はじめに
就活ではここ最近SPI試験の結果も参考にしている企業が多数あります。
中には試験を受けずに就職が決まるケースもありますが、大手の企業のほとんどでSPI試験の結果も見て総合的に内定者を決めています。
テストセンターで受験をするようにとメールが送られてくる場合も多く、自宅と会場の両方を使い試験を受けることとなるのです。
ここではテストセンターで必要になるIDの話を中心にお伝えしていきたいと思います。
【テストセンターのID】テストセンターのIDとは?
テストセンターで受験するというのは、適性検査を外部の会場を使い受験する方法になります。
SPIのテストの場合、性格検査については自宅のパソコンで行えます。
この時に必要になってくるのが、テストセンターIDです。
会場はだいたい東京、大阪、名古屋、札幌、仙台、広島、福岡で行いますが、受験者が多い時にはさまざまな都道府県に臨時で会場を設けてくれます。
地方に住んでいる方も、地元で受験もしやすく都合の良い日や会場を選びやすいでしょう。
性格検査はパソコンのほかスマートフォンにも対応していますので、登録したら早めに受験をして残りの検査を会場で受けましょう。
テストセンターでSPIを受験する際に必要である
SPIの試験をテストセンターで受ける時には、必ずテストセンターIDは必要になります。
自分で案内に従って取得しなければならないので、覚えておきましょう。
テストセンターIDは、受験手続きを行うページにアクセスをすると、案内通り進んでいき必要事項を入力するだけで取得できます。
実際に会場に行き受験をする際には、このテストセンターIDと一緒に顔写真付きの身分証明書と、受験票が必要になります。
身分証明証は免許証やマイナンバーカードだと顔写真が付いているのでおすすめです。
受験票は自分のパソコンなどでダウンロードをして持参しなければならないので、受験までに前もって準備をしておきましょう。
【テストセンターのID】テストセンターで使うIDは2種類
テストセンターで扱うIDは2種類ありますので、どこの場面でどちらを使うのかわからなくなってしまうこともあります。
そんなに毎回使っているわけではないですし、自宅で性格検査をする時と当日会場に行って受験をする時くらいしか使わないので、どちらのIDがなんのIDだったのかわからなくなってしまうかもしれません。
困ってしまわないように、特徴などのも交えて2つの違いを説明していきます。
テストセンターID
まず1つ目がテストセンターIDになり、自分で決めたものとなります。
テストセンターIDには決まりがあり、始めがtかwからになります。
ほかの文字や数字の場合は、テストセンターIDではなくもう一つの企業別IDの可能性が高いです。
企業側でもtやwから始まるIDを使用している場合には区別がつきにくいですが、ほとんどの場合別の文字が1文字目に来ていますので、tかwを見たらテストセンターIDだと思ってください。
そして数字も9桁と決まっていますので、困ったら1文字ずつ数えてみましょう。
9文字でありtかwから始まっていたら、それはテストセンターIDだと思って間違いないでしょう。
企業別ID
もう1つは企業側で決めて受験者に教えてくれる企業別IDになります。
こちらは企業からテストセンターでSPIの試験を受けてほしい時に、メールでお知らせを送ってきます。
受験者一人ひとりに割り当てる任意のIDみたいなもので、テストセンターIDとは別ものです。
企業から送られてくるメールにURLがあるのでまずはクリックし、この企業別IDやパスワードを入力します。
半角数字8桁以内での登録となるので、テストセンターIDよりは短くなります。
数字だけでは不安な場合や英語も加えたいと考えている場合は、半角アルファベットを数字の前に2文字以内で使用も可能です。
最初に1文字アルファベットを付けてから、その後に数字4文字などでもOKです。
【テストセンターのID】取得方法
テストセンターを利用してSPIの試験を受ける際には必ずテストセンターIDが必要となりますが、具体的にはどのようにしたら良いのでしょうか。
初めての場合手順なども不安で、どのタイミングでテストセンターIDが取得できるのか知りたいでしょう。
ここからはどういった手順で、テストセンターIDを取得できるのかなどを詳しく説明していきますのでぜひ参考にしてみてください。
申し込み時のサイトで取得
テストセンターIDは、申し込み時のサイトで取得をします。
申し込み時のサイトというのは、企業側から送られてきたURLをクリックして出てきたサイトを言います。
案内に従っていくうちに、テストセンターIDを新規で作成するページが出てくるのでそこで手続きを行いましょう。
初めて受験する場合には取得が可能ですが、万が一すでに持っている場合は二重に取得はできません。
よくわからなくなってしまい、自己判断でもう一度手続きをしてテストセンターIDを取得するのは避けましょう。
別の新規IDを取得してしまうと、不正受験と認定されてしまい、せっかく良い点数で合格しても取り消されてしまう可能性もあります。
ログインした後に、センターの説明画面が展開しますので、読んで確認をしたらクリックすると新規でテストセンターIDを作れる画面が出てきます。
受験手続きのページに飛ぶ
テストセンターIDなども決めた後は、受験手続きの画面にも飛んでいきます。
ここでは受検予約画面から自分が受けたいと思っている地域をクリックし、さらに行ける会場をクリックしていきます。
選択した会場の情報が出てきますので、そこから自分が開いている日に受験ができそうかどうかを見ていきましょう。
すでに満席になっている場合もありますので、残りの空席になっているところから選ぶか、ほかにも行けそうな会場があればそこに自分の希望日に空きがあるかチェックしてみましょう。
まずは仮予約完了と性格検査受検のお願いの案内が来ますので、早めに性格検査受検はして終わらせるのがおすすめです。
ここまで終われば、受検票を手にできますので予約した会場で能力検査ができます。
ログイン後取得手続き可能になる
最初に企業からメールが送られてきて、企業IDやここまでに受験してほしいという期限、ログインしてほしいURLが記載されています。
そこにあるURLをクリックすると、ログイン画面になりここでは企業IDやはじめのログインパスワードを入力します。
その後にテストセンターの画面の中に、IDを取得できる項目が出てくるのでクリックしましょう。
まず利用規約やプライバシーポリシーなどが出てきますので、一読して問題なければ同意をします。
その後情報入力から自分の個人情報を入力して、登録をクリックするとメールでテストセンターIDが送られてきます。
まずは企業から送られてくるメールのURLをクリックして、企業IDなどを入力しログインしないと取得手続きまでいけません。
【テストセンターのID】ID入力してもログインができない!
入力をする際にテストセンターのIDだと思って何回も入力しているのに、まったくログインできないとなってしまったら、気持ちばかりが焦ってしまうでしょう。
何かしら間違っている問題があると、テストセンターIDでログインができなくなってしまいます。
もしかしたらほかのパスワードなどに問題があるかもしれないので、今一度心を落ち着けてチェックしていきましょう。
入力されたIDが正しいものかチェック
まず入力したIDをじっくり見て、間違いがないもう一度考えてみましょう。
テストセンターではIDは半角英数字で入力するようになっていますが、もしかしたら全角になっているかもしれません。
特にスマホで入力した時には、全角になっているのか半角になっているのか非常に見づらいです。
文字がどんな表示になる設定になっているのか見て、全角になっていたら半角にしてからまたテストセンターIDを入力してみてください。
アルファベッドの大文字と小文字を間違っている可能性もありますので、スペルももう一度チェックします。
どうしてもわかりにくい時は、メモ帳やワードなどの別のウィンドウでテストセンターIDを確かめてみるのもおすすめです。
「テストセンターID」と「企業別ID」が区別できているか
もしかしたらわかっているつもりになっていて、実はテストセンターIDと企業別IDの区別が自分の中ではっきりしていなくて間違っているかもしれません。
テストセンターIDはtかwから始まるIDとなりますので、別の数字やスペルから始まるものは企業IDの可能性も高いです。
桁数もテストセンターIDは9桁ですが、企業IDも8桁と似ているので間違ってしまうかもしれません。
もう一度なんの文字で始まっていて桁はいくつになっているのか確認をして、もし間違っていたら入力し直してみましょう。
正しいIDを入力すると、すんなり次のページに進みます。
パスワードは正しいものか
どんなにテストセンターIDを見ても、間違っていない場合があります。
その場合はパスワードに間違いがある可能性がありますので、しっかりとアルファベットや数字を確認しましょう。
意外と1文字だけ間違っていると、それだけでログインできません。
1文字ずつスペルを確認して、合っているかどうか落ち着いて見ていきましょう。
ログインをしようとしている画面ごとに、パスワードも異なっていますので注意が必要です。
別のパスワードを入力していてテストセンターIDだけを見直してしまうと、ログインできないままになってしまいます。
決めたパスワードはいくつか入力し、間違っていないか確かめてみましょう
受験者ログインの場合
ログインの画面が受検者用の場合は、まず企業から案内されたばかりのURLに接続した時には、企業へエントリーした際のメールアドレスを使ってログインします。
まだ何か新しいパスワードは作っていないので、メールアドレス以外がログインパスワードになることはありません。
メールアドレスはスペルも多いので、もしかしたら入力間違いをしてしまうかもしれません。
しっかりと1文字ずつ間違いがないか確認をし、ログインするようにしてください。
メールアドレスが不明な時には、企業の採用のホームページに戻って、マイページなどから確認するとわかります。
テストセンターのマイページの場合
テストセンターのマイページでログインできない時は、自分で決めたパスワードを落ち着いて思い出しましょう。
1文字違うだけでログインできませんので、自分はどのようなものを作ったのか今一度ゆっくりと考えてみましょう。
何回か入力してみてもダメで、IDにも間違いがないのがわかったら、テストセンターパスワードを忘れた場合はこちらというページがありますので、ここのリンクをクリックし、パスワードをもう一度メールで取り寄せましょう。
まとめ
テストセンターのIDは企業から来たメールのURLをクリックし、やり方を確認しながら行えば簡単に取得できます。
テストセンターのIDが順調に取得でき使えれば問題ないですが、万が一使えない時は困ってしまいますよね。
その際はIDやパスワードを確かめてそれでもダメならIDをメモし、テストセンターヘルプデスクまでお問い合わせてみましょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート