就職活動で多くの企業が導入している適性検査の中でも、SPIは最も採用実績が多いテストとして知られています。
SPIはリクルートマネジメントソリューションズが提供する適性検査で、年間200万人以上が受検しているといわれています。
志望企業がSPIを採用しているかどうかは、対策の優先順位を決めるうえで非常に重要な情報です。
この記事では、SPIを採用している業界別の有名企業を一覧で紹介し、選考データや効率的な対策法までを完全網羅で解説します。
- SPIの基本情報と特徴
- SPIを採用している業界別の有名企業一覧
- 大手企業のSPIボーダーと通過率の目安
- 志望企業に合わせたSPI対策の進め方
- 志望企業がSPIを採用しているか確認したい人
- 業界別にSPI採用企業を一気に把握したい人
- 大手・有名企業のSPI選考データを知りたい人
- 志望企業に合わせて効率よくSPI対策を進めたい人
目次[目次を全て表示する]
SPIとは?基本情報と特徴
SPIは、就職活動で最も広く採用されている総合適性検査です。能力検査と性格検査の2部構成で、応募者の基礎学力と人物像を多面的に評価します。
SPIの概要と開発元
SPIは、リクルートマネジメントソリューションズが開発・提供している適性検査です。
1974年に初版がリリースされて以降、改定を重ねており、現在の最新版はSPI3と呼ばれています。
大手企業から中小企業まで幅広く導入されており、年間利用社数は15,500社以上といわれています。
就活生にとっては、もっとも遭遇する確率が高いテストといえる存在です。
能力検査と性格検査の2構成になっていて、能力検査では言語分野と非言語分野の問題が出題されます。
性格検査では、約300問の質問に答えることで応募者のパーソナリティを多角的に分析します。
SPIの出題科目と試験時間
SPIの能力検査は、言語分野と非言語分野で構成されています。
言語分野では語句の用法、文の並べ替え、長文読解などが出題され、論理的な国語力が問われます。
非言語分野では推論、確率、損益算、速度算、表の読み取りといった数的処理が中心です。
受検形式により試験時間は異なり、テストセンターでは能力検査が約35分、性格検査が約30分です。
WEBテスティングでは能力検査が約35分、ペーパーテストでは70分が標準的な構成となっています。
企業によっては英語検査(ENG)や構造的把握力検査が追加されるオプションもあります。
SPIが広く採用されている理由
SPIが多くの企業に採用される理由は、受検形式の多様さと信頼性の高さにあります。
受検形式はテストセンター、WEBテスティング、インハウスCBT、ペーパーテストの4種類に対応しており、企業の選考スタイルに合わせて柔軟に運用できます。
また、長年の運用実績で蓄積された測定データに基づいて、人物像と職務適性を高い精度で予測できる点も大きな強みです。
応募者側にとっても、テストセンターで一度受検したスコアは約1年間使い回しが可能なため、複数社受検の効率化につながります。
こうした双方のメリットが、SPIが業界・企業規模を問わず幅広く採用されている理由といえます。
SPIを採用している企業の特徴
SPI採用企業には共通する傾向があります。ここでは業界傾向、企業側のメリット、規模・知名度の観点からSPI採用企業の特徴を整理します。
SPI採用企業の業界傾向
SPIを採用している企業は、業界を問わず幅広く分布しています。
とくに金融・保険、メーカー、IT・通信、商社・コンサル、インフラといった主要業界では、SPI採用企業が多く見られます。
金融業界では日本生命、第一生命、ゆうちょ銀行のように業界最大手クラスが導入しています。
メーカー業界ではトヨタ自動車、ソニー、パナソニック、ホンダといった日本を代表する企業がSPIを採用しています。
IT・通信ではNTTデータ、SCSK、KDDIといった大手企業群が中心です。
このように、SPIは「大手・伝統企業の標準テスト」として広く定着しています。
SPIを選ぶ企業側のメリット
企業がSPIを採用する最大のメリットは、応募者の能力と人物像を効率よくスクリーニングできる点にあります。
能力検査で基礎学力の最低ラインを確認し、性格検査で自社のカルチャーフィットを判定できます。
テストセンター方式を採用すれば、応募者の受検環境を統一できるため、なりすましや不正のリスクを最小化できます。
また、長年の運用実績で蓄積されたデータと比較することで、自社の活躍人材と類似する応募者を特定しやすい点も評価されています。
応募者数が多い大手企業ほど、選考初期の絞り込みツールとしてSPIを重視する傾向があります。
結果として、書類選考と並ぶ第一関門として位置づけられている企業が多いのが現状です。
採用企業の規模・知名度の傾向
SPIは、従業員数1,000人以上の大企業での導入率が高いのが特徴です。
とくに就活生からの応募が殺到する人気企業ほど、選考効率の観点からSPIを導入する傾向があります。
たとえば、トヨタ自動車、ソニー、リクルート、NTTデータといった就職人気ランキング上位の常連企業はいずれもSPIを採用しています。
金融業界では日本生命、第一生命、ゴールドマン・サックスといった国内外の大手企業がSPIを使っています。
一方で、中小企業やベンチャー企業の中にも、SPIを導入しているケースは多く存在します。
そのため、「大手志望なら必ず対策しておくべきテスト」と認識して準備するのが基本戦略となります。
【業界別】SPI採用企業一覧
ここでは、本サイトで把握しているSPI採用企業を業界別に整理して紹介します。志望企業がリストにあるか確認しながら、対策の優先順位を考えてみましょう。
金融・保険業界の採用企業
金融・保険業界では、大手生命保険会社や銀行系金融機関がSPIを採用しています。
とくに業界トップクラスの生命保険会社や、メガバンク以外の銀行・政府系金融機関で導入が目立ちます。
本サイトで把握している金融・保険業界のSPI採用企業は以下のとおりです。
日本生命・第一生命・住友生命・明治安田生命・ゆうちょ銀行・千葉銀行・横浜銀行・ゴールドマン・サックス・国際協力銀行(JBIC)・日本政策金融公庫
外資系投資銀行のゴールドマン・サックスもSPIを採用しているため、外資金融志望者も対策は必須です。
政府系では国際協力銀行や日本政策金融公庫がSPI採用企業であり、安定志向の就活生に人気の選考にも対応できます。
生命保険業界では日本生命・第一生命・住友生命・明治安田生命の4大生保すべてがSPIを採用しており、生保志望者は確実に対策しておく必要があります。
地方銀行では千葉銀行・横浜銀行がSPI採用企業として代表的で、地元志向の就活生にとっても押さえておきたい選考テストです。
シンクタンク・調査会社系の日本総合研究所・大和総研・電通総研(ISID)も金融グループ系列としてSPIを導入しています。
商社・コンサル業界の採用企業
商社・コンサル業界では、シンクタンク系・コンサルティングファーム・準大手商社がSPIを採用しています。
ただし、五大商社(三井物産、三菱商事、住友商事、伊藤忠商事、丸紅)の多くは玉手箱やC-GABなど別テストを採用しているため注意が必要です。
本サイトで把握している商社・コンサル業界のSPI採用企業は以下のとおりです。
野村総合研究所・アビームコンサルティング・三菱総合研究所・ベイン・アンド・カンパニー・双日・伊藤忠丸紅鉄鋼・豊田通商・大塚商会・電通総研(ISID)
外資戦略コンサルのベイン・アンド・カンパニーもSPI採用企業のひとつで、コンサル志望者にとっても重要なテストです。
シンクタンク系では野村総合研究所、三菱総合研究所、日本総合研究所、大和総研といった大手が並びます。
専門商社の伊藤忠丸紅鉄鋼・豊田通商といったトヨタグループ・伊藤忠グループ系の専門商社も、SPIを選考で活用しています。
総合商社では双日が代表的なSPI採用企業で、五大商社志望のすべり止めとして双日を併願する就活生にも対策必須となります。
大塚商会のように大手BtoB商社に分類される企業もSPIを採用しており、法人営業志望のターゲットにも含まれます。
メーカー・製造業界の採用企業
メーカー・製造業界は、SPI採用企業の中で最も社数が多い業界です。
自動車・電機・素材・食品・化学・住宅まで、業界全体でSPIが事実上の標準テストとなっています。
本サイトで把握しているメーカー・製造業界のSPI採用企業は以下のとおりです。
トヨタ自動車・ソニー・ソニーグループ・パナソニック・ホンダ・日産自動車・SUBARU・マツダ・三菱重工業・川崎重工業・IHI・キヤノン・クボタ・コマツ・ダイキン工業
食品・飲料分野では味の素・サントリー・キリンホールディングス・アサヒビール・森永製菓が代表的なSPI採用企業です。
化学・素材分野では住友化学・信越化学工業・帝人・日東電工・住友電工・ブリヂストン・TDK・京セラ・村田製作所が並びます。
精密機器ではセイコーエプソン・コニカミノルタ・リコー・シスメックス・オムロン、住宅では積水ハウス・大和ハウス工業がSPI採用企業です。
製薬ではアステラス製薬・富士フイルム、自動車部品ではアイシン・デンソー、その他キーエンス・花王・東芝・ニデック・ヤマハ発動機も該当します。
自動車業界では日本車主要4社(トヨタ・ホンダ・日産・マツダ)すべてがSPI採用企業であり、SUBARUを含めて自動車志望者は確実に対策しておく必要があります。
食品・飲料業界も、ビール3社(サントリー・キリン・アサヒ)と乳製品・調味料の味の素が並ぶなど、有名企業の大半がSPIを導入しています。
重工・プラント系ではIHI・三菱重工業・川崎重工業の3大重工がSPI採用企業で、プラントエンジニア志望や機械系の理系学生にとっても重要なテストです。
住宅・建材分野では大和ハウス工業・積水ハウスがSPIを採用しており、業界2強がそろってSPI採用となっています。
IT・通信業界の採用企業
IT・通信業界では、大手通信キャリア・SIer・人材系IT企業を中心にSPIが採用されています。
SIerの中でも独立系・メーカー系・通信系を問わず広く導入が進んでいる業界です。
本サイトで把握しているIT・通信業界のSPI採用企業は以下のとおりです。
LINEヤフー・NTTデータ・NTTコミュニケーションズ・NTTコムウェア・KDDI・SCSK・Sky・TIS・富士ソフト・リクルート
NTTグループ各社(NTTデータ・NTTコミュニケーションズ・NTTコムウェア)はそろってSPIを採用しています。
通信キャリアではKDDIが代表的なSPI採用企業で、人材・HR領域ではリクルートがSPIを導入しています。
独立系SIerではSCSK・Sky・TIS・富士ソフトといった大手が並び、IT志望者ならまず押さえておきたい企業群です。
NTTグループ内では会社ごとに採用方針が異なる場合もありますが、本記事に掲載した3社はそろってSPIで初期スクリーニングを行う方針を取っています。
LINEヤフーのようなメガベンチャーから上場した大手IT企業もSPI採用に切り替えており、Web系志望者もSPIは避けて通れません。
リクルートはSPI開発元グループの傘下にあるため、自社選考で当然のようにSPIを使用しています。
その他業界(小売・物流・インフラ等)の採用企業
その他業界では、鉄道・電力・ガス・小売・不動産・建設・広告といった生活インフラ系企業がSPIを採用しています。
とくに鉄道3社(JR東日本・JR東海・JR西日本)はそろってSPIを採用しており、運輸インフラ志望者には欠かせない対策となります。
本サイトで把握しているその他業界のSPI採用企業は以下のとおりです。
JR東日本・JR東海・JR西日本・東京メトロ・オリエンタルランド・ファーストリテイリング・ファミリーマート・ローソン・高島屋・阪急阪神ホールディングス
インフラ業界では東京電力・中部電力・九州電力・東京ガス・大阪ガス・ENEOSがSPI採用企業として並びます。
不動産・建設では三井不動産・住友不動産・東急不動産・東京建物・鹿島建設・大林組・大成建設・清水建設・戸田建設・JFEスチール・TOTOが該当します。
メディア・広告分野では電通・フジテレビ・講談社・集英社・ベネッセコーポレーションといった有名企業もSPIを採用しています。
小売・コンビニ業界ではファミリーマート・ローソン・ファーストリテイリング・高島屋がSPI採用企業で、流通志望者の主要選考もカバーします。
エンタメ・レジャー業界ではオリエンタルランドが代表的なSPI採用企業で、就職人気ランキング上位の常連としてSPI対策が必須となります。
私鉄では阪急阪神ホールディングス、地下鉄では東京メトロがSPI採用企業として、関東・関西の鉄道大手を網羅しています。
ゼネコン業界はスーパーゼネコン5社のうち鹿島建設・大林組・大成建設・清水建設がSPI採用で、戸田建設を加えた建設業界の主要企業も該当します。
素材・鉄鋼ではJFEスチール、住宅設備ではTOTOもSPI採用企業として並び、業界トップクラスの企業がSPIで応募者を絞り込んでいます。
本サイトで把握しているSPI採用企業は100社以上。最多はメーカー・製造業界、次いでインフラ・小売、IT・通信、金融、商社・コンサルの順です。志望業界が明確になっている人は、まず自分の志望業界の企業がSPI採用かどうかを最優先で確認しましょう。
大手・有名企業のSPI選考データ
ここでは、大手企業を受ける際に押さえておきたいSPIのボーダー目安、通過率の傾向、スコア使い回しのルールについて解説します。
大手企業のSPIボーダー目安
大手企業のSPIボーダーは、正答率6〜8割が目安といわれています。
外資系投資銀行や戦略コンサル、就職人気ランキング上位企業では、8割前後の正答率が求められるケースもあります。
たとえばゴールドマン・サックスやベイン・アンド・カンパニーといった外資金融・外資コンサルでは、ボーダーは高水準で設定されている傾向です。
日本の大手メーカー(トヨタ自動車・ソニー・パナソニック等)では、おおむね7割前後が目安と考えられています。
商社・シンクタンク系(野村総合研究所・三菱総合研究所等)では、7〜8割の正答率を狙うのが安全圏といえます。
志望企業が決まったら、同業界の難易度水準を参考に対策の目標スコアを設定しましょう。
インフラ系(JR各社・東京電力・東京ガスなど)のボーダーは6〜7割が一般的で、業界の中ではやや穏やかな水準となります。
食品・飲料業界(味の素・サントリー・キリン・アサヒビールなど)も、応募倍率の高さから7割前後を確保するのが安心です。
建設・不動産業界では、鹿島建設・大林組・三井不動産といった業界トップ企業で7〜8割が目安とされています。
採用倍率と通過率の傾向
大手企業のSPI通過率は、3〜5割程度といわれています。
応募者数が多い人気企業では、書類選考とSPIで応募者の半数以上が絞り込まれるケースが一般的です。
とくにリクルート、トヨタ自動車、ソニーといった就職人気ランキング上位企業では、SPI通過率が3割を下回ることもあります。
外資系では応募倍率自体が高いため、SPI段階で大幅に絞り込まれる傾向にあります。
一方、メーカーやインフラ系の総合職採用では、SPIで極端に厳しい足切りを行う企業は少なく、5割前後が通過することも珍しくありません。
志望企業の人気度・応募者数を踏まえて、必要なスコア水準を見極めることが対策の出発点となります。
就職人気ランキング上位の日本生命・第一生命・三井不動産といった企業は、書類とSPIの両方で大幅に応募者を絞り込みます。
採用人数の少ない外資系投資銀行・戦略コンサルでは、SPIの足切りライン自体が極めて高い水準で設定されているケースもあります。
志望企業の採用実績や応募倍率の傾向を就活サイトでチェックし、必要なスコア水準から逆算した対策プランを立てましょう。
テスト結果の使い回しと有効期限
SPIの大きな特徴は、テストセンター受検のスコアを複数社で使い回せる点にあります。
テストセンターで受検したスコアは、受検日から約1年間有効で、他企業の選考に応募する際に再利用が可能です。
このため、第一志望のSPIを最初に受けるよりも、まずは練習として志望度の低い企業で受検し、感覚を掴んでから本命を狙う戦略がよく使われます。
ただし、WEBテスティングやペーパーテストで受検したスコアは原則として使い回しできません。
また、企業によってはテストセンター結果の使い回しを認めず、改めて自社用に受検を求めるケースもあります。
志望企業の受検形式を事前に確認し、使い回しの可否を把握したうえで戦略を立てましょう。
SPIを採用企業向けに対策する方法
志望企業がSPIを採用している場合、どのように対策を進めれば効率的か、スケジュール・教材・反復学習の3観点で解説します。
対策スケジュールの立て方
SPI対策は、本番の2〜3ヶ月前から始めるのが理想的です。
多くの就活生は、エントリー直前にSPI対策を始めて時間切れになるケースが多いため、早めに着手することが第一の差別化要因となります。
対策の前半1ヶ月は、対策本を1冊通しで解いて出題傾向と自分の弱点分野を把握します。
後半1〜2ヶ月では、弱点分野を中心に反復演習を行い、本番形式の模試で時間配分の感覚を養います。
志望企業の受検時期から逆算して、いつまでにどの分野を仕上げるかを明確にしておきましょう。
とくに非言語分野は解法パターンの暗記が得点を伸ばす最短ルートです。
金融・外資系コンサル志望でボーダーが8割の場合は、3ヶ月以上前から本格的な対策を開始するのが安全策となります。
インフラ・メーカー志望でボーダーが6〜7割の場合は、2ヶ月程度の対策期間でも十分に通過水準に達することができます。
おすすめの問題集・対策アプリ
SPI対策の王道教材は、対策本1冊と対策アプリの併用です。
対策本は出題範囲を網羅的に解説しているものを1冊選び、最低3周は反復しましょう。
代表的な対策本としては、SPI3対策専門書のシリーズや、テストセンター対策に特化した参考書があります。
対策アプリは隙間時間の反復演習に最適で、通学・通勤中の積み重ねが本番のスコアに直結します。
無料の練習サイトや模擬試験を併用することで、本番形式の操作感に慣れておくことも大切です。
志望企業の受検形式(テストセンター/WEBテスティング)に合わせた教材を選ぶと、効率的に対策を進められます。
効率的な反復学習のポイント
SPIで高得点を取るには、解法パターンを瞬時に引き出す状態まで仕上げることが重要です。
非言語分野は、推論・確率・損益算・速度算・表の読み取りといった頻出パターンが決まっています。
パターンごとの解法手順を「考えなくても手が動く」レベルまで反復することで、本番の時間切れリスクを減らせます。
言語分野では、語句の意味・用法・文の並べ替えが頻出で、毎日少しずつ語彙を増やす積み重ねが効果的です。
性格検査については、対策本というよりも自己分析を深めて回答の一貫性を保つことが重要となります。
本番1週間前には模擬試験で時間配分を最終確認し、コンディションを整えて本番に臨みましょう。
テストセンター方式の場合は、初回の練習受検として志望度の低い企業を選び、本命前にスコア感覚を掴んでおく戦略も有効です。
WEBテスティング方式の場合は、自宅の通信環境や電卓の準備など、受検環境の整備も得点に直結します。
- STEP1:対策本を1冊通しで解いて出題範囲と弱点を把握
- STEP2:弱点分野を反復演習し、解法パターンを定着
- STEP3:本番形式の模試で時間配分・操作感を最終確認
SPI採用企業に関するよくある質問
SPI採用企業に関して、就活生からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。志望企業の選考準備にあたって押さえておきましょう。
志望企業がSPIか事前に分かる方法は?
志望企業がSPIを採用しているかを事前に知るには、複数の情報源を組み合わせて確認するのが基本です。
本記事のような採用企業一覧の確認に加えて、就活口コミサイトやOB・OG訪問で過去の受検情報を集めるとより正確な情報が得られます。
企業の採用ページや募集要項に「適性検査」「SPI」と明記されているケースもあるため、まずは公式情報を確認しましょう。
説明会やインターン参加時に、人事担当者から選考フローについて直接情報を得られる場合もあります。
また、テストセンターのURLが「arorua.net」になっている場合はSPIである可能性が高いといわれています。
これらの情報を総合的に判断して、志望企業の受検テストを早期に特定することが対策の第一歩です。
SPIと他テストの併用企業はある?
大手企業の中には、選考段階ごとにSPIと他テストを使い分けている企業もあります。
たとえば、書類選考と同時にSPIを実施し、最終面接前にCUBICやTAL等の性格検査を再度行うケースが見られます。
また、本選考はSPI、インターン選考は玉手箱というように、選考フェーズで採用テストを分けている企業もあります。
選考時期によって採用テストが変わる可能性があるため、応募予定の選考フローを事前に確認することが重要です。
本選考でSPIを採用している企業であっても、最終面接でTALやミキワメといった性格検査の補完テストを実施するケースは増えています。
応募企業が複数テストを併用しているかどうかを早めに把握し、必要に応じて他テストの対策も並行しましょう。
性格検査と能力検査どちらを重視している?
企業の重視度は職種や採用方針によって異なりますが、能力検査と性格検査の両方を総合評価するのが一般的です。
多くの企業では能力検査でまず最低ラインを設定し、ボーダーを超えた応募者の性格検査を詳細に確認します。
とくに大手金融・コンサル・メーカーの総合職採用では、性格検査のカルチャーフィット判定が最終面接でも重視される傾向です。
営業職や接客職では、コミュニケーション傾向や対人関係スキルを示す性格検査の項目が重視されやすくなります。
研究職や技術職では、論理性や数的処理を測る非言語問題の得点が選考通過に直結する傾向があります。
志望職種の特性を踏まえて、能力検査と性格検査のバランスを意識した対策を進めましょう。
外資系コンサルや投資銀行では能力検査の比重が極めて高く、性格検査は最終面接前の確認程度の位置づけとなる企業も少なくありません。
日系大手の総合職採用では、能力検査で足切り後の性格検査が「企業カルチャーとの相性確認」として活用されます。
志望企業がSPI採用と確認できても、受検形式(テストセンター/WEBテスティング/ペーパー)まで把握しないと対策がずれる可能性があります。受検形式により出題内容や時間配分が異なるため、必ず応募先の受検案内メールで形式を確認したうえで本番に臨みましょう。
まとめ
SPIは、就職活動で最も多く採用されている適性検査です。
金融・保険、メーカー、IT・通信、商社・コンサル、インフラなど、業界を問わず幅広い大手・有名企業がSPIを導入しています。
日本生命・トヨタ自動車・NTTデータ・野村総合研究所・JR東日本といった日本を代表する企業群が、SPI採用企業として並びます。
大手企業のボーダーは正答率6〜8割が目安で、人気企業ほど高水準のスコアが求められます。
テストセンター受検のスコアは約1年間使い回しが可能なため、複数社受検の効率化が可能です。
対策は本番の2〜3ヶ月前から始め、対策本と対策アプリの併用で出題パターンを徹底的に反復しましょう。
志望企業のSPI採用有無と受検形式を早期に確認し、計画的に準備を進めることが選考突破の最短ルートです。
本記事で紹介した業界別の採用企業一覧を参考に、自分の志望企業がSPI採用かをまず確認し、効率的な対策スケジュールを組み立てて選考突破を目指してください。
SPIは早めに対策を始めればスコアを大きく伸ばすことが可能なテストであり、対策時間を確保した分だけ志望企業の選考通過率は確実に高まります。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート











