【例文付き】あなたが気になるニュースはなんですか?気になるニュースについて面接で伝える5つのポイント

はじめに

面接では「あなたが気になるニュースはなんですか?」という質問が投げかけられるケースも少なくありません。

あなたならどう答えるでしょうか。

ニュースというのは、基本的には報道されているような政治や経済、社会情勢などのニュースのことで、あなたの身近で生じていることではありません。

就活生で報道ニュースをチェックしていない方はいないと思いますが、だからこそ、どんなニュースを取り上げ、どのように答えればいいのか考えていきましょう。

面接で気になるニュースについて聞かれる3つの理由

面接で気になるニュースについて聞かれるのはなぜでしょうか。

それには大きく3つの理由があります。

一つは、情報収集を行っているかを知り、入社後の成長の仕方を把握するため、2つ目として、自分自身の言葉でアウトプットできるかを知るため、そして、3つ目として志望する業界への本気度を図るためです。

それぞれの理由がどうニュースと結びつくのか、詳しく理解していきましょう。

情報収集を行っているかを知り、入社後の成長の仕方を把握するため

面接で気になっているニュースを尋ねられる一つ目の理由は、情報収集能力やリサーチ力があるかを知り、入社後の成長の仕方を把握したいからです。

就職して仕事をしていくうえではさまざまな面で情報を収集することや理解して活用する能力、情報に敏感になって先んじて動く能力が要求されます。

気になるニュースの内容で、日頃から情報収集をしているかがわかります。

気になっているニュースについて問うことで、最新のニュースに敏感になっているか、どのくらいの内容を知っているのかを知ることができ、その人の仕事に取り組む姿勢や持ち合わせている能力が把握でき、どのように成長できる人物かを推し量ることが可能です。

自分自身の言葉でアウトプットできるかを知るため

面接で気になっているニュースを尋ねられる2つ目の理由は、自分自身の言葉でアウトプットできるかを知るためです。

志望動機や自己PRなどは自分の意見や考えを述べる自己主張的な要素が多く、自分の言葉で語りやすいのはもとより、エントリーシートでも記入する必要があるため、事前に話すべき内容を準備しているのが一般的です。

これに対して気になるニュースは事実の説明であり、ほかの人も把握している公に公表されている内容が基本です。

それをどのように理解し、どう伝えるかで、その人のアウトプット能力や表現力などを知ることができます。

知識や情報を理解して自分なりに咀嚼できるのか、わかりやすく伝えられるかが見られています。

志望する業界への本気度を図るため

面接で気になっているニュースを尋ねられる3つ目の理由は、志望する業界への本気度を図るためです。

気になるニュースを尋ねられたら、ベストなのは、面接を受けている志望業界に関するニュースや業界に影響を与えるような政治や経済、社会情勢に関するニュース、その企業や同じ業界に属する企業のニュースであることが望ましいです。

どんなニュースを取り上げるかで、どのくらい志望する業界への本気度があるのかを推し量っています。

ビジネスをしていくうえでは、政治や経済の動きや他社の動きが自社にも大きく影響するものです。

それを意識して、業界に関わるニュースに敏感に反応して情報収集をしているかが見られています。

面接で気になるニュースについて聞かれたときの4つのポイント

面接で気になるニュースについて聞かれたとき、どんなニュースを取り上げ、どのように説明すればいいのでしょうか。

回答の仕方のポイントは4つあります。

一つは直近1ヶ月程度のニュースをピックアップすること、2つ目として、ベストなのは志望業界のニュースであること、3つ目として、そのニュースがなぜ気になったのかの理由を伝えること、そして、4つ目として、そのニュースに対する自分の意見を伝えることです。

直近1ヶ月程度のニュースをピックアップする

ニュースというのは、NEWSというくらいですから、新鮮さがものを言います。

気になっているニュースを問われて、半年も1年も前のニュースを取り上げても新鮮さに欠けるとともに、日頃から、あまりニュースをチェックしていないのでは、情報収集していないのではと思われてしまいます。

そのため、面接の日程に合わせ、直近1ヶ月の間に起きた大きなニュースや気になってたニュースをピックアップしましょう。

学生時代には災害や事件、事故などのニュースが気になるくらいで、政治や経済のニュースを見聞きしても自分には直接関係ないとあまり興味を抱かなかったかもしれません。

ですが、就職して仕事を行っていくうえで影響を受ける、政治や経済、社会などの時事的なニュースをチェックしましょう。

志望業界のニュースがあればなおよし

企業で仕事をしていくうえでは政治や経済の動きや世界情勢の動き、法制度の改正や新設、税率の変化をはじめ、社会問題や消費者の動きなど社会情勢の変化が、企業の事業運営や業績にも大きく影響を与えます。

学生時代は自分には直接関係ないニュースだったとしても、企業や事業に影響を与えることは、結果として自分の仕事や給料などにも影響が加わります。

志望業界にも影響を与えるニュースや業界で起こったニュースなどに関心を持つのがベストです。

志望業界やその企業に影響をもたらすニュースを取り上げることで、面接を受けている企業への本気度や仕事への意欲なども示せるからです。

なぜ気になったのか理由を考える

3つ目のポイントとして、なぜ、そのニュースが気になったのか理由を伝えましょう。

毎日多くのニュースが流れてくる中で、なぜ、そのニュースが気になったのかは、面接官も知りたい要素です。

同じニュースに着目する学生がほかにいても、同じ理由で注目するとは限りません。

どんな視点から、そのニュースを見ているのかを知ることで、業界への真剣度などをはじめ、その人の価値観や仕事に対する姿勢なども見えてきます。

普通では気付けない視点で気になったとなれば、面接官も関心して、あなたにいっそう興味を持ってくれるかもしれません。

逆に的外れな理由である場合や根拠ある理由もないと、なんとなく取り上げただけで、しっかり情報収集や理解をしていないと思われかねません。

そのニュースに対する自分の意見を伝える

4つ目のポイントとして、そのニュースに対する自分の意見を伝えましょう。

気になるニュースをしっかり理解していることを、事実に即して伝えてアウトプット力をアピールした後、なぜ、そのニュースが気になったのかを伝えて、あなたの価値観や考え方の柔軟性、視点の面白さなどを伝えます。

そのうえで、今度はそのニュースに対して、どう考えているかを話すことで、どんな考えを持つ人物かを伝えるわけです。

同じニュースでも、人の考え方はさまざまです。

自分の意見を伝えることで、考え方や性格、人柄なども伝わり、どのような仕事の仕方をする人物かを、面接官が推し量ることになります。

面接で気になるニュースについて聞かれたときの回答例

では、面接で気になるニュースについて聞かれたときの回答例を見ていきましょう。

これはあくまでも例であり、実際の面接では面接の日程や志望業界に合わせて、最新のニュースの中から選ぶことが必要です。

回答のポイントは、面接官が気になるニュースを尋ねる3つの理由を理解しておくことと、回答する際に求められる4つのポイントを踏まえて話すことです。

例文①

私が気になったニュースは、○○で起こった高齢ドライバーの運転ミスによる歩行者の死亡事故です。

事故を契機に免許返納の動きが加速しましたが、一方で、免許返納を拒む高齢者がいることに疑問を感じました。

ニュースを追っていくうちに、地方などでは特に車がないと生活が難しく、マイカーに代わる手段が乏しいこと、高齢で歩くのが難しくなることや体力が低下するからこそ、車に頼ってしまう実態が見えてきました。

免許返納の動きを推進することも大切ですが、どうしてもマイカーを必要とする高齢者と社会が安心して暮らせるよう、自動運転技術をいっそう高めて信頼ある車づくりをすることが必要と感じた次第です。

だからこそ、私は自動運転技術で業界をリードしている御社を志望しています。

例文②

私が気になったニュースは、コロナ禍で多くの飲食店が売上9割減といった状況の中、○○珈琲店が前年比4割増を達成したというニュースです。

営業自粛や外出自粛の影響で飲食業界が大打撃を受けた中で、売上が伸びたのかの一番の理由が立地だと知って驚きました。

一般的なコーヒーショップは駅近や街中、商業施設内の店舗が多いですが、○○珈琲店は広々とした駐車場を備えた幹線道路沿いの路面店が多かったことが功をそうしたと言います。

感染予防のために車で移動する人が増えた結果、気軽に立ち寄れ、世代を問わず親しめるメニューがあるお店として来店客が増大したというのです。

飲食店の店舗展開をするうえで、アクセスの良さや環境を考えるにあたり、現状のマーケティングだけでなく、最悪のリスクを踏まえた立地展開も考えるべきだと思わされたニュースでした。

例文③

私が気になったニュースは、政府が主導したGOtoトラベルキャンペーンによって、同じ地域でも宿泊施設に明暗が分かれたというニュースです。

GOtoトラベルキャンペーンで賑わった観光地も一部にはあるようですが、同じ地域でも利用客が増えて喜んだ施設と、せっかく感染対策などを講じたのに予約が入らなかった施設があったと知りました。

明暗を分けたのが高級な宿か格安の宿かという点でした。

せっかく高額な補助が得られるのだからと、普通では宿泊できない高級宿を利用する人が多く、普段でも利用できるお宿の需要が伸びなかったのです。

キャンペーンをうまく活用すれば、宿泊業界の生き残りの道が開けるのではと思ってしまっていた自分が未熟だなと感じたのが、気になった理由の一つです。

消費者心理をしっかり分析したうえで、早急に費用をかけてでもキャンペーンに参加すべきか判断すべきだった事例だったと学ぶことができました。

面接で気になるニュースについて聞かれたときの失敗例

ニュースは数えきれないほどあるため、どのニュースを取り上げるかは人によってまったく異なると言っても過言ではありません。

だからこそ、取り上げたニュースで失敗しないように気を付ける必要があります。

無数のニュースに囲まれる情報化時代だからこそ、このニュースは取り上げないほうがいい例や回答の仕方でマイナスになる失敗例を改善案とともにご紹介しますので、そうならないように気を付けましょう。

例文①

私が気になったニュースは、タレントの〇〇さんが不倫したニュースです。

ファンであっただけに、そんなことをするのかとショックだったためです。

また、夫婦のプライベートな問題であるにもかかわらず、離婚したほうがいいなど、公で謝罪すべきだなどと騒ぐ風潮にも疑問を感じました。

お子さんがいると、ネットや雑誌を通じて自分の親の醜態を見聞きすることになり、可哀想だとも思いました。

不倫には私もネガティブな感情抱いておりますが、だからといって、社会が全体となって批判すべきことではないように思います。

不倫は一般社会でも起こりうることですが、プライバシーに関わるとして隠そうとするのが通常だと思ったからです。

失敗ポイントと改善案

失敗ポイントはタレントの不倫といった、ゴシップニュースを選んだことです。

言いたい主張はわかりますが、企業の面接において、不倫という極めてプライバシー性の高いネタを持ち込むのは良くありません。

自分の主張もプライバシーに関わることだから、社会的に取り上げるべきでないと思っているなら、社会的な場である企業での面接で取り上げるニュースではないとわかるはずです。

改善案は、とにかく芸能ニュースや真偽のほどがわからないゴシップネタは取り上げないことです。

いつもは芸能ニュースやエンタメ、スポーツのニュースくらいしか見ていないという方は、いつも見聞きしているニュースからは選ばないようにすることが、失敗しないための改善案です。

これまではあまり触れることがなかった、政治や経済、社会問題のニュースから、ひっかかるニュースはないか探しましょう。

例文②

私が気になったニュースは、〇〇大臣の育児休業の取得についてです。

大臣になったばかりなのに、大切な仕事もしないで育児休業を取るなんておかしいなと思いました。

大臣がゆえに率先して育児休業を取得して、国民の模範となりたい、企業に男性の育児休業を取得させることを推進させたいといった意図があるのかもしれませんが、一国の内閣を担う大臣はほかに代わりはいないと思うので、行うべきではありません。

むしろ、男性の育児休業取得に対するイメージを悪くしてしまうのではと思いました。

御社では育児休業を男女ともに認めていますが、実際に取得しやすい環境を整えるうえでは、職場全体の理解が必要だと感じます。

失敗ポイントと改善案

職場における男性の育児休業取得が、なぜ気になったのか、理由が不明確です。

また、大臣の育児休業取得の話から、いきなり面接を受けた企業での男性の育児休業取得と無理矢理結びつけようとしている感があり、文脈的にも無理が生じています。

一体何を主張したいのかが、わかりにくく失敗例といえます。

どのように改善すれば趣旨が伝わるのか、改善案を考えてみましょう。

「私が気になったニュースは、〇〇大臣の育児休業の取得です。

働き方改革のもと、男女ともに働きやすい職場環境を整えるうえで、男性の育児休業取得も必要だと考えていますが、果たして、大臣の行動が男性の育児休業取得の推進にプラスに働くのか疑問を感じたからです。

御社では男女ともに育児休業を認めていますが、実際に取得するうえでは職場全体の理解が不可欠と伺いました。

その理解を深めるうえで、就任して間もなく、ほかに代替性がないはずの一国の大臣が行うことに疑問を感じました。」

例文③

私が気になったニュースは、〇〇県知事によるコロナ対策のニュースです。

私は日頃から情報収集のためにニュースアプリをチェックするようにしているのですが、一番閲覧されたトップニュースにあがっていたからです。

やはり、多くの人が気になっているニュースは世間を代表しており、消費者心理などにも影響することもあると思うので、マーケティング職を志望する私としては、1番にチェックすべきニュースだと思いました。

コロナ対策では、知事ごとの考え方の違いや対策の出動の仕方、スピードなどが異なり、知事の能力の高さなどが露呈することになりました。

それぞれの知事に対する評価に、住民や国民が敏感になったのは良いことだと感じています。

失敗ポイントと改善案

この例が失敗なのは、何より、ニュースアプリで一番上にあったから選んだという点です。

企業が面接で気になっているニュースについて尋ねる理由の一つに情報収集を行っているかを知り、入社後の成長の仕方を把握するためという理由がありました。

いまの時代、誰もが気軽に使えるニュースアプリをチェックして、与えられた情報をチェックするという受け身の姿勢では、日頃から情報収集に熱心で、情報に敏感な人物とは評価してもらえません。

近年は自分の足で歩かない、自分でしっかりと根拠を知ろうとせず、ネットを検索しただけで知ったつもりになってしまう人が増えています。

ビジネスをしていくうえでも、情報の根源をネットに書いてあったからという若い社員が増えており、問題となっています。

ニュースをいち早く知り、それがビジネスにどう影響するかを理解したり、リサーチしたり分析することは必要ですが、ネットの受け売りはビジネスパーソンとして避けるべきことですので、行わないように改善努力をしましょう。

まとめ

面接で気になっているニュースを尋ねられた際には、企業がそれを尋ねる3つの理由を踏まえたうえで、回答にあたっての4つのポイントを踏まえて、ニュースを選んで回答をすることが大切です。

そのためには日頃からニュースのチェックを怠らず、気になるニュースについてどう自分が考え、どう志望業界と関連するかを考えるクセをつけましょう。

面接に備えた予行練習として、毎日一つニュースを取り上げて、回答の練習をしてみるのがおすすめです。

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