【例文9選】ムードメーカーを自己PRする方法は?言い換え5選も解説!

【例文9選】ムードメーカーを自己PRする方法は?言い換え5選も解説!

ムードメーカーというと、皆を引っ張るリーダータイプや、常にグループの中心になって面白いことを言ったり、皆を盛り上げたりしている人を思い浮かべると思います。

「沢山の人がいる中での自分」について語るので、自分で自分を、「ムードメーカーです!」っていうだけではちょっと弱いんです。

今回は、履歴書でムードメーカーをアピールするにはどうしたらいいかお伝えします。

【ムードメーカーの自己PR】ムードメーカーって自己PRで使える?

「ムードメーカー」で履歴書のPR文を書いてみようかな…と思ったあなたは、きっとグループで楽しい雰囲気を作る人なのだと思います。

自分が属しているグループをとても大切にするあなたは、どんな企業・どんな職種でも必要な存在です。

例えばなかなか目標とする売上に届かないとき、皆を励ましながら前向きに仕事に取り組もうとする人がいると明るい雰囲気になります。

仕事が予定通り進んでいるときも、そうでないときも皆を力強く引っ張っていける存在は、とても頼られます。

また、ムードメーカーは人の気持ちの変化にも敏感に気づくことができます。

「今は忙しそうだから仕事を頼むのはやめよう」

「この人は会議について行けないようだから、分からないことはないか聞いてあげよう」

など、周りに気を遣いながら仕事を進めることができます。

皆を引っ張るリーダーであり、面倒見の良さも持ち合わせているムードメーカーは、将来的に必要なマネジメント能力を持っているといえるでしょう。

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アピールの仕方によっては大きな強みになる

ムードメーカーであることは、伝え方によってはとても魅力的な人柄としてアピールすることができます。

ただし、希望の職業にコミュニケーション能力などが不要である場合はアピールしにくいので注意が必要です。

工夫して自分の長所であるムードメーカーという人柄を工夫して上手に伝えましょう。

工夫してムードメーカーな性格を伝えよう

ムードメーカーという単語を自己PRにそのまま使用するのはあまり好ましくありません。

言い方によってはただのお調子者的な性格と捉えられてしまい、PRどころかネガティブな受け取られ方をしてしまうかもしれません。

そのような齟齬を回避するために、工夫してムードメーカーを上手に伝えましょう。

ムードメーカーは大きな強みです。

本記事ではムードメーカーをより魅力的にアピールするためのポイントを詳しくお話していきます。

【ムードメーカーの自己PR】 人事が受ける印象

ムードメーカーな人の企業からの印象はどのようなものがあるでしょうか?

ムードメーカーを自己PRする際に、人事が受ける印象について話しましょう。

チームに貢献してくれる人材

ムードメーカーは、チームの雰囲気作りや分け隔てなく仲良くする印象を持たれます。

そのため、人事からはチームに貢献してくれる人材として重宝されることが多いです。

自己PRでムードメーカーであることをアピールする際には、チームへ貢献したエピソードを用いると好印象です。

【ムードメーカーの自己PR】 ムードメーカーを就活でアピールするための3ステップ

次は、具体的にどうやってアピールしていくかです。

上で述べたとおり、「自称ムードメーカー」では文字通り「自分で言っているだけ」に終わってしまいます。

大切なのは、客観的に見てあなたがムードメーカーであることを文章化することです。

ムードメーカーで履歴書を書こうと思っているあなたは、第三者から「あなたはムードメーカーだよね!」と言われたことがあると思います。

どんなエピソードをもとにムードメーカーだと言われたのか、書き出してみましょう。

もし時間があれば、第三者に聞いてみるのも良いですね。

項目を書き出そう

まずは、友人に言われたり、自分自身が自覚しているエピソードやポイントを箇条書きにしてみましょう。

メモ例

ゼミ

20人いるゼミで、進んで発言する人がいなかったので必ず質問をするようにした。

結果、自分と仲の良いゼミ生がポツポツと発言をするようになり、以前より活発な意見交換が行われるようになった。

友達

友人が彼氏にフラれたときに「モー娘。」のシャボン玉をモノマネしながら歌って励ました。→面白かったからちょっと元気が出たと言ってくれた。

バイト先

お客様に怒られて落ち込んでしまった後輩に、今後同じ失敗をしないためにはどうすればいいかを丁寧に教え、その子の好きなお菓子を買ってあげた。

自分の改善点が分かったし、お菓子も嬉しかったとニコニコ笑顔に戻ってくれた。

第三者の評価を振り返ることで、今まで気づかなかった自分の強みを発見できるかもしれません。小さなことでもいいのでまずはアイデア出しだと思って書いてみましょう。

最後に、上のメモ例でひとつ自己PR完成形を書いてみます。

文章に起こそう

次に、前のステップでつくったメモを参考に文章を書いてみましょう。

一度メモを作成しておくことで文章にしやすくなります。

メモに書き起こした要点を自分なりに文章として繋げてみてください。

文章に起こしたら、自分なりの自己PRが完成になります。

完成形

私の強みは面倒見が良いことです。
私は百貨店の惣菜売場でアルバイトをしています。
接客に厳しいお客様もいらっしゃるので、後輩がお叱りを受けて売場の皆が落ち込んでしまったことがありました。
皆に元気を出してもらうために、休憩時間を使って改善点を一緒に考えました。
結果、後輩は「どう改善すれば良いか分かった。」と自信を取り戻してくれました。
売場の皆にも笑顔が戻りました。一緒に働くメンバーを気遣いながら仕事に取り組む姿勢を、貴社の●●職で活かしたいと考えております。

【ムードメーカーの自己PR】 ムードメーカーで好印象を獲得するためのポイント

ムードメーカーを自分なりにアピールするにはどのようなポイントを意識すると良いのでしょうか。

ここからはポイントに分けて詳しく説明していきます。

以下のポイントを意識してムードメーカーを上手く表現した自己PRを作成しましょう。

ムードメーカーを言い換えてみる

面接で、「ムードメーカー」をそのままの言葉でアピールするのはあまりふさわしくありません。

そのため、他の言葉に言い換えることができないか考えてみましょう。

例えば、

  • ポジティブ
  • コミュニケーション能力が高い
  • 分け隔てなく仲良くできる
  • 気が使える
  • その場の空気を作ることができる

など、言い換え方法は多岐にわたります。

自分のエピソードに合った言い換えで、企業に伝わりやすい言い回しに改善しましょう。

1つのエピソードを掘り下げる

面接官は一日に何人もの学生の人柄を見極めます。

そのため、学生がどんなに貴重な経験をたくさんしていても、あまり多すぎるとかえって伝わりづらいかもしれません。

つまり、エピソードは量より質であると考えてみてください。

自分の人柄をアピールするのに一番適した経験はどれであるか、よく吟味しましょう。

掘り下げて詳しく説明することで企業に自身の性格を理解してもらえます。

笑顔を意識しよう

ムードメーカーであることをアピールするには面接に挑む姿勢で裏付けを作ると良いです。

笑顔をよく意識して面接に挑みましょう。

ムードメーカーを自己PRにするのに面接での態度や表情が暗かったら企業は疑念を抱きます。

当日、緊張してしまう気持ちはわかりますが、心を落ち着けて面接に笑顔で参加しましょう。

【ムードメーカーの自己PR】そもそも自己PRが必要な理由

そもそも自己PRはなぜ必要なのでしょうか?

自己PRが企業にとってどんな意味を持つのかについて理解を深めると、企業から好印象を獲得できる自己PRを作成することができます。

自己PRが必要な理由1:応募者の能力を見るため

企業が学生に自己PRを質問する理由として、一番は応募者の能力を見るためです。

企業は多大な量の学生の履歴書に目を通します。

そのため、一人一人にかける時間は極めて少なくなってしまいます。

少ない時間で効率的に学生の能力や人柄を把握するためには自己PRを質問しているのです。

自己PRが必要な理由2:応募者の経歴を知るため

自己PRが必要な理由もう一つは応募者の経歴を知るためです。

応募してきた学生が、学生時代にどんなことを経験してきたのかを自己PRで図ることができます。

何に力を入れてきたのかなどを知ることによって企業で活躍できる人材であるかを見極めているのです。

自己PRが必要な理由3:応募者のマッチ度をはかるため

企業が一番気になっているのは企業と学生のマッチ度です。

企業とのマッチ度が低ければ、どれだけ魅力的な経歴や能力があっても意味がありません。

やりがいを感じにくい場合など、すぐにやめてしまうリスクがあるのです。

そのため、企業は自己PRから、学生が企業とマッチしているかをよく注目しているのです。

【ムードメーカーの自己PR】自己PRの作り方

自己PRを作成する方法についてお話します。

自己PRは就活でしか作らないので、どうしても回答を作る方法が難しい学生は多いです。

以下の手順を参考に自己PRを作成してみてください。

1.準備する

まずは綿密な準備を行いましょう。

自己PRを作成するには、自己分析が重要となります。

自己分析を行って、自己PRになりそうなポイントを書き出すといいです。

アピールするポイントと、それを裏付けるエピソードを用意しましょう。

もし自己分析が苦手だったら、他己分析を頼みましょう。

他己分析を友人や家族に頼むと、自己分析よりも客観的な意見を聞くことができます。

2.文章構成を考える

文章構成は後述しますが、ある程度文章の構成を考えておくと自己PRを作成しやすいです。

文章構成によって伝わり方は大きく異なります。

企業はあなたのことをはじめて知ります。

そのため、初めてあなたの話を聞く企業側にも理解しやすい伝え方を意識する必要があるのです。

簡潔で印象的な構成を意識しましょう。

3.実際に書いてみる

構成を考えたら、次に自己PRを実際に書いてみましょう。

自己PRを作成してみると、意外と伝えたいことが多くてうまくまとまらないことが多いです。

限られた文量であなたの魅力を上手に伝えるためには実際に書いてみることが大事です。

伝えることを取捨選択することを心がけて実際に自己PRを書いてみましょう。

4.添削する

自己PRの外枠を作成したら、より読みやすくなるように添削を行います。

添削のポイントは、一日置くこと、テキストを印刷してみることです。

同じ日だと、小さなミスや言い間違いに気が付かないリスクがあります。

一日置くことで、より添削によるミスに気付くことができます。

また、印刷してみることで、文章のミスを視覚的に見つけやすくなるうえ、直接書きこみすることができます。

添削してより良い自己PRを企業に提出しましょう。

【ムードメーカーの自己PR】経験をうまく活かす自己PRの構成

自己PRの構成について、以下のポイントを参考にしてみてください。

結論を最初に示す

自己PRを作成する際には、まず結論を示しましょう。

結論を最初に示すことでそれ以降の話しに道筋が立ちます。

その上、最初に結論を示すことで論理性が高い印象も獲得できます。

結論を最初に示すことで印象的な自己PRを作成しましょう。

エピソード

結論を示したら、それに基づいたエピソードで自己PRを裏付けましょう。

ただ自分の人柄をアピールするだけでなく、エピソードで人柄を裏付けてアピ―ルすることが大切なのです。

エピソードを伝えることでより説得力が増します。

強みがどう活きたか

自己PRに用いるエピソードから、自身の強みがどう活きたのか伝えましょう。

エピソードから何を学んだのか、どんな風に自分の人柄が活躍したのかなどを掘り下げて伝えることが大切です。

ムードメーカーを自己PRにする際には、チームやグループでの経験をアピールすると良いです。

入社後どう貢献できるか

自己PRは、面接で内定を勝ち取るための回答ですが、内定をもらったら実際に企業の一員として働くことになります。

そのため、企業に入社した後のことも考えて、自己PRの内容が入社後どのように役立てるのか確認しましょう。

入社後のことにまで目を向けている学生は企業にとって魅力的です。

そのため最後に一言、入社後を見据えたアピールをしておきましょう。

結論をもう一度

結論をもう一度伝えて自己PRを終わります。

結論をもう一度示すことでより企業にあなたの自己PRが印象付きます。

結論で挟みこむ形で自己PRを構成しましょう。

【ムードメーカーの自己PR】ムードメーカーの言い換え7選

ムードメーカーは直接的にアピールするというより、言い換えて間接的にアピールすると好印象です。

ここからはムードメーカーの言い換えについてお話します。

話し上手

ムードメーカーな人は話すのが上手という印象があります。

そのため、自分のアピールしたいエピソードがコミュニケーション能力や話すことに関することなら、「話し上手」をアピールポイントとしてムードメーカーであることを伝えましょう。

場の空気を盛り上げることができる

ムードメーカーは、場の空気を盛り上げることができます。

そのため、場の空気を盛り上げることとしてムードメーカーを言い換えることもできます。

ただし、場の空気を盛り上げるだけでは仕事に活きません。

場の空気を盛り上げるために工夫したことや、それによってどんな成果がえられたのか、仕事でどう貢献できるのかを併せてアピールする必要があります。

リーダーシップがある

ムードメーカーは、リーダーシップがある印象も良く持たれます。

発言率が高く、率先して皆を先導することができるからです。

リーダーシップがあることをアピールして、ムードメーカーな性格を伝えましょう。

協調性がある

ムードメーカーな人は、多くの人と仲良くすることができます。

周りをよく見ているからこそ協調性を以て相手と接することができるのです。

この協調性に焦点を当てて自己PRを作成しましょう。

協調性は企業からみても好印象ですから、ムードメーカーを間接的にアピールするにぴったりです。

コミュニケーション能力が高い

ムードメーカーはコミュニケーション能力が高い人が多いです。

皆と仲良くできることは間違いなくアピールすべき長所です。

ムードメーカーを間接的にアピールするには、コミュニケーション能力が高いことをアピールするのも一つの手です。

【ムードメーカーの自己PR】ムードメーカーの例文5選

ムードメーカーを自己PRとしてアピールする例文を5つ用意しました。

例文はあくまで例文ですので、参考程度にして自分なりの自己PRを作成してくださいね。

例文1:話し上手

私は自分の話を聞いてもらう力があります。

周囲の人間が興味を持って話を聞いてくれる話し方ができるので、会話が弾み場の空気を浴していくことができます。

話しを聞いてもらうための工夫を意識しだしたきっかけは、オープンキャンパスでの校舎案内です。

どうしたら、大学の良さを最大限に知ってもらえるかなと考えて、質問も交えて話すことを意識しました。

また、学校での実際のエピソードを含んで校舎を紹介するととても興味を持ってもらえることにも気が付きました。

この経験から、私は、相手のニーズを理解して、対話する意識で話すことが大切であることを学びました。

貴社にご縁をいただけた際には、培った話し方を意識して、お客様に信頼される営業を目指します。

このように、私は魅力的に話をすることができます。

例文2:場の空気を盛り上げることができる

私は明るく元気な人柄で、場を盛り上げることができます。

私は大学生時代、アルバイトで統括をしていました。

飲食店で、週末はとても混雑する人気店だったので、それぞれの立ち回りが大切なのです。

店内が混雑してくるとどうしても、アルバイトの疲労が見えてしまい、空気も悪くなってきます。

そんなとき、私が一人一人に声をかけたり、人一倍笑顔で働くことを意識しました。

その結果、アルバイト先に本社の方が来た際にも笑顔を褒めていただくことができました。

このように、周りの状況を把握して、私は場の空気を盛り上げることが得意です。

入社後は、この人柄を活かして、社内の空気を巻き込んでいきたいと思います。

リーダーシップがある

私はリーダーシップがあります。

大学で、ゼミごとのプレゼン大会があった際、ゼミ生全員で団結して30チーム中1位を獲得することができました。

ゼミ生もアルバイトや授業でそれぞれ忙しいため、どうしても全員がそろうことはなかったのですが、一人ずつに声をかけて空き時間にできることを分担していくことを工夫しました。

一人ずつに頼ることで、全員が一挙に集まることはなくてもモチベーションを高く持って最後まで走り切ることができました。

協調性がある

私はよく友人に、協調性が高いと言われます。

例えば、授業で話しあいをするタイミングで友人が緊張しているのを察知して、敢えて他の人との会話を促したりすることができます。

視野が広いと自負しているため、周りへの気配りを忘れません。

貴社にご縁をいただけた際には、周りの人に褒められた協調性を活かして、一緒に働く方々が働きやすいよう先手を打って仕事をしたいと考えております。

コミュニケーション能力が高い

私は、コミュニケーション能力が高いことが強みです。

私は国際学部なので、多言語の授業を多く履修していました。

多言語の授業は、他の学生とグループワークを行うことが多く、知らない人と話すタイミングが多かったです。私は明るく元気な人柄で、場を盛り上げることができます。

その際に、私から積極的に話しかけたり、他愛のない質問をすることを意識していました。

その結果、どんどん友人の輪が広がり、授業を履修していた学生と遊ぶこともありました。

このことから、私はコミュニケーション能力が高いと思います。

まとめ

ムードメーカーをアピールするために大切なのは、客観的視点から見たあなたの実体験です。

上で挙げた自己PR完成形のように、第三者からムードメーカーだと言われた経験を盛り込むようにしましょう。

ポイントはいきなり書き始めないで、まずは思いつくままに「ムードメーカーエピソード」を書き出してみることです。

そうすることで、客観的に見て評価されるあなたの強みが見えてくるでしょう。ぜひやってみてくださいね!

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