【受かるサイン12選】企業の最終面接で受かるサインとは?落とされるサインとの違いや注意点を解説!

【受かるサイン12選】企業の最終面接で受かるサインとは?落とされるサインとの違いや注意点を解説!

「最終面接まで行っても落ちることってあるの?」 「最終面接で受かるサインってあるのかな?」 「最終面接で気を付けるポイントがあれば知りたい。」 このように、最終面接を控えた就活生の方の中にはたくさんの疑問や不安がある方もいるのではないでしょうか。

本記事では、面接に進む際に気を付ける基本的な知識に加え、最終面接に受かるサインを12個、逆に落とされるサインを8個紹介しています。

この記事を読むことで面接に進む前に就活生が準備するべきことや、面接の段階ごとに採用担当者がどんなポイントを見ているのかがわかるため、その知識をもとにスムーズに面接できるようになるでしょう。

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【最終面接で受かるサイン】最終面接でも落とされることはある?

最終面接というのは顔合わせだと思っている学生も少なくありません。

これから働くことになる企業で、経営者クラスの人と簡単に挨拶をする儀礼的なものだという考えもあります。

しかし実際にはそんなことはありません。

最終面接に出席する役員は、それまで人事が付けた評価をひっくり返せるだけの決定権を持った重役です。

そこで大きな失敗をするようなことがあれば、当然最終面接でも落とされることは考えられます。

それまでの選考よりは通りやすいかもしれませんが、実際には半分近くが最終面接で落ちるともいわれており、油断は大敵です。

最終面接だからこそ、気を引き締めて臨むようにしてください。

【最終面接で受かるサイン】受かるとされるサイン12選

最終面接で内定をもらえるサインというのは存在するのでしょうか?

結論から申し上げると、最終面接で受かるサインがいくつかあると言われています。

これから紹介するサインがあったからといって、それが絶対に受かるサインだというわけではありませんが、面接後の手応えを確認したい方は参考にしてください。

「受かるとされるサイン」について以下の順番で解説していきます。

この見出しの内容
  • 最終面接の日程が前回の面接日から近い
  • 面接の時間が長かった
  • 面接官がメモを取っている
  • 矢継ぎ早に質問をされ、和やかな雰囲気で終わった
  • 詳しい業務内容の話をする
  • 実際関わる事になる先輩社員を紹介される
  • もうこれ以降は就職活動をやめてほしいと言われる
  • 自社の社風に合っていると言われる
  • 握手を面接官から求められる
  • 目を見て話しを聞いてくれる
  • 面接官が就活生のことをよく理解している
  • 自社の魅力を話してくれる

1つずつ詳しく見ていきましょう。

最終面接の日程が前回の面接日から近い

通常、就活生は複数の企業に応募しているのが一般的です。

そのため、一緒に働きたいと思った就活生がいたとしても、合否を出す前に他社に取られてしまうことも考えられます。

企業側は優秀な人材を確保したいと考えているため、重役にはなるべく早く採用決定者を会わせたいと考えています。

面接の時間が長かった

最終面接で面接時間が長い場合も、受かるサインであると考えられます。

面接時間を長くとるということは、それだけ就活生のことを詳しく知りたいということです。

最終面接では採用決定者との顔合わせが主な目的なため、面接時間が短いこともありますが、面接の時間が長いということは、受かるサインであると前向きに捉えると良いでしょう。

面接官がメモをたくさん取っている

面接官がメモを沢山とっている場合、受かるサインであると考えられます。

面接官が就活生のことに興味を持っているほか、他の採用担当に共有したいと思う事柄がある証拠です。

興味がないのに、メモをたくさん取るというのは考えにくいため、メモをたくさんとっている場合、受かるサインであると考えられます。

矢継ぎ早に質問をされ、和やかな雰囲気で終わった

相手がこちらに対して興味を持っており、矢継ぎ早に質問をしてくる場合などは期待することができます。

これは最終面接だけではなく、それ以前の面接などでも同様です。

また、終始和やかな雰囲気だった場合には、期待が持てるでしょう。

面接の最後に握手を求められたら合格だといわれているくらいなので、その場の雰囲気にも神経を集中させてみてください。

詳しい業務内容の話をする

具体的な業務の話について説明をされるのも、合格のサインだといわれています。

相手が真剣に、こちらが働くことを見越して話をしているということですから、極めて合格の可能性が高いといえます。

落そうと思っている場合は、詳しい業務内容を話す必要はないと考えられるので「詳しい業務内容の話」がされたら合格の可能性があります。

実際関わることになる先輩社員を紹介される

業務内容の延長ですが、実際に志望する部署で働いている先輩社員を紹介されるということもあります。

わざわざ通常業務を遅延させてまで、未来の直属の上司を会わせてくれるわけですから、この場合も合格を期待して良いでしょう。

上記のサインが出たら必ず合格というわけではありませんが、十分に期待することはできるでしょう。

もうこれ以降は就職活動をやめて欲しいと言われる

就活生は、複数の企業に応募するのが普通ですが、一緒に働きたいと思う就活生を他社に取られてしまう事態は避けたいものです。

ぜひ入社してほしいという意思表示として、就職活動をやめて欲しいと伝えられたら、受かるサインと考えて良いでしょう。

自社の社風と合っていると言われる

採用担当者は、就活生の能力だけでなく、一緒に働く仲間として相応しいかも見ています。

社風と合っているということは、一緒に働いていくイメージが頭の中にあるということなので、社風に合っていると言われたら、受かるサインであると考えて良いでしょう。

握手を面接官から求められる

握手は友好を示す証のため、面接官から好印象だと思われていることになります。

面接の場で握手を求めてくる面接官は多くはないと思いますが、求められたら、受かるサインであると言えるでしょう。

もし握手を求められた場合は快く握手しましょう。

目を見て話してくれる

面接官が最後まで目を見て話してくれたら、受かるサインと言えるでしょう。

不採用にする気なら、資料を見るふりをして、聞いた流している面接官もいます。

逆に、目を見て話してくれるということは、学生に興味を持ってくれているということになります。

就活生も、面接官の目を見て話すことで、話をしっかり聞いているというアピールをすることができます。

面接官が就活生のことをよく理解している

自分の出身地や性格、好みを面接官に理解されていたら、自分に興味を持ってもらえているので、受かるサインと言えるでしょう。

就活生を不採用にする気なら、就活生の情報を理解する必要はないからです。

自社の魅力を話してくれる

自社の魅力を話してくれるということは「会社のことをもっと知ってほしい」という気持ちの表れのため、受かるサインと言えます。

面接官から逆アピールをされたら、合格の可能性は高いと言えます。

不採用にするなら、自社について話す必要はないからです。

【最終面接で受かるサイン】面接の段階ごとに人事が見ているポイント

企業によっても最終面接までの回数や段階は異なりますが、面接のフェーズごとに人事担当者が見ているチェックポイントは異なります。

一次面接、二次面接、三次面接、役員面接・最終面接と段階を踏んでいくごとに、面接官も変わっていきますが、常に人事担当者のチェックが入っていきます。

人事担当者は自分が直接面接の場を担当しなかった時でも、各面接官から提出されたり、報告される共通するチェックシートや評価シートを通じて、すべての学生をチェックしたり、面接官との面談や総合会議などで意見交換をしたうえで、次の面接へと進める学生を選んでいるためです。

各フェーズでどのようなチェックが行われるかを知ることで、最終面接まで生き残れるか、そして、最終面接を突破して内定を得られるかが見えてきます。

以下の順番で解説していきますので詳しく見ていきましょう。

この見出しの内容
  • 一次面接・二次面接
  • 三次面接
  • 役員面接・最終面接

一次面接・二次面接

企業によっても異なりますが、一次面接では人事担当者が直接面接を行ったり、比較的若い先輩社員が手分けをして面接をしたり、グループ面接を通じて、書類選考を通った人を絞っていきます。

さらに次の二次面接でも人事担当者と現場担当者などがセットになって、絞り込みを行います。

一次面接や二次面接では、主にエントリーシートに記載された内容を中心に尋ねられるのが一般的です。

志望動機、自己PR、長所や短所、学生時代に力を入れたことなどについて尋ねられます。

基本的にはエントリーシートに書いた内容を踏襲して、話せば良いだけです。

エントリーシートを丸々話すのは能がないように思えますが、書類では伝わらない、その人の人柄や表情、人との接し方、リアクションなどが伝わりますので心配はいりません。

人事のチェックポイント

一次面接や二次面接で人事担当者がチェックしているのは、その人の人柄や人となり、志望動機を特に重点的に見ています。

どんなに学歴が高く、成績優秀で、表面的には企業が求めるスキルを持っている場合や事業内容や職種と直接つながるような技術を大学で身につけていたとしても、職場に迎え入れてともに働いていける人物であるかは書面だけからでは伝わらず、実際に会ってみなければわかりません。

書類に書かれた内容や履歴書の写真からは堅苦しそうに見え、自社の社風には合わなそうに思えた人物が、実際に面接で会い、話し方を見て、面接官とのやり取りをしてみたら、コミュニケーション力が豊かだったといった発見があるからです。

三次面接

三次面接は志望する部署や職種を統括する部門の部課長クラスである場合やいわゆる管理職層が面接を担当するケースが多いです。

ここではエントリーシートの志望動機などを踏まえながらも、それに対して突っ込んだ質問がなされることも増えます。

エントリーシートに書いた内容が表面的なものである場合や、内定を得たいがための作り話や過度に盛った話ではないかを確認する意図、どれだけ本気度があるかを確認する意図での質問です。

つまり、どれほど、その企業に入社して貢献したいと考えているかの本気度や真剣度を見たいと考えての質問であり、落とそうとして突っ込んだ質問をしているわけでも虐めようといて意地悪な質問をしているわけではありません。

人事のチェックポイント

三次面接を担当した面接官からの報告や意見交換を通じて、人事がチェックしているのは、本気度や真剣度の高さとともに、実際に現場を仕切って日々の業務を行っている担当者たちが、ほしい人材だと思えたかという点です。

いかに人事担当者がいいなと思った人物であっても、現場担当者から見て使えないとか、職場の雰囲気に馴染まない、今必要としている人物とは違うといった評価が下されれば、積極的に採用するわけにはいきません。

もちろん、人事担当者は現場のニーズに応えるだけでなく、組織全体としての人材のバランスを図っていく役割を担っていますが、現場に配属する以上は、現場の意見を無視することはできません。

役員面接・最終面接

最終面接では社長をはじめ、役員による面接となることが多いです。

企業によって社長や役員の置かれる立場、環境も異なるほか、特に社長となると個性があるケースが多いため、最終面接の雰囲気は企業ごとに異なるのが特徴です。

あなたの人柄を確認する程度に終わることや入社意欲を最終的に確認するような質問が投げかけられることが多く見られます。

また、社長以外の役員の場合は細かい性格の人も多く、志望動機についてより突っ込んで聞いてきたり、なぜ、うちの企業なのか、その職種なのかを尋ねたり、別の職種を選ばなかったのはなぜかといった質問をしてくるケースもあります。

そして、役員面接では逆質問が役員のあなたへの関心を強めるうえで重要となることもあるため、受ける質問だけでなく、逆質問を練っておくことも大切です。

人事のチェックポイント

最終面接としての役員面接で人事がチェックするポイントは、役員がその学生にどういう印象を抱き、採用したい人物だと思えたかという点です。

役員面接はお飾り的なものだから落ちることはない、といった話もありますが、実際には役員が細かくチェックしているケースも少なくありません。

人事担当者や現場では比較的評価が高く、採用しても良いだろうと評価されていた人物が、役員面接によって、「足りない部分がある」、「方向性が異なる」、「考えが甘い」、「自社にマッチしていない」といった理由で不採用という評価が下される場合もあるからです。

役員の意見も踏まえたうえで、人事戦略や新卒採用計画に基づき、定員が不足しないように最終決定を出すのが人事担当者の役割です。

【最終面接で受かるサイン】最終面接で落とされる理由とは

最終面接で落とされる理由としては、複数の可能性が考えられます。

面接官がその理由を教えてくれることはありませんが、もしも最終面接で落とされたら、自分なりに分析してみてください。

面接で落とされてしまった場合、原因を自分なりに分析し、次回に生かすことが重要です。

以下の順番で解説していきます。

この見出しの内容
  • 最終面接まで残った人数が多かった
  • 志望したのが営業職だった
  • 緊張して力を発揮できなかった
  • 著しいマナー違反を犯した
  • 価値観の相違が起こった
  • 企業研究の不足

最終面接まで残った人数が多かった

面接回数が少なかったり、選考が甘かったりしたなどの理由で、最終面接まで残った候補者がそもそも多かったということも考えられます。

この場合には当然、最終面接を勝ち抜く基準も厳しくなるでしょう。

そうならないためにも、最終面接前に、面接の流れや企業研究などをもう一度やり、企業理解を深めておくことが重要です。

志望したのが営業職だった

技術職よりは営業職の方が落とされやすいという傾向にあります。

技術職は人間的に問題があっても、優れた技術があれば合格する場合もありますが、営業職は比較的厳しい目で見られる傾向にあります。

自分の人柄や人間性を最終面接で発揮できるように、準備を怠らずに進めましょう。

緊張して力を発揮できなかった

緊張すること自体は悪いことではありません。

しかし過度に緊張したことで、本来の力を発揮できなければ、最終面接で落ちてしまうということも十分に考えられるでしょう。

緊張してしまう原因として、面接慣れしていないことや質問が想定できず不安などがあげられます。

質問に関しては、自分のESなどを見返して、深堀りして質問されそうな部分を「なぜ?」と深堀って行くことで質問がある程度想定できます。

著しいマナー違反を犯した

面接官が見ている前で、機嫌が悪そうにしたり、別の人や会社の悪口をいったりするなど、著しいマナー違反を犯した場合には落とされても仕方ありません。

面接に臨む際のマナーを以下の表で確認してみてください。

・髪型に清潔感はあるか
・髭は沿ってあるか
・スーツは整っているか(しわやシミ、見崩れしていないか)
・表情を明るく保てているか
・ハキハキ話しているか
・入退室に失礼はないか

以上のことを確認してみましょう・

価値観の相違が起こった

次の企業研究というポイントに繋がりますが、企業理念や価値観と相違が生じた場合には、最終面接でも落とされることがあります。

企業が何を重視して、どのようなことを社員に求めているのか、把握する力が重要です。

双方に相違が生じないようにするためにも、企業が何を求めているのかや、求める人材などを最終確認しておきましょう。

企業研究の不足

最終面接の中で聞かれた基礎的な質問などに対して、企業研究が足りなかったばかりに答えられなかったという人もいます。

志望度の高さをアピールするためにも、基礎的なことも含めた企業研究は改めて行うようにしましょう。

企業研究の詳しいやる方に関しては、後述する見出しで確認してみてください。

【最終面接で受かるサイン】最終面接で落ちる人の特徴

企業によって求める人材も異なりますし、最終面接で何人採用するかもさまざまです。

しかしながら、最終面接で不採用となる人には、いくつかの共通点があるともいえるのです。

最終面接まで残ってきた人は、皆優秀であることには違いありません。

けれども残念ながら落とされてしまう人がいるのが現実です。

不採用となる人の特徴を知って、最終面接をクリアする対策や準備をしたいものです。

以下の順番で解説していきますので、1つずつ確認していきましょう。

志望動機にあまり説得力がない

最終面接まで何度も質問される内容ですが、志望動機が強くない場合、最終面接で落ちる可能性があります。

最終面接で残った就活生は多くの場合、その企業で働きたいと思っている人ばかりなため、志望動機が弱いと、それだけ目立ってしまうことになります。

なぜこの企業で働きたいのか、理由を具体的に説明できないと、最終面接で落ちる可能性があるでしょう。

面接の練習不足

最終面接では、その企業の社長や部長など重役クラスの方と面接することになります。

緊張してうまく質疑ができないと、自信がないのではないかと思われてしまう可能性があります。

堂々とした姿勢で臨むには、面接対策を十分にする必要がありますが、十分でない場合は最終面接で落ちる原因となるでしょう。

後述する見出しで面接練習について詳しく解説しているので、ぜひ見てみてください。

質問にきちんと答えられていない

質問に答えられないと、理解力やコミュニケーション力が低いのではないかと思われてしまいます。

これから一緒に仕事をする上で、会話ができないと仕事をスムーズに進められないため、質問へ答えられないと、最終面接で落ちる原因となるでしょう。

自身で面接練習をする際に、動画や録画をしておくことで、自分がしっかりと質疑応答できているか確認することができます。

入社意欲が低いように見える

志望動機にも通じますが、企業や業界研究が十分でないと、面接官の質問に対して当たり障りのない回答ばかりになります。

そのような回答だと、本当に入社したいのかと、疑問に思う面接官も少なくありません。

自分の志望度をアピールできるように、回答を工夫することが大切です。

企業の将来の方向性と違う価値観だった

就活生には、企業で働くためのスキルが十分かだけでなく、企業の価値観と合うかもみられています。

価値観が合わないと目指す方向性が異なるため、一緒に働くことが難しいと考えられます。

就活生の将来の価値観が企業の目指す未来と異なると判断された場合も最終面接で落ちる可能性があるでしょう。

逆質問の内容が最終面接にふさわしくなかった

逆質問の内容によっては、最終面接で落ちる可能性があります。

例えば、企業のホームページなどを見て書いてある内容を質問するのはよくないでしょう。

企業側からすると研究が不十分ではないか、本当に入社したいと思っているのか、疑問を抱く原因となります。

逆質問は自分をアピールする機会ではありますが、質問の仕方を間違えると、最終面接で落ちる原因となってしまうでしょう。

【最終面接で受かるサイン】最終面接で落とされる原因は準備不足かも

最終面接で油断してしまうと落とされてしまいます。

大抵の原因は大元をたどると準備不足だといえるでしょう。

面接マナーが原因で落とされる場合も、入社意欲がなさそうに見えたことが原因で落とされる場合も、準備が足りていません。

以下の順番で解説しますので、詳しく見ていきましょう。

この見出しの内容
  • 最終面接だからといって油断してはいけない
  • 万全な状態で面接に挑もう

最終面接だからといって油断してはいけない

最終面接だからといって油断せず、対策を徹底しましょう。

自分が確固たる自信を持てるまで、さまざまな角度から面接に対する対策を行いましょう。

質問に対する回答の用意や面接マナーの再確認をよく行うようにしてください。

万全な状態で面接に挑もう

先述したような面接対策を徹底して行うことで、最終面接はうまくいくはずです。

自分に自信を持つためにも面接練習を重ね、本番に挑んでください。

最終面接はいい結果になるように油断せず丁寧な対策を行うことが重要なのです。

具体的な事前準備

具体的には、入社後の自分のキャリアビジョンの確認をしたり、再度、自己分析をすることで自分の回答に一貫性を持たせるようにしましょう。

また、当日の服装や言葉遣いを確認しておきましょう。

服装に関しては、ラフすぎる服装や派手な服装は控えましょう。

企業に合わせて、スーツやオフィスカジュアルの2つから選びましょう。

【最終面接で受かるサイン】落されるサインとは

前段では、「受かるとされるサイン」を紹介してきました。

ここでは、「最終面接で落ちるとされるサイン」についてご紹介します。

ここで注意したいのが、もし面接官が「落されるとされるサイン」を出したとしても、最終面接に絶対に落ちるわけではないということです。

紹介するサインはあくまでも参考程度にとらえておくことが重要です。

以下の順番で解説していきます。

この見出しの内容
  • 趣味に関する質問をされる
  • 過度に持ち上げられる
  • 早めに面接が終わった
  • 怒られた
  • 逆質問をする機会がなかった
  • この仕事は向いていないと言われた
  • 最後にアピールすることはありますか?と言われた
  • 合否の結果連絡をメールで送ると言われた

それでは、見ていきましょう。

趣味に関する質問をされる

仕事ではなく、趣味やプライベートに関する質問をされた場合には注意が必要です。

その人に対して興味があるから趣味の話をするのではなく、時間潰しとして趣味の話をしている可能性が高いからです。

ただ、面接のはじめはアイスブレイクとして世間話をすることもあるので趣味の話が出たからと言って落ちたとは限りません。

過度に持ち上げられる

極端に持ち上げられた場合にも注意が必要です。

面接を受ける就活生というのは、一歩外に出れば消費者でもあります。

不合格にしたことで顧客離れを生み出さないためにも、企業側は不採用にする人を持ち上げることがあります。

早めに面接が終わった

事前に知らされていた予定時刻よりも早めに面接が終わった場合も注意が必要です。

企業側は長めに時間を知らせているので、多少の前倒しであれば心配することもありませんが、30分も早く終わった場合などは、不合格の可能性もあります。

怒られた

面接の中で怒られたり、説教されたりしたときも、不合格の可能性があります。

これから社員として働いてもらう人材に頑張ってほしいからこそ説教をするというケースもあります。

しかし、就活生としての意識の甘さや浅さについて触れられる内容であれば、単純に見切りを付けられているということも考えられます。

逆質問をする機会がなかった

逆質問は就活生がアピールする絶好の機会ですが、その機会を与えないということは、企業側にその人を採用する意思はないと考えられます。

定番な質問ばかりで、アピールする機会が与えられなかった場合は、最終面接で落ちた可能性があると考えられます。

ただし、絶対に伝えたいことやもっと自分をアピールしたい場合は、「質問があるのですが、よろしいでしょうか」といい、発言の機会を得るのもいいでしょう。

この仕事には向いていないと言われた

はっきり向いていないと言われた場合、最終面接で落ちた可能性があります。

企業側は就活生のスキルだけでなく、その企業の社風や仕事とのマッチングも見ていますが、求める人材と就活生がかけ離れていると採用することはできません。

向いていないと厳しい言葉をかけた場合の、就活生の反応を見ている場合もあるため、必ずしも、落ちたサインとは言えませんが、厳しい言葉をかけられた場合は落ちた可能性が高いと考えて良いでしょう。

最後にアピールすることはありますか?と言われた

就活生に興味がなく、予定していた面接時間よりも早く終わりそうな時に、最後のアピールを聞いておくために、質問されることがあります。

合否を問わず何かアピールできるものがないか確認している場合もありますが、最後にアピールすることはないか聞かれたら、合否の当落線上にいると考えると良いでしょう。

この場合も、先述した通り、自分をアピールすることで、判定が合格に傾くこともあります。

合否の結果連絡をメールで送ると言われた

合否をメールで伝えると言われたら、最終面接に落ちた可能性があります。

一般的に内定を出す場合、電話で連絡を取る企業が多いと考えられます。

不合格者にはメールで連絡を済ませることで手間を省くため、メールで合否を伝えると言われたときは、最終面接に落ちた可能性があります。

【最終面接で受かるサイン】最終面接で落ちないための確認事項

高い倍率を勝ち抜いて、最終面接まで勝ち残ったのであれば、何としてでも内定を獲得したいものです。

最終面接まで残れば内定をもらえる確率は高まりますが、少なからず落ちる人がいるのも現実です。

最終面接で落ちないための対策を実践して、悔いの残らない面接を受けましょう。

確認事項を以下の順番で解説していきます。

この見出しの内容
  • 面接の流れを練習
  • 基礎的な言葉使いを確認
  • 企業への貢献意思をアピールできているか
  • 社長の情報を収集する
  • 志望動機・将来のビジョンを整理
  • 逆質問は事前に準備しておく
  • 自己分析を繰り返す
  • 徹底した企業研究

1つずつ詳しく見ていきましょう。

面接の流れを練習

面接の流れなんて今更…と思う方もいるかもしれません。

しかし、最終面接が一番重要である限り、面接の流れを再確認する作業はとても重要な意味を持ちます。

もし、面接マナーが原因で最終面接に落ちたら、とても悔しい思いをするでしょう。

ぜひそのようなことがないように、きちんと面接の流れを把握しておきましょう。

以下の記事では、面接練習について詳しく解説しています。

読んですぐ実践できるものもあるのでぜひ確認して練習してみてください。

基礎的な言葉使いを確認

言葉遣いは正しい方が当然印象も良くなります。

今一度基礎的な敬語や言い回しをチェックしてみてください。

もしかしたら間違った認識でしようしている言葉があるかもしれません。

最終面接では小さな点にも目を向けて対策してみましょう。

企業への貢献意思をアピールできているか

面接のために用意した志望動機や自己PRで企業に貢献できることをアピールしていますか?

企業は働く意思の強い学生を採用したいと考えています。

入社意欲は企業に入社したあとのことを考えているかどうかで判断できるでしょう。

そこで、自身が用意した回答に入社意欲がアピールできる内容を含んでいるか確認してみてください。

入社意欲が見える学生はとても魅力的です。ぜひ取り入れてみてください。

社長の情報を収集する

最終面接は役員面接が基本なので、そのトップとなる社長について調べておくことは大切です。

ホームページなどで社長のコーポレートメッセージと、採用向けのメッセージを読み込むと共に、プロフィールや経歴などもチェックしておきましょう。

新卒で入社してその企業を知り尽くした人なのか、学歴がないのに現場からたたき上げで昇りつめてきた人なのか、現場畑の人なのか、それとも、他の業界からヘッドハンティングされてきたような人物なのかをチェックします。

社長の名前でネット検索すれば、ビジネス情報誌のインタビュー記事などや、何らかの形で取り上げられたニュース記事などが見つかることもあるので、読んでおくと面接でのネタづくりに役立ちます。

社長が目指している企業像や将来のビジョンなどをしっかりと把握して臨むことで、役員面接もこなしやすくなるのがメリットです。

中小企業など、社長自らが面接をするケースなら、社長の人間性なども含めて把握しておくと話が進みやすくなります。

志望動機・将来のビジョンを整理

最終面接に至るまでの段階で、エントリーシートや人事面接、現場担当者との面接など、何度となく志望動機を語り、将来ビジョンについて熱く語ってきたことと思います。

だから、同じことを繰り返すのではなく、最終面接を突破するために、今一度確認し直しましょう。

最終段階に残るまでには、実際に企業の担当者の面接を通じて気付いた点や、職場の雰囲気を見てわかったこと、より事業内容や仕事内容について深まった知識もあるのではないでしょうか。

それを踏まえた上で、志望動機や将来ビジョンを少し練り直してみる、より深めた知識を反映させるといったことも大切です。

逆質問は事前に用意しておく

面接では面接者への質問が終わった段階で、面接官から「何か質問はありますか。」と逆質問を受けるのが定番となっています。

この際、「何もありません。」と遠慮したり、十分にわかっているから質問はないという態度を示したりするのはNGです。

かえって、「自社に興味がない」「他の企業への入社を考えているのではないか」と見られかねません。

これでは、自分の回答に精いっぱい頑張ったとしても落ちる可能性を深めてしまいます。

一方、調べればすぐにわかるような質問でも、「わざわざする質問ではない」と思われて印象を悪くしたり、「そんなことも知らないで本当に我が社に入社する意欲があるのか」と思われたりするでしょう。

つまり、逆質問の内容はとても難しく、重要なカギを握っています。

最終面接を担当する役員層でないと答えられないような企業の将来に関する質問、役員層ならではの成功エピソードや若手時代のエピソード、仕事でのやりがいなどを質問事項として検討してみましょう。

自己分析を繰り返す

最終面接では、これまでにはない、よりあなたの人間性に迫った質問が飛んでくる可能性があります。

思わぬ質問が飛んできても、しっかりと答えられるよう、今一度、自己分析を行い、自問自答を繰り返してみることが大切です。

本当に自分がやりたいこと、なりたい将来像、その会社でどんなビジョンを描き、どんな人材になりたいと思っているのか、よく検討しましょう。

以下の記事では自己分析について詳しく解説してあります。

自己分析をもう一度やろうと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

徹底した企業研究(内容の変更が必要?)

最終面接まで至る段階では、その企業についてもよく調べており、気持ち的には熟知しているつもりかもしれません。

ですが、それまでの段階では、他の複数の企業にエントリーして面接を受け、その中にもいくつか最終面接まで残った企業もあると思います。

多くの就活生が複数の企業を受けるため、実は表面的な情報に終始していたり、十分に掘り下げられたりしていないこともあります。

そこで、最終面接まで残った段階で、企業研究をし、より深く知ることが大切です。

自分が入社して社員になった気持ちや立場に立って、事業の内容や仕事内容、現在の企業の状態や将来ビジョンや見通し、業界でのシェアや競争力などを把握し、頭に入れ込みましょう。

また、他の企業との違いや特徴を理解し、差別化できるポイントや他の企業にはない強みがあるかを確認することも大切です。

最終面接を担当する役員層としては、同じ業界に複数の企業がある中で、なぜ自社を志望しているのか、本当に自社に入社するのか気になっています。

役員層はコスト意識も高く、いかに優良な人材であっても、入社意欲のない人を採用しようとはしません。

そのため、ライバル企業などの情報や状況も理解した上で、その会社の強みや他社との差別化できるポイントをしっかりと語れると印象も良くなり、入社意欲が強いとみなしてもらいやすいです。

以下の記事では、企業研究のやり方について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

【最終面接で受かるサイン】面接が終わった後にすべきこと

最終面接が終わった後に何かしておいたほうが良いことはあるでしょうか。

最終面接が終わったらいったんその企業の選考は落ち着きますが、他の企業の選考に向けて気持ちを切り替えなければいけません。

また、最終面接を受けてみた反省を見つけることも大切です。

そのため、以下のことを最終面接後に行うことをおすすめします。

まずは自分を褒めよう

まずは最終面接を無事に終えた自分を褒めましょう。

最終面接までの選考で多くの学生は落ちているはずです。

1次・2次面接の合格率が3割程度であると考えられているため、最終面接では大分人数が減っています。

最終面接までの選考フローと最終面接自体を無事にこなしたことをまず評価しましょう。

質問内容の振り返り

最終面接を終えて一息ついたら、他社の最終面接に活かすために面接を振り返ります。

まずは最終面接でなにについて質問されたか思い出しましょう。

企業によって多少の違いはありますが、最終面接で掘り下げられる内容などを対策しておくことができます。

上手に答えられなかった質問などをきちんと対策しましょう。

所作や態度の振り返り

所作や態度が適切であったか今一度反省しましょう。

最終面接は企業の役員レベルの人と面接することになります。

そのため、マナーなどを事前に学んでおいても緊張して間違えてしまったり、対策していない状況に見舞われることがあります。

名刺をもらうことを想定していなかった!など後悔のないように失敗は次に活かしましょう。

【最終面接で受かるサイン】合否サインは気にしすぎなくて大丈夫!

先述したような合否サインはあくまでも、目安なので気にしすぎないように注意しましょう。

落とされるサインがでても受かっている場合もあります。

人によって反応が違うことは当たり前なので、過度に落ち込んだりせず、最後まで諦めずに就活に取り組みましょう。

【最終面接で受かるサイン】受かるサインを知りモチベーションを高く維持しましょう!

今回は参考までに最終面接で落ちるサインや受かるサイン、その理由などをご紹介しましたが、あくまで一つの「可能性」の話です。

これから面接が控えている人は、企業について詳しく調べ、入社意欲をアピールできるように事前準備を入念に行いましょう。

また、言葉遣いや面接マナーは自分の癖が出やすいので、面接当日までに練習しておくのがおすすめです。

最終面接では落ちる可能性もあるので、しっかり準備をして面接日を迎えましょう。

この記事のまとめ

・最終面接で受かるサインを知れる

・同時に落ちるサインも確認できる

・各面接ごとに人事が見ているポイントが確認できる

・落とされる理由や落ちる人の特徴を解説

・面接前の確認事項の紹介

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