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そもそも大学生がアルバイトをする目的は?
大学生と言えば、勉強だけを第一に掲げて、それ以外のアルバイトなどの活動はやっていないという人もいますが、何らかのアルバイトをしている人がたくさん見られます。
そもそも大学生が、アルバイトをする目的は何でしょうか。
いろいろな動機が考えられると思いますが、主なものとしては、どんなアルバイトの目的があるか、以下でいくつか列挙していきたいと思います。
遊び
まず、アルバイトをする目的の一つとして、意外によく見られるのが、自分にとっての遊びの一環としてアルバイトをするというものがあります。
つまり、アルバイトそのものを、楽しくて面白い遊び的な活動としてとらえ、積極的に取り組むということです。
一般に、大人社会でいうところの仕事と言えば、苦役ととらえられがちです。
毎朝起きて行くのが嫌で、時にはできれば休んでしまいたいとさえ思ってしまうのが仕事であると見られがちです。
しかし、大学生のアルバイトに限って言えば、むしろ行くのが楽しみな遊びとしての要素が強い面があるのも事実です。
つまり、アルバイトを、遊びをするという目的の一つして、取り組んでいる大学生が少なくないのです。
部屋に閉じこもって勉強や趣味に没頭するのが楽しいという人もいますが、やはり、部屋から出て、やりがいのあるアルバイトを遊び的な感覚でやりたいという人もたくさんいます。
仕事を遊びの一環にするというと、何か不真面目なように聞こえるかもしれませんが、あくまで自分の中の気持ちの問題として、楽しく積極的に取り組みたいということであれば、決して悪くない目的だと言えます。
部活、サークル
アルバイトの目的として、部活やサークルとしての意味を見出すということもあります。
これは、遊びとしてとらえることと近いかもしれませんが、自分だけの面白さを追求するというよりも、アルバイトを通じた仲間との連帯や、協働活動にやりがいや楽しさを見出すということを重視するものです。
もちろん、大学の部活やサークル活動においても、そのようなやりがいや楽しさは得られますが、アルバイトでは、年齢はもちろん、学歴や生活環境、価値観などがまったく異なるいろんな人たちとともに活動するという面白さがあります。
そうした人たちとともに働く中で得られる充実感は、学生仲間との活動とは、また異なるものがあります。
そうした楽しさに惹かれてアルバイトをする大学生が数多くいます。
学費、生活費
アルバイトの目的の主要なものとして、昔も今も厳然として存在するのが、学費や生活費を稼ぐためというものがあります。
これは、必要に迫られてアルバイトをするという意味では、重い目的であると言えます。
現代では、各種の奨学金制度が充実してきていますが、それでも、少しでも家計を助けるためといった事情により、アルバイトをせざるを得ない人がいるのも事実です。
しかし、そういう重い目的がきっかけとして始めることになるアルバイトであっても、できるだけ楽しく、できればやりがいを持って稼ぎたいという人が多数派です。
多くのケースでは、学費や生活費のためという本来の目的に加えて、その他の目的も合わさってアルバイトの目的というものが形成されていると言えます。
社会勉強
アルバイトの目的で、評価されているものとして、社会勉強になるということがあります。
お金を稼ぐという活動である以上、アルバイトには、それなりの役割を果たす義務が生じます。
いわば働くものとしての責任が問われます。
アルバイトでも、一般の仕事と同様に、いろんなルールを守り、一緒に働く人たちとの協調性を保ちながら、求められる以上の働きをして評価され、その対価として報酬を得るということになります。
つまり、アルバイトを通じて、将来、社会に出て働くための予行演習、言い換えれば、社会勉強をしていると言えます。
就活で言えるネタにするため
アルバイトには、大学生の現実的なニーズとして、就職活動でアピールできるネタにするという目的もあります。
勉強だけしていましたというよりも、アルバイトをしていたということで、仕事に対する姿勢や気構えは、一定備わっていると評価をされた方がいいということです。
これは、あながち的外れではありません。
職種にもよりますが、採用企業側が、採用プロセスにおいて、志望する学生のアルバイト体験を重視する可能性は大いにあります。
アルバイトをしているという実績があれば、それなりに社会性や仕事に対する責任感を身につけているだろうと判断されるからです。
そういう意味では、やや利己的であり、打算的とも言える目的ですが、就活ネタとしてのアルバイト目的は、学生にとって小さくない存在です。
警備員のアルバイトとは?
数あるアルバイトの一つに、警備員というアルバイトがあります。
よく日頃、街なかでも目にするのが警備員ですが、どういうアルバイトであるか、具体的に述べていきたいと思います。
警備員バイトの一日スケジュール
実際に働く場合の、一日のスケジュールは、以下のような感じになります。
ある大学生の、講義がない日における某ショッピングセンターでの警備アルバイトを例にします。
まず起床、朝食の後、午前8時までに、警備アルバイト先のショッピングセンターに入ります。
ロッカーで警備員の制服に着替えて、警備を開始します。
開店時刻の午前9時までに店内および店の周囲の見回りをし、異常がないか確認します。
具体的には、建物の周囲では、異常がないか駐車場を含めて点検します。
それから、建物内では照明、エレベーター、エスカレーター、その他に異常がないか、そして安全に機能しているかを確認します。
開店時刻の午前9時と同時に、持ち場の扉を開錠し、お客さまの入店をお迎えします。
その際、慌てて駆け込む人や転倒する人が出ないよう、適宜、注意喚起の声掛けや誘導を行います。
営業時間の午前中は、交代で店の内外を警備します。
店の外が持ち場のときは、主に車両の出入り誘導や歩行者の安全確保、自転車の駐輪場警備などに従事します。
店内が持ち場の際は、店内の巡回、安全確認が主な警備内容になります。
決められた巡回路をまわり、安全を確認していきます。
とくにエレベーターやエスカレーターまわり、トイレといった場所は、事故や事件が発生しやすいので、危険な状況や不審者がいないか、注意してチェックします。
こうして、適宜、交代で警備室で休憩を取りながら、警備を続けます。
昼食時は、ショッピングセンターで働く人たちと共同の食堂で食事をとります。
昼食後に休憩を交代で取った後は、午後も午前と同様に警備をします。
午後3時で警備アルバイトを終了し、引継ぎ者と交代し、着替えて帰宅します。
以上が、ある警備アルバイトの一日のスケジュール例です。
年齢層
警備アルバイトの年齢層は、実にさまざまです。
大学生のような若い人もたくさんいますし、一度仕事をリタイヤしたかなり高齢の人でも、年金だけでは心もとないからとか、健康維持のためとかいう理由で、警備アルバイトをしています。
アルバイトということで言えば、若い人の層と、中年以降から高齢までの比較的年配者の層の二つに分かれている傾向があります。
正社員となりますと、それらの中間年齢層の人々も多く見られます。
警備員バイトの仕事内容
警備員の仕事内容は、その呼び名のとおり、警備をすることです。
具体的には、たとえば、施設の日常的な警備です。
警備する対象となる施設は、オフィスビルや工場、ショッピングセンターなどの商業施設をはじめ、遊園地やテーマパークといった大規模なレジャー施設など、実にさまざまなものがあります。
また、その他にも、いろんな展示会や催事、大規模な試験やライブコンサート、各種の祭りといった大きな臨時イベントの警備を行うものもあります。
多くの人が出入りする場所やイベントには、安全や防犯の観点から警備が欠かせません。
そういう場面における警備アルバイトへの需要にはとても大きなものがあります。
深刻な人手不足が進む中、警備を担ってくれるアルバイト人材を、どこの警備会社も強く求めています。
施設での警備
施設での警備は長期で働く方が多いのではないでしょうか。
施設はオフィスビルや商業施設、普通のマンションや医療施設など多岐にわたります。
基本は屋内の巡回が主な仕事になります。
室内で働けるので気温や天気に惑わされることなく快適な環境で働くことができます。
警備の他の仕事よりも身体的負担は少ないので女性にも人気な仕事です。
施設内の巡回の他に、防犯カメラの確認や人の出入りの管理、不審人物への対応を行います。
イベント警備
イベントでの警備はイベントごとに短期で働く人が多いです。
イベントとは、お祭りや大会、コンサートなど、多くの人が集まる機会のことを指します。
イベント警備は屋外が多いといえます。
イベント混雑時の交通整備や、トラブルへの対応が求められます。
また、イベント全体の巡回をして、イベントの秩序を保ちます。
イベント警備は先ほど説明した施設警備より大変といえます。
イベントでは気持ちが盛り上がって危険な行為に及ぶ人一定数見受けられますから、視野の広さや判断力が求められる仕事です。
混雑時の交通誘導
混雑時の交通誘導は、道路の拡幅や建築現場、駐車場などで行われます。
期間中の特別な状況下で、交通が混乱しないよう整備を行います。
車の出入りが激しい場所や交通量の多い道路で働くことになります。
環境としては屋外が基本ですから、先述の2種類の警備よりは少し辛いかもしれません。
また、交通誘導では車だけを相手にするわけではありません。
場合によっては歩行者にも停止指示を出します。
事故を防止し、スムーズに交通を整備することが大切です。
また、複数地点にいる他の警備員とも連携する必要があります。
警備員のバイトはどのくらい稼げる?
給料水準は、警備業務の内容や警備する地域によって、かなり幅があります。
基本的に、人手不足で賃金は上昇傾向にありますから、定められている最低賃金レベルでは人を集められません。
ですから、警備アルバイトでも、通常の一般アルバイト並み以上の、一定以上の水準は確保されています。
支払い方法は、月締め精算、銀行口座への振り込み方式が一般的です。
アルバイト
警備アルバイトの給料は、正社員よりは低めとなります。
警備アルバイトをスタートした段階から高い水準を望むことはできませんが、勤務経験の長さや、実績に応じて、認められれば時給がアップすることも期待できます。
正社員
警備の正社員の給料は、アルバイトよりは高額となります。
警備の現場でリーダーとしての実績を積んだのち、警備の実務ノウハウを活かして、警備会社の本社業務に参画し、各種警備プロジェクトを推進するなどの役割を発揮すれば、大幅に給与がアップすることも可能です。
警備員のアルバイトをするメリット
いろんなアルバイトがありますが、警備員のアルバイトをすることにより得られる独特のメリットがいくつかあります。
以下に列挙し述べていきたいと思います。
勤務時間の自由さ
まず、勤務時間が比較的自由に選べるということです。
警備の種類にもよりますが、平日なのか土日休日なのか、日中の勤務なのか、深夜の勤務なのか、さまざまな時間帯の選択が可能です。
アルバイトをしたい側の時間帯に合った警備アルバイトがいろいろあります。
自分の生活スタイルに合わせて、アルバイトの時間帯を自由に決められるのが、警備アルバイトの利点です。
また、時間帯だけではなく、一日あたりの労働時間の長短についても、事前に取り決めておけば、変動が可能であることも、警備アルバイトの利点です。
自分の空いている時間を利用して、アルバイトを入れられるというのは、とても柔軟性に富んでいて、警備アルバイトが好まれる要因の一つとなっています。
警備の専門性を極められる
警備のアルバイトをすることによるメリットとして、警備の専門性を極められることが挙げられます。
警備というものは、実際にやってみないと、その本質はなかなか理解できません。
どこにリスクや危険性があるのか、どうすれば防げるのか、あるいは、実際に事故や事件が発生してしまったときには、どう対処すれば良いのか、こうした問題については、実際に現場で体験してみないと、迅速に適切な対応はできません。
もし将来、警備関係の仕事に関わり、その道で進んでいきたいと考えているのであれば、ぜひ一度、実際に警備のアルバイトをやってみることをお勧めします。
瞬発的な判断力がつく
警備アルバイトをしていると、実際に、事故や事件に遭遇することがあります。
そうしたときの経験を積み重ねることにより、不意にリスクや危険に遭遇した際、瞬発的に適切な判断を下す力が着実につきます。
たとえば、事故の起きやすいところで、自分が前に遭遇したことのある事故が実際に目の前で起こったとします。
その際、あれこれ考えたり思い出したりするまでもなく、自然に迅速に、対処することが可能です。
この能力は、警備現場の典型的なリスクや危険に対応する能力にとどまらず、生活におけるあらゆるリスクや危険に対処する能力全般の向上に寄与します。
正義感のある仕事ができる
警備アルバイトをしていると、正義感のある仕事に従事している喜びが得られます。
そもそも、警備アルバイトは何を求められているアルバイトでしょうか。
それは、安全の確保であり、事故や犯罪などの危険を防止することです。
そういう、いわば高邁な理想とも言えることを守るために役割を果たすのが、警備アルバイトです。
よく考えると、実にやりがいがあるとともに、社会的にも必要とされる役目を担うアルバイトです。
そういう土台があるということを前提に見れば、警備アルバイトとは、正義感を持って努められる仕事であると言えます。
警備員のアルバイトをするデメリット
一方で、警備員のアルバイトをする上での、デメリットも存在します。
これまで良い面ばかりを中心に述べてきましたが、メリットばかりではなく、デメリットの面を考えることも大切ですので、いくつか、以下に列挙してみたいと思います。
トラブルの場に巻き込まれるかも
警備アルバイトは、安全を確保し、事故や事件を防止するのが役割ですが、裏を返せば、警備アルバイトをする中で、そうした事故や事件に遭遇する可能性があるということになります。
実際、事前の点検や、危険防止策を徹底することにより、そうした事態はかなり未然に回避できてはいるのですが、どうしても一定の割合で、事件や事故が発生し、かつ自分自身がそうしたトラブルの場に巻き込まれる可能性は排除できません。
これは、警備アルバイトである以上、発生する可能性があることとして、認識しておく必要があります。
立ちっぱなしの可能性あり
警備のアルバイトの種類にもよりますが、立ちっぱなしのアルバイトとなる可能性もあります。
とくに、屋外のイベント警備とかの場合、ゆっくり座って警備するという場面は少なく、終日、立って安全誘導を行うということも珍しくありません。
立ち仕事が苦手であるとか、あるいは、身体的に無理がある人の場合は、アルバイトの内容を事前によく確認しておく必要があります。
警備の種類によっては、基本的に監視室で一日中、座って警備を行うものもありますので、よく調べて、自分に合った希望する警備アルバイトを選ぶことが大切です。
天気によってシフトが変わる
ビル内の警備とか、屋内に限定される警備アルバイトでは考えにくいことですが、屋外の警備を含むアルバイトの場合、天気によって、シフトが変更となるケースがよくあります。
たとえば、屋外イベントの警備が予定されていたのに、天気が荒れて、中止あるいは縮小されてしまうケースなどがそうです。
こういう類の警備アルバイトですと、自分の予定に合わせたアルバイト計画が立てにくく、対応しづらくなってしまうというデメリットがあります。
警備員バイトはこんな人にオススメ
ここまで、警備員のアルバイト内容や給与について説明してきました。
メリットもデメリットもあることが理解できたと思います。
次に、警備員バイトに向いている人の特徴について説明します。
警備員のバイト自体は未経験でも採用可能ですので、だれにも応募する資格はあります。
しかし、働いてみると想像と違ったり、自分とは合わないかも、と思うかもしれません。
以下の特徴がある方は警備員のバイトにチャレンジしてみることをオススメします。
人間関係を築くのが面倒な人
アルバイト先での人間関係を煩わしく感じる方には警備の仕事が向いているかもしれません。
というのも、警備は基本的に個別での仕事が多いです。
基本一人ずつ別々に巡回を行い、同じバイトの人とコミュニケーションをとる機会は多くありません。
また、イベントや交通整備は一定期間が過ぎたら別の場所で業務を行うことになりますから、同じ人と関わり続ける必要はありません。
反対に、バイト同士で仲良くなりたいと考える人には警備のバイトは物足りないかもしれません。
人と関わるタイミングがないわけではありませんが、個別で仲良くなるほど話す機会はあまりないです。
体力に自信がある
警備の仕事は立ちっぱなしが殆どです。
そのため、足が疲れやすい方や、疲れやすい方には警備の仕事は少し厳しいかもしれません。
警備の仕事は立ちっぱなしであることに加え、巡回によって歩く距離も長くなります。
さらに屋外での業務の場合、気温や天候に左右されるためもっと厳しくかんじるはずです。
しかし、その分終わった後の達成感もひとしおです。
運動経験などから体力に自信がある人はぜひ警備の仕事に応募してみてください。
責任感が強い
責任感が強い人も警備の仕事に向いているといえます。
警備は人やその場所の安全を守る必要があります。
そのため自分の判断でトラブルを未然に防ぐことに責任感が生じるのです。
現場の安全を考え、人を守る仕事ですから、責任感のある真面目な人に向いています。
警備員のアルバイトすることによって身につくスキル
警備員のアルバイトをすることによって、どのようなスキルが身につくでしょうか。
将来にも活かせることが期待できるスキルについて、以下に列挙してみたいと思います。
危機察知能力
まず、第一に挙げられるのが、危機察知能力です。
これは、警備アルバイトならではの、獲得スキルと言えます。
すでに述べてきたとおり、警備アルバイトとは、事前にリスクや危険を想定して、適切な備えや点検により、それらを回避することがメインとなる仕事です。
そうした仕事を身を持って体験することにより、危機を察知する能力を高めていけます。
警備アルバイトを通じて、どういうところが危ないのか、どんな際に、事故や事件が起こりやすいのか、次第にわかるようになっていきます。
具体的には、施設警備を務める中で、危険な場所とか、トラブルや犯罪が起きやすい場所とかが、仕事を通じて見えるようになるのです。
こうした危機察知の能力が高まれば、予測される危険に対して、速やかに適切な備えを講じられるようになります。
さらに、単に一過性の警備アルバイトにおいてだけではなく、将来の自分の仕事や生活にも、大いに役立てていけます。
判断力
警備アルバイトでは、予測される危険を未然に防ぐために何をすれば良いか、そして、不幸にして事故や事件が発生してしまった際にどうすれば良いかという判断力が必要です。
警備アルバイトに打ち込んでいく過程で、それが真剣のものであればあるほど、そうした判断力は高められていき、確実に鍛えられていきます。
もちろん、その判断力は、警備アルバイトをしている期間中だけではなく、生涯にわって役立つ能力となり、自分の人生に大きな力を発揮してくれることになります。
就活で有利になる点
警備アルバイトをすることによって、就活で有利になる点について、以下で述べたいと思います。
これまで、警備アルバイトをすることのメリットや獲得できるスキルについて述べましたが、それらすべてが、就活におけるメリットに直接関係します。
具体的には、次の3点にまとめられます。
判断力
まず、判断力が高まることです。
すでに述べたとおり、警備アルバイトを通じて、瞬発的な判断力を身につけていくことが可能です。
この能力は、社会に出てからの一般の仕事においても求められる大変重要な能力です。
社会では、マニュアルどおりの仕事をこなせるだけでは、重宝されません。
やはり、仕事において重要なのは、発生した問題に対して、いかに適切な判断を下せるかということです。
志望する学生に判断力があるかどうか、採用する側の企業は、将来リーダーとなり得る人材であるかどうかを判断する上で、そこを見ています。
自分にアピールできるだけの判断力があるかどうかは、就活の際に外せない重要なポイントです。
学生時代という若いときからそうした判断力を発揮するように訓練された人材は、多くの採用側企業から強く求められています。
警備アルバイトを通じて、判断力を高められた点を上手にアピールできれば、就活において、採用企業側から大いに注目されることは間違いありません。
責任感
次に、責任感が高まることです。
警備アルバイトのメインとなるミッションは、警備場所における安全確保や、危険防止に努めることです。
その責任は大きく、いい加減な仕事をしていては、そのようなミッションを果たすことはできません。
そうした意味では、警備アルバイトは、人の安全に関わるとても大きな責任を伴う仕事であり、真面目に取り組むことを通じて、自ら責任感を醸成していくことになります。
社会における仕事全般において言えることですが、責任感があるということは、最も重視される基本的なことです。
仕事においては、その人の能力以前に、人として責任感があるかどうかが問われます。
就活においても、採用する側からすれば、志望する学生の能力が高いか低いかということ以前に、その学生が、責任感のある人かどうかということが、まず見極められるべきことであると考えています。
警備アルバイトを通じて、他人の安全や危険防止のために真面目に取り組み、責任感を高められたということであれば、そこは採用企業側にとってみれば、その学生を大きくプラス評価するべき項目として判断することになります。
予測する力
最後に、予測する力が高まることです。
再三、すでに述べましたが、警備アルバイトの仕事を通じて、安全確保に向き合う意識を強く持つようになると、自然に、危険やリスクを予測し、それらに対応する能力が向上していきます。
すなわち、予測する能力が高まります。
こうした、将来の危機を察知する能力は、企業活動において、最も重視される能力の一つとなっています。
企業活動は、見えないリスクにさらされ、将来どんな危機に見舞われるかわかりません。
いわば、リスク管理なくしては、現代の企業活動は運営していくことができなくなっています。
そうした状況において、あらゆる可能性を想定し、少し先のことはもちろん、長期的な未来のことまでも見通して適切な判断ができる能力が求められています。
予測する力を発揮し、適切な対応策を生み出す思考ができる人材は、企業側が最も必要としているものです。
警備アルバイトを通じて、こうした予測する力を高められた人材は、就活において、大変強力なアピールポイントを有していると言えます。
警備員バイトでスキルを身につけよう
ここまで、警備員のバイトの解説をしてきました。
警備のバイトは責任感、考える力などが必要です。
そのため就活時にも企業からの好印象を獲得できます。
警備のバイトに興味を持った方はぜひ一度応募してみてはいかがでしょうか?
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート