企業研究をしよう!トヨタってどんな会社?

企業研究をしよう!トヨタってどんな会社?

トヨタ株式会社は、7万人ほどの従業員が存在し東証1部上場している大手自動車メーカーです。世界販売台数は800万台に登り、トヨタグループ全体の販売では1000万台を超えています。このような、会社の実績から日本企業のブランド価値ランキングでは10年以上連続で1位に選ばれています。また、日本に留まらず世界でも活躍するトップクラスの企業として躍進しています。

いつごろに設立されたの?【歴史】

1937年にトヨタ自動車工業株式会社として設立しました。1945年に第二次世界大戦の影響で愛知県豊田市にある工場の1/4が壊滅、1950年にはドッジ・ラインに伴うデフレの影響などを受け経営危機に陥るなど、初期の頃は問題が山積していました。しかし、1955年ごろから自動車の開発が進み、クラウン、カローナ、ハイエースなどのロングセラーカーを多く生産し、日本のトップのシェア率はトップを誇りました。また、同時期に日本はOECDに加入したことによって海外自動車の輸入が自由化されたため、他社と提携を結び海外の自動車に対抗したのもこの頃です。1982年にトヨタ株式会社に改名したあとも、レクサスなどの様々な自動車を開発し、他社に差をつけていきました。バブル崩壊後は一時的にシェア率が40%を着ることもありましたが、安定した経営力により持ち直しています。2002年以降になると海外における販売台数ものび始め、翌年には企業規模世界3位になるなど海外事業も成長させていきました。この歴史の中で、何度か危ない経営状態を経験していますが、その都度乗り越えて成長してきました。

どのあたりで製造されたの?【店舗場所】

トヨタの自動車は世界に需要があり、事業所は国内外の広い範囲に存在します。また、制作事業体は28カ国で展開し、これによって海外の170国以上と広範囲で商品を扱うことが可能となっています。この事業規模こそ世界でトップクラスのシェア率を保つ一つの要因です。このように、トヨタの車は多くの需要があるため、事業規模は世界各地に広がっています。

どんな人が方針を定めているの?【企業特徴】

創業者は豊田佐吉です。トヨタ株式会社は、この豊田家が中心となって経営していました。長い歴史の中で、様々な問題が発生し危険な経営状態に陥ったこともありましたが、企業を安定的に求め上げてきました。このように、多くの困難を乗り越え養われた経営方針を「豊田綱領」として現在も受け継ぎ、世界でトップクラスの信頼性を獲得しています。効率的な生産によりコストの低減を測ることができ、自動車生産の技術も高く商品の満足度は高く、世界のシェア率は日本の企業の中でトップです。このように、質の良い商品を多くのお客様に届けています。

やっていることって何?【事業内容】

主に自動車事業を行いながら、金融事業、住宅事業、IT事業にも取り組んでいます。自動車事業では、技術の研究開発や生産や物流の管理、営業の3つに分かれます。研究開発は、塗装やエンジンなど車両性能を担う技術の発展に務めています。生産・物流部門では、国内外の需要に対して効率よく生産するための技術や生産コストの削減を行なっています。また、その商品を効率よく各地へお届けする物流管理も大切になります。さらに、全世界へ販売するための工夫や宣伝を営業部が担当します。この技術や活動によって世界トップクラスのシェア率を誇っています。他にも、住宅事業やIT事業などの事業も行っていますが、自動車事業をメインとして、人々のより良い生活に貢献するため商品を開発しています。

どうして事業を展開しているの?【理由】

トヨタは、「もっといい車づくり」を目指しています。そのために、自動車の研究開発を進め良い車を作れるような人材の育成、どんな時代でも安定した供給を行うことができる経営力をこれからも身につけていきます。このようにして、養った競争力や高い技術力を駆使しながら人々の生活と社会全体の向上のため事業を展開していきます。

まとめ

世界的にもトップクラスの企業であるトヨタは、商品の質や選択の幅の広さ、世界的な信頼性の高さなど同業他社に比べて魅力的な点が数多く存在します。業界トップの会社で働きたい、もっといい車を届けたいと考えているのなら、間違いなくトヨタは就職先の候補とし有力でしょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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