株式会社帝国ホテルは、従業員数1900人以上の東証二部上場企業です。ホテル業界で日本トップレベルの地位を築きブランド力もあります。長い歴史の中でホテル事業をリードする存在として成長した企業であり、ホテル業界の目指すべき水準ともなっています。
いつごろ設立されたの?【歴史】
1887年に有限責任帝国ホテル会社を設立。1890年に海外の人をもてなすための帝国ホテルが開業し、このホテルの運営を担っています。1907年には帝国ホテル株式会社と株式会社メトロポールホテルが合併し「株式会社帝国ホテル」が設立されました。そして、1923年、F・L・ライトが設計した「ライト館」が竣工。同年に発生した関東大震災をほぼ無償で乗り越え、高い耐震強度を示したのは有名な話です。そして、1930年代に「上高地帝国ホテル」、「新大阪ホテル」を開業し、1961年には東証二部に上場した後は、日本万博博覧会には「ライト館」を新たに竣工し、人々に大きな影響を与えてきました。このような長い歴史の中で、国際的ベストホテルを目指して生活と文化の向上に貢献してきました。
どのあたりにホテルがあるの?【店舗場所】
東京、大阪、長野にそれぞれ「帝国ホテル東京」、「帝国ホテル大阪」、「上高地帝国ホテル」の直営ホテルがあります。また、営業所はニューヨークやシンガポールに存在し、帝国ブランドが通用しない海外でも活躍しています。このように、帝国ブランドの向上を目指しつつ、グローバル化も行なっています。
どんな人が方針を定めているの?【企業特徴】
現在の社長執行役員は定保英弥です。125年以上に及ぶ歴史は革新の連続であり、バイキングの導入、ウエディングサービスの開始などの日本初をやり遂げてきました。また、業界初の完全週休二日制の導入により働きやすい環境を整え、従業員も大切にする方針を示しました。このように、人を軸に革新を行なうことがこの企業の特徴です。
やっていることってなに?【事業内容】
ホテル事業は総合コースと専門コースの二つに大別されています。
【総合コース】
将来的には会社のマネジメントを担うことが期待されています。主な業務としては、営業、企画、マーケティングなどを行い多面的なビジネス感覚を磨き上げていきます。
【専門コース】
宿泊部門、レストラン部門、調理部門などで世界に通用する専門性を身に付けていきます。将来的には、帝国ホテルブランドを保ち育てる役割を担います。
どうして事業を展開しているの?【理由】
日本の迎賓館として生まれた帝国ホテルです。そのため、国内だけではなく、国際的に通用するホテルを目指し成長してきました。これまでの歴史で多くのことを先駆けて実施するという姿勢は現在でも受け継がれています。このように、帝国ホテルは日本の素晴らしさを世界に発信し、人々の満足できる環境づくりのために事業を展開しています。
なぜこのホテルが選ばれるのか?
帝国ホテルには、結婚式と披露宴をセットに行う「ホテルウエディング」というサービスや、ホテルから出なくても買い物ができる「アーケード」などがあります。現在では、これらのサービスは一般的となっていますが発祥は帝国ホテルであり、長い歴史の中で獲得した信頼からこのホテルが選ばれることが多いです。他にも、「バイキング」や「ディナーショー」などを取り入れたのもこのホテルが初であり、多くの充実したサービスが揃っています。
まとめ
株式会社帝国ホテルは、ホテル業界のリーディングカンパニーです。サービス向上を追求し、全てのホテルの模範となる会社として活躍してきました。この経緯から得られてきた信頼は強固なものであり、現在でもその期待を裏切らない最上の環境を提供し続けています。世界に通用するプロフェッショナルや新しい価値のホテルを生み出したいという方は是非応募してみてください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート