志望動機の8割は構成で決まる!しっかりした構成を考えるポイントとは?

内定獲得に欠かせないものの一つが「志望動機」です。そして志望動機作りには「構成」が欠かせません。

構成があやふやなまま、志望動機を作り上げますと、チグハグな内容になってしまいます。それを読んだ人・聞いた人には全く伝わりません。当然ながら、それでは内定を得ることはできません。

この記事では、志望動機の構成が重要な理由について解説すると共に、その構成を考えるための重要なポイントについてもご紹介しています。例文もありますので、ぜひ参考にしながら、志望動機を作り上げてください。

志望動機は話の構成で8割決まります

内定を取れるか否か、就職活動で一つの大きな鍵となるのが「志望動機」です。ESに記載する必要もありますし、面接でも必ず質問される項目です。

大切な志望動機ですから、なんとか早めに作りあげたいと、いきなり志望動機を書き始めていませんか?だとすれば、書こうとする手をいったんストップしてください。

志望動機の作成は「話の構成を練るところ」から始まります。労力のほとんどをこの構成を練る作業に充ててよいくらいです。

ではなぜ構成が重要なのでしょうか?まずはその理由についてみてゆきましょう。

構成があやふやだと、行き当たりばったりの志望動機になってしまう

志望動機の構成があやふやですと、その内容は適当で行き当たりばったりになってしまいます。

それを読んだ面接官は「で、結局何が言いたいの?」という感想をいだくでしょう。当然ながら、そこで試合終了。面接にもたどり着けません。

しっかりと構成を練ることで、理路整然とした内容になりますし、読む側も納得行くものになるのです。

志望動機は時間をかけて練りましょう

志望動機はその企業への就職を希望するすべての学生が書くものです。それはつまりライバルたちの志望動機と比較されるという事でもあります。

ライバルの志望動機よりも優れたものでないと、当然ながら内定には繋がりません。ですから、志望動機は時間をかけて、納得がいくものを作成する必要があります。

ただし、むやみに時間をかけても良い志望動機には繋がりません。そこで次章では、志望動機作成のポイントについてご紹介していきたいと思います。

志望動機の例文5選

良い志望動機が書けるかかどうかは、内定獲得を左右しますので、事前準備が必要です。

志望動機を作成する前は、必要な情報を収集するとともに、志望動機を書き進める流れをつかみましょう。

志望動機は構成を組み立て、順序立てて書くのが基本です。

と言っても職種によってアピールするポイントや、盛り込む内容が異なりますので、必ず志望する職種にあった志望動機を作成します。

応募先が複数あるからと言って、同じ志望動機を使い回すのは得策ではありません。

志望動機で人事担当者に好印象を残したければ、毎回書きましょう。

ここでは学生に人気の職種である「IT業界」「不動産業界」「総合商社」「コンサルティング業界」「サービス業界」について、各例文と書き方のポイントをご紹介します。

例文とポイントを参考にしながら、志望動機の書き方を身につけてください。

例文①:IT業界

プログラミングやエンジニアリングなど、技術系の仕事が多いIT業界は、モノを作る技術が必要というイメージがありますが、使う技術も求められます。

何かを作るためには、仮説を立てて実践の繰り返しですが、最善と思われる仮説を立て、必要な行動を選択するには、問題解決能力が必要になるからです。

情報技術だけではなく、情報を活用する力も求められ、こうした基準で人材を探しているIT企業も多くあります。

IT業界の志望動機を書く際、問題解決能力があることを裏付ける経験を選び、問題に取り組んだことや経験で得られた結果について書くようにしましょう。

例文

大学で学んだ知識やスキルを活用できる、IT業界を志望します。

新しいコンテンツを提供して、多くの人の役に立ちたいと思ったのが、IT業界を志望するキッカケになりました。

数あるIT系の会社の中でも、貴社は需要の高いコンテンツを作り続け、その目的意識と技術の高さに感銘を受けました。

貴社でコンテンツの開発を手掛けたいと強く志望しています。

私はエンジニアリングに興味を持ち、大学では情報工学を学んでいます。

趣味はアプリの開発で、独自に初めて3年ほど経過しました。

開発を始めた頃、3ヶ月でアプリを1つ開発することを決め、ひたすら目標に向かって頑張ったことがあります。

当時はプログラミングの知識がほとんどなく、知らない専門用語を見つける度に手を止め、リサーチに時間をかけるということの繰り返しでした。

予想外の結果になることも多く、そうした問題が発生したときは、作業の工程や行動を振り返り、原因を見つけ、改善するようにしました。

「本当に3ヶ月で作れるのだろうか」と不安になることもありましたが、タスク表を壁に貼り、毎日進捗状況を確認しながら、その日の目標はその日に終わらせることを自分に課し、作業を進めました。

その結果約3ヶ月後に、よく利用する地下鉄の時刻表アプリの開発に成功しました。

画像のない、シンプルなアプリでしたが、大きな達成感に包まれ、自信につながりました。

この経験で学んだことは、問題が発生したときに投げ出さず、原因を見つけて解消していくということです。

貴社へ入社したら、仕事に全力で取り組み、多くの人に愛されるコンテンツを作り出したいと考えております。

ポイント

「新しいコンテンツづくり」ということをアピールすると、人事担当者に、やる気があると評価される可能性が高くなります。

IT業界には特定のスキルが求められますが、持っている技術や資格、スキルについてアピールすることも大きなポイントになります。

問題解決能力を示すエピソードを盛り込むことも忘れないようにしましょう。

上の例では、アプリ開発中に発生した技術的な問題(思うような結果が得られない)と、精神的な問題(目標を達成できるかどうか不安)を解消した経験が語られています。

インターンやOB訪問の経験があれば、その感想を、企業を志望する理由として盛り込むと良いでしょう。

例文②:不動産業界

不動産業界の仕事は幅広く、土地や建物の販売や仲介、街やリゾート地の開発などさまざまです。

仕事には深い知識やコミュニケーション能力などが求められますので、志望動機を書く前は、志望する仕事について理解を深めておくことが大切です。

不動産業界の仕事は、複数の企業や人が関わることが多いため、自分の仕事を理解するだけでなく、関係する企業についても理解を深めることが大切です。

そのうえで自分のポジションを確立し、行動するためにはどんな能力やスキルが必要か考えるようにしましょう。

それが志望動機でアピールするポイントになります。

例文

私は土地や住宅の販売を手掛ける、不動産業界を志望します。

大学時代一人暮らしのアパートを探してたとき、不動産の担当者が、希望する条件を伝えるだけで、ピッタリの物件を提案してくれたことに感激し、私もそんな仕事に就きたいと強く思うようになりました。

貴社は一人暮らし向けの賃貸物件を多く取り扱い、新生活を始める学生や新社会人が喜ぶようなサービスも展開されています。

相手が喜ぶ価値を提供する姿勢に共感し、貴社で利用者に喜ばれるサービスを提案したいと考えています。

私は大学時代工学部で建築について学びました。

貴社に入社したら、大学で身につけた知識を活かし、暮らしやすい住まいを提供することで、人々の生活向上に貢献してきたいです。

ポイント

幅広い不動産業の中で、どのような仕事に就きたいかを明確に伝えることが大切です。

志望する理由は、業界に関連していることがポイントになります。

体験談を通して志望に至った経緯を説明すると、説得力が増し、人事担当者に伝わります。

企業を志望する理由についても伝えることで、志望意欲の高さがアピールでき、人事担当者に好印象を与えることが期待できます。

不動産業で役に立つ知識やスキル、資格は、即戦力があることを伝えることになりますので、持っていれば忘れずに書くようにしましょう。

例文③:総合商社

総合商社は、さまざまな商品を取り扱い、取引先も多岐にわたります。

中には海外の取引先を持つ企業もありますので、企業の事業内容と照らし合わせながら、必要な情報を志望動機に盛り込んでいきましょう。

総合商社のメインとなるのは、営業職です。

何をアピールしたら良いか、ポイントが絞りきれずに迷ったら、営業職に必要なスキルや求められる資質に注目して、志望動機を作成しましょう。

1度書いただけではうまくできないことも珍しくありませんので、何度か書いて、良いものを仕上げようという意識で、志望動機に取り組むのが無難です。

例文

私は物流に興味があり、流通を通して経済を活性化させたく貴社を志望します。

大学時代経済学部で学び、とくにお金の流れに興味を持ちました。

経済が発展するには、お金を回すことだけでなく、物も回す必要があるということに気づき、将来はお金と物の流れをダイレクトに感じる仕事に就きたいと考えるようになりました。

総合商社は理想的な職種で、国内外に事業を展開する貴社で、流通のノウハウを身につけたいと考えております。

とくに貴社の得意とする食品分野は、人々の生活に一番身近な存在で、お金と物の流れを学ぶのに理想的です。

大学で身につけた物流の知識を活かし、コストを抑えながらニーズに応える食品物流の発展に貢献したいと考えております。

ポイント

総合商社のどの点に魅力を感じたのかを明らかにし、そこから「私は適任です」というスタンスで書き進めるとうまくいきます。

書き出しは志望意欲、という鉄則を忘れないようにしましょう。

例文では物流に興味があるという地点から話を展開させていますが、物流管理はまさに総合商社の役割で、的を射ています。

志望意欲や志望する理由、入社後身につけたいことなど、盛り込む情報は一貫性を持たせましょう。

そのためには、盛り込む情報と志望動機をすり合わせながら書くことをおすすめします。

例文④:コンサルティング業界

コンサルティング業は、いわゆる「相談役」です。

職種に特化していると言うよりも、「業績が振るわない」「課題の対処法がわからない」など、企業が抱える問題に対しアドバイスしたり、「新しい分野の進出を検討しているが、ノウハウがないので任せたい」などのニーズを満たしたりするのが仕事になります。

他の職種でなく、コンサルティングでなければならない理由を示すことが、コンサルティング業界の志望動機を書くための大切なポイントです。

人事担当者が、「コンサルティングの志望意欲が高い」と納得するような志望動機を書くことを意識しながら作業を進めましょう。

例文

私は問題解決することが好きで、それを仕事とするコンサルティング業に魅力を感じています。

とくにさまざまな業種の問題解決に取り組み、実績を上げている貴社を志望します。

私はメンバーが100人を超す大きなサークルで、リーダーを支える補佐的な立場で活動していました。

大きなサークルなので、常に何かしら問題が生じ、その問題に対して解決方法を提案して実行に移すのが、私の役目でした。

あるとき運営資金の問題が生じ、放っておくとサークルの活動にも大きく影響することがわかりました。

運営費用の見直しと資金確保が急務となり、出費の確認から作業を始めました。

サークル内に問題解決にあたる委員会を設置、資金確保の方法についてメンバーと話し合いました。

そこで提案されたのはイベントの開催・協賛企業の募集・メンバーを動員した広告活動などで、費用対効果などの面から、効果が期待できる方法を決定しました。

実行にあたり、各メンバーに必要な役割をあて、資金確保に奔走したところ、目標額の95%を確保できました。

この経験から、問題を解決するにはどうしたら良いかという視点をはじめ、解決策の提案、情報収集などさまざまなスキルを身につけました。

この経験を活かし、貴社のコンサルティング業に貢献したいと考えております。

ポイント

コンサルティング業の志望動機ですので、問題解決能力のアピールは不可欠です。

問題解決能力があるということをメインに話を展開させていきましょう。

説得力を上げるには、具体的に話すことが大切です。

数字を使ったり、比較表現を使ったりすることが、話に具体性を持たせることになります。

コンサルティング業には、理論的に考えられる能力をはじめ、短時間で必要な情報を集め、戦略を立てる力や、問題を解決するため人を動かす力も求められます。

これらの点も志望動機の中でさり気なくアピールするよう工夫しましょう。

例文⑤:サービス業界

サービス業と一口に言ってもさまざまで、商品の提供から、教育、レジャー、福祉など多種多様です。

さらにサービス業の中には、専門サービス職など、専門性の高いものから販売職、営業職、技術職などさまざまです。

サービス業はとても幅が広いので、「サービス業に就きたい」と漠然とした考えで志望動機を書くと、訴求力の弱いものになる恐れがあります。

どんなサービス業に就きたいか、なぜその企業を志望するかを明確にしてから、書き始めることをおすすめします。

例文

私は人と接する機会の多いサービス業を志望します。

とくに飲食業でキャリアを積み、マネージャーとして活躍したいと考えております。

学生時代カフェのアルバイトをしていて、お客様と接することが好きだということに気づきました。

「誕生日にサプライズな演出をしてほしい」といったお客様の要望に応えるなど、臨機応変さも、仕事を通して身につけました。

アルバイトの中では一番古くから在籍していましたので、最終的にはほかのアルバイトをまとめる、リーダー的存在になっていました。

お客様とスタッフの笑顔であふれる店を目指す貴社は、私が抱く理想の接客業に通じるものがあります。

貴社に入社して、アルバイトの経験を活かし、笑顔のたえない店づくりに貢献したいと考えております。

ポイント

サービス業の中でも、どの業務に就きたいかを具体的に示すことで、人事担当者に志望意欲が伝わりやすくなります。

志望動機が具体的になると、入社後働く姿もイメージしやすくなりますので、内定を受ける可能性が高くなります。

その企業でなければならない意欲と、それを裏付ける体験談をうまくリンクさせることが、相手に伝わる志望動機になります。

内定がとれる志望動機の構成例

志望動機はエントリーシートでも、面接の場でも内定獲得を左右する重要な項目です。

大手企業から中小企業、外資系企業やベンチャー企業に至るまで、数えきれないほどの企業がある中で、なぜ、その企業を選び、入社を希望しているのかを伝える重要な項目であるためです。

内定を得るためには、いかにその企業を理解しており、自分がどれだけ、その企業で貢献できるのか、どんなにやる気を持っているのかをアピールすることが求められます。

そのために、どのような構成でアピールすれば、内定がとれるのか、志望動機のおすすめの構成例をご紹介します。

結論:私は〇〇という点で貴社を志望しました

志望動機を問われたら、まずは結論から述べてください。

「御社は業界でもトップ企業であり、成長可能性があります。」などと企業に関するうんちくや褒め言葉を並べ立てるところからスタートする人はいますが、それでは、あなたがその会社をどうして選んだのかが伝わりにくいです。

簡潔に、あなたがその会社を選んだ理由を、一言で簡潔に述べましょう。

理由:なぜならば、〇〇という経験で〇〇と考えたためです

次に、その結論に至った理由を述べます。

ここで企業を魅力に感じたり、興味を抱いたキッカケを伝えたりする流れです。

まずは結論、次に理由という構成を基本にしてください。

エピソード:私は〇〇で〇〇ということをしていました

3ステップ目として、企業への入社意欲を示し、企業に貢献できることにつながる具体的なエピソードを紹介します。

エピソードを話すうえでも、構成があります。

その構成は簡単に言えば、起承転結の流れを作ることです。

まず、「起」としてエピソードの概要を話します。

「私は〇〇で〇〇ということをしていました」といった内容で簡潔に伝えます。

次に「承」で以降で説明する構成である、「生じていた問題」について状況説明をしましょう。

そして、「転」として、問題の解決のためにあなたがとった行動について説明をします。

エピソードの締めくくりの「結」として、行動をした結果、得られた成果を伝えましょう。

つまり、問題→行動→成果につながるエピソードを語ることが必要です。

志望動機に用いるエピソードを選ぶ際には、自分が過去に経験した体験談の中から、問題→ 行動→ 成果につながった経験がなかったかを軸に探しましょう。

問題:その経験で〇〇という問題に直面しました

選んだエピソードにおいて、直面していた問題について話します。

面接官はあなたに会うのも初めてですし、あなたの過去の経験談を聞くのも初めてです。

周知の仲ではありませんからこそ、直ぐにイメージが湧くように分かりやすく状況を伝えませんと、話が見えてきません。

いくらエピソードを語っても、状況が理解してもらえないのでは、あなたを理解してもらえず、内定獲得にもつながりません。

簡潔かつ分かりやすく状況説明を行ってください。

行動:そのため、私は〇〇を行いました

生じていた問題に対して、あなたがとった行動を説明しましょう。

解決に向けて、どんな行動に出たのかを簡潔に伝えます。

結果:その結果、〇〇になりました

行動に出たことで話が終わってしまっては、美談に過ぎなかったり、尻切れトンボに終わってしまいます。

行動を起こした結果、どんな成果がもたらされたのか、それによって学んだことや、身に付けたノウハウについて紹介しましょう。

結論:その経験を生かして貴社では〇〇で貢献していきたいと考えております

エピソードの紹介において、起承転結の流れを踏みますので、ともすると、エピソードの結果を話して終わってしまう方がいます。

面接の場では緊張もしているので早く終わりたいという気持ちや、エピソードまで語ったところで、いっぱいいっぱいになってしまう人もいますが、あともう一息ですので、緊張の糸を保ったまま、もうひと頑張りしましょう。

最後の結論こそ大事なところで、エピソードの語りは、この結論に結びつけるためのお膳立てにすぎません。

経験を通じて得たことや学んだこと、出せた成果を生かして、内定を得たい企業で役立てたいことや、貢献できることをアピールすることが大切です。

内定をとるためには、その企業に貢献できる人物であることと、入社意欲の高さを伝えなくてはなりません。

つまり、他の企業ではなく、その企業でないとダメなこと、その企業ですからこそ、自分の経験を生かして貢献したいのだということを伝える必要があります。

その意味では、エピソードを選ぶ際には、こうした企業への貢献につながりやすいエピソードを探すこともポイントです。

そのため、複数の企業からの内定獲得を目指すのであれば、企業ごとにエピソードも考え直す必要があるのです。

内定がとれる志望動機は、自分のすごいところを並べ立てて、他の人より秀でているとアピールするのではなく、自分を採用することでいかに企業に役立つか、いかに企業にとってメリットがあるかをプロモーションすることが重要であることを意識しましょう。

志望動機の構成は「話の一貫性」にこだわりましょう

志望動機を作成におけるポイントの一つが話に一貫性を持たせるということ。なぜ一貫性が重要なのか、まずはその理由について解説してゆきたいとおもいます。

「話の一貫性」にこだわるべき3つの理由

話に一貫性を持たせる理由は大きく分けて以下の3つです。

面接官に違和感を与えないため

説得力を持たせるため

論理的思考力をアピールするため

それでは早速、それぞれの詳細についてみてゆきましょう。

人事担当者に違和感を与えないため

企業の人事担当者は送られてくる大量のESに目を通す必要があります。そのため、一つ一つにかけられる時間はごくわずかです。

志望動機を読んで「んっ、なんかおかしいな…」と感じた場合、その違和感を解消するためにじっくりと読むという事はありません。

「志望動機がよくわからないから不採用」とするのみです。

それは面接に関しても同じです。

一貫性のない志望動機を答えてしまいますと、「何言ってるのかよくわからない…」という印象を与えてしまいます。

また面接という短い時間でその印象を解消する事は不可能と言っても過言ではありません。

人事担当者に違和感を与えないために、志望動機には一貫性が必要です。

自分の強みアピールに説得力を持たせるため

志望動機の中で自分の強みをアピールする事もあるはずです。話に一貫性がありますと、その「強み」に具体性が生まれ、説得力をます事になります。

説得力がある喋りができる人と、そうでない人、採用につながるのはもちろん前者です。

論理的思考ができる人材だとアピールするため

論理的思考力というのは、仕事をスムーズに進めるための基本的な能力です。

志望動機に限らず、話に一貫性がありますと、「論理的思考力が高い」という印象を与えることに繋がります。

一方で、志望動機に一貫性がなく、行き当たりばったりな形で話を進めてしまいますと、面接官は「この人、ちゃんと考えて喋ってるのかぁ…」という印象を持ってしまいます。これでは当然ながら内定には繋がりません。

では、一貫性のある志望動機はどうすれば作れるのでしょうか?

続いてはそのポイントをご紹介してゆきたいと思います。

一貫性のある志望動機を構成する3つのコツ

前章で述べた通り、志望動機に一貫性があるというのは、内定獲得にとって欠かせない要素の一つです。

では、どのように考えれば志望動機に一貫性が生まれるのでしょうか?そこには3つのコツがあります。

それぞれを意識して、面接官を納得させられる志望動機を作成しましょう。

ステップ①「同業他社では無くなぜこの会社なのか」を明確にする

志望動機には「御社だからこそ入社したい」という思いをしっかりと明記する必要があります。

例えば工作機器メーカーを受けるとして、「とにかく日本のモノづくりを支えたいから、貴社を志しました」とESに書いたとします。

これを読んだ人事担当者は「それなら別にウチじゃなくても良くない?」と思います。日本のモノづくりを支える企業は日本中にいくらでもありますから。

そんな印象を与えないためには、「日本に於ける製造業の現場には、必ずと言ってよいほど貴社製品が使われているという事を知り、貴社を志望しています」など、より具体的に書く必要が出てきます。

ステップ②「なぜこの業界を選ぶに至ったのか」を明確にする

世の中には実に様々な仕事があります。製造、メディア、サービス、コンサルティング、広告代理店…挙げればキリがありません。しかも製造業という括の中には大量生産もあれば、完全受注生産もあります。

それだけ多くの仕事があるなか、なぜこの業界に興味を持ったのか。それは当然気になるポイントですし、その理由が無くては面接官を納得させることはできません。

先ほどの例に続けるとすれば以下のようなイメージです。

「私の実家は小さな町工場を営んでおります。現場が休みの日には「機械を指さしコレ何?」と父に聞いておりました。それが御社と私との出会いです。そして父からは「この機械のおかげで仕事がずいぶん楽になったんだ」と聞かされました。そういった経験から、だんだんと、工作機器メーカーに興味を持ち、さらには貴社を志すようになりました。」

これがあれば、面接官にあなたの本気が伝わります。

ステップ③「自分の強みがどう活かせるのか」を明確にする

ステップ①、②で、あなたがいかにその会社を目指しているのかが明確になりました。

ただ、これだけでは「あなたが好きです!」とアピールしているにすぎません(もちろん好きだと明確に伝えるのは大前提です)。

けれど他にも「好きだ」と言っている人は多数いるわけですから、その中であなたを選んでもらう必要があります。

そこで重要になってくるのが、自分の強みをアピールする事です。もちろんそこにも話の一貫性が求められます。

例文としては以下のようになります。先ほどの例文の続きとお考えください。

「私は大学時代の3年間、飲食店で接客業のアルバイトを続けてきました。それだけ長く続けてきた理由は、お客さんとのコミュニケーションが楽しかったからです。常連さんはもちろんのこと、初対面の人と話す事も得意としております。この能力を活かし、お客様とのコミュニケーションを密に取ることで、貴社での商品開発などで活かせればと考えております。」

このサンプルでは、コミュニケーション能力をアピールしていますが、飲食のアルバイトを長く続けてきたという具体例を添えることで、信頼性を高めています。

また、例では工作機器メーカーへの就職を希望しているわけですが、コミュニケーション能力が会社でどう活かせるのかについても具体的に示されています。

それこそが一貫性の元となります。

逆にダメな例を一つ挙げておきます。ステップ①、②の後で「英語が得意なので、海外向けの仕事でもお手伝いができる」と書いたとしましょう。英語力が高いという事は一般的にはアドバンテージですが、ここではそうとも言い切れません。

というのもステップ①、②では「日本のモノづくりを支えたい」というトーンで来ています。そこでいきなり「海外での仕事」となりますと、「アレ?日本のモノづくりは…」と面接官を混乱させてしまうからです。

この場合、英語力は別の欄でアピールしましょう。一番簡単なのは資格の欄に「TOEIC 830点(2019年3月)」などと記載する事です。

このようにステップ①、②、③に一貫性を持たせ、面接官がスッと納得できるように流れを作ることが肝心です。

【まとめ】志望動機の構成は論理的に組み立てましょう

志望動機の構成について見てきましたが、イメージはつかめましたか?志望動機は読んだ人・聞いた人がスッと腑に落ちるように作る必要があります。

そのためには構成を論理的に考え、しっかりと練ることが大切です。また話に一貫性を持たせることも欠かせません。

志望動機はすべての受験者が作るものです。ライバルに負けないためにも、構成にはしっかりと時間をかけて、より良いものを作り上げてください。

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