就活の自己PRにおいて情報収集力をアピールすることは、非常に効果的です。
近年、SNSやインターネットで、誰もが簡単に情報を得ることができます。
しかし、さまざまな情報の中から正確な情報を見極めて集めることは、誰しもができるわけではありません。
必要な情報だけを取捨選択する能力は、社会人になってたくさんの場面で役立つため、就活でも有利に働くのです。
そして、情報収集力は就活自体にも活かせる大切な要素です。
自己PRをどのように書けば良いか悩んでいる人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
この記事を読んでわかること
- 情報収集力とは何か
- 情報収集力がある人の特徴
- 情報収集力の言い換え表現
- 情報収集力を自己PRする際の注意点
- 情報をキャッチすることが得意
- 情報収集力を自己PRとして伝えたい
- 情報収集力をうまくアピールする方法が知りたい
- 自己PRの例文が知りたい
目次[目次を全て表示する]
【情報収集力の自己PR】企業が自己PRで見ているポイント
まずは、企業が自己PRでどんな点に注目しているのか、重要なポイントを2つ解説します。
企業の意図を把握しておくことで効果的な自己PRができ、採用の可能性も高まるからです。
自己PRは、応募者がどんな学生時代を送ってきたかだけではない、重要な情報が含まれています。
企業は、一緒に働く可能性もある応募者がどんな人で、入社後に活躍できる人材なのかを知りたがっているのです。
それらのポイントについて解説しますので、自己PRを考える前に必ずチェックしておきましょう。
人柄
まず企業が自己PRから見ているポイントは、応募者が自社と合いそうな人柄かどうかでしょう。
あなたがどんな人で、入社することになったら一緒に働きたいと思える人かどうかは企業にとって重要だからです。
会社には長年にわたって、固有の企業文化や風土が作り出されています。
したがって、職場でうまくやっていくためには、職場の空気に馴染めるかどうかもポイントです。
たとえば、大企業で活躍できる人材が、決してベンチャー企業も同じように活躍できるとは言い切れません。
性格や個性は人生経験に影響を及ぼしているので、自己PRのエピソードなどから企業は応募者の人柄を推し量ることができます。
社風に合った人柄だと判断されれば、採用の可能性は高いと言えるでしょう。
入社後活躍してくれるか
また企業は自己PRから、応募者が入社後に活躍してくれるかどうかを見極めていることも多いでしょう。
あなたがどんなスキルを持っていて、職場でどのように活かせるかどうかは採用活動に大きく影響してくるからです。
企業は現状の組織を分析したうえで、強みを伸ばし、弱みを補えるような人材を獲得できるような採用戦略を立てます。
このため、応募者が自社に必要な人材かどうかを確かめるために、自己PRを聞くことは有効な手段と言えるでしょう。
企業が求める人物像は、HPや募集要項などをチェックすると把握できます。
また、会社説明会やOB訪問、インターンシップなどに参加することで仕入れられる情報もあるでしょう。
それを意識したうえで、自分が入社後どのように会社に貢献できるのか、説明できる準備をしておく必要があります。
企業の求める人物像であることのアピールが重要
自己PRをする際には、志望企業の求める人物像に当てはまるスキルや強みをアピールすると効果的です。
企業は自己PRの内容から、自社の求める人物像に合っていると感じた応募者を高く評価します。
そのため、事前に志望企業の求める人物像がどのようなものかを調べることが大切です。
無理に嘘を吐いてまで合わせる必要はありませんが、類似点や共通点、応用することで活かせる強みはないか、自己分析をしたうえで探しましょう。
【情報収集力の自己PR】情報収集力とは何か
そもそも、「情報収集力」とは何を指すのでしょうか。
情報収集力を一言で表すと、「効率的に質の高い情報を手に入れる力」です。
それぞれ詳しく解説します。
- 適切な情報を集める力
- 情報を活用する力
- 関連する情報を手に入れる力
適切な情報を集める力
情報収集力とは、適切な情報を集める力のことです。
ただやみくもに、大量の情報を集めればいいというわけではありません。
さまざまな情報が行き交っているなかで、どれだけ正しい情報か、且つ目的に沿っている情報かどうかが大切です。
そのため、必要な情報と不要な情報を見極めながら、取捨選択をして情報を集めていく必要があります。
就活を成功させるためにも、信用できる経路からの情報収集を徹底し、効率的に必要な情報を手にいれましょう。
情報を活用する力
情報収集力には、手に入れた情報をうまく活用する力という意味も含まれています。
ただ情報を持っているだけでは、有用な情報を行動に活かすことができず、意味がありません。
就活においても、調べて得た情報を実際にESや面接に活かすことが大切です。
調べてから行動に移すことで、さらに説得感も増していきます。
情報収集をする際には、常に「この情報は何に活かせる情報なのか」を考えて、自分の力となるように情報を役立てましょう。
関連する情報を手に入れられる力
調べて得た情報から、さらに関連する情報を手に入れられる力も、情報収集力の一つです。
例えば、志望企業について調べるだけでも、企業理念、事業内容、求める人物像、社員情報、社風、募集ポジションなど、関連情報はどんどん出てきます。
関連情報を次々と手に入れることで、知識に深みが増し、さまざまな場面で応用して活用できるようになるでしょう。
調べたいことが出てきた場合は、その情報を知って終わりではなく、関連する情報はないか意識してみてください。
【情報収集力の自己PR】情報収集力がある人の特徴
では、具体的にどのような人が「情報収集能力」をアピールできるのでしょうか。
- 日頃から調べることが好きな人
- ひとつの事柄を多方面から知るために多様な情報を入手しようとする人
- 情報を分析できる人
以上に当てはまる人は、これをアピールポイントにすることができるでしょう。
【情報収集力の自己PR】情報収集力を言い換えて差別化しよう
「情報収集力」はあくまでも抽象的な表現です。
そのため、より具体的な表現やわかりやすい表現に言い換えることで、採用担当者に響きやすくなるでしょう。
また、オリジナリティのある表現に言い換えることで、印象を残すこともできます。
言い換え例を紹介し、それぞれ解説します。
- 情報収集力の言い換え表現
- 情報収集力を持つ人の他の強み
情報収集力の言い換え表現
まず情報収集力自体は、決して珍しいアピール内容ではありません。
そのため、他のライバルとも被ってしまいやすいものだといえるでしょう。
だからこそ、他の表現に言い換えてみるのがポイントです。
・とことん調べて正しい情報を手に入れる力
・事実や根拠に基づいて情報を取捨選択する力
・自分が手に入れた知識を他人に還元できる
・目の前の情報を信じ込まず、積極的に探究し続ける力
とことん調べて正しい情報を手に入れる力
情報収集をする時には、単純に情報を集めるだけではなく、信憑性のある情報であることを重視するのも大切になるでしょう。
そうなると、ただ色々調べるだけではなく、正しいものなのかどうかを判断する力も問われます。
これは仕事をする時においても大切な力だといえますので、ただ情報収集力があると伝えるよりも「常に正しい情報を手に入れる力があります」のような言い方に変えてみる方が、よりいっそう伝わるアピールになるでしょう。
事実や根拠に基づいて情報を取捨選択する力
情報収集力は、もっといえば「事実や根拠に基づいて情報を取捨選択できる力」といった言い方にもできます。
つまり、さまざまな情報をもとに重要なポイントを、自分で見つけ出せるアピールになりますので、これなら個性を出しやすくなるでしょう。
そもそも情報収集をする際には欠かせない要素ですので、そこにフォーカスを当ててアピールした方が、相手に響きやすくなります。
自分が手に入れた知識を他人に還元できる
情報収集力があると伝えるだけでは、実際にそれがどう仕事で役立つのかをイメージさせづらいのが現実です。
そのため、情報収集力があることによって自分ができることを、明確に伝えられるのかどうかが大切になります。
例えば「自分の情報収集力を使って、周りにその知識を還元できるのが強みです」のような言い方に直してみる方が、よりいっそう伝わるアピールになるでしょう。
目の前の情報を信じ込まず、積極的に探究し続ける力
世の中には、数えきれないほどたくさんの情報があります。
その中には真実だけではなく、時には嘘も混ざっているでしょう。
だからこそ、目の前の情報を単純に信じるのではなく、その本質に迫っていけるような探求力があるところを、自己PRでアピールする方が魅力的に見られやすくなります。
情報収集力を持つ人の他の強み
採用担当者に響く自己PRに仕上げるためには、志望する企業の求める人物像にマッチしていることをアピールする必要があります。
情報収集力をそのままアピールするだけでは、マッチ度が伝わらずに響きにくいこともあるでしょう。
そのため、情報収集力を持つ人に備わっている他の強みをアピールするのがおすすめです。
備わっている傾向のある強みとして、以下の3つが挙げられます。
-
計画性
-
論理的思考力
-
向上心
それぞれ詳しく解説します。
計画性
情報をしっかりと調べて行動に移せる人は、計画性に優れていることが多いです。
そのため、計画性があることをアピールすると効果的でしょう。
また、計画性の他にも、スケジュール管理力や責任感、臨機応変な対応力なども身に着いていることが多いです。
どれも社会人として必要な能力で、学生のうちから備わっていると伝われば良い印象を残せるでしょう。
計画性と関連させて具体的にアピールすると、より採用担当者に響きやすくなります。
論理的思考力
情報を取捨選択して適切な情報を集めるためには、論理的思考力が必要です。
そのため、情報収集を通じて、自ずと論理的思考力を身に着けられている人が多いでしょう。
また、論理的思考で情報を取捨選択できる人には、説明力も同時に備わっていることが多々あります。
論理的に考える力、正しい情報を集める力、論理的に説明できる力は、どのような職種についても役に立つ能力です。
入社してからも活かせることをアピールすると効果的でしょう。
向上心
情報収集力がある人は、向上心を持つ人が多いです。
なぜなら、常に正しい情報を手に入れ続けて、知識を深め、自己を磨きたいという思いがあるからです。
また、同時に知的好奇心の高さや、粘り強さなども備わっていることが多いでしょう。
社会人になれば、好きな業務や楽しいことだけではありません。
難しいことでもいかに興味を持てるか、辛いことを乗り越えられるか、成長できるかが大切なため、情報収集力の言い換えとしておすすめの能力です。
【情報収集力の自己PR】情報収集力を魅力的にアピールする方法
就活を成功へ導くためには、少しでも相手に対して、自分の魅力をアピールできなければいけません。
つまり、情報収集力をうまくアピールする方法を考える必要があります。
ここではそのやり方として、3つのポイントを紹介しましょう。
情報収集力を自分なりに定義づける
周りの意見を反映させる
企業の求める人物像に合わせる
情報収集力を自分なりに定義づける
そもそも情報収集力と一言でいっても、それだけではどうしても抽象的な印象を与えてしまいます。
そのため、これだけではまったくといって良いほど相手には響きません。
情報収集力があることによって、どういう強みがあるのか?まで考える必要があるでしょう。
例えば、情報収集力があるからこそ正しい情報を見分けられるのか?それとも情報収集力があるからこそ人にわかりやすく物事を伝えられるのか?など、自分なりに具体化させることが大切です。
アピールしたい内容は常に具体性を持たせないと何も伝わりませんので、掘り下げられる場合はどんどん掘り下げていくようにしてください。
そうすれば、どんな相手もアピール内容に魅力を感じてくれるでしょう。
周りの意見を反映させる
情報収集力があるところをシンプルに伝えたとしても、それは自分が思い込んでいるだけで実は違うんじゃないかと思われてしまうおそれもあります。
そうならないようにするためにも、周りの意見も聞いてみるようにしましょう。
例えば、情報収集力にまつわる自分のエピソードがあれば、それを聞いてみてください。
そこから重要なアピールポイントが見つかる可能性もあります。
また、周りの意見こそ自分のアピールポイントを引き立たせる情報源になるので、自己PRに取り入れることによってさらに魅力を感じてもらえるようになるでしょう。
企業の求める人物像に合わせる
自己PRにおいて大切なのは、自分のことをアピールする以前に、企業が求める人物像に沿ったアピールができるのかどうかです。
つまり、そこから逸れてしまうと、どれだけ良いアピールをしたとしても響かない結果になってしまいます。
だからこそ、事前に企業研究はしておかなければいけません。
例えば、企業のホームページを見てみたり、SNSやブログなどを運営していたら、そちらも欠かさずにチェックしておくと良いでしょう。
そこには必ず何かしらヒントがありますので、何もわからないまま自己PRを作らないように注意してください。
また、自己PRにおいて大切なのが、実際の活かし方まで伝えることです。
自分がアピールしたいことを、仕事の場でどのように活用できるのかまで考えながら自己PRを作ることにより、採用したいと思わせやすくなります。
【情報収集力の自己PR】情報収集力を自己PRする際の注意点
情報収集力は抽象的な表現のため、個々で抱く印象が異なります。
そのため、表現方法には気をつけなければなりません。
ここでは、「アピールにならない情報収集力の伝え方」、「情報収集力をアピールする際の注意点」を解説します。
企業に響かないどころか、マイナスなイメージを与えてしまう恐れもあるため、注意してアピール方法を考えましょう。
情報収集力を自己PRする際の注意点
- ネット検索が趣味
- 様々な情報が頭に入っている
- 自分の志向に左右されている
ネット検索が趣味
ネットサーフィンが趣味=情報収集力があるとは限りません。
ネットサーフィンは好きなジャンルで目的を持たずに行っていることが多いため、アピールしたい「情報収集力」とは違うものと捉えられてしまう可能性があります。
そのため、情報収集力のアピールの根拠として、ネット検索が趣味と話すのは説得力に欠けてしまうでしょう。
自己PRの裏付けとなるエピソードを選ぶ際は、あなたの強みが成果に表れた、説得力のあるものを選ぶことが大切です。
様々な情報が頭に入っている
調べものが好きで、調べた情報を多く持っているというエピソードも、情報収集力があるアピールにはなりません。
情報収集力は、多くの量を持っていることよりも、どれだけ質の良い情報を選べるかが評価の基準になります。
自分で考えながら情報の取捨選択をしたエピソードを伝える方が効果的でしょう。
また、様々な情報が頭に入っていることをアピールしたい場合は、情報収集力ではなく記憶力としてアピールするのがおすすめです。
自分の志向に左右されている
情報を集める際には、自分の志向に寄りすぎていないか、偏りがないかの注意が必要です。
情報収集が自分の志向に左右されていることが伝わると、主観的にしか物事を考えられないというマイナスな印象を与えてしまう恐れがあります。
情報収集力を自己PRする際のエピソードでは、中立な立場で情報選択をしていることや、事実や根拠に基づいて情報を選択しているという旨を伝えることがポイントです。
自己PRを考えたら、第三者に見てもらうのも良いでしょう。
【情報収集力の自己PR】自己PRの最強の構成
就活で自己PRを伝える際には、構成が非常に重要です。
内容がどれだけ魅力的でも、しっかりと内容が採用担当者に伝わらないともったいないでしょう。
特にESの場合は、読みづらい構成の文章だと読み流されてしまう恐れもあります。
そのため、ここでは相手にしっかりと伝わる最強の構成を、順番に解説していきます。
自己PRを書く際には、以下の構成を参考にして自己PRを考えてみてください。
- 結論
- エピソード
- 意気込み
結論
最初に、あなたの強みは何なのか結論を伝えます。
結論から書くことで、何について伝えたいのかが明確になり、そのあとに伝えるエピソードでも注目すべき観点を読み取ってもらえます。
まずは、「私の強みは〇〇です」と自己PRの冒頭に書きましょう。
また、結論を始めに書くと、採用担当者から「文章力」「物事をわかりやすく伝える力」を評価してもらえます。
普段から、結論ファーストで話すことを心掛けて、面接でも応用させましょう。
エピソード
次に、あなたの強みが情報収集力である根拠として、具体的なエピソードを伝えます。
どうしても選考に有利となるものでない限りは、大学時代のエピソードを伝えるのが好ましいでしょう。
初めて聞く人でもわかるように、比較材料などを同時に伝えれば、より情報収集力があることをアピールできます。
また、あなたが何を考え、どう行動したのかという部分をしっかりと書くことで、あなたの人柄も伝わり良い印象を与えることができます。
意気込み
最後に、締めとしてあなたの強みである情報収集力を入社後にどう活かすかを伝えましょう。
自己PRを書く際は、ただ強みを伝えるだけで終わらないように注意が必要です。
入社後に活かせなければ、採用をしても意味がありません。
この時に、志望企業の特徴を踏まえて具体的な活用方法を伝えると、企業側からマッチしている人材だと意識してもらえます。
「貴社の〇〇の業務では〇〇の要素があるため、情報収集力を活かして貢献していきたいです」と伝えましょう。
【情報収集力の自己PR】情報収集力をアピールする例文
情報収集力をアピールする例文を、ESと面接に分けて紹介します。
以下の例文を参考に、自分のエピソードを当てはめて自己PRを考えてみましょう。
- 長期インターン(ES)
- ボランティア(ES)
- 海外旅行(面接)
- ゼミ活動(ES)
- プレゼンテーション(ES)
例文①:長期インターン(ES)
私の強みは、目標達成のために適切な情報を活かせる情報収集力です。
この能力は、マーケティングの長期インターンの際に発揮することができました。
当時、私はメディアの責任者として施策を立てる機会がありました。
施策を立てるにあたって、まず仮説を立て、webサイトやSNSを活用し、本当にニーズがあるのか、何の目的を持っているのかを調べました。
そして市場調査や分析を徹底的に行い、施策を遂行することで、下がっていた表示回数を大幅に回復させることができました。
また、同時に月の目標も達成することができました。
貴社に入社した際にも、培った情報収集力を発揮して業務に活かしたいです。
例文②:ボランティア(ES)
私の強みは、様々な情報に目を向けられる知的好奇心です。
私は、大学時代に地域の子供たちの学習をサポートするボランティア活動を行っていました。
しかし、初めは子供たちとどんな会話をすればいいか分からず、なかなか打ち解けられませんでした。
そこで、子供たちの好きなことや好きなものは何かを聞き、帰宅後にSNSやニュースアプリ、YouTubeなどで話題に出た事柄を調べました。
調べたことを子供たちと共有したり、勉強を教える際に子供たちの好きなキャラクターに例えて解説したりすることで、興味を持ってもらえました。
結果、自分が担当していた子供たちから学校のテストの点数が良くなったと報告を受けました。
貴社に入社後も、様々な事柄にアンテナを張り、様々な年代のお客様に寄り添える販売員になりたいです。
例文③:海外旅行(面接)
私の強みは、万が一の状況に備えられる計画性です。
この強みは、大学2年生の頃に〇〇(国名)へ旅行に行った際に発揮することができました。
まず入国前に、その国の治安や情勢を丁寧に調べ上げて、万全の対策をしてから向かいました。
それだけでなく、予定通りにスケジュールがこなせなかった時を想定して、複数のプランを用意しました。
その結果、犯罪にも巻き込まれることなく、予定通りにスケジュールが進み、旅行の最大の目的だった〇〇(観光地)を楽しむことができました。
御社に入社した後も、様々なリスクに対して予め万全に備え、何かあっても大事に至らないよう、皆様をサポートしていきたいです。
例文④:ゼミ活動(ES)
私の強みは、さまざまな情報を同時に集めて、細かく分析できることです。
大学時代はゼミ活動に力を入れていたのですが、どうしても専門的分野なので情報収集を徹底的にする必要がありました。
そのため、毎日のように何時間もかけて、あらゆる情報を調べるクセがついていたのです。
もちろんただ集めるだけでは、ゼミ活動としてまだまだ不十分だと思っていました。
なぜなら、その情報をもとに1つの答えを導き出さないと、本当の意味で学びを深めたとはいえないからです。
だからこそ、私は集めた情報を1つずつ分析するようにし、かつ他のメンバーとも話し合いを行いながら、最終的に答えを導き出すことに成功しました。
貴社に入社した際にも、自分の情報収集力に加えて、その情報をうまく活かしていけるように努力していきたいと思います。
例文⑤:プレゼンテーション(ES)
私の強みは、情報収集力と分析能力にあります。
大学時代に、とある授業で定期的にプレゼンテーションをする機会があったのですが、常にそこで意識していたのが情報収集でした。
なぜなら、少しでも質の良いプレゼンテーションをするには、情報収集に力を入れていることが必要不可欠だからです。
例えば、課題の背景を理解するために、私はさまざまな専門書を読むようにしたり、時には新しい研究論文にも目を通すようにしていました。
おかげで誰よりも信憑性の高い、かつ核心に迫った答えを導き出せるようになりました。
もちろん、プレゼンテーションの際には、他の誰よりも質問に答えることができたので、あの時頑張っておいて本当に良かったと思っています。
貴社でも同じように、しっかり情報収集をした上で、成果が出る仕事をしていきたいと思います。
【情報収集力の自己PR】自己PRを添削するポイント
いざ自己PRを書いても、その自己PRが本当に効果のある内容になっているのかどうかは、まだ判断できません。
なぜなら、思わぬ落とし穴が存在している可能性もあるからです。
だからこそ、作成後は添削をすることも忘れないようにしましょう。
第三者視点で見てもらう
まず覚えておいてほしいのが、自分だけで判断しないようにすることです。
つまり、書いた自己PRは一度他の人にも見てもらうようにしてみてください。
これによって、自分では気づかなかったことを、フィードバックしてもらえる可能性があります。
例えば、簡単な誤字脱字はもちろんのこと、そもそも自己PRとして成立しているのかどうかまで、すべて客観的に理解することができるでしょう。
どこまでいっても最終的に判断するのは他人ですので、できることなら第三者の力も借りるようにしてみるのがおすすめです。
ちなみに、その際には就活を経験している人に頼んでみてください。
自分の兄弟でも良いですし、両親でもかまいません。
就活経験者だからこそできるアドバイスがありますので、きっと今後の役に立つでしょう。
最もおすすめなのはエージェント
第三者に自己PRを見てもらうのは、就活を成功させる上で非常に効果的な方法です。
そのため、恥ずかしがらずに添削してもらうことを、心がけてみてください。
とはいえ、誰に見せても理想的なフィードバックを得られるというわけではありません。
そこでおすすめなのが、就活エージェントと呼ばれるサービスを使うことです。
就活エージェントとは、簡単にいうと就活に関するさまざまなサポートを受けられるサービスになります。
つまり、エントリーシートに書いた自己PRの添削も依頼することができるのです。
相手は就活のプロになりますので、必ず質の高いフィードバックをしてもらえるでしょう。
しかも無料で利用できるのが基本なので、誰でも気軽に試すことができます。
https://shukatsu-ichiba.com/lp/180?creative_id=11584
強みが仕事でどのように活かせるのかを考える
自己PRの添削をする際には、自分の強みが仕事でどのように活かせるのかも、意識しながら見直してみるようにしましょう。
なぜなら、どんなにすごいアピールができたとしても、その内容が仕事で役に立たないものだと何の意味もないからです。
つまり、どれだけ熱意を持って伝えても、決して採用担当者には響きません。
だからこそ、自分が書いた自己PRを読んだ上で、本当にその企業で活かせるものなのかどうかを改めて考えてみてください。
万が一少しでもズレているかもしれないと感じた際には、もう一度企業研究をすることから始めましょう。
企業が求める人物像を理解した上で書くことで、確実に高く評価してもらえる自己PRになります。
誤字脱字がないようにする
自己PRは中身が重要ですが、それ以前に誤字脱字がないかどうかにも注目しておかなければいけません。
その理由は、誤字脱字1つとってもマイナス評価につながってしまうおそれがあるからです。
例えば、誤字脱字によって「この人は見直さない人かもしれない」と思われてしまえば、それだけでも不採用の理由になるかもしれません。
そのため、どんなにささいな誤字脱字だったとしても、事前に見つけて修正することが大切です。
もし目視で見つけるのが難しい場合は、声に出してみると良いでしょう。
それだけでも、間違っている箇所がハッキリわかるようになります。
最後に
いかがでしたか。
「情報収集能力」は、どの業界、どの企業でも求められている能力です。
この能力をもっていると感じる人は、ぜひアピールポイントとして自己PRを考えてみてください。
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