はじめに
いよいよ明日に迫った面接。大切な面接を目の前に、前日どのように過ごして良いのかわからないという方も多くいると思います。
面接を自分の納得いくようできるためには事前準備が必要です。前日準備をしっかりとしてから面接に挑み、良い結果を残しましょう。
【面接の前日準備】まずやるべき事は面接に必要な情報を整理すること
まずは面接に必要な情報を整理しましょう。
選考中の企業情報だけでなく、直近の業界の傾向。そして面接で伝えなければいけない志望動機や自己PR。また、当日の場所や時間までも前日に確認し、整理をしておく必要があります。
【面接の前日準備】企業や業界に関する情報確認をしよう
所要時間:1時間
選考を受ける企業や業界についての情報は直前までアンテナを貼るようにしましょう。直近どのような変動があったのかなどもチェックすべきです。企業や業界の最近の傾向などを気にしているか面接で問われることもあります。
ニュースサイトなどで業界についてのニュースを確認しましょう。
経営理念を見て、企業が大切にしている事を確認
人事は、会社の経営理念に共感しているかどうかを必ず確認しています。
経営理念は、会社の方向性や指標になるものです。
もし面接で会社の経営理念とずれた回答をした場合、ミスマッチが起こっていると思われてしまうかもしれません。企業が大切にしていること=経営理念。しっかりチェックをしましょう。
事業内容を確認。どんな商品・サービスを行っているか
具体的にどのような商品やサービスを行っているのかを確認しましょう。企業の事業内容を把握していないと、入社後どのように企業に携わりたいか、どうやって活躍したいか問われた時に答えられません。
【やり方・手順】
- ニュースサイトやスマホのニュース関連のアプリで業界に関するニュースを探す
- そのニュースを見てわからないことは調べる
- ニュースを見てどう思ったか感想をまとめる
- 企業のHPに行き、企業理念を確認し、企業の方向性を把握する。
- 引き続きHPや、企業の情報関連のサイトで企業のサービスや商品について確認をする
【面接の前日準備】納得のいく受け答えができるための準備をしよう
所要時間:1時間
企業についての情報を確認した後は自分自身が面接で何を伝えるのかの準備をしましょう。志望理由や自己PRなど、絶対に伝えたいことの準備と、聞かれそうな質問の予測をし、回答を対策。また、逆質問のこの3つの準備が必要です。
伝えたい事を整理する
志望理由や自己PRなど、伝えたい事を整理しましょう。話す内容をしっかり用意したものの、それが伝わらなければ意味がありません。
どういう順序で話をしたらより人事に伝わりやすいか考え、整理する必要があります。
基本は結論から話す事。軸をぶらさず自分の伝えたい事をしっかり伝えられるような準備を意識しましょう。
ESを見返し、聞かれそうな質問を予想・対策
企業に応募書類を提出してから時間が経ってしまっている場合、面接本番でESに書いた細かな部分を質問された時、思い出せず回答に困ってしまうことがあります。
そうならないよう、自分がエントリーシートなどの応募資料に何を書いたのか、作成した内容や具体的に述べた過去の経験例など隅々まで確認し、根掘り葉掘り聞かれても回答できるようにしましょう。
自身が書いたことだけでなく、書いたことからどんな質問がされそうか事細かに予想し、対策するのも忘れずに行いましょう。準備をしっかり行い対策をすることで、落ち着いて回答をすることができ、印象も良くなるでしょう。
逆質問を用意する
面接の最後には「何か質問はありますか?」と逆質問の時間を設けられることがほとんどです。
事前に企業案内やHP、求人票や説明会での説明から質問事項を考え、どんな質問がしたいか考えておきましょう。
実は逆質問は面接において非常に大きなウェイトを占めています。学生がどのくらい企業に興味があるのか、また質問内容によって能力を判断していることもあるため、逆質問の準備はマストとなります。
【やり方・手順】
- 自分が話したいことや伝えたいことを箇条書きでリスト化する
- その中での優先順位を付ける
- 項目ごと伝えたい「結論」を確認。そこからどう繋げていくか話す流れを考える
- 提出したESに書いたことを確認し、深掘りされそうな所を見つける
- 全て具体的に述べ、「学んだこと」や「感じたこと」そして「それを踏まえてどうしたい」まで答えられるようにする
- 企業案内やHPを見返し、疑問点を見出し逆質問を考える
【面接の前日準備】最終確認!最後の3つの準備事項
企業情報の確認や面接での応答内容の準備が終わったら最後に明日確実にしっかり面接を受けれるよう自身の準備を行いましょう。
面接の詳細メールを再度確認
所要時間:15分
面接の詳細メールを再度読み返し、端から端まで確認をしましょう。
一度目を通したメールといえ、自分が把握している項目に勘違いがあったまま当日を迎えてしまうともう手遅れです。そうならないよう、前日にしっかり確認をしておきましょう。
場所(駅からの行き方を確認)
説明会や座談会など今まで行っていた場所と違う場所での面接が行われることもあります。
会場が違うのに、今までと同じだろうと面接会場とは違う場所に向かってしまったら取り返しがつきません。そうならないためにもしっかり確認しましょう。
所在地だけでなく、最寄駅や建物名、駅からどのくらいで着くかの確認も必要です。また、ビルの階数なども把握をしましょう。
時間(電車の時間も)
面接の時間を再度しっかり確認しましょう。
面接時間の確認と合わせて、当日遅れないために乗る電車の確認や乗る電車の時間の確認もしておくと安心です。乗り換えがある場合は、スムーズに乗り換えがすることができるかなどの確認もしましょう。
もしも遅延した時も慌てず行動ができるよう、様々な状況下での移動方法を考えておくと安心ですね。
持ち物(服装)
指定された持ち物を確認しましょう。必要書類がある場合は記入漏れがないかの確認も必要です。
また、当日着るスーツもシワがないかなど、隅々まで確認しましょう。
【やり方・手順】
- 面接の案内メールを確認
- 場所を確認する。初めていく場所ならマップで確認。最寄駅や駅からかかる時間も確認する
- 逆算をして当日何時の電車に乗れば良いか決め、家を出る時間も決め徹底的に遅刻を防ぐ
- 再度メールを確認。持ち物を準備する
- 明日着るスーツにシワや汚れなどないかを確認
自分の中で一通りの面接の流れをイメージ
所要時間:45分
最後に、自分の中で一通りの面接の流れを想像し、回答できるよう準備をしましょう。
ライブでもリハーサルが重視されるよう、当日と同じよう流れ確認をすることは大切です。
入室から退室までのマナーから、面接開始時の挨拶、そして質疑応答の内容までイメージトレーニングをしましょう。気持ちに余裕を持ち面接を受けるためには必要不可欠です。
【やり方・手順】
- 入室から退室までのマナーを確認する
- 質問されそうな事項を書き出して、それを一通り話してみる
- 自分の話している様子を撮影し、表情なども確認
- 明日面接が上手くいったことを想像する!
最後!面接に対するモチベーションをあげよう
確認が終わったら後は面接に対する気持ちの面だけです。ここまで念入りに準備したから大丈夫!と自分に言い聞かせ、自信を持って挑みましょう。
もしかしたら思い通りにいかないかも…とひるんでいたら、上手くいくことも上手くいかなくなってしまうかもしれません。今まで準備したことを確認しながら、前向きな気持ちを準備して面接に挑みましょう!
まとめ
ついに面接前日。明日の自分が自信を持って堂々と面接に挑めるようにしっかり準備をすることが必要です。
今回項目毎所要時間を書きましたが、合計3時間の準備時間が必要なことがわかりました。あくまでも個人差があると思いますが、前日には予定を詰めすぎず、3時間準備の時間に費やせば準備はばっちりです。
準備ができればあとは面接に挑むだけですね。頑張って下さいね!
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート