジするべきです。

では、どのような人が長期インターンに参加すべきなのでしょうか。

参加すべき人の3つの特徴をご紹介します。

自己成長がしたい人

大学での勉強や研究に勤しむ、サークルで友人との交流を楽しむ、部活動で成果を上げる、アルバイトでさまざまな経験をする、ボランティア活動で社会貢献をする、海外留学で語学やグローバルな視点を身につける、いずれも無駄な経験ではなく、自己成長につながる大学時代の貴重な経験になります。

ですが、ビジネスパーソンとして他の学生さんより一歩先んじて成長していきたい人、大学生活を謳歌するよりも、社会に出てからの活躍を目指している方にとっては、長期インターンに参加することで、社会人として、ビジネスパーソンとしての自己成長につながります。

働くことの意義、仕事をして成果を出すことの意義などを早くから理解し、ビジネスパーソンとして自己成長を遂げたい方に向いています。

人と違った経験をしたい人

大学生になったらサークルで楽しみたい、いろんなアルバイトをしたい、世界各地を旅してまわりたい、学園祭りを盛り上げたいなど、いろいろな目標や楽しみがあるかもしれません。

こうした一般的な大学生活ではなく、他の学生とは違う経験をしたい方に、長期インターンはおすすめです。

大学に入るとアルバイトに勤しむ方も多いですが、長期インターンはやはりアルバイトとは異なります。

もちろん、アルバイトでも責任を持ったポジションについたり、責任を持って成果が求められたりする仕事もありますが、多くの方はおこづかい稼ぎ的な気軽な気持ちで行っているのではないでしょうか。

それに対して、長期インターンはより責任ある仕事を任せられ、成果も求められるので、一般的な学生さんの学生生活では得られない経験ができます。

大学在学中にビジネスに携わりたい人

長期インターンに参加する方は、将来的にその企業に就職したい方や就活を有利にしたい方をはじめ、将来いつかは起業したい方や、親が会社経営をしており、いずれは家業を継ぐといった方も少なくありません。

将来、起業家になるためや、将来、家業を継ぐという目標や目的があるために、早い段階からビジネスノウハウやマネジメントノウハウを学ぶための修業をしたいという方が多いのです。

長期であるほど、本格的な業務を経験させてもらうことができ、その中で巻き起こる外部の変動にも巻き込まれていきます。

経済情勢の動きや政治などマクロ的な変化や、ライバル企業の動向や消費者ニーズなどミクロ的な変化を実際に体験しながらビジネス手法について学ぶことができます。

長期インターンの探し方

では、長期インターンに参加したいと考えた場合、どのように探せばいいのでしょうか。

インターンにエントリーするためのサイトでも募集はありますが、短期インターンの案件も多く、探しにくいと感じる方もいるかもしれません。

また、長期インターンに参加するうえでは、どの企業にするかも重要な要素です。

中にはそのまま就職する方もいるからです。

よりスムーズに、かつ、自分の目的や目標、将来の方向性に即した長期インターンを見つけるための方法をご紹介します。

友人に紹介してもらう

情報通の友人をはじめ、OBやOG、家族や親族、その知人などツテを通じて紹介してもらう方法があります。

こんな業種でこんな仕事をしたいと具体的に伝えたり、この企業でどうにか長期インターンができないだろうかと相談し、情報をもらったり、企業を紹介してもらうようにしましょう。

自分が希望している業界や業種で働いている知人がいないかなど、親や親族、友人をはじめ、教授やアルバイト先の人など幅広くあたってみましょう。

中にはすでに長期インターンに挑戦している友人もいるかもしれません。

同じ企業でまだ募集しているという際や、口利きしてもらって参加できそうであれば、友人経由で応募するのも1つの方法です。

求人サイトで探す

長期インターンはただ経験を積ませてもらうのではなく、給与が払われるのが一般的です。

時給としては必ずしも高いとは限りませんが、求人サイトにも長期インターン案件を掲載しているケースもあります。

転職希望者をはじめ、第二新卒や大学生歓迎といった求人がないか、チェックしてみましょう。

ベンチャー企業や起ち上げてほどない企業、営業を強化したい企業などで募集しているケースが見られます。

求人サイトで探す際には、インターン歓迎、インターンOKといった検索項目があると、より探しやすいです。

長期インターンが探しやすいサイトを、ネット検索や口コミから探し出しましょう。

エージェントに紹介してもらう

より自分にマッチした企業の長期インターンを見つけたいなら、エージェントを利用するのもおすすめです。

エージェントは人材を探している企業と、自分に合った職場や仕事を探している人の橋渡し役をしてくれるエキスパートです。

企業の実情もよく知っているほか、求人希望者へのコンサルティングやアドバイスなどをする能力も持ち合わせているのが強みです。

エージェントに相談するうえでは、どのような仕事をしたいなど明確な目的や将来の計画やなりたい姿を描いて臨むとよりスムーズで、自分にマッチした長期インターンを見つけやすくなります。

一方、まだ迷いがある方も、就活や転職のプロが相談に応じてくれ、キャリアカウンセリングなどをしてくれるので、自分に合った長期インターンとの出会いが期待できます。

まとめ

長期インターンと短期インターンとの違いは、期間の長短だけでなく、気軽に企業のことを知るだけか、よりビジネスに深くかかわるかの違いがあります。

長期インターンに参加すれば、一般的な楽しい学生生活に制約が加わることも多いので、将来的にビジネスパーソンとして活躍することへの確固たる目的や目標を持っている方に向いています。

探し方としては知人の紹介、求人サイト、エージェントの利用が挙げられますが、自分にマッチした長期インターンと出会えるよう、参加する目的や将来のなりたい自分をしっかり考えて臨みましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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