【例文15選】300字で書くインターン志望動機の書き方のコツは?面接官が見ているポイントを徹底解説

【例文15選】300字で書くインターン志望動機の書き方のコツは?面接官が見ているポイントを徹底解説

インターンシップの志望動機を作成するにあたっては、テンプレートや注意点などをあらかじめ押さえておくことが重要です。

そこで今回は、インターンシップの志望動機の最適な文字数や主題別の例文などについて詳しく紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

柴田貴司
(就活市場監修者)

インターンシップの志望動機の文字数制限として、300字以内はよくあります。

そのため、この記事を通して300字の志望動機の書き方を学び、インターン選考に活かしてください。

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【300字のインターン志望動機】志望動機に文字数の指定がない場合

続いて、文字数に指定がない場合は何文字で書けば良いのかについても考えていきましょう。

志望動機を作成するにあたって、企業から文字数を指定されないこともあります。

その場合はどのように対応すれば良いのかについて理解を深めておきましょう。

300字で書く

先ほども説明したように、インターンシップの志望動機を作成する際に理想的な文字数は一般的には400文字です。

特に指定されていなければ、300文字程度で作成するようにしましょう。

志望動機が長すぎると、要点がまとまっていない印象を与えてしまいます。

また、情報が多すぎると、読み手が内容を十分に理解できなくなってしまうのです。

300文字程度であれば、企業への興味、具体的なエピソード、インターンシップでの目標や結論をバランス良く盛り込むことができ、読み手にとって負担が少ないです。

過度に長いと要点が曖昧になりやすいため、内容を簡潔にまとめ、核心をつけるよう、300文字程度で作成するようにしましょう。

他の文字数に合わせる

もし他の要素、自己PRやガクチカなどの文字数が指定されている場合は、企業が指定し忘れているだけの可能性もあります。

その場合は、それらの文字数に合わせるようにしましょう

例えば「自己PRを300文字程度で作成しなさい」と書かれていた場合は、志望動機も300文字で作成することをおすすめします。

これにより、バランスの取れたESを作成できるのです。

また、他の項目も指定がされておらず。すでに自己PRやガクチカなどが完成されている場合は、それらに合わせた文字数で作成することをおすすめします。

1つの項目だけ文字数が少なすぎる、もしくは多すぎると情報のバランスが悪くなってしまうため、基本的には他の項目と同じ程度の文字数にしましょう。

200字以下800字以上は避ける

文字数が指定されていないため、自由に作成した結果、200文字以下になってしまったり、800文字以上になってしまったりした場合は必ず修正するようにしましょう。

短すぎると内容が薄くなり、具体性や説得力に欠ける可能性が高いです。

特に200文字以下は、自己紹介や企業への興味、具体的なエピソード、インターンシップでの目標や結論を十分に盛り込むことは難しいです。

一方、800文字以上になると、結局何が言いたいのかわからなくなるだけでなく、読み手に負担をかける可能性も高まります。

読み手が途中で疲れてしまい、内容を最後までしっかりと読み取ってくれないことすらあります。

したがって、多少文字数が少ない、もしくは多くなってしまったとしても、200文字以上、800文字以下で作成するようにしましょう。

【300字のインターンシップ志望動機】300字指定の意味と意図

インターンシップの志望動機において400字という文字数制限が設けられている場合、これは単に文字数を埋めることを目的としているわけではありません。

企業側は、皆さんが限られた情報の中で、いかに簡潔かつ論理的に自身の思考をまとめられるかを見極めようとしています。

短い文章の中であっても、皆さんの熱意や考えが明確に伝わるような構成を練ることが評価の対象となります。

文字数に対する内容の密度も重要なポイントであり、無駄な表現を省き、本当に伝えたいメッセージを凝縮する力が求められます。

この制限の中で、いかに効果的に自分をアピールできるかが、選考を突破するカギとなります。

参加意図が知りたい

企業側は、応募者がなぜ自社のインターンシップに参加したいと感じたのか、その理由を知りたいと考えています。

数ある企業の中で、なぜ自社を選んだのかを明確に伝えることが求められます。

300字という文字数は、「なんとなく興味がある」などの漠然とした理由だけでなく、具体的な参加目的や意欲を伝えるには十分な長さです。

この文章量を活かして応募者の意識の高さや目的意識を読み取ろうとしているのです。

自己分析ができているかを知りたい

企業は、志望動機の中から応募者がどれだけ自己理解を深めているかも確認しています。

しっかりと自己分析ができている人は、自分の強みや課題、今後の目標などを言葉にして伝えることができます。

「興味があるから」だけではなく、「自分の〇〇という経験やスキルを活かし、貴社の〇〇に貢献したい」といった具体性のある理由があれば、応募者の考え方や計画性が伝わりやすくなります。

企業について調べきれているかを知りたい

また企業は、応募者がどれほど自社について調べてきたかも気にしています。

他社にも通用するような汎用的な内容では、「志望度が低いのでは」と判断される可能性があります。

一方、企業の事業内容やプロジェクトについて具体的に触れ、「自分はどのように役立てるか」まで言及することで、企業研究の深さや熱意、真剣さを伝えることができます。

これにより、企業側はその応募者がどれほど本気であるかを見極めます。

自社に合っている人かどうか確認したい

志望動機から、企業はその人が自社にフィットするかどうかを判断しようとします。

インターンは将来の採用候補を見つける場でもあるため、自社の価値観や社風に合う人物かどうかを重視しています。

そのため志望動機の中で、自社の理念や方針に共感し、自分はどのように貢献できるかを言葉にすることで、企業に「うちに合う人材だ」と思わせることができます。

300字でまとめられるか知りたい

企業は、300字という制限の中で応募者がどれだけ分かりやすく自分の考えを表現できるかも評価対象としています。

この文字数は、情報量としては十分でありながら、簡潔さや論理性も求められるため、文章力や思考の整理力が試されます。

内容が充実していて読みやすい志望動機を書けば、応募者のコミュニケーション力や真剣さが伝わりやすくなるでしょう。

本選考とインターンの志望動機の違い

インターンシップと本選考では、志望動機の方向性が少し異なります。

インターンでは業界や企業への関心の高さ、実務経験を通じてどんなことを学びたいかという「成長意欲」を前面に出すことが重要です。

具体的にどんなスキルを身につけたいか、現場に触れることで何を得たいのかを書くと効果的です。

一方で本選考では、その企業のビジョンや事業内容への共感、そして長期的にどう貢献したいのかという「定着・貢献意欲」が重視されます。

自分のキャリア観や価値観が企業とどう一致しているかを示し、「この企業だから働きたい」という姿勢を表現することが必要です。

つまり、インターンは“学びの場”としての意欲、本選考は“貢献の場”としての意欲を強調し、それぞれの場面に合わせた志望動機を考えることが大切です。

【300字のインターン志望動機】志望動機は人事目線で書こう

インターンの選考に通るためには、インターンに応募した段階で「人事目線」を意識しなくてはなりません。

これがあると、応募書類の書き方や選考の応募時の対応なども変わりますし、インターンで働くときの心構えにも変わってきます。

会社で働くときに相手目線で働くことも気遣いとして必要ですので、最初からその訓練ができるとも考えていいでしょう。

実はインターンに応募する時点で、この人事目線ができている学生も少なくありません。

とくに人気企業やさまざまな人と会う仕事ほどインターンの応募時点で細かい気遣いが求められますし、当然そういったことができる人の方が採用される可能性も高くなるでしょう。

インターンからすでに選考が始まっているので、さまざまな対応ができると良いのです。

人事目線とは?

この人事目線とは、端的に言えば「人事になったときにどういう見方をするか」というものです。

考え方としては、人事の人がどういう風に考えそうか、人事の人ならどういう答えや対応を求めそうか、を想像しておくことです。

このとき、自分ならこうする、という自分目線は必要ありません。

あくまでも応募先の企業の人事ならどうするか、というようなことを考える必要があるのです。

人事の人が納得しないと採用される機会は少なくなるでしょうし、現場が望ましいと判断しても落とされてしまうでしょう。

もし自分が人事ならというよりは、一般的な企業の人事ならどういう風に考えそうかどういうことができると優秀な学生だと見られるか、という目線を考えてみましょう。

自然とさまざまな攻略法が見えてくるのではないでしょうか。

学生目線と人事目線の違い

ここで気をつけたいことは、学生目線と人事目線の違いです。

まず、学生であれば基本的に自分のことや志望する企業のことさえ考えれば問題はありません。

ですが、人事の場合は多くの人を対応しますし、多くの問い合わせに対応したり、書類を処理したりするなどの負担があります。

たとえば学生なら「このくらいいいだろう」と思うようなことも人事であればNGとなるケースがあるでしょう。

たとえば、応募書類をクリアファイルに入れている人が気遣いがあると印象が良いものですし、乱雑に書いた書類よりもきれいな字の書類の方が読みやすいものです。

目的意識のある学生の対応の方がしっかりして見えますし、インターンに積極的な学生の方が好ましく映るでしょう。

このように、学生と人事という点では目的や目線が違ってきます。

簡潔に相手の欲することのみを伝える重要性

とくにこの人事目線を意識したいなら、とくに考えたいのが『簡潔に相手が欲することのみを伝える重要性』です。

たとえば単純に「今朝は何を食べてきましたか?」という問い合わせがあったときに「今日は6時半に起きてストレッチをして……」と答えるより「パンとコーヒーとフルーツです。

毎朝フルーツを食べるようにするとお肌がきれいになると聞いたので」と答える方が好印象です。

人事はいろいろな学生と会いますし、彼らの熱意や人柄を知りたい上に、いい人を採用したいと思っています。

なので、人柄が端的にわかり、熱意がわかって、できるだけ簡潔に知りたいと思っています。

なので長く拘束されたり手間をかけさせられたりするより、端的にわかりやすく熱意や人柄を知らせる方がいいでしょう。

【300字のインターン志望動機】面接官が評価しているポイント

インターンの志望動機を300字という限られた文字数で効果的に伝えるためには、面接官がどのような点を評価しているのかを理解することが不可欠です。

多くの学生の志望動機に目を通す人事担当者は、なぜこの企業で、何を学び、どう貢献したいのかという三つの問いに対する明確な答えを求めています。

漠然とした内容ではなく、企業への深い理解と、インターンシップを通じて具体的に何を達成したいのかという意欲が伝わる内容が求められます。

また、自身の強みや経験が、応募する企業のインターンシップでどのように活かされるのかを論理的に結びつけることも重要です。

限られた文字数だからこそ、結論から述べ、具体例を簡潔に示し、学びや将来への展望を明確に伝えるPREP法のような構成を意識すると良いでしょう。

これにより、採用担当者は多忙な中でも、あなたの熱意と適性を瞬時に把握できるようになります。

企業との接点が明確に伝わっているか

300字という短い志望動機の中で、企業との接点を明確に伝えることは非常に重要です。

面接官は、学生が単にインターンシップに参加したいだけでなく、なぜその企業でなければならないのかを具体的に知りたいと考えています。

そのため、企業の理念や事業内容、最近の取り組みなどに触れ、自身の興味関心や将来の目標がどのように企業と結びついているのかを具体的に示す必要があります。

例えば、貴社の〇〇という事業に強い関心があり、特に〜の点に魅力を感じていますといった具体的な記述は、企業への理解度と熱意を効果的にアピールできます。

ただ企業のウェブサイトに書かれていることを羅列するのではなく、自分自身の経験や考えと結びつけて表現することで、より説得力のある志望動機になります。

表面的な情報だけでなく、その企業の文化や目指す方向性に共感している点が伝わるように工夫しましょう。

インターンでの目的や姿勢が具体的か

インターンの志望動機では、参加する目的とインターンシップ期間中の姿勢を具体的に示すことが評価のポイントとなります。

面接官は、学生がインターンシップを通じて何を学びたいのか、どのように貢献したいのかを明確に知りたいと思っています。

例えば、貴社の〇〇部門で、実際の業務を通じて△△のスキルを習得し、将来のキャリアに活かしたいといった具体的な目標は、意欲の高さと真剣な姿勢を伝えることができます。

また、ただ学ぶだけでなく、どのように取り組むかという行動面についても言及すると、主体性のある学生として好印象を与えられます。

例えば、チームの一員として積極的に議論に参加し、課題解決に貢献したいといった具体的な姿勢を示すことで、入社後の活躍も期待できると判断されるでしょう。

漠然とした成長したいのではなく、具体的な目的意識を持ってインターンシップに臨む姿勢をアピールしましょう。

自分の強みや経験が論理的につながっているか

志望動機において、これまでの自分の強みや経験が、応募するインターンシップ先での行動と論理的に結びついているかは、面接官が評価する重要なポイントです。

単にコミュニケーション能力がありますと述べるのではなく、どのような状況でその能力を発揮し、それがインターンシップでどのように活かせるのかを具体的に説明する必要があります。

例えば、大学のゼミでチームリーダーとして〇〇の課題を解決した経験から、貴社のインターンシップで求められる協調性を発揮し、プロジェクトに貢献したいといった形で、過去の経験と将来の行動を自然に繋げることが求められます。

これは、STAR法(状況→課題→行動→結果)のようなフレームワークを用いて、自身の経験を簡潔にまとめることで、より説得力のある内容となります。

限られた文字数の中で、自身の強みが企業にとって価値のあるものであることを示すために、具体的なエピソードを交えながら、論理的な繋がりを意識して記述するようにしましょう。

【300字のインターン志望動機】簡単に志望動機を書く方法

続いて、志望動機を簡単に作成する方法について紹介します。

以下の3つのポイントを踏まえた上で作成することで、スムーズに志望動機を作成できるはずです。

例文を参考にする

志望動機を作成するにあたっては、すでに完成している例文を参考にすることをおすすめします。

もちろん、完全にコピーするのは良くありませんが、構成や言い回し、文字数のバランスなど、様々なポイントを学ぶことができます。

例えば、志望動機の典型的な構成である「自己紹介→企業への興味→具体的なエピソード→インターンシップでの目標→結論」の流れを把握できます。

また、具体的なエピソードの入れ方や、どのように企業への興味を表現するかなど、実践的なテクニックを学ぶことも可能です。

さらに、例文を参考にすることで自分の志望動機やヒント、アイディアを得ることができ、作業の効率も大幅に上昇します。

自分の考えや経験に合った内容をアレンジしつつ、オリジナリティを保ちながら志望動機の例文を参考にしましょう。

企業の特徴を調べる

志望する企業の特徴を調べることも、志望動機を作成する上で非常におすすめの対策の1つです。

まず、企業の公式サイトや公開されている資料、ニュース記事などを活用して企業の理念やビジョン、事業内容、求めている人物像などを調査します。

これにより、企業がどのような価値観や目標を持っているのかを理解し、その情報を元に自分の志望動機を逆算して考えることができます。

例えば、企業が特定のスキルや経験を重視している場合、自分の過去の経験やスキルをその企業のニーズに合わせてアピールすることが重要です。

このように、企業の特徴をしっかりと把握し、それに基づいて志望動機を構築することで、説得力のある内容を短時間で作成できます

作成ツールを使ってみる

志望動機作成ツールを活用することも選択肢の1つです。

自己分析を行うための質問に答える形式で進むものが多く、自分の経験を整理するのにも役立ちます。

ツールによっては、入力された情報をもとに、自動的に志望動機を作成してくれるものすらあります。

時間をかけずに質の高い志望動機を作成できる、便利なツールです。

また、自己分析を深めることで、自分が何を目指しているのか、どのような経験が自分にとって重要だったのかを再確認でき、志望動機に具体性と説得力を与えることにも繋がります。

志望動機作成ツールを活用し、生成された文章に修正を加えて、質の高い志望動機を短時間で作成しましょう。

【300字のインターン志望動機】志望動機を作成する前に

インターンの志望動機を作成するときは、事前にやっておきたいことをしっかり整理しておく必要があります。

事前にやっておくべきことは、以下のことが挙げられます。

事前準備
  • プログラム内容を確認する
  • 自己分析をする
  • 学びたいことを整理する
  • 企業が求める人物像を理解する

志望動機を書くなら、 インターンそのものについて理解を深めたり、自分のことをよく知ったりすることが大事です。

そのうえで魅力的なインターンの志望動機を書きましょう。

では、詳細を解説していきます。

プログラム内容を確認する

志望動機を作成する前には、まず、インターンのプログラム内容について詳細をチェックしておきましょう。

インターンは企業によってプログラム内容が異なることが大きな特徴です。

説明会・セミナーのような内容のインターンもあれば、業務体験やグループワークのあるより実践的な内容のインターンもあります。

なお、選考は後者のほうがより厳しいものになりがちです。

どんなインターンに参加するかで得られるものや経験できることは異なるので、自分の興味あるインターンのプログラムは何かよく整理しておく必要があります。

そのうえで、各プログラムにマッチする内容の志望動機を書くことを考えましょう。

プログラムの内容とまったく合っていない志望動機を書いてしまわないように、くれぐれも注意してください

自己分析をする

インターンの志望動機を書くときは、事前にしっかりと自己分析を済ませておきましょう

志望動機を書くにあたって自己分析を行えば、自分の強みや長所が見えてきます。

なぜその業界・企業に興味があるのか、そこで何をしてどんな自分になりたいのかなどのポイントがわかるようになるので、志望動機にその内容を反映できます。

志望動機は自分の望むことや向いていることに基づいて書いていくため、自己分析なくして良い志望動機は書けないといえます。

なお、インターンの選考は本選考とほぼ内容や流れが同じなので、インターンで的確な志望動機を書いて作成に慣れておけば、本選考でも魅力的な志望動機が書けるでしょう。

そのためには、自己分析は欠かさずに済ませるようにしてください。

学びたいことを整理する

インターンの志望動機を書くときは、あらかじめ「インターンで学びたいこと」「インターンの参加目的」も決めておきましょう

参加目的は志望動機とよく似ていますが、参加目的が明確に定まっていると、志望動機も書きやすくなる場合が多いです。

また、学びたいことを整理しておけば、参加したときに行動しやすくなります

さらに、インターン中の行動もあとで振り返りやすくなるため、自分自身の成長につなげられます。

学びのあるインターンにし、チャンスを最大限活かすためにも、インターンで学びたいことは整理しておきましょう。

なお、学びたいことや知りたいことに合っているインターンかどうかも、事前にしっかりチェックしておくことが大切です。

企業が求める人物像を理解する

インターンに参加する前は、企業が求める人物像を理解することも欠かせません。

どの企業にも、採用活動においては求める人物像というものが存在します。

どれだけ優秀な経歴を持っている学生でも、企業の事業内容や理念、社風に合っていなければ適した人材であるとは判断されにくく、内定獲得にはつながりません。

インターンの志望動機では自分自身が企業に合っていることを示すことも必要です。

そのためには、企業がどのような人物を求めているのかあらかじめ把握しておくことが大切です。

企業の理念や事業内容などをよくチェックし、活躍している人の特徴から、求める人物像の特徴を見極めましょう。

求める人物像から先に理解を深めておくことで、志望動機も書きやすくなるはずです。

【300字のインターンシップ志望動機】志望動機の文字数を増やすコツ

字数制限がある志望動機を書く際に、うまく文字調整できない場合があると思います。

その際に、文字数を増やすコツをまとめました。

以下のポイントを覚えておき、志望動機の字数を調整しましょう。

文字数を増やすコツ
  • 志望理由やエピソードを具体的に書く
  • 数字や固有名詞を用いる
  • 入社後のことについても深く言及する

志望理由やエピソードを具体的に書く

文字数が足りない原因として、志望理由やエピソードがシンプルすぎる、簡潔すぎてしまっている場合があります。

簡潔に書くことは重要ですが、字数が余る場合は志望理由やエピソードの部分をより具体的に書くのが良いでしょう。

その際に文章はわかりやすく書くことを心がけ、1文1文は簡潔に書き、見やすい志望動機にしましょう。

小玉 彩華

就活アドバイザー: 小玉 彩華

志望理由やエピソードを具体的に書くことで、それを見る・聞く採用側が内容をイメージしやすくなり、説得力の強いものとなっています。

数字や固有名詞を用いる

文字数が増やしたい場合は数字や固有名詞を使って書くと良いでしょう。

「営業成績を上げることができた」、「大会で好成績を残した」などの文章は「40%増加させた」や「県大会でベスト4」などというように書くと良いです。

志望理由やエピソードを具体的に書くこととつながっていますが、数字や固有名詞を使うことで具体性も上がり、自然に文字数を増やすことができるためオススメです。

ただし、無理に数字や固有名詞を入れすぎると逆にわかりづらく不自然な文章になってしまうので注意です。

具体性を増す

文字数を増やしたい場合は、文章の具体性を増すのも重要です。

具体的には以下の具体例を参考にして具体性を増しましょう。

例①:興味のある事業について

ビフォー
貴社の幅広い事業内容に魅力を感じ、ぜひ業務の一端に触れてみたいと考え応募しました。

アフター
特に貴社の「サステナブルエネルギー事業」に関心があります。再生可能エネルギーへの需要が世界的に高まる中で、貴社が取り組む太陽光発電設備の普及促進や蓄電システムの開発に携わることで、次世代のエネルギーインフラを担う仕事の現場を体験したいと考えています。

例②:学びたいことについて

ビフォー
インターンを通じて、実際の業務について幅広く学びたいと考えています。

アフター
インターンでは、営業活動の流れや顧客との関係構築方法について学びたいと考えています。特に法人営業の現場で、顧客課題のヒアリングから最適なソリューション提案までのプロセスを体験し、顧客視点での提案力を養いたいです。また、提案資料の作成方法や商談時のコミュニケーション手法など、実務で求められるスキルも具体的に学びたいと思っています。

例③:身につけたい力について

ビフォー
インターンシップを通じて、社会人としての基礎力を身につけたいと考えています。

アフター
インターンを通じて、特に「課題発見力」と「論理的思考力」を身につけたいと考えています。業務において顧客の潜在的なニーズや課題を的確に掴む力が必要だと感じており、ヒアリングや情報収集を通じてその能力を鍛えたいです。また、課題に対して自分なりに仮説を立て、データや事実に基づいて筋道立てて提案するスキルを磨くことで、将来の営業や企画業務にも活かしていきたいと考えています。

【300字のインターンシップ志望動機】志望動機の文字数を減らすコツ

上記の内容と同様に、字数を調整する際に文字数を減らしたい場合があると思います。

そういった際の、文字数を減らすコツをまとめたので参考にしてみてください。

文字数を減らすコツ
  • 内容を1つに絞る
  • 構成を再確認する
  • 無駄な接続詞や重複表現を削る

内容を1つに絞る

文字数を減らしたい場合は、伝えたい内容が複数個ないか確認しましょう。

志望理由が2個以上であったり、エピソードが2個以上ある場合は以上にわかりずらい志望動機になり、また多くの文字数を使ってしまいます。

伝えたい内容をストレートに伝えることができます。

小玉 彩華

就活アドバイザー: 小玉 彩華

エピソードや志望理由が複数個あると、採用側は「何を伝えたいんだ?」と困惑してしまいます。そのため、伝えたいことは1つに絞るのが良いです。

構成を再確認する

構成を再確認するのも重要です。

構成を意識せずに文章を書くと、ダブりやややこしい文章構成になっている場合が多く、字数をくってしまいます。

それを解決するために、構成を再確認して、構成通りに書けているか、話せているかを見直しましょう。自分で見直しても気づかないことも多いため、他の人に添削してもらうことをお勧めします。

以下の記事に添削についての情報をまとめたので、ぜひ確認してください。

無駄な接続詞や重複表現を削る

文字数を効率的に使うためには、無駄な接続詞や重複表現を徹底的に削ることが非常に重要です。

例えば、〜であるため、したがってのような接続詞は、〜なのでやそのためといったより簡潔な表現に置き換えることができます。

また、同じ意味の言葉を繰り返し使っていないか、冗長な表現がないかを注意深く見直しましょう。

例えば、非常に重要であると考えておりますは重要だと考えますに短縮できます。

語尾の表現も文字数削減のポイントです。

〜だと考えられますを〜だと考えますにするなど、より簡潔で直接的な表現を心がけましょう。

このような細かな修正を積み重ねることで、全体の文字数を効果的に調整し、伝えたい内容を過不足なく収めることができます。

【300字のインターン志望動機】納得感ある志望動機を作るための手順

300字という短い文字数で、面接官になるほどと納得してもらえる志望動機を作成するためには、段階を踏んだ準備が不可欠です。

単に文字数を埋めるだけでなく、論理的な裏付けとあなた自身の個性が感じられる内容に仕上げることが重要です。

適切な情報収集と自己分析を行うことで、説得力のある志望動機が生まれます。

このプロセスを通じて、あなたは自身のキャリアに対する考えを深め、企業への理解度を高めることができます。

最終的に完成する志望動機は、あなたの熱意と能力を伝える強力なツールとなるでしょう。

企業や業界についてリサーチする

納得感のある志望動機を作成するためには、応募する企業やその業界について深くリサーチすることが不可欠です。

企業のウェブサイトやIR情報、ニュースリリースなどを読み込み、企業理念、事業内容、強み、最近の動向などを詳細に把握しましょう。

さらに、その企業が属する業界全体のトレンドや課題、競合他社の情報なども調べておくことで、より多角的な視点から企業を理解できます。

このリサーチを通じて、なぜその企業でインターンシップに参加したいのか、具体的な理由を見つけることができます。

単に企業の情報を羅列するのではなく、自分がその企業のどこに魅力を感じ、どのように貢献したいのかという具体的な結びつきを見つけることが重要です。

深いリサーチは、あなたの志望動機に厚みと説得力をもたらします。

自分の強みや興味を整理する

企業や業界のリサーチと並行して、自己分析を行い、自分の強みや興味を整理することも非常に重要です。

これまでの学生生活やアルバイト経験 、学業などで培ってきたスキル、達成したこと、そしてどのような活動に喜びを感じてきたかを具体的に棚卸ししましょう。

例えば、リーダーシップ、問題解決能力 、コミュニケーション能力 など、具体的な強みを見つけ出すことが大切です。

そして、その強みが応募するインターンシップ先でどのように活かせるのか、また、あなたの興味関心が企業の事業内容とどのように重なるのかを明確にしましょう 。

これにより、単なる参加したいという気持ちだけでなく、具体的な貢献意欲をアピールできるようになります。

志望理由を一度書き出してみる

企業と自己分析を通じて得られた情報をもとに、一度、志望理由を自由に書き出してみましょう。

この段階では、まだ300字という文字数制限を意識する必要はありません。

箇条書きでも、長文になっても構わないので、頭の中にあるなぜこのインターンシップに参加したいのかという理由をすべて言語化してみてください。

企業のどのような点に魅力を感じたのか、自分のどのような経験や強みが活かせるのか 、インターンシップを通じて具体的に何を学び、どう成長したいのか など、思いつく限りの要素を書き出します。

この材料出しの作業は、後で内容を整理し、最も伝えたいメッセージを明確にするための重要なステップです。

内容を取捨選択して300字にまとめる

最後に、自由に書き出した志望理由の中から、最も伝えたい内容を取捨選択し、300字にまとめます。

書き出した要素に優先順位をつけ、インターンシップへの熱意、自身の強み、そしてインターンシップを通じて得たいことという3つの核となるメッセージに絞り込みましょう。

冗長な表現や重複している部分を削り、一文一文が持つ情報量を増やすように意識してください。

言葉選びは慎重に行い、簡潔かつ力強い表現を心がけることで、限られた文字数の中で最大限のインパクトを与えることができます。

最終的に、読み手があなたの熱意と適性を瞬時に理解できるような、洗練された志望動機を目指しましょう。

【300字のインターン志望動機】志望動機のおすすめ構成と字数配分

ここでは実際にインターンの志望動機を書き際に意識すべき文章構成とそれぞれの構成ごとの文字数配分を解説していきます。

構成と字数配分を意識するだけで、断然に志望動機が書きやすくなります。

おすすめ構成と字数配分 
  • 始めに結論:80字
  • 具体的なエピソード:120字
  • インターンシップで学びたいこと・今後に活かしたいこと:100字

始めに結論:80字

志望動機を書く際は、まず始めになぜこのインターンシップに応募するのかという結論を明確に伝えることが重要です。

企業の採用担当者は多くの応募書類に目を通すため、冒頭で何が言いたいのかが分かりにくい文章では、途中で読む意欲を失ってしまう可能性があります。

結論を端的に、かつ分かりやすく提示することで、採用担当者の関心を引き、その後の文章を読み進めてもらいやすくなります。

例えば、私は貴社の〇〇という技術に魅力を感じ、インターンシップを通じて実践的なスキルを身につけたいと考え、応募いたしましたといった形で、最初に意図を伝えるようにしましょう。

具体的なエピソード:120字

結論を述べた後は、その動機を裏付ける具体的なエピソードを紹介しましょう。

学業でのプログラミング学習経験、個人的な開発プロジェクト、あるいはアルバイトや課外活動での課題解決経験など、あなたの主体的な行動や学びが伝わる内容が効果的です。

エピソードを書く際には、なぜその行動を取ったのか、どのように課題を解決しようとしたのか、その結果どうなったのかといった具体的なプロセスを記述することで、説得力が増します。

例えば、〇〇のアルバイトで、顧客からの問い合わせを効率化するため、自ら簡易的なシステムを開発し、業務改善に貢献しましたといったように、自身の経験とエンジニアへの興味を結びつけると良いでしょう。

インターンシップで学びたいこと・今後に活かしたいこと:100字

志望動機の締めくくりとして、インターンシップで何を学びたいのか、そしてその経験を将来どのように活かしていきたいのかを具体的に記述しましょう。

この部分は、あなたの学ぶ姿勢や成長意欲をアピールする絶好の機会です。

例えば、貴社のインターンシップを通じて、〇〇の技術における実践的な知識と、チーム開発におけるコミュニケーションの重要性を学びたいと考えております。

将来は、この経験を活かして、〇〇のような社会貢献性の高いシステム開発に携わりたいですといったように、インターン参加の目的と、その先のキャリアプランを結びつけることで、志望動機全体に一貫性が生まれます。

企業側も、インターンを通じて成長し、将来に貢献してくれる人材を求めているため、具体的な学習意欲を示すことが重要です。

【300字のインターン志望動機】300字志望動機のポイント

インターンの志望動機は、一般的には、300字程度が指定になる場合が多いです。

そのため、300字の志望動機を書くポイントは、事前にしっかり押さえておく必要があります

300字にうまく収めるポイントを把握しておけば、あらゆる業界・企業を志望する際に役立つはずです。

300字の志望動機のポイントは、以下の2つです。

Point
  • 構成を意識する
  • エピソードとどうなりたいかを伝える

なお、インターンだけでなく本選考のES・面接も、志望動機の目安文字数は300字となります。

基本となる文字数に収めるコツを理解し、スムーズな志望動機作成につなげましょう。

構成を意識する

300字の志望動機を書く際は、全体的に構成を意識することが必須となります。

300字となると、ある程度しっかりとした文章の流れが必要になるため、構成に沿って書いたほうがきれいにまとまります。

具体的な構成・流れは、以下のとおりです。

結論(志望した理由)

エピソード

インターンで学びたいことや将来に活かしたいこと

上記の流れに則して志望動機を書けば、なぜ志望したのかというテーマがよりわかりやすくなります。

エピソードは志望した理由の裏付けエピソードであり、興味を持つきっかけとなった経験を取り上げると良いでしょう

そのうえで、最後に、インターンで学びたいことや将来に活かしたいことを伝えてアピールする流れになります。

300字のインターンの志望動機を書くときは、構成に沿ってきれいにまとめることをぜひ心がけてください。

エピソードとどうなりたいかを伝える

300字のインターンの志望動機を作成するポイントは、説得力を持たせるためにエピソードにしっかり触れることです。

200字の志望動機では、ボリューム的に簡潔にしかエピソードに触れられませんでしたが、300字であればある程度余裕が出るため多くの情報を伝えられます。

エピソードはより具体的に伝えることが求められるため、なぜ興味を持ったのかというポイントに焦点を当て、具体的な経験に関連付けていきましょう

自分の過去の経験から志望動機を伝えれば、人事も人となりをイメージしやすくなります。

また、そのうえで将来のビジョンもあわせて伝えられると、成長意欲を感じてもらうポイントになります。

300字のインターンの志望動機では、しっかりとエピソードと将来のビジョンを盛り込み、より具体的で深みのあるアピールにつなげましょう

【300字のインターン志望動機】300字志望動機の例文15選

ここからは、300字のインターンの志望動機をまとめていきます。

300字は一般的な志望動機のボリュームといえるため、選考対策をする際は、ポイントとあわせて例文もぜひチェックしておきましょう。

事前に300字のボリューム感と文章の流れなどを学んでおくと、インターンの志望動機は書きやすくなります。

今回紹介する例文は、5つの業界のインターンの志望動機です。

では、300字の志望動機の例文をチェックし、選考対策を万全にしていきましょう。

1.メーカー

私は貴社の「企業の生産性を支える」という理念に共感したため、インターンに応募いたしました。

私は大学時代のアルバイトで、機械を導入することでレジ業務が圧倒的に効率化したことを経験し、業務効率化のための機械を製造するメーカーに興味を持ちました。

業務効率化を実現できる機械を導入すれば、人手不足や顧客満足度低下など現場のさまざまな課題を解決することができ、メーカーとしてそのような形で企業を支えれば、大きなやりがいを得られるのではないかと考えています。

インターン当日は多くの職種の仕事を紹介していただけると伺っているため、積極的に仕事内容や事業の事例を学び、将来的な働き方のイメージを固めたいです。

メーカーについての詳しい記事は、以下をぜひ参考にしてみてください。

2.人材業界

私が貴社のインターン参加を志望した理由は、求人紹介を通じて人に寄り添う仕事に興味を持ったためです。

私は大学の夏休み中にイベントスタッフの仕事を何度も経験しましたが、そのときは、派遣会社の担当コーディネーターの方が私に適した仕事を都度見つけてくださったため、非常に助かりました。

女性ということもあり、重労働の少ない仕事を何度も紹介していただいて、親身に寄り添ってくださる姿勢に私自身も憧れを抱きました。

当日はグループワークを通じて具体的な業務内容を体験し、実際に仕事をするときのイメージを持ちたいと思います。

人材業界について理解を深めたい場合は、以下の記事をぜひチェックしてみてください。

3.広告業界

私は、広告業界の業務を実際に体験したいと考え、貴社のインターン参加を志望致しました。

広告業界に興味を持ったきっかけは、大学の文化祭実行委員会でたくさんのイベント告知ポスターを制作したことです。

どうすれば「楽しそう」「行ってみたい」と思ってもらえるか考えて工夫することにやりがいを感じ、将来は広告制作に携わりたいと強く感じるようになりました。

貴社のインターンでは、グループワークで広告制作の会議やクライアントとのやり取りを体験できると伺っています。

アイデア創出の現場を体験することで、働くために必要なスキルは何か、積極的に理解を深めたいと考えています。

4.営業職

私が貴社のインターンに応募したのは、自分のチャレンジ精神を活かしたい思いから、以前より営業職に興味があったためです。

私は中学生の頃から指導の厳しい野球部に所属し練習を続けてきたため、厳しい環境の中で自己研鑽に励み、成長につなげることには大きな喜びを感じます。

そのため自分にはチャレンジ精神があることを自負しており、大学生活ではその精神を活かし、他大学との野球の合同練習や合宿イベントも積極的に提案してきました。

貴社のインターンでは、営業の仕事を詳しく学べると伺っています。

まずは営業職の知識を充実させ、働き方のイメージを具体化できればと考えています。

営業職について理解を深めたい場合は、以下の記事をぜひチェックしてみてください。

5.マーケティング職

私は将来マーケティングに関わる仕事をしたいと考えており、貴社のインターンに応募いたしました。

大学のゼミでは、現在、SNSマーケティングについて研究しています。

SNSの普及によりマーケティングの常識は大きく変化したと知り、今後もさまざまな時代の変化にあわせ、マーケティングの手法もどんどん変化していくことが考えられます。

私はそのような時代に合ったマーケティングに携わり、消費者の行動やニーズを的確に見極めていきたいです。

当日はグループワークを通じて実際にマーケティング業務を経験することで、マーケティング職についてさらに理解を深めたいと思います。

マーケティング職についての詳細は、以下の記事をぜひチェックしておきましょう。

6. 金融業界

私は将来、経済を支えるインフラとしての金融の役割に強い興味を持っています。

社会の血液とも言えるお金の流れを管理し、企業や個人の活動を円滑にすることで、社会全体を支えるという金融の根幹にある使命感に惹かれています。

貴社が展開する〇〇(具体的な金融サービス)は、まさにその役割を体現していると感じています。

正確性と信頼性が極めて高く求められる金融業界の環境で、自身の論理的思考力と細部へのこだわりを活かし、プロフェッショナルとしての自分を高めていきたいと考えています。

インターンシップでは、座学では得られない実務の厳しさややりがいを肌で感じ、将来金融業界で働く上での具体的なイメージを掴みたいと強く志望いたします。

7. IT業界

私は、IT技術が社会課題を解決する無限の可能性を秘めている点に大きな魅力を感じています。

特に貴社の〇〇(具体的なITサービスや技術)は、現代社会が直面する課題に対して革新的なソリューションを提供しており、深く感銘を受けております。

プログラミングの学習を通じて、自ら手を動かして何かを創り出す喜びを知り、開発現場のリアルな雰囲気や、チームで協力してシステムを構築するプロセスを体感したいと強く願っています。

インターンシップでは、技術的な知見を深めるだけでなく、ユーザーのニーズを捉え、それを形にするための思考プロセスを学び、将来ITエンジニアとして社会に貢献するための基盤を築きたいと考えています。

8. コンサル業界

私は、複雑な課題に対して論理的な思考力で本質を見抜き、解決へと導くコンサルティングのプロセスに強い関心を持っています。

貴社がこれまでに手掛けてきた〇〇(具体的なコンサルティング事例や領域)のプロジェクトからは、その高い専門性とクライアントへの貢献意欲がうかがえ、感銘を受けました。

インターンシップを通じて、多様な業界が抱える課題に触れ、多角的な視点から解決策を導き出す思考法や提案力を学びたいです。

また、様々な企業や人と深く関わることで、自身の視野を広げ、将来どのような分野で活 躍したいかを具体的に描くための貴重な機会にしたいと考えています。

9. 商社

私は、グローバルにモノと情報を動かし、世界経済のダイナミズムを牽引する商社の仕事に強く惹かれています。

特に貴社が注力している〇〇(具体的な取扱商品や地域)の分野では、資源の調達から最終製品の供給まで、多岐にわたるビジネスを展開されており、そのスケールの大きさに魅力を感じています。

インターンシップでは、刻一刻と変化する国際情勢の中で、多様な文化を持つ人々との交渉力や、迅速な意思決定が求められるスピード感を肌で感じたいです。

商社の業務を実際に体感することで、自身の将来像をより明確に描き、グローバルな舞台で活躍するための第一歩としたいと強く志望いたします。

10. 公共・インフラ系

私は、人々の生活基盤を支える公共・インフラ系の仕事に大きな責任感とやりがいを感じています。

特に貴社が提供する〇〇(具体的なインフラサービス)は、地域社会の発展に不可欠であり、その安定運営を通じて人々の暮らしを豊かにしている点に深い感銘を受けています。

インターンシップでは、私たちの当たり前を支えるインフラの安定運営の裏側にある、技術や計画、そして人々の努力を学びたいです。

また、地域社会への貢献を最優先とする貴社の姿勢に触れ、公共性の高い仕事の意義と、そこで働くことの尊さを肌で感じたいと強く志望いたします。

11. 企画職

私は、何もないゼロの状態から新たな価値を生み出す企画という仕事に強い魅力を感じており、自身の創造性を活かしたいと考えています。

貴社がこれまでに生み出してきた〇〇(具体的な企画製品やサービス)は、常に消費者の心を掴み、社会に新たなトレンドを生み出していることに感銘を受けております。

インターンシップでは、市場のニーズを捉えるための課題発見から、具体的な企画を立案し、実現可能な提案へと落とし込むまでの一連の流れを体験したいです。

この経験を通じて、自身の提案力を養い、将来、社会に新しい価値を提供する企画職として活躍するための土台を築きたいと強く志望いたします。

12. 事務・管理系職種

私は、組織が円滑に機能するためのサポート業務に強い興味があり、特に正確性と丁寧さには自信があります。

貴社の〇〇(具体的な部署や業務内容)における事務・管理系の職種は、まさにその組織を支える重要な役割を担っていると感じ、魅力を感じております。

インターンシップでは、日々のデータ管理や資料作成といった基盤業務を通じて、組織運営の効率化に貢献する力を身につけたいです。

また、実際に業務改善のプロセスに触れることで、裏方から組織全体を支え、生産性向上に貢献することの重要性を学びたいと強く志望いたします。

13. 技術職(理系)

私は、大学で学んできた〇〇(具体的な専門分野)の専門知識を、実際の現場でどのように活かせるのかを体験したいと考えています。

貴社が開発している〇〇(具体的な製品や技術)は、私の専門分野と深く関連しており、その最先端の技術力に強い関心を持っています。

インターンシップでは、製品開発や品質管理といった実務を通して、理論がどのように応用され、具体的な課題解決に繋がるのかを肌で感じたいです。

そして、技術者として社会に貢献するための実践的な知識やスキルを身につけ、将来のキャリア形成に役立てたいと強く志望いたします。

14. デザイン・クリエイティブ職

私は、視覚を通じて人々に価値を伝え、感動を与えるデザイン・クリエイティブの表現力に強い興味があり、創作意欲に満ち溢れています。

貴社が手掛ける〇〇(具体的なデザイン事例やプロジェクト)は、常にユーザーの心を惹きつけ、深い共感を呼んでおり、そのデザイン哲学に深く感銘を受けています。

インターンシップでは、単に美しいものを作るだけでなく、ユーザー目線に立ったデザイン思考や、企画から制作までの一連のプロセスを学びたいです。

この経験を通じて、実務での発想力を磨き、将来、人々の生活に喜びをもたらすクリエイティブな仕事に携わりたいと強く志望いたします。

15. ベンチャー企業志望

私は、変化の激しい環境で、自ら積極的に挑戦しながら成長できるベンチャー企業に強い魅力を感じています。

特に貴社の〇〇(具体的な事業内容や企業文化)は、既存の枠にとらわれず、常に新しい価値創造に挑む姿勢が魅力的であり、感銘を受けています。

インターンシップでは、大企業では味わえないスピード感のある意思決定や、社員一人ひとりに与えられる裁量の大きさを肌で感じたいです。

そして、自身のアイデアや行動が直接的に事業に影響を与える経験を通じて、自身の力を試しながら、将来、社会に大きなインパクトを与えることができる人材へと成長したいと強く志望いたします。

【300字のインターン志望動機】志望動機のNG例

インターンの志望動機を300字でまとめる際、多くの学生が陥りがちな失敗パターンが存在します。

これらのNG例を知ることで、自身の志望動機を見直し、より効果的な内容に改善することができます。

面接官は、限られた文字数の中で学生の熱意、企業への理解度、そして論理的思考力を見極めようとしています。

そのため、抽象的な表現や汎用的な内容、自己中心的な視点は、あなたの魅力を伝える上で大きな足かせとなってしまいます。

これから紹介するNG例とその改善ポイントを参考に、採用担当者の心に響く志望動機を作成し、選考突破を目指しましょう。

抽象的な言葉ばかりで具体性がない

NG例文:私は貴社で成長したいと考えており、インターンを通じて様々なことを学びたいです。

 

社会人としての基礎力を身につけ、将来に役立てたいと思っています。

ポイント解説
この例文のように成長したい、様々なことを学びたいといった抽象的な言葉だけでは、学生の具体的な意欲や適性を面接官に伝えることはできません。

 

漠然とした表現は、なぜこのインターンでなければならないのかという疑問を抱かせてしまいます。

重要なのは、具体的に何を学びたいのか、どのように成長したいのかを明確にすることです。

例えば、貴社の〇〇事業において、データ分析のスキルを実践的に学び、仮説検証のプロセスを体験することで、論理的思考力を高めたいといったように、具体的な行動と得られる成果を結びつけることで、志望動機に説得力を持たせることができます。

志望理由がどの企業にも当てはまる内容になっている

NG例文:私は社会貢献性の高い仕事に就きたいと考えており、貴社のような大手企業で働くことに魅力を感じています。

 

インターンシップを通じて、企業での働き方を学びたいです。

ポイント解説
この例文のように、社会貢献や大手企業での学びといった内容は、どの企業にも当てはまる汎用的なものです。

 

このような志望動機では、なぜ数ある企業の中で貴社を選んだのかという明確な理由が伝わらず、面接官に使い回しではないかという印象を与えてしまう可能性があります。

企業は、自社への深い理解と、その企業だからこそ実現したいことを持っている学生を求めています。

そのためには、企業の具体的な事業内容や企業理念、サービスなどに触れ、あなた自身の関心や目標がどのようにその企業と結びついているのかを具体的に示す必要があります。

企業独自の強みや特徴を盛り込むことで、熱意を伝えることができます。

自分の強みや経験とのつながりが見えない

NG例文: 私はコミュニケーション能力が高いです。

貴社のインターンシップで、この能力を活かしてチームに貢献したいと考えています。

インターンを通して成長できると信じています。

ポイント解説

この例文のように、自分の強みを一方的に述べるだけでは、それがインターン先の業務とどのように関連するのか、具体的にどう活かされるのかが伝わりません。

志望動機と自身の経験が切り離されていると、説得力に欠け、入社後の活躍イメージも湧きにくくなります

大切なのは、自身の強みを裏付ける具体的なエピソードを簡潔に示し、それがインターンシップにおいてどのように役立つのかを論理的に結びつけることです。

例えば、大学のグループワークで意見の異なるメンバーをまとめ、プロジェクトを成功させた経験から、チームで協力して課題解決に取り組む貴社のインターンシップで、円滑なコミュニケーションを通じて貢献したいといったように、経験と志望動機を有機的に結びつけることで、より説得力のある内容にすることができます。

インターンで得たいことだけを一方的に述べている

NG例文: 貴社のインターンシップでは、マーケティングの実務を学び、自分のスキルアップを図りたいです。

将来のキャリアのために、多くの経験を積みたいと考えています。

ポイント解説

この例文のように、インターンシップで自分が何を得たいかという一方的な視点ばかりを強調すると、企業への貢献意欲や、共に働く姿勢が見えにくくなります。

面接官は、学生が企業に対して何をもたらせるのかという視点も重視しています。

インターンシップは学びの場であると同時に、企業にとっても学生の資質を見極める場であることを理解し、自分本位な印象を与えないように注意が必要です。

学ぶ意欲を示すことはもちろん大切ですが、それに加えて、自身の強みを活かして貴社の〇〇(具体的な業務やプロジェクト)に貢献したいといったように、企業への貢献意欲や、主体的に業務に取り組む姿勢も明確に伝えることで、より良い印象を与えることができます。

文字数に合わせただけで内容が薄い

NG例文: 貴社のインターンシップに強く惹かれました。

貴社の事業内容に大変興味があり、社員の方々と交流したいです。

この機会に多くのことを学びたいと考えています。

ポイント解説

この例文のように、文字数制限に合わせて表面的な内容で埋めてしまうと、結局何が言いたいのかが伝わらず、中身の薄い印象を与えてしまいます。

単に文字数を満たすことだけを目的とせず、厳選された言葉で、最も伝えたいメッセージを凝縮して表現することが重要です。

漠然とした興味や学びたいという言葉を避け、具体的な事業内容や企業活動に触れながら、なぜそこに惹かれるのか、そこで何を学び、どう活かしたいのかを明確に示しましょう。

限られた文字数だからこそ、一つ一つの言葉に意味を持たせ、深みと具体性のある内容に仕上げることで、あなたの熱意と本気度を伝えることができます。

【300字のインターン志望動機】志望動機を書くときの注意点

続いて、インターンシップの志望動機を作成するにあたって気をつけなければならない注意点についても3つ紹介します。

以下の点を踏まえた上で、企業の採用担当者にマイナスな印象を与えないような志望動機を作成することが重要です。

企業ごとに対策をする

複数のインターンに応募する場合は、時短のために志望動機を使い回したいと思う人もいるかもしれませんが、企業ごとに対策をすることをおすすめします。

企業はそれぞれ異なるビジョンや理念を持っており、求める人物像やスキルも多岐にわたります。

したがって、まずは企業の理念やビジョンを深く理解しておき、自分がその企業にどのように貢献できるのかを考えなければなりません。

企業の公式サイトや公開されている資料、インタビュー記事などを活用して企業がどのような学生を求めているのかを調査しましょう。

この情報をもとに、自分の経験やスキルを企業のニーズに合致させる形で志望動機を構築することが重要です。

例えば、特定のスキルや経験が企業の業務にどのように役立つのか、または企業の目指す方向と自分の経歴がどれに一致するのかを明確に示すことで、説得力のある志望動機を作成できます。

一貫性をもたせる

志望動機を作成する際には、一貫性がないものを作成しないようにしましょう。

自分の過去の経験やスキルとインターンシップで成し遂げたい目標が一致しているかどうかを確認することが重要です。

これにより、志望動機全体がまとまり、説得力が増します。

例えば「自分の強みを活かすため」に選んだインターンシップであることを明確にしておき、なぜその経験が自分にとって価値があるのかを具体的に説明します。

自分がインターンシップを通じて成し遂げたい目標について話す際も、企業が期待する役割と一致していることを示しましょう。

一方で、自分の強みが全く活かせないインターンシップや、なぜそのインターンシップを選んだかが不明瞭な場合は、志望動機が一貫していない印象を与えてしまいます。

したがって、各要素がしっかりと繋がるように、全体のストーリーを練ってから提出することが重要です。

誤字脱字をしない

誤字脱字をしないことは、当然のことと言えるかもしれませんが、意外とミスをしてしまう人が多いので気をつけなければならないポイントです。

誤字脱字が多いと、確認不足や管理能力が欠如しているという印象を与えてしまいます。

志望動機は自分の意欲や適性をアピールする重要な項目ですが、誤字脱字だらけならば「適当に提出してくる、やる気のない就活生」という印象を与えてしまいます。

せっかくの内容が良かったとしても、評価が下がってしまうでしょう。

したがって、作成した志望動機は必ず何度も見直し、必要に応じて他人にチェックしてもらうことも重要です。

また、文章の全体の流れや文法の正確さにも注意を払い、読み手にとって理解しやすい文章を心がけましょう。

【300字のインターンシップ志望動機】よくあるQ&A

落ちる可能性が高いです。最低限の字数の制限やルールを守れないと、仕事でもそう言った規則を守ることができないのでは?と思われ評価は低くなります。

また、最近ではwebフォームでESを入力することが主流で、字数が足りていなかったり、多かったりすると、エラーとなり入力完了できません。

基本的にはこの記事の「志望動機の文字数を減らすコツ」を見て対応しましょう。

それでも字数を減らせない場合は、chatGPTなどの生成AIなどに、「字数を減らせる部分を教えて」などと指示して、あなたの志望動機で文字数を削る部分を見つけましょう。

ぴったりでも評価は変わりません。300字ちょうどにするために、無理な文章変更をすると逆に評価が悪くなる可能性があるので注意です。

制限の9割の270字〜300字以内で書けば問題ないです。

まとめ

実はこの志望動機はかなり多くの人が工夫する部分でもあり、企業が重視する部分でもあります。

企業にとっても需要を読み取ったり熱意を感じられたりするので、楽しみにしている部分でもあるようです。

自分なりの文章を考えるのは難しいかもしれませんが、本格的な企業への応募の練習や訓練と思って作ってみましょう。

なお、インターンの志望動機と実際に企業に応募するときの志望動機は内容が似ていても構いません。

ただし、まったく同じ文章ではなく手を加えるようにしましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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