業界研究を行うのに、様々なツールがございます。
その中でも、近年、本だけではなく、アプリなどでの情報の取得も主流となりつつあります。
業界研究をする上で、アプリを活用することにどんなメリットがあるのでしょうか?
最後には、私が就活中に利用した中で活用していたアプリをご紹介しております。
ぜひあなたもアプリで業界研究を進めてみてはいかがですか。
そもそも業界研究って何でするの
皆さん業界研究は順調でしょうか?
順調な人も、これからはじめる人も次の項目をしっかりと確認して業界研究に役立ててください。
そもそも業界研究をするうえで使えるツール、手法は大きく2つに分けられます。
セカンダリー情報
1つはセカンダリー情報、二次的な情報で、本やネットなどが該当します。
本の情報は私自身も就職活動時期に活用しましたが、ネットに比べてお金を払って購入する分だけ、信憑性があるように思われます。
また、特定の細かい領域や、専門性が高い内容になるとネットでは調べきれず、本を使うことが多くなるでしょう。
ネットから得られる情報にもメリットは当然あります。
ネットは情報の更新頻度が高く、いつでもどこでも調べることができます。
本は「購入する」という一手間がかかりますが、ネットで調べるだけであれば、購入することすら不要ですよね。
また、近年は各企業がデジタル面も意識してきており、企業HPの内容や、HP内の求める人物像などの情報は説明会などで配られる資料と同程度の情報が記載されている場合も多いです。
実際に私が就職活動している際にも使いましたが、転職活動の際にもチェックすることは必須だと入社後に教えられています。
※それだけ重要な情報なので、受ける企業のHPは必ずチェックしましょう
ここに新たに追加されるのがアプリでしょう。
アプリのメリットや概要は次の章で詳しく話します。
プライマリー情報
2つ目はプライマリー情報、一次的な情報で、OB訪問、説明会、インターンシップなどが該当します。
説明会で得られる情報は、正直私はあまり活用した記憶がありませんが役立つ場面も多いと思います。
説明会は企業HPの情報が乏しい場合や企業のことがあまりわかっていない場合などは質問のチャンスとしても利用することができます。
しかし、近年ではHPに力を入れている企業も増えてきている印象を受けており、優先度は高くないと考えられます。
OB訪問は情報を得るためで有効な手段でしょう。
各就職活動系のメディアやコンサルティングファームなどもインタビューという手法で、情報を取得しますが、OB訪問はそれに該当するためです。
OB訪問は直接情報を得ることができるので、セカンダリー情報で得た内容の深掘りや疑問点に関しる検証をすることができます。
また、現場で働く人の一意見を聞くこともできるので選考に進むべきか判断する1つの指標にすることもできます。
ややテクニカルな使い方を書くとすれば、OB訪問で担当者が言っていたことは可能な限り一言一句メモしてください。
面接で「OB訪問をした際に担当者さんが~と言っていた点がとても好感がもてました」と言えば、他の学生との差をしっかりと示すことができます。
面接で有利になるためにOB訪問は行っておくといいでしょう。
インターンシップは、企業の就業体験をすることができるため他の情報とはまた1つ性質の違う情報になります。
インターンシップを通じて得た情報は自身の経験に基づくため、後に志望理由や選考に進むかを判断するうえでも本やネットの情報に比べて大きな影響を占める情報と言えるでしょう。
私自身も就職活動をしていた際には5社程度インターンシップに参加しましたが、インターンシップを通じて、仕事の理解が深まり、また現場の社員さんと交流ができたので企業理解、業界理解は大変深まりました。
アプリを活用する3大メリット
さて、これだけ業界に関する情報を得る手段が多様化する中で業界研究にアプリを使うメリットはあるのでしょうか。
ここからは、業界研究をするときにアプリを使うメリット3つを紹介していきます。
情報を得るスピードが早い
アプリはインターネットでいちいち検索する必要がないため、情報を得るスピードが早いことがあげられます。
また、アプリを使うユーザーが増えれば増えるほど、企業もアプリに注力するため情報の更新速度は早くなっていくでしょう。
企業側の視点としては、アプリを使って提供する情報とWEBを使って提供する情報で差別化していく可能性も考えられるためそれぞれで異なる情報を取得できる可能性があります。
意識が高まる
アプリが常に携帯を開くたびに目に入ることで就職活動の意識を高めることができます。
就職活動は大変なため避けたい人も多いのはないでしょうか。
そんな時に就活をしなければいけないという強制力を持たせるツールとしてアプリを使うのがいいでしょう。
そのため、アプリのアイコンを常に見える場所に置くことは就職活動の意識を高めることにもつながります。
他の学生との差別化になる
アプリは本やインターネットに比べて最近現れた情報取得チャネルだと言えます。
そのため、アプリで配信する情報は他の学生は確認していない可能性があります。
これよりアプリを使うことで他の学生がしらない情報を押さえることができるかもしれません。
業界研究に役立つオススメアプリ4選
最後に、業界研究をする際に役立つアプリを3つ紹介します。
私が就活中に使用したものの中から厳選したアプリになりますので、ぜひあなたも利用して業界研究を進めていただきたいです。
NewsPick
まずは、NewsPicksです。
このアプリは、経済情報を中心に取り扱うニュースアプリで、特徴としては様々な方が経済情報に対して意見をコメントしている部分になります。
人によって情報の捉え方は変わってきます。
そのため、NewsPicksではあなたが志望する業界に対して、世の中の意見を確認することができるので、客観的な業界研究を進めることができます。
また、著名人の対談やNewsPicksオリジナルの記事など経済情報以外にも様々な情報を打ち出しているので、面接で話すネタ探しにも有効的です。
Kindle
次に紹介するのがKindleです。
Kindleを利用して業界研究はできませんが、業界研究に関する本を電子書籍としていつでもどこでも持ち運ぶことができるため、移動時間などでも業界研究をすることができます。
また、紙の本を購入するよりも電子書籍で購入するほうが安いので、なにかとお金のかかる就活での費用削減にもつながります。
カイシャの評判
カイシャの評判は、日本最大級の口コミアプリで、HPには掲載されていないような情報が多々ございます。
なので、実際に働いている方の本音や会社の評判などを確認することができます。
しかし、このような口コミは1点だけ注意が必要です。
それは、口コミだけがその会社の全てではないことを念頭に置いておいて下さい。
悪い口コミを信じ込みすぎて、第一志望の企業のイメージが悪くなり、選考を辞退する方などもいらっしゃいますので、口コミは参考として見ておき、信じすぎないようにしましょう。
人事トーク
最後に紹介する業界研究をする際のオススメアプリは『人事トーク』という就活アプリです。
人事トークは業界初の「人事と就活生のマッチングを行うアプリ」です。
実際に「いいね」で就活やインターン先を探すことができるので、手軽にあなたにあった企業を見つけることができます。
一般的に企業を探す際は事業内容や会社の規模感で探すのですが、人事トークではさらに人事の人柄も選択するポイントになります。
また、面接などでは本音で話をすることが少ないのですが、人事トークでは本音で話をすることができるため、あなたが志望する業界のことなども人事からお話をしていただくこともできます。
実際に働いている方の意見を参考にできるため、人事トークを活用して業界研究を進めてみてはいかがですか?
まとめ
業界研究に関して、新たなツールであるアプリについてご紹介いたしました。
アプリは素早く手軽に業界研究をできるので、これからますます需要が増していきます。
あなたも今のうちからオススメしたアプリをダウンロードし、業界研究を始めていきましょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート