【大学2年生の春休みの過ごし方】就活でうまくアピールするには何をすべき?

【大学2年生の春休みの過ごし方】就活でうまくアピールするには何をすべき?

【大学2年生の就活】はじめに

通常の就活は、大体大学3年生から始めていき4年生でエントリーや面接などをして内定獲得という流れになります。

もし大学2年生から就活しているという方は、しっかりと未来を見据えられていると言えるでしょう。

これまでは通常通りの就活で大学3年生からがほとんどでしたが、今は大学2年生の春からすでに就活を始めている人も増えているのはご存知でしょうか。

新型コロナウイルスの影響で、企業によっては採用数を少なくしているような場合もあり、皆焦りなどがあるためです。

早くから動いて就職を決められるのであればと、本気で動いている人もいます。

こちらでは、早期内定を目指している方にとって必要なことやガクチカ作りについても解説していきます。

【大学2年生の就活】就活が早期化してるって本当?

周りの友人などで、就活の話をしている人がそこまでいないと、本当に大学2年生から就活している人なんているのかという気持ちになってしまうかもしれません。

実際には2019年までの通常通りだった頃に比べて、新型コロナウイルスも影響し、最近では大学2年生から就活している人が増えています。

2020年には通常通りではなくなり、厳しい中での就活を強いられている姿を見て、22年卒の学生は本格的に就活を始めています。

就活サイトに登録している人数も前年に比べて伸びていて、皆早めから動いているのが数値にも出ているのです。

大学生2年生のうちから、大学3年生の春のインターンも見据えている人もいます。

通年採用の本格化

経団連は今まで採用指針を決めていたため、ある程度決まった期間に応募して面接などを受けるのが通常でした。

しかし、今は通年採用が開始され、政府が代わりに指針を作ることになっています。

今の段階では同じルールのままいく予定ではありますが、実際には経団連に入っていない企業は関係なく募集を行っています。

特に外資系ベンチャー企業などを志望している場合、早めから長期インターンシップに参加も可能です。

早期内定のために、早くから長期インターンに参加できるように動いている学生も多くいます。

コロナ禍における就活市場の変化

一番はこの新型コロナウイルスが影響し、世の中の流れが変わったという部分が大きく影響しています。

これまで通りの動きでは、普通に就職できないのではないかという焦りから、早くから動き就職を決めたいと考えている方が多くなってます。

実際、2020年には先輩たちが苦労している姿を目の当たりにしているため、危機感から早く動こうとする人も増えているのです。

【大学2年生の就活】実際の就活の流れ

就活で内定を獲得するまでには、長い道のりが待っています。

まずは、自分という人間を知るために自己分析を行います。

自己分析ではじっくりと小学校の頃からの経験などからさかのぼり、何を頑張ってきて興味を持って取り組んできたのか、苦難や困難を乗り越えた時にはどうしていたのかなど振り返り、メモ用紙などに書いて整理していきましょう。

自己分析を疎かにしてしまうと、いざエントリーシートや面接を行う時に苦労します。

次に業界・企業研究を行い、自分に合う企業などを見極めていきます。

名前が知れていて就職したら自慢できそうな企業でも、自分にマッチングしていなければ良くありません。

就職をしたら違うと感じ、すぐに辞めたくなってしまうので、企業との相性はじっくり見ましょう。

企業のホームページからはわかりにくい部分を知るためにOB・OG訪問も行います。

そうしているうちに、大学3年生の3月頃にES提出を提出する時期が来て、通過したら面接、そして最終的に選ばれたら内定獲得という流れで進んでいきます。

【大学2年生の就活】今から準備できること

エントリーシート提出が近づいてきてしまうと、ガクチカなどを作る時間がなくなってしまいます。

大学2年生では就活で内定を獲得するためにも、ガクチカを考えて作るようにしましょう。

学生時代に頑張ったことの略になりますが、皆と同じようなエピソードではなく、オリジナルでインパクトのあるものがおすすめです。

さらに、企業側でほしいと思っている人材はどんな人かを見て、マッチするようなエピソードにしなければいけません。

一見素晴らしいガクチカでも、企業では求めていない部分について話してしまうと別の企業で働いたほうが良さを活かせるのではないかと思われてしまいます。

わかりやすく伝わるように、文章の構成も意識して考えましょう。

【大学2年生の春休みの過ごし方】おすすめ10選

上記のように私は大学2年の春休みにバイトで大きな失敗をしました。

その時はショックでしたが仕事に対する意識の低さを正すことができたので経験して良かったとも感じています ただ皆さんには、失敗体験でなく自発的な意思で就活に対して意識を向けて欲しいです 。

ここでは大学2年生の春休みの過ごし方おすすめ10選を紹介します。

資格の勉強に励む

まずおすすめなのは TOEIC など就活に役立つ資格の勉強をすること。

資格は一定の知識を備えている証明になるので、就活で有利に働く可能性もあります。

資格はないと就職できないものではないですが、あったほうが職種の選択肢が広がるのは事実です。

例えば it 企業では文系の採用も増えています。

プログラミング知識が全くない方でもでも採用される可能性はゼロではありませんが、一定の知識を設けていた方が有利になるのは間違いありません。

また TOEIC の点数で足切りをされる会社も存在します。

今少なくなってきましたが一部の会社ではまだその文化が存在します。

TOEIC の点数が足りなくて希望の企業に受けれないのはもったいないので、今のうちに勉強しておきましょう。

アルバイトに勤しむ

アルバイトに勤しむのもおすすめです。

ただ気をつけて欲しいのは私のようになんとなく働くのではなく、目的を持って働くことです。

例えば、「コミュニケーション力を身につけよう」「いつもより早めに業務を終わらせよう」などです。

お金が得たいそれだけの理由で働いていては、就活でアピールできるエピソードが生まれません。

就活でアルバイト経験をアピールする際は、「何を努力したか」「その努力によってどういった成果が得られたか」エピソードで述べる必要があります。

目的を持ってアルバイトすることを意識してください。

サークル活動に力を入れる

サークル活動に力を入れるのもありです。

1年、2年頑張ってきた人なら、3年を迎えるこの時期になればサークル内でそれなりの立場を築いているでしょう。

何のサークル活動するかという点も重要ですがそれ以上に大切なのは人間関係です。

これまでも簡単に単位が取れる授業の情報をくれたり、一緒に騒いだりする仲間としてサークルの人たちがあなたの生活に良い影響を与えてくれたでしょう。

社会人になると形成する人間関係は打算中心となり、利害関係が絡まない付き合いが育みにくいです。

また、学生時代に共通の目標に向かって一緒に頑張った経験というのは大きな財産になります。

財産とは友人・先輩・後輩などの人を指します。

友達と遊ぶことで社会人生活のストレス発散になるので、是非良い人間関係を築くようにしてください。

インターンに参加する

特におすすめめなのが、インターンに参加することです。

大学生の春休みは2ヶ月程度あり夏休み以上に長期間の休暇となります。

これだけの期間があれば、1ヶ月単位の長期インターンに参加することが可能です。

短期インターンだと表面的な職場体験にとどまりやすいですが、長期で職場に滞在すれば実際の仕事と近い体験ができる可能性が高いです。

また、インターンに参加した態度や能力などが実際の就職活動に影響を与えるケースもあります。

まだ大学2年の段階でインターに参加する学生は少ないので、この時期に参加すればスター度ダッシュができますよ。

海外旅行する

大学生活のうちにやっておくべきこととしてよく紹介されているのが海外旅行です。

私もこの意見には、同意です。

観光地を楽しむのももちろんですが、異国の文化に触れることで人間的な成長が見込めます。

日本との違いを知ることで「こういった考え方や価値観があるんだなぁ」と人間としての視野が広がるのです。

また、社会人になると海外旅行に行くほどの時間がなかなか取れません。

三泊四日程度なら可能ですがヨーロッパや南米など遠方に一週間以上で滞在するとなるとなかなか難しいです。

そのため学生のうちに色々な国に体験しておくのが良いでしょう。

短期留学する

この長期休みを利用して短期留学するのもおすすめです。

短期留学といっても、春休みは2ヶ月程度ありますから、1ヶ月以上の現地滞在も可能です。

短期留学の目的として最もポピュラーなのは語学留学です。

コミュニケーションツールが一つ増えるだけで 人間関係を築くことがスムーズになります。

また、企業は語学力がある人材を求めるため、就職の選択肢もぐっと広がりますよ。

日本語がまったく通用しない環境に身を置くことで、短期間で効率的に実践にも役立つ語学力が身に付きます。

ボランティア活動する

ボランティアをし社会奉仕経験を積むこともおすすめです。

ボランティアといっても様々な種類があります。

例えば、「国際協力」「環境保護」「災害支援」「地域活性化」等が代表的です。

国際協力ボランティアでは、現地での小学校開設や生活支援などに携わります。

日本の平和な環境からは想像もつかない過酷な環境に身を置くことで、広い視野が養われるでしょう。

また、災害ボランティアでは被災地で炊き出しを行ったり瓦礫の撤去などを行います。

実際に災害の現場を目の当たりにすることで多くのことを考えられるでしょう 

語学力を身につける

最初の見出しでも説明しましたが、学生のうちに語学力を身につけることは重要です。

グローバル化が進み企業としてもビジネスレベルの英語力を持つ人材を求めています。

高い英語力をつけるためにオススメなのがオンライン英会話です。

月5000円程度でネイティブの先生とマンツーマン の授業を受けることができます。

テキストに沿って先生の言われた通りに勉強を続ければ、自然と実践的な語学力が高まりますよ。

ネットビジネスを経験する

ビジネス感覚を養うためにネットビジネスを経験するのも良いでしょう。

ネットビジネスのおすすめとして挙げられるのがブログ。

ブログの特徴は、自分が何をしていない間でもお金が入ってくること。

自分の書いたブログが多くの人読まれる必要はありますが、一度軌道に乗れば、書かなくても収入が継続して入ってきます。

ただ、ブログで収入を得るためには時間がかかるので注意です。

1年続けてやっと月1万円を超えたという方も多くいらっしゃいます。

根気強くやり続けられる人なら多く稼ぐことが可能なので、挑戦していただきたいです。

また、クラウドワークスなどクラウドソーシングサイトでバイト感覚で案件を受注するのも良いでしょう。

文章作成や簡単な事務作業など様々な案件があるので興味がある方はサイトを覗いてみてください。

ちなみに私もライターの仕事はクラウドソーシングから始めました。

「単価が安い」「手数料が高い」とあまり評判は良くないですが、個人的には初心者が始めるにはかなり良心的な仕組みだと感じています。

自分のやりたい仕事を真剣に考える

大学生活も折り返しを迎えたこの時期ですから自分のやりたいことを真剣に考えましょう。

考える際には自分はどういったことに興味があるのかどういったことが得意なのかという点を軸に考えてみましょう。

好きだったり得意だったことであれば長続きする可能性も高いです。

仕事を見つける際は、好きなことをよりも得意なことを軸に探すのをおすすめします。

得意なことは他の人より優れた技術を持っている可能性も高く、成功体験が積みやすいためです。

【大学2年生の就活】就活を成功させるために

早めから対策をして就活を成功させるためにも、まずは長期インターンへ参加することを目指しましょう。

長期インターンに参加して、この学生と働きたいと思ってもらえれば内定を貰える可能性が高まります。

何も実績がない状態でエントリーシートを出し、面接までいくよりも、自分の働きぶりや人柄を知ってもらえるため、有利になりやすいのです。

長期インターンについては、「就活市場インターン」でも詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

長期インターンのメリット

インターンで働く時に、無給でボランティアをするわけでもないですし、アルバイトとして働くわけでもありません。

正社員の方と同じように働き、成長やスキルアップしながらお給料もしっかりと貰えます。

学生のうちから社会人と同じように働けるのです。

リアルな現場で働くため、研究や職種研究などではわからなかった部分も身につきます。

就活でも有利になりますし、真面目で仕事をしっかりとこなしているとわかれば早い段階から合格を貰えます。

長期インターンのデメリット

しっかりとお給料が貰える分、社員と同じように責任感を持って働いてもらうということを期待されています。

そのため、アルバイトのような感覚で働いてしまうと、責任感の足りなさを感じられてしまいます。

実際に社員として働き、どんどん自分から難しい仕事にも取り組まなければなりません。

決して楽ではないですし、ほかにもアルバイトなどをしている人は両立も難しくなってくるでしょう。

日程も平日の昼間が多いため、融通が利きにくいといのもデメリットです。

【大学2年の就活】おわりに

自分も含めて周りの大学2年生で就活している人がいない場合、「もうみんな始めているの?」とびっくりしてしまうかもしれません。

ライバルたちは先を読んで、すでに大学2年生から就活を始めています。

特に大学の中でも早慶上智や国公立のレベルの高い大学に在学している学生の中には、すでに就活を始めている人も多々います。

そうではない大学だと、まだ皆意識もそこまでなく、大学2年生から始めている人は少ないかもしれません。

しかし、このような差がゆくゆくの就活に大きな差が出てきてしまいます。

今は新型コロナウイルスの影響もあり、まだわからない状況です。

早めに始めて後悔することはないため、早めにガクチカを考え就活を始めていきましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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