就活面接の自己PR、チャレンジ精神はアピール材料になる?

何かに挑戦していく姿勢、というのは働く中で非常に重要なものになります。

それは誰にでもできることではなく、またチャレンジした人にしか見えない景色、というのも存在するのです。

そんな気持ちや考え方を武器にしていて、面接でチャレンジ精神をPRしたい学生も多いことでしょう。

では、チャレンジ精神を企業の採用担当者にPRする際には、どういった部分を工夫すれば良いのでしょうか。

また、反対に注意点などはあるのでしょうか。

今回は「チャレンジ精神」という要素を就職活動の面接でPRする際のポイントをご紹介します。

実際の例文も記載しているので、このポイントのアピールを検討している人は参考にしてみてください。

【自己PR:チャレンジ精神編】大前提に、チャレンジ精神という言葉は使うべきではない

就活の面接では、様々な長所や個性を多くの学生がPRします。

中には珍しいものもあるでしょうが、何千人もの学生の面接をこなしてきた採用担当者からすれば、一度は聞いたことがあるようなPRばかり、というのが正直なところです。

それは台本だけではなく、PRするテーマに関しても言えることですが、中でもチャレンジ精神や忍耐力、行動力といった要素はありがちなテーマと言えます。

学生側としても話を広げやすいテーマですし、気軽に企業側の人間に好印象をもってもらえそうなワードなので、好んで使われるのでしょう。

チャレンジ精神をアピールすること自体は悪いことではないですし、むしろ有効なテーマではあるのですが、話す際には別の言葉に言い換えるようにしましょう。

連想ゲームのように、チャレンジ精神を別の言葉に言い換え、なるべく自分しか思いつかないような切り口で語れるよう意識しましょう。

【自己PR:チャレンジ精神編】具体的なエピソードも交えて話そう

チャレンジ精神に限った話ではないのですが、自分が相手に伝えたい長所を語る際には、できる限り実際に体験したエピソードも盛り込むようにしましょう。

単純にチャレンジ精神があります、と口で言うよりも、相手の共感を得られやすいです。

また、エピソードをただ語るだけではなく、どういった過程でチャレンジしたのか、どういう部分を難しく感じ、そこに対してどういった工夫をしたのか、という部分まで話せると良いです。

それ以外にも、チャレンジをした動機についても話せるようにしておきましょう。

実際に挑戦した話も魅力的ではありますが、企業の人間側が最も気にしているのは「どうして挑戦しようと思えたのか」といったきっかけに関する部分です。

自分の話にはしっかりとその部分が語られているか、入念に確認しておきましょう。

自己PRでチャレンジ精神をアピールする際の構成

就職活動ではほぼすべての企業で自己PRの提出が求められます。

正しい書き方をマスターして効果的に採用担当者へアピールできるようにしましょう。

ここでは「TOEICで800点を目指した」という経験をテーマに自己PRでチャレンジ精神をアピールしたい時の構成について説明します。

企業の求める人物像として「チャレンジ精神」を掲げる企業は多く、自己PRでチャレンジ精神をアピールすることは高評価につながりますので、ポイントをしっかりとおさえておきましょう。

自己PRの結論(チャレンジ精神があります)

自己PRでは書き出しが非常に大切です。

就職活動がはじまれば企業には数多くの履歴書やエントリーシートが提出され、採用担当者はそれらの書類に毎日目を通しています。

ですから、回りくどい表現で何を言いたいのかわからないようなものや、内容が通り一遍で薄っぺらいものはまったく印象に残りません。

履歴書やエントリーシートを書く時には「この学生の話を面接で聞いてみたい」と思わせることです。

そのためには第一印象がとても重要になるので、書き出しには気を使うようにしましょう。

では、具体的にどうすればよいのでしょうか。

答えは簡単で、自己PRをする時には冒頭に結論を持ってくるようにします。

チャレンジ精神をアピールしたいのであれば、最初に「私にはチャレンジ精神があります」と宣言してしまうのです。

こうすることで話の内容がまとまりやすくなりますし、採用担当者に話の内容に興味を持ってもらえます。

チャレンジ精神を発揮したエピソードの概要

冒頭でまず結論を書いたら、その次に具体的なエピソードを伝えます。

ここで言えば「なぜTOEICで800点を目指そうと思ったのか」「そのためにどのような努力をしたのか」といったことについてです。

エピソードを記入する際に注意したいのは、抽象的な表現はできるだけ避けるようにすることです。

ただ単に「英語の勉強を一生懸命頑張りました」というだけでは内容が曖昧すぎてアピールにはつながりません。

自分が目標に向かってどのような努力をしたのかについて客観的で具体的な内容を書くようにしましょう。

内容に具体性を持たせるためには数字などを上手に取り入れるのがオススメです。

「毎日英語の勉強を頑張りました」と書くよりも「1年間にわたって毎日3時間の勉強を欠かしませんでした」と書いたほうが客観的に努力の内容を理解できるので、文章に説得力が出ます。

エピソードで出た課題

自己PRを記入する時は、企業が何を求めているのかを意識して文章を考えるようにします。

学生の中には「英語が苦手だった私が1年間一生懸命に英語を勉強した結果、TOEICで800点を取れました」と事実しか書かない人がいますが、これはNGです。

採用担当者はエピソードを通じて「どのような課題が生まれ、その課題をどのように克服したのか」を知りたいのですから、「アルバイトが忙しくて勉強時間の確保が難しかった」といったようにエピソードで直面した課題についても必ず触れるようにしましょう。

実際に行動したこと

エピソードで出た課題を書いたら、次にその課題を解消するためにどのような行動を起こしたかについて書いていきます。

「アルバイトが忙しくて勉強時間の確保が難しかった」という課題に対してなら、「スマホアプリを利用して通学時間や休み時間などのすき間の時間を有効活用した」「日常生活の中で海外からの留学生に英語で積極的に話しかけて英語力を磨いた」「アルバイトで学習塾や家庭教師の英語の講師をして英語に触れる時間を意識的に増やした」といった具合です。

実際の行動を説明することで「自分には目標を達成するための向上心がある」「どんな困難にも立ち向かうチャレンジ精神がある」とアピールできます。

行動した結果どうなったか

直面した課題に対して自分なりの解決策を講じたことで、どのような結果が出たのかについても忘れることなく記入しましょう。

この時も単に事実だけを述べるのではなく、客観的なものさしとなる数字などを使うと上手にアピールできます。

具体的には「TOEICで800点を取れました」ではなく「去年は500点だった私が1年間の勉強で800点を獲得しました」と記入することで、去年の得点が比較対象となって1年間の努力の具合が理解しやすくなります。

締め(会社への貢献)

自己PRの最後には、エピソードによって学んだことが、入社してからどのような場面で活かせるのかについてもアピールしていきましょう。

企業が最終的に学生に求めるのは、「入社してから会社にどのような貢献をしてくれるのか」ということです。

極端な言い方をすれば、どんなにチャレンジ精神が豊富であっても、それを仕事の中で活用できないのであればまったく意味がないのです。

会社への貢献を説明する際は、自分のキャリアプランとリンクさせるのがオススメです。

自分は将来どのような活躍をしたいのか、そのためにチャレンジ精神がなぜ必要になるのかということを説明することで、アピール度は格段にアップします。

【自己PR:チャレンジ精神編】企業がチャレンジ精神のある方に求めていること

リスクも考えた上でチャレンジできる人

自己PRで人気の項目として、「チャレンジ精神」がありますが、それでは企業は「チャレンジ精神」としてどのような事を求めているのか。

やはり、最初に「リスクも考えた上でのチャレンジ」という事を求めています。

ただチャレンジするよりも、リスクがあるチャレンジができる人材は今の不安定な社会にとても魅力的に映ります。

実際に自己PRで発言する際は、必ず、「リスクを考えた上で、チャレンジした経験」の具体例を出すようにしましょう。

もちろん、結果に関しては失敗でも成功でも構いません。

あくまで企業は「しっかりチャレンジした姿勢」や「チャレンジする意欲がある事」を求めていますので、ちゃんと評価してくれます。

1人ではなく周りを巻き込んでチャレンジできる人

次に、「一人ではなく、チームを作ったり、周りを巻き込みながらチャレンジできるか」ということを企業は求めています。

もちろん、一人がダメというわけではありませんが、会社は組織で動くものですから、「周りを巻き込んでチャレンジできる人」の方がより重要視されます。

仕事において、新しい企画や、新商品開発を行うことは日常茶飯事です。

そんな時、チームにどのような意志を持って取り組んでいるのか、このプロジェクトがこの会社にとってどのような利益をもたらすのかをしっかり共有したりできる人材は、会社にとって欠かせない存在になります。

常に新しいものを取り入れて成果につなげていく人

最後に「常に新しいものを取り入れて成果につなげていく人」かどうか、ということがあります。

チャレンジ精神を持っているとはいえ、過去に同じような事をすでに誰かがやっている事をチャレンジしても、それは評価されにくいです。

常に新しいものや情報を取り入れて、それを踏まえてチャレンジし続けることが企業にとってはプラスになります。

これを面接で伝える際は具体的な経験を話すとよいでしょう。

例として、

わたしの強みとして、チャレンジ精神があります。

実際に新しいものを取り入れて、成果につなげた経験があります。

大学3年の時に、研究で集まったデータをローカルフォルダに保存していましたが、データ量が多くなってしまい、保存方法を変える必要性が出てきました。

そのため、クラウド保存にしてはどうか、という提案をして、さらにはデータをオープンソースにすることで、より多くのデータ量を保存できるようになり、かつ、他の似たような研究機関から的確なアドバイスをもらうことができて、研究がより良い方向になりました。

このように過去の経験を具体的に話すことでよいアピールができるでしょう。

【自己PR:チャレンジ精神編】チャレンジ精神を関連づけた自己PR例文

私は何事にも恐れずに飛び込んでいきます。

私がまだ高校生の頃、東北を中心に日本各地に甚大な被害をもたらした東日本大震災が起こりました。

今でも被災地の人々は助けを必要としており、毎年3月11日がきて、テレビなどで特番が組まれたり、新聞で報道されたりする度に私は胸を痛めていました。

高校生の頃とは違い、大学生になってからはバイト代を貯めたり、春や夏には比較的長い休みを貰えたりするようになりました。

この時間を無駄にしてはいけない、この時間だからできることをやらなければと強く思い、大学三年生の春休みに私は福島県でボランティア活動を行いました。

結果的にそこでの経験はかけがえのないものとなり、私の人生観や考え方に多大なる影響を与えました。

何よりも思ったことは、大学生のうちしかない長期休みを有意義に使えたことの満足感です。

この満足感、行動したことによる達成感があるからこそ、私は新しいことにどんどん挑戦していこうと思えるのだと思います。

貴社に入社した場合も、毎日がワクワクするような、そして過ぎた日々を後悔しないような毎日を送るために、常に物事に挑戦し続けていきたいと考えております。

そしてその姿勢は、私だけではなく、会社にとっても良い影響となるものと考えております。

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