SPI試験で落ちる理由は?性格などは関係するの?

SPI試験で落ちる理由は?性格などは関係するの?

就職活動最初の難関であるSPI試験。

テストセンターでポチポチと受験して結果を待っていたら不合格の通知…
なんて人も少なくありません。

そんな皆様に向け、SPI試験に落ちてしまう原因と突破するための対策方法について徹底解説していきます。

しっかりと対策を行い、次回の試験ではSPI突破を目指しましょう!

この記事を読んでわかること
  • そもそもSPIとは何か
  • 企業がSPIの結果から何を見ているのか
  • SPIで落ちる理由
  • SPIの合格ライン
  • SPIで落ちる人の特長
  • SPIのおすすめの対策方法
この記事がおすすめな人
  • SPIを受けるのが心配な人
  • SPI対策が難航している人
  • SPIの効果的な対策方法が知りたい人

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【SPIで落ちる理由】そもそもSPIとは

落ちる人も多い?SPI試験についておさらい

そもそもSPI試験はどんなもので、どんなに風に活用されているのでしょうか?

まずは改めて、SPIについて確認していきましょう。

SPI試験がどういうものなのかをしっかりと把握することで、しっかりとした対策をとることができます。

多くの企業で取り入れられている

SPI試験をはじめとするwebテストは、実に多くの企業で取り入られています。
それはなぜでしょうか?

答えは就活生をふるいにかけるためです。

人気の大企業ですと、応募してくる就活生の数応募者の数も莫大です。

すべてのESに目を通していては、企業の人事部門は大忙しになり、採用活動に手が回らなくなってしまいます。

そこでSPI試験の出番です。

SPIの結果でふるいにかけ、応募人数を絞ります。

これによって採用活動が効率化でき、ある程度の学力をもった人のみを採用対象とする事が可能になります。

つまりSPI試験に落ちるという事は、門前払いをされるという事。
どれだけ立派なESを作成していたとしても、読んですらもらえません。

性格検査と能力検査に分かれる

SPI試験の内容は大きく「性格検査」と「能力検査」に分かれます。

性格検査は「A: 休暇は一人で過ごすのが好き B: 休暇はみんなで過ごすのが好き」といった設問に対し、どちらがより自分の性格に近いかを選んで行くスタイルです。

こういった設問がトータル300問あり、制限時間30分で解いていきます。

1分間で10問に回答する必要があるため、深く考えすぎずに、次々とこなして行きましょう

一方の能力検査では、国語能力が問われる「言語テスト」と数学の能力が問われる「非言語テスト」の問題が混在しています。

制限時間は35分です。

1題ごとに制限時間が設定されているため、それを超えると強制的に次の問題へと進みます
一方で、速く解けると次の問題へ進んで行き、より多くの設問にチャレンジする事ができます。

また、正解率によって問題の難易度が変化するという特徴もあります。

正解率が高い人は、よりレベルの高い問題でその能力を測り、正解率が低い人はより簡単な問題で能力を測るというわけです。

【SPIで落ちる理由】企業はSPIの結果から何を見ているのか

企業は、性格検査と能力検査のそれぞれの結果から、学生の何を見ているのでしょうか。

以下で確認していきましょう。

性格検査から見ていること

性格検査テストからは、受験者の人柄や性格を見ようとしています。
結果からは、「積極性」「行動力」「リーダーシップ」「周りへの気遣い」などのレベルが数値として表されます。

それらを総合的に見る事で、その人となりが見えてきます。

とはいえ、自分をよく見せようと嘘は禁物です。
多くの質問に回答して行く中で、必ず矛盾が出てきます

この矛盾は、企業側にも伝わり、かなりネガティブな情報を与えてしまいます。

また、SPIの時点で嘘はバレずとも、面接などの段階で嘘がばれてしまう可能性が高いです。

なぜなら、SPIの結果からは、「面接で確認すべきポイント」が企業に提示され、企業はそれに基づき面接を行うからです。

嘘をついて自分を大きく見せようとするのではなく、ありのままの自分を出して行きましょう

能力検査から見ていること

企業は、能力検査の結果から、あなたに基礎的な学力があるかどうかを見ています。

 特に「知識や技術の飲み込みの早さ」や「自頭の良さ」などを判断しており、あなたが入社後に活躍するポテンシャルがあるかどうかを見ています。

SPIの結果は、点数ではなく偏差値で示され、最大で80、最低で20となります。

偏差値が60以上の場合、比較的良い結果といえるでしょう。

ぜひ偏差値60以上を目指して対策を進めてみて下さい。

【SPIで落ちる理由】SPIで落ちる原因

SPI試験で落ちる理由は?

SPI試験で落ちた…という人は、その理由が気になりますよね。
その主な理由を確認して行きましょう。

最大の原因は能力検査の偏差値不足

SPI試験で落ちた…という人のほとんどは能力検査の偏差値不足によるものです。

偏差値が低くなってしまう理由は実にシンプルで、「正解率が低い」か「解答スピードが遅い」あるいはその両方です。

対策をするには自分の弱点を知る必要があります。
実際に受験した時の感覚を思い出して、「正解率」に問題があるのか、「スピード」が足りないのか、あるいは両方か、現状を把握しましょう

それによって「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」という状況になれるのです。

性格検査で落ちる事はまれ

性格検査では、積極性やリーダーシップといったものが数値として示されますが、その結果だけで落とされる事はまれです。

ずば抜けてネガティブであったり、ずば抜けて積極性や協調性に欠けるという場合は別ですが、普通に解答している限り、それほど極端な結果にはならないものです。

ただし、自分を良く見せようと、嘘の解答を続けていますと結果に矛盾が生じます。
あまりに矛盾が酷い場合には、不採用になる可能性があります。

以下では性格検査で落ちる理由を紹介していきます。

 

 

回答が矛盾している

1つ目の原因として「回答が矛盾している」ことが考えられます。

回答が矛盾している場合、採用担当者側にも一貫性がないと判断されてしまい、本来であれば問題ない適性であっても適性がないと印象を与えてしまう可能性があります。

このような事態にならないように、企業が求める人物像へ無理に合わせようとはせず、正直に答えていくことが大切です。

あまり企業が求める回答に合わせてしまうと、本来は合っていない会社に入社することになってしまい、後で苦労をすることになるからです。

そのため、質問文や文脈を注意深く読み、自分自身の特性や考えに合った回答を選んでいきましょう。

回答を慎重に選び、自分の魅力や能力を最大限にアピールすることで、採用のチャンスも広がっていきます。

極端な回答が目立つ

2つ目の原因として「極端な回答が目立つ」ことが考えられます。

過度な主観性や安易な固定観念の印象を採用担当者に与えないようにしましょう。

例えば「今までに嘘をついたことがない」や「相手の悪口を言ったことがない」などの質問も企業にとって不適切な印象となることがあります。

このようにならないためにも、回答を選ぶ際には、素直に回答をすることが大切です。

自分の意見や特性を正直に表現しつつも、過度な回答をすることは避け、客観的な視点を持って答えていきましょう。

SPIでの性格検査はあなたの特性や適性を客観的に評価する機会なので気をつけましょう。

曖昧な回答が多い

3つ目の原因として「曖昧な回答が多い」ことが考えられます。

SPIでの曖昧な回答は、自己理解や判断能力に不足がある印象を与える可能性があります。

適切な回答ができない場合、企業はあなたの適性や意欲を評価しにくくなります。

このような印象を与えないためにも、質問に対して具体的かつ明確な回答を心がけましょう。

会社側に悪い印象を与えてしまう可能性がある回答だとしても、回答をうやむやにせず、明確な回答をした方が、自分を知ってもらうためには必要です。

企業の求める人物像に合っていない

4つ目の原因として「企業の求める人物像にあっていない」ことが考えられます。

求められる人物像と異なる回答が多い場合、採用担当者が求める条件に合っていないと判断され、落ちる場合もあります。

ただ、無理に企業が求める人物像に近づけて回答するのもNGです。

就職活動で上手く内定を取ったとしても、全く相性が合わず苦労することになるからです。

そのため、SPIを受ける前に、自己分析をすることで自身の特徴や性格を理解しておきます。

さらに、企業の公式サイトをチェックし、企業のことを理解しておくと良いでしょう。

非言語問題は1つの問題集を繰り返し解くのがカギ

問題集を繰り返し解くことは、SPI対策において重要な対策の1つです。

問題集を繰り返し解くことで、様々なタイプの問題に慣れ、その対策方法を習得することができます。

また、同じ問題が繰り返し現れることもあるため、何度も解いて慣れることで、出題パターンの傾向を把握しておくことが大切です。

SPIの問題を1度解いたとしても、時間が経つと忘れてしまう可能性があるため、定期的に何度も同じ問題を解くことをお勧めします。

【SPIで落ちる理由】SPIの合格ラインの目安

SPI試験は点数ではなく、偏差値で結果が出される仕組みです。

ただし「この偏差値であれば合格する」という共通の基準はありません

あくまでも企業によって合格ラインは異なりますが、7割程度を目安にしておくと良いでしょう。

中には、合格ラインを明確な基準として定めていない企業も存在します。

なぜなら、合格ラインによって足切りとなってしまった応募者の中にも、優秀な人材がいるかもしれないと考えているからです。

SPI試験は企業にとって、効率的に採用業務を進める優秀なツールではあるものの、応募者を絞り込みすぎて選択肢が少なくなってしまうというデメリットを持っています。

そのため、合格ラインを高くしすぎない、合格ラインだけを意識せずに履歴書やESの内容も参考基準とするなど、その企業独自の目安を設けているケースもあります。

【SPIで落ちる理由】SPIで落ちてしまう人の特徴9選

SPIができない人にはある程度共通点が存在します。

あなたがそのような行動や思考になっていないか、以下で確認していきましょう。

1.そもそもSPIの対策をしていない

SPIの能力検査で出題される問題の難易度は、ほとんどが中学校卒業程度、一部の問題が高校レベルと言われています。

そのため、「自分は中学や高校のとき成績が良かったから、今更SPIの対策なんて必要ないだろう」と簡単に考えている学生が多くいます。

しかし、実際にはこのような学生の多くがSPIで失敗してしまって、次の選考に進めないというのも事実です。

たしかにSPIの能力試験の難易度はそれほど高くありませんが、中学や高校で習ったことがすっぽりと頭から抜け落ちてしまっていることはよくあります

少なくとも一度はテキストや問題集を使って復習を行い、数学の公式や漢字、熟語の意味などをチェックしておくといいでしょう。

2.勉強ができないと決めつけている人

自分は勉強が苦手だから、SPIもできないとあきらめていませんか?

SPIの問題集を見ると、確かに国語や英語、数学の問題集や大学受験や中高時代の学力テストなどに出てきたような問題が並んでいるので、自分は得意ではないとあきらめてしまう方もいるかもしれません。

ですが、SPIを導入している企業は多いため、就職をしたいならクリアする必要があります

逆にSPIができないから、SPIを実施していない企業に就職しようとなれば、自分が希望する企業や業界、勤務先などが選べなくなり、本末転倒です。

SPIは学力試験のように見えますが、実際には職務適応性をチェックするためのビジネス能力ステストです。

勉強ができないからダメではなく、将来の就職のために自分がどれだけの職務遂行力を持っているかを示していきましょう。

3.時間制限に慣れていない

SPIには時間制限があります。

具体的にはパソコン受検の場合はタイマー設定、マークシート受検の場合は大量の問題を制限時間内に解かなくてはなりません。

時間配分ができない方や時間感覚が掴めないと、解き残しが大量に生じてしまい、得点に結び付きません。

SPIは解くスピードと正解率の高さから、職務遂行に求められる基本的な能力がどのくらいあるかを図る試験です。

逆に言うと、時間に追われてしまう方や時間切れになる方は、仕事をするうえでも計画的に職務遂行ができない、業務効率が悪いと判定される可能性があります。

時間の感覚を身につけることは、今後、社会人として仕事をしていくうえでも必要な能力なので、SPIの受検対策をきっかけに習得していきましょう。

時間の意識を持って対策を進めていきましょう。

具体的な方法は以下の記事を参考にしてみてください。

4.全問解こうとしている人

学校の試験など1題、1題をじっくり取り組み、1つでも多く、1つでも正解を出そうと地道に取り組む方は少なくありません

それで時間内に終われば良いのですが、時間内にすべての問題に取り組めない人は注意が必要です。

SPIは問題数も多く、すべての問題を解くには短時間でクリアしていかなければなりません

さらにパソコン受検の場合には、1問あたりの回答時間なども計測されています。

これによって事務処理能力の高さなどが測定されているのです。

そのため、いかにスピーディーかつ、全体の正答率を高めることが大切です。

解けないからといつまでも立ち止まっているのではなく、わからない問題は思い切って飛ばし、できる問題からどんどんクリアしていく割り切りの良さが求められます

5.集中力がない

集中力がないと、時間内にスピードを出して解けない、周囲の状態に気が散って解けない、スピーディーかつ正確に正答に導けないなど、SPIで得点を上げていくための要素が欠けてしまいます

それだけでなく、対策を進めるときにおいても支障が出ます。

SPIの得点を上げるには、事前に問題を何度も繰り返して問題のパータンを理解し、解けるようにし、回答スピードを上げていく、反復練習が不可欠です。

集中力がないと事前対策もうまくいかないので、本番で良い成果が出せるはずがありません。

1つのことに集中して取り組めるようになるよう、改善を行いましょう。

6.SPIと他のWebテストを混同している

就活生が受験するWebテストは、ここで紹介しているSPIだけではありません。

企業によっては、玉手箱やCAB・GABなどのWebテストを採用していることもあります。

SPIはリクルートマネジメントソリューションズ社が提供していますが、玉手箱やCAB・GABは日本エス・エイチ・エルが提供しています。

運営会社が異なれば出題範囲や難易度、出題形式が異なります。

しかし、実際は、どれか一つしか対策していないという学生が多いのです。

中には自分が受験したWebテストがSPIなのか、玉手箱なのか、それともCAB・GABなのかさえ理解していない学生もいるほどです。

Webテストで失敗しないためにも、自分の志望する企業がどのテストを採用しているのかしっかりと確認して、そのテストに対応した対策を採るようにしましょう

7.嘘をついている

先ほど紹介したように、SPIは国語や数学の能力を測定する「能力検査」と、性格や人柄を見るための「性格検査」の2つから構成されています。

性格検査については能力検査とは別のアプローチが必要になるので注意が必要です。

性格検査では自分をよく見せたいと思いがちですが、だからといって嘘をついてまで自分を偽ってはいけません。

適性検査の質問には同じ内容を別の表現で言い換えたものがあり、そういった質問の回答に矛盾があると評価が下がってしまうからです。

また、たとえ嘘をついて性格検査に合格したとしても、今度は面接で同じような質問を受けたときに、性格検査と面接の答えが矛盾してしまうことも考えられます

そのようなことを避けるためにも、嘘をついたりして自分を偽ることをせず、ありのままに素直に回答するように心がけましょう。

8.SPIの偏差値以前にESの質が低い

多くの企業ではSPIの結果とESの評価との総合点によって第一段階の選考を行っています。

たとえSPIの結果に問題がなくても、ESの書き方が不十分だと落ちてしまうことがあります。

SPIの対策は十分だったにもかかわらず、落とされてしまった際は、ESの質を高めることも考えましょう。

ESを記入するときは、できるだけ簡潔に分かりやすく、それでいて論理的に志望動機や自己PRを行うことが重要です。

結論をはじめに持ってくるなど、構成にも気を配りながら、熱意や能力をアピールするようにしましょう。

どうしてもうまく書けないという場合は、就職エージェントなどを利用してアドバイスをもらうのもおすすめです。

9.得意な部分を伸ばしている人

得意な部分を伸ばして、高い偏差値を目指している人も注意が必要です。

SPIで高い偏差値を取るには、得意な部分ではなく、苦手な部分を伸ばし、解けない問題を減らす必要があります。

苦手な問題を避けて対策を進めている人は、結果的に正答数が少なくなり、偏差値が低くなってしまう恐れがあります。

あなたの苦手な部分を見つけ、それを克服できるように対策を進めていきましょう。

【SPIで落ちる理由】SPIのおすすめの対策方法

SPI試験で落ちる人必見、対策はコレ!

ここからは「SPI試験をどうしてもクリア出来ない…」という人に向け、対策方法を解説して行きます。

とにかく問題に慣れる

スピードが足りない…という人は、とにかく数をこなし、問題のパターンに慣れる必要があります。

SPI試験で出題される問題のパターンはそれほど多くありません。

「あぁ、このパターンね」という状態までくると、解答スピードがグッと増している事に気付くはずです。

1つの問題集を繰り返し解こう

SPIで出題される問題は、形式が決まっているものが多いです。

そのため、多くの問題集に取り組むのではなく、1つの問題集を繰り返し解くことで、パターンに慣れることができます。

これが、偏差値を伸ばすカギです。

ある程度問題に慣れ、正答率を高められたら、模擬面接で腕試しをするというのがおすすめです。

苦手な分野に力を入れる

SPIで高い偏差値を取るには、いかに多くの問題を解けるかがカギとなります。

そのためには、苦手な分野を減らすことが求められます。

SPIの対策を進める際は、得意分野ではなく、苦手分野に力を入れましょう

ただし、得意分野も疎かにしてはいけません。

移動時間やスキマ時間を活用し、確認程度に行うことがおすすめです。

考えてもわからない問題は答えを見る

SPIの勉強を効率的に進めるには、わからない問題に掛ける時間を減らすことが重要です。

少し考えてわからないと感じた問題は、回答を見てしまいましょう。

先に解き方や答えをチェックし、理解度を深めることが効率的に対策を進めるカギとなります。

繰り返し間違えても問題ありません。

繰り返し確認することで理解を深められるでしょう。

【SPIで落ちる理由】苦手別の対策方法

既に苦手な分野がわかっているという人に向けて、効果的な対策法を以下で紹介していきます。

ぜひ役立ててみてくださいね。

【SPIで落ちる理由】苦手別の対策方法

言語テストが苦手な場合

国語的能力を問う言語テストに自信が無い…という人はどういった対策を取ればよいのでしょうか。

SPIの言語対策として、比較的手を付けやすいのは「語彙を増やす」です。

SPIの言語問題で問われる単語を集めたサイトや参考書を活用し、語彙を増やしていきましょう。

一般的には本や新聞を読んで日本語力を高める方法が勧められていますが、時間もかかりますし、一朝一夕に能力が高まるものではありません。

一方で、語彙は知っているか知らないかの問題ですから、知っている語彙を増やせば増やしただけ点数アップにつながります。

SPIのためと割り切って、スキマ時間なども活用し、多くの語彙を覚えていきましょう。

より多くの問題を解こう

言語問題は文章の読解力や語彙力が求められる問題が出題されます。

そして、問題数も多く1問をゆっくり解く余裕はありません。

そのため、言語テストは同じ問題を何度も解くよりも、できるだけ多くの問題を解くことをおすすめします。

いろんな問題の傾向を理解しておくためにも、SPI対策アプリやSPI対策本を活用する他、インターネット上で模擬テストを受けることが可能です。

まずは、対策アプリや本を活用し、問題の傾向を把握しつつ、模擬テストで実際の時間で問題を解いていき時間配分や苦手項目を把握し、本番に向け対策を行っていきましょう。

非言語テストが苦手な場合

私立文系大学に進んだ人の多くが非言語テストでつまづきます。

数学的な事を考えたのは高校2年生が最後…なんて人も多いはずですから当然です。

さらに昔から数学が苦手…という人ですと、問題を見ただけで頭が真っ白になってしまいます。

しかし、ちょっと待ってください。
SPI試験で問われる数学の多くは中学数学レベルです。

冷静に思い出せばそれほど難しいものではありません。

数学がとにかくイヤという人は、数学の問題を解く感覚から取り戻しましょう

その際にすべき対策は「問題のパターンを把握して、できる事を増やす」です。

例えばm距離と速さから時間を割り出す問題では、「距離÷スピード=時間」の公式を用いることになります。

このように、問題の解き方のパターンや公式を記憶から引っ張り出し、繰り返し解くことがポイントになります。

同じように、様々なパターンをつぶして行けば、それだけ多くの問題を解けるようになります。

逆に「どうしてもこのパターンの問題は解けない…」とわかったら、その問題は適当に答えて、次に進むという事だも可能です。

非言語問題は様々な対策サービスがございますので活用していきましょう。

緊張をほぐす方法

テストセンターなどでSPI試験を受験していますと、緊張してしまって本領が発揮出来ない…という人もいるはずです。

特に残り時間を示すカウンターを見ていると、焦ってしまい緊張感が増してしまいます。

それで問題をミスして、緊張感が増して…という負のスパイラルに突入...ということも。

そんな人は残り時間のカウンターを見ないようにしましょう。

時間があろうが無かろうが、テスト中にできる事は目の前の問題に全力を注ぐことのみです。

残り時間を気にしたからといって、答えがわかるワケではありません。

それだけでずいぶんと緊張感から解放されるはずです。

【SPIで落ちる理由】SPI対策におすすめの書籍

SPI試験に向けた対策をスタートさせる場合、まずは勉強用の書籍を購入する人が多いのではないでしょうか。

試験対策の書籍はさまざまな種類があるため、「購入してみたけど自分にはわかりづらい」と後悔する可能性もあります。

そこでおすすめなのが、多くの就活生に活用されてきた人気の書籍をチェックしてみることです。

ここからは、SPI試験の対策におすすめの書籍を2冊紹介します。

この記事を読んでわかること  
  • これが本当のSPI3だ!
  • 最速マスター SPI3&Webテスト

それぞれの特徴やおすすめポイントについて解説しますので、自分に合った書籍に出会いたいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。

これが本当のSPI3だ!

SPI試験の対策におすすめの書籍1冊目は、「これが本当のSPI3だ!」です。

就活の採用テストについて研究しているグループ「SPIノートの会」に所属している方を中心に作成されており、試験で役に立つ情報が得られるとして人気があります。

あらゆる業界のSPI試験にも対応できる内容で構成されているため、応募したい職種が決まっていない就活生にもおすすめです。

親しみやすいイラストが挿入されていて見やすいだけではなく、問題と答え、解説がすべて見開きになっている点がわかりやすいと評判です。

同時に出題範囲の傾向も理解できる内容となっているため、SPI試験の勉強をこれからスタートする人にぴったりの1冊と言えます。

最速マスター SPI3&Webテスト

SPI試験の対策におすすめの書籍2冊目は、「最速マスター SPI3&Webテスト」です。

すでに内定が決まっている学生から集めた情報をもとにした内容が反映されており、再現性が高くて効率的に学べる1冊として親しまれています。

SPI試験は国語や数学などの出題もあるため、解き方を忘れてしまって一から勉強しなければならないと悩んだ経験がある就活生も多いのではないでしょうか。

こちらの書籍は解説部分が基礎的なことから理解を深められる内容で作られているため、わざわざ専用のテキストで学ばなくても勉強を進められます。

【SPIで落ちる理由】SPI対策におすすめサイト

SPI試験に向けた対策をスタートさせる場合、書籍のほかにサイトで勉強をする方法もおすすめです。

しかし、検索してみると多くのサイトが出てくるため、「新しい情報を掲載しているサイトを見極めるのが難しい」「信用できる情報を掲載しているサイトがわからない」と悩む就活生は多いのではないでしょうか。

そこで、ここからは、多くの就活生から活用されている信頼度の高いサイトを3つ紹介します。

移動中などのすきま時間を効率良くSPIの勉強に使いたいと考えている人は、ぜひチェックしてみてください。

SPI試験問題集〜SPI2・SPI3・SPI英語対応〜【Study Pro】

SPI試験の対策におすすめのサイト1つ目は、「SPI試験問題集〜SPI2・SPI3・SPI英語対応〜【Study Pro】」です。

対策優先度順に問題が構成されていたり、学習状況が目で見てわかる仕組みになっていたりするなど細かい工夫が施されています。

また、問題が表示される画面から同時に答えと解説をチェックできるため、効率的な試験対策を実現できるサイトとして多くの就活生から親しまれています。

自分専用の学習メモを残せるなど、就活生一人ひとりに合わせた使い方ができるのもおすすめポイントの一つです。

SPIテストセンター 模擬問題に挑戦!【無料】

SPI試験の対策におすすめのサイト2つ目は、「SPIテストセンター 模擬問題に挑戦!【無料】」です。

SPI試験が一人ひとり出題内容が変わる点、素早く解いていかなければならない点を踏まえた練習をするのに適しています。

大量の問題をこのサイト内で解けるだけではなく、幅広い難易度で構成されているため、「問題を解くことに慣れたい」と考えている就活生におすすめです。

模擬試験も用意されており、自分の実力をチェックしたりSPI試験の雰囲気を味わったりすることも可能です。

実際に受講するには料金がかかりますが、進学もしくはEラーニングで遠方にいても利用できます。

適性検査対策WEBテスト

SPI試験の対策におすすめのサイト3つ目は、「適性検査対策WEBテスト」です。

マイナビが運営しているサイトで、情報の信頼性があることから多くの就活生に親しまれています。

こちらのサイトでは、全国で一斉に実施されるWEB模擬テストを受けることが可能です。

決まったスケジュールで受験できるため、本番に近い状態で実力を試したい就活生におすすめです。

また、会員登録することによって600問以上の問題に挑戦できます。

さらに、成績データをもとに苦手な問題を把握できる仕組みになっており、効率的な勉強をしたい人にも選ばれています。

SPIは早めの対策がカギ

SPIは早めの対策がカギ

SPI試験について、その詳細や落ちる理由、そして対策方法と見てきましたが、ポイントはつかめましたか?

SPI対策は、自分の弱点を見つけて、それを克服するとうい事がなにより肝心なのですが、それにはそれなりの時間が必要です。

就職活動真っ最中という皆様は、企業研究にES作成にと、時が経てば経つほどやらなくてはならない事が増えて行きます。

SPI対策はできるだけ早く開始して、まずは試験突破を目指してください。

SPI試験を突破できてこそ、本当の就職活動が始まります。

 

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