カルビー株式会社は、日本のスナックメーカーです。かっぱえびせんやポテトチップスなどスナック菓子を中心に商品を世界に広めてきた大手菓子メーカーの1つでもあります。
従業人数は1500人を超える大企業であり、東証一部上場しています。会社が大きくなる過程で独立した部門も多く、それらの従業人数も合わせれば、3500人を超えます。
国内シェア率はナンバー1を誇っており、誰もが一生に1度は食べたことのあるような商品が数多く販売されています。
いつごろに設立されたの?【歴史】
1949年に広島で松尾糧食工業株式会社として設立されました。その6年後に社名をカルビー製菓株式会社に改め、かっぱえびせんやサッポロポテトなど有名商品を続々と発売していきました。
本社が東京に移転後、社名をカルビー株式会社に改めます。そして、その3年後には原料部門が独立し、カルビーポテト株式会社が設立されました。その後は、シリアル食品部門に参入するなど、市場を広げて行きます。
このように様々な部門が独立し、およそ70年間かけて現在のようなカルビーグループが形成されました。
どのあたりで製造されたの?【店舗場所】
自社工場は北海道や京都など11箇所に工場を保有しています。また、協力工場も存在し、それらを合わせると14箇所の工場で生産を行っていることになります。
支店は、北海道や東京などの東日本や中部、近畿、中四国、九州と広い範囲で存在します。カルビーの商品は多くの人からニーズがあるので、全国各地に存在する支店で広い範囲の地域をカバーし、世の中に自社オリジナルの商品をお届けしています。
どんな人が方針を定めているの?【企業特徴】
現在の代表取締役会長は、松本晃が務めています。創設以来、自然の恵みを生かした美味しさや楽しさを作り出すことを目標として人々の暮らしに貢献してきました。
カルビーの商品は、原料の味を生かした商品が多く、ポテトチップスやじゃがりこはその代表例です。主にジャガイモを使用した商品が多く、生産量が少ないときには、ポテトッチプスの内容量が減少することもあります。これほど原料に依存しているのは、自然の味をそのまま人々に届けたいからです。これらの商品がここまで人々に好まれている理由は、原料の品質にこだわっていることが挙げることができ、品種開発や栽培はもちろん、貯蔵術などに優れ、調達から店舗販売までお客さもの元へ届くまでの工程全てにこだわっています。
このように、徹底した品質管理のおかげで高品質な状態の製品がお客様に届きます。
やっていることって何?【事業内容】
スナック菓子やシリアルの製造や販売を行っています。業務内容を大きく分けると、生産・研究開発・営業・企画に分けることができます。その他には、海外事業なども手がけています。
生産
生産では、品質確保に力を入れており、「安全・安心・美味しい」を作り出しています。
研究開発
また、研究開発では、新製品の開発や原料の有効活用などを模索し、品質の向上と生産の安定性を確保しています。
営業
営業の部門では、作り出した商品をより多くの人に売ることで、カルビー商品の良さを知ってもらうと同時に、利益を上げています。そして、どの年齢に売れているのかを調査し、商品の可能性を広げることも行っています。
このように、全ての業務が一体となって商品の製造販売を行っています。
どうして事業を展開しているの?【理由】
自然の恵みをできるだけ多くのお客様に届けたいという、カルビー創設以来の思いが現在まで続いています。創設当時から、使い道のなかった小エビを使用した「かっぱえびせん」やデンプン用として処理されていた「ジャガイモ」を使うなど、新しいことに目をつけ、実行してきました。このように、目標達成のために繰り返し挑戦し続ける姿がカルビーそのものであり、たくさんの人々の生活を豊かにするために日々試行錯誤を続けています。
まとめ
日本のトップレベルに成り上がったカルビー株式会社ですが、多くの人から愛されているのは、多くの新しい挑戦をしてきた結果でもあります。これからも、自然の美味しさや栄養を皆さんに届け、自然の可能性を模索し続けるでしょう。日々挑戦し続け、自然の良さを人々に送り出しているカルビーに、もし、自分のやりたいことがあるのなら、是非一度選考を受けてみてください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート