企業選びの軸の答え方|例文13個と考え方や構成についても紹介

企業選びの軸の答え方|例文13個と考え方や構成についても紹介

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はじめに

「就活のために企業選びの軸について学びたいな」 「企業選びの軸ってどんなことに気をつければ良いんだろう」 「自分の強みや弱みと向き合うってどうすれば良いのか、企業にどうアピールすれば良いのか知りたい」 現在就活や転職中の方はもちろん、これから大学選びに力を入れたい学生にとっても、企業選びの軸について一度しっかりと学びたい方は多いのではないでしょうか。

本記事では、企業選びの軸が定まっていないことによるデメリットや、どのようにして企業選びの軸を作っていくのかなど幅広く掲載しています。

この記事を読むことで、将来のビジョンを見据えた企業選びの軸を選べるでしょう。

面接の際に使える例文もあり実践的な内容も学べるため、今自分の未来について悩んでいる方はチェックしてみてください。

企業選びの軸とは何か

まず、企業選びの軸とは何でしょうか。

ここを理解していないと、なぜ最初に考えることが大事なのかがわからずに曖昧な答えができてしまうでしょう。

企業選びの軸を考えることは、自分という人間と向き合うことでもあります。

自分は何が得意で何が苦手なのか、企業に求めるものは何なのか、自分が働く上で譲れないものは何かなど、考えることは山ほどあります。

ひとつひとつじっくり考えながら自分にとっての理想の企業や働き方を見つけていくのです。

軸が定まっていないとどうなる?

就活の軸はどのような方針や方向性で就活を行うのか、何に重点を置いて就活を進めていくのかの基準となるものです。

基本的な軸が決まらないと、業界選びにも企業選びにも職種選びにも迷いやブレが生じ、スムーズな活動を進めていくことができません。

特に企業を選ぶ上での軸が定まっていないと、なかなか選考が通らない、内定が貰えないなど、就活がうまくいかない原因になります。

志望する業界や職種が決まったとしても、企業選びで多くの方が悩みます。

なぜなら、同じ業界で同じ職種に就ける企業は数えきれないほどあるからです。

その中から、内定を得られたら就職しても良い企業を選び出していく基準となるのが、企業選びの軸です。

入社後のミスマッチになる

企業選びの軸を決めずに、大手だから、知名度が高い企業だから、とりあえず保険でと企業を選んでいくとどうなるでしょうか。

仮に内定を貰えたとしても、入社後にこんなはずではなかったと思うケースは少なくありません。

就活の軸とは、自分が将来どうなりたいのかを考えることや企業に対して求めることを決めるものです。

自分の目指す将来ビジョンを達成するには、どんな企業が良いのかを事前に考えるのに役立ちます。

軸があれば、自分が将来なりたい姿を目指せる環境が整っている企業を見つけることができます。

ですが、就活の軸がないと、なんとなく企業を選んでしまい、何だか自分には合っていないと入社後にミスマッチが起こるのです。

就活が長期戦になる

企業選びの軸を定めていないと、選ぶ企業にも揺らぎが出て、一つ一つの企業の対策に時間がかかるのも難点です。

エントリーした企業ごとにエントリーシートの内容を考え、面接を受けるわけですが、そのたびに、どんな自己PRを書こうか、志望動機はどう伝えれば良いだろうと悩むことになります。

ある企業では成長したいと主張し、ある企業ではやりがいを主張し、ある企業では働きやすさを主張するなど、自分の主張がバラバラになっていくのです。

企業ごとに内容を変えることは必要ですが、自分の主張がバラバラになるのは将来どうしたいのか明確になっていない証拠です。

結果として、エントリーシートを1社に書くだけでも長い時間がかかるなど、就活が非効率になります。

就活に一貫性がなくなる

企業選びの軸を持っている人は、いかに有名な企業や人気の企業、成長企業であったとしても、自分の軸に合っていないと考えれば、選ぶことはありません。

これに対して、軸が定まっていない人は知名度や待遇などだけで選んでしまうことや面白そうな仕事を見つけるとすぐに飛びついてしまい、就活の一貫性がなくなってしまいます。

興味があった業界ややりたいと思っていた職種も忘れて、業界を超えて企業にエントリーする方や志望職種もバラバラになる方もいるかもしれません。

自分は人前で話すのは苦手だから事務職にしようと考えていた方が、話題性の高い業界で高収入の営業職を見つけて、やればできるかもなんて応募してしまうケースもあります。

ですが、入社後にミスマッチを起こし、すぐに離職することになりかねないため注意が必要です。

「企業選びの軸」を聞かれても答えられない

学生との入社後のミスマッチを防ぐために、企業が就活生に直接的に「就活の軸」を聞く場合もあります。

ES提出時に選択肢を選んだり、面接時に聞かれたりと、「企業選びの軸」は様々なところで聞かれる質問なのです。

仮に選択肢を選ぶだけだったとしても、その後の面接で選択肢を選んだ理由を答えられるようにしておくことが大切です。

企業の人事担当者は、あなたが就活に自分なりの軸をもって取り組めているのかをしっかりと見ています。

企業が企業選びの軸について質問する意味

まずは、企業が企業選びの軸について質問する意味を理解しましょう。

これを理解しておくだけでも企業が知りたい情報に対して適切に回答することができます。

それだけでも印象は良くなるでしょう。

では、ぞれぞれ見ていきます。

長く働いてくれそうか確かめている

企業にとって、時間を割いて面接をした人材には長く働いてほしいものです。

長く働いてくれる社員は、そのジャンルの知識や技術が身につき、頼れる存在になります。

さらに、その会社のルールや社風に対する理解も蓄積されていくため、ともに働きやすく重宝する人材なのです。

そのため、面接などで企業選びの軸について聞くことは、相手と企業が求めるところが一致しているのかを確認したいという意図があります。

自社の価値観と合うか確かめている

企業の価値観とマッチしているかも大事なポイントです。

もし、価値観が大幅にずれてしまっている場合その企業で働くのが辛くなっていく可能性があるからです。

早期退職になる可能性もあります。

ただ価値観というのは、良い悪いがはっきり区別ができません。

あくまでも相性の問題なのです。

企業が大事にしているものと、ある程度合致するかどうかを見極めたいという企業側の心理があるでしょう。

軸を作る際の考え方

企業選びを始める際に、はじめにどのような企業を選べば良いかという基準の軸を作ることが大切です。

では、どのような基準を持って企業選びの軸を作れば良いのでしょうか?

今回は自分自身のことを深堀していく中で出てくる3つのポイントから企業選びの軸を考えていきます。

今の自分自身や未来の自分自身のことを考える良い機会ですので、この際に自己分析を徹底して行いましょう。

そして、どのような方向の企業に就職するのを目指すのか、具体的な方向性を最初に決めましょう。

できることから考える

まず、手っ取り早い軸の決め方が「今現在、あなたができることから考える」ということです。

たとえば、料理のスキルが一般的な人よりある場合は、料理系の会社や食品を扱う会社を目指し、パソコンのスキルが一般的な人よりあればエンジニアを目指します。

何をやりたいかというより、何ができてそのスキルを最大限活かせる企業は何かという点で考えていきます。

この考え方では良い企業がすんなり見つかるかもしれませんが、興味のない企業でも自分のスキルがあるゆえに第一候補になってしまうかもしれません。

ですので、スキルを重視しながらも自分自身の気持ちも考えながら、バランスを取って軸を考える必要があるでしょう。

やりたいことが最初の段階で見つからない場合は、まずできることから考えるのでも良いかもしれません。

やりたいことから考える

次に、単純に「あなた自身が現在やりたいことから考える」ということです。

こちらはとてもシンプルで、今現在あなたがやりたいことを考えて、実際にそのやりたいことができる企業はどこかを探していきましょう。

ですが、シンプルがゆえになかなか思うようにやりたいことができる企業が見つからないことも多いです。

もし良さそうな企業を見つけたとしても、より慎重にその会社のことを調べる必要があります。

なぜかというと、やりたいことから考える場合は自然とその企業に対して、「理想的な会社を見つけた」という錯覚に陥ってしまうからです。

ですが、下調べが十分でなければ、就職後に理想と現実のギャップに耐えられなくなり、すぐに退職してしまう方も少なくありません。

なので、この考え方で軸を決めたならば、その軸に沿って見つけた企業はより慎重に調べるようにしましょう。

なりたい姿から考える

最後にご紹介する考え方は、「将来どのような姿の自分になりたいか、という点から考える」ことです。

今までのできることややりたいこととは違い、現在の自分自身の意思ではなく未来の自分自身の成長ビジョンを考えながら、その中で軸を決めていく必要があります。

未来のビジョンといっても抽象的なイメージしか浮かんでこないかもしれませんが、簡単に言うと「どんな大人になりたいか」という部分を軸に考えても良いでしょう。

たとえば、「困っている人に対して、手を差し伸べるような立派な大人になりたい。」と思うならば、何か悩みを解決させられるような専門的知識がいる職業を目指すことも一つの軸です。

自分の想像する理想像とは何かを考え、そこにたどり着くためにはどのようなことをするのが良いか、連想ゲームのような形式で考えてみるとわかりやすいかもしれません。

この考え方は高い理想を目標とすることになり、挫折してしまう人も多いですが、信念を持って進めば必ず良い方向へと進むでしょう。

自分史を作成して人生を振り返る

自分史を作成してみるのも良いかもしれません。

あなたは今まで様々な困難や出来事を乗り越えてきたことでしょう。

それを振り返り、時系列にしてまとめてみましょう。

そうすることで、自分にとって苦手なことや得意なことがわかります。

また、大事にしたいことや自分のキャパシティーが見えてくるかもしれません。

人事に刺さる軸の作り方

大手企業から中小企業、外資系やベンチャー企業など無数に企業があるなかで、どの企業に就職したいのか、どの企業にエントリーをするのかを決めるには、企業選びの軸を作る必要があります。

大手で人気のある企業だからといって自分に合うとは限らないですし、やりたいことを実現できる企業ではないかもしれません。

企業選びの軸を考えるうえでは、自分が就職して何をしたいのか、何を目指したいのか、具体的に将来のビジョンを描いて決めることが大切です。

就活は内定を得ることがゴールなのではなく、就職後にどのようなキャリアを描いていくかが重要です。

そのためには企業選びを誤らないよう、しっかりと軸を決めて臨みましょう。

どうすれば自分に適した企業選びの軸が作れるのか迷われている方に向けて、軸の作り方をご紹介します。

自己分析から見つける

自分に合った企業を選ぶためには、自分のことを知ることが必要です。

志望する業界や職種、やりたい仕事がまだ見つかっていない方は、自分の過去の経験や興味をもっていることを書きだしてみましょう。

時系列に沿って経験してきたことを書きだすとともに、感情の波を描いてみるのがおすすめです。

興味をもって楽しく取り組めることや集中できることもあれば、自分には合わず二度とやりたくないことなど、感情の波を描くことで視覚化できます。

この分析により、自分が得意な分野や興味がもてる事柄、相性が悪い事柄がわかり、企業選びの1つの軸が作れます。

既に業界や職種、やりたい仕事や興味のある企業が決まっている方は、自分の性格を分析してみましょう。自分に相性のいい企業の社風や仕事のスタイルなどが見えてきます。

企業や業界を比較する

企業や業界選びで迷っている方は、それぞれの特徴を理解するとともにメリットやデメリットなどを比較してみましょう。 さらに、その業界や企業に自分が就職したときに、どんな将来をイメージできるのか、想像してみることも大切です。

たとえば、食べることが好きで食にかかわる仕事をしたい場合、食品メーカーや飲料メーカーをはじめ、飲食業やコンビニ本部での商品開発、グルメ雑誌の編集・出版や飲食店の評価サイトを運営する企業など、業界をまたいだ選択肢があります。

どの業界やどんな企業なら、自分の強みを発揮できるのか、自分らしいやりがいのある仕事ができるのか、将来その業界や企業で活躍している姿をイメージできるかどうかから軸選びをするのも1つの方法です。

学校の先輩に聞く

業界や志望職種などは定まっており、企業選びで迷っている場合には、既に就活を終え、就職している学校の先輩にどのように軸を作成したかを聞いてみるのも参考になります。

ゼミの先輩は同じ研究をしたり、興味ある分野が似ていたり、自分が志望する業界や職種への就職を決めている方も多いのではないでしょうか。

自分が目指している方向に進んだ先輩とコンタクトをとり、企業を選ぶ際にどのように軸を決めたのか、具体的なアドバイスをもらいましょう。

たとえば、マスコミ志望といってもテレビ局や新聞社、ラジオ放送と多岐にわたりますし、テレビ局にも民放キー局や公共放送、地方テレビなどがあり多彩です。

どのように軸をもってエントリーする企業を選んだのか、先輩なりの方法を教えてもらうと、ヒントが生まれます。

OBOG訪問をしてみる

既にいくつかの企業が絞り込めている人は、実際に就職しているOB・OGを訪問し、どのように軸を設定してその企業を選ぶに至ったのか、就職して満足しているかどうかの話を聞くのもおすすめです。

たとえば、より自分がやりたいことを実現できそうなのは中小企業だけれど、収入面で考えると同業の大手企業と迷っているといったケースなどです。

実際にそれぞれのOB・OGとコンタクトをとり、企業の実情や仕事への満足度などを教えてもらうとともに、どのような軸で選ぶに至ったのか、軸を作成するにあたって何をしたかアドバイスをもらいましょう。

キャリアアドバイザーに相談する

自己分析をしても企業どころか業界もやりたい仕事も見えてこない方や、軸が作れず、業界や企業を絞り込めずに悩んでいる方は、多くの就活生をサポートしてきたプロであるキャリアアドバイザーに相談するのも1つの方法です。

就活市場のキャリアアドバイザーは、1人1人の就活をあなたの目標や適正に合わせて内定までコミットしてくれます。

「就活の軸なんて、まったく定まっていない」という就活生であっても、企業選びの軸を考えるところからサポートしてくれます。

就活生では調べることが難しい、企業の社内事情や裏側まで熟知しているため、自己分析に基づいてあなたの性格などを把握してあなたに合った就活の進め方を提案してくれます。

まずは、自分が今抱えている悩みを相談してみましょう。

企業選びの軸を伝える際の構成

人事に刺さる企業選びの軸を伝える際の構成は、「結論→理由→企業とマッチしている部分→結論」の順で述べることです。

最初に結論を述べ、就活の軸は何かを明らかにします。

次に、なぜ、それが軸なのかの理由を述べます。

面接を受けている企業と、自分が決めた就活の軸のマッチしている部分を具体的に伝え、なぜ、その企業を志望したのかを具体的に伝えましょう。

最後に結論で締めます。

各構成について詳しく見ていきましょう。

結論

面接で問いに答える際は、常に問いへの結論からスタートしましょう。

これによって、答えがダイレクトに伝わり、不明確になることが避けられます。

結論から先に述べることで、その後に続く話の内容も伝わりやすくなり、興味を持って聞いてもらえるのもメリットです。

就活の軸を尋ねられた際の結論は、あなたの就活の軸は何かを簡潔に述べることです。

「私の就活の軸は〇〇です。」の一文で問題ありません。

詳しい説明は、その後に続けます。

ですから、冒頭から理由を述べることや経験談から入るなど前置きを置くのはやめましょう。

就活の軸は企業選びをするうえで、とても重要な要素ですので、簡潔かつ自信を持って述べるようにします。

理由

次に、自分がそれを就活の軸に選んだのはなぜか、理由を述べましょう。

就活の軸だと考えたエピソードなど、過去の経験談などを具体的に伝えると説得力が増します。

エピソードがないと、なんとなくそう思ったとか、単なる理想論に終わってしまうことも少なくありません。

これから長く仕事をしていくうえで、どんな企業でどんな仕事をしたいのか、どんな風に自分を成長させていくのかのカギを握るのが就活の軸です。

長い職業人生を送るうえでの大切なポイントになりますので、それを就活の軸に選んだ理由を、わかりやすく述べられるようにしましょう。

企業とマッチしている部分

就活の軸を明確にし、なぜ、それを選んだのかの理由を述べても、現在面接を受けている企業と就活の軸がマッチしていないと、なぜ、うちの会社を選んだのか、疑問に思われてしまいます。

就活の軸がズレているのか、それとも、その企業をいい加減に選んだ、もしくは、本命ではないと思われかねません。

そのため、理由を述べた後には、その企業と就活の軸がマッチしている部分を具体的に述べます。

企業のこういう面を見て、自分の就活の軸と合っていると思った、この企業なら、自分の将来ビジョンを実現できると考えたなど、具体的に伝えましょう。

自分が就職したい企業の判断基準として選んだ就活の軸と、企業がマッチしていなければ、就職してもうまく行かない可能性があります。

ミスマッチでないことを伝えることが、ポイントです。

結論

最後に結論を述べます。

ここでの結論は、ここまでの話のまとめとなる、締めのアピールです。

自分が選んだ就活の軸と、その企業がいかにマッチしているかを、今一度振り返り、就職できた暁には、このように活躍したい、貢献したいと伝えてください。

就職後に、どのように就活の軸の実現をしていくのかをアピールすれば良いのです。

面接での質疑応答は、単純に質問に答えるだけでなく、自分を採用することで、いかに会社にメリットが生まれるかの売り込みの場です。

就活の軸とブレのない、その企業で活躍できる自分を売り込みましょう。

「結論→理由→企業とマッチしている部分→結論」の構成で伝えることで、上手なアピールにつながります。

「企業選びの軸は何ですか?」に対する答え方の例文13選

企業選びの軸は、ご自身が企業を選ぶ際の基準となり、スムーズで効率の良い就活に役立つだけでなく、企業側でも関心を持っていることが少なくありません。

そのため、企業によっては「企業選びの軸はなんですか?」と質問してくることもあります。

どんな基準で自社を選んだのかがわかるとともに、他にどんな企業にエントリーしているかを推測することができ、入社意欲の高さを計る指標にもなるからです。

とはいえ、企業選びの軸と言われても思いつかないという方のために、代表的な企業選びの軸を例文でご紹介します。

1:自己成長

私の企業選びの軸は、成長できる環境が整っているかです。 なぜなら、仕事を通じて自分自身を成長させたいからです。 私は学生時代に海外ボランティアを経験しました。 言葉も通じず、文化も違う途上国で十分な設備もない状況でしたが、便利な日本から何もない場に身を置くことで、これまでなかった知恵や力が出てくるものだと知りました。 やったこともない水道工事も現地の方との協力で行うことができ、水道を引くことができたのです。 この経験から私は困難な状況に自ら飛び込むことで、潜在能力を発揮し、自分を成長することが重要だと気づきました。 そのため、企業選びの軸は自己成長に重点を置いています。

2:やりがい

私の企業選びの軸は、やりがいを持てる仕事であることです。 なぜなら、やりがいがないとモチベーションが高まらず、良い仕事ができないと考えるためです。 私は学生時代、学童のスタッフをしていました。 親の帰りが遅い子供たちはどこか寂しそうなのですが、一緒に勉強し、遊んでいくうちに笑顔が輝いていくことにやりがいを感じました。 有償ボランティアでアルバイトをしたほうが稼げたのですが、子供たちの笑顔がやりがいになって大学時代3年間続けてきたのです。 この経験から私はやりがいを持てる仕事なら、状況や待遇を問わず、続けられることがわかりました。 このことから、企業選びの軸はやりがいが持てる仕事ができるかを重視しています。

3:給与

私の企業選びの軸は、収入です。 なぜなら、実家が老朽化しており、35歳までには二世帯住宅を建てたいと考えているからです。 私は学生時代、コールセンターで営業電話をかけるアルバイトをしていました。 時給は低いのですが、契約成果に応じて実績給が出ます。 最初の2ヶ月ほどは週に3日計9時間のアルバイトで月収3万円ほどでしたが、契約が取れるようになってからは5万円、6万円とアップしたのです。 自分なりにトークを研究し、声のトーンや相手に合わせた話し方も工夫しました。 この経験から、私は高い収入という目標があると力を発揮できると気づきました。 このことから、企業選びの軸は自分の努力と成果に応じた収入が得られる環境があるかを重視しています。

4:プライベート

私の企業選びの軸は、ワークライフバランスが図れるかです。 なぜなら、高校時代から障がい者福祉のボランティアをしており、就職後も続けていきたいと思っているからです。 現在は土日に活動していますが、就職後も週に1回は取り組みたいと考えています。 障がい者と関わっていると、これはできないだろうと決めつけていたことが、実際には私よりうまくできることもあり、先入観にとらわれると可能性が閉ざされることを学びました。 この経験を通じて先入観にとらわれず、チャレンジして効率的に仕事を進め、プライベートの時間を確保できるよう努力したいと考えています。 このことから、企業選びの軸はプライベートも充実できることとしました。

5:社会貢献

私の企業選びの軸は、社会貢献を果たしているかです。 なぜなら、環境問題に深い関心を持っており、地球温暖化防止に役立つ仕事をしたいと考えているからです。 学生時代、コーヒーショップでアルバイトをしていましたが、持ち帰り用のプラスチックカップを何度も利用できるタンブラーにしてはと店長に提案し、オリジナルタンブラーのデザインも担当させていただきました。 タンブラーの売れ行きが好評で最初に用意した100個が1週間で売り切れた上、タンブラー利用者の来店により、テイクアウトのお客様の8割がリピーターであることがわかるメリットが生まれました。 この経験をもとに、どんな仕事でも何か地球温暖化防止につながる方法はないか考えて、提案と実践を図りたいです。 このことから、企業選びの軸は地球温暖化防止を中心とした社会貢献に積極的に取り組んでいることとしました。

6:社風

私の企業選びの軸は、社風です。 なぜなら私は、環境によって自分の力の出し方が変わると感じているからです。 大学時代、人気のサークルに勧誘されて入ったことがありますが、60人あまりいて、まとまりがなく、方向性がバラバラで何を決めるにも時間がかかりました。 結局、すぐに辞めてしまい20人規模の小さなサークルに加入しました。 それぞれ主張があり、議論は活発に交わされるのですが、お互いを尊重し合う雰囲気があり、いざ多数決で決まれば、反対していた人も協力する環境が整っていたのです。 この経験から、何かを成し遂げるには雰囲気や人との関係性が重要だと感じました。 そのため、企業選びの軸として社風を重視しています。

7:人

企業選びの軸は「人」です。 まず、仕事をしていく中で一番大切な部分が「人」であると私は考えています。 なぜかというと、仕事をする中で他人と接しない状況はどのような職場でもほとんどなく、逆に言えば、ほとんど他人と接するがゆえに、人間関係を疎かにすることは仕事ができないのと同じだと思うからです。 どのような仕事も絶対一人ではできません。 今まで先人たちがその仕事をどのように進めてきたか、それらを先輩に教えてもらわなければ、何のスキルも身につけることはできません。 ですので、どんな職業についても、一人では仕事をすることは困難だと私は思います。 また、それ以前に、ほかの人と仕事をすると楽しさや効率も2倍となり、お互い切磋琢磨しながら高め合っていけるので、メリットのほうが単純に多いと思うからです。 もし相手の方が自分より優れていたとしても、その優れている点を見習い、吸収しながら成長することもできるでしょう。 ですので、企業選びは人を基準として考えていきたいと思っております。

8:仕事のスケール

企業選びの軸は「仕事のスケール」です。 なぜ軸が仕事のスケールかというと、スケールの大きい仕事程様々なリターンも大きく、その仕事をやってて良かったと思えるような仕事に出会えると思うからです。 たとえば、商品開発の部署に就職し、自分自身が考えた商品が商品化され世の中に広まっていけば、それだけでやりがいはものすごく大きいです。 そのように世の中の人たちが好んで使ってくれたり食べてくれたりできる商品を開発できれば、単純に嬉しくなり仕事もモチベーションも上がるでしょう。 そして、そのようなスケールの大きい仕事は一人でできることは限られてきますが、グループで力を合わせれば様々な方の知恵を集約させて、より高みを目指して進めると考えています。 ですので、目標を高い位置に常に設定して仕事をできる環境に身を置けるかどうかが、企業選びの大切な軸になると思っております。

9:グローバル

企業選びの軸は「グローバルかどうか」です。 なぜかというと、日本の企業の技術力をもっと世界に発信していく必要があると感じており、その広める役に自分自身がなりたいと思っているからです。 このような思いを抱いた背景として、私が海外に留学した時に感じた部分が大きく関係しています。 自動車業界をはじめ、日本の技術力は世界的に見てもトップクラスであり、世界の技術者に対してまったく負けていないと留学する前は思っていました。 ですが、いざ留学してみると、日本製の車を乗っている方はいますが、海外製の車を好んで乗る方も多くいて、思ったより浸透していないように思えたのです。 そして、あらゆる電子部品が中国製のものを使用しており、同じアジアの国として負けていると素直に感じた瞬間でした。 このように、実際に肌身で現地の日本の位置付けの低さを感じ、「これから私自身にできることはないか」と考え出したことが、グローバルを軸にするきっかけとなりました。 ですので、この軸をしっかり持って、この先の就職活動も真摯に取り組んでいきたいです。

10:やりたいこと

企業選びの軸は「やりたいこと」です。 なぜかというと、やりたいことを軸として考えれば、その道中の出来事も先の糧になると思ってポジティブに捉え、より成長した自分になれると思うからです。 その中でも、自分自身の将来やりたいことは、マーケティング職に就くことです。 長期のインターシップでマーケティングの職業を経験させていただき、職業自体に興味は持ったものの、自分自身のスキルや知識はまったく足りないと感じました。 そんな中で、まず現場を知りながら成長できる営業の仕事がしたいと思うようになり、そこで御社に惹かれたのです。 御社では自分自身でクライアントの獲得を行い、獲得してからのフォロー体制も自分自身で行うことができるため、一通りの流れを業務の中で通貫して経験できることが魅力に感じました。 これらの業務の中で将来マーケティング業界で成功するためのスキルも身につけることができると確信し、御社へ入社することを希望いたしました。

11:福利厚生

企業選びの軸は「福利厚生」です。 なぜかというと、最近親が病気になってしまったことで、どのように支えれば良いか考え出したことが関係しています。 就職活動をして無事就職できた後に、親の容体がひどくなった場合に、福利厚生が手厚い職場でないと親の面倒を見られないのではないかと不安に思ったからです。 そのような状況の中でも仕事は頑張っていきたいですが、どうしても自分自身が親の面倒を見なければいけないのも事実で、今まで育ててもらった恩返しも込めて面倒を見たいと思っております。 そのためにも、何かあった場合などに定時で帰れることや早退に対しても柔軟に対応していただける職場が一番好ましいです。 また、できるだけ家から近い職場であることも大切な条件だと思っております。 そして、そのような職場で働かせていただく際には、定時や早退で帰宅させていただいてもほかの方へ迷惑をかけないように、人より多くの仕事をこなせるように努力していきたいです。 また、努力の中でスキルも磨きながら、一社会人として成長していきたいと思っております。

12:自分の能力を活かすこと

企業選びの軸は「自分の能力を活かすこと」です。 なぜかというと、自分の能力を活かすことで今までの自分を肯定できると思うからです。 私は以前、何か自分の自信となるものが欲しいと考え以前から興味のあった英語を勉強し始めました。 最初は新しいことが刺激になり面白いと思って頑張っていましたが、なかなか上達せずにこのまま続けていても無駄なのではと思うようになりました。 しかし、もう少しだけと日々自分のもう少しを更新していき、今では御社へのエントリーまで進めるようになりました。 自分の能力を活かすという軸で頑張ることであの時諦めなった自分を肯定することができます。 そのことが自信となり、モチベーション高く働き続けられると考えています。

13:ものづくり

企業選びの軸は「ものづくり」です。 私は恥ずかしながら30代になってから本格的に料理を始めました。 夏に友人とBBQをすることになり、一人一品料理を振る舞うことになったことがきっかけでした。 料理は手順を考えたり、ときには周りに指示をだしたり、リーダーシップも求められます。 その時は2歳の子がおり、8月でとても暑く、味付けもさっぱりしたものを心がけました。 ここで学んだことは、ものづくりは自分だけが満足するだけではだめだということです。 相手の健康や状況を考えものづくりをし、まわりの動きも見ていなければいけません。 私にとって初めてのものづくりは料理でした。 しかし、このことをきっかけにものづくりに興味をもち今では欠かせないものになりました。

NG例文

企業選びの軸を問われた時の回答として、どのような内容だとNGになるのでしょうか。

NG例文として気をつけたいのは、主体性のない軸と自己分析の足りない軸です。

主体性のない軸と言われても、ピンとこない方のために詳しく紹介していきます。

このような軸になっていた時には、主体性のある軸を検討し直しましょう。

また、自己分析が足りない軸もいけません。

自己分析が足りていないと気づいたら、今一度自己分析をやり直して深堀りしましょう。

主体性のない軸

企業選びの軸としてNGな例の一つが、主体性のない軸です。

主体性がないというのは、その企業で仕事をしたい動機とはずれている補足的な要素であることや従属的な要素を軸にすることを意味します。 主体性の対義語は受動性や従属性です。

以下のような点を企業選びの軸にしていませんか。

たとえば、福利厚生が充実しているかどうかで選ぶ、ワーク&バランスが整っている企業かどうかで選ぶなど、プライベートを重視しているという軸は主体的ではありません。

企業に用意されたものを享受する形になっており、積極的にその企業で仕事をしたいという軸にはならないからです。

point

主体性のない軸はどんな点がNGなのでしょうか。

まず、福利厚生を軸として挙げると、どのような印象を与えるかよく考えてみましょう。

福利厚生といったものは、企業が従業員に対して働きやすいように用意するものであり、それが目的で入社するようでは企業の目的と逆転してしまいます。

企業からしても、福利厚生が軸で志望したという場合、メインである業務との関連性が薄く、社後にミスマッチが起きてすぐに辞めてしまうかもしれない、モチベーションが高まらず、成果があげられないかもと評価が行われやすくなります。

福利厚生重視を企業選びの軸にするという場合、突き詰めれば、業界も業種も職種も問わないということです。 福利厚生さえ良ければ良く、企業の内容や仕事をメインにしないのはNGです。

自己分析の足りない軸

企業選びの軸としてNGな例の2つ目は、自己分析の足りない軸です。

自己分析をしっかり行わないまま、なんとなく、こんな企業に入りたい、こんな企業が良いに違いないと軸を据えていませんか。

たとえば、「私の企業選びの軸は裁量権のある職場か否かです。」

「その理由は、野球部でのキャプテンとして部員を統率して優勝したからで、この経験からチームプレーの素晴らしさを学んだためです。」といったアピールをした場合、どういう印象を与えるでしょうか。

チームプレーの素晴らしさを学んだのに、自分が部員を統率したことがアピールされ、裁量権を軸に選ぶとなると、自分勝手に仕事をしたいと思われかねません。

つまり、チームの和を乱す方向に考えられ、アピール内容の中で矛盾が生じているNG例文です。

point

面接において自己分析の足りない軸でアピールをすると、どうなるでしょうか。

客観的にエピソードを聞くと矛盾している、もっと別のアピール方法があるようなアピールと感じられ、企業は深堀りするための質問をしてきます。

その質問に答えられなければ、やはり自己分析が足りないのだと判断されてしまいます。

自己分析もできず、何をしたいのか明確になっていない人と、企業にマイナスイメージを持たれかねません。

内容的に矛盾が生じることやアピール後に深堀り質問をされて回答に窮することがないよう、自己分析はしっかりと行いましょう。

福利厚生や給与など待遇面のみの軸

福利厚生や給料はもちろんとても大事な軸です。

しかし、そのことだけを全面にアピールしてしまうと、企業に良いイメージを抱いてもらえません。

企業としては、待遇面が目当てなのかと思う場合もあるということです。

どういうことなのか、具体的に見ていきましょう。

point

福利厚生や給料など待遇のみを前面に出してしまうと、待遇さえよければそれでいいのかという印象が強くなってしまいます。

会社というのは浮き沈みがあるものです。

業績が悪い時もあれば良い時もあります。

もし、会社が逆向に立たされた時、この人は協力してくれるのかと半信半疑になられてもおかしくはないということです。

誤解されないように、その他の理由もしっかりと組み込みましょう。

興味のある仕事という趣旨が軸

自分の興味のある仕事ができれば、毎日出社するのが少し楽になるかもしれません。

しかし、興味のある仕事という趣旨が軸になってしまうと、真剣に就活を行っていないのではないかという印象を与える可能性があります。

学生の頃のアルバイトなら、興味のある仕事をたくさん経験して視野を広げるのも良いでしょう。

ただ社会人となるとそれだけではなく、興味がそれほど無い仕事でもうまく立ち振る舞い、成果を上げられるのかという点も求められるのです。

point

興味のある仕事を軸にしてアピールするとどうなるでしょうか。

まず、すぐに悪い印象になることは無いでしょう。

企業からしてみても、仕事内容に興味を持ってくれた時点でむしろ好印象かもしれません。

しかし、このことだけを主張し過ぎてはいけません。

なぜなら、興味のある仕事だけを選ばれてしまったり、飽きてしまった場合辞められてしまうのではないかという不安要素を与えるためです。

自分をアピールするために、興味のある仕事というのを伝えることは間違っていません。

ただ、それだけにならないようにしましょう。

たとえば、興味のある仕事からつながる新しい仕事を覚えたいなど、意欲を伝えることが大切です。

企業選びの軸の作り方

企業選びの軸を決めたら、どうやって軸にマッチする企業を選べば良いか考える必要があります。

軸が決まっても、数えきれないほどある企業の中から、軸に合う企業を選び出すのは意外に大変です。

そこで、企業選びの軸にマッチする企業を選ぶ際に、どの点を重視してリサーチすれば良いのか、照らし合わせる方法をご紹介します。

この軸にはこの点を特に重視して確認する、まずはその点を確認してクリアできたら、それ以外の部分を比較検討して選ぶようにすれば、より自分の軸に合った企業選びができるようになります。

以下の組み合わせを参考に、効率的で満足のいく企業選びを行いましょう。

自己成長×志望企業の働く環境

企業選びの軸を自己成長に置く場合、自分が成長していこうとする意欲や努力を持つことはもちろん大切ですが、成長できる環境が企業側に整っているかも重要になります。

自分がどのような成長をしたいのかをよく考えた上で、その成長が目指せる環境が整っている企業を探しましょう。

たとえば、グローバルな人材に成長したいなら、海外事業を行っている、海外赴任ができる企業を探すといった方法です。

将来は独立起業を目指したいなどの将来のビジョンを持ち、マルチタスクができる人材になるとともに、経営マネジメントも学びたいなら、ジョブローテーションがあり、マネジメント教育にも力を入れている企業を選ぶのがよいでしょう。

自分の成長後の姿を想像することで、逆算してキャリアを描けると理想的ですね。

やりがい✕志望企業の事業

企業を選ぶ軸として、やりがいを感じることを重視する場合、まずは、どんな部分にやりがいを感じるのかを明確にしましょう。

やりがいと一口にいっても、人それぞれ、やりがいを感じることは異なります。

人に喜んでもらえてやりがいを感じる、何か物を作り上げてやりがいと感じる、チームで仕事をやり遂げてやりがいを感じる、高収入をもらえてやりがいを感じるなど様々です。

これまでの経験を振り返り、自分が一番どこにやりがいを感じるのか検討しましょう。

その上で、そのやりがいを達成できそうな企業とはどんな企業かを考えます。

主な面としては企業が行っている事業や仕事内容がやりがいと直結するので、自分が求めるやりがいがあるかチェックします。

給与×志望企業の待遇

企業選びの軸として、給与を挙げた方は、単に見た目の収入の高さや昇格制度だけに目を奪われないように気をつけましょう。 初任給は他社と変わらなくても、頑張りに応じて年齢や経験を問わず、高収入が目指せる企業もあれば、初任給の段階から他社に比べて高収入の企業もあります。

ですが、後者が企業選びの軸によりマッチしているとは限りません。

初任給の段階から他社に比べて高額なのは、どんな理由なのかをしっかりチェックしてみましょう。

たとえば、給料は高くてもサービス残業が多い、休日出勤も多く代休も思うように取れない労働環境の悪い企業であるかもしれません。

また、給料は高くても、それ以外の福利厚生が整っていないこともあるので、給料だけにとらわれず、働く環境やその他の待遇もチェックする必要があります。

プライベート×志望企業の福利厚生・休日

企業選びの軸でプライベートを重視したい場合は、福利厚生や休日などをしっかりリサーチすることが大切です。

特に今の時代は、働き方改革や少子化対策による子育て支援制度などの導入が進んでいます。

これまでは、仕事重視で毎日のように残業があった会社が、残業はしてはいけないと定時退社を義務付けたり、副業禁止だった会社が副業を解禁したりするケースも少なくありません。

少子化や人材不足のために、離職防止や社員の定着を図ろうと子育て支援策をはじめ、社員食堂の充実など福利厚生を充実させているケースも増えています。

ワークライフバランスにしっかり取り組んでいる会社かを、よく確認し、プライベートが充実できそうかを見極めましょう。

社会貢献✕志望企業の社会貢献度

企業選びの軸として社会貢献を重視する場合、自分の考えや価値観をまず整理しましょう。

社会貢献といっても様々な貢献があります。

地球温暖化防止や環境資源の保護などの取り組み、地域社会の活性化への取り組み、少子化対策への取り組み、高齢者福祉や障がい者支援への取り組みなど多岐にわたります。

どれでも良いから社会貢献していれば良いのか、それとも、自分が気になっている問題に取り組んでいる企業が望ましいのか考えてみてください。

企業の事業内容としては環境保護とは真逆にある企業でも、環境資源を増やすために植樹をしたり、基金を設けたり、ボランティア活動などを行っているケースもあります。

企業のCSR活動について、しっかりチェックしましょう。

社風✕志望企業の社内の雰囲気や社員の人柄

企業選びの軸として社風を選んだ方は、実際の企業の雰囲気を知りたいところです。

企業のホームページや採用のための特設サイトには、「こんな社風です」と説明がある場合や社員インタビュー記事や動画などが配信されているケースも少なくありません。

まずは、そうした情報をしっかりと読み込み、どんな社風かを把握し、自分が求める社風に合っているかを検討しましょう。 自分に合った社風の企業を見つけても、それで安心してはいけません。

実際に働いてみないとわからないことは多いものです。

そのため、OBOG訪問などを積極的に行って生の声を聴くことやインターンに応募して肌身で感じるといったことも必要です。

企業選びの軸が思いつかない時

企業選びの軸が思いつかない時、あなたならどうしますか。

企業選びの軸が思いつかないということは、あながこれからどのような仕事をしたいのか、どんな企業で働きたいかが、まったくイメージできていないことを意味します。

何をやりたいのかわかっていないわけですから、しっかりと自己分析を行い、将来のビジョンを決めることが大切です。

自己分析や将来ビジョンの決め方もわからないという方は、以下のことに取り組んでみましょう。

自己分析をする

企業選びの軸が思いつかない時は、まず自己分析をすることが必要です。

自己分析によってあなたがどんなことをしたいか、どんな時に頑張れるのかが見えてきます。

それを軸にして就活することで、入社後のミスマッチは防げるでしょう。

企業としても、ミスマッチを防ぐことに主眼を置いています。

せっかく手間やコストをかけて採用したのに、すぐに辞めてしまった場合や成果があげられない人材を雇い続けることは企業にとってマイナスだからです。

自己分析をすでに終えたと考えている人でも、企業選びの軸が思いつかないという時は、自己分析が足りていないことが考えられます。

もう一度、自分を深堀りしながら分析し直してみましょう。

将来のビジョンを決める

企業選びの軸が思いつかない時は、将来のビジョンを決めることも欠かせません。

将来どんな風になりたいのか決めることで、そこから逆算すれば、どんな企業でどんな仕事をすれば良いのか見えてくるためです。

将来のビジョンを考えることで自己分析にもつながり、〇〇年後にどうなっていたいかという質問にも答えられるようになります。

将来どんな分野でどんな風に活躍していたいなどをイメージしてください。

たとえば、大学で学んだ知識や技術を活かして、こんな仕事がしたいなど、将来の展望はありませんか。

今あるものをもとに考えることや今活躍している人を見渡してみて、自分もあんな風に輝きたいと考えてみましょう。

どんな活躍をしたいかということから落とし込んでいくこともできます。

就活エージェントを使おう

就活の軸が決まらない方、決まっても、就活の軸にマッチする企業が見つからずに悩まれている方、ようやく就職したい企業が見つかっても、就活の軸の構成がうまくできずに困っている方は、就活エージェントを活用してみましょう。

就活エージェントは就活のプロであり、就活の基本となる、就活の軸についても熟知しています。

就活の軸が決まらない方には自己分析のやり方からアドバイスしてくれ、企業選びで悩んでいる方には、就活の軸にマッチする企業も紹介してくれます。

就活の軸がうまくアピールできるように構成のアドバイスもしてくれるので、気軽に相談してみましょう。

就活エージェントをお探しなら、就活市場エージェントをぜひご利用ください。

将来のビジョンを見据えて企業選びの軸を選びましょう

企業選びの軸が定まらないと、就活にブレが生じ、無駄に時間を費やしてしまう場合やなかなか選考に通らない、内定につながらないケースがあります。

実際に入社してからも、何か違うとミスマッチが生じ、すぐに離職してしまう方も少なくありません。

新卒での就職に失敗しないためにも、企業選びの軸を定めてから、就活をスタートさせることはとても重要です。

企業選びの軸の例として自己成長ややりがい、給与やプライベート、社会貢献度や社風を挙げましたが、企業選びの軸はこれだけではありません。

自分でどのような活躍をしていきたいのか、将来ビジョンをまずは明確にし、ビジョンを実現できる企業選びの軸を検討しましょう。

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