【志望動機の構成】はじめに
興味のある企業のインターンシップを通じて、実際に職場体験をすることは働くイメージを持つ上で大切なことです。
人気の企業であれば応募者も必然的に多くなってくることでしょう。
他のライバルに差をつけるためにも、読みやすさを意識した志望動機を練り上げることが肝心です。
読み手に対して説得力のある文章で自分の想いを伝えるためには、志望動機の構成をしっかり考える必要があります。
構成力をしっかりと身に付けて、選考を突破しましょう。
【志望動機の構成】多くの書類が採用担当者のもとには届く
自分が興味を抱いた企業というのは大抵の場合、他の就活生も興味を抱いているものです。
インターンシップの選考を勝ち抜くためには、ライバルたちに差を付けていく必要があります。
採用担当者のもとには日々多くの応募書類が送られてくるので、その中で選考を突破するには読み手のことを意識した志望動機を書かなければいけません。
何が言いたいのかわからない、といった文面では採用担当者の印象も薄くなってしまうでしょう。
書き出しの部分を意識して、最後まで読んでみたいと思わせる内容と構成を考えることが重要です。
志望動機の作成に多くの時間を費やすことは決して無駄ではありません。
面接まで進むことを前提に、背伸びをしない書き方を心がけましょう。
【志望動機の構成】結論から書き、起承転結を意識する
人に伝わる文章を書くためには、先ず結論から書き始めることが大切です。
最後まで読まないと何が言いたいのかわからないという文章では、思っていることが伝わりにくくなりますし、読み手も退屈に感じてしまいます。
「〇〇という理由で貴社を志望いたしました」、「貴社の〇〇という事業に関心があります」といったように、なぜ応募したのかの理由を明確にしましょう。
単なる思い付きで応募していないことを示すために、志望するに至った経緯を順序立てて説明していく必要があります。
文章の構成を考える上で大切にしたいのは起承転結を意識することです。
いきなり志望動機を書こうとするのではなく、先ずは紙に書き出す作業から始めてみてください。
書きたいことを箇条書きで挙げていくことで、闇雲に書いていくよりもしっかりとした構成を考えられるはずです。
【志望動機の構成】5W1Hを意識して、誰が読んでもわかる文章に
5W1H(いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どうなった)といった基本的なことをはっきりと書いていく姿勢が、インターンの選考書類には求められます。
そこまでしっかりと書き込む必要があるのかと疑問に感じる方もいるかもしれませんが、丁寧さを強調した書き方は誠実さが伝わってくるので好ましいです。
具体的なエピソードを語るときにも、5W1Hを意識して文章を構成していきましょう。
【志望動機の構成】エピソードを絡めていく重要性
部活動の体験やアルバイト経験、学校生活を通じて得たことなど、具体的なエピソードを盛り込んで志望動機を考えるというのは重要なことです。
そこで注意しておきたいのは、単にエピソードを並べるだけでは意味がないということです。
書きたいと思うエピソードがインターンシップに参加する上でどう役立っていくのかを伝える必要があります。
部活でキャプテンを務めたというエピソードなら、苦労した点や工夫して問題を解決した経験、部活から得られたものなどについて、具体的に書いていきます。
そしてそれらの経験がインターンシップを通じて、どう活かされるのかを書いてみてください。
あらかじめ企業のホームページや入手可能なパンフレットなどによく目を通して、企業側が求めている人物像を把握しておくことも重要です。
【志望動機の構成】志望動機で見られるポイント
志望動機では主に以下の3つのことが見られています。
以下の点を意識しながら志望動機を書いていきましょう。
会社や業界の理解
まず志望動機では応募する会社や業界の深い理解を示すことが重要です。
会社や業界についての理解が深いと、よく調べており、志望度が高いと判断されたり、本当に自分がその会社・業界でやりたいことができるのかなどを知ることができます。
会社とマッチしているか
次に会社とマッチしているかどうかが見られています。
たとえ優秀な人材でも、行う業務や社風、働き方に合っていなければ、会社で活躍することは難しくなります。
そのため、企業は自社とマッチしている人材を中心に採用しています。
志望度
もちろん志望動機では志望度が見られています。
企業は高いコストを払って採用活動を行っており、できるだけ内定辞退者を出したくないと考えています。
そのため、志望度が高く、内定辞退などしないかどうかは特に見られています。
【志望動機の構成】終わりに
文章を書くのが苦手だと感じていても、ポイントを押さえることで人に伝わる文章を書くことはできます。
志望動機の構成や内容をしっかりと練り上げておけば、面接に進んだときにも慌てなくて済むでしょう。
誰が読んでも伝わる文章を書くためには、構成力を意識することが大切です。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート