営業事務職に転職したいけど、志望動機や自己PRに何を書けばよいかわからない…。そんなお悩みを抱えている人はいませんか?もしそうなら、何はともあれ本記事をチェックしてみてください。営業事務という仕事にフォーカスした志望動機・自己PR作成のポイントについて徹底的に解説しています。例文もありますので併せて参考にしてみてください。
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営業事務に転職したい!
営業のサポートをして会社の売り上げに貢献できる、営業事務は魅力的な仕事の一つです。そんな営業事務ですが、転職を考える際に気になることの一つが「未経験からでも転職できるの?」ということ。その答えは「未経験からでも転職可能」です。多くの未経験者が営業事務へ転職し、活躍しています。ですから未経験という皆様も安心して営業事務への転職に挑戦してみてください。
営業事務への転職|志望動機作成の3つのポイント
営業事務への転職を考える際、最初の関門となるのが志望動機の作成です。中途採用ですと書類選考がシビアなため、しっかりとした志望動機が必要とされます。特に未経験から営業事務への転職ですと、なおさら志望動機が重要です。これからご紹介する3つのポイントをしっかりと押さえ、自分なりの志望動機を作り上げてください。
なぜ営業事務なのかを明確にする
最初のポイントなぜ営業事務なのか、営業事務でなくてはならないのかを明確にしましょう。そのためには営業事務ならではのポイントを押さえ、それに魅力を感じていることを伝えるのが近道です。例えば、営業事務は営業スタッフをサポートするのが仕事ですから「裏方で人の役に立つ仕事がしたい」などが志望理由として挙げられます。
これまでの経験・スキルをどう活かすのかを明確にする
「営業事務に魅力を感じているので働かせてください!」という情熱だけでは内定は勝ち取れません。営業事務という仕事に対し、自分が役立つ人材ですということをしっかりとアピールする必要があります。それがこれまでの経験・スキルをどう活かすのかです。
特に営業事務が未経験ですとコレはかなり重要です。一般的な事務経験や、資料作成の経験、各種調整能力など、活かせそうなスキルをピックアップして、志望動機に記載しておきましょう。それだけで、「未経験だけど大丈夫」感がずいぶんと強まるものです。
将来的なビジョンを明確にする
中途採用をする際、企業側が気にすることの一つに「ウチもすぐに辞めてしまうんじゃ…」ということがあります。なにせ採用活動には時間もお金もかかるもの。その投資分を回収するためにも、企業側としては出来るだけ長く働いて欲しいと思うのは当然です。
一方で中途採用者は少なくとも一度は会社を辞めようと思ったということを意味しています。それゆえに「長く働いてくれるかな?」という疑問が生まれるのです。その疑問を解決してくれるのが将来のビジョンです。「5年後・10年後にこうなりたい」ということが書かれていれば、少なくともすぐに辞めてしまうことはなさそうです。ちょっとしたことですが、企業側にとっては大きな情報です。
営業事務への転職|志望動機の例文をチェック
私が貴社の営業事務職を志望している理由は大きく2つあります。一つは貴社製品を長らく愛用しており、それを世に広めるお手伝いがしたいと思っていること。そしてもう一つが営業事務という営業スタッフのサポートをする仕事に魅力を感じているからです。
現職では営業担当として仕事をしております。営業の仕事自体にも魅力ややりがいを感じているのですが、仕事をしていて最もやりがいを感じているのが、チームを組んで営業をしているときです。そういった際、私はサポートする側に回ることが多いのですが、自分が前に出るよりも、必要とされる情報や資料をあらかじめ整理して、それが結果につながることの方に魅力を感じるようになりました。
営業という仕事に何が求められるのか、何が必要とされるのかは十分に理解しております。その知識や経験を活かし、営業チーム全体の盛り上げに貢献できればと考えております。
営業事務への転職|自己PR作成の3つのポイント
続いては志望動機と並んで履歴書の重要な項目である自己PR作成について見ていきましょう。今回ご紹介するポイントを押さえて、自分がいかに営業事務向きの人材であるのかをアピールしましょう。
営業事務として活かせるポイントを絞り込む
まず一つ目のポイントは、アピールすることを絞り込むということです。アレもこれもと話を盛り込みますと煩雑になってしまい、相手に伝わりにくくなってしまいます。ですから、テーマを一つに絞り込むということが最初のステップとなります。
当然ですがその内容は営業事務として役立つことでなくてはなりません。「味覚が優れています」なんてことを言われても、担当者としては「はぁそうですか…」と思うのみ。もちろんここまで極端なことを書く人はいないとおもいますが、これにこういった例は割とあるものです。PRすべきテーマを決めたら、それは「営業事務として役立つものなのか」冷静に考えてみてください。
ポイントをアピールできる具体例を用意する
自己PR2つ目のポイントは具体例を用意するということです。たとえば具体例を示さずに「英語が得意です」と言ったとします。これではどの程度英語が得意なのか全く分かりませんし、そもそも本当に英語が得意なのかも疑わしくなってしまいます。
「英語が得意です。現職ではアメリカ企業とやり取りをすることが多くあり、メールのやり取りは全て英語で問題なくこなしております。喋るのはそこまでの自信は無いのですが、会議を問題なくこなす程度は可能です。」と具体例を示せば、どれくらいのレベルなのか明確になりますよね。
英語力に関してはTOEICの点数を示すという方法もありますが、英語を実際に使っているシーンを示した方が、その能力はより伝わるものです。
いずれにしても、具体例を示すことで、アピールしたいポイントがグッと相手の印象に残りやすくなるものです。それは内定をグッと引き寄せてくれます。
PREP法を意識して構成を作成する
伝わりやすい自己PRを作成するためには、構成も重要です。おすすめの構成はPREP法と呼ばれるもの。PREPとはPoint(結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(結論)の頭文字。この順番で並べると、伝わりやすくなるというテクニックです。
具体的には結論として「私のアピールポイントは〇〇です」ということを伝えます。そして理由として「現職では〇〇を使っているからです」といったことを記載します。次は具体例として「××という曲面を〇〇で乗り越えました」といったことが書かれます。そして最後にもう一度結論です。「なので〇〇が私のアピールポイントです」といった形で締めることになります。
特別な理由で「別の構成を使いたい」という場合を除き、PREP法で作成することをおすすめします。沢山の自己PRを読まなくてはならない人事担当者にとって、伝わりやすいというのは大きなポイントだからです。
営業事務への転職|自己PRの例文をチェック
私のアピールポイントは臨機応変に対応ができるということです。現職は営業ですから、思いがけない状況になることは日常茶飯事です。それらに対して、とにかくその時に出来る最善の策を考え、行動してきました。顧客先に誤った商品が配達されたことがあったのですが、出来る限り早急に正しい商品を届ける手はずを提示したところ、その顧客からの信頼を得ることができ、それまで以上に大きな取引が続くことになりました。この臨機応変な対応力は営業をサポートする営業事務でも活きるものと考えております。
営業事務への転職を有利にしてくれる資格はコレ!
未経験からの転職ですと、経験者と比較してハードルが上がるのは事実です。そのハードルを少しでも下げてくれるのが資格の存在。本章では営業事務への転職におすすめの資格2選をご紹介していきます。
MOS
とりあえず何か資格が欲しいという場合、MOSにチャレンジしてみてください。MOSとはマイクロソフト オフィス スペシャリストの略で、オフィス製品を適切に使いこなす能力を有しているということを示してくれます。主催しているのは本家本元マイクロソフト社ですから、これ以上ないお墨付きといえます。
受験がしやすいというのもMOSがおすすめの理由です。オンライン受験のため、日本全国にあるパソコン教室などで受験ができますし、試験も随時行われています。年に1度しかチャンスが無いという資格ですと、受験するのも大変ですが、MOSであれば、思い立ったらすぐに受験が可能ですし、受験後すぐに結果がわかるため、即座に履歴書のアップデートが可能です。資格欄が寂しい…なんて人はぜひ受験してみてください。
TOEIC
営業事務として必須ではないのですが、有ると重宝されるのが英語力です。そして英語力アピールに最も繋がりやすい資格がTOEIC。なにもネイティブ並みに喋れることは求められないので、ある程度以上の点数であれば、十二分にアピールポイントとなってくれます。高校・大学とそれなりに英語を勉強したという人は、ぜひ受験しておきましょう。
まとめ:これぞという志望動機と自己PRで営業事務の内定をGET!
営業事務を目指す人に向け、志望動機作成と自己PR作成のポイントを解説してきましたが気になる情報は見つかりましたか?中途採用で営業事務を目指すためには志望動機と自己PRはかなり大きな要素です。今回ご紹介したポイントや例文を参考に、ぜひ自分なりの志望動機・自己PRを作成してみてください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート