【例文6選】受かる広告業界の志望動機の書き方!書き方のポイントを徹底解説!

【例文6選】受かる広告業界の志望動機の書き方!書き方のポイントを徹底解説!

広告業界は、とても華のあるイメージから、例年多くの就活生から人気を集めている業界です。

しかし、応募数が多い中で通る志望動機はどのように書けばいいのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、広告業界の志望動機について、広告業界の基本情報から近年の動向まで交えて解説しています。

広告業界は、業界の特徴や業務内容、その職種について理解することが特に大切な業界になりますので、この記事からその理解を深め、勝ち残れる志望動機を書けるようになりましょう。

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【広告業界の志望動機】志望動機を作る前にやること5選

【広告業界の志望動機】志望動機を作る前にやること5選

広告業界は、他の業界とは異なり応募者が殺到するため競争率も高くなります。

そのため、広告業界で働きたいと考えている学生は、志望動機をしっかり考えなければなりません。

全国から優秀な学生が応募するので、他の学生との差を広げるような志望動機を考える必要があります。

志望動機を考える際は、次の3つの準備をしっかり行うようにしてください。

準備をしっかり行うことで、他の学生にはない魅力的なエントリーシートを書き上げることができるのでぜひ実践しましょう。

志望動機を書く前の準備
  1. 入社後のキャリアプランを考える
  2. 広告業界への志望理由を考える
  3. 入社後企業にどう貢献できるかを考える
  4. 企業研究を行う
  5. 自己分析や他己分析を行う

1.入社後のキャリアプランを考える

志望動機を書く際は、入社後のキャリアプランを考えましょう。

広告業界にはさまざまな仕事があり、テレビのコマーシャルを作る人もいれば、自治体とタッグを組んでSNSで話題になるような仕掛けを考える人もいます。

自分が一体広告業界で何をしたいのかを具体的に考えれば、自分が広告業界でどのような働き方を希望しているのかが見えてくるので、ぜひキャリアプランを考えましょう。

この時キャリアプランが思いつかない場合は、企業研究や業界への研究が足りない証拠でもあるので、徹底的に調べるように心がけてください。

将来のビジョンやキャリアビジョンについてはこちらの記事を参考にしてください

2.広告業界への志望理由を考える

広告業界に憧れる就活生は少なくありません。

しかし、憧れだけでは説得力のある志望動機を書くことができないので、より具体的な目線で志望動機を考えるようにしましょう。

この時やってはいけないことは、「かっこいい業界」「おしゃれだから」という理由を志望動機に書かないようにすることです。

一見華やかな世界の仕事に思えますが、実際のところは泥臭い仕事もあれば、板挟みになって辛い思いをすることもあります。

広告業界の現状を分析し、自分がどうして広告業界で働こうと思ったのか、自分はどんなことに興味を持ったのかを考えてみましょう。

3.入社後企業にどう貢献できるかを考える

広告業界で自分がどのような価値を提供できるか、という点を考えることも大切です。

広告業界は他の業界よりも一層クリエイティブ性が求められます。

自分が広告業界に入ることで、会社に対してどのようなことを提供できるか、自分のスキルと広告業界を掛け合わせた価値は何かを考えましょう。

一見すると難しいことに思えますが、広告業界で本気で働きたいと考えて自分が貢献できることを考えていけば、それが何かは見えてくるようになります。

自分のスキルが広告業界にどう貢献できるか、という点を志望動機に書くことができれば、他の学生と差別化を図ることができます。

ぜひ、自分ならではの強みを探して、志望動機に取り入れてみましょう。

4.企業研究を行う

まずは、企業のホームページを見てみましょう。

企業のホームページは、企業のデザインにおける工夫や趣向が垣間見えたり、今までの功績を確認したりできます。

そのページから、企業の今後の方向性や、社風に着目して情報を収集してみましょう。

ここで詳しく調べておけば、企業への理解度が非常に上がります。

なぜかというと、実際に自分が働くことになった場合のビジョンを、より想像しやすくなるからです。

また、説明会や人事面談、OBOG訪問などから、企業がどのような性格やスキル、経験を持つ人材を求めているのかについて把握しておきましょう。

企業の求める人材像を抑えておくことで、自己PRの際に役立てられます。

新卒は熱意が重視されます。

企業研究を充分に行うことで、その企業に対する熱意のアピールも可能になりますので、ぜひ徹底的に企業研究をしてみてください。

具体的な企業研究の方法はこちらの記事を参考にしてください

5.自己分析や他己分析を行う

自分の人柄を知るために、自己分析や他己分析を行ってみましょう。

自己分析・他己分析を行うと、今まで見えてこなかった自分の性格や資質が発見できるかもしれません。

自分の性格を理解し、整理することで志望動機の内容も洗練されます。

広告業界に必要な能力と自身の経験やスキル・人柄を結び付けて、魅力的な志望動機を作成しましょう。

自己分析や他己分析のやり方については、以下の記事も参考にしてみてください。

志望動機を作る前には、必ず考えるべきことが5点あります。

その5点は「入社後のキャリアプランを考える」「広告業界への志望理由を考える」「入社後企業にどう貢献できるかを考える」「企業研究を行う」「自己分析や他己分析を行う」ことの5つです。

いずれも、広告業界において自分は活躍できるということをアピールするためには必要不可欠な内容になるため、よく準備をしましょう。

【広告業界の志望動機】志望動機を書く際のポイント

【広告業界の志望動機】志望動機を書く際のポイント

ここからは広告業界への志望動機を書く時のポイントについて解説していきます。

今回は、5項目をピックアップしています。

広告業界への志望動機を書く時のポイントについてご興味がある方は、参考にしてください。

広告業界の志望動機のポイント
  1. 自分らしさをアピールする
  2. 広告業界に有効なアピールをする
  3. 憧れで終わらせない
  4. その企業でなければいけない理由を説明する
  5. 自分の熱意も忘れずに

1.自分らしさをアピールする

志望動機は自分の人柄と結び付ける必要があります。

自分の性格を志望動機に絡めることで企業に効率よく人柄を理解してもらえるのです。

就活において自分らしさをアピールするためには、以下の方法があります。

自分らしさのアピール法
  • 自己分析から自分の強みや弱みを理解する
  • 自分のスキルや特徴を強調する
  • 自分が業界に興味を持った理由を体験ベースで伝える

ポイントは、いかに自分のことが理解できているか、という点になりますので。ここでもやはり自己分析の必要性が分かるかと思います。

ぜひ自己分析を活用して、自分らしさのアピールを組み立ててみてください。

2.広告業界に有効なアピールをする

広告業界において必要な「トレンドへの敏感さ」「コミュニケーション力」「ストレス耐性」などを特に重視して伝えてみましょう。

広告業界は、常に最先端の情報を発信しています。

しかし、その職業柄、さまざまな業界の方と交流したり、または過密なスケジュールをこなさなければならない場合もあるでしょう。

企業も、そのような点に対応できるかどうかを見極めたいと思っています。

そのため、トレンドへの敏感さ・コミュニケーション力・ストレス耐性などが響きやすいのです。

またこれだけではなく、企業研究で、企業の求める人物像を確認し、自分に当てはまるものをアピールしていきましょう。

3.憧れで終わらせないのがポイント

志望動機は単なる「憧れ」だけで終わらせてはいけません。

なぜなら、それはかなりあいまいな志望動機となるためです。

企業は自社で働きたいと強く思っている人材を採用したいと考えています。

だからこそ、志望動機があいまいでは、その熱意は伝わり切りません。

憧れを持った後、どのようにしてその企業にたどり着いたのか、その憧れに対してその企業はどうだったのか、という点まで伝えられるとよいでしょう。

4.その企業でなければいけない理由を説明する

その企業を選んだ理由というのも重要です。

広告業界といっても、大手3社、それ以外にも無数の企業が存在します。

「広告業界であればどこでもいい」という学生ではなく、「この企業でなければ意味がない」と断言する学生を雇用したいのが企業の本音です。

その想いをストレートに伝えるためには、他の企業ではなくその企業を選んだ確かな理由を明記するようにしましょう。

5.自分の熱意も忘れずに

熱意ばかりではいけませんが、熱意が全くないのも問題です。

主旨を明確にして論理的に伝えることを意識する一方で、熱意も込めるように意識してください。

ドライな性格の学生ではなく、情熱や希望に満ちている学生の方が、企業の担当者は採用したいと考えるでしょう。

熱意を交えた志望動機の例文

「広告業界の中でも、御社のビジョンやお会いした方々の人柄に特に惹かれたため、志望させていただきました。」

志望動機を書く際には、意識するべきポイントとして「自分らしさをアピールすること」「広告業界に有効なアピールをすること」「憧れで終わらせないこと」「その企業でなければいけない理由を説明すること」「自分の熱意も忘れずに入れること」の5点があります。

広告業界は倍率の高さ故に、それぞれのポイントで差別化をはかる必要もあるため、よく自分のことを理解しておく必要があります。

【広告業界の志望動機】志望動機の構成

PREP法 志望動機

競争率の高い広告業界で内定を得るには、内定が取れる志望動機の構成を踏まえるとともに、どのような内容を盛り込んでいくかも、よく吟味していくことが必要です。

広告業界においては職種にもよりますが、プレゼンをする機会や相手と交渉する機会が多いです。

そのため、人に話をする際にはいかに分かりやすく、明確にポイントを伝え、人を自分の話に引き込んで説得をするかが重視されます。

プレゼンスキルや営業トークの基本ともなるのが、PREP法です。

PREP法とはPoint(結論)→Reason(理由)→Example(具体例・エピソード)→Point(結論の繰り返し)の順番で話す。

志望動機の基本の構成
  1. Point(結論)
  2. Reason(理由)
  3. Example(具体例・エピソード)
  4. Point(結論)

1.Point(結論):私は〇〇という点で貴社を志望しました

広告業界を志望する人は早期から業界研究や企業研究、就活対策に取り組んでいる人も多く、ゼミなどを通じてプレゼンの練習などもしているかもしれません。

そのため、話のスタートは結論からというのは、当然の常識として身に付けているかもしれないですが、改めて注意して書き始めましょう。

もっとも、結論と理由が混在してしまう人や、余計な前置きを入れたくなる人も多いため、注意が必要です。

志望動機を回答する際の最初は結論から、端的にその広告会社を志望したポイントを伝えましょう。

2.Reason(理由):なぜならば〇〇という経験で〇〇と考えたためです

結論を述べた後に、その理由を述べます。

なぜ、その企業を志望するに至ったか、志望動機を抱くキッカケとなった経験とその時に考えたことを伝えます。

3.Example(具体例・エピソード):私は〇〇で〇〇ということをしていました

続いて、その広告企業で活躍するために必要となるような、自分の魅力や強みをアピールするためのエピソードを話します。

面接官に、この人物は見込みがある、うちで活躍できるタイプだと思わせるような魅力を伝えるエピソードであることがポイントです。

また、単なる自慢話や美談では終わらず、結果が出せたという具体的なエピソードでなくてはなりません。

学生生活やアルバイト、ボランティア、海外留学や海外旅行、インターンなど経験の内容は問いませんが、何らかの問題に直面し、それを乗り越えるために自分の強みを発揮させ、解決に至るといった結果が出せたエピソードを選ぶ必要があります。

エピソードの構成は、問題、行動、結果の順に書くとわかりやすいです。 以下で詳しく説明していきます。

問題:その経験で〇〇という問題に直面しました

エピソードの概要を簡潔に分かりやすく述べた後、直面した問題について説明しましょう。

ドラマ仕立てにする必要はありませんが、面接官が瞬時に状況をイメージできるように分かりやすく明快に伝えることがポイントです。

面接官はあなたの経験を見聞きしたのは初めてですので、あなたの話を聞いて、映像が思い浮かぶように直面した状況を伝えましょう。

行動:そのため私は〇〇を行いました

次にその問題に対して、あなたが取った行動について説明します。

あなたが広告会社で活躍できることをイメージし、自分の強みを発揮させた行動であることがポイントです。

結果:その結果〇〇になりました

行動に出ただけで終わりにするのではなく、きちんとその結果を伝えましょう。

問題が解決した、事なきを得たと一言で済ませるのではなく、具体的に成果を示すことがポイントです。

問題が生じていた時点と、あなたの行動を取った後でどう変わったのか、ビフォーアフターを比較して示せると説得力が増します。

具体的な数値の違いなどデータを示して、客観的な指標を用い、行動前と行動後の違いを示せるとベストです。

4.Point(結論):その経験を生かして貴社では〇〇で貢献していきたいと考えております

志望動機の話を締めくくる結論として、その広告会社で、エピソードを通じて得た経験を踏まえ、具体的にどう貢献できるかをアピールしましょう。

エピソードの話に熱くなりすぎて、結論を忘れ、時間切れにならないように気を付けましょう。

結論はあなたの入社意欲の高さや、その企業でなくてはならないという熱意をアピールするために欠かせない構成要素です。

○○でという点は、その企業ならではの仕事のスタイルや社風などを踏まえて、具体的に示せることがポイントになります。

そうすることで、他の広告会社ではなく、その企業で活躍したい、貢献したいことが伝わりやすくなるからです。

広告会社で内定を得るには、話し方の構成やエピソードを通じて有能な人材であることをアピールするだけでは足りません。

広告会社としては有能な人材であるだけでなく、内定を出せば、確実に入社してくれるであろう人を求めています。

どの就活生も複数の広告会社にエントリーしていることは了承済みですから、ぜひとも御社にという熱意が伝えられるかが、志望動機の最初と最後の結論における重要なポイントです。

志望動機の構成は「結論」「理由」「エピソード」「結論」の4つのステップで書くことが望ましいです。

また、エピソードのところは「問題」「行動」「結果」に分けて構成を考えると綺麗な、伝えたいことが伝わりやすい文章になります。

【広告業界の志望動機】聞かれるかもしれない!?マニアックな質問

どの業界においても、聞かれるかもしれないマニアックな質問というものは存在しています。

ここでは、広告業界を目指すにあたって、面接などで聞かれるかもしれないマニアックな質問を紹介します。

マニアックな質問はあらかじめ対策をしておかないと面食らってしまい、うまく答えられないことが多いため、しっかりと対策しておきましょう。

「好きな広告はなんですか?」

広告業界において聞かれるマニアックな質問の代表は「好きな広告はなんですか?」というものです。

この質問について「どのような意図を持って聞かれている質問なのか」そして「どのように回答するのが適切なのか」という2つの観点から紹介します。

それぞれ熟読し、あらかじめ対策しておいてください。

何のために質問される?

まず、何のために好きな広告について聞いているのかというと、就活生の本気度を試しているからです。

本当にやりたいことや好きなことであれば、自ずと知識が身についている可能性が高く、自分の考えを持っているであろうと企業側は考えています。

好きな広告がどのようなものであるのか具体的に言語化できる人物は、広告に対して強い興味を持っており、モチベーションが高いためスムーズに回答できます。

また、就活生の着眼点や発想力を見るという意図もこの質問には存在します。

就活生がどのような視点で広告というものを見ており、どのような考えを持っているのかを測ろうしている企業が多いです。

特に、広告業界においては発想力や独創的な着眼点を持っている人物を採用したいと考えている企業が多いため、質の高い広告を作れる人物かこの質問を通じて能力を調べたいと思っているのです。

どのように回答するのが良い?

では、どのような意図でこの質問がされるのかについて理解できたところで、続いて回答方法について考えてみましょう。

先ほども説明したように、この質問は就活生の着眼点や発想力を確認するためのものです。

そのため、この質問にはテンプレート、またはなんとなくなど適当に回答してはいけません。

広告を複数調べて自分の目に留まったものをいくつか選び、なぜその広告が自分にとって魅力的に映ったのか、印象に残ったのかについて分析し、言語化してみましょう。

どこが良いと思ったのか初対面の相手にも理解してもらえるようなわかりやすい言い方であらかじめ台本を作っておくのです。

これにより、最も重要なポイントである自分の意見をしっかり伝えることが可能になります。

比較的難しい質問であるため、回答には困るでしょうが、あらかじめ回答を考えておけば面食らうことなくスムーズに回答できます。

企業が重視しているのは専門的な回答ではなく、「自分の意見が言えるかどうか」です。

よって、深く考えすぎず、あなたが魅力を感じた広告と、それに関する感想を分かりやすく伝えられるよう準備しましょう。

【広告業界の志望動機】広告業界についての理解を深めよう!

【広告業界の志望動機】そもそも広告業界とは?

広告業界はとても人気のある業界ですが、業界について詳しく理解している、という方は案外いないのではないでしょうか?

特に、これから志望動機を書こうとしているならば、広告業界の理解を深めておく必要があります。

この項目では、そもそも広告業界とは?について説明します。

広告業界は世の中の変化に敏感な業界になりますので、まずは基本の情報を紹介し、そのあと近年のトレンドについても解説いたしますので、ぜひ読みこんでみてください。

ここでわかること
  • 広告業界の概要
  • 広告業界のビジネスモデル
  • 広告業界の主な職種

広告業界の概要

まず、広告とは何か、広告の目的、またその業態について説明します。

広告とは、商品やサービス、キャンペーンの認知度を上げるために、個人や企業が打ち出すサービスの1つです。

広告主が広告を出す目的は、大きくは以下の3つに分けられます。

広告を出す目的
  • ブランド認知度の向上
  • 売上の増加
  • Webサイトへのアクセス数の増加

広告は、広告主にとって、潜在顧客にアプローチする貴重な機会となります。

そんな広告を、広告のプロとして、培ってきたノウハウを実践したり、伝えたりしていくことが、広告業界の社会における役割といえるでしょう。

では、広告業界はどのようなビジネスモデルで成り立っているのでしょうか。

次で詳しくみていきましょう。

広告代理店のビジネスモデル

広告代理店は、広告枠の仲介だけでなく、マーケティングや販売促進など幅広い業務を担っています。

広告主から制作費用を出資し、広告代理店がクライアントの要望に基づき、企画・制作するのが一般的なビジネスモデルです。

そして、メディア企業が広告枠を提供することで、広告代理店は広告を掲載することができます。

総合広告代理店

広告業界を目指す学生に人気な有名企業は、総合広告代理店に該当する場合が多いです。

総合広告代理店は、テレビやラジオ、新聞、雑誌など幅広いメディアを扱う代理店であり、企画から制作まで総合的に手がけています。

このような総合広告代理店には、大手代理店である電通や博報堂などが挙げられます。

これらの総合広告代理店は、広告主のニーズや課題に基づいて、市場調査を実施し、効果的な広告手法や制作、方向性を企画します。

そして、広告戦略のアドバイスやあらゆる媒体の広告運用を行い、幅広い経験からクライアントの広告活動を支援しているのです。

複数の媒体をまたいで広告を打てるため、労力の面でも費用対効果の面でもメリットが得られるのが特徴です。

専門広告代理店

専門広告代理店は、テレビやラジオ、インターネットなど特定の媒体を専門とする広告会社です。

また、制作や運用、PRなど特定の業務を専門とする会社もあります。

これらの専門広告代理店は、特定の広告媒体や業務に特化していることから、その分野における専門知識や独自のノウハウを持っています。

そして、総合広告代理店が幅広いメディアを扱っているのに対し、雑誌広告や屋外広告など特定の領域において深い専門性があることが専門広告代理店の特徴です。

近年は、インターネット広告代理店が急成長しており、代表的な企業としては、クリエイティブ・ディレクション・パートナーズやダブルクリックが挙げられます。

ハウスエージェンシー

ハウスエージェンシーは、特定の事業会社専属の広告代理店です。

総合広告代理店やネット専業代理店とは異なり、特定の企業に対して専属で広告業務を担当します。

ハウスエージェンシーは、専属企業に特化したサービス提供や広告戦略の立案を行い、その企業のブランドやメッセージを効果的に伝えることを強みとしている広告代理店です。

たとえば、JR西日本の駅ポスターや看板などの交通広告の管理・運営・販売を担当するJR日本コミュニケーションズのように、特定の企業の広告活動を支援しています。

その他にも、代表的なハウスエージェンシーとして、JR東日本企画や東急エージェンシーなどが挙げられます。

広告業界の主な仕事内容

広告代理店の主な仕事は、広告主のニーズや課題に基づいて市場調査を実施し、効果的な広告手法や制作、方向性を企画することです。

そして、これらの業務を遂行するために、クライアントの情報管理やスケジュール、予算管理などの役割も担っています。

広告業界の主な職種

広告業界と一口に言っても、その職種はさまざまです。

ここからは、まず自分が特にどんな仕事をしたいのか考えるために、広告業界の職種について知りましょう。

営業職

営業職は、クライアントとの関係を構築し、広告提案することが主な業務です。

そのため、円滑なコミュニケーションと、クライアントのニーズに基づいた広告戦略を提案し、実行する力が求められます。

マーケティング職

マーケティング職は、クライアントの商品やサービスに関する市場動向や競合他社の分析を行い、広告戦略を立案することが主な仕事です。

クライアントのブランドや製品の成功に向けて戦略的なサポートを実施するマーケティング職は、広告代理店内で重要なポジションとされています。

クリエイティブ職

クリエイティブ職は、クライアントのニーズに合った広告コンセプトやデザインを生み出すことが主な仕事です。

具体的には、広告キャンペーンのコンセプト立案からデザイン制作、コピーの作成まで幅広い業務を担っており、ブランドや商品を魅力的に表現しています。

エンジニア職

エンジニア職の主な仕事は、ウェブサイトやアプリケーションの開発、デジタル広告の設計や運用、データ分析などの技術的な業務です。

クリエイティブ職やマーケティング職と連携しながら、クライアントのニーズに合ったテクノロジーを活用した広告ソリューションを提供しています。

広告業界が人気な理由

なぜ広告業界はここまで人気を集めているのでしょうか。

理由の一つに、「おしゃれ」「かっこいい」というイメージがついていることが挙げられます。

髪型や服装の規定も比較的自由であるために、華やかな社会人生活に憧れる学生から羨望のまなざしで見られているのです。

また、電通や博報堂などの大手広告代理店は平均給与が1,000万円を超えることでも人気を集めています。

業務内容は激務である、時間外労働が多いなどのマイナスイメージもありますが、それを補うほどの魅力があるのです。

広告業界では近年大きく3つの動きがあります。

その3つとは、ITの進歩に影響を受けるWeb広告の台頭と広告のDX化、そして、日本の広告市場が開拓されたことに影響される、日本の広告企業の海外進出になります。

また、広告業界は魅力が多く、大変人気を集めている業界になります。

【広告業界の志望動機】広告業界に興味を持った理由

続いて、広告業界に興味を持った理由を聞かれた際の回答例について考えてみましょう。

広告業界を目指す場合、面接などでなぜ広告業界を志望しているのかについて聞かれる可能性が高いです。

代表的な理由には以下の2つが挙げられるため、ぜひ参考にしてみてください。

広告業界に興味を持った理由
  • 魅力的なコンテンツを世間に広げたいと思ったから
  • 先進的な技術に関わりたい

魅力的なコンテンツを世間に広げたいと思ったから

多くの就活生が広告業界への志望動機に魅力的なコンテンツを世間に広げたいという理由をあげます。

広告は今では最も有効な情報の拡散手段の1つとなりました。

広告の有無で売上は大きく左右され、商品がどれだけ良いものであったとしても、広告のクオリティが低ければ売上が全く伸びないということもあります。

逆に言えば、クオリティの高い広告を作成できれば世の中に良いものをさらに広げられるということでもあります。

このような特徴から、魅力的なコンテンツを世間に広げたいと考えて広告業界を目指す人も多いです。

あなたがもし魅力的なコンテンツを世間に広げたいと思っている場合は、この志望動機をぜひ活用してみてください。

先進的な技術に関わりたい

広告業界を目指す人の中には、先進的な技術に関わりたいという理由を志望動機に据える人も比較的多いです。

広告業界はもともと進化の早い業界ではありましたが、特に昨今は目まぐるしい進化を遂げています。

少し前までテレビCMが最も大きな媒体であった時代から数年でWEB広告がCMを上回り、技術革新が起こっているのです。

今広告業界に入るということは、デジタル広告の新しい時代を作り上げることに携われるということにもなります。

先進的な技術に関わり、新しい時代を築くという魅力的な取り組みは、志望動機として受け入れられやすく、自信を持ってアピールできるものの1つと言えます。

【広告業界の志望動機】広告業界の抱えている課題

続いて、広告業界が抱えている課題についても理解しておきましょう。

広告業界の市場規模は年々上昇しており、継続的に売上拡大をしている業界の1つです。

しかしながら課題も多く存在しており、課題をどのように解決し、乗り越えていくかが生き残る鍵となっています。

面接などで聞かれることも多いため、簡単に確認し、答えられるようにしておきましょう。

広告業界の抱えている課題
  • 消費の減少
  • 過渡期への直面

消費の減少

広告業界が直面している課題の1つに、消費の減少が挙げられます。

携帯全体の停滞や消費者の購買力の低下に起因するものです。

経済が停滞すると人々の所得が減少し、それに伴い、消費者は必要最低限の商品やサービスの購入にしかお金を使わなくなるため、広告を通じて新たな商品やサービスを市場に打ち出すことが難しくなってしまいます。

また、デジタル化の進展により消費者が情報を得る手段も多様化しています。

これにより、様々な商品やサービスの良いところだけでなく、悪いところについても知識を深める人が増えたため、購入や契約に対して慎重になっている人が多いのです。

この問題を解決するためには、さらに市場の変化を敏感に捉え、消費者が求める価値を理解して提供することが求められます。

新たな技術や、データ分析を駆使して、より効果的な広告戦略を開発することが重要です。

過渡期への直面

先ほども触れたように広告業界は過渡期を迎えています。

テレビCMが主流であった数年前から大きく変化し、InstagramやX、YouTubeなどインターネットに接続していればどこにでも広告を出せるようになりました。

そのため、今まで絶対的な地位にいたテレビCMよりもWeb広告の方が若年層を中心とした影響力が強くなり、デジタル広告の収益がテレビ広告の収益を上回るようになりました。

このことから、広告会社は戦略を転換していく必要があると言えます。

どのようなWeb広告を打ち出せばより高い効果を得られるのか、クライアントの商材やサービスの特徴を踏まえた上で、従来のテレビCMとは異なるアプローチの方法を考えていく必要があるのです。

【広告業界の志望動機】広告業界の将来性

続いて、広告業界の将来性についても把握しておきましょう。

時代の変化に連れて、広告業界も大きく変化をしており、市場規模の拡大を続けています。

先ほど紹介した広告業界の問題と同様に、面接において聞かれる可能性が高い話題であるため、理解を深めておき、スムーズに回答できるようにしておきましょう。

広告業界の将来性
  • Web広告といったデジタル広告の飛躍
  • 新たな技術革新

Web広告といったデジタル広告の飛躍

先ほど広告業界が過渡期に直面していると説明したように、昨今、Web広告は飛躍的に成長を遂げています。

SNSはもちろんのこと、ゲームやインターネットなどにおいても広告が表示されるようになり様々な人がデジタル広告に触れる機会が増えているのです。

また、屋外の看板を見てみても、デジタル看板が増加しており、広告のデジタル化が進んでいることは一目瞭然です。

またデジタル化に伴い企業は消費者の分析が容易になっていることも見逃せないポイントの1つです。

競合となる企業も消費者の分析が進んでいる可能性こそありますが、それでも消費者についての理解が深められていることは業界全体において明るい要素の1つと言えます。

新たな技術革新

新たな技術革新も広告業界の将来性を考える上で見逃せないポイントの1つであると言えます。

昨今の技術革新は凄まじいものがあり、様々な業界やサービスで最新の技術が用いられています。

広告業界も同様にVRや3Dを利用した広告を導入しており、没入感のある広告は日に日にその数を増やしています。

現に、大手の中にはこのような広告を利用し、アクセス数が最大8倍程度にまで増加させた企業もあるほどです。

よって、莫大な効果があるこのような没入感のある広告は利用しない手はないと言えるでしょう。

【広告業界の志望動機】広告業界の近年の動向

【広告業界の志望動機】広告業界の近年の動向

続いて、広告業界の近年の動向をみていきましょう。

志望動機を作成する際に、その業界の近年の動向、最新のトレンドを知っておくことができれば、それだけで「その業界に興味を持っている」というアピールにすることができます。

広告業界では近年どのような動きが盛んになっているのか、今回は3つの動きを見ていきます。

広告業界の近年の動向3選
  • Web広告の急速な台頭
  • 広告のDX化
  • 日本の広告企業の海外進出
  • マーケティング職との連携強化
  • デジタル技術とクリエイティブの融合

Web広告の急速な台頭

Web広告とは、インターネット上で顧客に表示される広告のことです。

みなさんもWebブラウザで検索しているとき、SNSを見ている時なんかに表示されるのではないでしょうか。

Web広告の台頭には、2つの理由があります。

まず1つ目の理由は、インターネットの台頭です。

いまでは一般的に使われるインターネットですが、歴史的に見ると普及は最近です。

トレンドに敏感な広告業界では、インターネットの普及でまもなくインターネット上で広告を打ち出すことになりました。

また、もう一つの理由は、インターネット広告ではターゲティングがしやすい点です。

Web上では、ユーザーがどんな系統の記事を訪れているかを測定し、それに合わせた広告を表示させることが可能です。

そのツールの導入は広告業界に大きな革新をもたらしたとともに、広告の導入ハードルを下げることになったのです。

実際みなさんの手元にも、みなさんに興味のある広告が流れてくることが多いのではないでしょうか。

このWeb広告に関しては、今後も伸びていくと見て間違い無いでしょう。

広告のDX化

広告のDX化とは、ツールやシステムを利用して、広告の表示数や予約数、顧客数などを管理できるようになったことです、

広告業界では、データの蓄積が本当に大切になります。

デジタル技術の進歩により、データの抽出、分析、蓄積が容易になり、広告運用に大きな革新をもたらしました。

また、AI技術を活用して広告の効果の測定を自動化することで、効率よくデータが集められるようになったのも特徴です。

広告のDX化は広告運用においてもはや欠かせなくなったといっても過言ではないでしょう。

日本の広告企業の海外進出

日本の広告企業は近年、積極的に海外に進出しています。

その背景には主に3つの理由があります。

広告業界の海外進出の理由
  • 国内市場の縮小
  • 新興国の経済成長
  • デジタル広告市場の拡大

国内市場は、国内で広告が出回り切ってしまったことや、若年層の広告離れから、縮小傾向です。

そのため、まだ広告文化が浸透していなかったり、潜在顧客が多く眠る改題に目を向けるようになったというわけです。

また、海外の中でも特に新興国では、経済成長が著しいです。

経済成長が著しい国では、頻繁に新しい事業やサービスが立ち上がりますが、それらを宣伝する術をもっていないことがほとんどです。

そのため、新興国において宣伝技術をもっている広告業界の企業はかなり重宝される傾向にあります。

また、上記で述べたデジタル技術の進歩も、大きな要因の1つになります。

国内にいても海外の企業とコミュニケーションがとれたり、広告の効果測定を行えるようになった点は、日本の広告企業の海外進出に大きな影響を及ぼしました。

この大きなチャンスをつかむため、今後も海外進出をする広告業界の企業は増えていくと予想されます。

マーケティング職との連携強化

近年、広告代理店と事業会社の間において、マーケティング職の転職が可能になりつつあります。

この動向によって、マーケティング職との連携が強化される傾向が見られます。

具体的には、クリエイティブなアプローチや戦略的なマーケティングが強化され、クライアントのブランドや商品の成功に向けた戦略的なサポートがより手厚くなるということです。

マーケティング職の主な業務は、クライアントの商品やサービスの市場調査や競合他社の分析であるため、事業会社との間で転職となると、クライアント視点での分析が進むことになります。

また、デジタルマーケティングのニーズも高まっているため、今後もマーケティング職の人気は高くなることでしょう。

デジタル技術とクリエイティブの融合

近年、広告代理店ではデジタル技術とクリエイティブなアプローチを組み合わせた斬新な広告キャンペーンが求められています。

ブランドや商品を認知するプロセスにおいて広告が欠かせない現代では、目を惹く斬新なアイデアが効果的な広告活動につながります。

特に、WEB広告の浸透に伴って、独自のデジタル技術が他者との差別化を図るポイントになっているのです。

また、DX化によってデータ管理や分析に大きな革新が起きたため、デジタルに特化したスキルを持つ人材のニーズが高騰しています。

そのため、クリエイティブ関連の職種の求人も増加するでしょう。

今後は、デジタル技術を活用したクリエイティブな広告制作がさらに重要視される傾向にあります。

【広告業界の志望動機】広告業界が求める人物像とは?

広告業界の志望動機で好印象を獲得するには、企業側の目線に立つ必要があります。

そのため、ここからは広告業界が求める人材像についてお話していきます。

世の中のトレンドや流行に敏感な人

広告は、商品や企業のブランドを広く周知させる役割をもちます。

そのため、トレンドや世の中の流れを常に意識しておく必要があるのです。

流行に沿った広告を出すことで広告効果があがります。

常に日常の中でさまざまなことに目線を向けている人は広告業界に向いているといえます。

コミュニケーション能力の高い人

広告業界は、意外とコミュニケーション能力が大事になります。

依頼された先の企業とのコミュニケーションをはじめとして、社内でも沢山の人と連携をとる必要があります。

業務を円滑に進行するためにはコミュニケーション能力をとれる人の方が向いています。

相手の意図を汲んで、その上で自分の意見や考えを的確に伝えることのできる人材が大切です。

創造力や発想力のある人

既存の商品を新たな視点や魅力を持たせて広告を打ち出すには、創造性が大事です。

既存のイメージや広告にとらわれないことは意外と難しいので自分なりの発想力がある人は重宝されます。

広告業界では常識にとらわれない新しいアイデアを生み出せる人材が求められます。

【広告業界の志望動機】人事が志望動機から見ること

【広告業界の志望動機】人事が志望動機から見ること

年収が高く、また華やかなイメージの広告代理店は、ドラマや漫画の舞台になることも多いため憧れを抱く学生は多く、就活の市場では長きにわたって人気を誇る業界です。

そのため、大手の代理店を中心に、毎年募集人数を大きく上回る人数がエントリーするために激戦区として知られています。

狭き門をくぐり内定を得るためには、人事の心を掴む志望動機を作成する必要があります。

果たして、採用担当者は志望動機に何を求めているのでしょうか。

3つに分けて紹介していきます。

志望動機に求められているもの
  • 熱意
  • 人柄
  • 適性

熱意

まず、熱意があるかどうかがチェックされます。

熱意がある人材かどうかは、仕事にも成果を出し長期にわたり企業に利益をもたらしてくれるかを測る指針の一つです。

採用活動と人材育成には多大なコストがかかります。

コストを回収するためにも、早期離職は企業に取って最も避けたいリスクの一つなのです。

志望動機の中から熱意を感じさせるためには、企業研究を充実させているか、自分なりの価値観で語れているかなどがポイントになります。

人柄

志望動機からは人柄もチェックされます。

能力や学歴は大切ですが、新卒の採用ではポテンシャルや人柄が重要視される傾向があります。

会社を作るのは、働いている人間です。

どんなに優秀でも人柄に問題があれば、円滑に業務は進められません。

企業を成長させてくれる人材か、ストレス耐性やコミュニケーション力があるか、企業は文章一つひとつから読み取ろうとしています。

また、一般常識の有無も人柄の一つとして評価されます。

志望動機を書く際には、自分らしさと社会人としての常識を感じさせる文章にしましょう。

適性

最後に、適性の有無も判断されるでしょう。

企業は、学生とのマッチングをかなり重要視しています。

熱意が十分にあり、人柄が申し分のない学生であっても、企業とのミスマッチがあれば、貢献できる可能性は低く、早期離職のリスクも上がるのです。

志望動機のアピール内容や志望するきっかけなどから、自社にマッチするか否かは判断されます。

企業ホームページの募集要項に書かれている「企業の求める人物像」をチェックし、志望動機の内容がかけ離れていないかをチェックしてください。

人事は志望動機から特に「熱意」「人柄」「適性」の3点を注視しています。

この3点がよくみられる理由は、長期にわたって活躍できる人材の採用、ミスマッチのない採用が企業の課題となってくるためです。

【広告業界の志望動機】広告業界の志望動機例文

ここでは志望動機の例を紹介します。

例を参考にオリジナリティあふれる志望動機を書いてみてください。

例文①:人々の生活をサポートしたい

例文①:人々の生活をサポートしたい

私は広告というものを通して、人々の消費の最適化を手助けしたいと考えています。 何かを買う時、無数に提示される選択肢の中から、何がその人に一番合っているのかということを広告という目線から推奨したいと考えています。 御社のWeb広告ではユーザーの検索履歴などから興味の動向をチェックし、条件を絞って最も理想的な商品を表示するというサービスを展開されていますが、この手法と私の理想が非常に強くマッチしていると感じました。 今後はこういった広告の打ち出し方が益々ポピュラーなものになっていくと思いますが、その中でもWeb広告業界最大手として活躍している御社で、私も最先端のサービス、技術を学んでいきたいと考えています。

例文②:魅力的な広告を作りたい

例文②:魅力的な広告を作りたい

私が御社を希望したのは、商品がきちんと記憶に残る魅力的な広告を作りたいと考えたからです。 御社の広告は非常にデザイン性が高く、人の心を感動させるのと同時に、商品やサービスの印象が強く記憶に残る作品が多いと感じました。 〜の映像は、今でも忘れることができません。 私は大学時代にデザイン学科を専攻し、ゼミでも広告デザインの研究や実験制作などを行っていましたが、一目見るだけで記憶に定着させる映像を制作するのは非常に難しいと実感しました。 デザイン会社でアルバイトをしたり教授のサポートをしたりすることで評価を得られるようになりましたが、経験を積めば積むほど、御社の広告の秀逸さを実感します。 私は大学時代に色彩の技術を中心に学びましたので、自身の経験を活かし、商品を際立たせる映像制作で御社に貢献したいと考えております。

例文③:人と人を結び付ける仕事がしたい

例文③:人と人とを結び付ける仕事がしたい

私は広告宣伝によって人と人とを結び付ける仕事がしたいと考え、御社を志望しました。 現在広告業界で注目されているインターネット広告は、それまで大手企業と人とを結び付けていた広告の在り方を大きく変えつつあると考えます。 御社はインターネット広告の分野に精通しており、よい商品やサービスがあっても広く発信することができなかった生産者側と消費者一人ひとりとを強く結び付けています。 私は大学時代に村興しイベントを主催する団体でアルバイトをしており、そこで地方から世界に情報を伝えるノウハウとコミュニケーション能力を学びました。 御社に入社し、培ったコミュニケーション能力を活かし、世界中の人と人とをつなげる営業分野で活躍したいと希望します。

【広告業界の志望動機】NGな志望動機例

採用担当者がNGと感じる志望動機にはいくつかの共通点があります。

多くの場合、理由が漠然としすぎている、どの業界・企業でも通用する文言といった点が挙げられています。

また、「待遇がよさそうだった」などという志望動機がNGなのは当然ですので注意しましょう。

NG例文①:貢献できるかが書かれていない

NG例文①:貢献できるかが書かれていない

私は大学時代にデザイン科を専攻し、広告制作について学びました。大学では〜や〜の広告賞に応募し、入賞したこともあります。御社は素晴らしい広告を制作していらっしゃいますし、新人研修にも力を入れておられるので、ぜひ学ばせてもらいたいと感じました。大学時代で培ったことを活かし、よりよい広告を作ることで貢献したいと考えています。

企業へ貢献できる能力のアピールではなく、自分が学びたいために入社したいという動機になってしまっています。

賃金をもらって企業で働くということは、学費を支払って学校に入学するのとはまったく違います。

最初から教えてもらう気しかないと判断されると、とても企業に貢献できる人材には見てもらえませんので注意してください。

NG例文②:志望理由が曖昧

NG例文②:志望理由が曖昧

私は大学時代に〜や〜など、たくさんのアルバイトを経験しました。サークルも〜や〜など複数に所属し、常にたくさんの人と触れ合うことでコミュニケーションスキルを磨いてきました。 また、休み期間中は〜や〜などさまざまな国へバックパック旅行に出かけ、現地の人たちと触れ合うことで幅広い価値観も身に付けることができました。 私はこうしたたくさんの経験とコミュニケーションスキルを活かし、御社で活躍したいと考えています。 御社は業界大手で、さまざまな業界のクライアントと取引をされています。私は御社に入社して、クライアントと意思疎通を図り、業績アップに大きく貢献したいと考え、志望しました。

さまざまな経験やコミュニケーションスキルをアピールしていますが、広告業界を志望する理由が不明確です。

もちろん実体験が多いのはよいことですが、他の仕事にも通用することであり、なぜ広告業界でなければならないのかが分かりません。

何となく名前の通った大手を選んだだけで、業界研究や企業研究はなされていないと判断されても致し方ないでしょう。

NG例文③:アピールが不明確

NG例文③:アピールが不明確

私は広告で感動を生む仕事をしたいと考え、御社を志望しました。 特にテレビ広告は大きな感動を生むため、ぜひテレビ広告の仕事で活躍したいと考えています。 現在、広告業界はインターネット広告のシェアが急激に伸びていますが、テレビが生活からなくなることはないと考えます。 私は子どもの頃からテレビが大好きで、毎日何気なく見ているテレビ画面から思わず感動する映像が流れてくるところにドラマを感じていました。 テレビ広告に強い御社に入社し、人々に感動を生むCMに携わる仕事で貢献したいと考え、志望しました。

広告が感動を生むという持論ですが、範囲が広すぎて曖昧であり、広告業界を志望する理由としては弱くなっています。

なぜテレビ広告が大きな感動を生むのか、どのようにそれを確信したのか、客観的に納得できる根拠が示されていないため全体が漠然としたまま進んでいます。

また、自身のアピール内容が明確ではなく、すべてが主観的な内容になっています。

【広告業界の志望動機】志望動機は見直しが重要

我々だけでなく、企業も日々アップデートしています。

「同じ業界だから」「以前書いておいたものがあるから」などの理由で、志望動機を使い回すのはおすすめできません。

その都度、志望動機は見直しましょう。

あらためて向き合うことで、違ったアプローチが見えてくる場合もあります。

自分で見直すだけでなく、家族や友人など身近な人に頼んで見てもらうのも良いでしょう。

また、他社目線での印象などもしっかりと確認しておきましょう。

就活エージェントを活用しよう

まだ活用したことがない人も、この機会にぜひ就活エージェントを活用してみましょう。

自分の力で勉強したり、自分を知っている身近な人に相談したりすることも、もちろん大きな力になります。

しかし、ときには自身をまったく知らない人からの客観的な意見も必要です。

なぜなら、面接をする企業は、自分のことをまったく知らない人だからです。

就活エージェントでは、基礎的なミスの指導から、より魅力的に見えるアドバイスまでもらうことができます。

せっかくなので、企業を志望する前に、さらなるブラッシュアップを目指し、今もっている自分の全力を出し切りましょう。

おすすめのサービスは「就活市場エージェント」です。

おわりに

いかがだったでしょうか。

志望動機を書くときは、まず広告業界に興味を持った理由を明確にした上で、入社後の具体的なキャリアプランや、企業、業界への貢献の仕方をアピールしましょう。

また、志望動機は見直してブラッシュアップすることも大切です。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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