就活面接の自己PR、冷静さはアピール材料になる?

企業が新卒社員に求める資質は様々です。

その中の一つに、冷静さというものが存在します。

どんな場面やトラブルに遭遇しても、その場で考えられる最善の解決方法を迅速に導き出せる人材がその場にいたら、とても心強いですよね。

その上では、判断力や行動力というものも大切になってきますが、冷静さというものが根幹には必要になってきます。

自身に冷静さがあり、そのことを就職活動の面接でPRしようと考えている学生は、一定数存在するものです。

しかし、周りの学生と比較した際、自分のPRが魅力的に聞こえるようにするためには、どのようなポイントに気をつかえば良いのかを心得ている学生は多くありません。

今回は、就活の面接で「冷静さ」をアピールする時には、どのように話せば良いのかというところを、例文などとともにご紹介します。

【自己PR:冷静さ編】長所として、冷静さをウリにするのは有効?

冷静さのアピール方法についてご紹介する前に、企業に対して冷静さをアピールするのは本当に有効なのか、という疑問について改めてお答えしておきます。

働く上では、時に情熱的に動いたり、感覚で動いたりすることが重要視される場面も確かに存在します。

しかし企業に勤めている社員全員が、直感や思うがまま行動をしたら統制が取れなくなってしまいます。

全員が冷静な人材でもいけないし、全員が直感的に動く人間でもいけないのです。

ですから、その一方である「冷静さ」というのは間違いなく企業側に求められる資質ですし、自信を持ってPRして大丈夫なのです。

自分のもつ冷静さ、というものが社会に出てからもしっかりとした強みになる、ということを心得ておきましょう。

【自己PR:冷静さ編】冷静には種類がある

自己PRとして冷静さをアピールすると言っても、冷静さには種類があります。

自分はどのタイプなのかを見極めるのも大切ですが、実はエントリーする企業や職種に合わせて角度を変えてアピールすることも、自己PRを成功させるポイントです。

エントリーする企業が求める人物像を把握し、志望している職種や仕事にどのような人物や性格の人が適性があるのかをよく検討しましょう。

そのうえで、冷静さの中でも、落ち着きがあることを具体的にアピールするのか、慎重さや周りに流されないことを前面に押し出すのかを決めましょう。

落ち着きがある人

「落ち着きがある」ことは、あらゆる企業や職種において役立つ性格や対応力の1つです。

とくに人前に出る仕事や気ぜわしい現場での仕事、トラブル対応などが求められる仕事、危険な現場作業などを行う仕事などでは、落ち着いて行動できることはアピールポイントになります。

どんな場面でも焦ったり、パニックに陥ったりすることなく、どーんと構えて冷静に対応できることを具体的なエピソードを通じてアピールしましょう。

慎重な人

冷静な判断ができることは、「慎重」に行動する、「慎重」に判断することのアピールにもつながるものです。

細かな作業を行う仕事や、金融関連やIT関連など状況をしっかりと判断したうえで、誤りのない判断が求められる職種、高所作業や危険な現場など安全対策を徹底しての作業や行動、現場での指示が求められる仕事、医療や製薬関連の仕事などでもアピールポイントになります。

もっとも、慎重であるがゆえに行動に結びつかないというのでは困ります。

慎重に物事を判断することで、適切な行動ができ、ミスジャッジや危険を伴わない成果を出せることを、具体的なエピソードを挙げてアピールしましょう。

周りに流されない人

「冷静」の対局には、付和雷同型や、周りのムードや勢いに乗りやすい人といったタイプがあります。

周りがそのときの一時的なブームや雰囲気などに惑わされてしまったり、乗っかりやすいときでも、自分の考えや価値観、ポリシーに従ったり、企業理念やプロジェクトチームの方針などをしっかりと見据えて判断ができる、周りに流されない人をアピールするのも1つのポイントです。

研究開発職や企画職、総務や人事など管理部門やマネジメント的な役割を担う職種に就きたい方にオススメの自己PR法です。

【自己PR:冷静さ編】自己PRを話す際のポイント

企業が求める人物像や、志望する職種や仕事の適性から、自己PRを「冷静さ」に決め、その中でも「落ち着きがあること」「慎重なこと」「周りに流されないこと」といったタイプに焦点を当てたら、次に話す際の構成を考えましょう。

ただ単に冷静な人物だとアピールするのではなく、話の流れを踏まえないと、うまく伝えられません。

自己PRを話す際のポイントは、以下の3つのポイントを踏まえて構成してください。

結論から述べる

まずは、結論から述べます。

たとえば、「私は落ち着きがあることが一番の強みです。」「私の強みは慎重さです。」「私は周りに流されない人間です。」といった一言からスタートします。

最初に結論を述べることで、あなたがどんな人間かが伝わりやすくなり、何をアピールしたいのかが明確に伝わります。

結論が最初に来ることで、面接官もその後の話を聞く準備ができ、その後の話をしっかり聞いてもらえるようになるのもメリットです。

冷静さを発揮した具体的なエピソードを話す

冷静さを自分のアピールポイントとして告げても、本当に冷静な人物かは、初対面の面接官にはわかりません。

そのため、過去の具体的なエピソードを話すことで、納得してもらう必要があります。

エピソードはサークルや部活動、ゼミなどの学生時代の経験、アルバイトでの経験やボランティア活動、友人や家族とのエピソードでも構いません。

シーンは問いませんが、それをエントリーした企業の仕事や志望する職種に役立つことをアピールしやすい題材を選ぶことがオススメです。

入社後どう活かすのかを伝える

自分の冷静さを発揮したエピソードを述べたら、そのアピールポイントを入社後にどう活かせるのかをアピールしましょう。

いかに冷静な人間、慎重な人間であることをアピールしても、それが仕事に結びつかない、企業にとって役立たないのでは、面接官としては採用したいという気持ちにはなりません。

たとえば、接客業なら、クレーマーや突然のトラブル、災害などのアクシデントが起きても、落ち着きを持って顧客対応ができる、顧客を安全かつ安心の状況に導けるといったアピールが可能です。

企業がどのような人物を求めているのかや、志望する職種にどのような人間性や性格の人が求められるのかをしっかりと考え、それに役立ち、貢献するには、自分の「冷静さ」という強みをどう活かせばいいのか、よく検討しましょう。

【自己PR:冷静さ編】長所である冷静さを伝えるためには、論理的な話し方が大切

次に、自分が冷静な人間であることをどのように伝えるべきか、ということをご紹介します。

人間の性格や性質、というのは話し方に現れます。

ですから自分が面接官と話す時に、熱く話せば「この人は情熱的な人だな」と思われますし、支離滅裂なことを話せば「この人は物事を考えるのが苦手で、アドリブには弱い人なのだな」と思われます。

では冷静な人間だと思われるためにはどうするかというと、論理的に話をすることが一番の近道だと思います。

冷静な人というのは相手の話をよく聞きますし、質問に対する答えも的確です。

話が曖昧な人や、そわそわした態度で聞いている人が「私は冷静です」とアピールしても説得力を持たせるのは難しいでしょう。

【自己PR:冷静さ編】冷静さを長所でアピールする人に企業が求めること

客観的な判断ができる

面接の場で長所をアピールしたいときに「冷静さ」を推していきたい方は、具体的なポイントをアピールしないと抽象的な発言になってしまい、「どの企業でも通用するように準備してきたんだな」と面接官が感じてしまいます。

冷静さの具体的なポイントとしてまずは、客観的な判断があります。

私生活でも仕事でも、日常的に選択の連続であり、どうしても主観的になるのは避けられません。

しかし、仕事においては主観的に進めるのではなく「客観的にみて」正しいかどうか、仕事がうまくいくかどうかを判断する必要があります。

なので、冷静さを長所にするには客観的判断をアピールするのがおすすめです。

計画的な行動ができる

計画的な行動ができる、もしくは計画的な行動をするから冷静でいられるという長所を持つ方は、長所の冷静さの中でも計画的な行動ができることをアピールしてみましょう。

学生時代と違う点として、大学の授業では出てきた課題をその都度こなすことが必要ですが、仕事の場では目の前の仕事をこなしていくのではなく、納期やローンチの時期を逆算して、仕事の優先順位を自分の判断で決める必要があります。

実際に面接の場でアピールする場合は、必ず計画的な行動をした具体的な経験談を話す必要があります。

例えば、「研究が2つ重なったときに、各プロジェクトの発表会から逆算して、1日のタイムスケジュールまで綿密に計画しました。

その結果、予定よりも早く成果を出し、発表までブラッシュアップの時間に費やせたので、発表会ではとても高い評価を得ることができました。」など、実際にどのように動いたかを話すと説得力が増します。

感情に流されない

冷静さでアピールできるポイントの一つに、「感情に流されずに行動できる」ということがあります。

仕事の業務や人間関係が原因でストレスがかかったり、大変な状況になることがいつか必ず起こるものです。

そんなときに、常に感情を表に出さずに着実に仕事を進めることができるのは、面接官に魅力的な印象を与えます。

もちろん、喜怒哀楽を隠す必要はありませんが、感情的になってしまうと、物事の判断や周りへの悪影響が出てしまうので、冷静さを保てるというのはとても大切です。

具体的な例を出しながら、アピールしていきましょう。

【自己PR:冷静さ編】長所である冷静さを関連づけた自己PR例文

私の長所は、どんな場面でも冷静に物事を観察できるということです。

私は大学時代、コールセンターのアルバイトをしていました。

そこは新規で立ち上がったばかりの下請けコールセンターだったこともあり、オープニングスタッフの募集をしていました。

仲間と同じラインからスタートできるというところに魅力を感じて応募したのですが、新規ということでレギュレーションが確立していない、という問題が働き始めてから発覚したのです。

しかし既に業務は開始されているし、今更どうすることもできなかったので、取り敢えず働くことになりました。

上層部がすぐに解決する気配はなかったので、インターネットで調べたり、SNSでコールセンターに勤務している人とコンタクトを取ったりすることで大まかなレギュレーションの一般論のようなものを働きつつ学んでいきました。

その働きが上司の目にも止まり、私のまとめた勤務に関する規則が正式に採用されることとなり、図らずも企業に対して貢献する結果となりました。

貴社に入社した後でも、この冷静さや行動力を発揮し、日々訪れると思われる様々な課題に対して、最善の解決策を見出していきたいと思います。

終わりに:自己PRに長所である冷静さを活用しよう!

例文のように、トラブルに対して論理的に、冷静に向き合ったことを伝えられると話に説得力をもたせることができます。

冷静さをアピールする時には、実例も紹介するようにしましょう。

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