人事にウケるインターンの目的を書きたいときには、コツが必要ですので覚えましょう。
どんなに一生懸命書いても、人事の目に留まらない書き方をしてしまうとそのまま大事な部分も見落とされてしまいます。
そうなってしまったら、せっかく書いた文章なのに悔しいですよね。
ここではインターン選考で突破するために、目的を魅力的で且つ印象的に残るテクニックもお伝えます。
これからインターンを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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【インターン】なぜ目的を書くことが必要なのか?
インターンと言っても実際に社会人になったときと同じような仕事を教えてもらえるケースもあります。
とくに長期的なインターンになると本格的で、覚えることも多数あります。
中には週に5日みっちりとインターンしなければならないケースもありますし、やる気が大切です。
目的がないともしインターンに採用されたとしてもやめたくなるのも早い可能性がありますし、そもそも目的がなく面接に来ていると思われてしまうと、落選してしまうでしょう。
これから実践で覚えていくためにも、インターンの選考に挑むときは目的が必要です。
まだしっかりと頭の中に目的がない方は、今からでもいいので考えておきましょう。
インターン中の学びを深めるため
インターンで目的を求められるのは、学生自身がインターン中に学びを深めるうえで、目的を持つことが重要になるからです。
明確な目的をもってインターンに臨んでいれば、「〇〇をしてみたい」「△△を得たい」などの軸に沿って行動することになります。
自分自身の行動理念がはっきりした状態で一つひとつのことに取り組めるため、体験中は行動に一貫性が生まれ、より深い学びを得ることにつながるでしょう。
「なんとなく過ごしていたらいつの間にか終わっていた」などの状況に陥るようなことはなく、体験中に何らかの発見や学びを得ることができます。
より深い学びを得るためには、主体的に行動することも大切です。
目的が設定されていれば自然と主体的な行動にもつながるため、「もっと自分から行動しておけば良かった」などと後悔を感じることも少なくなるでしょう。
それにより、企業から好印象を持たれる可能性も高まります。
振り返りの基準になるため
インターン参加の際に目的を書く必要があるのは、のちに、振り返りの基準として目的が役立つからです。
目的があれば、その目的をベースにインターン中の自分自身の行動・発言を丁寧に振り返ることができます。
インターン参加後は、振り返りによって学びをさらに深めること、のちの成長につなげることが重要といえます。
参加目的が明らかになっていれば、その目的を達成できたか、あるいは何パーセント達成に近づけたかなどを考えて振り返ることができるでしょう。
振り返りは、このように自分なりの評価基準があることでわかりやすくなる仕組みです。
インターン参加の機会を無駄にせず、その日の行動・発言をさらに活かすためにも、振り返りの一つの基準として目的はしっかり定めておきましょう。
【インターン】人事は目的から何を見ている?
目的から本当に企業でインターンをしたいと思っているのか、なんとなくした方がいいと思って中途半端な気持ちで来ているのか見ています。
人事の方の前で話すときにも、心から思っていることを話しているときは伝わるものがあります。
逆に綺麗な言葉だけ並べてありきたりなことを言われてしまうと、本当にそう思っているのかと疑ってしまうのです。
目的からしっかりとインターンをしたいと思っている情熱の度合いや、学生が自社の雰囲気に合っているかどうかを見ています。
とくに1日体験など短いものよりも、長期のインターンになると本格的に業務などを教えるため厳しくチェックされます。
行動と目的の一貫性
面接をしているときに、目的があやふやである、立派なことを言っているのに行動が伴っていないと疑問に思われます。
目的に疑問を感じられてしまうのは、その企業だからこそできる体験から逸れた話をしてしまっているときです。
本当に自社で働きたいと思っている学生なのかと疑問に思われて、落選してしまいます。
後は具体的に突っ込んだことを聞かれたときに、ほとんど考えがなく上辺でしか返答できない場合です。
企業について本当はよくわからないのに、周りがインターンをしているからと来ているのではないかと思われます。
行動としてはスーツの着こなし方、敬語、話し方や雰囲気などを見て判断しています。
目的に対する姿勢
目的に対する姿勢が情熱的であれば、その姿勢からやる気も見えます。
そして軸がある目的であれば、その学生が働くイメージもしやすいので採用になる可能性も高まります。
逆に立派な話をしていても、雰囲気が自社にあっていないと思われるとあまりいい印象にはなりません。
話しているとその人の雰囲気が、話し方、話すときのリアクション、言葉遣いに出てきます。
インターンを決めたいと思ったら、まず自分の雰囲気に合うか本当にやりたいと思っている仕事なのかも考え直しましょう。
もしかしたら自己分析をしてみると、他の仕事が合っているという場合もあります。
性格、雰囲気は、インターンの面接を突破する上で重要です。
【インターン】まずは基本情報を理解しよう
インターン参加において目的の書き方を学ぶ際は、事前にチェックすべき基礎知識として、インターンの基本情報を理解しておきましょう。
インターンそのものについて理解を深めておかなければ、十分に準備も進められず、結果として準備不足の状態で選考や当日に臨むことになります。
基本情報として、まず押さえておきたいポイントは、以下のとおりです。
- インターンの時期
- インターンの種類
- インターンの形式
インターンと一口にいっても、時期・種類・形式によって特徴は分かれます。
それによって参加の目的も変わってくるはずなので、目的を適切に設定するためにも、以下からインターンの時期・種類・形式はしっかり見ておきましょう。
インターンの時期
インターン開催の時期は、おおまかに分類すると以下のとおりです。
- 夏
- 秋
- 冬
これらの季節ごとにインターンは開催され、就活準備をより早く進めている学生は、大学3年生の夏からサマーインターンに参加しています。
その後に9月頃から秋インターンが始まり、12月頃からをめどに冬インターンが始まる流れです。
中でも冬インターンは、本選考を直前に控えたタイミングで実施されることが大きな特徴です。
サマーインターンの時期と比べると、多くの就活生が活発に動き出しているため、冬インターンはより参加率が高いことでも知られています。
なお、夏であれば就活準備はまだ始めたばかりの状態であり、目的は「業界研究の一環」などが多い傾向です。
それぞれの時期のインターンについて詳しくは、以下の記事をぜひ参考にしてみてください。
夏:
秋:
冬:
インターンの種類
インターンには日数によっても種類を分けることができ、日数次第でプログラム内容は異なります。
最も短いインターンは1dayインターンであり、説明会のような内容にとどまるケースが多くみられます。
もう少し期間が長くなると数日~数週間の短期インターンがあり、短期インターンではグループワークや仕事体験などが実施されます。
これに対して1か月以上の長期インターンは、社員と同じ形式で仕事に携われることが多いです。
より実践的に業務を経験することで、就活前に社会人スキルを高められることが長期インターンの大きなメリットになります。
そのため、長期インターンは業界・企業研究というよりは、総合的なスキルアップを目的としている人が多いといえます。
体験や勉強をおもな目的に設定したい場合は1day~短期インターンへの参加が望ましいでしょう。
インターンの形式
インターンにはさまざまな形式も見られるため、形式によっても種類を分けることができます。
おもな形式は、以下が挙げられます。
- 就業体験型
- ワークショップ型
- 座談会型
形式によって実施される具体的なプログラムは異なるため、その中で求められる行動なども変わってきます。
就業体験型ではその名の通り、業務の一部を実際に体験することができるため、業界・企業に対してより研究を重ねられます。
ワークショップも同じように体験が可能ですが、就業体験型と比べるとよりイベント色が強くなる傾向で、気軽に参加できるインターンも多いです。
座談会では、質疑応答などを通じた交流中心のインターンになります。
インターン参加の目的を考える際は、形式ごとにどのような学びや経験が得られるかを整理する必要があります。
また、興味のあるインターンの形式やプログラムを先に調べたうえで、目的を設定するアプローチも良いといえます。
その企業に対する志望度の高さ、業界への興味関心度、現在の就活に対する温度感なども考慮しつつ、インターンの形式に合った目標を設定しましょう。
【インターン】企業の開催目的
ここからは、企業がどのような目的・意図でインターンを開催しているのか、詳細を見ていきましょう。
企業側のインターン開催の目的は、以下のとおりです。
- 優秀な学生を確保するため
- ミスマッチを防ぐため
企業にどのような意図があるのか事前に理解しておけば、企業の評価基準などに沿って、インターン中に行動・発言できます。
インターンのうちから企業にプラスの印象を持ってもらうためにも、企業がインターンを開催する目的を整理しておきましょう。
優秀な学生を確保するため
企業がインターンを開催する目的は、優秀な学生を確保したい意図があるからです。
多くの企業はインターンを単純な会社紹介イベントではなく、採用活動の一環だととらえています。
そのため優秀な学生に出会えれば、早期選考に案内するなどの優遇チャンスを設ける場合も少なくありません。
優秀な学生をそのまま放置してしまえば、競合他社に確保されてしまう可能性があり、企業もインターンという貴重なチャンスは重要視しているのです。
現在はどの業界も若い働き手不足に悩まされており、優秀な人材であれば、企業は何としても他社に後れを取らないように確保したいと考えるものです。
だからこそ企業はより早めに選考を行ったりインターンを開催したりして、人材確保の機会をうかがっているのです。
そのためインターン中に良い印象を残せれば、何らかの優遇の機会をもらえる可能性は決して低くありません。
ミスマッチを防ぐため
企業がインターンを開催する目的には、ミスマッチ防止も挙げられます。
インターンを通じて社風や実際に行う業務の内容、一日の流れなどを知ってもらえれば、入社後に「思っていたのと違った」というギャップは生まれにくくなります。
特に数日以上かけて行われるインターンは、時間をかけて業務を体験していくからこそ、自分の適性を判断しやすくなります。
企業も学生の動きをしっかりチェックできるため、向き不向きを評価しやすくなり、ミスマッチ防止につながります。
ミスマッチが起これば、企業にとっては採用・教育コストにロスが生まれ、学生は早期離職に伴ってキャリア形成が遅くなる可能性があります。
つまりミスマッチはどちらにとってもメリットがないため、事前に対策し防げるに越したことはないでしょう。
そのため企業は会社説明会やオープンカンパニー、インターンなどを通じて自社を知ってもらい、ミスマッチを抑えていくのです。
【インターン】書くべき目的を紹介
ではここからは、実際に、インターン参加にあたって書くべき目的をチェックしていきましょう。
「目的を設けるべき理由」や「企業がインターンを開催する目的」などはわかったけれど、実際に目的を書くとなると書き方がわからない…と困っている人は多いでしょう。
そんなときは、まず、以下の目的を参考にしてみてください。
- 業界や企業について理解できる
- スキルを身に着けることができる
- 社員の生の声を聴くことができる
- 人脈が広がる
- 志望動機に説得力をもたせることができる
以上のように書くべき目的が先にわかれば、インターン参加にあたって自分の目的設定がスムーズになります。
では、書くべき目的5つの詳細を見ていきましょう。
業界や企業について理解できる
インターン参加における目的の一つには、業界や企業について理解を深められることが挙げられます。
特にプログラムが業務体験ができるものであれば、企業・業界についてよりリアルな情報をつかむことができます。
事前に事業内容・仕事内容などは理解していても、実際に体験しなければ何がやりがいになるのか、何がきついと感じるのかはわからないものです。
学生は社会人と違って就労経験も少ないため、事前情報のみではいまいちイメージできない人も多いでしょう。
インターンを通じて業界や企業について理解度を高めれば、自分に合った業界・企業であるかどうかを冷静に見極められます。
「思っていたのと違った」と感じることもあれば、「体験前は正直ネガティブな印象もあったが、やってみたら興味がわいた」と感じることもあるでしょう。
向き不向き・適性を自分自身で判断しやすくするためにも、インターンで業界・企業について理解することは重要です。
スキルを身に着けることができる
インターンの目的には、スキルを身に付けられることも挙げられるでしょう。
実際にインターンで就業体験をすれば、その企業で働く際に最低限必要なスキル・能力を身に付けられます。
体験程度のものであれば、確かにスキルを完全に定着させられるわけではありませんが、必要なスキル・知識などがわかることはプラスに働きます。
その企業・業界を志望するうえで、事前にスキルを磨いたり勉強したりすることで、より有利に就活を進められる可能性があります。
また、インターンでスキルを身につける、または必要なスキルについて知る機会があれば自分に足りないものが見えてくるでしょう。
今後習得すべきスキルがわかり、目標設定がしやすくなるため、就職までの道筋がはっきりすることがポイントです。
社員の生の声を聴くことができる
インターンで書くべき目的といえば、社員の生の声を聴けることです。
インターンでは質疑応答や座談会の機会を設けてもらえることがあるため、直接的に、企業や仕事内容について詳しく質問することができます。
就業体験の機会があれば、業務について社員から直接教えてもらえるので、わからないことを質問するチャンスはたくさんあります。
自分で調べて得た情報と、実際に働く社員から聞くリアルな情報には、傾向としてさまざまなギャップがあるものです。
公式ホームページには載っていない内部事情なども詳しく教えてもらえる場合があるため、企業研究の一環として役立つのは間違いないでしょう。
なお、積極的に社員に質問して意欲を見せている学生は、インターン中は評価されやすいといえます。
わからないことや不安なことがある場合は、遠慮せずに質問し、社員との交流の機会を逃さないようにしましょう。
人脈が広がる
インターンの目的には、人脈が広がることも挙げられます。
インターンに参加すれば、その企業で働く社員だけでなく、他大学の学生と交流する機会も持てます。
グループワークの時間が設けられれば、同じグループの学生とは自然と協力しながら行動するため、打ち解ける良い機会になります。
就活はさまざまな情報をつかむことが重要なため、人脈を広げて情報を交換し合うことは、のちに大きく役立つ可能性があります。
そのため、インターンではできるだけ人脈を広げておくに越したことはないでしょう。
知り合った他大学の就活生とは、インターン中は積極的にコミュニケーションを取りたいところです。
より意識の高い学生と知り合れば、刺激を受けてモチベーションアップにつなげる良いきっかけになる場合もあります。
志望動機に説得力をもたせることができる
インターンの目的には、志望動機に説得力を持たせられることもあります。
基本的に就活の本選考のエントリーシート、その後の面接では、採用担当者から志望動機を質問されます。
そこでインターンに参加したことで得られた学び・成長などをアピールできれば、志望動機の説得力が高まるため、選考で有利になる可能性があります。
評価されやすい志望動機が書けるため、採用担当者から良い印象を持たれやすいということです。
志望動機や自己PRなどのアピールは、より説得力を持たせたうえで、志望度の高さを伝えることが重要です。
あらかじめインターンに参加し、積極的に情報収集していることがわかれば、採用担当者には自然と志望度の高さや入社意欲が伝わるでしょう。
他社ではなくその企業でなければならない理由を伝えるうえでも、インターンで得たリアルな情報は役立つ可能性が高いです。
【インターン】目的はPREP法を意識した書き方をしよう
文章を書こうと思っても、どのように書いたらいいのかわからない、どう伝えたらいいのかわからないと思っている方もいるでしょう。
できれば興味を持ってもらい、伝わる文章で書きたいものです。
文章によっては何を言いたいのかわからず、しっかりと覚えてもらえないケースもありそうなってしまっては残念です。
ここでは誰でも簡単に書けるPREP法を紹介します。
PREP法とは
話す相手にわかりやすく伝えられる方法で、どのように伝えたらいいのかわからないという方も、簡単にわかりやすく伝えられるようになります。
この方法を使うと、インターンの目的の書き方だけでなく説明やプレゼンも上手になります。
PREP法は構成自体シンプルで、ただ当てはめて考えていくだけでOKです。
簡単に説得力のある説明ができますので、ぜひこの目的の書き方でも活用してみてください。
文章の苦手な方でも簡単にでき、人事の方にもわかりやすい文章があっという間に作れます。
次の項目でどのように書くのかも、詳しく紹介していきます。
書き方
PREPとは4つの要素の頭文字をとっていて、Pは結論や要点、Rは理由、Eは事例や具体例、Pは与点や結論を繰り返す、という意味になります。
これを上手に使って、自分が伝えたいことを当てはめていけば簡単に文章を作ることが可能です。
結論を始めに言って、さらに最後にも繰り返して言うのがPREPの最大の特徴です。
最初に具体的な話をしてダラダラエピソードを言っても、一体何の話がしたいのか伝わりません。
逆にさらに長いエピソードをよくわからないまま聞いてしまうと、人事の方の頭の中には入ってこないのです。
最初に結論を持ってくることで、話したい内容がわかります。
それを踏まえた上でエピソードも聞けますし、さらに最後に結論でも最初と同じことを繰り返されることで印象に残ります。
効率良く、自分の言いたいことを上手に伝えられるのです。
例文
ここではシンプルな文章を紹介します。
(結論) 私はダイエットしたいです。
(理由) 半年で8キロも太ってしまったからです。
(具体例) 去年着た服は入らず、お腹のでっぱりも気になる。
動きも鈍くなり疲れやすくなった
(結論) だから私はダイエットしたいのです。
簡単に書いてみるとこのような感じです。
応用編もあり、結論を伝えた上で理由は3つありますと分量を明確にし書く方法です。
こちらの方法はホールパート法と言います。
(結論) 旅行へ行くなら仙台がオススメです。
(理由) なぜなら理由は3つ。
①牛タンがおいしい②温泉施設も充実③るーぷる仙台で楽々観光できる
(具体例) ①牛タンがおいしい…なんと厚切りで食べ応えバッチリ
②温泉施設も充実…秋保温泉や作並温泉でゆったりくつろげる
③るーぷる仙台で楽々観光できる…青葉城跡や仙台美術館が見られる
(結論) だから旅行に行くなら仙台がオススメです。
こちらもPREP法のようにもできます。
【インターン】職業別の目的の書き方
ここからはさまざまな職業において、インターンの目的の書き方を具体的に紹介していきます。
どのようにPREP法を使って書いているのか参考にしてみてください。
営業
商品の良さをアピールするために、売り込みに行く仕事になります。
中には精神面が強くないと難しい飛び込み営業もありますし、そこまでつらくない反響営業まであります。
お客様に最終的には商品を購入してもらうことを目的として、どのように良い商品なのかを紹介し売り込む仕事です。
ノルマがある場合もあり、購入や契約数に応じてインセンティブやボーナスが変わる企業も多数あります。
対面営業は多いのですが、最近ではインターネットを活用したWEBでの運営もあり、セミナーやイベントの営業テクニックを学ぶことも必要です。
どの職場もほとんど利益をあげるため、この営業職は存在します。
仕事内容
法人営業、個人営業、新規営業、既存営業、内勤営業など、さまざまなものがあります。
法人営業では、商社や工場などさまざまな企業に自社の商品やサービスをアピールするのですが、もし話がまとまり成約になった場合には大規模な契約となります。
働いている先の企業としても利益が大きく喜ばれます。
個人営業では金融、住宅などが多く、直接1対1などで話し営業を行うため、対人関係も築きやすく営業もしやすいです。
住宅など高額の商品はなかなか即決断できないものではありますが、良さを上手にアピールすると成約につながりやすいです。
新規営業は新しい顧客を獲得しなければならないので、メンタルが強くなりと難しいでしょう。
飛び込み営業の他にはテレアポなどがあります。
PREP法!例文
(P…要点・結論)
どのように営業を行い、アポイントを獲得しているのかコツを学びたくインターンを希望しました。
(R…理由)
アルバイトでデモンストレーターの仕事をして商品を勧めたときに、お客様が私の説明に納得して購入してくれたことにやりがいを感じたからです。
(E…事例・具体例)
私はアイスやジュースのデモンストレーターを任されるケースが多く、売れるように店内に響く大きい声で商品名を言い呼び込みをしました。
お客様が近くまで来たときには、笑顔で試食品を渡し商品の良さをアピールすると、皆その商品の良さと私の頑張りを見て購入してくれる方が多数いました。
1日で300個アイスが売れたときもあり、商品をアピールし伝わる満足感を得られました。
(P…要点・結論を繰り返す)
なので私は、どのように営業を行い、アポイントを獲得しているのかコツを学びたくインターンを希望しました。
エンジニア
技術者や技師という意味合いがあり、工業的な専門的知識を利用する職業です。
数字に強い方や機械が好きで勉強も得意な方に向いています。
サービス、機器製品、システムなど今の時代には必須のものばかりで、エンジニアは必ず世の中に必要な存在です。
理系向けで、システムエンジニア、機械系エンジニア、自動車エンジニア、インフラエンジニアなどがあります。
目指すのであれば、プログラミングやプログラマーなど必要な技術は多数あります。
常に人材不足の職業でもありますので、目指したい方は今がチャンスです。
仕事内容
WEBエンジニアは、WEBアプリケーションを作ったり、設計などを担ったりするエンジニアです。
ゲームを作りもでき、プログラミングの技術は必ず必要です。
プログラミングの機能が正常に作動するかもテストします。
システムエンジニアは、コンピュータの設計をする人で、コンピュータシステムの開発が仕事です。
工業機械や電子精密機械などの専門的なことを行う機械系エンジニアや、何もないところから部品を作る自動車エンジニアまであり多岐にわたります。
PREP法!例文
(P…要点・結論)
エンジニアやデザイナー、ゲームプランナーの仕事を実際に体験してみたいと思いインターンを希望しました。
(R…理由)
ゲームが好きで、今度は皆が喜ぶゲームを開発したいと思ったからです。
(E…事例・具体例)
魅力的なアプリゲームが多く、つい時間を忘れてやってしまいます。
遊んでいるうちに、もっとこんなゲームがあったら楽しいのではないかと考えるようになりました。
学校でもプログラミングの学習をし、プログラムを作る楽しさも感じています。
まだ簡単なものではありますが、自分なりに研究してゲームアプリを自作しています。
ゆくゆくはもっと高度で楽しめるゲームアプリを作りたいと思っています。
(P…要点・結論を繰り返す)
なので私は、エンジニアやデザイナー、ゲームプランナーの仕事を実際に体験してみたいと思いインターンを希望しました。
マーケティング
商品が継続的に売れるように、その仕組みを作る仕事がマーケティングです。
形あるものだけでなく、形のないものも含みます。
まずは商品に対してデータを集めて分析から入り、どのように思われているのかターゲットとなる人たちからアンケートをとります。
そしてどうしたらもっと好んでもらえるのか仮説を立てて、売れるように戦略、立案していくのです。
良い結果が出ていればより良いものへと案を出し、悪い結果の場合は戦略や商品について見直しをしていきます。
そして定期的に繰り返し、チェックしていきます。
仕事内容
ターゲットである皆にいかに喜んでもらえるかを考え、商品を継続的に売る仕組みを工夫して作ります。
どういったものが今人気があり、今後どのようなことをすれば良くなっていくかなどを考えていきます。
仕掛けである広告やイベントなども考え、ターゲットの目に留まり気に入ってもらえるよう宣伝するのです。
近年はWEBマーケティングやデジタルマーケティングが主流で、サイトを利用して自社の商品の宣伝を行ったり、デジタル技術を駆使しSNSなども積極的に活用したりしています。
市場や顧客の分析力や、ターゲットの設定、広告戦略まで行う力や、さまざまな人と関わるのでコミュニケーション能力の高さも求められます。
PREP法!例文
(P…要点・結論)
私は売れる仕組みや作り方の業務をもっと詳しく知りたいので、インターンを希望しました。
(R…理由)
文化祭のときに屋台でどのような食べものを販売するかを決め、フライドポテトやフランクフルトを売り、飛ぶように買ってもらい売れる仕組みを作る楽しさを知ったためです。
(E…事例・具体例)
大人から子供まで喜ぶものを売りたいと思い、他のクラスの屋台に差をつけるため味付けの工夫をしました。
フライドポテトの味もコンソメ、のり塩、ガーリックを準備し、フランクフルトもマスタードやケチャップの他にマヨネーズも用意しました。
他のクラスよりもバラエティ豊かに味をそろえたところ、飛ぶように売れ戦略が成功し売る工夫をする楽しさを学びました。
(P…要点・結論を繰り返す)
なので私は、売れる仕組みや作り方の業務をもっと詳しく知りたいので、インターンを希望しました。
企画
企画の仕事は新しいものを立案して生み出すので、創意工夫ができる人材が適しています。
クライアントや消費者がどのようなものがほしいと思っているのか分析する力も必要ですし、客観的に見ていく必要もあります。
もし皆がほしいと思っているような商品を開発できれば、爆発的なヒットも狙える仕事です。
自社の製品の知識も深く知り、今後のトレンドを予測する力も大切です。
常にアンテナをはって、世間やターゲットとなる人たちが何を求めているのか今後のトレンドを予測する力も持つようにします。
アイデアをまとめてプレゼンする機会もあり、コミュニケーション能力も求められます。
仕事内容
商品企画では会社の商品やサービスを、何もないところから開発します。
他にもすでにある商品を改良し、もっと皆に好まれる商品にします。
1つのアイデアだけでなく、複数のアイデアを出して企画書にまとめ提案も行っていくのです。
どんな風に商品やサービスを売り出すのか販売促進では考え、広報・PRでは新しいサービスを広めていきます。
営業企画では具体的なキャンペーンなどの販売戦略を立てて、ターゲットの目に留まるように販売戦略を考えます。
PREP法!例文
(P…要点・結論)
お客様に喜ばれる商品をどのように開発して売り出しているのか、企画という仕事をもっと知りたくてインターンを希望しました。
(R…理由)
コンビニエンスストアで働いていたときに、売り場作りコンテストがあり工夫したところ、その商品が瞬く間に売れ、やりがいを感じたからです。
(E…事例・具体例)
あるメーカーのチョコレートキャンペーンで売り場作りをし、優秀な店舗は賞金がもらえるという企画があり参加しました。
チョコレートのイメージキャラクターの絵を描き、かわいい文字でPOPを作り、布や飾りも使いながら、オシャレに目立たせました。
それまでそこそこの売れ行きだったチョコレートが、売り場を変えてから瞬く間に売れ、発注も追いつかない状況になり、アイデアを出して販売する魅力を感じました。
(P要点・結論を繰り返す)
なので私は、お客様に喜ばれる商品をどのように開発して売り出しているのか、企画という仕事をもっと知りたくてインターンを希望しました。
ライター
ライターは依頼を受け記事を書く仕事で、雑誌や書籍などに掲載されます。
ただ近年では雑誌などの紙だけでなく、WEBに掲載される文章が多くなっています。
雑誌に掲載される文章では、写真撮影やインタビューを行う必要もありますので、対話能力や写真の撮影能力がないと難しいです。
編集業務を担うこともあるので、専用のソフトスキルも必要です。
会社だけでなく、フリーになり在宅で仕事を行え、場所を選ばず仕事ができます。
仕事内容
何のために誰に向けて書くのか、目的やターゲットを決め、コンセプトに基づいて文章を書いていきます。
クライアントがどのような記事を求めているのか見極め、文章にしていきます。
WEBライティングの場合は、文字数や構成にしたがって文章を考えていき、クライアントに納品しOKが出たら完成です。
雑誌ではクライアントから依頼がきたら、スケジュールに合わせて取材を行い、要望などにも応えながら執筆をしていきます。
PREP法!例文
(P…要点・結論)
WEBライティングのコツやディレクターについて学び、起業ノウハウを身につけたくインターンを希望しました。
(R…理由)
将来自分の書く文章で見てくれた人に勇気を与え、誰かの役に立ちたいと思ったからです。
(E…事例・具体例)
中学校のときに別の学校から転校してきた友人が急に学校に来なくなり、登校拒否になってしまったのですが、クラスになじめず疲れてしまったようでした。
私は少し話したことがあり心配で家に行くと「今は誰にも会いたくない」ということだったので、後日「私は味方だしずっと一緒にいるからいつでも学校に来てね」と手紙を書きました。
その後友人は来てくれるようになり、私の書いた手紙がきっかけで学校に来られるようになったと教えてくれました。
文章は人の心を大きく動かす力があるのだと感じ、この頃から文章で役に立てる仕事に就きたいと考えるようになりました。
(P要点・結論を繰り返す)
なので私は、WEBライティングのコツやディレクターについて学び、起業ノウハウを身につけたくインターンを希望しました。
【インターン】まとめ
PRET法を使うだけで、インパクトのある結論を始めに持ってくれるので何が目的なのかすぐにわかります。
そしてなぜ思ったのか後から理由やどんな事例があったのか書けますので、考えも伝えられます。
自分自身も書きやすく、人事の方にもわかりやすい文章となり一石二鳥です。
ぜひPRET法を使ってみてくださいね。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート