就活で嘘をついてしまうという人がいます。
就活では、人とは違う個性が大事になるので、人より個性を際立たせるために嘘をついてしまうのでしょう。
しかし、その嘘は知らず知らずのうちに自分の首をしめてしまっているかもしれないのです。
そもそも、就活において嘘は許されるのでしょうか。
嘘が発覚したとしても許されるラインは一体どこなのでしょうか。
実は、嘘も巧みに使えば就活におけるエントリーシートや面接などに活かせることもあるのです。
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エントリーシートで嘘はバレる?
エントリーシートで書いた嘘はバレるでしょうか?
エントリーシートではどうしても嘘をついて自分を良く見せたいと考えてしまいます。
しかし実際、学生がついた嘘は案外バレてしまっています。
嘘は必ず綻びが出てしまうため何人もの学生を見ている面接官の目はごまかせません。
エントリーシートの嘘は選考中や内定後にバレる可能性がある
「書類審査さえ通過してしまえば大丈夫だろう」という軽い気持ちでエントリーシートに偽りの内容を書き込んでしまう就活生がいますが、その嘘は選考の過程や内定を獲得した後に発覚するケースが非常に多いです。
採用担当者は毎年何百件ものエントリーシートや面接に向き合っている選考のプロであり、辻褄の合わないストーリーや過度な誇張表現に対して鋭い違和感を即座に察知します。
仮に書類選考を運良く通過できたとしても、選考が進むにつれて面接官の観察眼は厳しくなり、深掘り質問を受ける中で嘘の整合性が保てなくなってしまいます。
万が一内定後や入社後に発覚した場合は、企業からの信頼を完全に失うだけでなく内定取り消しや懲戒処分という重い代償を払うことになりかねません。
目先の選考を通過するためだけにリスクを背負うのは非常に危険ですので、いかなる理由があっても真実の言葉で自分自身をアピールする姿勢を徹底してください。
嘘の内容や面接での受け答えによって発覚することがある
エントリーシートに書いた偽りの内容が発覚する最も典型的なタイミングは、二次面接や最終面接で面接官から鋭い深掘り質問を受けた瞬間です。
自分が実際に体験していない出来事や他人の実績を自分のものとして語っている場合、行動の細かい動機や当時の感情の動きを問われた際に具体性のある回答ができません。
言葉に詰まってしまったり前の発言と矛盾する回答をしてしまったりすることで、面接官に「このエピソードは本人の実体験ではないのではないか」と強い疑念を抱かせることになります。
自分自身の頭と足で経験していない架空のストーリーは深掘り質問によって簡単にボロが出やすく、面接官の信頼を一瞬で失う原因となります。
見栄を張って作った架空のエピソードに頼るのではなく、自分が実際に苦労して取り組んだ真実のプロセスを自分の言葉で泥臭く語り尽くしていきましょう。
エントリーシートに記載する嘘の種類とは?
エントリーシートに記載する嘘の種類には、いくつかのパターンがあります。
そして、その嘘にも軽度のことから発覚すれば不採用になってしまう危険なことまで段階があります。
ほぼ問題ないレベルの嘘としては「感情の嘘」があります。
感情の嘘とは、「弊社に興味はありますか?」と問われた際に、特に興味がなくとも思わず「はい」と肯定してしまう場合などです。
これはいわゆる建前のレベルです。相手との軋轢を生まないための優しい嘘なので、比較的許される傾向にあるといえます。
では、危険なレベルの嘘にはどんなものがあるでしょうか。
いろいろと程度はありますが、「経験の捏造」はリスクの高い嘘になります。
例えば、出身大学の詐称や留学経験の捏造などがそれにあたります。 
エントリーシートの嘘と誇張の境界線を具体例で解説
エントリーシートを作成する中で、「自分の経験が地味に見えて不安だから、表現を少し工夫したい」と悩む新卒就活生はとても多いです。
自分の取り組みの魅力を分かりやすく伝えるための適切なアピール(誇張)と、事実を根本から偽る(嘘)の境界線を正しく理解できていないと、意図せず不採用のリスクを抱え込むことになります。
選考官に好印象を与えつつ評価を落とさないために、具体例を交えながら嘘と誇張の決定的な違いを分かりやすく解説していきます。
アルバイトの役職や担当業務を実際より大きく書いた場合
アルバイト経験をエントリーシートに書く際、リーダーなどの公式な役職に就いていないにもかかわらず「アルバイトリーダーとして店舗をまとめた」と偽って記載してしまうのは完全な嘘に該当します。
一方で、役職自体は一般スタッフであっても、新人の教育担当を任されたり時間帯ごとの業務を自主的に仕切ったりした実態があるなら、「リーダーシップを発揮して現場の運営に貢献した」と表現を強めるアプローチは許容される誇張の範囲です。
採用担当者が選考の場で見極めようとしているのは、肩書きの華やかさそのものではなく、あなたが実際の現場でどのように周囲と協力し課題に向き合ったかという行動のプロセスです。
実態のない肩書きを捏造するのではなく、現場で自発的に起こした具体的な行動や工夫のアプローチに焦点を当てて表現を研ぎ澄ませていく姿勢が極めて重要になります。
見栄を張って架空の役職を仕立て上げるような真似は避け、自分が泥臭く足と頭を動かした真実の経験を根底に据えて選考官への説得力を高めていきましょう。
成果の数字を実際より大きく書いた場合
ガクチカや自己PRにおいて、客観的な実績をアピールしようと成果の数値表現で迷う就活生は多いですが、全く根拠のない数字をでっち上げる行為は明確な嘘となります。
例えば「売上を10パーセント伸ばした」という事実しかない場面で、印象を良くしたい一心から「売上を50パーセント増加させた」と嘘の数値を盛ってしまうと、面接での深掘り質問を受けた際に辻脄が合わなくなります。
しかし、個人の成果として正確な数値を出すのが難しい場合に、チーム全体の成果データを取り上げたり「前月比で顧客の満足度向上に貢献した」と定性的な変化を強調して表現したりするのは前向きな工夫です。
数字の持つ圧倒的な客観性を悪用して捏造するのではなく、自分が工夫した行動と結果のロジックを正しく提示することが評価に繋がります。
面接官の鋭い質問にも自信を持って根拠を提示できるよう、事実に基づいた数値やデータを用いて誠実なアピール文を作り上げていきましょう。
取得していない資格を取得済みと書いた場合
エントリーシートの資格欄や自己PRにおいて、現在勉強中の資格や受験予定の検定を「取得済み」と嘘をついて提出することは、絶対に許されない悪質な嘘です。
資格の所有状況は内定後の書類提出や資格証明書の提示によって簡単に事実確認が行われるため、偽りが発覚した瞬間に企業からの信頼を即座に失うことになります。
もし志望企業で活かせる資格の取得に向けて努力している最中であれば、「〇〇資格取得に向けて勉強中(〇月受験予定)」と現在進行形の事実を正確に記載するのが正しいアプローチです。
嘘の経歴で自分を偽るのではなく、目標に向けて自己研鑽を続けている真摯なプロセスを評価してもらう姿勢こそが選考突破への道筋となります。
偽りの成果で自分を飾る愚行はきっぱりとやめ、現在自分が取り組んでいる等身大の努力と熱意を素直な言葉で選考官へ届けていきましょう。
選考担当者に見抜かれる嘘とは?
そもそも就活で嘘をつく目的とは自分を大きくみせるためです。
つまり、その嘘はもしも事実であった場合、とても魅力的な内容でなければなりません。
選考担当者は魅力的な内容や興味を持った内容を掘り下げることが通常です。
上記に挙げたような経験の捏造は、掘り下げて質問されるでしょう。
その際、具体的な内容などを語れないようでは、面接の段階で間違いなく嘘が発覚してしまいます。
また、裏を取ろうと思えば取れるような嘘は選考段階で見抜かれてしまいます。
学歴や職歴などの捏造、資格の虚偽申告は、証明書類の提出を求められればその時点で嘘だと発覚してしまいますから、いくら選考を突破するためとはいえ使ってはいけない嘘になります。
エントリーシートで嘘をつくとどうなる?
エントリーシートで嘘をついたあとどうなるでしょうか?
嘘がバレないなら問題はありませんが、ほとんどの場合そううまくはいきません。
ここではエントリーシートで嘘をついた際にどのような影響があるかお話していきます。
選考で嘘をつき通すことになる
エントリーシートで嘘をつくと、その後の選考でも一貫した嘘をつき続けなければいけません。
一度軽い気持ちでうすをつくと、その嘘がばれないように嘘をつき続ける必要がでてきます。
嘘ということは実際に起こった出来事ではないわけですから、途中で話が矛盾してしまうリスクがあります。
内定後に嘘がバレると内定取り消しになることも
最悪なのは選考後に嘘がバレてしまうことです。
選考で自分を良く見せようとするあまり嘘をついてしまうかもしれませんが、それがむしろ空回りして、不利に作用してしまうこともあります。
せっかく内定をもらっても、嘘をついていたことがいずればれたときには内定が取り消されてしまいます。
エントリーシートに書いても大丈夫な上手な嘘とは?
エントリーシート上での上手な嘘ですが、嘘にも程度の問題があります。
「感情の嘘」の場合、相手側もそれを建前だとわかっていることが多いので、たとえ嘘が発覚したとしてもそれほど支障はないといえます。
つまり、見抜かれても問題が無い嘘は、嘘としての後ろめたさを持つ必要はあまりありません。
では、自分を大きく見せることが可能で、かつ疑われないような嘘とはなんなのか、それは「水増し」です。
サークルに所属していれば「サークル長である」と役職を水増しして嘘をつくなどがそれに該当します。
裏も取りづらく、大きくみせることのできる絶妙な嘘です。
しかし、当然発覚することは避けておきたいですから、それ相応の準備は必要です。
準備とは、すなわち詳細設定まで作っておくこと。
少し掘り下げられたくらいで疑われてしまうのであれば、最初から嘘などつかないほうがいいでしょう。
また、設定は綿密に決めておき、必ず紙に書いて整理しておくべきです。頭の中にある程度の嘘はすぐに矛盾が出てくるからです。
また、必ず元ネタを決めておくと設定の矛盾が出にくいものです。
サークル長という嘘を書くのであれば、実際のサークル長を参考にするといいでしょう。
直に話してエピソードをあらかじめ聞き出しておけるのであれば、それに越したことはありません。
ただし、それだけ準備をしていたとしても見抜かれるのが嘘というものなので、発覚したときの対応策も考えておく必要があるでしょう。 
伝わりやすさを重視した多少の誇張
伝わりやすさを重視した際に、事実を少し誇張するくらいなら問題はありません。
例えば、業績や点数などを四捨五入したりすることなど、経験自体は嘘ではないためあまり影響はありません。
基本的に嘘はNG
どの程度でも嘘はつかないほうがいいでしょう。
経験していないのに経験したことにして話したりすると、あなた自身への負担が大きいです。
大きなリスクもはらむことになるので、メリットよりもデメリットのほうが多いので注意しましょう。
就活での嘘は許されるの?
就活全般やエントリーシート上での嘘は許されるのでしょうか。
結論からいうと「程度による」ということになります。
もちろん、発覚すれば人間として嘘つきというレッテルを張られてしまいます。
しかし、日本は和を重んじ、建前は基本的に許される傾向の文化です。
コミュニケーションを円滑に進めるための嘘は許されることが多くあります。
そのほか、経験の水増しレベルの嘘であっても、就活生が自分を大きく見せたい理由を人事や選考担当者が理解しているケースも少なからずあります。
営業担当ともなれば嘘も駆け引きの内です。
嘘を上手に扱えるようになって、はじめて社会人として一人前だと判断する人もなかにはいます。
しかし、嘘はときに真実よりも難しいテクニックを要します。
裏が取りづらく自分を大きく見せることのできる絶妙な嘘というのは、用意するだけでもひとつのテクニックといえるでしょう。
嘘は毒にも薬にもなると心得たうえで使うのであれば、ひとつの手段かもしれません。
嘘はバレるので使わないのがベスト
就活のみならず、人生のいろいろな場面において嘘をつく機会というのは意外に多いものです。
これを、人生を楽しくするためのスパイスとできるか、毒となってしまうかはその人次第でしょう。
就活の嘘も、結局は人生の一側面でしかありません。嘘というのは、使い方を心得たうえで使うべきなのです。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート



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