企業が一番重要視している!キャリアビジョンを作る5ステップ

これから自分がどうなりたいかというキャリアを考えるとき、どういう風になりたいかを考える方法の秘一つにキャリアビジョンというものがあります。

これは将来の自分のことを考えるために重要なもので、面接のときに聞かれることもあるものです。

どういう風に作ればよいのでしょうか。

キャリアビジョンとは

キャリアビジョンとは、平たくいえばあなたのキャリアについての未来、ということを示します。

たとえばあなたが将来どうなりたいかということを考えてみると、たとえば「自分は営業の仕事をしてバリバリ成績を上げたい」「エンジニアとして技術の腕を磨いて、いつかヒットする製品を作りたい」「働く人のサポートをするお仕事がしたい」というような考えが出てくるでしょう。

こういった自分の仕事の方針やどうなりたいか、ということを考えるものです。

企業がこのキャリアビジョンを重視するのには、いくつかの理由があります。

一つは、その人がどうなりたいかということを明確に考えられる人かどうか、ということを見極めたいのです。

その人が将来どうなりたくて、そのためにどんな職種やうちの会社を志望したのかというようなことを知りたい企業もあります。

キャリアビジョンが明確で、その将来のためにこの会社でこういことがしたいです、ということを明確にできる人のほうが採用されやすいでしょう。

また、その会社でやりたいことができる人とそうではない人では、まったく仕事に対する姿勢も変わり、パフォーマンスも大きく変わるでしょう。

企業にとってはもはやあまり考えない人やただお給料のために働きたい、という人ではなく、志高く働ける人のほうが魅力的に映ります。

当然、こういったことを考えることで、あなたが将来働きたい企業の方向や方針がわかりますし、そのためにどういう企業に就職するのがよいか、ということもわかるでしょう。

これまで学習してきたことや技能を活かしたいのか、あるいはプライベート重視なのかを考え、職種や業界を見極めるのも方法です。

キャリアビジョンを考えるメリット

キャリアビジョンを考えるのにはメリットがいくつもあります。

就職活動の一環として、さまざまなキャリアビジョンのメリットを踏まえて考えてみましょう。

自分の将来が明確になる

キャリアビジョンを考えることのメリットはいくつかありますが、その一つはやはり自分の将来が明確になる、ということでしょう。

自分の将来が明確になることで、自分がどういう仕事をしたいかがわかります。

特に技術職や専門職になりたい人は一般的な企業は好ましくなく、むしろ専門分野を活かした仕事のほうが好ましく、企業や業界を選ぶときのその選択肢がかなり変わってくるのではないでしょうか。

また、自分の将来が明確になることで、逆算すると今どういう資格や技能を取ればよいか、どういう企業へのインターンシップを行えばよいか選択することができます。

ただむやみに業界や職種、一般職化総合職を選ぶのではなく、自分がどうなりたいかを明確にし、そこから逆算していくのが一番よい方法といえるでしょう。

志望する企業のイメージが湧く

また、業界や職種がある程度明確になることで、志望する企業のイメージが湧きやすくなります。

これはたとえばどういう仕事がよいかだけではなく、どういう待遇の企業がよいか、どういう社風の企業がよさそうか、ということまで考えやすくなるというのが大きなメリットでしょう。

たとえば女性の場合は将来的にバリバリ働きたいのか子供を持って過程と両立させたいのかによっても違います。

バリバリ働きたい場合はハードでもしっかりお給料に反映される総合商社や営業中心の会社で総合職や経営、企画などで応募するほうがよいでしょう。

子供を持ちたい場合は一般職だけに限らず、総合職でも家庭と両立しやすいように工夫されている企業を選ぶ、産後復帰に理解のある企業を選ぶ、などの方法があるでしょう。

男性の場合でも同様で、どういう仕事をしたいのか、どういう雰囲気の会社がよいのか、ということも変わってきます。

自分は内気で誰かと交流することをあまり好まないという人の場合、男性でも内勤や技術職などのできるだけ関わる人の数や量を軽減できる仕事がオススメです。

ガンガン出世してチームリーダーなどになりたい場合、年齢に関係なく実力で出世できる企業を選ぶ方がよい場合もあるでしょう。

こういったことが明確になることで、就職の軸が決まり、どういう企業に応募するか、どういう企業なのか見極めることが大切なのかがわかってきます。

どういう企業がよいかを明確にすることで、就職活動の方針や内容もかなり変わります。

いろいろな方針を立てるために、まずはキャリアビジョンを作ってみましょう。

キャリアビジョンの作り方

キャリアビジョンの作り方はいくつかありますが、ここでは王道の方法を教えましょう。

自分の過去の経験を洗い出す

まず、自分の過去の経験を洗い出してみてください。

そうすることで、過去の自分の出来事やどういうことに行動軸があるかどうかをチェックすることができます。

そのときにどういう出来事があり、どう思って、なぜそう思ったのかを考えてみましょう。

特に書くことは明るいことや楽しいこと、自分が活躍できた場面でもよいでしょう。

さまざまなことを思い出してください。

自分がやりたいことを書き出す

次に、自分がやりたいことは一体なんなのかを書き出してみましょう。

これはとりあえずのことでも構いません。

当然「こういうことがやりたい」と明確な人ならすぐに書けるでしょうが。

もしそうではない場合は、とりあえずやりたいことをたくさん書き出してみるのも方法です。

仮にやりたいことが明確なら、より深く掘り下げてみるのもよいでしょう。

過去の経験とやりたいことの関係性を考える

そして、この上記に考えた2つを考えてみます。

過去の経験とこれからやりたいことを考え、この2つのことにどう関連があるかを考えてみてください。

とりあえずやりたいことでもよいので、それをどうしてそう思ったのか、そしてこれからどうしたいのかということを関連付けることで、自分がどういうキャリアやどういうライフプランを希望しているのかを見極めることができるでしょう。

関係性から、自分の価値観を知る

この関係性は、あなたの価値観にも影響します。

実はこういった過去の経験はこれからのやりたいことについて影響をもたらしますし、これからやりたいことを考えると過去にどうしてそういう行動やこういうことをしたのか、明確にしやすいでしょう。

たとえば、おしゃれが好きでファッション雑誌を月に10冊読むから、将来はファッションに関係する仕事や企業がいい、というような人もいるでしょう。

こういった人の場合はとにかくおしゃれな業界や華やかな業界が向いていると思われ、ファッションに関係する企業のほうがよいのではないかと考えられます。

書き感を踏まえて具体的なキャリアビジョンを考える

最後に、ここから具体的なキャリアビジョンを考えてみましょう。

このとき、自分がどういうアプローチができるか、企業にどういうアプローチができるかを考えて文章に作るところまで行ってみてください。

こうすることで企業への志望理由を明確にできます。

どういう企業がよいのか、どういう業界や職種がよいのかを選ぶ方針を立てることや将来のキャリアを考えることもできます。

また、履歴書の志望動機を書くことができますし、当然ですが面接対策にもなるでしょう。

キャリアビジョンを作る際の注意点

キャリアビジョンはエントリーシートや面接時に尋ねられることがあるだけでなく、エントリーする企業を決め、社会人としてこれからの人生を充実したものにしていくうえで、キャリアビジョンを作ることは重要な作業です。

どのような点に注意して描いていけば良いのか、チェックしておきましょう。

非現実的なものはイメージがしづらい

夢は大きく描く、将来は他の人が誰も成し遂げたことがないことをやりたいと思っていたとしても、キャリアビジョンを面接などで語るうえでは、もっと具体的でイメージしやすいものにするのが基本です。

その企業の中長期計画には出てこないような事業を勝手に作り出すことや実現が物理的、環境的に困難な非現実的な夢を語るのはやめましょう。

自動車メーカーの技術職を志望しながら、将来は宇宙船開発をこの企業で成し遂げますと言ったり、商社で国交が正常化されていない国で支店長になりますなどと言ったり、メーカーの研究職としてノーベル賞を目指しますなど、個人的な野望のようなキャリアビジョンを語るのは避けましょう。

定期的に見直すこと念頭に置いておく

描いたキャリアビジョンは必ずその通りに達成しなければ負け、というわけではありません。

長い職業人生において、その人の興味が変わることもあれば、身に付けた技術や経験を活かして違う仕事がしたくなることもあります。

また、経済環境や社会の変化、企業の置かれている環境や企業の方針転換によって変更を余儀なくされる場合もあれば、結婚や子どもの誕生、親の介護や自分の病気などライフステージやライフスタイルの変化に伴い変更が求められることも少なくありません。

こうなりたいという理想の自分を明確にしたうえで、状況の変化に応じて柔軟に見直しができるキャリアビジョンが望ましいといえます。

自己分析も同時に行っておくとベター

キャリアビジョンを作成するうえでは、その前提として自己分析を行うようにしましょう。

自分のことを理解していないのに、自分の将来を計画することは困難です。

自分はどんな人間でどんな性格や特技を持ち、どんな分野に興味があって、どんな点は弱いのかをしっかりと把握しましょう。

また、将来はどんな生活を送りたいのかなども考えながら、目標を設定し、そのためにはどんなキャリアを積んでいけば良いのかを検討します。

キャリアビジョンの例

キャリアビジョンを考えられない人のために、いくつかの例を紹介します。

福祉系業界へのキャリアビジョン

「私の身内に介護を必要とする人がいて、その人との交流から介護に関するさまざまなことや人手不足だという現状を知り、介護の技術が身に付く大学を志望しました。在学中にヘルパー二級を取得しており、また栄養士の資格も取っています。将来的には貴社で技術を活かして社会福祉士の資格を取り、ヘルパーや介護士がより働きやすくなる環境を整えられるような人材になりたいと思っています」

デジタル系業界へのキャリアビジョン

「小さいころにデジタルアートの作品を見て感動し、それをきっかけにデジタルに関する興味が湧きました。実際にはデジタルアートとまではいかなくてもエンジニアリングやデジタルの表現に関することに興味があり、将来的になにかデジタルアートに関わる仕事がしたいと思い、貴社を志望しました。今はまだ学習段階で資格もいくつか取り、学内プロジェクトにも参加しています。将来的にはチームリーダーや幹部などになり、技術を磨いていきたいと思っています」

一般職へのキャリアビジョン

「小さいころから、どちらかといえば女性的な性格で、気が利くねとか優しいねと言われることが多くありました。コツコツ物を作ることや学内のイベントでもどちらかといえばサポートのような側面で褒められることが多かったように思います。着実で堅実に作業を行い、なおかつ効率化のためにさまざまな提案をすることも楽しく思えました。このため、将来的には貴社の環境を整えられる総務やさまざまな人をサポートする営業事務などの仕事を行いたいと思い、特に事務でも資格取得などに積極的な貴社を志望しました」

キャリアプランでよくない例

面接でキャリアプランを語る際に、内定には結び付きにくい、良くない例をご紹介します。

作成したキャリアプランが良くない例になっていないか、見直しを図りましょう。

私生活に関するプラン

私生活に関するプランはキャリアプランではなく、ライフプランです。

キャリアプランはあくまでも企業においての成長ステップや長い職業人生についてプランニングをするものです。

公私混同をしないように気を付けましょう。

たとえば、「生活を安定させたい」、「将来、結婚して子どもを持つために安定した職業に就きたい」、「将来、マイホームを買うために収入アップと昇格を目指したい」といったプランはNGです。

生活の安定や生活費などを稼ぐために働きたいなら、エントリーしたその企業でなくても叶えられます。

その企業に就職することの意味がわかりませんし、他に安定した企業や収入アップが期待できる企業があれば、簡単に転職する人と思われかねません。

採用するメリットが感じられないプラン

面接官はその企業で活躍して業績に貢献してくれる人材、新卒であればなおさら、企業の未来を担ってくれる人材を求めています。

そのため、長期での活躍や成長が期待できないプランでは心に響きません。

たとえば、「将来の夢は結婚して子どもを育てることで、その際は子育てに専念したいと思っています。

御社は子育て支援制度も充実しており、一度辞めた社員の再就職にも積極的なので私の理想の働き方にピッタリです。」などと言われても困ります。

公私混同による私生活に関するプランとすぐに辞めることや休業を前提にしたプランで採用するメリットが感じられません。

また、「3年ほど修業した後は、独立開業します。」「5年後には地元に戻って、家業を継ぐ約束を両親としています。」などのケースも、人材不足で長期に働いてほしい人物を求めている企業にとっては採用メリットを感じられません。

いずれ辞めることを前提にした人材は、愛社精神や仕事に対するモチベーションなども低い傾向にあり、採用をためらうケースの一つです。

自分勝手なキャリアプラン

近年は働きながらスキルや資格を身に付け、ステップアップしたいという人も増えてきました。

だからといって、資格取得だけが目標になってはいけません。

たとえば、「御社では資格取得支援制度が充実しているので、〇〇の資格を取り、次に△△の資格を取得し、××の資格も取得して成長したいです。」と言われても、その資格を使ってどう仕事に活かしてくれるのかが見えてきません。

単に資格取得で満足して自己成長し続けていくパターンと捉えられるだけでなく、企業の費用で資格を取得して転職する場合や独立起業するのではとも思われかねません。

採用されるキャリアプランにするためには、取得した資格を活かして、その企業でどのように活用しながら成長を目指すのかを語りましょう。

まとめ

キャリアプランは一度作っても必ずその通りに行くとは限りません。

ですが、これから自分がどうなりたいかまだわからない段階では一度キャリアプランを作ることで、たくさんの企業から自分に合った企業を探しやすくなり、なおかつアピールしやすくなります。

自分にとってよりよい企業を探してみるためにも、ぜひ作ってみましょう。

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