志望動機とは?新卒の就活で絶対に聞かれる「志望動機」について徹底解説!

はじめに

就職活動において採用のカギを握る、志望動機

志望動機は、採用の全てのフローで質問される可能性があります。エントリーシートに書いた内容をもとに面接が進むこともあるので、やっつけ仕事で書いてしまうのはとても危険です。

なぜなら、志望動機は選考が進むにつれて、どんどん重要度が高まっていくからです。「内定は志望動機にかかっている」といっても過言ではありません。

ですが、志望動機が大切と言われても、

  1. 志望動機が思いつかない
  2. 何を書けば受かるのか分からない
  3. そもそも何のために必要なの?

と、学生にとっては悩みの的になりますよね。

そこでこの記事では、就活における志望動機の疑問について解説していきたいと思います!

志望動機は「未来」のためにある

志望動機という項目は、学生と会社の「未来」のために聞かれます。

  1. 学生時代に頑張ったこと
  2. 自己PR
  3. 志望動機

これはエントリーシートや面接でよく聞かれる質問項目です。ただ聞かれたことに答えるだけではなくて、これらの質問がなされる理由を一度考えてみてください。

「学生時代に頑張ったこと」では、学生の過去が分かります。
どんな経験をしてきたのかを聞き、そこから生まれた学生の特徴「自己PR」で確認します。
最後、そういった経緯を踏まえて、未来に何がしたいのかを問うのが「志望動機」になります。

つまり、

  • 過去→学生時代に頑張ったこと
  • 現在→自己PR
  • 未来→志望動機

という一貫性を確認するために、志望動機が必要なのです!

また、学生が望んでいる未来企業が向かっていく未来合致しているのかどうか、など企業の未来とのマッチ度をみるためにも、志望動機は大切なのです。

志望動機で伝えるべき3つのこと

どんな夢があるのか

社会で成し遂げたい夢や目標を伝えましょう。

  1. 日本をもっと便利にしたい
  2. 日本のグローバル化を進めたい
  3. 日本の教育をアップデートしたい

など、どんなビジョンでも大丈夫です。自分の就活の軸となっている想いを、まずは表明してください。

まず最初に「私はこんなことがしたい!」と熱意を伝えることによって、面接官の印象にも残りやすくなります。

そして、自分のビジョンについて述べた後には、そう考えるに至った背景を語ると、説得力が増します。

「夢はでっかく」と言いますが、あまりにも抽象度が高かったり無謀に思えたりするような場合は、いかに経験と紐付けて論理的に語れるかが重要になります。

どうしてその会社を志望するのか

その会社を志望する根拠を伝えましょう。

これまで経験してきたことや、社会で成し遂げたい目標を踏まえた上で、「なぜその会社でなければいけないのか」を明確にしなければなりません。

どんな事業に携わりたいのか、どんな職種に惹かれているのか、どんな経験が活かせるのか、など具体的なところまで掘り下げて伝えることを心がけましょう。

「どうしてもこの会社でなければいけない」という熱意が伝わるように、志望する根拠は慎重に考えることをおすすめします。

入社後のキャリアプラン

入社後、どんなふうに働きたいと考えているのかを伝えましょう。

入社後のキャリアプランを語ることで、志望動機の信憑性が上がります。なぜなら、入社後のキャリアプランは会社の情報をきちんと得ていない限り、考えることができないから。

具体的な要素としては、

  1. どんな部署があるのか
  2. どんな働き方ができるのか
  3. どんな仕事に取り組めるのか

があります。

入社後のキャリアプランは、企業の採用サイトやOB訪問で情報を集めてから考えるとより具体的で明確なものになるはずです!

これは「志望動機で必ず述べるべき」という項目ではありませんが、入社後のイメージを組み立てておいて損はありません。

【志望動機とは?】志望動機を作成する際のポイント

企業の書類選考や面接において合否を決める重要な項目となるのが志望動機です。

複数の企業にエントリーする方も多い中、企業ごとに志望動機を作成していくのは大変なことです。

どのような点を押さえて作成すれば、選考を通る志望動機になるのか、ポイントをご紹介します。

今までの経験を入社後どう活かせるのか

学生時代に大学で学んだことやスキル、資格をはじめ、アルバイトやボランティアの経験、留学経験などを踏まえ、入社後にどう活かせるのかを具体的にアピールしましょう。

自分がこれだと思った経験を一つ具体例として挙げ、それとつなげて入社後に活用できることを伝えます。

具体例となる経験は一つではなく、エントリーする企業や職種ごとにもっともマッチするものを選ぶのがベストです。

営業職を志望する場合に体育会系の社風があるなら、学生時代の部活動などの経験、コンサルティング力や提案力が重視される会社なら友達の相談に乗るのが得意、アルバイト先で改善提案をした経験などを用いるといった具合です。

事業内容や商品、サービスにどう共感したか

志望する企業の事業内容、商品、サービスに共感したことが、志望動機となったという方は、どう共感したのかを具体的に伝えましょう。

ただ、事業に将来性があるからとか、商品がお気に入りだからとか、便利なサービスだと思ったからでは、それは消費者の域を出ません。

その企業の一員となる以上、事業内容や商品、サービスに思入れがあるのは誰しも同じです。

どう共感したのか、具体的なエピソードなどをもとに説得力ある説明が求められます。

入社後、どんな仕事を行いたいのか

その企業において、入社後にどんな仕事をし、どう成長していきたいのか、キャリアプランや将来像を伝えましょう。

どの企業でも当てはまる内容ではなく、その企業だからこそ自分が活躍できる、その企業だからこそ成長できるビジョンを伝えることがポイントです。

なぜ競合他社ではなく、この会社なのか

同じ業界に多くの企業がある中で、なぜ、その会社を選んだのかはとても重要な企業の関心事です。

競合他社ではなくなぜその会社を選んだのか、大手企業ではなくなぜ地元の中小企業なのか、なぜ知名度の低いベンチャー企業なのかなど、その会社を選んだのかを明確に伝えましょう。

そのためにはその企業を知るだけでは足りず、競合他社を含めた業界研究が欠かせません。

通過する志望動機の例

ここで、実際にESを通過した志望動機の例を見ていきましょう。

2つの志望動機を取り上げましたが、どちらも

  1. 社会で成し遂げたいこととその背景
  2. その会社でなければいけない理由
  3. 入社後に取り組みたいこと

という3点が組み込まれています。

会社毎に文字制限や質問内容は異なるので、あまり縛られすぎず、自分の言葉で伝えることが大切です!あくまでひとつの例として、参考にしてみてください。

具体例1(日本テレビの志望動機)

私は【日本人の想像力を拡大する】番組を制作したいです。

私は、世の中に影響を与えられる存在になりたいという想いでTwitter運用をしています。

テレビの報道内容やタレントの発言に対する素直な疑問をつぶやいたとき、リツイートで何万人にも拡散されることに驚きました。

その際、私のツイートを起点として、SNS上での議論を巻き起こしたことから、人々は「意見を主張できる話題と場」を求めていることに気づきました。

多くの視聴者とって有益な情報を、「見たくなる」形に落とし込んできた御社でなら、テレビを通して人々に議論のきっかけを与えられると思います。

入社後はディレクターとして、視聴者が「意見を言いたい」と思うような報道番組の制作に携わり、日本人の想像力が拡大したいです。

具体例2(博報堂の志望動機)

クライアントと生活者の間に「繋がり」を生み出したいです。

僕は所属しているバンドの活動で、音楽を通して人との繋がりを生むことに、とてもやりがいを感じていました。

そのため、まずは「繋げる方法」を知り尽くしたいです。

マスからデジタルまでの幅広い手段、各分野のプロ、そして生活者発想のためのデータを持ち合わせた貴社なら、様々なソリューションを実現できます。

そこで僕は営業として取り組み、あらゆる課題に対して最適な方法を提案できるようになりたいです。

【志望動機とは】志望動機のNG例

志望動機として活用したい内容やポイントがある一方、これは志望動機にしないほうがよいNG例もあります。

志望動機としては弱く、熱意が伝わらない例についてご紹介します。

待遇や福利厚生推し

就職するうえで待遇や福利厚生は確かに気になることですが、それだけが志望動機では意欲に欠けます。

働きやすさい環境を求めて転職する中途採用の方ならともかく、新卒の場合は仕事に対する意欲をアピールしたいところです。

会社が安定しているからとしか伝えない

安定した会社だからでは、企業としては選ばれた気がしません。

安定性しか求めていない、自分の保身や自分の生活しか考えていないと思われてしまいます。

時にはリスクをとっても新しいことにチャレンジする精神を持ち合わせた人物でないと、企業の安定成長や継続成長にはつながりません。

今の時代はどんなに安定していると思える企業でも、ちょっとしたトラブルや経済環境の変化、消費者などのニーズの変化や新しい技術の開発によって、生き残れなくなるリスクもあります。

安定性に依存するだけで、仕事への意欲や会社の成長に貢献しようという意欲が伝わらない志望動機はNGです。

受け身の姿勢

福利厚生重視の方や安定性を求めている方にもいえることですが、その企業にすでに用意されているものやその企業の現状に満足してしまう受け身の姿勢ではいけません。

自分が頑張って企業を成長させていきたい、業績に貢献していきたいという積極的な姿勢をアピールできる志望動機でないと、選んでもらえません。

退職することを前提としている

経営ノウハウを学びたい、店舗運営のノウハウを学びたいという志望動機はありですが、それがその企業内のキャリア形成であることが前提です。

将来は経営マネジメント陣になりたいので、イチから学んでステップアップしたいならOKですが、自分でお店を持ちたいのでノウハウを学びたい、御社の手法を学びたいではいけません。

独立支援をしている、修業OKといった会社なら別ですが、家業を継ぐまでの間、働きたい、修業をしたいというアピールも業種や企業の種類によってはNGです。

将来、アメリカに留学してMBAを取得したいので、そのための勉強と資金がほしいといった話もNGです。

MBAを目指す意欲は評価に値しますが、取得してその会社に活かすことが前提です。

また、結婚や出産をしたら子育てに専念したいから、それまで働くのにちょうどよさそうなど、自分よがりな志望動機も当然ながら控えましょう。

志望動機で気をつけるべき3つのこと

会社の説明になっていないか

「なぜ志望するのか」が聞かれているので、「こんな会社です」という会社の説明はできるだけ省略しましょう。

会社の表面的な情報を話すことは、まったく無意味です。
学生にとっては大きな情報でも、その会社で働いている面接官にとっては前提条件なのです。

例えば、ある企業が「海外進出したこと」が理由で志望するようになったとします。

その場合、

例文

御社は〇〇年に海外進出をしており、今ではマレーシアをはじめとした発展途上国を中心に売上を伸ばしています。

御社の製品である~~は現地の人々の必需品となるほどに生活に浸透していて、感銘を受けました。

という説明をしてはいけません。

例文

僕は学生時代にマレーシアへ渡航しました。

現地の人々が御社の製品を使用しているのを見て、海外向け製品の今後の可能性を感じました。

そのため、~~の商品改良や新規開発といった仕事に魅力を感じています。

このように伝えたほうが、学生のパーソナリティまで伝えることができます。

企業の説明は省略して、あなたらしさを伝える志望動機にしましょう。

業界の志望理由になっていないか

志望動機で伝えるべきなのは「その業界に入りたい理由」ではなく「その会社に入りたい理由」です。

学生の本音としては、興味のある業界に入れれば会社にこだわりはない、という想いもあるかと思います。

でも、会社側の目線で考えてみると、どうでしょうか。

「A社もB社もC社も好きだからどこかに入りたい」と言っている学生よりも、「絶対にA社に入りたい」と言っている学生のほうが、採用したいという気持ちになるはずです。

逆に、「この学生はウチじゃなくてもいいんだな」と面接官に思われてしまったら、並外れて優秀ではない限り、選考を通過することは難しいでしょう。

そのため、志望する業界の中で魅力的な会社が複数あったとしても、志望動機では「その会社でなければいけない理由」を伝えられるようにしましょう。

受け身の志望動機になっていないか

「その会社の魅力的なところ」を述べるだけでなく、「こんなところに魅力を感じているからこそ、こんなことがしたい」と伝えるように心がけましょう。

ただ会社の良いところを淡々と述べているだけでは、熱意を伝えることはできません。

例えば、ベンチャー企業で「若手から成長できる」という会社の風土に惹かれたなら、「若手から成長できる環境で、どんな成長をしたいのか」を話す必要があります。

具体的には

例文

私は20代のうちに責任感をもって仕事ができる一人前の営業になりたいので、若手のうちから裁量権を持てる御社で成長したいです。

といった言い方にすれば、惹かれた点と熱意を同時に伝えることができるでしょう。

受け身の姿勢では、仕事でも、就活でも、成功できません。どんどん熱意を伝えるために、前のめりな姿勢で志望動機を考えてみてください。

まとめ

以上、志望動機についての解説でした。

就職活動では、面接官となる方から「一緒に働いていきたい」と思って貰う必要があります。

そのため、あなたが経験してきたことやあなたの性格を踏まえた上で、「この会社でどんなことを成し遂げたいのか」というのが伝わる志望動機を考えることが大切です。

『志望動機を制するものは、就職活動を制する』です!頑張りましょう!

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