この記事をご覧のあなたは双日に入社したいとお考えですよね?双日は7大総合商社の一つを担う大企業。
「挑め。
何度でも」という逞しいキャッチコピーで有名です。
就活生からの人気も高い企業なので、入社の難易度も高い会社です。
双日へ入社するには、徹底的な企業研究が必要となります。
この記事では、企業理念や事業内容等、双日に入社するために必要な情報を紹介します。
目次[目次を全て表示する]
双日の企業研究で確認すべきポイント
三井物産の企業情報を、様々な点から解説していきます。
就活で特に重要なのは「企業理念」「事業内容」「競争力」なので、その点を重点的に確認しましょう。
①代表取締役
代表取締役社長 |
藤本 昌義 |
略歴 |
|
②企業理念
双日グループの企業理念は「双日グループは、誠実な心で世界を結び、新たな価値と豊かな未来を創造します」です。
このスローガンを実現するための行動指針として「確かな信頼を築く」「将来を見据え、創意工夫する」「スピードを追及する」「リスクを見極め、挑戦する」「強固な意志でやり遂げる」の5つを挙げています。
アイディアや実行力などの能力面もさることながら、信頼をもてるよう人格面でも優れた人物となる必要があります。
③設立年・事業拠点・資本金
設立年 |
2003年 |
事業拠点 |
東京都千代田区丸の内一丁目1番3号(登記上の本店所在地) 日本生命丸の内ガーデンタワー |
資本金 |
160,339 百万円 |
④事業内容
双日は、日商岩井株式会社とニチメン株式会社が合併して誕生した会社。
事業としては「自動車本部」「航空産業・情報本部」「環境・産業インフラ本部」「エネルギー本部」「石炭・金属本部」「化学本部」「食料・アグリビジネス本部」「生活資材本部」「リテール事業本部」の9つがあります。
双日は特に航空機に強みを持ち、国内民間航空機代理店としては、No1のシェアを誇っています。
空港関連事業にも力を入れており、2017年8月には日本空港ビルディング株式会社と協力し、パラオ共和国に空港運営事業会社を設立しました。
また、劣化した航空機を買い取ったり、解体した部品を販売したりするパーツアウト事業にも手を出しています。
さらに、近年急速に需要を拡大させているIoT事業にも参入し、インドネシアのベンチャー企業と連携し、海外への積極進出も行っています。
⑤業績
双日の売上高と営業利益の推移は、下記表の通りです。
年度 |
売上高 |
営業利益 |
2018年 |
1,856,190百万円 |
69,999百万円 |
2017年 |
1,816,459百万円 |
59,838百万円 |
2016年 |
1,555,349百万円 |
51,618百万円 |
⑥成長性
双日の将来性は何ともいえないところがあります。
航空機は双日が強みがある分野で2025年ごろになるとアジアに中流階層の割合が増え、航空機の需要も伸びることが予想されています。
このアジアの航空需要をうまく取り込めば、業績拡大が期待できるでしょう。
ただ、まだ7大総合商社のなかでは最も新しい企業のこともあり、自己資本比率が低いです。
そのため、事業投資に回せるお金の量が少ないのが懸念材料です。
これからの時代、商社は買い手と売り手をつなぐ役割を担うのみでは経営を成り立たせるのが難しいです。
どの商社も事業投資を行い、事業の経営に躍起になっています。
このように、双日は航空機という強みがありますが資金面で不安があるため、成長性に関しては疑問視されます。
⑦景況・経済動向による影響度
2004年に合併して以来、経営再建に至るまではしばらくかかりましたが、2014年に資源価格の下落を受け多くの商社が業績を悪化させたのに対し、黒字経営を保ち続けました。
このイメージから逆境に強い印象が根付いています。
資源分野の比率もそこまで高くないため、市況の影響を受けることは少ないでしょう。
⑧競争力
双日は航空機産業に強いのは上述の通りですが、IoT分野に乗り出していることも有利な点として挙げられます。
空港関連事業では、ICTを活用したモニタリングシステムや管理システムの構築をしており、テロへの警戒が叫ばれる中、今後の需要増が見込める分野でしょう。
今までの航空産業で培ってきたノウハウや世界的なネットワークが蓄積されている点も双日ならではの強みです。
⑨社風
双日は「挑め。
何度でも」のキャッチコピーでもうかがえる通り、何度でも挑戦し続けるチャレンジ精神が根付いています。
7大商社の中では最も小さい商社なので、どんどん新しいことにチャレンジする必要があるのです。
チャレンジさえすれば、失敗には寛容な社風です。
社長自身「若い奴の失敗なんて大したことない。
上司がフォローすればいい」と述べています。
このように、失敗から学び成長するという育成スタンスを取っている企業です。
⑩キャリア形成の環境
双日では、実際に若手がチャレンジできる環境が整っています。
例えば、ある課ではインドの現地スタッフとコミュニケーションを取り信頼関係を醸成するために、5ヵ月間にも及ぶ派遣型の現場研修が実施されています。
現場経験を若いうちからどんどん積むことで人材が育つ「現場主義」の考え方が強い企業です。
⑪職種
双日の新卒の募集職種は「総合職」と「事務職」の2種類です。
総合職の仕事内容は、国内外の「トレーディング業務」「プロジェクト企画・立案」「事業投資」などの基幹業務において、主体的に業務を推進する役割が求められます。
将来の幹部職・経営者候補として期待されている職種です。
一方、事務職の仕事内容は、基幹業務の円滑な業務の遂行をサポートする事務業務全般です。
具体的には、契約書やビジネス文書の作成、伝票処理などが該当します。
求める人物像に関しては、「人々の豊かさを築くため、様々なニーズを発掘し新しい価値を創造する」という企業理念からして「信頼を築ける人」「創意工夫しスピード感をもって取り組める人」「強靭な意思を持った人」が求められると言えるでしょう。
また、総合商社で仕事するうえでは社内外様々な人と関わることになるので、コミュニケーション能力やリーダーシップは必要です。
そのため、学生時代の経験でアピールすると良いのは、周りを巻き込んで何かを成し遂げた経験だといえるでしょう。
⑫勤務条件
初任給 |
●総合職 院卒 : 275,000円 大卒 : 240,000円 ●事務職 大卒・院卒:208,400円 |
勤務地 |
総合職は海外勤務あり、事務職は東京・大阪オフィスのみ |
福利厚生 |
雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険、独身寮、社宅等 |
⑬CSR活動・ダイバーシティの取り組み
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ブラインドサッカー協会とパートナーシップを締結
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社員へのダイバーシティ教育
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古本パワープロジェクト
⑭関連企業
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株式会社メタルワン
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イーエナジー株式会社
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双日プラネット株式会社 等
【企業研究】双日社員の声を紹介
就活では、先輩社員の声を聞くことも大切。
憧れの双日に入社した先輩の実際に働いてみて感じた体験談は、非常に参考となる情報です。
ここでは、双日社員の声をいくつか紹介します。
医療インフラ事業部2011年入社男性
現在私は医療インフラ事業部で、海外の新規病院案件など医療分野における新たな価値創出に取り組んでいます。
前例のないことに挑戦する楽しさはありますが、同時に海外ビジネスを進める難しさも感じています。
一度、約100年以上取引を継続している顧客の新規プラント商談が頓挫したことがありました。
本当に悔しかったし、他に有効な改善策があったのではと悔やまれることもありました。
しかし、後悔しても前には進めないので今後も失敗を恐れず、力強く前に進んでいこうと思います。
双日の仕事には、孤独な闘いが存在しないと私は考えています。
どのような案件でも、周りの頼もしい仲間と共に進んでいけるため、辛くて逃げ出したい場面でも「明けない夜はない」と前向きに業務に取り組めます。
現場は生き物のため、これまでの慣習が通用しない場面もあります。
常に改善点を探り、新たな発想を優先するのが双日流です。
失敗を恐れない風土があるからこそ、前へ進む気概が生まれます。
仕事は苦しくても粘り強く前に進んでいけば必ず花は開くはず…。
粘り強く希望を持ち、新規案件に携われる環境にとても感謝しています。
電力プロジェクト部2015年入社女性
一歩、外に出れば若手社員といえども「双日」の顔となる…。
現在、私はアジアで発電所を保有・運営する事業投資案件や、パートナー企業とともに発電所や変電所の建設を請け負う案件を任されています。
入札は勝つか負けるかのシビアな世界。
特に海外の現場はシビアです。
ある時、入札案件の説明の際に、海外の電力公社の方からキャリア年数を尋ねられ答えたところ、「君のような新人が何をわかっているんだ?」との一言が。
その言葉にとても落ち着き、出張先のホテルの部屋で号泣したのを覚えています。
つらい、悲しいという想いから泣いたのではなく、「他の誰でもなく私がこの案件を動かすのだ」との気概で仕事をしているのに、経験年数の浅さで判断されるのが悔しかったのです。
私は自分の中で「何があっても諦めない」と心に決めています。
先ほどの「新人が何をわかっているんだ?」と言われたクライアント様に対しても、相手の立場を観察・洞察し、ロジックにメリットも含めながら粘り強く説得を続けました。
その姿勢が気に入られたのか、一転して「君のために協力しよう」と快諾を得られたのです。
たとえ可能性は低くとも、諦めずに挑み続ければ道は拓かれるのだと学びました。
(参考:https://www.sojitz.com/saiyo/dream/)
まとめ
双日の企業情報や社員の声を紹介しました。
商社のなかでは規模が小さいほうですが、強みの航空機事業とIoTを軸に、堅実な事業経営に取り組んでいます。
社風としては、失敗を恐れずに新しいことにどんどんチャレンジする文化があります。
社員の方の話を聞いても、困難に出くわしても諦めずに挑戦を続ける熱血漢が揃っている企業であることが分かります。
全力で仕事に挑みたい方にとって、非常に魅力的な企業と言えるでしょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート