【例文あり】自動車業界を目指す人向け、自己PRのポイントを徹底解説!

【例文あり】自動車業界を目指す人向け、自己PRのポイントを徹底解説!

はじめに

自動車業界を目指している皆様、自己PRの作成はもう終わりましたか?「まだ」であったり「悩み中」というのであれば、ぜひ本文をチェックしてみてください。

自動車業界に特化した自己PR作成のポイントについて例文付きで徹底的に解説しています。

自己PR作成のヒントがきっと見つかるはずです。

さらには自動車業界で求められる人材像についてもご紹介。

自己PRだけでなく、志望動機の作成や面接対策など、様々なシーンで役立つはずです。

ぜひ参考にしてみてください。

人気の自動車業界を目指すには自己PRがカギを握る!

日本を代表する産業と言えばやはり自動車業界です。

超が付くほどに人気の就職先のため、そこでライバルに打ち勝ち、内定を手に入れるためには自己PRがカギを握っています。

志望動機に関しては皆それなりに立派なものを作っています。

そこでライバルとの差を生み出せるのが自己PRだからです。

ではどうすればライバルに勝てる、内定に近づける自己PRが作成できるのでしょうか?そのポイントについて順を追って解説してゆきたいと思います。

最後までぜひお付き合いください。

自動車業界で求められる人材像を意識して自己PRを作成する!

エントリーシートとは相手に「好きだ」という気持ちを伝えるラブレターのようなものです。

好きだという気持ちを伝わりやすくするためには相手の事をしっかりと理解しておく必要があります。

自動車業界向けの自己PRを考えるのであれば、自動車業界で求められる人材像についてしっかりと理解しておきましょう。

チャレンジ精神が強い!

一般的に製造業ではチャレンジ精神が強い人が求められますが、自動車業界は特にその傾向が強くあります。

それは「トヨタ生産方式」に代表されるカイゼンという文化がしっかりと根付いているからです。

製造の現場では作業効率や生産効率を上げるため、無駄を徹底的に排除し、常により良い状況を生み出そうとしています。

現在の常識では無理だと思われるような事でも果敢にチャレンジし、新しい常識を生み出してゆく。

自動車業界ではそんな人材を求めています。

なお、トヨタ生産方式について知りたい方は「トヨタ生産方式―脱規模の経営をめざして(大野太一著)」を手に取ってみてください。

自動車業界を目指す人であれば、読んでおいて損はありません。

1978年に書かれた本ですが、いまだに読み継がれているのには理由があります。

コミュニケーション能力が高い!

自動車の製造には様々な人が関わっています。

自社内だけでも現場で働くスタッフに、営業に、品質管理に、物流にと挙げればキリがありません。

自動車は部品点数が多いため、サプライヤーの数も驚くほど多くいます。

彼ら・彼女らときちんとコミュニケーションが取れているからこそ、滞りなく車の製造が続くというワケです。

彼ら・彼女らにはそれぞれの立場があり、それぞれの考えがあります。

そこをくみ取るためには、並みのコミュニケーション能力では物足りません。

高いコミュニケーション能力が必要です。

グローバルな視点を持っている!

自動車産業を目指すのであれば、グローバルな視点が欠かせません。

顧客が世界中に居るというのはもちろん、工場は世界中にありますし、部品を供給するサプライヤーも世界に点在しています。

社員だって日本人だけではありません。

そこで仕事をしてゆくのですから世界に目を向けられるというのは必須の能力と言えます。

自動車業界向け自己PR作成の3つのポイント

自己PR内容を決める

自己PRを作成する上で最も大切なのが「何をPRするのか」です。

PRする内容は自動車業界で役立つものでなくてはなりません。

前章で挙げたような「チャレンジ精神」や「コミュニケーション能力」などはその典型と言えます。

そのほかにもPRすべきポイントは多々ありますので、しっかりと考えてみてください。

その際には「自動車業界での仕事」を想像してみましょう。

それがヒントになってくれるはずです。

具体例を入れてPR内容に信憑性を持たせる

PR内容を決めたのなら、続いてはそれをサポートする具体例について考えます。

具体例を入れる事によって、PR内容の信頼性がグッと増すという効果があります。

例えば「グローバルな視点を持っている」という事をアピールするのであれば、「外国人の友人が多く、彼ら・彼女らとの会話からは様々な事を考えさせられる」といった具合です。

「グローバルな視点を持っている」という情報だけでは、それが本当かどうか全く分かりません。

またレベルも不明瞭です。

一方で「外国の友人が多くいる」というのであれば、確かにそうなのかもしれないと考えさせてくれます。

さらに踏みこんで「インド系、イスラム系、中国系、イギリス系など、外国人の友人が多く」などと書くのもおすすめです。

具体例を入れるメリットは信頼性が増す事だけではありません。

具体例があることによって、あなたがどんなタイプなのか想像しやすくなるというメリットもあります。

例えば「外国人の友人が多い」という事であれば特に言及していませんがそれなりの英語力を持っているだろうと想像できますし、物おじしないタイプであることも想像できます。

そういった背景についても見えてくるからこそ、自己PRに厚みが生まれ、採用担当者はあなたへの興味を膨らます事ができるのです。

自己PRを考える際には、PRする内容とそれをサポートしてくれる具体例が1セットです。

まずはそれを見つけ出す事に集中してください。

なお、PRするテーマと具体例を考えた時点で、第三者のチェックを求める事をおすすめします。

というのも、PR内容と具体例の関連性がイマイチ見えづらい自己PRを良く目にするからです。

本人にとっては納得の理由があるのでしょうが、面接官に伝わらなくては意味がありません。

この段階でチェックを受ける事によって、そういったミスマッチを防ぐ事につながります。

シンプルな文章を意識する

ここまで来ればいよいよ自己PRを書くのみなのです。

そこでのポイントはシンプルな文章を意識するという事です。

自己PRは読んだ相手に伝わらなくては意味を成しません。

そして伝わる文章を作るコツはシンプルな文章を書く事です。

基本的には一文一義を意識してください。

自動車業界の自己PRの構成

続いては自動車業界の自己PRについてその構成をチェックしておきたいと思います。

自己PRの導入部分は、「私のアピールポイントは小さな努力を重ね大きな成果を出せる事です。

」など結論からスタートします。

これによって文章が明瞭になり、採用担当者の心に届きやすくなります。

続いてはアピールポイントをサポートしてくれる具体例です。

例えば「大学1年よりラジオを教材として英語学習を続けてきました。

」といった事が書かれるはずです。

小さな努力を重ねている感じが伝わりますよね。

この場合であればその結果どうなったのかについても記載しておきましょう。

TOEICで高得点なのかもしれませんし、留学時に全く困らなかったといった事かもしれません。

自己PRの結論はアピールポイントを自動車業界でどう活かしたいかです。

「社会人になればこれまで経験した事のない様々な困難に直面する事と思います。

けれど、それらに対しても一歩一歩進んでゆけばきっと乗り越えられると考えています」といった結びにしておきましょう。

「結論」「具体例」「自動車業界でどう活かすか」この構成に従って自己PRを作成すれば、面接官の心に響く内容となるはずです。

【例文】自動車業界向け自己PR

続いては自動車業界向けの自己PRについて例文をご紹介してゆきたいと思います。

前章でご紹介した自己PR作成のポイントと見比べながらチェックしてみてください。

「私のアピールポイントは、新しいアイデアを生み出し、チャレンジできるという事です。

大学では海岸清掃ボランティアサークルに所属しており、広報を担当しています。

そこでは常に新しいアイデアを考え・試してきました。

その一つがサークルという枠組みを取り払った事です。

サークルの目的は海岸を綺麗にする事ですから、メンバーは多ければ多いほど効率的です。

そのため、地域のカフェや企業などに賛同を募りましたところ、メンバーは一気に3倍以上に膨れ上がり、寄付を頂く機会も増えました。

当初の目的であった海岸の清掃という意味でも大きな効果があり、ゴミが全くない海岸として地域の新聞に取り上げられたほどです。

目的や目標をしっかりと見定ておけば、これまでにない新しいアイデアを生み出せるという事を肌で感じる事ができました。

仕事の上でも目的や目標をしっかりと見定め、これまでにない新しい乗り物を生み出したいと考えています。」

まとめ:人事に刺さる自己PRで自動車業界の内定を手に入れよう!

自動車業界向けの自己PR作成方法についてチェックしてきましたが、気になる情報は見つかりましたか?ここまでご紹介してきた通り、自動車業界向けの自己PRを作成するためには、自動車業界で求められている人材像について理解しなくてはなりません。

そしてそれに沿う形で自己PRを作成する事がポイントとなります。

それを抑えておけば、採用担当者の心に響きやすくなりますし、それは高評価へと繋がります。

また、自己PRは書き方も重要です。

伝わりやすい構成を意識すること、シンプルな文書を心がけること。

そういった細かな点についてもしっかりと意識を配ることによって、面接官の意識に残る自己PRとなってくれます。

自動車業界向けの自己PRを作成して、内定をグッと引き寄せてください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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