就活面接の自己PRの長所を計画性はアピール材料になる?

【自己PR:計画性編】はじめに

何かを入念に計画する力というのは、社会に出て働く上で大変重要になってきます。

平等に与えられた時間をどのように過ごすかというのは、仕事中でもプライベートでも大切な問題です。

働いていると、上司や会社の都合で無理な納期を押し付けられることもあるかもしれませんから、自分や仕事をマネジメントする能力というのは処世術としても重要です。

就職活動の面接では、自身の計画性をアピールするべく、様々な工夫を凝らして話す学生が大勢います。

そんな学生達の中でも、自分の話を一番魅力的なものにするには、どのような話し方をすれば良いのでしょうか。

今回は、就活の面接で「計画性」をPRする際のポイントを、例文なども交えてご紹介します。

【自己PR:計画性編】自己PRを作る前に

自己PRを、どのように書けばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

自己PRは、履歴書やエントリーシートで書く機会が多く、人事が就活生のスキルや人間性を見極める重要な部分です。

そのため、失敗したくないという方が大半です。

ここでは、人事に自分のよさをしっかりとアピールしたいという方のために、自己PRの書き方を解説します。

履歴書やエントリーシートを人事がチェックしているときは、まだ対面しておらず、就活生の人間性は、自己PRに書かれている言葉や文章でしか読み取ることはできません。

あなたと「一緒に働きたい」と思ってもらえるように、好印象を持たれる自己PRを作成していきましょう。

自己PRとは?

自己PRと聞いても、どのような意味を持つのかわからない、という方も少なくないようです。

意味を知らないまま書き出しても、決していい自己PR文を作成することはできません。

まずは、どのようなものなのかを知り、そのうえで適切な内容を書き出してみましょう。

自己PRとは、自分の思いや魅力を伝えるものです。

企業側にいい印象を持ってもらえるように、自身のスキルや人間性を上手にアピールすることで、採用確率はグッと高まります。

長所や特技などを伝え、自分の魅力を知ってもらうことが大切です。

しかし、ただ自分の魅力を伝えるだけでは、好印象を与えることはできません。

正しい構成法や、どのような内容で伝えていくのかを知っておきましょう。

自己PRをする目的を明確化

憧れの企業に、何が何でも就職したいという強い希望を持っているのであれば、自分を最大限にアピールする自己PRの場を、チャンスとして活かさなければいけません。

そこで、効果的に自分の魅力を人事に知ってもらえるように、自己PRする目的を明確化してみましょう。

自己PRは、自分の魅力をアピールする絶好の場といわれていますが、人によって、アピール方法には違いがあるかもしれません。

しかし、周囲と差をつけることができないようなマニュアル通りのアピール方法では、確実に内定を勝ち取ることは、困難になってしまうでしょう。

そのため、自己PR文を書き出す前には、必ず志望する企業がどのような人材を得たいと思っているのかを知り、自身においても、自己PRする目的を明確にすることが大切です。

簡潔にわかりやすく伝えよう

自己PRで自分の魅力をしっかりと人事に知ってもらいたいという強い思いから、自分の気持ちをダラダラと長く述べてしまう方も少なくありません。

しかし、あまりにも長い自己PRは聞く側も集中することができず、本当に伝えたいことを知る前に、人事の気持ちが離れてしまう可能性があります。

自身をアピールする際に大切なことは、これまでの自身の経験やスキル、そのほかにも社会人として、どのように企業に貢献できる人物なのかというのを明確に伝えることです。

人事に短い文章でありながらも好印象を持ってもらえるように、正しいアピール方法を知っておくと安心です。

また、企業の求める人物像や社風まで事前にリサーチしておくと、的確な自己PR文を作成しやすくなります。

【自己PR:計画性編】人事ウケする自己PRの作り方

人事が求めている自己PR文は、どのようなものかご存じですか。

人事の心を掴むのは、短く簡潔なものです。

できれば自身の口で伝える際にも、1分程度で話し終えることができるような、短めの文章を作成できるとベストです。

多くの企業では、事前に自己PR時間が設けられています。

たくさんの就活生が訪れる人気の企業の場合、一人あたり1分程度の時間しか用意されていない可能性もあります。

1分という短いアピール時間で、どれだけ自分の魅力を伝えることができるかが、内定を勝ち取る鍵となるでしょう。

あまりにも長い時間を使って自己PRを続けてしまうと、他者のことを考えられない自己中心的なイメージを与えることもあるので、注意しなければいけません。

過去の棚卸し

自己PRをする際には、自身がこれまで経験してきた過去のエピソードが大いに役立ちます。

たとえば、サークルや部活動で得た成果や問題を解決するための行動などを通して、自身の魅力をアピールすることができるでしょう。

過去の棚卸しをすることで自信のスキルや人間性の素晴らしさを見つけることができるのはもちろんのこと、自分の魅力と志望する企業の社風が、マッチしているのかを見極めることも可能です。

学生時代にどんなことを頑張ってきたのか、どのような実績や結果を得ることができたのかに注目してみましょう。

もちろん、誰もが絶賛するような素晴らしい経験でなくても構いません。

あなた自身の人柄をアピールできるエピソードを見つけてみてください。

過去の背景、エピソードを書き出す

多くの就活生から人気を集める企業の自己PRは、素晴らしい実績や成果をアピールできるものでなければいけないと思っていませんか。

しかし、自分が一生懸命、向き合ってきたエピソードがあれば、部活でもアルバイト経験でも構いません。

人事は、あなたの人柄を見ており、これまでの経験や実績を問うわけではないのです。

誰もが認める素晴らしい経験や実績に囚われることなく、自信を持って、これまで自身が経験してきたエピソードを書き出してみましょう。

過去のことを思い出して紙に書き出してみる際には、大学時代だけでなく、中学時代や高校時代にまで遡ってみることも大切です。

たくさんの過去を思い出してみることで、自身の魅力を豊富に見つけやすくなります。

企業の求める人物像やスキルを把握する

自己PRは、ただ自分の魅力を伝えただけでは、人事にポジティブな印象を与えることはできません。

もっとも重要視したいのは、企業が求める人物像を把握したうえで作成することです。

企業が求める人物像と合ってしていなければ、高評価を得ることは難しくなります。

企業側が求めている人物とは、入社後に自社に貢献してくれる人です。

自社に適した能力や人間性を持ち合わせているか、さらに仕事への意欲が高いかといった点にも注目しています。

問題解決能力やリーダーシップ力のほかにも、目標に向かって突き進むチャレンジ精神を兼ね揃えている人物は、業績を上げたい企業にとって欠かせない人物です。

内定を得たい企業が求める人物像やスキルを把握し、それに見合った自己PRを作成すると高評価を得やすくなるので、まずは企業研究に力を入れましょう。

照らし合わせる

自己PR文を一通り書き出した後は、企業側が求める人物像やスキルと合っているか、照らし合わせる作業を行うと安心です。

企業目線で自己PRを作成していくことも、内定を勝ち取るコツです。

どんなに素晴らしいスキルや長所を持ち合わせていても、企業側が求める人物とマッチしていなければ、いい結果を得ることはできません。

自己PR文を作成する前には、必ず企業研究を行ってみてください。

企業が求める人物像や社風を把握するほかにも、OB訪問などを行い、しっかりと企業研究をすると、説得力のアップする自己PR文が作成できます。

企業目線で自身の強みをアピールし、自己PR文の質を上げることを意識してみましょう。

【自己PR:計画性編】長所である計画性の事例を話してみよう

計画性がある、というのを長所として話す学生は多くいますが、彼らとの差別化を図るためには、実際に計画性を発揮したエピソードを話すことが重要になってきます。

それも日常の何気ないエピソードを話すのではなく、汎用性の高い内容にするように意識してください。

つまり、その話を聞いた企業の担当者が「それほどの計画性ならば、是非弊社に招きたい」と思わなければいけないのです。

そのためには具体的であることも重要ですが、きっかけから計画、実行、そして結果といったところまでを順序立てて分かりやすく説明できなくてはいけません。

この部分が煮詰まっていないという人は、先ずはエピソードの選定、次に話の構成という順番で行ってみましょう。

可能であれば友人などに手伝ってもらいながら、模擬面接をしてみると良いでしょう。

【自己PR:計画性編】自己PRが計画性の方に企業が求めるポイントとは

計画性とはその名の通り、なにか目的や目標を定めた後、そのゴールに向けてやるべきことを明確化し計画立てて達成をしていく能力です。

企業が求める計画性とはどのようなものか考えてみましょう。

プロジェクトや部下のマネジメントが上手

企業では日々さまざまなプロジェクトが、複数の人の協力のもとに動いています。

仕事現場で何か目的を遂行していく際に課題となるのは、自分自身のことだけではなく、さまざまな人をどう動かしていくかが重要です。

何がプロジェクトの弊害となり得るのか、事前にリサーチを怠らないことも計画性のひとつです。

また、部下や同僚など、関わるメンバーに指示だしをきっちり行い、納期に間に合うように作業分担をしていくことも計画性が問われるのです。

計画性がある=プロジェクトや関わる人のマネジメント力があると、判断されることがあると理解しましょう。

着実に業務を遂行してくれる

仕事を行う上で、ケアレスミスは納期倒れは避けたいものです。

計画性がある人は、小さなこともしっかり確認し進める能力があり、決められたスケジュール内に物事を進めていくことができるでしょう。

スケジュールを立てて終わりではなく、立てた目標に対して着実にコミットできる能力が求められます。

より生産性のある仕事をしてくれる

計画性があるという言葉は、効率が良いとも置き換えられます。

無駄な動きをなくし、スピード感を持って最短ルートで目的を成し遂げていく計画性は、企業で売り上げを追及する上で必須スキルなのです。

仕事を進める上で人的コストが必ずかかりますが、計画性を持ち、残業せずに決められた時間内にパフォーマンスができる人は、生産性がある人として重宝されるでしょう。

計画性がある人とない人の特徴

計画性がある人とない人を見てみると大きな差があることがわかります。

たとえば、計画性のある人は、どんなに困難なトラブルに直面しても自身の行動や判断に迷いがありません。

一つひとつの物事に真剣に向き合い解決していく能力も持ち合わせているので、周囲からの信頼も高く円滑に仕事を進めることができます。

一方で計画性がない人は、自身の行動に自信が持てずスピーディーに物事を解決する能力がないため、周りから信頼されにくいという特徴があります。

このように計画性がある人とない人では、仕事の能力の高さだけでなく周囲からの評価にも差が出てしまうのです。

目的が明確かどうか

事前に計画を立て目的や目標が明確だとスケジュール管理も整っており、仕事もスピーディーにこなせます。

じっくりと計画を立てて目的を明確にできる人は、予測する力も高いため、思わぬトラブルが発生したとしても適切な方法で解決することが可能です。

仕事をスピーディーに進めるためには、目的を明確にすることは大切なことです。

目標を事前にしっかりと設定して仕事をスタートした人は、ゴールに向かって効率良く進めることができるといったメリットもあります。

仕事をするうえで計画性を持ち、適切な方法で進めていくということは必要です。

できる社会人を目指すなら、常に目的を明確にするという習慣を付けておくといいでしょう。

危機察知能力

計画性がある人は、危険察知能力が高いと言われています。

思わぬ事態が発生したときも適切な方法で対処でき、事前にトラブルを予測する力も持ち合わせています。

計画を立てた時点で起こりそうなトラブルを予測しているので、どんな困難も余裕を持って対応できるでしょう。

考えて行動するのか、いきあたりばったりなのか

計画性のある人は、事前にじっくりと計画を立てて行動する一方で計画性のない人は、そのときの思いつきで行動してしまう人がほとんどです。

計画性がない人のように興味のあることに対してすぐに動けることは円滑に仕事を進めるために必要なことだと思われています。

行動力がある人だと周囲に思われることも多く、時に信頼を得ることもあるでしょう。

一方で計画性のある人の場合、行動するよりも先にじっくりと考えるという作業を行います。

身体では、動きが遅く、なかなか行動に移さないと思われがちですが、実は頭の中はフル回転で計画を立て常に行動力につながる作業を行っているのです。

【自己PR:計画性編】計画性をアピールする際のポイント

自己PRで計画性を挙げるのは、企業で仕事を遂行するうえでも不可欠なことであり、アピールポイントとしては適切な内容の一つです。

もっとも、計画性といってもどのような計画性であるのかが伝わらないと、どういった行動をとれる人なのかが伝わりません。

また、計画を立てるのが得意なだけで、実行力が伴っていなくては意味がありません。

企業としては計画を立てるのがうまいだけでなく、その計画に従って行動し目標をスムーズに達成できることや途中でトラブルに見舞われても、臨機応変に計画を見直したり、立て直したりすることで計画を最後まで遂行できるような人を評価するからです。

では、計画性をアピールする際には、どのようなポイントを押さえればよいのか見ていきましょう。

計画性があることを別の言葉で言い換える

単に「計画性があります」では、どのような計画を立てる人なのか、実行力が伴うのかが伝わりにくいです。

そこで、あなたの計画性の魅力が具体的に伝わりやすいよう、別の言葉に言い換えるのがポイントです。

たとえば、「私の長所は必ず決めたとおりに目標を達成することです。」とか、「計画遂行力が自慢です。」、「自己管理能力に優れていることです。」、「時間管理が得意です。」「物事に優先順位を付けて行うことが得意です。」などに言い換えてみましょう。

より具体的な長所として伝えることができます。

単に計画性では、他の人と差別化ができない場合もありますが、よりわかりやすく表現してアピールすることで、単純に計画性を挙げるだけのほかの応募者との差をつけられます。

計画性をどのように発揮したのか具体的に説明する

計画性を別の言葉で、わかりやすく伝えても、それだけでは足りません。

計画倒れになっていないか、計画だけ立てて満足してしまうのではないか、本当に計画を達成できる人なのかがわからないと、絵に描いた餅です。

自分の長所として挙げた計画性に基づき、具体的に目標や目的、プロジェクトなどを達成したエピソードを説明するようにしましょう。

実際の事例に当てはめて、自分の計画性をアピールすることで、計画を立てるだけでなく、それを実行できる行動力と計画通りに遂行できる計画実践力があり、有言実行なタイプだと伝えることができます。

実際に入社後どのように計画性を発揮できるかをアピールする

自分が経験した具体的なエピソードを伝えたら、今度は、その経験や長所とする計画性を入社後にどう活かしたいかをアピールして結びましょう。

計画性や計画を遂行する能力は社会人として求められる能力の一つですが、志望した企業でどのように活かせるのかを具体的に説明できないと、入社意欲が伝わりません。

志望している職種の業務を遂行するうえで、このように役立てることができるとか、計画性を持って遂行することで生産効率や業務効率を上げ、御社に貢献したいといった内容でまとめましょう。

自己PRで計画性を伝える際の注意点

自己PRで計画性をきちんと伝えるためには、結論を最初に持ってくる、計算高そう、行動力がないと思われないようにすることが大切です。

また、事例を述べる際には、受動的ではなくて、自分が自ら行動したことを伝えるようにすることも重要になってきます。

自己PRで計画性を伝える際の注意点について、項目ごとに見ていきましょう。

結論ファースト!一番言いたいことは冒頭で伝えよう

自己PRで自分の計画性を伝えるときには、まず最初に結論から述べるようにしましょう。

結論が後回しになってしまうと、自己PRのインパクトが弱くなってしまう可能性があります。

また、結論を最初に持ってこないと、採用担当者は最後まで聞かないと自己PRの内容を知ることができませんので負担に感じてしまうかもしれません。

途中で興味を失ってしまい、最後まで聞いてもらえなくなる可能性もあるので、注意が必要です。

「私の長所は○○です」というように、最初に結論を話しておけば、内容も簡潔でわかりやすくなるので、採用担当者の印象に残りやすくなります。

自己PRを作る際には、結論ファースト!を意識するようにしてください。

「計算高い」というイメージを持たれないように

計画性が高いことは悪いことではありませんが伝え方次第では、「計画性が高い=計算高い」という印象を採用担当者に与えかねませんので、気を付けたほうが良いでしょう。

一般的に、「計算高い」人物に対しては、他人を出し抜いたり、陥れたりなどのイメージがあります。

そのようなネガティブな印象を採用担当者に与えてしまうと、内定が貰えなくなってしまうかもしれません。

自分の計画性の高さを自己PRで伝える場合には、計算高い人物だという誤解を与えないように注意して、表現の仕方を工夫するようにしてみてください。

より明確に伝えるために言い換え表現を使おう

計画性を明確に伝えるためには、言い換え表現を使ってみるのもおすすめです。

ストレートに、自分には計画性があるとアピールするよりも、わかりやすく言い換えたほうが採用担当者も応募者が伝えたいことがより理解しやすくなることでしょう。

言い換え表現の事例をいくつかご紹介しますので、参考にしながら、自己PRを考えてみてください。

言い換え一覧

自己PRで計画性の言い換えとして使えるのは、以下のような表現です。

・スケジュール能力がある

・危機管理能力がある

・効率的に進めることができる

・自分で目標を設定できる

・物事の優先順位を決めることができる

・決められた期限や納期を守ることができる

・人との約束を守ることができる

・最後まで責任を持つことができる

・業務効率を考えて取り組める

・目的を理解できる

たとえば、「私には、計画性があります」とだけ伝えるのでは、少し物足りない感じがします。

「私にはスケジュール管理力があり、物事の優先順位を考えて仕事を行うことができます。」と言い換えて伝えたほうが、より採用担当者の印象に残りやすい自己PRとなることでしょう。

また、「最後まで責任を持つことができ」「決められた期限や納期を守ることができる」「人との約束を守ることができる」などの言い換え表現を使えば、自分が信頼性の高い人物であることもアピールできるようになります。

信頼性の高さをアピールできれば、この人ならば、安心して仕事を任せられると思ってもらえるようになり、内定が貰える可能性も高くなるかもしれません。

社会に出たら、信頼性の高さは、非常に大事なものとなりますので、自分の計画性をアピールしつつ、同時に自分の信頼度も伝えておくと良いでしょう。

さらに、「危機管理能力がある」という言い換えを使うことで、リスクマネジメント能力があることも採用担当者にアピールすることができます。

このほかにも、計画性の言い換えができる表現は、いろいろとあります。

自分にあった言い換え表現を見つけて、上手に伝えるようにしてみてください。

【自己PR:計画性編】自己PRで計画性を伝える際のおすすめの構成

自己PRで計画性をアピールする学生は少なくありません。

そのため、計画性というフレーズだけで、採用担当者が目を留めるということはまずないでしょう。

ありふれた題材にしないためには、自分の経験を踏まえたエピソードを挙げて、それが仕事にどのようにプラスになるか期待感を持たせることが大切です。

その人がどんな人なのか、物事をどう考えて行動するのかがわかることで、初めて対象者に興味を惹かれることになります。

それではどうすれば魅力的な文章が作れるか、おすすめの構成を紹介しましょう。

結論:私の自己PRは計画性があることです(アピールポイント)

ビジネス文書ですので、まず最初に結論がきます。

ここでは計画性があることを伝えるのが目的ですので、最初にこの部分から始めましょう。

ただし前項でも述べた通り、計画性にはさまざまな言い換え表現があります。

単に計画性があると書く以外にも方法はありますので、自分のエピソードに沿う言葉選びをすることもポイントです。

たとえば、「私の自己PRは、目標を達成するために細かくプランニング出来ることです。」「私の自己PRは、物事を効率的に進められることです。」などといった言葉から始めても、計画性をアピールする文章を作ることができます。

読み手にとっても聞きなれたフレーズより、興味を惹かれやすい書き出しです。

 理由:なぜならば、〇〇で〇〇ということがあったからです

なぜそのような結論に至ったか、その理由となるものを書きます。

なぜ自分にはスケジュール能力があると自覚したのか、なぜ物事を効率的に進めることができると自負しているのか、その理由を述べるフレームです。

説得力を持たせるためには、なんらかの経験があり、そう自覚したという流れにすることが大切です。

自己申告である以上、嘘ではないと思ってもらえる構成にしなければなりませんので、実体験に基づく自負であることを明記してください。

たとえば、「なぜならば、大学2年のときからアルバイトリーダーとして書類管理を行っていたからです」といった理由が妥当でしょう。

 エピソード:私は〇〇で〇〇をしていました

エピソードは、理由となった体験の概要を説明するフレームです。

前述の例文なら、どんなサークルか、どんなアルバイトかなどをざっくりと紹介します。

ここで仕事の詳しい内容や、なぜそれを選んだかなどといった掘り下げはいりません。

ただ、なにか特徴のあるサークルやアルバイトであれば、話が広がるきっかけになったり自分の人となりのアピールになったりする可能性もあるため、触れておくと良いでしょう。

特に、応募先企業と親和性の高い内容であれば、志望度の高さにも関係してくるのでぜひアピールしてください。

たとえばカフェを展開している企業への応募で、系列のカフェでスタッフをしていたなどというエピソードは、好感度アップにつながります。

 問題:その経験で〇〇という問題に直面しました

最初に述べた結論を意識して、そこにつながる問題や課題を挙げるフレームです。

何の引っ掛かりもない日常ではなかなか自分の強みを発揮する局面はありませんが、なんらか問題に突き当たったときに自分の良さが表面化することは良くあります。

エピソードで挙げた経験の中で、何か越えるべき壁が現れたことをピックアップし、それを解決するために強みを発揮したことにつなげましょう。

たとえば前述のカフェスタッフでいえば、「その経験で、いつも月末になるとフロアに人手が足りなくなる問題に直面しました」といったように、第三者でもすぐに理解できる問題・課題を取り上げるのがセオリーです。

 行動:私は〇〇と考え、〇〇を行いました

突き当たった壁を乗り越えなければならなくなり、初めて自分の強みとなる計画性が発揮される局面となりました。

このフレームは一番重要な自分の行動に関して述べるフレームであり、自分がどのように考え具体的に行動をしたかを、しっかり述べる必要があります。

前述の例で言えば、肝心なときに人手が足りなくなるのはなぜか、自分なりに考え行動を起こしたことを書く必要がありますので、「私は月末に処理する書類の量が多すぎると考え、一部の作業を月中に移行することを店長に提案しました」といった建設的な行動を挙げることができます。

この行動であれば、問題を的確に捉え、解決のための道筋をロジカルに思考できることもアピール可能です。

 結果:その結果、〇〇となり、〇〇に大きく貢献しました

具体的な行動の結果、改善を見たという成果をアピールするフレームです。

ここで説得力を増すためには、可能な限り数字を出すことです。

学生の立場で売上など具体的な数値を把握することは難しいかもしれませんが、自分の業務範囲でも一定の数量的把握は可能となります。

前述の例では月中にも書類作業を実施することになりましたが、「その結果、月末にもフロアに人手が回せるようになり、お客様をお待たせしてしまう時間を10分から5分に短縮することに大きく貢献できました」といったように、自分で把握できる範囲でも十分に説得力ある数的な成果をあげることができます。

数字は誰もが客観的に理解できる形ですので、ぜひ数字で成果を表現しましょう。

 結論:その経験を活かして貴社では〇〇で貢献していきたいと考えております

自己PRの結論として、自分の強みが相手企業への貢献につながることをアピールするフレームです。

計画性があることで問題が改善し、プラスの成果を生むことができるなら、企業としても十分に期待できる能力と認められます。

「その経験を活かして貴社では営業事務として貢献していきたいと考えております」といった締めくくりが良いでしょう。

【自己PR:計画性編】長所として、計画性をPRする学生は多い

就活の面接で、計画性をPRする際に知っておかなければいけないのは、多くの学生が計画性をPRしているということです。

この点については、ここまででも何度か書きましたが、およそ9割以上の学生が面接で計画性をアピールすることは有効だと考えている、というデータがあります。

9割の学生全員が、計画性について話しているわけではありませんが、相当数の学生が話していることは間違いないでしょう。

ですから、自分のエピソードが弱い場合や、他にもっと有効な要素を見いだすことができたならば、あえて計画性という内容で話さなくても良いのです。

自分の話に対する周りの反応や、自分自身での推敲なども合わせて、最終的に面接で計画性について話すかどうかを決めましょう。

【自己PR:計画性編】長所である計画性を関連づけた自己PR例文

ここからは計画性を長所とした自己PRを紹介していきます。

参考にして、採用担当の方にしっかりとアピールできるようにしましょう。

例文①物事を具体的に考えることが得意

私は物事を具体的に考えることが得意です。

高校生時代、部活の引退が遅かったこともあって、大学受験に備える時間が周りの人よりも少なかったのですが、先ずは受験の計画を綿密に練ることにしました。

一日の学習時間や模試の日程調整などは当然のこと、起床時間から食事の時間まで、学習以外のタイムテーブルについても詳細に定めることで、規則正しく、計画的に学習に取り組むことに成功しました。

また、人が連続して集中できる時間には限りがあるということを考慮して、学習と休憩のバランスについても、トライアンドエラーを繰り返しつつ、徐々に調整していきました。

結果的に、平日は1日5時間、休日は8時間の学習を無理なく継続することに成功し、大学も無事に第一志望の○○大学に合格することができました。

過密なスケジュールでも、限られた条件下でも目標を達成するため、最善とされるプランを考える力は、貴社に入社した後も大いに役立つと思います。

例文②目標達成力をアピール

私の長所は必ず決めたとおりに目標を達成することです。

スケジュール力に長けており、目標を決めたら、それをいつまでに達成するかを決め、いつ何をやるかを計画表に書き込んでいきます。

高校時代、希望する大学に入るために定期試験で常にトップ10に入ることを目標としていました。

試験の日と科目や範囲が発表されると、その日に向けてすべての教科と範囲が網羅でき、3回ずつ繰り返せるよう、まずは計画表を作って計画を立てました。

実際に行ったら線で消し、どうしても計画通りにできなかったことは別の日に描き直して、当初の計画は必ずスケジュール内で行うように実践していきました。

その結果、常に3位以内をキープし、希望の大学への推薦をもらうことができました。

御社での業務を遂行するうえでは、納期がとても重要になり、短期間での達成が迫られることもありますが、与えられた課題や締め切りに沿って、それが達成できる実のある計画を立て、スケジュール通りいかない場合でも柔軟に修正しながら、目標を達成できる能力が活かせると考えています。

例文③旅行計画から緻密さをアピール

私は旅行の計画を立てるのが得意です。

大学で所属していたテニスサークルでは、年に3回合宿やイベントとしての旅行をするのですが、大学2年時からずっと旅行の幹事を務めてきました。

候補を絞ったうえで、行きたい場所を多数決の投票で決めます。

多くの人が行きたいと思ったところをターゲットに、観光スポットのセレクトや時間配分などのスケジュール宿泊先選び、交通手段の選定や予約を行います。

地方ではバスが1時間に1本ということもあるので、巡るルートや時間設定には特に気を遣いました。

おかげで初めての場所でも、毎回20名近いメンバーが不満なく、楽しめる旅行を遂行することができました。

団体旅行のツアーを企画、提案販売する御社において、学生時代に培った実効性のある計画力を活かせると考え、志望いたしました。

終わりに:自己PRとなる長所の計画性を面接で存分に発揮しよう!

なるべくならば勉強や資格、部活や、アルバイトなど硬派なエピソードを面接では話すようにしましょう。

例文では、受験勉強を例にして計画性があることを話しましたが、この題材だときっかけと具体的な計画、そして最終的な結果が非常に分かりやすいというのも強みになります。

話の要所に、それらの要素がきっちりと入っているか、というのが、良いPRかどうかを見分けるコツとなるので、参考にしてみてください。

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