【例文付き】営業事務の志望動機を作成する際の構成と4つのポイント

はじめに

営業事務は営業職をサポートする業務を担います。

通常の事務職とは少し違うので、どうして営業事務を目指そうと思ったのか、明確な志望動機を持つことが大切です。

ここでは営業事務の仕事の特徴や一般的な事務職との違い、営業事務の志望動機を作成するポイントについてご紹介します。

面接で人事から志望動機を聞かれる意図とは

選考を突破し、内定を得るためには、人事担当者が志望動機を聞く意図を理解しなくてはなりません。

なぜ志望動機を聞かれるのか、何を確認したいかの意図を理解せずに、志望動機を構成しても、人事が確認したい点を知ることができず、選考落ちとなってしまう可能性があるためです。

志望動機を聞かれる意図を理解し、それに即した志望動機を考えることが大切です。

ミスマッチをなくすため

人事が志望動機から確認したい、一番の関心事はミスマッチが起こらないかです。

ミスマッチは2つの観点から、考えることができます。

1つは志望している就活生側から見たミスマッチです。

入社して実際に職場で仕事をした際に職場の雰囲気が合わない、思っていた仕事とは違っていたなどのミスマッチが起これば、モチベーションが低下するとともに、すぐに辞めてしまうかもしれません。

もう1つは企業側から見たミスマッチです。

いかに優秀な学生であったとしても、自社が求める人物像に即していない、自社の社風に合っていない人材では、思うような能力を発揮できないかもしれません。

お互いに時間や労力、コストをかけて採用まで至る以上、時間や費用を無駄にしないためにもミスマッチは避けたいのです。

目的を持って志望しているかの確認

仕事をする目的やその企業でぜひとも働きたいという目的がないと、成長が期待できず、責任を持ったクオリティの高い仕事に結びつかないことが少なくありません。

わずかに仕事でつまずいたり、少しミスをしたりしただけで、仕事や職場が嫌になって離職してしまう可能性もあります。

営業は無理だけれど事務ならできそうとか、営業事務は単なる事務より楽しそうなど、軽い目的で志望されても、高品質な仕事は必ずしも期待できず、継続的にモチベーションが維持できない可能性があります。

そのため、志望動機を語るうえでは、なぜその企業で営業事務をしたいのか、明確かつ具体的な目的を示すことが必要です。

仕事に対する熱意の確認

志望動機から仕事に対する熱意が伝わってくるかも、人事が知りたいポイントです。

営業はノルマがあったり、成果が求められたりするから大変そうだけれど、営業事務なら楽そう、一般事務より面白そうなど軽い気持ちで臨まれては、高品質な仕事が期待できません。

営業事務をしていくうえでは与えられた仕事をただこなせばいいのではなく、営業職員や顧客に対するきめ細やかな配慮や臨機応変な対応も求められます。

仕事をしていくうえで問題や課題に直面した際の解決力や提案力、営業職員へのサポート力なども不可欠です。

そのため、仕事への熱意が伝わるように志望動機でアピールすることが大切です。

数ある仕事の中で、なぜ営業事務なのか、なぜその企業なのかを、しっかりと伝えましょう。

なぜ志望動機に目的が必要なのか?

志望動機においては、明確で具体的な目的を持って、その企業のその営業事務を志望しているかがチェックされています。

ではなぜ、志望動機に目的が盛り込まれていないと、人事としては選びたい人材と思えないのでしょうか。

そもそも、人は目的がないと何かを進めていくことは難しく、なすべきこともいい加減になってしまいます。

人に与えられた仕事をただこなすだけと、自分なりの目的を持って仕事を行うのでは、仕事の質もスピードも成果も異なってきます。

達成すべき目的があれば、達成に向けて試行錯誤を繰り返したり、努力をしたりしていくことが可能です。

ですが、目的がないと、少し仕事でつまずいたり、叱られただけで、すぐに投げ出したりするなど、満足がいく仕事ができない可能性があります。

人事は目的から何を見ている?

もっとも、目的を明確にするといっても、内定を得るためには、どのような目的を掲げるべきなのか悩む方もいるかもしれません。

人事が目的から何を見ようとしているのかを理解することで、どのような目的をアピールすれば内定につながるかが見えてきます。

人事が見ているのは、自社に入社して何をしたいのか、どうなりたいのか、入社して自社で成長を遂げていくうえでの目的です。

就活生の中には、ともすると内定を得ることが目的になってしまう方も少なくありません。

内定を得ることが目的になると、その企業で働くことだけを目的に掲げるなど、具体的に何をしたいのか、将来どうなりたいのかの目的が具体化されないので注意が必要です。

行動と目的の一貫性

人事は志望動機を通じて、行動と目的が一貫しているかをチェックし、営業事務として適材であるのか、本人も納得がいく満足度の高い仕事をしていけるのかを見ています。

志望動機においては、自分が営業事務として活躍していくうえでの行動力があることを、エピソードなどを通じてアピールすることが基本です。

エピソードにおいて、自分にはリーダーシップがあり、部活動でキャプテンとしてメンバーを率いて成果を上げてきたといった話をしながら、入社後には営業職をきめ細やかにサポートして営業成果が挙げられるようにアシストしたいとの目的を掲げたら、どう思われるでしょうか。

リーダーシップとサポート力は必ずしも一致せず、これまでやってきたことや自分の強みと、これからやるべき仕事の目的に一貫性がないと見られてしまいます。

目的に対する姿勢から人となりをみる

目的を示すうえでは、その企業で営業事務をしていくうえでの具体的な目的をアピールすることが大切です。

数ある仕事の中で、なぜ営業事務を選んだのか、営業事務を募集する業界や企業が多い中、なぜ、その業界を選び、なぜその企業を志望するに至ったのか、その企業で何を成し遂げたいのか、目的をしっかりとアピールできるようにしましょう。

軸のある目的であれば働くイメージが湧きやすく、モチベーションを高めることにもつながります。

その企業で活躍するという入社後のイメージが湧く、具体的な目的を伝えることで、目的に対する姿勢から人となりが見えてきます。

職場で仕事をするうえでは、どんな人物かも重要なため、人となりを見ることも欠かせません。

営業事務とは

営業事務とは?

営業事務は支社の営業部門や営業所などに配属され、営業職のアシスタント的な仕事や契約手続きなどのサポート業務を担う職種です。

担当する業務内容はどのような営業をする企業なのか、企業の規模、営業職員の数などによっても異なるので、よく確認することが必要です。

少人数の営業職員の秘書的な業務をすることもありますし、チームごとに一人や一人で複数のチームのアシスタント的な仕事を担うこともあります。

一方で、大人数の営業所に2名程度の営業事務が配属され、営業職が外回りに出ている間の問い合わせ対応や契約書類のチェック、契約手続きの事務処理に関する本社とのパイプ役などを担うケースも少なくありません。

営業事務の仕事内容

営業職はそれぞれの訪問先やその日のアポイント数なども異なっています。

営業職がスムーズに仕事ができ、アポイントを忘れないように1日のスケジュールの管理をしたり、営業職がその日はどこで何をしているかを営業所で把握できるよう管理したりします。

また、営業職が外出中に顧客から問い合わせがあった場合などに、要件などを伺っておくのも重要な仕事です。

緊急性がある場合や必要があれば、営業職の携帯電話やメールに連絡をしてコンタクトを取り、顧客にすぐに折り返しの連絡をするように伝える業務なども担っています。

スケジュール管理や顧客対応のサポートの他、アシスタント的な業務も大切な仕事です。

提案書や設計書のドラフト作成や添付資料などの作成、営業職から依頼された情報収集やデータなどのまとめ、顧客への郵送物の発送などを担うことも少なくありません。

企業ごとに営業支援のための専用システムがあり、その端末を用いて資料作成などができるのが一般的です。

専用システムがない場合、表計算ソフトやプレゼンソフトなどを駆使して、資料作成をサポートすることやソフト操作が苦手な営業職の代わりに作成を行います。

営業事務は営業に付随する業務や営業職を補助する仕事を担うことで、営業職が新規顧客の開拓や提案、交渉、クロージングなどに専念し、成果を上げられるようにアシストする縁の下の力持ち的な存在です。

個々の営業職や営業チームのサポート役ではなく、営業職員全体のサポートをする場合や営業所に専属して契約手続きなどを担う営業事務職の場合はどうでしょうか。

多くの営業職員がいる中で、数名で対応するので、主な内容は契約手続きや契約保全のための事務業務、顧客からの問い合わせ対応や営業職への連絡といった業務がメインの仕事内容です。

契約手続きについては、営業職が契約を獲得して書類などを持ち帰ってきた場合に、契約書類や手続きに不備がないかをチェックします。

不備がある場合は、不備の訂正をするよう営業職に指示します。

不備がなければ、専用システムなどに入力を行う場合や書類を整えて本社に送付するなどの作業を行う流れです。

契約後の保全手続きが必要な場合も、書類のチェックや不備解消の指示を出し、整った書類の本社への回送や書類の管理などを行います。

営業職にとっては不備を指摘される少し怖い存在であるとともに、不備なく手続きができるよう助言をもらえる頼もしい存在でもあります。

ある意味、営業所のお母さん的な存在として頼られるケースも少なくありません。

事務と営業事務の違い

一般的な事務の仕事は電話対応や来客対応、資料の作成や入力業務、伝票や資料の整理など幅広い業務を担い、その内容は企業によってもさまざまで、あらゆる職場で対応するオールマイティな職種です。

一方、営業事務は営業部門や営業所に所属し、営業職員のサポートを担う職種です。

入力業務や資料作成、電話対応といった一般的な事務職と同様の業務はありますが、その内容は販売促進や営業に関すること、契約手続きに関する事務に特化します。

一般的な事務職は電話の音や対応の声こそすれ、基本的な業務はコツコツ黙々と行われるのが基本スタイルです。

営業事務は営業職とのコミュニケーションが重視されるので、ただ黙々と作業する現場ではありません。

成績表や達成目標が張り出されるなど営業所独特の雰囲気や、体育会系のノリがある職場で、時に営業職の良き相談相手となったり、成果が上がらないプレッシャーなどを軽減させたり、モチベーションが上がるようなきめ細やかなサポート力も求められます。

また、営業職が外回りに出ている日中は職場は少人数で静かな状況であるのに対して、朝や夕方は営業職員が集まり、サポートの依頼や契約手続きの処理などで賑わいを見せる点が一般事務の職場とは異なります。

一般事務でも契約書類を扱う業務は多いですが、営業事務の場合、まさに契約手続きの事務がメインになりますので、不備のない書類の作成サポートや不備が出た場合にスムーズな解消を促進し、契約者のためにも営業職員のためにも速やかな契約成立を目指さなくてはなりません。

営業で成果を出すことは企業においても収益の源泉となりますから、それを支える営業事務も重要な役割を担っています。

もっとも、あくまでも事務職員ですので、営業職のような成績給ではありません。

企業によっては担当するチームや営業所が好成績を上げた場合にボーナス手当などが出る場合もありますが、基本的には成績による変動がない安定的な給与体系になります。

また、営業職とは異なってノルマを課せられることや成果を求められることもありません。

ただし、成果を出すことを求められる営業職員をサポートするポジションにあるため、月末などは気持ちも高まることや一喜一憂することもあるかもしれません。

成果が出れば、「おめでとう」の声とともに盛り上がれるのも、一般の事務職とは異なる特徴です。

営業事務で働くやりがい

営業事務の志望動機を書きたいけどまだ志望する理由を明確に持っていないという人は少なからずいると思います。

そこでここからは営業事務で働くやりがいを4つご紹介します。

今から述べる営業事務で働くやりがいに目を通して、志望した理由を明確にしていきましょう。

営業職のサポート

一つ目は営業職のサポートがやりがいになります。

企業において営業の仕事は重要であり、営業職が契約を取ることや商品やサービスを販売することを通じて、企業は利益を獲得し、継続的な経営や成長ができることにつながります。

もっとも、営業職がただ契約を貰ってくるだけでは、業務としては成り立ちません。

契約はとても重要な法律行為であり、様々な条件を満たさなくてはなりません。

その条件を満たされているかをチェックし、営業職を助け、ひいては企業の業績にも貢献できる仕事です。

自分には営業は難しいと感じる方、人との交渉事は苦手という方も、営業職のサポートを通じて企業業績に貢献できるのがやりがいになります。

営業職員から頼られて、時に感謝され、契約が成立した際には一緒に喜べるのもやりがいの一つです。

顧客に信頼される

二つ目は顧客に信頼されることがやりがいになります。

もし、営業職が事務処理まで対応しなくてはならないとすれば、営業に集中できず業績が上がらなくなるおそれがあります。

また、手続きに不備がある場合や条件を満たしていなくても契約を成立させてしまうなど、顧客にとって不利益を与え、企業の信頼を失いかねません。

営業事務は縁の下の力持ちとして企業になくてはならない存在であり、営業職のサポートはもちろん、顧客の信頼を維持し、企業の信頼を維持できる存在でもあるのです。

契約の公正を維持し、企業の業績に間接的であっても貢献できるのが、やりがいにつながります。

数字として結果が出る

三つ目は数字として結果が出ることがやりがいになります。

営業事務は一般的な事務職とは違って、営業職の人と一緒に行動しながら業務を行うため営業職の売上がそのまま営業事務の成果にもなります。

自分の仕事の活躍ぶりが数字として表れるため、やりがいにも繋がるでしょう。

自身のスキルアップ

営業事務は未経験でも活躍できる職種であり、なおかつ任される業務はスケジュールの管理やクライアントとのコンタクト、資料作成など幅広く行われます。

そのため、業務をこなしていくうちに自然とパソコンスキルやコミュニケーションスキル、営業スキルなどを伸ばすことができ、自分の成長を実感しやすい職種です。

自分がスキルアップしていると感じた時にやりがいを感じるのです。

企業が営業事務に求める人物像

営業事務は、営業職の顧客管理やスケジュール管理、契約手続きや資料作成など、営業職のサポート業務を担うのが主な仕事です。

そのため、これらの作業を問題なく遂行できるパソコンスキルが必須になります。

また、この職種は必要に応じて自ら営業することもあるので、電話営業や飛び込み営業への耐性があることが必要になります。

ここでは、営業事務に求められている人物像として、パソコンスキルがある人材、営業への耐性がある人材について紹介していきます。

パソコンスキルがある

営業事務は営業職をサポートするのが仕事です。

見積書や請求書の作成や顧客管理など、パソコンを使用した業務がメインになります。

そのため、WordやExcel、PowerPointなどの操作を苦にしない人材が求められます。

見積書や請求書を作成はWord、売上・利益分析はExcel、企画書や資料作成はPowerPointを使用します。特に、vlookup関数やピボットテーブルなどの表計算スキルやMOS(Word・Excel・PowerPointなどマイクロソフト製品のスキルを証明する資格)があると、企業からの評価も高くなるでしょう。

また、中には会社専門ツールを使用するところもあるので、それをすぐに使いこなせるパソコンスキルがある人材が好まれます。

営業事務は、パソコンを使用する業務ばかりです。

そのため、スキルを習得して、それをアピールできるようにしておきましょう。

営業への耐性

営業事務は、営業職のサポート業務を担うのが主な仕事です。

しかし、業績不振になってしまった場合など少しでも利益を生む必要性から、営業事務も電話営業や飛び込み営業をすることがあります。

その時に必要なのが営業への耐性です。

営業に詳しい事務といっても、営業をしたことがなければ、最初はなかなか契約につながりません。

その時に、上司や先輩に問い詰められて精神的に病んでしまう人が少なくないのです。

そのため、必要以上に落ち込まず、すぐに切り替えらえる人材が好ましいです。

また、コミュニケーション能力も非常に大切です。

営業では、顧客のニーズをしっかり汲み取り、ニーズに沿った商品を提案します。

そのため、もしあなたがコミュニケーションが苦手であるなら、改善しなくてはいけません。

営業事務は自ら営業する場面もあるので、そんな時に営業がしたくないというような人では適正とは言えません。

柔軟性がある

営業職は非常に激務な仕事であるため、それをサポートする営業事務は少しでも円滑に業務を進めるために優先順位を考え、さまざまなトラブルにも臨機応変に対応する必要があります。

そのため、営業事務に求められる人物像として、柔軟性がある人材が求められます。

さらには持ち前の柔軟性を活かし、物事を順序立ててスケジューリングできる計画性も求められています。

好印象を与える営業事務の志望動機

営業事務に向けた志望動機を作成するコツをお話します。

志望動機で好印象を獲得するには以下のポイントを意識してみてください。

ポイントは回答の構成にも関わりますから、回答を考えやすくする手助けにもなります。

結論は最初に明示

結論は最初に明示しましょう。

結論を最初に示すことで話の道筋が明確になります。

企業はあなたの志望動機やエピソードをはじめて聞きます。

そのため、最初に結論を伝えておくと、「今からこの話をします」というのが伝わるのです。

まずは志望動機を一番に説明してください。

企業にあなたの回答を印象付けるポイントになります。

具体的なエピソード

志望動機を証明する具体的なエピソードを説明しましょう。

用いるエピソードは具体性が重要です。

具体的なエピソードは一つでかまいません。

エピソードは量より質なのです。

エピソードは一つ選んで掘り下げましょう。

掘り下げて説明することで、人柄やあなたらしさがより伝わります。

企業に貢献する意思をアピール

最後は、企業に貢献できる意思をアピールしましょう。

企業に貢献する意思をアピールすることで、企業は貴方と一緒に働くことを想像します。

自分の人柄で企業にどのように貢献できるのか、自ら説明しましょう。

将来の見通しを持っている学生は企業に重宝されます。

営業事務の志望動機の構成

営業事務として志望する企業から内定を得るためには、どのような志望動機を書けばいいのでしょうか。

内容ももちろん重要ですが、同じ内容を伝えるうえでも、カギを握るのが、「構成」です。

話す順序を変えるだけでも、面接官の理解を深めたり、印象を高めたりすることができます。

一方、構成が悪いと話がわかりにくくなり、面接官へのアピールがしきれません。

話す内容を考えるとともに、内定を取るための構成をしっかり踏まえ、それに当てはめるように文章を考えていきましょう。

結論:私は〇〇という点で貴社を志望しました

まず、結論を述べましょう。

なぜ志望したのか、一番のポイントを伝えます。

押さえるべきは、その企業において営業事務をしたい理由です。

営業事務の仕事ができる企業はいくらでもあります。

数ある中から、その企業での営業事務を選んだポイントを伝えましょう。

そのためには、企業研究をしっかり行い、同業他社などとの比較や差別化ポイントを理解しておくことが大切です。

単に他の企業よりお給料が高い、福利厚生がいい、有名な企業だからというのではなく、営業事務の仕事をするうえで、なぜ、その企業でなければならないのかをアピールしましょう。

理由:なぜならば、〇〇という経験で〇〇と考えたためです

次に、志望動機の理由を述べます。

その際も、具体的な経験がキッカケになったことを伝えることがポイントです。

なんらかの経験から、その企業で営業事務をしたいと考えたことを簡潔に説明しましょう。

エピソード:私は〇〇で〇〇ということをしていました

次に、その企業で営業事務として活躍していくために、自分の能力や強みをアピールできるようなエピソードを紹介しましょう。

エピソードの種類は、とくにジャンルの制限はありません。

高校や大学などでの部活動やサークル、ゼミや学園祭の実行委員、幼い頃から続けてきた習い事などの経験でもいいですし、災害ボランティアや福祉ボランティア活動、アルバイトやインターンなどを通じて得た経験談でも構いません。

ただし、エピソードを選ぶ際に押さえておきたいポイントがあります。

それは、次の構成で話す内容を踏まえて選ぶことです。

エピソードにおいては、なんらかの問題に直面し、それをあなたの強みなどアピールしたいポイントを活かして解決し、成果を出したことが求められます。

そのため、あなたの行動によって、問題を乗り越えたエピソードを選ぶことが大切です。

問題:その経験で〇〇という問題に直面しました

エピソードの概要を説明したら、そこで直面した問題について、わかりやすく説明してください。

初めてあなたの話を聞く面接官が、状況をにわかにイメージできるよう、困った事態が起きたことやトラブル、課題などが生じたことを具体的、かつ簡潔に伝えます。

行動:そのため、私は〇〇を行いました

次に、生じた問題や課題に対して、どういう行動に出たのかを伝えましょう。

その行動はあなたがアピールしたい能力や性格などに基づくもので、営業事務としても役立つような強みであることが必要です。

結果:その結果、〇〇になりました

行動に出て終わりではなく、その結果どうなったのかをしっかり伝えましょう。

行動には出られても何の結果も伴わないのであれば、あなたの強みとしてアピールするには弱いです。

結果を伝える際にも、単に「問題が解消しました」「課題が解決しました」で終わらせるのではなく、より具体的に成果を伝えられるとベストです。

たとえば、数値などのデータや掲げた目標の達成など客観的な指標を示したり、問題が発生していたときとあなたが行動に出た後のビフォーアフターをわかりやすく伝えたりしましょう。

結論:その経験を活かして貴社では〇〇で貢献していきたいと考えております

エピソードを話す構成だけでも、4ステップあり、押さえるべきポイントも多いです。

だからといって、エピソードまで話し終えて力尽きてはいけません。

最後の結論を述べることも、内定を得るうえで重要な部分です。

エピソードで得た経験を踏まえ、志望する企業で、どう貢献したいのかをアピールしましょう。

単に「経験を活かして一生懸命頑張ります」といった、汎用性のある一般的な内容ではなく、具体的に「〇〇で貢献したい」と伝えることがポイントです。

「〇〇」の部分には、できるだけその企業ならではの仕事の仕方や、アシストする営業の立場や社風などを踏まえた内容であるとベストです。

他社でも通用する汎用性のあるアピールの仕方では、その企業に対する入社意欲が強く伝わりません。

企業としては、単に能力があるだけでなく、確実に自社に入社してくれそうかという観点からも、あなたの話を注目しています。

その企業で営業事務として貢献したいことを、しっかりとアピールしましょう。

営業事務の志望動機を書く際の4つのポイント

営業事務での内定獲得を目指し、書類選考を突破するためには、どのような志望動機を書けばいいのでしょうか。

営業事務という志望職種で活躍していくために必要な、志望動機を書く際の4つのポイントをご紹介します。

4つのポイントについて、自分なりにしっかりと考えをまとめ、志望動機を書く際に内容に盛り込んでいくことが大切です。

営業事務という職種を志望した理由を考える

最初になぜ営業事務をしたいのか、自分が志望するに至った動機や理由を考えましょう。

事務職にもさまざまな業種での仕事や事務内容があります。

その中でも、なぜ営業事務を選んだのか、その理由を明確にしなくてはなりません。

また、営業に関わる仕事をしたいと思った理由と、なぜ、営業職ではなく、事務がいいのかも、自分なりにまとめておきましょう。

営業に関する仕事をしたいならば、ダイレクトに言えば、営業職を志望するという選択肢もあるはずです。

ですが、営業職ではなく、そのアシスタント的な営業事務という職種を選んだのはなぜなのか、納得のいく志望理由を持っていることが大切です。

営業事務に就職した後のキャリアビジョンを明確にする

営業事務をはじめ、事務職は基本的には毎日ほぼ変わらないルーティーンワークが多くなります。

一般的な事務職に比べると、顧客対応や営業職員の突然のトラブルに対応するなど、臨機応変な対応や迅速な行動が求められることもありますが、基本はコツコツした事務ワークがメインです。

だからこそ、淡々と業務を遂行するだけでなく、明確なキャリアビジョンを持つことも大切です。

内定を獲得に向けていかに今は意欲が高くても、毎日同じような業務をこなすだけで、満足して長く働いていけるのか、自分なりに検討しましょう。

たとえば、最初は営業所で経験と実績を積み、支社に異動して複数の営業所を統括するポジションに就く、さらに本社に異動して全営業所や支社に関わる事務を行いたいなど、どのような活躍をしていきたいかキャリアビジョンを描きましょう。

営業事務として活かせる能力を考える

単なる一般事務職ではなく、営業事務職を選んだのですから、営業事務としてどんな活躍ができるのか、ご自分の強みや活かせる能力についてアピールしましょう。

これまでの経験を通じて、営業事務に適した能力や性格、ノウハウなどを持ち合わせていることを示すことが大切です。

そのためには、まず、営業事務の仕事について、しっかりと理解しなくてはなりません。

志望する会社の営業事務の特徴も含め、どのような役割があり、どのような仕事を担う人材なのか、よく理解しましょう。

そのうえで、どのような能力を活かすことができるかを考えます。

その能力を示すには、具体的なエピソードを紹介し、実際に能力があることを説明できると説得力が増します。

必要な資格は?

営業事務において活かせる能力を伝える際に、資格を取得していることを伝えるのも効果的です。

というのも営業事務に必ず必要な資格はありませんが、資格を所持していることで他の就活生と差をつけられるからです。

営業事務で活かせる資格としては企業が求める人物像の時に述べたMOSをはじめとして、PowerPointプレゼンテーション技能認定、Excel表計算処理技能認定試験、サービス接遇検定などが挙げられます。

また、これ以外にも学生時代の営業インターン経験なども伝えると魅力的なアピールに繋がるでしょう。

営業事務として今足りない能力とその能力を補う姿勢を記載する

営業事務として活躍するにあたり、不足している能力がある場合は、その能力を補う姿勢について記載すれば、成長意欲がつながります。

新卒の方にパーフェクトを求めて採用しようと考える、企業は基本的にありません。

既存の営業事務職員を含め、誰しも弱点や足りない部分はあります。

それを補おうと努力する姿勢や、足りない知識や技術を学ぼうとする意欲的な取り組みができる人材が求められるのです。

足りない能力があるから、その会社はあきらめるのではなく、明確なキャリアビジョンを掲げたうえで、自分がなりたい理想の営業職に成長するために努力する姿勢を示していきましょう。

【営業事務の志望動機】営業事務の志望動機例

作成する際のポイントを踏まえ、実際の志望動機例を見ていきましょう。

ポイントはなぜ、その会社の営業事務を志望するのかの理由と、そのきっかけとなった具体的なエピソードで志望理由をよりアピールすること、そして、自分のこれまでの経験や得意なことを仕事に活かせると伝えることです。

構成の仕方や発想をヒントにしながら、自分なりの志望動機を作成してみましょう。

① 保険会社の営業事務

私が御社の営業事務職を志望したのは、家族の生活に役立つ保険商品の大切さを伝える営業職のサポートを通じて、保険販売促進を支えたいと考えたからです。
私は中学3年生の時に父親を病気で亡くしましたが、生命保険金のおかげで高校にも大学にも進学することができました。
親を亡くしたショックや悲しみは大きかったですが、家族が前向きに頑張ってこれたのは生命保険を通じて経済的な支えがあったからです。
御社では家族を支える生命保険をはじめ、病気の後遺症や介護が必要になった時の本人や家族の生活を支える保険にも力を入れています。
万が一の生活を経済的に支える御社の商品を普及させる縁の下の力持ちになりたいと思い、営業事務職を志望しました。
資料を作成したり、まとめるのが好きで、作成した書類は必ず見直し、ミスは逃さない性格なので契約のスムーズな成立を助け、1日でも早く生命保険に守られる安心を届けたいです。

② ハウスメーカーの営業事務

私が御社の営業事務を志望したのは、豪雨災害でも流されずに暮らす人の命を守った御社の住宅に感銘を受け、広く普及させたいと考えたからです。
私は人前で話をする経験が少ない一方で、資料の作成や細かな作業は得意です。
サークルでは書記と会計を兼務し、縁の下の力持ちとしてサークル活動が円滑に回るようにサポートしてきました。
経験や得意なことを活かし、災害に強い住宅の販売促進を営業事務としてアシストしていきたいと志望しました。

③ 太陽光発電メーカーの営業事務

御社の営業事務を志望したのは、地球温暖化防止や日本で増えている自然災害時の非常電源として太陽光発電の必要性を痛感したからです。
御社では太陽光発電に加えて、発電した電力を蓄積できる蓄電池の販売にも積極的に取り組まれています。
日中だけではなく、夜間でも使える再生可能エネルギーを各家庭や事業所で持つことは台風や地震などの災害が多く、夏場の猛暑など温暖化の影響を受けている日本では大きな役割を担うと考えます。
私の父は不動産会社で営業の仕事をしておりましたが、営業所に帰ってきてから書類を一から作るなど膨大な事務作業があり、帰宅時間がいつも遅くなっていました。
アシスタントが欲しいといった話をよく父から聞いていたので、チーム単位で営業事務職のサポートを用意している御社の体制は、営業職員が働きやすい環境を与え、成果にも結びつきやすいと感じます。
父親の大変な姿を見てきた分、営業事務職として営業職員をサポートすることで、これからの日本の世の中にますます必要な太陽光発電と蓄電池の販売を促進できたらと志望しました。

【営業事務の志望動機】志望動機が思いつかない場合

志望動機とは、「なぜこの会社で働きたいのか」を採用担当者に伝える重要な項目です。

しかし、企業を選ぶための自分なりの基準がブレブレだった場合や自己分析が足りないとなかなか思いつきません。

そのため、視野を広くするために業界の研究をすることやエニアグラムやモチベーショングラフを活用した自己分析で自分をさらに深堀する必要があります。

ここでは、志望動機が思いつかない方のために、企業選びの軸について、自己分析のついて紹介していきます。

企業選びの軸とマッチさせる

企業選びの軸とは、企業を選ぶ自分なりの基準のことです。

この軸が決まれば、選ぶ企業を絞れ込めることや入社後のミスマッチが起きる可能性を減らせます。

また、志望動機も書きやすくなるので、しっかり軸を決めるようにしましょう。

ただ、自分だけでやるとどうしても視野が狭くなってしまいます。

軸を決める際は、友人や先輩の軸を参考にすることや業界を分析するとやりやすいです。

視野を広くしてさまざまな視点で軸を定めていくことで、地に足の着いた軸を決められます。

また軸をしっかり決めると、最初はマッチしないと思っていた企業が、実は一番マッチした企業だったということがあります。

給料や見栄などの下心は捨てて、自分に正直になり、自分にマッチした企業はどんな職種なのかを考えてみてください。

自己分析

もし企業選びの軸さえも浮かんでこない場合、自己分析が足りていない可能性があります。

そのため、自分の長所や短所などを深堀りする必要があるのです。

深堀りすれば自分のアピールポイントが明確になるので、それを企業選びの軸にして、強みを活かせる企業選びができます。

自己分析のポイントは、強みだけでなく弱みも深堀りすることです。

強みを最大限に活かした企業選びをするのは当然です。

しかし、実際に仕事をすると、自分が苦手な分野でも対応しなくてはいけない場面が数多くあります。

その時に、自分の弱点を克服しようとする姿勢がないと成長できません。

弱みを深堀りして、それを克服しようと努力できそうな企業も視野に入れると良いと思います。

自己分析のやり方ですが、推奨するのはエニアグラムやモチベーショングラフなど歴史がある分析方法です。

この分析方法は、心理学以外にも、ビジネスや教育、カウンセリングなど、さまざまな分野で活用されています。

より深く専門的に自分を知れる分析ツールなので、ぜひ試してみてください。

自己分析の方法については以下の記事で紹介しています。

「就活で最も大事な自己分析!自己分析の目的からおすすめの方法を伝授」

まとめ

営業事務は一般事務とは位置付けが異なり、営業所や営業部門に配属され、営業職員をサポートする場合や契約手続きに関する事務処理を担う仕事です。

営業職が成果を上げるためのお手伝いや、早期の契約成立の役割を担うことで、営業職のアシストを通じて企業の業績にも貢献できます。

きめ細やかなサポート力はもちろん、営業職の良きサポーターとしてのコミュニケーション力なども求められます。

営業事務は一般事務に比べると採用人数が少ないので、志望動機の作成ポイントを押さえて選考を突破することが必要です。

どうして営業事務を選んだのか、なぜ、その会社の営業事務がいいのかを、志望動機例を参考にしながら検討し、まとめてみましょう。

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