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はじめに
サマーインターンに応募する前に情報収集をし、選考対策をすることが大切だと言われていますが、どんな点に注意すればいいのかわからないという方も多いと思います。
そこで本記事では、サマーインターンの選考をパスするためのポイントや注意点について詳しく解説していきます。
サマーインターンの選考方法は?どんな対策をするべきか?といった点をピックアップして解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
【サマーインターンの選考】サマーインターンとは?夏にインターンが行われる理由
サマーインターンは、学生の夏休み中に1ヶ月ほどの期間を設けて開催しています。
自社の魅力を知ってもらい学生の入社意欲を高めるといった企業側の目的もあります。
秋冬にインターンを行うこともありますが、夏に実施する企業がほとんどです。
その理由として学生の夏休み期間を最大限に利用できるという点が挙げられるでしょう。
大学生の夏休みは、8月~9月末までとなっており、長期間にわたり比較的自由な時間があるため、長期のインターンにも参加しやすくなります。
企業側は自社の魅力を知ってもらうために、できるだけ学生に時間を費やしたいと考えており、充実したプログラムを多数用意しています。
学生に夏休みを有効活用しながら、長期間にわたりインターンに参加し具体的に仕事に関わってもらうことで、自社の魅力をよりよく知ってもらいたいというのも企業が夏にインターンを開催する目的の1つです。
ウィンターインターン(冬インターン)との違い
サマーインターンは、自社の魅力をアピールするために1ヶ月程度の長期間にわたり実施されていますが、ウィンターインターンは採用を見据えたプログラムを用意し1dayや土日のみ行っています。
ウィンターインターンは、採用直前の時期に行われることが多く、優秀な学生を見極めて採用に結びつけるケースも少なくありません。
開催される時期によって企業側の目的に違いがあるものの、インターンに参加することで業界研究に役立つだけでなく、視野を広めたり経験を積んだりできます。
また、自己アピールの場として自分の強みを売り込めるのもインターンのメリットです。
【サマーインターンの選考】サマーインターンに選考はある?
志望する企業や興味のある企業のサマーインターンに積極的に参加したいと思っている方も多いことでしょう。
しかし、サマーインターンに応募するにあたって気になってしまうのが選考はあるのか?といった点ではないでしょうか。
実は人気の企業のサマーインターンは、参加希望者が多いため、事前選考が行われることがあります。
企業によっては、厳しい選考に通らなければ参加できないところもあるため、事前に情報収集を行ったり対策を行ったりすることが大切です。
選考がある場合
現在、多くの企業が積極的にサマーインターンを開催しています。
自社の魅力を多くの学生に知って欲しいという目的を持ち実施していますが、選考を行った上で参加者を決定する企業も少なくありません。
たとえば、学生に人気がある企業の場合、応募が開始されると同時に多くの就活生がエントリーします。
また、プログラムが充実していて有意義な時間を過ごせると期待できるものや募集人数の枠を少なくしているサマーインターンは応募者が殺到するため、選考を行った上で参加者を決定することが多いでしょう。
学生人気があり参加者希望者多数の企業
学生から人気がある企業の場合、参加希望者は募集人数の枠をあっという間に超えてしまいます。
大手企業のサマーインターンに参加する応募者の多くが本選考にもエントリーすることを検討しています。
そのため、自己アピールの場としてインターンに応募する学生も多く、人気企業や大手企業の場合、倍率が100倍になることも珍しくありません。
サマーインターンの参加希望者が多数いる場合には、選考を行う企業がほとんどです。
人気企業のサマーインターンの参加を検討しているなら、できるだけ早く選考対策を行うようにしましょう。
プログラムが充実しており参加する学生の質を重視している
応募者が殺到するサマーインターンの特徴の1つにプログラム内容が充実しているという点が挙げられます。
企画立案やプレゼンなどを体験できるグループワークのほかにも人事の講義が受けられたり社員との交流の場が設けられたりしているなど、有意義な時間を過ごせるサマーインターンは参加希望者の倍率がとても高いです。
企業側も貴重な時間を使ってサマーインターンを開催するため、充実したプログラムを用意し、より優秀な学生を集めたいという目的を持っています。
参加する学生の質を重視している企業の場合、事前に選考を行い、優秀な就活生を求めるという傾向があるでしょう。
参加人数の枠が少ない場合
企業によっては、参加人数の枠を少なくし募集しているケースもあります。
このような場合、数名の募集人数の枠に対して数百名が応募するということもあり、選考を行った上で参加者を決定します。
少ない人数でサマーインターンを行い、学生に有意義な時間を過ごしながら社会経験を積んで欲しいと考える企業も少なくなく、学生目線でのプログラムを多数用意しているのもうれしい点です。
質の良い経験を積み就活に役立てたいという学生も多いため、参加人数の枠が少ない企業のサマーインターンには多くの人が応募すると予想されます。
選考をパスするには、入念に対策をすることが重要です。
選考がない場合
選考を行った上でサマーインターンの参加者を決定する企業がある一方で選考を行うことなく、参加者を決める企業も増えています。
選考を行わずに参加者を決定する企業の多くが先着順や募集人数の枠を大きくしているなど、選考を行う企業とは違った特徴があります。
できるだけ多くのサマーインターンに参加したいという方は、選考がない参加しやすい企業を選んでみることもおすすめの方法と言えるでしょう。
先着順である
現在、先着順で参加者を決定する企業が増えています。
面接などの面倒な選考を行うことなく参加者を決定しているため、学生からも人気を集めています。
選考を行わずに参加者を決定している企業のインターンシップは、実施期間が2日ほどの短期間で実施されており、報酬支給がないところがほとんどです。
しかし、営業や企画など実際の仕事に携わることができるため、有意義な時間を過ごせることは間違いありません。
エントリー後に事前選考を行うことなくサマーインターンに参加できるので、気軽に社会経験を積んでみたいという方や複数のインターンに参加してみたいという方にもおすすめです。
多数の日時があり元々受け入れ人数が多い場合
一企業で多数の日時に分けてサマーインターンを開催することもあります。
多くの日数を設けてインターンを実施しているため、その分、受け入れ人数を多く確保できます。
より多くの学生に参加して欲しいという企業側の目的もありますが、このような企業のサマーインターンを選べば気軽に参加できるのもうれしい点です。
充実した質の良い体験ができるのはもちろんのこと、先輩社員や他の就活生など、たくさんの人と交流できるでしょう。
事前選考がないことでプレッシャーを軽減してサマーインターンに参加できるので、ストレスなしで就活を進めたいという方は、選考を行わずに参加者を決定する企業に目を向けてみてはいかがでしょうか。
【サマーインターンの選考】選考内容
ここからは、サマーインターンの選考内容について確認していきましょう。
ただ闇雲に応募しても選考をパスできません。
人気企業や大手企業の場合、応募者が多いため、ライバルに差をつけられるように賢く自己アピールすることが必要です。
多くの企業で実際に行われているサマーインターンの選考内容を確認し、しっかりと対策を練った上で応募してみるといいでしょう。
履歴書・エントリーシート
多くの企業がサマーインターンの選考で履歴書やエントリーシートの提出を求めています。
履歴書やエントリーシートを確認することで就活生の意欲や強みを判断しています。
また、入社後にどのように自社で活躍するのかをイメージすることもあるでしょう。
人事の心をつかむ履歴書やエントリーシートを作成するには、まずはじっくりと自己分析を行い魅力的な自己PRをすることが欠かせません。
サマーインターンの選考でライバルたちに差をつける履歴書やエントリーシートを提出できるよう、しっかりと対策しましょう。
適性検査
事前選考で適性検査や筆記試験を課す企業もあります。
いずれも指定された時間内で行われますが、選考会場で行われているだけでなくWebで検査や試験を受けるなど、さまざまな方式で実施されています。
適性検査や筆記試験は、事前に問題形式に慣れておくことが大切です。
事前に問題に触れ形式に慣れておくと、検査当日に慌ててしまうことがありません。
サマーインターン経験者や学校のキャリアセンターなどにアドバイスを仰ぎ、過去にどのような適性検査や筆記試験が行われたのかをリサーチしておくといいでしょう。
グループディスカッション
グループディスカッションとは、複数の人数で同じテーマについて議論することです。
グループ面接とは違い、与えられたテーマに対して自分の意見をわかりやすく述べなければいけません。
議論するテーマは企業によって違いますが、企業の商品に関することや時事問題などが取り上げられることが多くあります。
複数の人を前にしても自信を持って自分の意見を述べられるように、友人たちと模擬練習をしておくことも効果的な対策になります。
また、どんなテーマを投げかけられたとしても納得させられる明確な意見を述べられるように企業研究を行っておくだけでなく、日頃からニュースや新聞に目を向けてさまざまなことに関心を持つことも大切です。
面接
面接を行い参加者を決定することもあるため、事前に面接対策を行っておくことも必要と言えるでしょう。
応募者が多い場合、面接は1回だけでなく複数回にわたって行われる可能性もあります。
個人面接では、面接官と1対1で行っていきますが、時間をかけてさまざまな質問を投げかけられることが予想されます。
どんな質問を投げかけられても自信を持って答えられるように事前に練習を重ねておくと安心です。
また、グループ面接を行うところも増えています。
複数の学生を同時に面接し、志望動機や自己PRなの質問を投げかけることが多くあります。
他の学生と一緒に面接を受けることにプレッシャーを感じるという方も少なくありませんが、インターンに参加する目的を明確にするだけでなく、企業側が求めることにまで目を向けて自信を持って回答できるよう準備しておきましょう。
【サマーインターンの選考】選考対策方法とは?
人事に好印象を与えられる魅力的な履歴書やエントリーシートを作成するほかにも面接対策を行うこともライバルに差をつけて選考をパスするコツです。
さらにサマーインターンに参加する目的や目標を持つことも大切です。
他者の意見を参考にして面接練習を行うだけでなく、サマーインターン経験者や学校のキャリアセンターに相談するなど、試して損のないサマーインターンの選考対策が数多くあるのでチェックしておきましょう。
参加する目的・目標を持つ
サマーインターンに参加する目的や目標を持たずにただ闇雲に応募しても選考をパスすることはできません。
選考担当者は、学生の能力だけでなく意欲も重視して参加者を決定しています。
インターンに参加すると就活に有利になるからといった目的で応募する学生も少なくありません。
しかし、サマーインターンに参加し有意義な時間を過ごしながら自分の強みを深めていくことも大切なことです。
たとえば、企業や業界の理解を深めたり自己分析に役立てたりするといった目的を持つことも間違いではありません。
応募する前に、なぜサマーインターンに参加したいと思ったのか、その目的や目標を明確にしてみてください。
面接がある場合は面接練習を行う
サマーインターンの選考で多くの企業が面接を実施しています。
志望動機のほかにも長所や短所、学生時代の経験など自己PRにつながる質問が定番となっています。
また、面接官によっては、学生が頭を抱えてしまうような質問を投げかけることもあるでしょう。
たとえば「嫌いな人の特徴を教えてください」「最近、激怒したことは何ですか?」「何か質問はありますか?」といった質問です。
これらの質問は、学生の人間性や思考、積極性を判断しています。
「特にありません」と答えてしまっては面接官に好印象を与えることはできません。
どんな質問を投げかけられてもスムーズに答えられるように、質問の傾向をつかんでおくだけでなく、面接練習を行うことも必勝のカギです。
学校のキャリアセンターに相談する
就活を効率よく進めていくなら学校のキャリアセンターを積極的に利用すべきです。
就活のマナーやSPI対策講座を開催しているだけでなく、エントリーシートの添削や選考対策を行ってくれます。
就活のイロハを知ったプロから基本的なアドバイスをしてもらえるので、参考にできるでしょう。
好印象を与えるエントリーシートの書き方や面接のマナーなど、知っておきたいポイントを指導してもらえるのもうれしい点です。
まとめ
人気企業や大手企業のサマーインターンは、参加希望者がとても多いので、あっという間に応募者が埋まり倍率が高くなってしまうことがあります。
そのため、事前に情報を集め選考対策を行っておくことが欠かせません。
まずは、サマーインターンに参加する目的や目標を明確にすることから始めてみましょう。
さらに選考をパスできるようキャリアセンターなどを上手に活用し、効率よく選考対策を進めて不安点や疑問点をしっかりと解消した上でインターンに応募してみてください。