基本的に交通費は出してもらえるの?
インターン参加のときの交通費は企業が負担してくれるのでしょうか。これは企業によって分かれる部分で、全額負担してくれるところもあれば自己負担のところもあります。全体的には出してくれるところが増えている傾向が見られます。交通費を負担している企業は、事前に応募項目で明記されている場合が多く、その場合はどこまでを負担するかを知ることができます。支給には上限を設けているところと全額支給としているところがありますが、全額支給の場合でも常識の範囲内で考えておきましょう。また、全額支給としている企業でもざっくりとした上限は設定されていることがほとんどです。全額とされているところでも、交通費がかかりそうなときには相談しておきましょう。常識的な交通手段は?申請の仕方は?
就職活動やインターン参加で交通費が支給される場合は、公共交通機関を利用するのが一般的です。自家用車やタクシーなどを利用して、ガソリン代や高速代、タクシー代などを請求するのはNGなので注意しましょう。公共交通機関を利用する場合でもグリーン車や新幹線の利用は常識的な判断とは言えません。事情で利用せざるを得ない場合は必ず理由を報告して確認しておきましょう。長期のインターン参加は定期購入が便利です。割安でお得ですし、企業への申請もしやすくなります。ただし、週にどれくらい参加するかによって、まとめて購入すべきかどうかを判断する必要があります。たとえ企業が負担すると言っても節約を心がけましょう。領収書はもらうべき?宛名はどうするの?
企業が負担するものは経費になるので、領収書を発行してもらうことは必須です。企業側から説明されるかもしれませんが、不明なときには確認してからにしましょう。その際、領収書の宛名についても確認しておくと間違いがありません。領収書の宛名は正式名称が基本と覚えておきましょう。領収書の処理が分かれている場合があるので、宛名をどうするかは聞いたほうが確実です。仮に不明なまま領収書を発行してもらう場合は、宛名を空欄にしておけば後で記入してもらえます。その他、領収書だけでなく経費として申請するときの書類などが用意されていることは多いので、記入方法など間違わないように説明を聞いてしっかり添えるようにしましょう。自己負担の時の節約方法は?
交通費が完全に自己負担の場合は、できるだけ抑える方法を考えたいものです。そんなときには学割を利用するのも良い方法でしょう。通常料金より安く利用できるので節約できます。乗車券を学割で購入する場合は「学割証」が必要です。事前に発行してもらいましょう。また購入時は「学割証」だけでなく学生証の提示も必要な場合があります。学割での購入ではなくても「通勤定期券」を利用することも可能です。ネットで申し込みができますが、定期自体は駅の券売機で受け取れます。受け取るときに領収書の発行も券売機でできるので、交通費が企業負担で領収書の宛名を必要としない場合は、券売機の領収書でも十分です。また、電車よりバスのほうが安い場合もありますので、運賃を比較して利用しましょう。企業に確認と相談をしよう
インターン参加は社会人としての一般常識を経験する機会でもあります。交通費の負担が不明な場合はしっかり確認しましょう。それも社会人になれば当然のことです。不明な点を企業に相談や確認をするのも大切な経験になります。監修者
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート