学生時代に最も打ち込んだことをESでアピール!書き方や伝え方を解説

学生時代に最も打ち込んだことをESでアピール!書き方や伝え方を解説

エントリーシートは、会社と初めて接点も持つことになる大切な書類です。

そのため、できるだけ自分のことを会社に正しく把握してもらうとともに、効果的にアピールする内容に仕上げることも大切になります。

就活の成功率が上がるエントリーシートにするためのポイントはいくつかありますが、そのなかのひとつに「学生時代に打ち込んだこと」を書くポイントがあります。

ここでは、打ち込んだことの書き方の主な4つのポイントについてご紹介します。

会社がなぜ「打ち込んだこと」を聞くのかを理解する

エントリーシートの打ち込んだことの書き方を理解するためには、まず会社がなぜ打ち込んだことの欄を設けたのかの意味を考える必要があります。

その意味はなんでしょうか?それは、学生時代に打ち込んだことを把握することによって、その人の人間性を理解することが狙いです。

学歴やスキルの説明からその人の人間性を把握するのは難しいですが、打ち込んだことの説明であればその人独自の内容が書かれることになるので、自然に人間性が出ると考えられます。

また、打ち込んだことを把握することによって、取り組み姿勢や物事の考え方、困難へのアプローチの特徴なども把握できる可能性があります。

そういった貴重な情報が得られるため、会社は打ち込んだことを就活生に確認するのです。

こうした狙いを理解したうえで書くことが大切になるでしょう。

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最初に概要を伝え頑張って打ち込んだ理由を書く

エントリーシートに打ち込んだことを書く場合のポイントのひとつ目は、最初に概要に触れ、そのあとで打ち込むこととなった動機を伝えることです。

採用担当者の立場に立って考えると「打ち込んだこと」の内容は人によって変わることが予想されるため、どんな話になるのかわからないのが一般的です。

そこで、最初に概要を伝えることによって打ち込んだことの内容を読んでもらえる条件を整えることができるでしょう。

概要を理解してもらえたら、次に打ち込んだ理由を書くことも大切です。

成果ばかり強調しても、人間性を伝えることはできません。

何をどのように考えて取り組んだかを伝えることが大切です。

そのなかでも、取組みを始めた動機はしっかり説明する必要があります。

会社としては、動機を知ることで、応募者の興味の対象と思考過程が理解でき人間性を理解することにつながるでしょう。

取組中の課題や問題点と対処について伝える

エントリーシートに取り組んだことを書く際のポイントの3つ目は、課題や問題点、そして対処についても記載することです。

取り組んだ項目を単に説明する場合、取り組み項目が複数あると焦点がぼやけてしまう可能性があります。

どんな問題点を解決する必要があったか、どんな課題解決を迫られたのかを説明することで説明の焦点が絞られ、わかりやすい取り組みの説明ができるようになるでしょう。

さらに、問題点が発生したときの対処について具体的に記述することも大切です。

仕事のへの意欲や問題への取り組み姿勢、アプローチ方法などについてアピールすることにつながります。

結果と学んだことを書く

4つ目のポイントは、結果や成果、学んだことを書くことです。

概要でも結果や成果については触れているので、単なる繰り返しにならないように注意して説明しましょう。

数値で説明できるものはできるだけ数字で表現する、客観的な感想が得られた場合はそれを紹介するなどの方法で、結果や成果を具体的に説明しましょう。

また、結果だけを説明するのではなく、取り組んだことで何を学んだかを書くことも忘れないことが大切です。

エントリーシートの「打ち込んだこと」の欄から、会社はその人が将来活躍できる可能性を探ろうとしていることを忘れてはいけません。

経験から学ぶ姿を具体的に書くことによって、成長できる自分をアピールすることができます。

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エントリーシートの打ち込んだことを書くポイント

エントリーシートに打ち込んだことを書く場合は、まず概要や動機を伝え、取組中の課題や問題点を記述することによってやったことの焦点を絞りましょう。

そのうえで、対処方法と結果、そして学んだことを書くことで、人間性や将来性の評価につなげるように意識することをおすすめします。

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