【例文あり】短所にこそ性格が表れる!書き方のポイントを大解説!

はじめに

エントリーシートで大きなスペースを占めているのは志望動機や自己PR。一方で小さなスペースのみが与えられた長所・短所の欄。スペース的にも内容的にも重要度が低そうに見えますが、それは大きな勘違いです。

確かに短所欄に書き込める文字数は少ないのですが、重要度という意味では志望動機や自己PRと同等。短所欄に書き込んだ何気ない一言が致命傷となって面接をしくじるなんて事もあるくらいに重要なポイントです。

理想的な履歴書を作り上げるためには短所欄にもしっかりとこだわりを持つ必要があります。そこで今回は履歴書の短所欄作成のポイントについて、例文を交えて解説してゆきたいと思います。本文で紹介している5つのポイントをしっかりと抑えて、これぞという短所を見つけ出してください。

短所を聞く面接官の意図とは?

自社に採用すべき人材を吟味するのに、長所ならまだしも、なぜわざわざ短所を聞くのかと、疑問に感じる人は多いでしょう。

何の意図があるかを知ることも重要ですが、企業側はさまざまな質問を通して自社や部署にふさわしい人物かをチェックしています。

短所を知りたがる理由はいくつかありますが、主な意図はきちんと自己分析ができているかを知るためです。

自分に何が欠けているか、どんな嫌いがあるかを客観的に知ることは、業務を遂行するうえでとても大切なことです。

たとえば慌てるとタスクが抜け落ちる短所があるとして、自分でわかっていればメモを書く、ToDoリストを作成するなどといった予防策を講じることができます。

長所を活かすことも重要ですが、同じだけ短所を自分でカバーすることも重要です。

もちろん短所を分かったうえで克服に向けて努力する姿勢は必要ですし、一人では難しくても仲間の協力を得てカバーすることも必要でしょう。

次に、短所を知ることで社風や職種にマッチするかを判断する意図もあります。

採用担当者が一番恐れるのが入社後のミスマッチ発覚ですので、未然に防ぐためにあらゆる角度から人となりを探ろうとします。

いかに魅力的な長所があっても、それを上回る短所があっては本末転倒です。

短所から性格を知ることで、求める人物像と合うかどうかを確かめるのが狙いです。

そして、自分で短所を申告させることで誠実さを確かめる意図もあります。

人間ですから短所は誰にでもあるもので、自分の良くない点をごまかしたり、見て見ぬフリをしたりする姿勢は誠実さを欠くものです。

短所を知り、それを克服する努力ができる人は課題解決力が備わっている人です。

興味本位で短所を知りたいわけではありませんので、課題を受け止め、自分と向き合い、克服するための具体的な行動を起こせるかを求められるのです。

履歴書の「短所」には何を書くべき?

履歴書でちょっとだけスペースが与えられている「短所」の欄。ここにはにはいったい何を書くべきなのでしょうか?小さな欄ですし、適当に埋めておけばよいようにも思えますが、それでは内定は勝ち取れません。

短所欄を考える際には「ポジティブな解釈もできる」「企業理念と大きく外れない」など、意識しておくべきポイントが存在しています。また、そのポイントを意識して短所を選ぶ事によって、面接対策にもつながってくるものです。

短所の書き方、5つのポイントとは?

それでは早速、短所の書き方で注意したい5つのポイントについて見てゆきましょう。自分の短所を考えた時、いくつかの候補が出てくると思いますが、ポイントを意識する事によってその中からこれぞという一つを選ぶ事ができるはずです。

ポジティブな解釈ができる短所を選ぶ

そもそも「短所」といっても、解釈のしようによっては長所と捉えられるものも少なくありません。例えば「切り替えが下手」という短所は「粘り強い」と長所的に解釈する事も可能です。

一方で「めんどくさがり」という短所を挙げた際、それをポジティブに解釈するのはなかなかに難しいもの。あるいは「人とのコミュニケーションが苦手」という短所についても、ポジティブに解釈するのは難しそうです。

このように短所として挙げれられるものの中には「裏を返せば好意的に解釈可能」というものも少なくありません。基本的に履歴書の短所として挙げるべきは「ポジティブに解釈できるもの」を選んでおきましょう。

長所との整合性を考える

長所と短所はセットで書く事がほとんどです。長所として「コツコツと努力ができる」と書いてあるのに短所として「飽きっぽい」とあったら面接官はどう思うでしょうか?

もちろん「コツコツと努力はできつつも、ある種の部分で飽きっぽい」という人もいるかもしれませんが、履歴書でそんなに紛らわしい事を書く必要はありません。

長所が「コツコツと努力ができる」というのであれば、短所の候補としては「諦めが悪いことがある」などとしておいた方が無難です。この短所であれば長所とバッティングする事はありません。

また、自己PRや志望理由の中でも「リーダーシップを発揮して…」などと書くこともあるかと思いますが、それらとの整合性についても保っておきましょう。自己PRで「リーダーシップ…」と書いているのに短所が「人前で話すのが苦手」というのでは、面接官の混乱を招くのみです。長所・短所を考える際、エントリーシート全体のトーンとあっているのかをチェックする事をお忘れなく。

面接で質問されることを意識する

提出したエントリーシートは面接時の資料としても使われます。例えば短所の欄に「分の主張を押し通そうとすることがある」と書いていたとします。

面接官がたまたま短所の欄に目をやって「短所として自分の主張を押し通そうとすることがあるとありますが、弊社での仕事は丸く収める必要が出る事も多々あります。そういった際にどのように対応されますか?」などと聞かれたら、上手く答えられますか?

おそらくしどろもどろで「えーっと、もちろん丸く収める努力をするといいますか、うーん、大丈夫です。周囲の意見にも耳を傾けます。」など回答にもなっていない答えしか出せないはずです。

短所の欄に書かれている事が面接の質問になることは良くある話です。「短所として〇〇を挙げられていますが、仕事をしてゆく上でどのようにカバーされる予定ですか?」と聞かれる事を意識しておきましょう。そしてその質問によどみなく答えられるような短所を選んでおくようにしてください。

求める人材像を意識する

会社によって求める人材像は様々です。書類にミスが許されない職場もあれば、書類の正確さよりも勢いやアイデアを重視する職場もあります。各種自治体などは、うまく収めるという技術が問われる事もあります。

長所・短所は求められる人材像にマッチしているべきです。ミスが許されない職番であれば「慎重すぎる」という短所が良いかもしれません。あるいは斬新なアイデアが求められる職場であれば「飽きっぽい」という短所がマッチしているはずです。

逆にミスが許されない職場で「飽きっぽい」と書いたら人材のミスマッチを感じさせますし、斬新なアイデアを求める職場で「慎重すぎる」というのであれば、それもやはりミスマッチを感じさせます。

志望している企業がどんな人材を求めているのかしっかりと意識しながら長所・短所を考えてください。企業が求める人材像を考える際には募集要項をくまなくチェックするのもおすすめです。あるいは企業HP内にある会社の理念なども参考になります。

正直に書きすぎない

短所作成の最後のポイントは正直に書きすぎないという事です。仮に「時々すごくネガティブな考えにとらわれてそこから抜け出せなくなる」という短所があったとします。それをそのままエントリーシートに記載して、面接をパスできるでしょうか?おそらくダメだと思います。企業側としてはもうすこしポジティブな学生を選ぶはずです。

採用面接では「一緒に働きたいか」であったり「部下に欲しいか」といった視点で学生を評価します。あまりにネガティブな人とは一緒に働きたくないはずですし、場を乱しそうな人とも一緒に働きたくはないはずです。

「自分の明確な短所はコレ」というものがあったとして、その短所の面接ウケが悪そうなのであれば、それは避けておきましょう。すべてを正直にさらけ出す必要はありません。

例文でチェック:短所の書き方

続いては面接を意識して、いくつかの短所について例文をご紹介してゆきたいと思います。

例①:飽きっぽいところがある

私の短所は「飽きっぽいところがある」事です。面白いアイデアを見つけるととりあえずチャレンジしてみるのですが、ちょっとおかしな点に気付くとそこでストップし、新しいアイデアを試したくなってしまいます。現在大学では〇〇の研究をしているのですが、その性格のためか、研究方針がなかなか定まらずちょっと遅れをとってしまいました。自分のそういった短所を理解し、最近では既存の方法と新しいアイデアのメリット・デメリットをしっかりと比較してから方向転換をはかるようにしています。

例②:融通が利かない時がある

私は「融通が利かない」と言われる事があります。確かに一度決めた事は最後までやり通したいと思うタイプで、後になって思えば「そこまでする必要は無かったかも」と思う事も少なくありません。そのため最近では「目標や目的」を明確にする事を意識し定期的に見直すようにしています。

例③:人の意見に流されやすい

「人の意見に流されやすい」という事が私の短所です。ゼミなどの議論の場では、ついつい人の意見に同調してしまい、自分の意見を見失ってしまいます。けれど後になって考えてみると自分の意見とは違う事に気づくこともあり、改善の必要性を感じていました。そこで、人の意見を聞く際には、その要点を意識し、自分の意見との違いを考えるようにしています。

意見に隔たりがある場合、違いの理由を考えることによって自分の意見の問題点も明確になりますし、他人の意見に対する疑問点も見えてくるようになりました。

「短所はありません」はNG?

前述しましたが、短所を認めることは自分の超えるべき壁を認識し、克服に向けた努力を行うことを意味します。

残念ながら短所がない人は存在しないと考えられますので、本気でいくら考えても短所などないと感じても、見方を変えて自己分析を進めてください。

必ずそうとは限りませんが、短所はありませんと答えた瞬間に、誠実さに欠ける人物、奢りやすい人物としてマイナス評価になるでしょう。

独断的、協調性がない、素直さに欠けるなど、いずれにしても好印象からは遠くなります。

それはなぜか、長所や短所は最終的には自分ではなく、他人が決めるものだからです。

自分ではすごくいいところだと考えていても、他人から見たら実はよくないところだと捉えられている可能性は十分あります。

人には必ずあるであろう短所を見つけることができないということは、周りに理解者や協力者がいないか、聞く耳を持っていないかという懸念になります。

短所がわからないならまず友人などに聞いてみて、人から言われる客観的な内容を集めるのが簡単な方法でしょう。

人から言われたことを素直に認めることで、周りの意見に耳を傾ける姿勢や、耳の痛いアドバイスもちゃんと受け止めることができる人材だと評価される可能性もあります。

ただ、応募企業や職種に全く関係ないことは言っても意味はありません。

たとえば、身長が低いことなどを話してもどうにもなりません。

それが何か業務に関係するなら話は別かもしれませんが、仕事と全く関係がないことを答えても面接官の求める回答ではありませんので、評価されない可能性が高いです。

また、企業方針に反するマイナス面をわざわざ言う必要もありません。

チームワークを重視する仕事で、短所が「協調性のなさ」だと、企業としては採用するメリットがなくなります。

だからといって嘘をついても説得力のないアピールになり、長所との整合性も取れなくなります。

短所がないという答えは、質問に対して考えることも答えることも放棄したとみなされます。それと同じくらい嘘をついてはいけません。

一番無難なのは、長所と整合性を取りながら短所をまとめることです。

たとえば長所として「計画性がある」と挙げているなら、短所は「心配性」がベストな選択です。

なぜならスケジュールが狂うことで周りに迷惑がかかることを心配するあまり、前もって計画を立てる長所が養われたと解釈できるからです。

同様に、長所が「強い信念」だとすれば、短所は「頑固」がベストです。

自分が成果にこだわるために、たまに頑固だと言われてしまうことがあり、都度バランスを反省していると言えば筋が通るでしょう。

つまり結論を言えば、長所があれば必ず短所も見つかるということです。

ESや面接で長所や強みをアピールしない人はいないでしょうから、捉え方を変えるだけで質問に答えられる形になります。

また、自分勝手に言っているだけでは説得力がありませんので、周りの人の意見を交えることがコツです。

作成した短所は第三者の目でチェック

短所やそれに関する説明を作成したら、第三者の目でチェックしてもらいましょう。「短所は〇〇で、それで失敗する事の無いように××に気を使っています」と書いた場合、自分ではばっちりと思っても、他人の目から見てみると矛盾が生じている事もあるものです。

「××って書いてあるけど、□□の場合はどうするの?」「××だけで本当に短所をカバーできるの?」など、厳しめの意見が出てくるかもしれません。それにしっかりと答えられるようになれば、面接対策もばっちりです。

まとめ:短所からも良い部分を引き出そう!

短所選びのポイント、例文と見てきましたが、これぞという短所は見つかりそうですか?どんな人でも5~10くらいの短所はあるはずです。まずはそれらをリストアップしてみて、今回ご紹介した5つの観点から選び出すというのもおすすめです。

またご紹介したように、企業によって挙げるべき短所、挙げてはいけない短所というものが明確にあります。志望している企業がどのような人材を求めているのかによって短所を使い分けるという事もお忘れなく。

短所からも良い部分を引き出して、内定ゲットを目指しましょう!

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