インターンシップで「当社規定では交通費はでません」と言われたらどうする?

インターンシップで「当社規定では交通費はでません」と言われたらどうする?
交通費などの条件をよく確認せずにインターンシップに応募すると、合格したあとで「募集要項に記載してあったとおり、交通費の支給は当社規定に基づき支給なしとなります」と説明されてびっくりすることになりかねません。そのため、事前に交通費の支給条件を確認することが大切です。そこで、インターンシップでの交通費支給のパターンと交通費支給がないとわかった場合の対処法、そして交通費に関して確認しておきたい規定などについて紹介します。

☆インターンシップ合格後に交通費支給がないとわかったらどうする

まずインターンシップに参加するにあたって交通費の支給がないとわかったときの対処法について2つのケースに分けて紹介します。1つ目はインターンシップ合格後に交通費の支給がないとわかった場合です。この場合、重要なポイントはインターンシップの募集要項にはどのように書かれていたのかということです。例えば「当社規定により交通費は実費分支給されますが、一定の上限があります」と書かれていた場合、常識的にはある程度の交通費は支払われると理解できます。しかしいざインターンシップに合格してから「予算の関係で一定の上限額はゼロになりました」という説明を受けたら交通費の支給は期待できません。こういった対応をする会社のインターンシップは早めに終了し、別の会社のインターンシップに参加することをおすすめします。また、募集要項通り交通費の支給がない場合には約束通りとなりますので、基本的には甘んじてその待遇を受け入れることになるでしょう。

☆インターンシップ応募条件で交通費支給の有無を確認する

2つ目はインターンシップへの応募前に募集要項を見て「当社規定により交通費の支給はありません」と書かれていた場合の対処法です。まず交通費の支給がないことを受け入れて何もしないという方法が考えられます。この場合は、インターンシップで得られるメリットと交通費の支出という経済的負担を天秤にかけて応募の可否を検討することになるでしょう。経済的負担が問題になる場合は別のインターンシップ先を探すことになります。もう1つの対処法としては、会社と交渉するという方法です。しかし、信頼関係が十分にできていない段階で交渉をするのは難しいでしょう。交渉するとすればある程度インターンシップを継続して信頼を得てからにすることをおすすめします。

☆インターンシップの交通費支給のパターンを紹介

「当社規定では」と書かれている募集要項の交通費条件を理解するためには、インターンシップにおける交通費の支給パターンを理解しておくことも大切になります。インターンシップの交通費は大きく分けると交通費支給がある場合とない場合に分かれます。交通費の支給がある場合におけるパターンは3つあります。1つ目は、交通費の実費が支給されるケースです。領収書の提出が求められる場合がありますので注意しましょう。もう1つは上限額まで実費交通費を支払うパターンです。上限以内の交通費で済む人は全額支給されることになりますが、遠方で交通費が高い人は自己負担が発生します。3つ目は定額で一律の交通費が支給されるパターンです。 1705_1_1 (3)

☆交通費に関して確認しておきたい規定とは?

インターンシップの交通費に関して確認しておきたい点は、交通費が支給されるかどうか、支給されるとすればどんなパターンで支給されるのかだけではありません。インターンシップ先では担当者から「当社規定に関して説明をします」というタイミングが必ずあるはずです。その説明を受ける段階で、週1回なのか月1回なのか、休日と重なった場合はどうなるのかなどの交通費支払いタイミングや提出すべき申請書の期限や領収書の種類に関することも確認しておく必要があるでしょう。インターンシップ先によって規定は違うことが多いです。自分で勝手に判断することなく、不明な点は担当者に確認して早めにクリアにしておくとよいでしょう。

☆インターンシップ応募前に交通費規定を確認しよう

インターンシップの交通費支給規定はさまざまなパターンがあり、会社によって違うのが一般的です。インターンシップ合格後に規定を知ってびっくりといったことにならないように、インターンシップに応募する前に確認することをおすすめします。

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