【一覧】自己PRで使えるキーワードとは

【一覧】自己PRで使えるキーワードとは

面接や履歴書などでは必ずといっていいほど自己PRが求められますが、自分の長所を言葉にするのはなかなか難しいものです。

勉強ができるとか、スポーツに優れているとか明確な結果が残っているものであれば別ですが、自己PRで問われるのはもっと内面的なものです。

自分の内面で優れたところを挙げろと言われてもぴったりの言葉が思い浮かばず頭を抱える場合も少なくありません。

そこで、自己PRを考えるヒントとなるように長所や強みを表すキーワードを集めてみました。

面接官が自己PRをさせる意味

就職活動の際に、なぜ面接官が入社希望者に対して自己PRさせるのか、その意味について考えたことはありますか?

面接官が自己PRをさせる一番の目的は、入社の意欲があるかどうかを確認するためです。

いくら優れたスキルを持っていたとしても、自己PRでどうしてもその会社に入りたいという気持ちが見えてこなければ、内定を取るのは難しくなってしまうことでしょう。

また、企業側は自己PRをさせることで、人柄やコミュニケーション能力などもチェックしています。

自己PRを行う際には、自分の良いところだけをアピールするのではなく、面接官の質問の意図をよく読み取り、会話のキャッチボールを意識するようにしましょう。

自己PRに使えるキーワード一覧

自己PRで、自分の人柄やコミュニケーション能力を伝えるためには、真面目さや気配り力があることが伝わるキーワードを使うのがポイントです。

また、デザインやアパレルなどクリエイティブ業界を目指している方は、創造力と結びつきの強いキーワードを使ってみると良いでしょう。

以下の項目で、自己PRに使えるキーワード集をいろいろとご紹介しますので、自己PRがうまく作れなくて悩んでいる方は、これらのキーワードを使って考えてみてください。

真面目さを表すキーワード

一番の長所が真面目さだというのは地味で華やかさに欠けるイメージですが、仕事の大部分はコツコツと地道な作業を行うことで成立するものです。

したがって、真面目な人間を嫌がる企業は基本的にはないでしょう。

ただ、就職を目指す以上、ある程度真面目なのは大前提となるわけで、単に「私は真面目です」と言っただけではやはりインパクトに欠けます。

そこで、真面目さを変換したキーワードとして「粘り強さ」「素直さ」「責任感」などがあります。

粘り強さは習い事を何年も続けて一定の結果をだした、学業とアルバイトの両立を最後までやりとげたなどのエピソードを表す言葉として使うことができますし、自分の考えと反する意見を受け入れてうまくいったエピソードがあれば「素直さ」というキーワードでくくることが可能です。

さらに、部活動などで自分の時間を削ってチームを強くしたなど、自己犠牲によって集団に貢献した経験があれば「責任感」という言葉が使えます。

気配りを表すキーワード

 気配りができるというのは社会人にとって大きな武器になります。

ただ、それを人事担当者に納得してもらうには具体的なエピソードが必要となります。

気配りでは抽象的すぎるというのなら他の言葉に変換してみましょう。

例えば、「思いやり」「協調性」「面倒見がいい」などがそれに該当します。

協調性は損得を考えずに仲間を助けたり、地域住民の手伝いを行ったりしたエピソードがあれば使える言葉です。

また、思いやりも誰かを手助けしたエピソードがあれば使用可能ですが、それが自分本位のお節介エピソードになっていないかはよく注意しましょう。

面倒見がいいというのは主に後輩などの目下のものに対して何かをした経験はある場合に使える言葉ですが、これも協調性と同じで自分を犠牲にして何らかの結果を出したという2点がポイントとなります。

創造力と結びつきの強いキーワード

広告、出版、アパレルといったクリエイティブな仕事では創造力の高さが求められます。

そして、そういった企業への就職を目指すのであれば自己PRも創造力と結びつくものがいいでしょう。

例えば、「発想力」「好奇心旺盛」などです。

学校やサークルなどであなたの提案が受け入れられて何らかの結果を出した経験があるのなら、そのエピソードを基軸にして発想力という言葉が自己PRに盛り込めます。

また、趣味でも学業でもいいので複数の事柄に興味を持ち、それらをとことん突き詰めた経験があれば好奇心旺盛ということになります。

ただし、好奇心旺盛を自己PRに使う時は、それによってもたらされた成果も一緒に述べるようにしましょう。

好奇心旺盛なだけではクリエイティブな仕事に向いているとは言えず、好奇心から引き出された行動によってどのような結果が期待できるのかが重要なのです。

キーワードとエピソードの組み合わせが重要

  自分の長所を言葉で表すのは難しいものですが、そういう時は逆に、長所を表す時によく使われるキーワードをたくさん集めてみましょう。

そして、過去の自分のエピソードと合致するものがあるか洗い直してみるのです。

そうすれば意外なところに自己PRの材料が見つかったりするものです。

エピソードとキーワードの組み合わせを繰り返しながら、より魅力のある自己PRを完成させていきましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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