アスクル株式会社は、事務用品を中心とする通信販売会社です。名前の通り、翌日配達を行っており、これを可能としているのは、全国7カ所に大規模な流通センターを構えているためです。また、独自のビジネスモデルで町の代理店をシステムに取り込み、メーカーとの共存共栄が図られています。
そんなビジネスモデルを行なったアスクルをご紹介します。
アスクルはいつ設立された
1993年にプラス株式会社アスクル事業部で事業を開始しました。
インタネットによる受注の開始に伴い所沢物流センターを開設、そして、2000年の配送サービス強化によって東京センターを設置し所沢センターを移転させました。また、福岡センターの開設も行っています。
2015年には、ネレス日本と物流領域における業務提携に基本合意、2017年には株式会社セブン&アイホールディングスと務提携に基本合意を行い直販ビジネスの拡大に向けて尽力しています。
アスクルの本社はどこにある
主要事業所は、東京都にあります。また、宮崎県、大阪府にも事業所がそれぞれ存在します。
アスクルの社長岩田障一郎とはどんな人なのか
現在の代表取締役社長は、岩田障一郎です。
アスクルの魅力は、ラインナップの多さだけではなく、配送スピードにもあります。一部を覗き、全国どこでも翌日には配送が完了するように物流センターも整備しているため、急ぎの注文の際にはかなり有用です。
また、午前中の注文であれば午後には届くというケースもあります。さらに注文方法がとても楽というのも魅力の一つです。
このように、どんなに忙しくても、気軽に専務用品の調達ができることがアスクルの特徴です。
アスクルの事業内容とは
通信販売事業を行っており、独自のビジネスモデルや様々なサービスを展開しています。
アスクルモデル
少人数のオフィスに大規模事業所並みのサービスを提供することを目標としてきましたが、現在では中小規模の事業所だけではなく、大規模事業所のお客様でもご利用いただけます。
また、アスクルがデザインした流通構造によって産業プロセスを短縮化しているため、低コストで均一なサービスを提供することができます。
「機能主義」という流通のリデザインの中で最も特徴的なのがエージェント制度です。これによって、小売店では債権管理と代金の回収、そのほかのカタログ発送、ご注文受付、配送、お客様対応などはアスクルが担当し、分担することによって流通システムの簡素化を実現しました。
これがアスクルのビジネスモデルです。
アスクルのプラットフォーム
品質の高いサービスを提供できるように流通ネットワーク、カタログ、インターネットに蓄積されたデータに基づき、業務の効率化を図っています。
アスクルカタログ
アスクルカタログなどの中小企業向けカタログの他に、ソロエルアリーナやソロエルといった大企業向けの一括購買サービスなども充実しています。また、個人向けにはロコハといった通販サイトも存在します。
アスクルが事業を展開し続ける理由とは
社会・環境課題の解決や地域のライフラインとして役割を果たすことを目的としています。災害時には支援を行うなど、地域との共生も大切にし、社会に貢献する企業として事業を展開して行きます。
まとめ
アスクルは、価格の安さだけではなく、配送スピードやメーカーからの直販という手軽さから選ばれています。これには、小売店との良い関係が鍵となっています。この画期的な方法で成功し、独壇場の市場を築き上げました。この事業に魅力を感じているなら、ぜひ選考に挑戦してみてください。
[参考URL]
・ASUKUL HP [https://www.askul.co.jp/csr/message/index.html]
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート