インターンで必要な持ち物はなんだろう?実は目に見えるものだけではなかった!
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インターンの持ち物
インターンには、さまざまな持ち物が必要です。
必要な持ち物の中には、目に見えるものもありますが、心構えなど、目に見えないものもあります。
今後の人生を大きく左右する可能性のあるインターンを成功させるために、忘れ物がないように、入念に準備することをおすすめします。
企業が指定している持ち物を確認しよう
インターンに必要な持ち物を準備する際、絶対に確認しておきたいのは、企業が指定している持ち物です。
企業から指定されたものは、インターンで必ず必要になりますので、漏れがないように準備しましょう。
必要な持ち物については、企業から受け取った参加案内などに書いてあります。
企業が指定している持ち物は、各企業によって異なりますので、確認することを忘れないようにしましょう。
もし案内を受け取っていないという場合は、参加案内を受け取っていないかどうか、過去のメールなどをチェックます。
持ち物について質問があれば、そのままにせず、企業に質問しましょう。
質問することは悪いことではありません。
むしろ「やる気がある」と受け止められるかもしれませんので、問い合わせてみることが大切です。
メールで問い合わせる際は、インターンに必要な持ち物についての質問ということがすぐにわかるような件名にし、メールの内容も、簡潔に書くことを心がけましょう。
どんなインターンでも役立つ持ち物
インターンに必要な持ち物は、各企業やインターンの期間によっても異なりますが、どんなインターンでも役立つ持ち物はあります。
企業が指定している持ち物を準備したら、どんなインターンでも役立つ持ち物についての準備に取り掛かりしましょう。
たとえば、会社までの地図。
原則としてインターンでの遅刻は厳禁ですので、インターン当日は遅れないよう、会社に到着する必要があります。
自宅からオフィスまでのアクセスをはっきりと把握していないと、道に迷ってオフィスに辿り着けなかったということにもつながりますので、地図は事前に準備しておくことが望まれます。
地図があれば、1つの経路が通行止めなどでアクセスできなくなっても、ほかの方法を見つけ出せます。
複数の経路を把握し、当日は地図を持って参加しましょう。
グーグルマップは、行き先を登録できるため便利な機能ですが、常に正しい位置を示すわけではありません。
インターンが始まる前に、会社が正しい位置に表示されているかどうか確認することをおすすめします。
デジタル式の地図は便利ですが、インターネット障害などで、アプリが利用できない、突然動かなくなったなどのリスクが考えられます。
アナログ式の地図も準備しておくと安心です。
地図に加えて、履歴書も持参すると役に立つものになります。
中には履歴書を持参するよう指示する企業もありますが、そうでない場合でも、カバンに入れておくと良いでしょう。
とくに指定がなければ、市販されている履歴書を使っても問題ありません。
直接カバンに入れると、シワになったり、折り目が付いたりするおそれがありますので、履歴書を作成したら、それをクリアファイルに入れましょう。
企業の中には、受付票を発行しているところもありますが、発行された場合は、忘れずに持参することが不可欠です。
受付票は、オフィスビルでは、通行証と同じ役割を果たしています。
複数の企業が入るオフィスビルに入館する際は、身分証明証とともに受付票の提示が求められますので、受付票が必要かどうか、必要ならば受け取っているかどうか、確認しましょう。
メールのお気に入りフォルダに保存しておけば、見つけやすくなります。
筆記用具
筆記用具は、スタッフの話を聞いたり、仕事上で大事なことをメモしたりするのに役立ちます。
インターン中はメモを取る時が多く、いつでも取り出しやすい場所に筆記用具は入れておくようにしましょう。
メモの内容を整理するために、色違いのボールペンを準備するというのも1つの手です。
筆記用具はボールペンが無難と言われますが、シャープペンシルは職場ではほとんど使われていないというのが理由になります。
消しゴムも利用する頻度は少ないのですが、鉛筆や消しゴムを持参するよう指示されることもありますので、その場合は忘れずに準備しておきましょう。
フリクションは消すことのできる筆記具で、好んで使っている人もいますが、インターンにはおすすめできません。
フリクションは正式書類の記入に使用できないほか、室温などによってメモに書いた文字が消えてしまうというリスクもあるからです。
夏は暑く、冬は暖房で部屋を暖めるため、文字が消えるというリスクは常につきまといます。
筆記具はボールペンを数本用意し、状況によって鉛筆と消しゴムを揃えると良いでしょう。
スマートフォン・携帯
スマートフォンや携帯は、インターン中に思わぬハプニングに巻き込まれ、会社や身内に連絡する時必要です。
地図などのアプリをダウンロードしていれば、情報の確認をする際にも役立ちます。
たとえば電車が遅延した場合、スマートフォンがなければ会社に連絡できず、事情を知らない会社からは、「連絡を怠った」という目で見られてしまいます。
スマートフォンがあれば、インターンに参加した仲間と連絡先を交換できます。
インターンが終了して帰宅しようとしたところ、帰り道がわからなくなった場合も、スマートフォンがあればルートをすぐに調べられるでしょう。
たとえばインターン中に企業についてもう一度情報を整理したいという場合も、スマートフォンを使えばすぐに情報をチェックできます。
このように、スマートフォンや携帯があれば、いざという時の問題回避も容易になりますので、忘れずに準備しておきましょう。
インターン前は、企業の電話番号など、必要と考えられる連絡先を登録しておきます。
そして、当日は途中で使えなくなってしまうことがないように、100%充電の状態にするのを忘れないようしましょう。
PC
企業によってはインターン生に対して、自社のパソコンを使わせてくれるところもありますが、自分のものを持参するよう指示されることもあります。
その場合は、パソコンを充電し、オフィスで使えるように準備を整えましょう。
パソコンがあると、グループワークなどで役立つこともありますので、持参して損はありません。
パソコンを持参する場合は、セキュリティソフトを導入するなど、ウイルス対策は不可欠です。
入れておくべきツール、やっておくべきこと
インターンが始まる前に、入れておくべきツールはダウンロードしておきましょう。
また、設定など、やっておくべきこともありますので、忘れずに済ませておくことが大切です。
<h5>Microsoft Office
Microsoft Officeは、WordをはじめExcelやPower Pointといった、ビジネスシーンでよく使われるツールを搭載しています。
インターンでのさまざまなタスクに役立ちますので、できるだけ、スマートフォンまたはパソコンに入れておくことをおすすめします。
<h5>Chrome
Chromeは、ブラウザの1つで、スピーディーさに定評があります。
インターンで入れておいたほうが良いという理由は、サファリより早く、業務効率が良いという特徴を持っているからです。
導入は簡単に済みますし、拡張機能の利用など、今後も使用する可能性の高いブラウザになりますので、これを機会に導入してみてはいかがでしょうか。
<h5>gmailの設定
gmailを設定しておくのは、google driveなど、グーグルが提供しているサービスを利用するためです。
google driveを利用している企業は多く、gmailアカウントがあると、何かと便利です。
ノート
インターンでは、メモを取る機会が多いため、ボールペンとともに、ノートは必須のアイテムと言って良いでしょう。
ノートにはさまざまな大きさのものがありますが、取り出しやすく、持ち運びやすいものを選ぶと良いでしょう。
座っている時だけでなく、立っている時もメモを取るなど、ノートを利用するシチュエーションは複数考えられるため、表紙は固めのものがおすすめです。
時計
インターン中スマートフォンの持ち歩きを禁止している企業もあります。
もっとも、スマートフォンで時計をチェックすることは、マナー上好ましくありませんので、たとえ持ち歩きできたとしても、スマートフォンで時計をチェックすることは避けましょう。
そうすると困るのは、時間のチェックになりますが、そうした時に役立つのが腕時計です。
オフィスの作業はスケジュールに沿って進められる場合がほとんどで、グループワークでは、時間を計るタスクがあるかもしれません。
オフィス内にも時計は複数設置されていますが、常に時計が目に入る場所にあるとは限りませんので、準備しておくことをおすすめします。
好みの腕時計が一番ですが、ストップウォッチ機能など、いくつか機能が付いているとより使いやすくなります。
腕時計はシンプルで清潔感のあるものを選びましょう。
ハイブランドや派手な色の時計はおすすめできません。
ハンカチ・ティッシュ
ハンカチとティッシュは、社会人のエチケットとして必要です。
たとえばインターン中にメガネに汚れが付いた場合、ハンカチやティッシュがあれば拭き取れます。
長時間仕事をしていると、汗や脂浮きが気になりますが、そうした場合も、ハンカチがあるとうまく対処できます。
くしゃみは突然出る場合も多く、汚れを拭き取るために、ティッシュは必需品です。
印鑑
インターンは職場体験を意味しますが、体験と言っても働くことに変わりありません。
インターン初日に企業と秘密保持契約など契約書を結ぶ場合、印鑑が必要です。
印鑑には朱肉が必要になりますので、朱肉も忘れないようにしましょう。
印鑑は大事なものなので、必要である場合は、必ず企業の方から連絡があります。
メールを見落とさないよう、忘れずに確認しておきましょう。
現金
通常インターン中の交通費は企業が負担しますが、仮払いする必要があります。
また、ランチやインターンが終了した後みんなで食事をするなど、食費や交際費にも現金が必要になるでしょう。
インターンに必要な現金には個人差がありますが、数千円を目安に準備しておくと安心です。
交通費は現金支給ではなく、通常銀行振り込みとなる場合がほとんどですので、口座情報を伝えられるよう、インターンには通帳またはキャッシュカードを持参すると良いでしょう。
有給のインターンも銀行口座に振り込みとなりますので、口座情報が必要です。
学生証
すべての企業というわけではありませんが、本人確認のために、受付で学生証の提示を求められることがあります。
とくに大企業ではその傾向が強いので、学生証は忘れずに用意するのが無難です。
複数の企業が入っているオフィスビルでは、総合受付で、会社名を伝えて取り次いでもらいます。
サラリーマンなら名詞などを渡して通してもらいますが、学生の場合は、学生証が身分証明証になります。
もし忘れてしまったら、取り次いでもらえないということも考えられますので、忘れずに準備しましょう。
もし、学生証の写真が汚れなどで見えにくくなった場合、本人確認が難しいと言われることもありますので、事前に再発行しておくことをおすすめします。
見に見えないインターンの持ち物
目に見えるものを準備したら、次は、「目に見えないインターンの持ち物」の準備ができているかどうか、確認します。
目に見えないインターンの持ち物とは、インターンに対する心構えや、インターンに臨む覚悟など、心理的な要素のことです。
ここでは「学ぶ姿勢」「挑戦する心」「謙虚な心」「素直な心」「楽しむ心」についてご紹介します。
学ぶ姿勢
インターンは、短期・長期を含め、一定期間で終了します。
中には1日で終わってしまうインターンもあるように、限られた時間の中でさまざまなことを体験する必要があります。
インターン生の中にはインターンが終わるまで、何も考えずにただ参加する人もいますが、それでは得られるものが少ないでしょう。
限られた時間を有効に使うためには、インターンの間に学べることはすべて学ぼうという意欲的な姿勢が大切です。
常に「なぜこの業務をやっているのか」ということを自問しながら取り組みましょう。
たとえ単調な仕事であっても、企業にとって必要であるからこそ任されているという気持ちを忘れないことも大切です。
仕事の目的を理解するだけでも、取り組み方や学ぶ姿勢に違いが出てきます。
そして、学ぶ姿勢には、自主性を持つということも忘れないようにしましょう。
なぜなら、企業は1から10まで親切丁寧に指導してくれるというわけではないからです。
時には問題にぶつかり、自分で解決しながら前に進むことが求められます。
受け身の姿勢をやめ、主体的に動くことが、学ぶことにつながります。
どうしてもわからない場合は、自己判断で進めるのではなく、自ら手を挙げて質問するようにしましょう。
挑戦する心
ライバルを押しのけ、書類選考を勝ち抜き、インターンの内定をもらったからには、目標に向かって挑戦するという気持ちでインターンに臨みましょう。
挑戦する心は、目標に向かって仕事に積極的に取り組み、結果を出そうという姿勢を後押ししてくれます。
挑戦する心を持ち続けていると、何が何でもやりきるという強い気持ちが湧き上がり、難しい課題に対しても、弱気にならず取り組めるようになるでしょう。
そうした姿勢は、企業から高く評価されます。
「結果にこだわる」ということに、嫌悪感を持つ人もいるかもしれませんが、仕事の目的は常に、「成果を上げて企業の発展に貢献する」ことです。
そのためインターンで結果にこだわることは決して悪いことではなく、むしろ持っておいたほうが良いのです。
インターンで仕事をする時は、とことん成果にこだわりましょう。
そしてやる気を引き出してくれるのが、挑戦する心になります。
謙虚な心
成果を出すことばかりこだわり続けていると、周囲への配慮や感謝する気持ちを忘れてしまうかもしれません。
しかし仕事はチームワークで成果を上げることが理想で、自分さえ良ければいいという考えでは失敗します。
企業をはじめインターンに協力してくれる社員や、参加した仲間に対し、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
インターンに参加する側はわからないかもしれませんが、インターンを実施するにあたり、企業はある程度の時間とコストをかけます。
それはすべてインターン生に貴重な体験をしてもらいたいという思いから来ています。
またインターンに参加する仲間は、将来の同僚になるかもしれませんし、彼らとのチームワークがなければ良い結果が出ません。
協力し励まし会える仲間はとても貴重です。
チームワークを育てるのは、周囲に感謝の気持ちを忘れない、謙虚な心と言えるでしょう。
素直な心
多くの企業は、インターン生に素直さを求めています。
素直な人材は成長するということを企業は知っています。
企業のビジョンに共感し、そのために上司の指導を受けながら、仕事に取り組んでいくからです。
また素直な人は周囲とのコミュニケーションを取りやすく、チームワークを円滑にする傾向があります。
主体性も大事ですが、行き過ぎると協調性に欠けることや自己主張が強くなってしまいます。
とくにインターンでは、わからないことだらけですので、上司や先輩の指導を素直に受け止め、業務に反映させたほうがうまくいきます。
インターン中は、言われたことを忠実にやってみることに集中しましょう。
わからないことがあれば質問し、上司や先輩とコミュニケーションを取りながら、仕事に取り組むことがポイントです。
助けてもらったことに対し、素直に感謝の言葉を述べることも忘れないようにしましょう。
楽しむ心
インターンと言っても仕事になりますので、楽しみより責任感のほうが強く出てしまい、ストレスやプレッシャーを感じてしまうかもしれません。
しかし、インターンでは、学ぶことを楽しみにして取り組むことが大切です。
インターンの目的は、インターン生に職場を体験してもらうことです。
もちろん仕事の厳しさを知るという機会にもなりますが、仕事に取り組む楽しさを体験してほしいと考えている企業がほとんどです。
インターンで多少失敗しても、クビになるわけではありません。
それも経験の1つとして成長の糧にできるのがインターンのメリットです。
新しいことを学ぶ、仲間と1つの目標に向かって取り組むことを楽しもうという気持ちを持ちましょう。
インターンをする目的を忘れないこと
インターンで一番大切なのは、インターンに参加する目的を忘れないことです。
目的を意識せずに参加しても、得られるものはごくわずかと言えます。
スキルや知識、経験を高めたいと考えるなら、目的意識を持ってインターンに臨むようにしましょう。
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