【例文7選】自己PRで計画性を魅力的にアピールする方法!内定に近づく構成まで徹底解説!

【例文7選】自己PRで計画性を魅力的にアピールする方法!内定に近づく構成まで徹底解説!

社会人に計画性は欠かせない要素です。

そのため自己PRで計画性をアピールしたいという人もいるのではないでしょうか。

本記事では「計画性」を自己PRする際のポイントを、例文なども交えてご紹介します。

ぜひ本記事を参考に魅力的な自己PRを作成してくださいね。

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【計画性で自己PR】計画性は自己PRに使える?

自己PRは、就職活動において多くの就活生の頭を悩ませる質問です。

単に自分の個性を述べれば良いわけではなく、その個性に明確な強みとしての説得力を持たせることが求められます。

自身にとっては十分なアピールポイントだと思っていることでも、いざ具体的にPRしようとすると、上手く言語化できないといったことも少なくありません。

今回は、個性の一つである計画性に焦点を当て、そもそも自己PRに使えるのか、どのように使えば良いのかを確認していきましょう。

計画性は自己PRに使えるのか  
  • 結論:計画性は自己PRになる
  • 計画性は長所としても使える?

結論:計画性は自己PRになる

結論から言えば、計画性は自己PRとして使用可能です。

計画性とは、特定の目標に向かって必要なプロセスや、発生が予想されるトラブルを考慮したうえで適切な計画を立て、それを忠実に実行して目的を達成する能力です。

社会人として携わるプロジェクトは、複数の人間が長期間動くことによって成果を出すものも多いので、長いスパンで物事を見られる計画性は重要な能力として扱われます。

そのため、計画性があることは、積極性や継続力、社交性などと並んで、重要なアピールポイントだと考えて良いでしょう。

ただし、計画性は抽象的な言葉であり、そのまま自己PRとして活用すると、漠然とした印象を与えます。

計画性があることによって、具体的にどのような強みが生まれるのかを明確にすることが大切です。

計画性は長所としても使える?

長所についての質問は、自己PRと同様に就活において重要な問いかけです。

ただし、自己PRと長所はともに自身のポジティブな面を伝えることであるため、両者の違いがよくわからず、どう答えれば良いか悩んでいる方もいるかもしれません。

両者はそこまで明確に区別されているわけではありませんが、自己PRが自身の強みをアピールするのに対し、長所とは人柄などの個性を伝えるケースが多く見られます。

そして、計画性は自己PRだけでなく、長所としても活用することが可能です。

長所で計画性を活用したい場合は、自己PRの内容と差別化するためにも、具体的な成果や結果の話題は避け、自身の人間性や性格と関連付けて伝えると良いでしょう。

就職活動における長所の伝え方について、さらに詳しく知りたい方はこちらのページも参考にしてみてください。

【計画性で自己PR】企業が自己PRに求めるポイント

企業に自分の計画性について自己PRしたい場合、どのようなアピールが効果的なのでしょうか。

また、企業からすると、採用にあたって、自己PRにどのような内容を求めているのでしょうか。

ここからは、自分の計画性について効果的にアピールする方法を紹介するとともに、企業側が自己PRに求めるポイントを押さえていきます。

企業に自分の長所をうまく伝えつつ、どんな業界にも通用するような自己PRの書き方を学んでいきましょう。

企業が自己PRに求めるポイント 
  • 人柄
  • 入社後に活かせるスキル
  • ガクチカと自己PRの違い

人柄

まず企業側が注目しているところは人柄です。

自社に合うかどうか・素直かどうか・成長できるかどうかという観点で、あなたの人柄を確認したいと思っています。

自分の性格や、人柄について、相手に伝えるのが苦手な人も少なくないでしょう。

自己PRを書く前に、自分の長所・短所を書き出してみたり、周りの人からの客観的な意見を聞いてみたりするのもおすすめです。

また、今までの自分を振り返り、その経験から分析しても良いでしょう。

周りと比べたときに1つ抜きん出た個性があったり、エピソードを用いたりすることで、印象に残りやすくなります。

企業側にとって、一緒に働きたいと思わせるとともに、自分だけに光る人柄という武器を有効に活用していきましょう。

入社後に活かせるスキル

入社後に活かせるスキルとして、あなたがどんなものを持っているかも、企業は注目しています。

自己PRでは、あなたの持っているスキルや能力をもとに、入社後はどのように活躍できるかをイメージさせることが大切です。

どのような資格や特技などがあり、具体的に入社後はどのように仕事へ活かせるのかアピールしましょう。

業界によって、持っている資格やスキルを使い分けることも大切です。

たとえば、美容業界への自己PRに教員免許取得に関するアピールをしても直接的には関連性がないので、入社後の姿をイメージさせるのは難しいです。

企業側がスムーズにイメージできるよう、適した資格やスキルを、取得の背景とともにアピールしましょう。

ガクチカと自己PRの違い

自己PRは「あなたの人柄とスキルや能力を判断する」、その一方でガクチカは「あなたがその経験からどういったことを学んだのかを知る」という違いがあります。

自己PRはもとから持っていた能力やスキルをアピールしましょう。

エピソードが被るのは問題ありませんが、アピール内容は別のものにしてください。

ガクチカはその名のとおり「学生時代に力を入れたこと」の略です。

自己PRは、企業に自分を売り込むことが目的となっています。

ガクチカ・自己PR、それぞれの特徴を押さえることで、それぞれでのアピールをさらに活かせます。

どちらにも共通して言えることは、自己分析がどのくらいできているかによって、出来が左右されるということです。

【計画性で自己PR】計画性がある人の特徴6選

自己PRを書く上で自己分析をすることは非常に効果的です。

まずは今一度ご自身の自己分析をしてみて、自己PRで計画性があることを用いる前にご自身が本当に計画性を持っているのか、計画性がある人の特徴と照らし合わせてみましょう。

計画性がある人の長所6選 
  1. 常に時間を意識して行動している
  2. トラブルを予測できる
  3. 慎重に行動できる
  4. 効率的に物事が進められる
  5. リーダーシップがある
  6. 目標達成能力が高い

1:常に時間を意識して行動している

一つ目の特徴は常に時間を意識して行動しているということです。

計画性がある人は期間を設け、その期間でやることをまとめ、それを実際に行動することができます。

そのため、必然的に時間を意識して行動することが得意である場合が多いです。

さらには自分で定めた時間までにタスクをこなすために効率を意識したり工夫したりすることができます。

こうした力は入社後の業務にも大いに役立てることができます。

2:トラブルを予測できる

二つ目の特徴はトラブルを予測する力があるということです。

計画性がある人は何か行動をするまえに計画を立ててから行動します。

そのため長期的な視野を持っている場合が多く、今後起こり得るトラブルなどを予測し、予め回避しようと努めることができます。

そうした力によって、仕事でつまずくことが普通の人に比べて少なく、仕事でも重宝されやすいです。

3:慎重に行動できる

三つ目は何事にも慎重に行動するということです。

計画性がある人は計画が崩れることを非常に恐れるため、それが起こらないように何かを行動する際は慎重になりがちです。

この特徴を悪く言えば決断に時間がかかるという欠点でもあります。

また、計画が崩れた時にすぐに切り替えられないという人も多く、自己PRで用いる際にはこの部分を悪い印象に捉えられないように伝えることが大切になります。

この記事では計画性をアピールする際のポイントも解説しているのでぜひ参考にしてください。

4: 効率的に物事が進められる

計画性を持つ人間は、前もって必要なプロセスや、発生する可能性のあるトラブルを予想してから行動を開始します。

あらかじめ必要な準備を整えており、トラブルに対する心構えもできているので、予想外の事態が起きて混乱する心配もありません。

そのため、プロセスの途中で立ち止まり、足踏みすることなく効率的に物事を進められます。

効率的であることは、割り振られた作業を迅速に終わらせて、より多くの成果を上げられることを意味します。

また、時間を効率的に使うことにより、余剰時間をクオリティアップや細部の確認に割けるので、成果の質を向上させることも可能です。

これらのポイントは、社会人として働くうえで重要な資質とみなされます。

就職活動においては、有効なアピールポイントとして機能するでしょう。

5: リーダーシップがある

部活やアルバイトなどで計画性の高さを発揮する場合、個人ではなくチーム単位の計画を立て、その計画を実行するためにメンバーを動かしていかなくてはなりません。

つまり計画性のある人間は、自身の計画を管理できるだけでなく、他人の計画もしっかり管理できる人間だと言えます。

チーム単位の計画を考え、その計画に沿ってみんなを動かせる能力は、リーダーシップと言い換えることも可能です。

社会人として従事することになるプロジェクトは、複数人で進めていくものが多くあります。

そのため、リーダーシップがあることは、重要なアピールポイントとして活用できます。

単にチーム全体をまとめて動かすだけでなく、明確な目的に誘導できる計画性の高いリーダーは、多くの現場でも高い評価を得られるでしょう。

6: 目標達成能力が高い

計画性を持って行動する人間は、最初に明確なゴールを設定し、自身の現在地を確認したうえで目標達成のための計画を立てていきます。

この際、現在地からゴールまでの行動を細分化し、個々のプロセスの難易度やかかる時間、発生する可能性のあるトラブルなどを分析するので、行動し始めてから方針を変える必要がありません。

当初は予想していなかったトラブルが発生したとしても、計画性のある人はそういった不測のリスクも考慮して、余裕のある計画を立てているケースが多く見られます。

つまり、計画性のある人は、行動を開始した時点ですでにゴールまでの道筋が完成しているのです。

行動を開始すれば確実に成果を出せる目標達成能力の高さは、社会人として働くうえで大きな強みとなるでしょう。

【計画性で自己PR】企業が期待していること

計画性とはその名の通り、なにか目的や目標を定めた後そのゴールに向けてやるべきことを明確化し計画立てて達成をしていく能力です。

企業は計画性のある就活生のどのようなことを期待しているのでしょうか。

計画性がある就活生に企業が求めること
  • マネジメント
  • 着実に業務を遂行すること
  • 効率的に仕事をすること

マネジメント

企業では日々さまざまなプロジェクトが、複数の人の協力のもとに動いています。

仕事現場で何か目的を遂行していく際に課題となるのは、自分自身のことだけではなく、さまざまな人をどう動かしていくかが重要です。

何がプロジェクトの弊害となり得るのか、事前にリサーチを怠らないことも計画性のひとつです。

また、部下や同僚など、関わるメンバーに指示だしをきっちり行い、納期に間に合うように作業分担をしていくことも計画性が問われるのです。

計画性がある=プロジェクトや関わる人に対するマネジメント力があると判断されることがあると理解しましょう。

着実に業務を遂行すること

仕事を行う上で、ケアレスミスは納期倒れは避けたいものです。

計画性がある人は、小さなこともしっかり確認し進める能力があり、決められたスケジュール内に物事を進めていくことができるでしょう。

スケジュールを立てて終わりではなく、立てた目標に対して着実にコミットできる能力が求められます。

効率的に仕事をすること

計画性があるという言葉は、効率が良いとも置き換えられます。

無駄な動きをなくしスピード感を持って最短ルートで目的を成し遂げていく計画性は、企業で売り上げを追及する上で必須スキルなのです。

仕事を進める上で人的コストが必ずかかりますが、計画性を持ち、残業せずに決められた時間内にパフォーマンスができる人は生産性がある人として重宝されるでしょう。

限られた時間で結果を出すことができる

計画性がある人に企業が求める特徴には、限られた時間で結果を出すことができることも挙げられます。

企業にとって業務の期限を守ることは非常に重要です。

計画性のある人はプロジェクトの全体像を把握し、各段階で何が必要かを見極めることができます。

例えば、大規模なプロジェクトにおいては、最終期限を見据えながら逆算して各タスクの開始時期や必要なリソースを計画します。

このようにして、適切なタイミングで作業を進め、限られた時間内で目標を達成することができるのです。

また、予期せぬトラブルや変更が発生した際にも柔軟に対応しながら、結果を再調整する能力も求められます。

計画性がある人はこうした状況にも冷静に対処し、結果を出す力を持っているのです。

タスクの優先順位付けができる

タスクの優先順位付けができることも、ぜひともアピールしたいところです。

仕事においては多くの課題やタスクが同時に発生することは珍しくありません。

計画性のある人はこれらのタスクを整理し、どのタスクを最初に取り組むべきかを判断する能力を持っています。

例えば、プロジェクトの進行中に急な依頼や変更が発生した場合は、タスクの重要度や緊急度を見極め、最適な順序で作業を進めることが求められます。

優先順位付けができる人がいると、業務の効率化や品質向上にもつながるのです。

広い視野を持っていること

広い視野を持っている人は積極的にアピールしましょう。

広い視野を持っていることをアピールすることで、物事を多角的に見て客観的に判断する能力があることを示せます。

計画を立てる際には、目先のタスクだけでなく、全体の流れや将来の展望も考慮することが求められます。

例えば、新しいプロジェクトを開始する際には、短期的な成果だけでなく、長期的な影響などについても考えなければなりません。

広い視野を持つ人は、様々な角度から物事を分析し、バランスの取れた計画を立てることができます。

また、この視野の広さは他の場面でも活かされることが多く、例えば異なる部門やチームとの協力や複数のプロジェクトを同時に進める際にも役立ちます。

このように、広い視野を持つ人物は柔軟で創造的な解決策を提供し、組織全体の成功に貢献することが期待されているのです。

【計画性で自己PR】自己PRを作成する準備

人事が求めている自己PRは、どのようなものかご存じですか?

人事の心を掴むのは、短く簡潔なものです。

できれば自身の口で伝える際にも、1分程度で話し終えることができるような、短めの文章を作成できるとベストです。

多くの企業では、事前に自己PR時間が設けられています。

たくさんの就活生が訪れる人気の企業の場合、一人あたり1分程度の時間しか用意されていない可能性もあります。

1分という短いアピール時間でどれだけ自分の魅力を伝えることができるかが、内定を勝ち取る鍵となるでしょう。

あまりにも長い時間を使って自己PRを続けてしまうと、他者のことを考えられない自己中心的なイメージを与えることもあります。

注意しましょう。

好印象を与える基本的な自己PR方法 
  • 過去の背景やエピソードを書き出す
  • 企業の求める人物像やスキルを把握する

過去の背景やエピソードを書き出す

自己PRをする際には、自身がこれまで経験してきた過去のエピソードが大いに役立ちます。

たとえば、サークルや部活動で得た成果や問題を解決するための行動などを通して自身の魅力をアピールすることができるでしょう。

過去の棚卸しをすることで自信のスキルや人間性の素晴らしさを見つけることができます。

さらに自分の魅力と志望する企業の社風がマッチしているのかを見極めることも可能です。

学生時代にどんなことを頑張ってきたのか、どのような実績や結果を得ることができたのかに注目してみましょう。

もちろん、誰もが絶賛するような素晴らしい経験でなくても構いません。

あなた自身の人柄をアピールできるエピソードを見つけてみてください。

自分が一生懸命向き合ってきたエピソードがあれば、部活でもアルバイト経験でも構いません。

人事はあなたの人柄を見ており、これまでの経験や実績を問うわけではないのです。

誰もが認める素晴らしい経験や実績に囚われることなく、自信を持ってこれまで自身が経験してきたエピソードを書き出してみましょう。

過去のことを思い出して紙に書き出してみる際には、大学時代だけでなく、中学時代や高校時代にまで遡ってみることも大切です。

たくさんの過去を思い出してみることで、自身の魅力を豊富に見つけやすくなります。

計画性を長所として話す学生は多くいます。

彼らとの差別化を図るためには、実際に計画性を発揮したエピソードを話すことが重要になってきます。

それも日常の何気ないエピソードを話すのではなく、汎用性の高い内容にするように意識してください。

つまり、その話を聞いた企業の担当者が「それほどの計画性ならば、是非弊社に招きたい」と思わなければいけないのです。

そのためには具体的であることも重要です。

しかし、きっかけから計画、実行、そして結果といったところまでを順序立てて分かりやすく説明できなくてはいけません。

この部分が煮詰まっていないという人は、先ずはエピソードの選定、次に話の構成という順番で行ってみましょう。

可能であれば友人などに手伝ってもらいながら、模擬面接をしてみると良いでしょう。

企業の求める人物像やスキルを把握する

自己PRは、ただ自分の魅力を伝えただけでは人事にポジティブな印象を与えることはできません。

もっとも重要視したいのは、企業が求める人物像を把握したうえで作成することです。

企業が求める人物像と合ってしていなければ、高評価を得ることは難しくなります。

企業側が求めている人物とは、入社後に自社に貢献してくれる人です。

自社に適した能力や人間性を持ち合わせているか、さらに仕事への意欲が高いかといった点にも注目しています。

問題解決能力やリーダーシップ力のほかにも、目標に向かって突き進むチャレンジ精神を兼ね揃えている人物は、業績を上げたい企業にとって欠かせない人物です。

企業が求める人物像やスキルを把握し、それに見合った自己PRを作成すると高評価を得やすくなります。

まずは企業研究に力を入れましょう。

自己PR文を一通り書き出した後は企業側が求める人物像やスキルと合っているか、照らし合わせる作業を行うと安心です。

企業目線で自己PRを作成していくことも内定を勝ち取るコツです。

どんなに素晴らしいスキルや長所を持ち合わせていても、企業側が求める人物とマッチしていなければいい結果を得ることはできません。

自己PR文を作成する前には必ず企業研究を行ってみてください。

企業が求める人物像や社風を把握するほかにも、OB訪問などを行いしっかりと企業研究をすると説得力の高い自己PRが作成できます。

企業目線で自身の強みをアピールし、自己PRの質を上げることを意識してみましょう。

【計画性で自己PR】アピールするべきポイント

計画性は企業で仕事を遂行するうえでも不可欠なことであり、アピールポイントとしては適切な内容の一つです。

もっとも、計画性といってもどのような計画性であるのかが伝わらないとどういった行動をとれる人なのかが伝わりません。

また、計画を立てるのが得意なだけで実行力が伴っていなくては意味がありません。

企業としては計画を立てるのがうまいだけでなく、その計画に従って行動し目標をスムーズに達成できることや途中でトラブルに見舞われても臨機応変に計画を見直したり、立て直したりすることで計画を最後まで遂行できるような人を評価するからです。

では、計画性をアピールする際には、どのようなポイントを押さえればよいのか見ていきましょう。

計画性をアピールする際のポイント 
  • 一番伝えたいことは最初に伝えよう
  • 計画性があることを別の言葉で言い換える
  • 計画性を発揮したエピソードを具体的に説明する
  • 入社後に計画性を発揮する意思を伝えよう

一番伝えたいことは最初に伝えよう

自己PRで自分の計画性を伝えるときには、まず最初に結論から述べるようにしましょう。

結論が後回しになってしまうと、自己PRのインパクトが弱くなってしまう可能性があります。

また、結論を最初に持ってこないと、採用担当者は最後まで聞かないと自己PRの内容を知ることができませんので負担に感じてしまうかもしれません。

途中で興味を失ってしまい、最後まで聞いてもらえなくなる可能性もあるので、注意が必要です。

「私の長所は○○です」というように、最初に結論を話しておけば、内容も簡潔でわかりやすくなるので、採用担当者の印象に残りやすくなります。

自己PRを作る際には、結論ファーストを意識するようにしてください。

計画性があることを別の言葉で言い換える

単に「計画性があります」と伝えるだけではどのような計画を立てる人なのか、実行力が伴うのかが伝わりにくいです。

そこで、あなたの計画性の魅力が具体的に伝わりやすいよう別の言葉に言い換えるのがポイントです。

たとえば、「私の長所は必ず決めたとおりに目標を達成することです。」
「計画遂行力が自慢です。」
「自己管理能力に優れていることです。」
「時間管理が得意です。」
「物事に優先順位を付けて行うことが得意です。」などに言い換えてみましょう。

より具体的な長所として伝えることができます。

単に計画性では、他の人と差別化ができない場合もあります。

そのためよりわかりやすく表現してアピールすることで、単純に計画性を挙げるだけのほかの応募者との差をつけられます。

ストレートに自分には計画性があるとアピールするよりも、わかりやすく言い換えたほうが採用担当者も応募者が伝えたいことがより理解しやすくなることでしょう。

言い換え表現の事例をいくつかご紹介しますので、参考にしながら自己PRを考えてみてください。

言い換え一覧

自己PRで計画性の言い換えとして使えるのは、以下のような表現です。

・スケジュール能力がある
・危機管理能力がある
・効率的に進めることができる
・自分で目標を設定できる
・物事の優先順位を決めることができる
・決められた期限や納期を守ることができる
・人との約束を守ることができる
・最後まで責任を持つことができる
・業務効率を考えて取り組める
・目的を理解できる

「私には、計画性があります」とだけ伝えるのでは、少し物足りない感じがします。

信頼性の高さをアピールできれば、この人ならば、安心して仕事を任せられると思ってもらえるようになります。

内定が貰える可能性も高くなるかもしれません。

社会に出たら、信頼性の高さは、非常に大事なものとなりますので、自分の計画性をアピールしつつ、同時に自分の信頼度も伝えておくと良いでしょう。

さらに、「危機管理能力がある」という言い換えを使うことで、リスクマネジメント能力があることも採用担当者にアピールすることができます。

このほかにも、計画性の言い換えができる表現はいろいろとあります。

自分にあった言い換え表現を見つけて、上手に伝えるようにしてみてください。

計画性を発揮したエピソードを具体的に説明する

計画性を別の言葉でわかりやすく伝えても、それだけでは足りません。

計画倒れになっていないか、計画だけ立てて満足してしまうのではないか、本当に計画を達成できる人なのかがわからないと長所として伝わりません。

自分の長所として挙げた計画性に基づいて具体的な目標や目的、プロジェクトなどを達成したエピソードを説明するようにしましょう。

実際の事例に当てはめて自分の計画性をアピールすることで、計画を立てるだけでなくそれを実行できる行動力と計画通りに遂行できる計画実践力がある、有言実行なタイプだと伝えることができます。

入社後に計画性を発揮する意思を伝えよう

自分が経験した具体的なエピソードを伝えたら、今度は、その経験や長所とする計画性を入社後にどう活かしたいかをアピールして結びましょう。

計画性や計画を遂行する能力は社会人として求められる能力の一つですが、志望した企業でどのように活かせるのかを具体的に説明できないと、入社意欲が伝わりません。

志望している職種の業務を遂行するうえで、計画性を持って遂行することで生産効率や業務効率を上げて御社に貢献したいなどといった内容でまとめましょう。

【計画性で自己PR】注意点

事例を述べる際には、受動的ではなくて、自分が自ら行動したことを伝えるようにすることも重要になってきます。

自己PRで計画性を伝える際の注意点について、項目ごとに見ていきましょう。

自己PRで計画性を伝える際の注意点 
  • 差別化が必要
  • 伝え方に注意
  • 羅列的にならないように気をつけよう
  • 「計算高い」というイメージを持たれないように

差別化が必要

計画性は魅力的なアピールポイントです。

しかし、アピールしやすさ故にどうしても他の学生とかぶってしまうリスクがあります。

そのため、差別化が重要です

差別化のために重要なのが自分らしさに重点を置くことです。

自分の計画性がどのように活かされたのか、そのときどのように考えて行動したのかなど、自分にしかないエピソードを考えてみてください。

掘り下げていくと自分らしいアピールができるようになります。

羅列的にならないように気をつけよう

自己PRは自分の長所をアピールするいい機会です。

そのためどうしても伝えるエピソードを一つに絞り切れず羅列的になってしまうかもしれません。

自分を上手にアピールするには、ある程度エピソードを絞ってみることが重要です。

一番自分らしさをアピールすることができる経験はどれか分析しましょう。

自己PRに使用するエピソードは一つか二つ程度に抑えておくと良いです。

エピソードは量よりも質です。

自分らしさをアピールできるエピソードを掘り下げて企業から好印象を獲得しましょう。

マイナスなイメージを持たれないように

計画性が高いことは悪いことではありません。

しかし、伝え方次第では「計画性が高い=計算高い」という印象を採用担当者に与えかねませんので、気を付けたほうが良いでしょう。

一般的に、「計算高い」人物に対しては、他人を出し抜いたり陥れたりするマイナスイメージがあります。

そのようなネガティブな印象を採用担当者に与えてしまうと就活に不利になってしまうかもしれません。

自分の計画性の高さを自己PRで伝える場合には計算高い人物だという誤解を与えないように注意して、表現の仕方を工夫するようにしてみてください。

長期間の計画も立てられることをアピール

計画性があることを伝える時の具体例として、長期間の計画を立てられることをアピールするのも選択肢の1つです。

計画性があるとアピールするからには、短期的な計画を立てられるだけでは不十分です。

したがって、長期的な計画を立ててそれをうまく実行したことについても説明する必要があります。

あなたがこれまで数ヶ月や半年、1年以上など長期間にわたって計画を立て、それを着実に実行した話があれば、ぜひともアピールするようにしましょう

【計画性で自己PR】計画性を自己PRとして伝える際の基本構成

自己PRで計画性をアピールする学生は少なくありません。

そのため、計画性というフレーズだけで、採用担当者が目を留めるということはまずないでしょう。

ありふれた題材にしないためには、自分の経験を踏まえたエピソードを挙げて、それが仕事にどのようにプラスになるか期待感を持たせることが大切です。

その人がどんな人なのか、物事をどう考えて行動するのかがわかることで、初めて対象者に興味を惹かれることになります。

それではどうすれば魅力的な文章が作れるか、おすすめの構成を紹介しましょう。

計画性を自己PRとして伝える際の基本構成 
  • 結論:私の自己PRは計画性があることです(アピールポイント)
  • 理由:なぜならば、〇〇で〇〇ということがあったからです
  • エピソード:私は〇〇で〇〇をしていました
  • 問題:その経験で〇〇という問題に直面しました
  • 行動:私は〇〇と考え、〇〇を行いました
  • 結果:その結果、〇〇となり、〇〇に大きく貢献しました
  • 結論:その経験を活かして貴社では〇〇で貢献していきたいと考えております

結論:私の自己PRは計画性があることです(アピールポイント)

ビジネス文書ですので、まず最初に結論がきます。

ここでは計画性があることを伝えるのが目的ですので、最初にこの部分から始めましょう。

ただし前項でも述べた通り、計画性にはさまざまな言い換え表現があります。

単に計画性があると書く以外にも方法はありますので、自分のエピソードに沿う言葉選びをすることもポイントです。

たとえば、「私の自己PRは、目標を達成するために細かくプランニング出来ることです。」「私の自己PRは、物事を効率的に進められることです。」などといった言葉から始めても、計画性をアピールする文章を作ることができます。

読み手にとっても聞きなれたフレーズより、興味を惹かれやすい書き出しです。

 理由:なぜならば、〇〇で〇〇ということがあったからです

なぜそのような結論に至ったか、その理由となるものを書きます。

なぜ自分にはスケジュール能力があると自覚したのか、なぜ物事を効率的に進めることができると自負しているのか、その理由を述べるフレームです。

説得力を持たせるためには、なんらかの経験があり、そう自覚したという流れにすることが大切です。

自己申告である以上、嘘ではないと思ってもらえる構成にしなければなりませんので、実体験に基づく自負であることを明記してください。

たとえば、「なぜならば、大学2年のときからアルバイトリーダーとして書類管理を行っていたからです」といった理由が妥当でしょう。

 エピソード:私は〇〇で〇〇をしていました

エピソードは、理由となった体験の概要を説明するフレームです。

前述の例文なら、どんなサークルか、どんなアルバイトかなどをざっくりと紹介します。

ここで仕事の詳しい内容や、なぜそれを選んだかなどといった掘り下げはいりません。

ただ、なにか特徴のあるサークルやアルバイトであれば、話が広がるきっかけになったり自分の人となりのアピールになったりする可能性もあるため、触れておくと良いでしょう。

特に、応募先企業と親和性の高い内容であれば、志望度の高さにも関係してくるのでぜひアピールしてください。

たとえばカフェを展開している企業への応募で、系列のカフェでスタッフをしていたなどというエピソードは、好感度アップにつながります。

 問題:その経験で〇〇という問題に直面しました

最初に述べた結論を意識して、そこにつながる問題や課題を挙げるフレームです。

何の引っ掛かりもない日常ではなかなか自分の強みを発揮する局面はありませんが、なんらか問題に突き当たったときに自分の良さが表面化することは良くあります。

エピソードで挙げた経験の中で、何か越えるべき壁が現れたことをピックアップし、それを解決するために強みを発揮したことにつなげましょう。

たとえば前述のカフェスタッフでいえば、「その経験で、いつも月末になるとフロアに人手が足りなくなる問題に直面しました」といったように、第三者でもすぐに理解できる問題・課題を取り上げるのがセオリーです。

 行動:私は〇〇と考え、〇〇を行いました

突き当たった壁を乗り越えなければならなくなり、初めて自分の強みとなる計画性が発揮される局面となりました。

このフレームは一番重要な自分の行動に関して述べるフレームであり、自分がどのように考え具体的に行動をしたかを、しっかり述べる必要があります。

前述の例で言えば、肝心なときに人手が足りなくなるのはなぜか、自分なりに考え行動を起こしたことを書く必要がありますので、「私は月末に処理する書類の量が多すぎると考え、一部の作業を月中に移行することを店長に提案しました」といった建設的な行動を挙げることができます。

この行動であれば、問題を的確に捉え、解決のための道筋をロジカルに思考できることもアピール可能です。

 結果:その結果、〇〇となり、〇〇に大きく貢献しました

具体的な行動の結果、改善を見たという成果をアピールするフレームです。

ここで説得力を増すためには、可能な限り数字を出すことです。

学生の立場で売上など具体的な数値を把握することは難しいかもしれませんが、自分の業務範囲でも一定の数量的把握は可能となります。

前述の例では月中にも書類作業を実施することになりましたが、「その結果、月末にもフロアに人手が回せるようになり、お客様をお待たせしてしまう時間を10分から5分に短縮することに大きく貢献できました」といったように、自分で把握できる範囲でも十分に説得力ある数的な成果をあげることができます。

数字は誰もが客観的に理解できる形ですので、ぜひ数字で成果を表現しましょう。

 結論:その経験を活かして貴社では〇〇で貢献していきたいと考えております

自己PRの結論として、自分の強みが相手企業への貢献につながることをアピールするフレームです。

計画性があることで問題が改善し、プラスの成果を生むことができるなら、企業としても十分に期待できる能力と認められます。

「その経験を活かして貴社では営業事務として貢献していきたいと考えております」といった締めくくりが良いでしょう。

【計画性で自己PR】例文4選

ここからは計画性を長所とした自己PRを紹介していきます。

参考にして、採用担当の方にしっかりとアピールできるようにしましょう。

例文1: 大学受験

例文

私は物事を具体的に考えることが得意です。

高校生時代、部活の引退が遅かったこともあって、大学受験に備える時間が周りの人よりも少なかったのですが、先ずは受験の計画を綿密に練ることにしました。

一日の学習時間や模試の日程調整などは当然のこと、起床時間から食事の時間まで、学習以外のタイムテーブルについても詳細に定めることで、規則正しく、計画的に学習に取り組むことに成功しました。

また、人が連続して集中できる時間には限りがあるということを考慮して、学習と休憩のバランスについても、トライアンドエラーを繰り返しつつ、徐々に調整していきました。

結果的に、平日は1日5時間、休日は8時間の学習を無理なく継続することに成功し、大学も無事に第一志望の○○大学に合格することができました。

過密なスケジュールでも、限られた条件下でも目標を達成するため、最善とされるプランを考える力は、貴社に入社した後も大いに役立つと思います。

例文2:学業

例文

私の強みは必ず決めたとおりに目標を達成することです。

スケジュール力に長けており、目標を決めたら、それをいつまでに達成するかを決め、いつ何をやるかを計画表に書き込んでいきます。

高校時代、希望する大学に入るために定期試験で常にトップ10に入ることを目標としていました。

試験の日と科目や範囲が発表されると、その日に向けてすべての教科と範囲が網羅でき、3回ずつ繰り返せるよう、まずは計画表を作って計画を立てました。

実際に行ったら線で消し、どうしても計画通りにできなかったことは別の日に描き直して、当初の計画は必ずスケジュール内で行うように実践していきました。

その結果、常に3位以内をキープし、希望の大学への推薦をもらうことができました。

御社での業務を遂行するうえでは、納期がとても重要になり、短期間での達成が迫られることもあります。

しかし与えられた課題や締め切りに沿って、それが達成できる実のある計画を立てることでスケジュール通りいかない場合でも柔軟に修正しながら、目標を達成できる能力が活かせると考えています。

例文3:サークル

例文

私は旅行の計画を立てるのが得意です。

大学で所属していたテニスサークルでは、年に3回合宿やイベントとしての旅行をするのですが、大学2年時からずっと旅行の幹事を務めてきました。

候補を絞ったうえで、行きたい場所を多数決の投票で決めます。

多くの人が行きたいと思ったところをターゲットに、観光スポットのセレクトや時間配分などのスケジュール宿泊先選び、交通手段の選定や予約を行います。

地方ではバスが1時間に1本ということもあるので、巡るルートや時間設定には特に気を遣いました。

おかげで初めての場所でも、毎回20名近いメンバーが不満なく、楽しめる旅行を遂行することができました。

団体旅行のツアーを企画、提案販売する御社において、学生時代に培った実効性のある計画力を活かせると考え、志望いたしました。

例文4:アルバイト

例文

私の長所は計画性があることです。

ある日、アルバイトとして働いていたカフェで1か月間5%オフキャンペーンを実施することになり、売り上げを10%上げることが目標に設定されました。

そこで私はお店のSNSアカウントを活用してキャンペーンや新メニューについて投稿し、キャンペーン開始前から情報を発信することで、開始と同時に多くのお客様が来店できるよう準備しました。

取り組みの結果、売り上げは目標の10%を大きく上回り、20%以上向上しました。

また、計画的に準備を進めたことで、全員が効率良く動き、混雑していてもスムーズに商品を提供できました。

この経験から、計画的に行動することで、目標の数字を達成できることを学びました。

今後、この計画性を活かし、貴社でのプロジェクト管理や業務改善に貢献したいと考えています。

物流の効率化やコスト削減を目指すプロジェクトにおいて、綿密な計画を立てて実行し、目にみえる成果を残し、貢献します。

 【計画性で自己PR】計画性をアピールするNG例文

自己PRとして計画性をアピールする場合、NGとなるのはどのような文章でしょうか。

自分の長所として計画性をアピールするので、それがありきたりな内容だったり、根拠のないような話だったりすると自己PRとしてはあまり効果的ではありません。

以下にNGとなる例文を挙げますが、もしもあなたがこれと同じような文を考えているのであれば、一度見直しが必要です。

自分の計画性をアピールしたいのであれば、せっかくなので効果的にアピールできるように考えましょう。

計画性をアピールするNG例文 
  • NG例文1: 当たり前の内容をアピールする
  • NG例文2: 具体的でない

NG例文1: 当たり前の内容をアピールする

例文

私は旅が好きなので、よく旅行に出かけます。

その際は必ず早い段階で旅行の準備をします。

計画的に準備することが好きなので、準備を始めるのは2週間ほど前です。

この時にいろいろなことを予測して、前もって備えるように準備をしています。

たとえば、突然雨が降るかもしれないという可能性です。

折り畳み傘やカッパなどの雨具を必ず持ち歩くようにしていて、それによって想定外の事態にも対処できます。

計画的に用意しておかなければ、突然の雨にも対応できないため、自分の計画性が活きていると思います。

入社してからも自分のこの計画性を活かして、想定外の事柄にも動じず、スムーズに仕事ができるように努力したいです。

point

上記の例文のNGな部分は、そもそも旅行の準備をするというのは誰しもがやることで、当たり前ということです。

どんな人でも旅行の準備はするものなので、特に個性を感じることもなく、あまり印象的なアピールではありません。

また、前もって備えておくのが得意というイメージが強く出ていて、計画性のアピールをしたいというよりは、慎重さや神経質さを感じる文です。

もしも自分の計画性をアピールしたいのであれば、より計画的な部分がわかるようなそれに特化したアピールをするべきです。

たとえば、旅行の道のりをあらかじめ決めておき、見たいものを効率良く見られるように考えているなどの文章が良いでしょう。

実際の体験談を交えながら文章をより具体的に構築できれば、印象的なアピールになるはずです。

NG例文2: 具体的でない

例文

私は計画性があることが長所だと思っています。

何か物事を始める時には必ずしっかりした計画を立てるようにしています。

もしもうまくいかなくても良いように、その場合の対処法まで最初に考えて、不安要素をなくしてから実行するのが基本です。

それによって、計画を進めている間も不安なくスムーズに進めていくことができます。

たとえ、不測の事態が起きたとしても対処方法を考えてあるので問題ありません。

そのうえ、余裕があれば失敗した人のサポートも可能です。

計画性があるということによって、自分に余裕が生まれるのは非常に良いことだと思っています。

入社してからも自分のこの計画性は活かせると考えています。

存分に自分の良さを活かして御社の発展に貢献していきたいです。

point

上記の例文には特に具体的なエピソードなどがないため、客観性に欠けるアピールになっています。

実際の体験談などがないと、それが本当かどうかわかりません。

納得できるような根拠がなければ、効果的なアピールにはならないのです。

計画性という事柄を話すものとして、内容自体は悪くないですが、根拠付けを怠らないようにしましょう。

実際に経験したうえでする話と、なんとなくでする話だと、前者のほうが圧倒的に説得力が高いです。

特にエピソードとして語れるものがないのであれば、別の長所を探したほうが良いかもしれません。

大勢の志望者の中から人を選ぶとすると、やはり印象的なエピソードを話す人のほうが印象に残るものです。

効果的な自己PRとするためにも、自分が自信を持って話せるエピソードを考えてみましょう。

【計画性で自己PR】自己PRとなる計画性を面接で存分に発揮しよう

なるべくならば勉強や資格、部活や、アルバイトなど硬派なエピソードを面接では話すようにしましょう。

例文では、受験勉強を例にして計画性があることを話しましたが、この題材だときっかけと具体的な計画、や最終的な結果が非常に分かりやすいというのも強みになります。

話の要所に、それらの要素がきっちりと入っているか、というのが、良いPRかどうかを見分けるコツとなるので、参考にしてみてください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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