短所一覧と長所への言い換え例70選|ESや面接で使える答え方のポイントから例文まで徹底解説

短所一覧と長所への言い換え例70選|ESや面接で使える答え方のポイントから例文まで徹底解説
この記事を読んでわかること
  • 就活で使える短所
  • 短所を長所に言い換えた場合
  • 短所の伝え方
  • 企業が短所を質問する理由

この記事では、就活で聞かれる短所・弱みの一覧を紹介しています。

「あなたの短所を教えてください」と聞かれたときの回答のコツも踏まえて徹底解説していますので、ぜひ参考にしてください。

【短所一覧】短所・弱みとは

就活で聞かれる短所・弱みとは、あなたが改善すべき点のことです。

Point

長所とはほかの人と比べてうまくできることや、努力しなくてもできたようなことを指すため、その反対だととらえると良いでしょう。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

就職活動で尋ねられる短所や弱みとは、改善が必要な部分を指します。「あなたの短所を教えてください」という質問では、「どこに課題があり、どこを直していくべきか」を探られています。

【短所一覧】就活で短所が聞かれる理由

就活で短所が聞かれる理由

就活で、応募者の自己PRや長所だけでなく、短所や弱み・苦手なことを質問するのには理由があります。

ここでは3つの観点から、短所が聞かれる理由を解説します。

自己理解度を知るため

企業が短所を尋ねるのは、自分のことをきちんと理解しているかを知りたいためです。

自分のことが理解できていなくては、自分自身のコントロールをすることもできません。

仕事をしていくうえでは良いことばかりではなく、むしろ、辛いことや大変なことも多いものです。

また、職場の人をはじめ、取引先や顧客など多くの人と接することになります。

Memo

社会人として職場や取引先などと良好な関係を築き、さまざまな困難やトラブルなどを乗り越えながら、常にモチベーションを維持し、心身ともに健康で仕事を続けていくうえではセルフコントロールができることが求められます。

そのためには、自分自身についてしっかりわかっていることが大切です。

良い面を知って長所を伸ばしていくことも大切ですが、自分の短所も理解して、それをどうカバーしようとするのか、どう克服しようとするのかが社会人として問われるのです。

改善のための努力を知るため

2つ目は、短所や弱みを改善するための努力をしているか知るためです。

多くの企業は、何か困難なことがあってもそれを乗り越えることができる人材を求めています。

つまり、短所の質問からは、どのように短所を乗り越えようとしているかを知り、求めている人材にマッチしているかどうかを見ているのです。

Memo

たとえば「短所は短期であることだ」という方がいたとしましょう。

部下や同僚が仕事ができないとイライラすることや顧客からクレームを言われるとすぐにカッとしてしまうおそれがあります。

自分の短所は短気なことだと理解していれば、部下の仕事が遅いときには不満をいう前に一呼吸置いて冷静になるとか、顧客のクレームには絶対に怒らないなど、自分なりの対処法を採ろうと考えるはずです。

ですが、自分が短気だと理解していなければ、部下を叱りつけてパワハラだと言われることや顧客とたえずトラブルを起こしてしまうかもしれません。

短気であることや、その他の短所があるのがいけないのではなく、それを把握して短所を出さないための工夫や、短所をカバーするための工夫、短所を改善しようと努力しているかを知りたいと思っているのです。

適性を知るため

企業は学生の弱みを知ることで業務に支障があるか確認しようとしています。

理由としては、会社に適性がないと早期離職に繋がってしまう恐れもあるからです。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

例えばチームワークを大切にしている会社で協調性がないことを短所として挙げてしまうと「一緒に仕事していけるかな」と面接官に思わせてしまいます。

自分の伝えたい短所が企業にとって避けたいものであるか一度考えてみましょう。

【短所一覧】短所が思いつかない場合の対処法

ESや面接で伝える自分の短所がなかなか見つからない時には、以下の2つを行ってみましょう。

短所が見つからないときの対処法
  1. 苦手なことや失敗経験を書き出す
  2. 友達や親に聞いてみる
  3. 自己分析ツールを使う
  4. 長所から考える

また、この記事で紹介している短所一覧から、最も当てはまる言葉を探してみるのもおすすめです。

ここでは上記の2つについて、順番に解説します。

苦手なことや失敗経験を書き出す

今までの人生の中で苦手だと感じたことや失敗した経験を書き出してみましょう。

事実を複数書き出して、それらの共通点を探してみることで、あなたの短所が見つかります。

  • 経験「大勢の人と話すのが苦手」「観客が多い大会で緊張した」
  • 短所「緊張してしまいがちなこと」

友達や親に聞いてみる

どうしても自分一人では短所を考えるのが難しい、当たり障りのないものになってしまうといった時には上述したようにあなたのことをよく知る仲のいい友達や親に聞いてみることをおすすめします。

そうすると、自分では気づかなかったあなたの特徴について知ることができ、客観的な事実を加えたアピールができるようになります。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

もし自分一人で短所を考えるのが難しい場合や、どうしても無難なものになってしまう場合は、友達や親に相談してみることをおすすめします。親しい人から意見をもらうことで、自分では気づかなかった特徴を知ることができ、客観的な視点を取り入れたアピールが可能になります。

自己分析ツールを使う

自己分析ツールを使うのも非常に有効な方法です。

自分で考えたり、周りの人に相談したりしても短所が見つからない場合でも、ツールを利用することで新たな視点を得られるかもしれません。

近年ではインターネット上で簡単に利用できる自己分析ツールが数多く存在し、相手がツールということもあり、質問に答えるだけで自分の性格や行動特性、そして短所を、完全に客観的に見つけ出すことができます。

自分の性格を多角的に分析し、他者との比較を交えながら短所を明確にしてくれるため、自分では気づかなかった面が浮かび上がることが多いです。

ツールの結果を参考にしつつ、実際の自分の経験や行動と照らし合わせることで、自分らしい短所を発見することができるでしょう。

また、弊社では自己PRツールも提供しています。

LINEで52個の質問にサクッと答えるだけであなたの長所や短所、向いている業界などについて分析できます。

完全無料で利用できるため、気になる方はぜひ以下のリンクから登録してみてください。

長所から考える

短所が思いつかない場合、長所から考える方法も有効です。

長所と短所は表裏一体であり、どちらも視点を変えれば反対の性質になることが多いため、長所を別の視点から見ることで短所を見つけ出せる可能性が高いです。

例えば「几帳面である」という長所は、「細かいことにこだわりすぎてしまう」という短所に言い換えることができます。

また「リーダーシップがある」という長所は、「自分の意見を押し付けがちになる」という短所として考えられるでしょう。

このように、長所をポジティブに捉えるだけでなく、その特性がネガティブに作用する場面を想像することで、自分の短所を見つけることができます。

視点を変えることで自分の行動や性格の特徴をより深く理解し、自己分析の幅を広げることが可能になります。

また、長所を見直し、それがどのような状況でマイナスに働くかを冷静に考えることは、自己理解を深める重要なステップでもあり、自分を客観的に捉えるためにも有効です。

短所一覧と長所への言い換え例70選

就活では短所が聞かれますが「自分の何が短所かわからない」「どんな短所を答えれば良いかわからない」という方も少なくありません。

そこで、面接での回答に使える短所一覧と長所への言い換え例を一挙に70個紹介します。

自分に当てはまる短所があれば、アピールの方法や例文を解説している記事をのぞいて、どのようにアピールすれば良いかを確かめましょう。

短所一覧と長所への言い換え
短所 長所への言い換え
心配性 注意深い、慎重

優柔不断 他者の意見を尊重する
緊張しやすい 責任感が強い

マイペース 自己管理ができる

負けず嫌い 向上心が強い
ポジティブ 前向きである
人見知り 慎重、内向的
うるさい エネルギッシュ
飽きっぽい 多様な興味を持つ
諦めが悪い 粘り強い
焦りやすい 行動力がある
飽き性 多才

後回しにする 慎重に計画を立てる
没頭しやすい 集中力が高い
話が長い 説明が丁寧
注意力散漫 広い視野を持つ
遠慮がち 他人を思いやる
影響されやすい 柔軟である
不器用 努力家
不安症 準備をしっかりする
深く考えすぎる 思慮深い

深読みする 細部に注意を払う
頑固 信念を持っている
頑張りすぎる 努力家
顔に出やすい 感情が豊か
語彙力がない シンプルに伝える
言語化が苦手 直感的に理解する
1人で抱え込む 責任感が強い
八方美人 調和を大切にする
人前で話すのが苦手 慎重に発言する
自信がない 謙虚である
自分の意見が言えない 他人の意見を尊重する
自己犠牲 献身的である
柔軟性がない 信念が強い
完璧主義 高い品質を追求する

計画性がない 柔軟に対応できる
こだわりが強い 詳細にこだわる
抱え込みやすい 責任感がある
理屈っぽい 論理的
気を使いすぎる 他人を思いやる
真面目すぎる 責任感が強い
めんどくさがり 効率的に行動する
人見知り 慎重である

流されやすい 柔軟性がある
ネガティブ 慎重である
人に頼れない 自立している
のんびりしている 落ち着いている
おせっかい 面倒見が良い
大雑把 柔軟性がある
落ち込みやすい 自己反省ができる
おっちょこちょい ポジティブである
落ち着きがない 活動的である
臆病 慎重である
プレッシャーに弱い 柔軟に対応できる
プライドが高い 自尊心が強い
内気 思慮深い
嘘がつけない 正直である
打たれ弱い 感受性が豊か
疑い深い 慎重である
動き出しが遅い 計画的である
ミーハー 流行に敏感
わがまま 自分の意見を持っている
凝り性 妥協しない
優しすぎる 思いやりがある
容量が悪い 努力家である
融通が効かない 信念が強い

【短所一覧】ESや面接で短所を伝える際の注意点6選

短所を伝える際のポイント
  1. 「短所はない」はNG
  2. 短所を伝えて終わらせない
  3. 長所とも取れるような表現をする
  4. 業務に支障が出るレベルの短所は伝えない
  5. 企業とマッチする短所を選ぶ
  6. 改善の意志を伝える

短所は伝え方によっては面接官にマイナスの印象を与えることなく、さらにはプラスの印象を与えることができます。

ここでは、短所の伝え方を通じて他の就活生と差別化をするためのポイントを徹底的に解説していきます。

1.「短所はない」はNG

これは大前提ですが、面接で短所を聞かれた時に自分をよく見せようとして「短所はないです」と答えることは絶対にやめましょう。

というのも短所はないと答えてしまうと自己分析ができていない人や、自意識過剰な人であるという悪い印象を面接官に与えてしまうからです。

また、先ほども述べましたが面接官は短所を聞くことでその学生の自己理解や改善能力、行動力を知ろうとしています。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

面接で短所を聞かれた際に「短所はないです」と答えるのは避けましょう。こう答えると、自己分析が不十分であったり、自分を過大評価している印象を面接官に与えてしまいます。面接官は短所を通じて、その学生の自己認識や改善への意欲、行動力を見極めようとしています。

2.短所を伝えて終わらせない

短所を聞かれてよくあるパターンが、短所を答えて終わってしまうというものです。

企業は純粋にあなたの短所を知りたいわけではありません。

短所を通じて、あなたが自分のことを客観的に把握しているのか、把握している場合にその短所にどのように向き合っているのかを知りたいと考えているのです。

Point

短所を伝える際には、その対処法やどのように改善しようとしているのかといったことまでセットで伝えられるように意識して、他の就活生と差別化しましょう。

3.短所を長所に転換して伝える

物は言いようという言葉がありますが、短所をただ伝えるだけで終わるのではなく、言い換えれば長所にもなりうるというようなことを短所として伝えるという方法があります。

企業から短所を聞かれたからといって全て正直に短所を伝えるだけではマイナスイメージにつながってしまう場合があります。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

例えば、短所でせっかちと伝えても、それは言い換えれば期限を守るという長所として捉えることができます。

4.業務に支障が出るレベルの短所は伝えない

中には、短所が業務に支障が出るレベルだという方もいるかもしれません。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

例えば、常にスマホが気になって5分おきにチェックしてしまい集中力が続かないという短所では、仕事に集中しているイメージを持つことができないため、なかなかプラスに捉えることができません。

もちろん面接などの選考の場で嘘をつくことは許されませんが、それを聞いた相手がどのように感じるか、客観的な視点で適した回答をすることが求められます。

自分で判断することが難しい場合には誰かに客観的に判断してもらうこともおすすめします。

5:企業とマッチする短所を選ぶ

ESや面接で短所を伝える際には、企業とマッチする短所を選ぶことも重要です。

企業ごとに求める人物像や企業文化は異なるため、まずは応募先の企業がどのような人材を求めているのかをしっかりと把握し、自分の短所がその企業の求める人物にどのように影響するか考えてみましょう。

例えば、主体性を持って行動する人を求めているA社に対して「動き出しが遅い」や「心配性」といった短所を伝えると、企業の求める人物像と合致しないため、マイナスに捉えられる可能性があります。

このような場合「好奇心旺盛で考えずに行動してしまう」など、主体性があることが伺える短所を述べれば「行動力やチャレンジ精神がある」としてプラスに捉えられる可能性があります。

6.改善の意志を伝える

前述したように短所ではあなたの短所を改善しようとする姿勢やその過程が見られています。

そのため、ただ「短所は〇〇です」と伝えるだけではなく、その短所を改善するために具体的にどのような行動をとっているのかを伝える必要があります。

Point

あなたの短所の問題はどこにあり、それを改善するためには何が必要か理解しているということは内省する力、向上心、問題解決能力があるというアピールにもなります。

短所を改善しようと行動に移したことなんてないという場合は自分の短所はどうしたら良くなるかを考え、これから行動に移すことで説得力のある話ができるでしょう。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

短所に向き合う姿勢を見せるためにも「背が低い」、「病弱」といった努力では改善できないものを短所として伝えるのは避けましょう。

自分の面接力を診断して弱点を割り出し、早めに克服したい方はこちら

【短所一覧】絶対に避けるべきNG短所一覧

短所はうまく長所へと言い換えることが大切であり、基本的に企業に合わない短所であれば、どのようなものでも話して構いません。

しかし、以下のような短所は人として致命的であると思われる、または相手が反応に困るようなものであるため、述べないようにしましょう。

社会人としての資質がないもの

一覧
  • お金にルーズ
  • 時間にルーズ
  • 嘘をつく
  • 仕事が雑
  • コミュニケーション能力がない

身体的特徴や疾患に関するもの

一覧
  • 太っている
  • 痩せている
  • 持病がある
  • 障がいがある

意識や工夫次第ですぐに改善できる

一覧
  • 忘れ物が多い
  • 遅刻が多い
  • 誤字・脱字が多い

【短所一覧】短所を伝える時の構成

続いて、短所を伝える時の構成について紹介します。

この構成は面接の際もESの際も活用できるものであるため、どのような企業を受ける際でも汎用的に活用できるものです。

企業に応じて違う短所を述べる場合でも、以下の構成で作成すれば、話の内容が頭に入ってきやすくなるため、ぜひ参考にしてみてください。

結論

短所を伝える際は、まずは結論から述べるようにしましょう。

「私の短所は〇〇です」と明確に最初に伝えることで、企業の採用担当者は話の展開を想像しやすく、話全体の流れがわかりやすくなります。

結論を最初に提示することで相手が内容に集中しやすくなり、ポイントも伝わりやすくなるでしょう。

結論ファーストで話すことは就活において基本的なことであり、就職後も活用できるものです。

したがって、「就活の時や就職してから仕事の話をする時は、基本的に結論から話す」と覚えておくことを推奨します。

具体的なエピソード

短所を伝える際には、ただ短所の話をするだけでなく、具体的なエピソードを交えて話すことも重要です。

漠然とした短所の説明だけでは説得力に欠ける上、他の応募者との差別化が難しくなってしまいます。

例えば「私の短所は計画性がないことです」と伝える場合、過去の具体的な経験を通じて、どのようにその短所が発揮されたのかについて説明すると良いです。

また、エピソードは可能な限り、ありきたりのものではなく、独自の経験や状況を反映させることを推奨します。

エピソードを詳しく話すことで、あなたの短所についてイメージしてもらいやすくなりますし「客観的な説明が上手い人材である」という印象を与えることができます。

詳しく、そして客観的なエピソードを述べることは、志望動機や自己PR、ガクチカなど、就活において聞かれやすい質問においては非常に重要であるため、共通の概念として覚えておきましょう。

改善への取り組み

短所について述べる際は、短所について話すだけで終わらせず、どのように改善に取り組んでいるかを説明することが不可欠です。

短所を認識し、それを克服するためにどのような意識や行動をしているのかを具体的に伝えることで、向上心や自己改善への姿勢をアピールできます。

例えば、計画性に欠けていることが短所であれば「スケジュール管理を徹底するために、毎朝タスクを書き出すようにしています」と具体的な改善策を述べるようにしましょう。

このように説明することで、自分の短所を客観的に認識しており、そしてそれを改善するために努力ができる人材であるという判断をしてもらえます。

課題を発見し、改善することは就職後も強く求められることであるため、その素地ができているということを示しておきましょう。

入社後の活かし方

短所について述べ、そして改善への取り組みについての説明が終わったら、最後に入社後にどのように活かすのかについても説明しなければなりません。

この部分を説明できるかどうかで、相手に将来あなたが自社で働いているイメージをさせられるかどうかがかかっています。

例えば、先ほどのように計画性がない人が改善に向けて取り組んでいることを話した後は「入社後もプロジェクト成功のために細かい計画を立て、一つひとつこなしていくことで確実に納期を達成したいと考えています」といったように、仕事につなげて話しましょう。

これにより、自分の課題を明確に把握しており、それが仕事にどのような影響を与える可能性があるのか、それを防ぐためにどのように行動し、企業に貢献していくのかといった内容が伝わりやすくなります。

企業は入社後に活躍できる人材を求めているため、ぜひ「入社後に短所を改善し、貢献する」といったニュアンスの話をしましょう。

【短所一覧】ESや面接で使える短所の例文6選

続いて、ESや面接において使える短所の例文を6個紹介します。

以下の短所は当てはまる人が比較的多く、あなたもいずれか参考になるはずです。

ぜひ自分の短所に当てはまるものの例文を中心に、構成や、改善のための工夫の部分など、書き方を参考にしてみてください。

例文1:頑固

私の短所は頑固なところです。

野球部に所属していた時、チームメンバーと衝突し、孤立してしまったことがあります。

自分の意見を強く主張するあまり、他のメンバーの意見を聞く姿勢が欠けていたことが原因でした。

そこで、相手の意見を尊重する姿勢を意識するようにした結果、徐々に信頼関係が築かれ、チームの雰囲気も改善できました。

入社後はこの経験を活かして協調性を常に意識し、自分から積極的にコミュニケーションをとり、円滑なチームワークに貢献したいと考えています。

例文2:八方美人

私の短所は八方美人なところです。

サークルで幹部を務めていた際、周囲の意見に流され、自分の意見を言えないことが多々ありました。

そこで「逃げずにはっきり意見を言う」という意識を持ち、話し合いの場では積極的に自分の考えを発言するよう努めました。

その結果、チームとしての意見のまとまりも強まり、活動の質が向上しました。

入社後は、自分の意見をはっきりと言うことを心がけ、建設的な議論に貢献していきたいと考えています。

例文3:大雑把

私の短所は大雑把なところです。

アルバイトでリーダーを任された際、自分だけで判断して指示を出してしまい、混乱を招いてしまったことがあります。

これを反省し、以降は決断前に周囲と確認を取ることを意識し、連携を重視するようにしました結果、チーム全体の動きがスムーズになり、業務効率が向上しました。

入社後は決断力の速さを活かしつつも、リスクを考え、周囲に確認を取りながら柔軟に対応していきたいと思います。

例文4:動き出しが遅い

私の短所は動き出しが遅いことです。

普段から計画を練るのに時間をかけすぎてしまい、周りのペースに追いつけず、機会を逃すことも多々ありました。

そこで締め切りを意識して期限を早めに設定し、行動に移すよう心がけています。

また、必要以上に完璧を求めず、迅速に対応することを意識しています。

入社後は計画を練ることを大切にしつつ、タイムリーに行動し、成果を出せるよう努力していきます。

例文5:優柔不断

私の短所は優柔不断なところです。

アルバイトで複数の仕事を同時にこなさなければならない場面で、どの仕事から手をつけるべきか迷い、行動が遅れて周囲に迷惑をかけてしまったことがあります。

これ以降、日々のタスクを重要度で分けて整理し、最も優先すべきことから取り組むようにした結果、スムーズに仕事を進められるようになり、周囲との連携も向上しました。

入社後もこの経験を活かし、常に優先順位を意識しながら仕事に取り組み、効率的に業務を進めていくことを目指しています。

例文6:不安症

私の短所は不安症なことです。

大学のプロジェクトではリスクに備えすぎて準備に時間をかけすぎ、他のメンバーに迷惑をかけたことがあります。

これ以降、リスク対策をある程度まで行ったら、完璧を求めずにまずは行動を開始し、その後で計画通りに進んでいるかを逐一確認することを意識するようにした結果、確実かつスピード感を持って行動できるようになりました。

入社後はこのバランス感覚を大切にし、スピードとリスク対策の両立を図りながら業務に貢献する所存です。

【短所一覧】ESや面接で伝える短所を一覧からうまく見つけよう!

企業が面接であなたの短所を尋ねるのは、自分のことをしっかりと理解しているかを知るためです。

自分のことを客観的に理解できていないと企業の社風や職種、仕事にマッチしているのかもわかりません。

Point

職場や取引先、顧客などとトラブルが生じるリスクがないかや、短所が出そうになったときにどう対応するのかも見られています。

短所を尋ねられたら、ただ自分の短所を並べるのではなく、短所をいかに改善しているかも併せて伝えることが大切です。

自分の短所を客観的に分析して見つけ出し、回答例を参考にして面接に備えましょう。

就活市場では、今後も新卒の就職活動に関する様々な情報を発信していきますので、ぜひ他の記事もご覧ください!

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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